超ひも理論(Super String Theory)    二十一回@韓国ソウル

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2006.01.10
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カテゴリ: SixSigma


 すでに広く知られていることですが、シックスシグマは米大手通信業モトローラ社によって考案されたものです(米国でモトローラは商標としても登録しています)。

 79年に「製品品質に問題がある」と、営業担当役員が問題提起をしたのが始まりでした。
その後、80年代に入って、日本市場に参入したモトローラは、日本製品の品質の高さに危機感をさらに強めました。
なぜならば、当時のモトローラ製と日本製の品質レベルには、格段の開きがあったのです。


 競合する市場の中で、他社製品が自社のものより優れていた時に、その製品よりも「良いモノを作ろう」と考えることは道理です。
そこでモトローラが実施したことには、経営姿勢として注目すべきポイントがあります。
つまり、単に「日本製よりも高い品質のものを作ろう」ということではなく、高品質製品を作り出す経営システム(ビジネスシステム)、経営のやり方を学ぶということに重点を置いたのです。

ポイント1:結果ではなく、プロセスに注目する 

それ以前にあった「安かろう、悪かろう」という日本製品のイメージは、各社全社を挙げての品質改善活動によって払拭されたのです。
その結果、日本製品は高品質の代名詞となり、KAIZEN(改善)は英単語として認識されるほどにもなりました。

 モトローラが自社の製品品質を良くするために、品質改善活動(QC活動)に代表されるような日本的経営の特徴を徹底的に追究しました。
品質改善活動を支えるQCサークル、ボトムアップ型の経営や「アウンの呼吸」なども、欧米型の経営にはあまり見ることができない日本のユニークさでした。

04-1.gif
 ここでもまた、モトローラが私たちに示唆を与えてくれる展開をしています。
日本的経営の特徴が、高品質製品を作り出すために有効であることは明らかでした。
しかし、「自分たちにもそれとまったく同じことができるのか?」を考え抜いた結果、米国型企業の強みや特徴を弱めることなく、日本のやり方を自分たちが活用できる形へと"進化"させた――これがシックスシグマなのです。

ポイント2:本当の成果を獲得するためには「自社化」が必要
 シックスシグマは、「日本のTQM(Total Quality Management)とどこが違うの?」などの疑問にもつながることがあります。
これは、これまでにお話した誕生の経緯があるためです。

 日本では、TQMという言葉が定着する以前には、TQC(Total Quality Control)がより一般的に使われていました。

 そのTQCやQC活動のことをアメリカなどでは、「TQM」と呼び、活用してきた様子が、品質関連の団体やシックスシグマ・トレーナーの言動から伺われることがあります。
 こうしたことも、日本企業の発展に貢献してきた品質活動に携わってきた方々には、困惑を生むタネとなっているようです。

 シックスシグマ・トレーニングの分厚いマニュアルは、統計手法や日本企業にとっては当たり前のことに思える内容の説明に割かれて部分が非常に多くなっています。
 これは、日本的経営や特徴に対して新奇性や有効性を感じた当然の結果といえるでしょう。
一方で、米国型経営にとって当たり前のこと、つまり、日本企業にとっては未知であったり、理解が不足しているような特徴についての記述は、日本人にとっては十分なものとはいえません。



04-2.gif
ポイント3:統計的手法にとらわれないこと(ツールの目的化を避けること) 
 日本の品質改善活動が日本企業に貢献したのは、製品品質だけではありません。
忘れられてしまいがちなことのようですが、高品質の重要性や業務活動に対する取組み方なども、一連の活動によって、組織内に徹底され、ノウハウとして蓄積されてきたものなのです。

 しかしながら残念なことに、いわゆる品質活動が「どうも機能していない」という、特に日本企業の経営幹部からの声が多くなっているのが昨今です。

※ シックスシグマもまた、製品やサービス品質の向上に限らず、「マネジメント能力を向上、強化させる」コンセプトとして活用しているところも、先進企業の中にはたくさんあります。

ポイント4:日本企業が従来から進めている改善活動との両立を考えること 
 シックスシグマの部分に捉われることなく、これまでの自社の活動の客観的レビューや強みの確認、これから目指したいことと、「そこで使えるシックスシグマの利点は何か?」を「考え抜くこと」が、シックスシグマが私たちに投げかけているもう1つのテーマであるのかも知れません。

ポイント5:シックスシグマは考える視点、フレームワークの宝庫である

参考:http://www.fc-tec.co.jp/SSRI/ 





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Last updated  2006.01.10 12:12:57 コメントを書く


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