徒然

徒然

2012.04.27
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今日は、久しぶりに新卒で入社した会社の同期と飲んだ。

ひとつひとつの言動に気を付けながら発言しようと思ったが、心が許されてしまい、

飲みすぎてしまった。

学生時代や新入社員時代に持っていた夢。

原点に返るべきだと思いました。






就職活動をする学生の中ではとにかく

「やりたいことがある」

ということを良く聞きます。

それがあれば「すごいね~」といわれ、なければ「私はだめかも」と思ってしまう。



そしてずっと疑問に思ってきました。

しかし、

この「やりたいことって何でしょうか?」

その前に企業をきちんと定義しておく必要があると思います。
そもそも会社は何のために存在しているのでしょうか。

利益を上げるため
お客様のため
社員を成長させるため

などなどいろんな定義があると思いますが、
私は、

『社会の何かしらの課題や問題に取り組み解決すること』



そもそもニーズがなければ会社の存在意義はありません。
そう考えると「やりたいこと」というのは意味を成さない言葉です。
それは取り組むための対象が不在だからです。
問題を解決するためには、当たり前ですが「相手」がいないとできません。
そう考えるとそもそもやりたいことなど存在ということになります。



「してあげたいこと」
「自分を成長させ提供したいこと」

となります。

「やりたいこと」だけを前提として考えて仕事をすると独りよがりの仕事しかできません。
そして結局は言い訳をします。
この条件ならできたとか、自分がやりたいはこの仕事じゃないなとか。
そしてそれに見合わないならばやめるか、成長を諦めるというサイクルをとります。
その会社や商材を通してどういう「コト」が世のため人のためになるのかという視点はそこには一切ありません。
企業で何かを提供する場合には「モノ」ではなく「コト」に注目すべきです。


営業のバイブルといわれる「ホイラーの法則」では

「ステーキではなくしずるを売れ」

といった言葉で見事にこの「コト」への注意を喚起しています。
相手が欲している心理状態や物質的満足度を満たせということです。

そう考えると、「やりたいこと」はあくまでも自己満足で受身の世界です。
もちろん、このやりたいことがきちんと相手を踏まえたうえで話している人がいるのも事実です。

しかし、そうでない人間もたくさんいるということを知っておくべきです。

仕事は雇用されるかどうかという問題ではなくて、社会の中でどうお役に立ちたいかという観点で話されるべきです。

そうでない人間は、企業のブランドや規模に乗っかって

「俺の会社はこんなにすごいよ」
「俺の所属はこんなに大きなことをやっている」
「この広告は俺が手がけたんだ」
など

といった独りよがりのことを話すようになります。
(私も以前はこちらでした、そして友人に諭されたりしました。ありがとう。)

しかし、重要なことは

「こんな人に喜んでもらえた」
「こんな価値を生み出し、社会を良くした」
「このことができなくて人に喜んでもらえなかった」

という観点で仕事はなされるべきです。

就職活動をしている方であればそこから志望動機を捻出すべきです。
わたしはこんな社会の問題を解決したい。
そして、そのためにこんなことをやってきました、と。
そして、そのためには心からの同意が必要です。

こんなことをいうと、そんなに社会は甘くない。
という人もいますが

要は、自分が打ちひしがれて甘くないといいたいだけで、
そういう人はちょっとの失敗をしただけで、自分が新入社員や学生のときに
描いていた目標を諦め、思考が停止して、会社でただ与えられた「作業」をしているだけです。

こういう人の話は聞かないことです。

そして仕事は楽しい。
こんなことをして社会的に役立っているという充足感に満ちた人の話を聞くべきです。

就職活動においては巷でまかり通っている方法論でも、入社できます。
なぜなら企業は慢性的に人手不足だからです。
それは不景気だろうがなんだろうが関係ありません。
人材が充足しているのはブランド力のある企業だけです。
それ以外の中小企業は人が足りていない状態です。

しかし、仕事が何なのかということが認識されないまま就職活動をすると
ブランドがある企業、知っている企業に流れます。
受かるのは学歴がよかったりいわゆる「見栄えがいい」人です。

よく行きたい会社ランキングなどが新聞に出ますが、
あれをよくよく調べると、広告費と比例した結果になります。

そして入社してからこの会社は自分にはあっていない、社会はこういうもんだと勝手に定義して、思考を停止して作業をし始めます。

会社を理由にする前に、自分の考えの不足を反省すべきです。
それだけの能力をあなたは持っているからです。

何のために自分は行動しているのかと考えるべきではないでしょうか。

新卒の就職希望者に話を聞くと、
「この書き方でうかったらしいよ」
「服装はこのほうがいいよ」
「自己PRはリーダー経験を言ったほうがいいよ」

などなど。

そんなことを考える前にきちんと

「仕事とは何かを考えるべきです」

賢いとは、多くのことを知っている人ではなく、大事なことを知っている人をいうのだ。
アイキュロス(古代ギリシア劇作家)

大事なことはその基盤となる考え方。
平たく言うと基礎や本質といったことです。

基礎なくして方法論は役に立ちません。
スポーツでも勉強でも何でもそうです。

まずはきちんと仕事が問題解決であると考え、自分がどう役に立とうかと考えるべきです。

内定のために就職活動をする人は、内定だけを得ます。
自分の役割を社会の中で認識し、総合的に考えて自分の道を決める人は
自分のプレゼンスを家庭・社会・会社の中でどう生きていくかを考えるため、自分の決断に迷いはありません。後に迷ったとしても際立った一本の動機があるのでぶれません。

どちらがいいかは明確です。
頑張ります!!





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最終更新日  2012.04.27 23:22:29
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