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ぼくはくまのままでいたかったのに森に1匹のくまが住んでいた。木の葉がちり、がんが れつをつくってみなみにわたっていくころ、くまは、なむくてしかたがありません。やがて、くまは冬眠に入った。くまがあなのなかで眠っているあいだ、森に人間たちがやってきて、木を切り倒し、工場を建ててしまった。春になって、目を覚ましたくま。あとかたもなく森は消えてしまっていた。くまは、あっけに取られている間もなく、工場の職長にひっぱられ、社長のところへ連れて行かれる。「ぼくは、くまだ」といくら言っても、誰も信じてくれない。とうとうくまは作業服をわたされ、他の労働者と一緒に働かされることになった。来る日も来る日も機械の前にたち、他の労働者と一緒に、働かされた。やがて、また冬が近づいてきた。くまはねむくてたまらない。仕事中もねむっていることが多くなり、とうとうくびになった。くまは歩き続け、大きなモーテルにたどり着く。そこで、うけつけの男に言われる「労働者はとめてやれない。クマじゃなおさらだ」やっとくまだと気づいてもらったのに、くまは、もう喜びもしない。くまは、森へ向かい、森でほらあなを見つける。でもそこでどうしていいのか わからない。ねむくて考えなれない・・・どうやらだいじなことを忘れてしまったらしい。忙しすぎるとき、自分の気持ちや意思、思いを忘れてしまうことがあります。ゆとりがないとき、自分が磨り減ってる・・・と感じることがあります。そして、いわれるままにしてればいいんだ、と何も考えず機械的にこなしてしまうことがあります。それが続くとこのくまみたいになってしまうのかもしれない・・・と少しこわくなってしまうお話でした。大人が読むといろんなことを思ってしまいますが、「対象年齢5歳から」さすが絵本、自由な社長が出てきたり、ひげをそっちゃうくまのところなんか、とても面白いんですよ!1978年ドイツの絵本「人間の身勝手さとくまのままでいたかったくまを、ユーモアと風刺をこめて見事に描き出しています。」(まえがきより)
2006年01月31日
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ちゅねずみさんが出会う動物たちにあいさつのように・・・ちゅ「ちゅっ」とされた動物たちのほっぺも「ぽっ」とあかくなってとてもかわいい。こころがなごむ一冊。大好きな人へのプレゼントにもいいですよ!
2006年01月28日
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ずーっとずっとだいすきだよ犬のエルフィーとぼくは、いっしょに大きくなった。寝るときも遊ぶときもいつも一緒。家族はみんなエルフィーのことがすきだったのに「すき」といってやらなかった。言わなくてもわかる と思っていたから。だんだんエルフィーはふとってきた。さんぽをいやがるようになり、ぼくの部屋へ行くための階段ものぼれなくなった。ある朝、エルフィーは死んでいた。ぼくは悲しかったけど、いくらか気持ちが楽だった。それは、いつも「ずーっとだいすきだよ」って言ってやっていたから。ぼくは、いつも「だいすきだよ」ってエルフィーに言っていたから、悲しみを乗り越えることができたのでしょう。気持ちを伝えるって大切なことなんだな。と実感します。文章も読みやすく、何度読んでも いいなあ と思う絵本です。
2006年01月25日
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しろいうさぎとくろいうさぎくろいうさぎとしろいうさぎはいつもいっしょに遊んでいました。しばらくするとくろいうさぎは かなしそうな顔をします。しろいうさぎは 「どうしたの?」と聞きますが、くろいうさぎは 「うん、ちょっとぼく、かんがえてたんだ」とこたえるだけ。くろいうさぎは、おねがいごとをしていたのでした。それは、 「いつも、いつも、いつまでも、 きみといっしょにいられますように」ってこと。それから、2ひきのうさぎは、けっこんしたのです1965年発行ですから、長い間親しまれてきた絵本なんですね。絵を描いたのは、ガース・ウィリアムさん。うさぎの絵がとても愛らしくて、おちついた色あいで、何度読んでも胸がキュンとする、そんな絵本です。「読んであげるなら4歳から」と表紙に書いてありますが、ヤングアダルト世代にも 受け入れられそうです。中学生の読み聞かせに使用しました。結婚式の贈り物にもよく使われるそうです。バレンタインデーの贈り物にもいいかも。
2006年01月24日
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「ストーリーテリング」に初めて挑戦してみました。「ストーリーテリング」というのは、話を覚えてしまって何も見ずにお話をするといういわゆる「素話」のこと。なかなか勇気がなくてできずにいましたが、前日に思い立ち、一生懸命覚えて今朝の読み聞かせでやってみました。テキストはひざの上に置いてですが・・・何ヶ月も前に、覚えよう!と思い、前半は少し覚えていたのですが、後半は短期集中、半日くらいで覚えました。子どもたちの前にでると頭が真っ白になるのでは・・・と心配していましたが、結構落ち着いてできました。何度かカンニングしましたが。でも何度もやってみて、初めて自分のものになるのだと思うので、まだまだいろんなところでやってみようと思っています。録音したりして自分の話を聞いてみるのも必要かなと思っています。「ねずみのすもう」はおはなしのろうそく(18)に入っています。おはなしのろうそく(18)東京子ども図書館が出しているもので、語りやすいお話がいっぱいです。どんな話を選べばいいんだろう?という人には、きっと安心、間違いないお話ばかりです。
2006年01月19日
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だってだってのおばあさん低学年(1~3年生)の読み聞かせに使用しました。私はとても好きな絵本のひとつです。けっこう長いので読み聞かせには あまり使ったことはなかったのだけど、読んでみました。98歳のおばあさんとおとこのこのねこが一緒にすんでいました。今日は、おばあさんの99歳の誕生日。ねこは、ケーキに立てるためのろうそくを買いに行きます。そのねこは、とてもいそいでいたので途中でろうそくを川に落としてしまいます。手に残っていたろうそくは5本だけ。5本のろうそくで誕生日のお祝いをしますが、ろうそくの本数を数えているうちに、おばあさんは5歳(の気分)になります。98歳だったおばあさんのときは、おとなしく、木の下で過ごしていたおばあさん。誕生日の次の日は、ねこと一緒にさかなつりにでかけます。うきうきした気分で、川を飛び越え、川の中にも入っちゃいます。おばあさんは、思います。「なんで早く5歳にならなかったのかしら!」とってもかわいいおばあさんとねこのお話。読み聞かせをはじめたすぐ、「おばあさんは とても おばあさんで 98さいでした」のところで子どもたちはちょっとうれしそうな反応。ケーキのろうそくをかぞえるときも一緒に「1歳、2歳、3歳、4歳、5歳」と体を揺らしながら数えてくれました。さかなつりの場面では、 「おばあさんがたちあがると まえかけのひもにさかながぶらさかっていました。」というところなどでとっても喜んでくれまていました。やっぱり意外なところで、子どもって喜ぶな~と思いました。
2006年01月17日
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おおきな木 シエル・シルヴァスタインさく・えほんだ きんいちろうやく(篠崎書林)「むかし りんごのきが あって・・・かわいい ちびっこと なかよし。」ではじまるこの絵本は、私が高校生のとき国語の先生が読んでくれたお話です。高校の先生が絵本を読んでくれたこと自体めったになかったので、そのことはよく覚えていて、大学生のときだったか、本屋さんで偶然見つけて買いました。緑色の表紙で、中は白に黒で絵を描いただけのシンプルなもの。当時は正直よくわからない話でした。でも少し大人になった今はなんとなくわかる気がします。「愛」って何だろう・・・ そう「愛」について考えさせられる絵本かな。最近は中学の英語の教科書にも載っているそうです。中学生に読み聞かせをしてみたけどどうだったかな~。すべてちびっこが持っていってしまう。きりかぶはそれでもうれしかった。ここあたりが、中学生にはよくわからないのかもしれません。私もそうでした。でもいつかこれってこういうことなんだ!と思う日が来るんだろう・・・と思いながら教室をあとにしたことでした。
2006年01月12日
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