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2009/01/14
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カテゴリ: お仕事!


自分の専門分野だけではなく、

周辺の技術や前後の工程を理解して、

擦り合わせのできる人が求められてくる。


精密機器の機械設計が専門であっても関連する電気の知識がある。

あるいはどのような前段階があって
自分の仕事が発生し、
次にどのように使われていくのかを意識できる。


 口にするのは簡単でも現実的にはかなりの努力がいる。


今後はスポットが当たるのだと思います。




ワールド・ワイド・ウェブ(インターネット)が進化する中、
それに物理的な世界を組み合わせた
「リアル・ワールド・ウェブ」の新しい使い方が始まるのだと思います。


 現在では電子マップのストリートビューや
GPSを使ったロケーションサービスなどがその一例として挙げられますが、
今後は仮想化やクラウドコンピューティングなどをベースにした、
より効果的で効率的なサービスが生まれるでしょう。


 これからのソフト技術は、
いつでもどこでも使えるコモディティな
インフラになると思います。


アイデアの実用化を得意とする日本人エンジニアの技術力です。




今までのITは新幹線のようにスピードは速くても、
置かれた障害物を察知して避ける「俊敏性」はありませんでした。

企業の情報システムは処理は早くても、
サブプライム問題のような急速で甚大な変化を察知して、

といったことに、効果的な対応はできなかった。

私たちがリアルタイム・インフラストラクチャー(RTI)と呼ぶのは、
ITを電子的、物理的な情報と結びつけ、
ポリシーに基づき、
極力人手に頼ることなく
自動的、自律的に変化に対処させる仕組みです。


 これらをIT側で支えるのが仮想化やクラウドコンピューティング、
あるいはWeb指向アーキテクチャであり、
リアルを電子化するのは
日本が強いセンサー、音声認識、画像処理などの技術です。


これは企業経営に限らず、
収穫が天候、気温、植生、機械、人力など多くの要素に左右される農業や、
突発的に起こる自然災害にも応用できます。


 ただ、課題はあります。

拡張性と弾力性がクラウドコンピューティングの大きな特徴ですが、
企業が第一に求める信頼性や安定性はまだ不十分。

これが解決できればコストのバリアが低くなり、
RTIはより身近なものになるでしょう。

一方で、リアルを電子化する
センシングなどの技術もまだ高度化が必要です。


 RTIや関連機器の開発と普及には、
ネットワークやアプリケーションをはじめとするすべてのIT系エンジニアの英知が必要になります。

将来的にはかなり大規模な産業になるでしょう。




携帯電話で100Mbpsの速度を実現する通信規格、
「LTE」(long term evolution)を使ったサービスが
2010年ごろから立ち上がりそうです。

これだけの高速なら容量の大きい動画も流せるようになり、
現在でも拡大中のモバイルコンテンツ市場に
さまざまなビジネスが生まれてくると思います。

サービスとはプロダクトとコンテンツを合わせたものですから、
機能が特化した小型端末とゲームソフトをセットにして、
低価格で販売するなども十分に考えられます。


 支払い機能では電子キオスクなどの充実で
利用者が増加するでしょうし、

電子ポスターのようなデジタルサイネージが
広告手法として一般化すれば、

人が動く場所には個人に合った情報があり、
そこで買い物もできてしまうかもしれない。

ここにも事業の芽が生まれると思います。

 こうしたビジネスでは製品開発に携わるハード系職種に加えて、
ネットワークやインフラ、Webアプリ開発などの
多様なITエンジニアが必要になります。



市場規模は小さいのですが、
ネットワーク技術の中でセキュリティ装置に注目したいと思います。

近年でもレイヤー4-7スイッチ、ロードバランサー、IPSやIDSなど技術の高度化が進んでいます。

ステートフルパケットインスペクションに代表されるように、
ルーターはパケットの中を流れるデータをリアルタイムで読み取って、ウイルスをチェックしたり、URLからデータを送る方向を決めたりしています。


 これはある程度標準化されているハード側の仕組みであり、
パケットの頭の部分を見ているわけですが、
より深い部分をソフトウェアで認識してルーティングする技術が、
中長期的に開発されていくと思います。

ソフトウェアルーターは既にありますが、
技術開発によりセキュリティ機能を格段に向上させるというわけです。

 ネットワークより上位のアプリケーションになりますので、
まさにWebアプリ開発のエンジニアが必要となります。



 インターネットは標準化が進みましたが、
標準化とはインタフェースを決めてさまざまな機能を追加するモジュール化でもあります。

Web指向アーキテクチャもSOAもひとつの機能をアップしてほかとの接続性を向上させるモジュール化であり、RTIも同じです。


 モジュール化が進むと競争や新規参入が難しくなるといわれますが、

きめられたインタフェースさえ守れば「何でもあり」ということ。

好例がブラウザで、
一時はIEの独壇場でしたがFirefoxユーザーは多く、
昨年はChromeも出てきた。

今後はそのモジュールがより明確になり、
競争が始まるのだと思います。


 研究開発には先端性が求められますが、
人のアイデアを使える形にする実用化や製品化も大切な技術。

サイエンティストというよりエンジニア的な日本人はここに強いのです。

もちろんアイデアを出す人も増えてくるでしょうが、
インターネットの速度と信頼性が向上して技術のインフラ化が進んだ数年先には、こうしたニーズは山ほど出てきます。


 アイデアをリアルに落とせる日本人エンジニアの技術力は、
もっと評価されることになると思います。







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Last updated  2009/01/14 05:21:29 PM コメント(307) | コメントを書く


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