ほんとの日々

ほんとの日々

2005年07月08日
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カテゴリ: 朗読
【 楢雄は生れつき頭が悪く、近眼で、何をさせても、鈍臭い子供だったが、ただ一つ蝿を獲るのが、巧くて、心の寂しい時は蝿を獲った 】               織田作之助「六白金星」より


体が自分ではないように感じる日がある。

前の晩に飲んだ薬もへんに体の中をうろついている。

胸騒ぎがして落ち着かない。

こういう時はどんな言葉もはまらなくて、嘘っぽくしか出てこないのだ。

で、書いたけど消した日記が3件。


凹んではいないのだけれど、無気力で何もする気が起きない。

眠れないけど、確実に体は疲れきっている。


そんな時、私はがんばって青空文庫(リンク参照)へ行く。



太宰も賢治も漱石も芥川もいいのだけれど、こういう時は何となく違うのだ。


で、今日はオダサクの「六白金星」


普段、作品と向き合う時は何度も黙読してからようやく声に出すのだけれど、初見で読んでいく。

始めはただの音読だ。

それがいつのまにか、朗読になっている。

いつのまにか、ここにはいない誰かに言葉を伝えたくて読んでいる。


そうなれば、私は大丈夫。

大丈夫なのだ。





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最終更新日  2005年07月14日 23時27分03秒
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