ほんとの日々

ほんとの日々

2024年06月20日
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こんにちは。
今年は「原点」が終わった後に梅雨入りですね。

毎年始まってしまうとあっというまの朗読「二十歳の原点」
明日は2日目そして最終日、アール座読書館での公演です。

読んで、音源を聴いて、年々増えていく資料に目を通して。
そんな日々が今年ももう終わってしまうと思うと
もちろん明日の本番は楽しみなのですが、
すでにさびしいです笑


同時に、みんなひとりなのにみんながつながっているのだと
不思議な連帯感が感じられるお店です。

15年前(アール座で読ませていただいてから今年で15年めです)
悦子が今この時代にいたら、
きっと気に入るんじゃないかなと思ったのが、
マスターにお声がけをした決め手でした。





お席にもよりますが
配置がゆったりしていますので、
大勢の中で聴いているというよりは
独りでじっと耳を傾けるという雰囲気です。

こういうライブ空間、なかなかないのでは。


楽しみにいらして下さい。

それと、、

いろいろご協力をいただき、
キャンセル待ちの方々までのお席はお作りできたのですが
お店の雰囲気を壊さないためには
もうこれ以上のお席は作れないと判断致しました。

よって、今回の当日券はございません。

ギリギリまで参加を悩まれていらっしゃった方々、
ご予定のやりくりをがんばって下さっていた皆様、
本当に申し訳ございません。

またお会いできます日を楽しみにしております。


命日前々日。
この本を大事にしている方々が
少しでも思いを寄せる時間が作れますように。





まずは

●ドリンクオーダーについて●

この会場はお飲み物がついておりません。
恐れ入りますが、ご希望の場合は
別途料金でご注文下さいませ。
なおラストオーダーは 20時 ですので、ご注意を。
飲み物や食べ物をお持ち込みいただくことも可能です。

●会場について●

アール座はおかけになる席によって雰囲気が異なるお店です。
本棚には、これまでの公演の際贈らせていただいた
「二十歳の原点」三部作を始め、
原作に登場する悦子の愛読書も数多く並んでいます。
どうぞ、お好きな席でまずは空間をまるごとお楽しみ下さい。
またかなりの席から読み手は見えません。
珈琲を飲みながら、水槽の魚や万華鏡を眺めながら、お絵かきをしながら
どうぞご自由に耳を傾けて下さい。


2024朗読「二十歳の原点」

6/21(金)

19時45分開場 20時15分開演


アール座読書館  http://r-books.jugem.jp/
高円寺南3-57-6-2F
03-3312-7941


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JR高円寺駅南口下車徒歩5分
右手の「Pal商店街」に入る
しばらく進みサンマルクカフェを通り過ぎ(斜め前が百円ショップ)
最初に右折できる道である「BE_IN RECORD」手前を右へ、
20メートル先、左手 ホルモン焼きの「新井屋」2階


開場準備の都合上、なるべく20時までにお越し下さいませ。
が、平日でお仕事帰りの方などご無理はなさらず。

それでは明日、気をつけていらして下さい。

アール座でお待ちしております。


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朗読『二十歳の原点』

原作 高野悦子



            独りであること、未熟であること、
                    これが私の二十歳の原点である。








高野悦子(1949-1969)

昭和24年1月2日、栃木県生まれ。
昭和42年、立命館大学文学部史学科に入学、
京都府で下宿生活を始める。
昭和44年6月24日未明、20歳6ヶ月で鉄道自殺。
中学校2年生から大学ノートに書き続けていた日記が父親によって整理され、
「二十歳の原点」「二十歳の原点序章」「二十歳の原点ノート」として刊行、
ベストセラーに。


この公演では、高野悦子が20歳を迎えた昭和44年1月2日記から、
死の前々日であった6月22日までの軌跡を、朗読でたどります。
会場は、日記に登場する愛読書の数多くが並ぶ読書館、
京都の喫茶「しあんくれーる」を彷彿とさせる名曲喫茶。


                    ――― 今宵、彼女の残した心の花が、
                 一杯の珈琲と共にそっと薫り立ちますように。



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2024年

● 6/8(土) 18時30分開場/19時開演 
【阿佐ヶ谷】 名曲喫茶ヴィオロン  1000円

● 6/21(金) 19時45分開場/20時15分開演 
【高円寺】 アール座読書館  2000円


開演の30分前に開場致します。
なお準備の都合上、開演15分前までに
ご来場下さい。
各回、喫茶店の趣と演出が異なります。
詳しくはお問い合わせ下さい。


ご予約の上ご来場下さい。

ご予約・お問い合わせ、チラシの送付などは 
kirakiracrayon(あっとまーく)yahoo.co.jp  へお寄せ下さい。




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制作日誌はおいおいと。

( 今までの記録は  こちらのカテゴリ  からご覧いただけます。)

未だに、毎年、開催までにとても悩むのです。

私は、この作品に向き合うたびに、
自分の未熟さと孤独にも、向き合うことになります。

また以前、お身内の方がおっしゃっていた
「あなたはこの本が声に出せるだけでもえらい」という言葉が
ずっと心に残っておりまして

「原点」を読むことは
「重く受け止めなくちゃいけないこと」だとも思っています。

会場の店主さん達の「今年もまたやりましょう」
お客様からいただく「原点、楽しみにしています」「今年はいつですか」

そして思い出す、

「あなたのように共感を持って読んで下さるのでしたら
 故人にお友達ができるようですもの」

たくさんの方の思いに支えられての決行です。
でも、結局は私が、読みたいのです。

そして私が読みたいのは、私が聴きたい言葉。

ものすごい緊張と共に、やっぱりワクワクが止まりません。

今度はどんな、悦子に会えるんでしょう。

この作品に取り組まなかったら出会えなかった方も
もう本当に、たくさんいらっしゃいますね。
(最近は親子参加もいらっしゃるんですよ^^)


彼女の言葉が、
あなたの心に響きますように。

そして、彼女にたくさんの「お友達」ができますように。

ご来場お待ちしております。





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最終更新日  2024年06月20日 10時00分16秒
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