君へのメッセージ

君へのメッセージ

2008.01.05
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カテゴリ: 息子の介護
年末年始を我が家で過ごした祐二のベッドを整頓した。昨日までの7日間、昼は車椅子に寄り添い、夜はベッド脇に布団を敷いての添い寝、わめき声に驚かされ、笑顔に心和むに日々であった。痛さも辛さも伝えるすべを失っている息子の心を読むのは難しい。が、人の顔が目の前にあるときは、わめきが笑顔に変わっていく。幼い子の感情表現そのままである。大食漢であった息子に、せめて食べることだけでも、思う存分させたいが、それもかなわない。流動食を胃袋に直接流すのみの食事である。正月料理といえば、お雑煮と栗きんとんの大好きだった息子だが、見せても匂いを嗅がせても、ただ笑っているだけ。食への欲は皆無。払いのける仕草さえする。どうして?
介護タクシーで病院に戻った息子を「お帰りなさい」と迎えてくれた笑顔の看護師さんたちに最高の笑顔を振りまいていた。無性にさびしくなった。
家の息子の特大のベッドの布団を片付けた。空のベッドはことさら大きく見えた。今夜から私がこのベッドに休むことにしよう。息子の笑顔を思い浮かべながら。





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最終更新日  2008.01.05 17:38:23
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