君へのメッセージ

君へのメッセージ

2009.07.28
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カテゴリ: 息子の介護
祐二37歳、ときおり赤子のように、おいおいと泣く。かと思うと大笑いをする。人はこの状態を見て、狂人と思うだろう。でもそうでないときもあるのだ。問いかけにしっかり反応するときはたくさん見られるようになってきている。これからは、喚き泣く時の様子を
しばし観察することにしよう。

今までにこにこしていた祐二、担当の看護師さんの声が聞こえた時、突然、ベッドの柵をたたき出した。大きな声を出して。

どうしたの、と声をかけると、突然大泣きし始めた。涙はない。ただ大きな口をあけて、カラ泣きの感じ。看護師さん覗きに来る。とたんにニコニコ。とっても素直。別人となった。

さびしくて母を呼ぶかのような甘えた泣き声、やさしい笑顔の看護師さんに最高の笑顔を返す。これは幼い子の成長そのまま。脳の神経回復の遅々たる歩みが垣間見える。

あせってはいけない。でも私にはそんなに悠長な時間はない。進歩は目に見えなくても、祐二にはこの笑顔がある。祐二に笑顔が消えない限り、私も笑顔をなくさない。





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最終更新日  2009.07.28 22:51:29
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