君へのメッセージ

君へのメッセージ

2014.10.31
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開館当時から絶対行きたいと思っていた。以前から藤城清治の影絵に心惹かれていた。

東北の大震災を影絵で表現するという報道に驚かされた。

あのファンタジックな世界を表現している藤城清治さんが、過酷な情景を影絵にするということが実感として浮かんでこなかった。だから確かめてきたかった。

かの一本松があった。打ち上げられた大きな船があった。そして、多くの人を津波から救えなかった鉄骨だけの残骸があった。悲惨さを描くだけでなく、復興を思わせる思いを影絵の中にひそませていた

開館に間に合わなかったという巨匠の大作を目の当たりにしてきた。水と鏡をあしらって無限の広がりを演出していた。圧巻!そしてきれい。ファンタジック。繊細。

テレビで制作時の様子を見たことがあった。ナイフ1本で精力的に作品に取り組んでいた巨匠の姿に魅せられた。

90歳を超えてなお、あくなき追求の手を緩めない姿勢に感服。ただただ、すごい。賛辞の言葉が見つからない。

作品の複製を買いたいと思ったが、予算不足で断念。その代わりに、宮沢賢治の絵本を買って帰った。風の又三郎、セロ弾きゴーシュ、銀河鉄道の夜、といずれも懐かしい作品。本箱にまた絵本が増えた。絵本集めは私の趣味。並んでいるだけで心がほんわかとなるのだ。






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最終更新日  2014.10.31 23:32:16
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