君へのメッセージ

君へのメッセージ

2016.07.24
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隣組の独居者が亡くなっていた。もともと姿を人前に見せない人だったが、生きている証を、

車が動いた跡がある、玄関の郵便物等がなくなっている。夕方になると電気がついている、

などで判断していた。もともと息子とどう世代であるから、体力もあるし行動力もあると思っていた。

最近周りの人もなんとなく人の気配が消えたように感じがしていたが、電気がついていることに

あえて踏み込むことはしなかった。電話にも出ない、玄関に郵便物が差し込まれていても減らない、

出入りする場所周辺の雑草が踏み倒されていない,やはりおかしいと思いながらずいぶん日にちが経ってしまった。

思い切って、その家の親せきに電話をかけた。そこでも1年以上音信不通になっていたという。

とにかく確かめてほしいと連絡。2時間後訪れてきた親戚の人は、物言わぬ人を見つけ警察に連絡した。

こういう顛末となった次第。当人の亡くなった両親とはあれほど親しかったのに、



少年時代、我が家に兄弟が遊びに来ていた。当人の聡明な顔は浮かんでくるが、50代になった当人をよく知らない。

社会人となりその後ひきこもった息子の将来を心配しながら亡くなったご両親に顔向けできない。

なぜもっと早くお節介をしなかったかと、悔やまれて眠れない日が続く。





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最終更新日  2016.07.24 09:59:15
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