ニーハオ中国

ニーハオ中国

2010/08/03
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カテゴリ: 育児
チビちゃん、はや満1歳9ヶ月になりました。

ここ1ヶ月で、お父さんやおばあちゃんが言った
中国語の内容を、つばめに日本語で言ってくれるように
なりました。

例えば、おばあちゃんが本を見せて
「魚(ユー)」と言うと、
母のほうを向いて、「さかな」と言ったり、
母に「カニさん」と言った後、

言ったりします。

つばめがチビを抱っこしている時、
夫が、「ママ レイラ(ママは疲れたよ)」
と中国語で言うと、母を見ながら日本語で「疲れた」と言って
納得したように夫のほうに手を伸ばして抱かれに行ったり、
夫が車のキーを持ち中国語で「チャーヤオシ」と言った後、
つばめが日本語で、「それ何?」と聞くと、
「カギ」「何のカギ?」「車(の)カギ」と答えたりします。

母には日本語、それ以外の人は中国語と
ちゃんと分かっているようです。

本人は通訳しているつもりはなく、

時々、日本語と中国語チャンポンの文を言ったりもします。

例えば、

「布団の上でお菓子食べたら、
くずが落ちて寝るとき痛いでしょ」

とつばめが言うと、チビちゃん、ちょっと考えて、



と後半が中国語に。
やっぱり言いやすいほう、頭に浮かんだほうを
口にしているからそうなるのでしょうね。
チビちゃんは今のところ日本語のほうが優勢なので、
中国語の表現が分からない場合、
相手がわかろうがわかるまいが、
日本語でしゃべっていることが多いです。

さて、通訳以外の変化といえば、
関西弁がますます顕著になってきたこと。

チビちゃんの言葉の発達にしたがって、
「もっかい!」と何度も説明を求めるチビちゃんに、
つばめも、「あのな、・・・・やから、、、」と説明していると、
それを覚えたらしく、その後数日間ずっと、
「あ・の・な~!」と語尾を上げて何度も言って遊んでいます。
義父母や夫にも、
「チビがよく言う「あのな」ってどういう意味?」
と聞かれる始末。

その他にも、母を捜して

「ここ(に)おった」

と言ったり、

「車ブーブーいうた」

と言ったり。
先日はシャワーを首にかけると、
くすぐったそうにしながら、

「こそばい」。

ほーんと子供って、親の言うのを
そのまま覚えるんですね。
(親はいつそんな言葉を使っていたのか
覚えてもいないのに!)

最近発見したのは、子供は
最初から正しく話せるようになるのではなくて、
間違えながらだんだん正しく話せるように
なっていくのだということ。

「大きい石どいて(←どけて)」
「かあちゃんはここ来た
(←人の後ろに「は」をつけることを覚えたチビちゃん、
つけなくてもいいところにもみんな「は」をつけて言います)」
「(ぬり絵に)色を書きます(←ぬります)」
「(ペンを持って独り言)何書くなぁ。緑書くなぁ(←書こうかなぁ)」
「うーちゃんどこ行った?」→「(出てきて)ここ行った!」
「窓開けて(←開けたら)、蚊入ってくる」

という感じ。間違えるというのは
今まで覚えた日本語を使って
自分で文を創造しているからこそ。
だから間違えるってすごいことなのです。

助詞は、
「車(の)上(に)乗ってる石」
「人形さん(は)ここ(に)乗ります」
のように、抜ける場合がほとんどですが、
少しずつ言えるようになってきています。
特に最近は「と」の使い方を覚えて、

「よだれかけに何の絵がついてるの?」

と聞くと、

「うさぎと、ぞうさんと、鳥さんと、熊さんついてる」

などと答えてくれます。
お絵かきが好きなチビちゃん、
いろんな色のペンを見ながら、

「どの色(が)いいかな?青(が)いいかな?」
「青と、黄色と、えーっと水色と・・・」

と独り言を続けます。

そして動詞の使い方にもバラエティーが出てきました。

「割れてる石、ぬれてる石 」
「(車が)曲がる~、曲がった」
「(本を見ながら)作ってる、食べてる、踊ってる」
「何か踏んだ?」→「かたつむり踏んだ、死んでるかたつむり」
「おいしそう!食べたい!食べてみよう」
「パパ、降りてきて!」
「出てきた」「なくなった」

など、表現力豊かにおしゃべりしてくれます。
助動詞や複合動詞は、動詞とくっついた形で
一語のように使い方を覚えていくようです。
なお、

道で知らないおじさんにマントウをもらい、

「もらった。」

人形に石のご飯をやり、

「大きいのあげる」

と、「あげる」「もらう」はすでにマスターしているようですが、
「くれる」の使い方はいまいちつかんでいない模様。
母が言う意味は分かるようですが、
自分で「くれる」を使ったことはまだありません。

文は相変わらず単文が多いですが、

「ミンミン飲んだから、おしっこ出る」
「スイカいっぱい食べたから、おしっこ出る」
「変なもの触ったから、お手手洗う」

のように、「~から」を使ったり、

「バス(に)乗って、おもちゃ屋(へ行く)」
「あっち行って、お月様(を見る)」

のように「~て」を使ったりして、
二つの文をくっつけて言えるようになってきました。

発音のほうは、
「さしすせそ」が「ちゃ、ち、ちゅ、ちぇ、ちょ」、
「まみむめも」が「ば、び、ぶ、べ、ぼ」
のようになってしまう他、
え段→い段、お段がう段になってしまう傾向があります。

「開きち(←開けて)」「きいと(←毛糸)」

という感じ。「て」が全部「ち」になるので、
「食びち」「書いち」と、慣れない人には分かりにくい発音。

その他、長く伸ばす音や「ん」もうまく言えません。
ラ行もうまく言えなかったり消えたりするので、

「パワチョベルかな、ブドダかな。」
(↑パワーショベル)(↑ブルドーザー)
「クレンチャかな。」
(↑クレーン車)
「トリニル(←トンネル)」

と母のつばめでも分からない場合も。
本人的にはちゃんと言っているつもりで
ぺラペラしゃべり、母が分からないと怒ったり
するのですが、本当に分からないのだから
仕方ありません。
ま、チビちゃんの舌や口の構造が
発達するのを待つしかないですね。

あれ、今回は言葉の話ばっかりに
なってしまいました。
元日本語教師のつばめは職業柄、
子供がどうやって言葉を覚えていくのかに興味があり、
ついそういう目でチビちゃんを見てしまいます。

だけど、子育てしてみて思ったことは、
「言葉を覚えるには、どんなに間違えても、
大いにほめられることが大切」
だということ。
チビちゃんなんて、あの分かりにくい発音で
何を言っても、毎日母から、
「わー、チビちゃん、○○って言えるようになったの?
すごーい!かしこーい!上手!」
とほめられ、だんだんとしゃべれるようになってきたのです。

以前、日本語教師をしていた時、
学生の発音や文法を直したりしていましたが、
今のつばめだったら、どんなに分かりにくい発音でも、

「わー、上手!もう一回言って!」

と学生に言うでしょう。
難しい顔して、

「うーん、もうちょっと舌をこうして、
もう一度言ってみて」

と言われると、学生は自信をなくし、
話すことに抵抗が増すばかり。

文法や発音がおかしくても、
伝われば「上手!」とほめる。
そして何度でも言わせてあげる。
そしてどんどんほめる!
たくさん聞いて、たくさん話す機会があれば、
間違いは自然に正しく修正されていくものなのだと、
チビの様子を見ながら思うつばめなのでした。


↓初めて自分(の子供の頃)に似ていると思った一枚。
 つばめを知る方、どうでしょう?





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Last updated  2010/08/04 05:05:17 PM
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