ニーハオ中国

ニーハオ中国

2010/08/27
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カテゴリ: 育児
例えば、1、2歳の子供が
何かにぶつかって転んで泣き出したと
しましょう。

日本のお母さんだったらどう言うでしょうか。

「ほら、ちゃんと前を見ないから
 ぶつかったんでしょ!今度から注意して。」

などと、子供をしかったりたしなめたりするお母さんが
結構多いのではないでしょうか。

でも中国はどうも違うようです。

義母がすっ飛んでいって、

「泣かない、泣かない、どこにぶつかったの?
 この柱が悪いのかい?おばあちゃんが叩いてあげる」

と柱をぶつのです。そして子供の手を取って、
子供にも柱を叩かせます。
子供が悪いのではなく、子供の進路を邪魔した
物体が悪いから、それを叩くという論理。
つばめ、目が点になりました。

それ以来チビちゃん、
何かにぶつかると、その物を叩くようになりました。
「自分が悪いんでしょ」とつばめは思うのですが、

子供の機嫌を直すのが義母のやり方のよう。

総じて中国の子育ては、日本より甘い気がします。
泣けば子供の言うとおりになることが多く、
ほしいものはほとんど我慢せずに与えられます。
そもそも、「我慢を教える」という概念が

子供が親を蹴ったりして、つばめが注意すると
チビちゃん大泣き、つばめは怒られて当然、と
ほうっておこうとするのですが、
義母がすかさず、もういいじゃない、
ほ~ら、よしよし、金魚さん見よう、と
チビのご機嫌取りに入ります。
つばめは謝らせたいのですが、そんなこんなで
悪いことをしても謝る前に別の大人がなだめに入って、
結局子供が謝るところまでいきません。
中国でも悪いことをしたら罰は与えられるのだと思いますが、
「ごめんなさい」と謝ることは教えないのかもしれません。
日本では必須項目ですよね。

日本で育ったつばめは、
そんな中国の子育てを見るにつけ、

「そんなんじゃ、わがまま放題の
 ろくでもない人間に育つんじゃないか」

と心配になるのですが、
そんな風に育てられた夫を好きになり、
結婚しているという現実が目の前にあるので、
つばめも考え込んでしまいます。
こうやって育てられても、
大きくなったらちゃんとまともな人間になるのか!?
それはチビちゃんが大きくなってみないと
分かりません。

逆に日本の子供は、怒られる回数が多い気がします。
子供が転んでもお前が悪いと怒られ、
食べ物をこぼしては怒られ、
いたずらをしては親の権威に屈服して謝らされ、
しっかりしつけられるといえば聞こえはいいですが、
子供は悪気なくやったこと、
まだできなくても仕方ないことまで怒られていれば、
自信がつくはずもありません。

日本の子供を「やれば、できる!」としばしば
励ます必要があるのは、やっぱり自信の欠如が
広く見られる証ではないでしょうか。

日本と中国の子育てを足して二で割ったら
ちょうどいい具合に子供は育つのだろうか、
とも思いますが、結局子供なんて、
大人の思う通りには育ってくれないものなのでしょう。
親はいい子に育てようとがんばりますが、
そんなことにおかまいなく、
子供は勝手に育っていくものなのかもしれません。

だからといって、育児を適当にしとこう、
とは思えないのが母親というもの。
がんばっても無駄なのかもしれませんが、
やっぱりいい子に育てたいと日々思いつつ、
チビちゃんと対峙するつばめなのです。


↓怒ったチビちゃん。
 キーキーーと金切り声を上げながら、
 腕を振り上げて地面を叩いています。
 最近、ちょっと気に入らないことがあると、
 すぐこうなるので困っています。





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Last updated  2010/08/28 12:55:28 AM
コメント(10) | コメントを書く


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更なる驚き  
ちさと さん
本日もつばめさんのブログで『ウーン、そうかぁ』と唸らせられました。

柱が悪いというセオリーはすごいですね。日本では本当にありえない理屈です。思わず笑ってしまいました。

しかし、たとえその様な教え(自己中心的に育ちそうな教え)が中国で一般的だとしても、不思議な事に私が知っている中国人の方は人間的に出来ている人が多い気がします。主人は一人っ子でそれこそ『小皇帝』の様に育ったと思うのですが、私から見てワガママでもない、むしろコテコテの日本人で3人兄弟の長女であった私より忍耐力も礼儀も自信もあったりするのです。(涙)

ナゾですよ、全く。
家庭教育というのは実に奥深いモノなのですねぇ。。。

(おチビちゃんの怒った顔も可愛いですね!)
(2010/08/28 01:35:41 PM)

Re:日本と中国の家庭教育の違い(08/27)  
ひまわり さん
ははっ、うちもおじいちゃんおばあちゃんは机の脚に「めっ」と叩いて見せてましたよ(笑)
そして、親が叱ってもおばあちゃんがなだめに入ってしつけにならない、と言うのは同居家族の永遠のテーマ。同居の多い田舎ではよく見られる光景です。
「あの子はおばあちゃん子だから、辛抱が足りない」と小学生くらいまではよく言ったりします。でも、身の回りを見ていて、祖父母が身近にいる子は、大きくなってくると、常に逃げ場があって神経質にならずに済むこと、甘え放題だった祖父母が年老いていて弱っていくのを目の当たりにすることなどで、総じて優しいおおらかな人間になっていくように思います。

ちなみに先日の年上の他人に向かってなんと声をかけるか、といったテーマも、私の身近な田舎の人たちは、お年寄りに向かって「おばちゃん」と声をかけます。(年齢の近い人に向かっては、「○○さん」と声をかけるか、「奥さん」と言いますが)

総じて、つばめさんの驚いたりしているポイントは、都会の核家族で育った日本人の感性なんだなぁと思います。読んでいて、田舎じゃそんなもんだよ、一緒だよと思う部分が多くて、割と近所だと思っていたつばめさんがやっぱり都会っ子だったんだなあとおかしく思ったりしてます(^^)

昔は似ていた日本と中国の家庭生活、都市化で大きく変わっていってるのかも知れませんね。これからもブログ楽しみにしています。
(2010/08/29 01:26:20 AM)

納得。。  
にゃんこ さん
つばめさん、こんにちは☆ほんとつばめさんとチビちゃんの日々の生活の中からいつもいろいろ考えさせられたり、なるほどなあと思うことがたくさんありますね。ほんと中国の子供たちはあまり怒られ慣れてない気がしますね。それは大人になっても出てるというか。。うちの会社にはたくさんの中国人研修生君たちがいますが、みんな20歳から38歳くらいまでの大人だけど、小さい時から叱られたことがあまりないという子がたくさんいますね。そして痛みに弱い~!よく彼らを病院に連れて行くのですが、ほとんどの子が注射って言葉を出しただけで、首を大きく振って”不用不用不用!!”って激しく拒否します。痛いのはイヤだって。。必要以上に痛みに弱い子が多くてこれもどうしたものかといつも考えてしまいますね。とはいえ中には小さい頃から厳しくしつけられて、悪いことをしたらすぐに両親から太ももを激しくつねって叱られたとか、兄弟三人並べて往復ビンタ何度もされたって子もいます。日本人でも今は叱らない親や祖父母も多いですよね。どこも同じようになってきてはいるのかな?でもほんと中国と日本のやり方を足して2で割ればちょうどいい感じしますね。私の子供はすでに17歳ですが、この子が父親になった時どんな親になるんだろう、大丈夫なのかなあって、気持ちはすでにおばあちゃんの方にいってます。。 (2010/08/29 05:27:20 PM)

日本も中国も子育ては変わってきている…  
はとぽっぽ さん
自分が親になって、最近の日本の育児書や雑誌を読むようになると、日本の子育ても一昔前とは随分変わってきている気がします。今は家庭でも幼稚園、学校でも「ほめて育てる」「できないことも個性ととらえる」「叱るのではなく子供にわかるように諭す」ことが尊重されているように思います。日本は少子化が進んで、昔は大勢の兄弟に叱ったり叩いたりして済ませていたことが、一人の子にゆっくり諭して聞かせるなど、子育てに手間をかけられるようになったのかなと思います。
対する中国の子供は、幼稚園や学校では大人数のクラスですぐ叱られたり殴られたりする&厳しい勉強と成績評価のストレスに晒されるため、せめて家の中くらいは甘やかしてやりたいと考える親も多いと聞きました。しかし高校生になってもシャンプーや爪きりも自分でできない人や、祖父母と一緒に寝ている人も多いと聞くと、さすがに引いてしまいますが…(汗)。 (2010/08/30 01:08:47 AM)

同じです、(^_^;)  
ねこ さん
義母のなだめ方、全く同じです。
私が見てるときは、悪いことしたときは謝らせてます。夫もどう贔屓目に見ても、悪いことをしたときには謝らせてます。義母はやっぱり甘いですね。「まだまだ子どもだし、大きくなったら自分できちんとわかるようになるよ。」といいますね。子どもは宝な国ですよね~。 (2010/08/30 11:23:00 AM)

Re:更なる驚き(08/27)  
つばめ さん
>ちさとさん
そう、柱が悪いという理屈は、本当に日本では聞いたことがなくびっくりしました。チビが転んだりどこかを売ったりするたびに繰り広げられるそのセリフと光景に、今もまだ慣れないつばめです。
そしてそうなんですよね~、こんな風に育てられて、まともに育つのかと思いきや、そんな義母に育てられた夫は、やさしく思いやりがあるほうだし、他の中国人を見ても、ちゃんとしている人がいっぱいいますよね。そう思うと日本のやり方が一概に正しいとは限らないのかな、とも思えたり。
ま、こういう環境で育っていくのがチビちゃんの運命だと思って、ある程度見守り姿勢で行ってます。 (2010/08/31 10:13:32 PM)

Re[1]:日本と中国の家庭教育の違い(08/27)  
つばめ さん
>ひまわりさん
つばめ自身、祖父母と一緒に暮らした経験がないので、やっぱりある意味、核家族の「都会っ子」の感覚に近いのかもしれません。つばめが驚いているのは、中国だからではなく、大家族で遭遇するあれこれの事象なのかも。。。
祖父母と(半)同居、親にとってはジレンマがある部分もありますが、それ以上に助けてもらっている部分も大きいし、子供にとってはかわいがってくれる人がいっぱいいて、いい環境なのだと思います。
チビがどう育つかは分かりませんが、それはチビ自身が持つ運命だと思って、あんまり「こう育てよう!」とがんばらないようにしようと思います。 (2010/08/31 10:25:44 PM)

Re:納得。。(08/27)  
つばめ さん
にゃんこさん
そうそう、中国人は怒られなれていないせいかどうか分かりませんが、日本人より痛みに弱い人が多い気がします。というより、「我慢は美徳」という風土の中で育つ日本人のほうが、我慢強いのかもしれません。
いろいろな家庭環境を持つ中国人研修生のお世話、お疲れさまです。 (2010/08/31 10:36:31 PM)

Re:日本も中国も子育ては変わってきている…(08/27)  
つばめ さん
>はとぽっぽさん
私も、最近の日本の育児書とかを読むと、今は子供の要求にできるだけ沿ってやるという方向なのだな~、案外中国の育児に近いなぁ、と思ったりしました。
自分が育てられたやり方がつい正しいと思い込みがちですが、実はそうでもないんだなー、とも思ったり。
案外、中国式も悪くないのだ、ということで、あまり自分の方法にこだわらないように心がけようと思っています。 (2010/09/01 09:27:11 AM)

Re:同じです、(^_^;)(08/27)  
つばめ さん
ねこさん
「まだまだ子どもだし、大きくなったら自分できちんとわかるようになるよ。」うちの義母もまさにそんな感じです。日本より子供に甘いですよね~、でも実際、大きくなったら分かるようになることも多いので、義母の言うこともあながち間違っていないのかな、とも思います。
でも明らかに悪いことをしたときは、やっぱり謝らせるほうがいいかもしれませんね。 (2010/09/01 09:32:26 AM)

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