ニーハオ中国

ニーハオ中国

2021/01/07
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カテゴリ: 中国生活
日本にいたら紅白をそんなに熱心に見ることは
なかったかもしれませんが、
海外にいると、何か日本のお正月らしいものに浸りたくなる年末、
我が家はいつも通り、紅白をつけながら大晦日を過ごし、
NHKで除夜の鐘を聞きながら新年を迎えました。
そして元旦はおせちをあてに
日本酒を飲みながらゆっくり紅白の録画を見るのが
すでに我が家(というかつばめの)の恒例です。

さて第71回紅白、私の中の一番は、

「ホール・ニュー・ワールド」を歌った二階堂ふみの
振り返りぎわの希望にあふれた表情。
ホール・ニュー・ワールド1
ホール・ニュー・ワールド1 posted by (C)つばめ

やわらかく響きわたる声も素敵でしたが、
やはり女優さんならではの輝く表情、表現力にくぎ付け。
一緒にデュエットで歌った氷川きよしの歌唱力も素晴らしかったです。

ホール・ニュー・ワールド2
ホール・ニュー・ワールド2 posted by (C)つばめ

氷川きよしは紅白後半で自分の持ち歌も歌っていましたが、
ディズニーソングのほうが違った魅力が感じられて新鮮でした。
オペラやミュージカルでも活躍できそう!

他に歌に魅了されたといえば、

古い?そう、つばめはすでに古い人間なんだな~って改めて実感。
朝ドラに出ていた山崎育三郎の「栄冠は君に輝く」も
さすがの貫禄でした。
若い子のグループが歌うテンポの速い歌をいいと思わなくなったのは、
きっとつばめが年を取ったからなんでしょうね。


ふたり目ちゃんがふとつぶやく感想が面白い。

乱れ散る紙吹雪の中で歌う「純烈」のステージを見て、

「なんか(紙が)もったいない。もったいなさすぎて心が痛い」

言われてみれば確かに。
この環境保護が叫ばれる時代、歌った後には大量の紙のゴミが
ステージを埋め尽くしているのかと想像すると、
確かにもったいないかも。
北島三郎が純烈に口に入った紙吹雪を食べろとか言っていましたが、
紙吹雪って北島三郎の時代から変わってない演出なんですね。

その後、天童よしみの周りで裸で太鼓を乱れ打つ男子を見ながら、
ふたり目ちゃん、再びステージの演出に疑問を呈します。

「なんで裸やの?なんかちょっと恥ずかしい」

確かに。べつに裸で太鼓打つこともないのに
視聴率を取るためなんですかね~確かにちょっと恥ずかしい。
ゲスト審査員の宮崎美子の水着写真なんかも出たりして。

「なんか・・・」という子どもの紅白演出への素直な感想を聞きながら、
改めて思い返せば、
様々なジェンダーへの理解が広がりつつあるこの時代、
男と女に分かれて競い合うというコンセプトも、
「歌合戦」という言葉も、
なんだか平成を通り越して昭和を色濃く感じさせますね。

来年以降は令和の時代にふさわしい新しいコンセプト、
新しい名前でやればよさそうにも思えますが、
そもそも老若男女がみんな同じ時間に同じ番組を見るということ自体が
すでに時代にそぐわなくなっているのかも。
それでもなんとか紅白を存在させ続けようと努力するなら、
視聴率のために無理な演出を重ね続けることになり、
真剣に変化を検討すれば、番組の存在意義に行きついてしまう
ということなのかもしれませんね。

そんなことを思いながらも、毎年の恒例として
紅白で古い歌、新しい歌が聞けるのを
楽しみにしているつばめなのでした(笑)。





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Last updated  2021/01/07 06:29:03 PM
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