こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!
ブランドの名声は伊達じゃない。そう感じさせてくれるブランドが、イタリアにはいくつもあります。
中でも、靴においてそれを何度も実感させられるのが、サルヴァトーレ・フェラガモ。
マリリン・モンローのふくらはぎを最も美しく魅せた
11センチのヒールも、オードリー・ヘプバーンの愛らしさを最大限に引き出した清楚なバレエシューズも、どちらも
彼の作品。
ピンヒールも、ウェッジソールも、プラットフォームシューズも、
彼の発明でした。戦時で材料が満足に使えなければ、コルクやラフィアで新しい
スタイルの靴を発明しました。
「今年はこの靴」と言われる靴は、ほとんど彼が創り出したのでは
ないかと思えるほどです。
サルヴァトーレ・フェラガモは天才でした。しかしその前に、徹底して靴作りを追求した職人だったのです。
イタリア南部、ナポリに近いボニートという村で生まれたフェラガモは、小さなころからとても靴職人に憧れていたと言われます。
わずか9歳で、小さな妹のためにカンバス生地で靴を作り、11歳で靴屋として独立したといいますから、驚きます。
アメリカに渡ったのは、14歳のとき。ハリウッドで需要のあった
撮影用の靴を作っていましたが、これを穿いた俳優たちは皆、
彼の靴の虜になってしまいました。
あまりにも美しく、穿きやすかったからです。
大成功を収めたあとも、サルヴァトーレは生産の機械化を拒み、
イタリアの優れた職人たちによる手仕事での靴作りを続けました。
フィレンツェのスピーニ・フェローニ宮殿に本社を構えるほどのブランドの総帥となっても、彼は最後まで、一人の靴職人でした。
サルヴァトーレの残した言葉に触れると、思わず胸に手を当ててしまいます。
靴は、穿き慣れるということは絶対にない。始めて店で足を入れた日も、10ヶ月後も、同じ穿き心地でなければならない。
土踏まずに全体重がかかって足をしっかり支え、つま先に少し遊びがある靴を選ぶべきである。
いかがですか? 思わず自分の靴を思い返してしまいませんか。