こんにちは~
BrandShop エキュ
の裕子です!
イタリア・ピエモンテ州のブラという場所を知っていますか?
北イタリア、トリノの南40キロほどの小さな街ですが、
あることで世界的に知られるようになりました。
それは、スローフード運動。
イタリアで発祥し、すぐにフランスに普及し、その後ドイツ、
東欧やアメリカ、そして日本など世界中に広がりました。
ブラに本部を置くスローフード協会の会員は、今や世界で
8万人を超えるといいます。
しかし、普及したためにかえってイメージばかりが先行して
正しい理解が進まない、という現実もあるようです。
正しいスローフードとは、どういうものなのでしょうか?
1986年、アメリカ資本の世界的ファストフード店が
ローマのスペイン広場に出店しました。美しい街に画一的なファストフード店ができたことに、当時
ローマの人々は問題を感じ、議論が巻き起こりました。
これが、スローフード協会設立のきっかけになったとして有名なエピソードです。
しかしだからといって、スローフードはファストフードを
排斥する運動ではありません。スローフードは、それぞれの土地で小さな農家が作り続けている
独特の農産物や食文化を守り、啓蒙していこうという運動です。
食文化は、世界中でそれぞれ異なる環境や文化の中で暮らす人々のアイデンティティにつながります。
あなたの暮らす地域で、スローフード的な食材として、
思い浮かぶものはありますか?
日本ではイメージ先行の感があるスローフード。
私もよく日本の友人から、スローフードのお店を教えて、なんて頼まれます。そういうものじゃないんだけど、と話すのも
野暮ったいし、困ってしまいます。
普段着はファストフード、よそ行きの服はスローフード。
そういう感覚の人が多いのかもしれないと思います。