こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!
いきなりですが、元気が出ません。なぜって...... 今年はバカンスに予定がないんです!
張りのない気分で先週、ミラノで取引先の近くにあった、初めてのトラットリアにふらりと立ち寄りました。
そこは薄暗い、なんだか変わったお店でした。
低い天井には太い梁がめぐらしてあり、テーブルは
濃紺の、薄い布で仕切られています。
ろうそくの光が布に透けて青く揺れ、まるで
海の底にいるよう。
なんとなく私は、前に出かけたカプリ島の「青の洞窟」を
思い出していました。
青の洞窟。一生に一度は見るべきだと言われる、海上の洞窟です。
あの洞窟を最初に見つけた人は、どれほど驚き、
感動したことでしょう。高さ1メートルほどしかない狭い入口から小舟で
入っていくと、中は驚くほど広い空間が広がっています。
けれどその空間に光はなく、真っ暗。海面だけが青く輝き、浮かび上がるのです。
狭い入口から差し込む陽光で水面がきらめき、
魂まで青く染められるようでした。
あの青を思い出すと、心がすうっと落ち着いていきます。
カプリ島の青の洞窟。
ローマ皇帝が、なんと浴室として使っていたという
記録があるそうです。
ふと、古代ローマに思いを馳せてみました。
あの青の洞窟の中に何艘か舟を入れ、ろうそくの灯りで
皇帝のために入浴の準備をする人々。
いいなあ......というのが率直な気持ちですね(笑)。