こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!
今ミラノでは、市民の意見を二分する大規模プロジェクトが進行中!
というのは、ガリバルディ駅やコルソコモ通り一帯を含む
30万平方メートル以上の区域を、再開発中なのです。20棟以上の高層ビル、370の高級アパート、公園や遊歩道などが
計画され、また地下鉄も増設の予定です。
......それで賛否両論?と、日本人は首を傾げるかもしれません。
しかしヨーロッパ、特にイタリアの人は、街並みや風景について
とても保守的。だからこそ国中に古い、素晴らしい遺物が
たくさん残されてきたのです。
そんな保守的な土地で、これほどの大規模開発が行われて
いるのはなぜでしょう。
そこには、ミラノ市の威信をかけた一大イベントが
絡んでいるのです。
それは、2015年に開催されるミラノエキスポ。
ミラノ郊外で開催され、そのテーマは
「Feeding the Planet, Energy for Life」
(地球に食料を、生命にエネルギーを)というもの。
食や環境を大きく取り上げ、イタリアの感性が存分に
表現される、素晴らしいイベントになることでしょう。
このエキスポ開催を目指している事業の一つが、あの大規模開発です。
しかしそこはイタリア。たとえば現在3つしかない地下鉄線を
さらに3ライン増設するとしていますが、この工事が
遅れています......。
果たして再開発は計画通り進むのか?ちょっと、はらはらしています(笑)

1480年代、ヨーロッパではペストが大流行し、ミラノでも
多くの人命が奪われました。かのダ・ヴィンチはこの惨状を目の当たりにして、ミラノの
都市計画を思索しました。
都市の中心に広場を作って放射状に広がり、環状の
衛星都市を置くという都市計画です。当時は実現されませんでしたが、数世紀後、ロンドンの
都市計画で彼のプランが取り入れられました。
その時は違和感を持つ人がいても、未来から見れば輝かしい歴史。
現在のミラノの都市開発も、そういうものであってほしいと
願っています。
