悠久の唄 ~うたの聴けるブログ~

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ゆうとの428

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2022年11月12日
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(※ この記事は 2013 年 3 月に「ニコニコ」の「ブロマガ」で連載したものです。

「ブロマガ」が消滅してしまったので、こちらに残しておきます。 )

4.  声域

声域とは、自分が歌うことのできる、音の高低の範囲(音域)です。 

通常は、ファルセット(うら声)を含まない、地声の範囲を言います。

昔から、なぜか、高い方(高音)の声域が広いことが、偉いとされて来ました。

プロは、高音が出せることにプライドを持ってますし、

実際、プロの歌のキーは、素人より高いことが多いです。

チューニングされたギターやピアノで音を出して、

一度、自分の声域を調べてみてください。

普通の男性は、オクターブ下の「ラ」(ギターの 5 弦)から、

オクターブ上の「ミ」(ギターの 1 弦)ぐらいまで出ます。

ちなみに僕は、オクターブ上の「ラ」まで出せます。

僕の音楽仲間は、オクターブ上の「ド」まで出せる奴がいます。

女性の場合は、 … よく知りません。 スマン。

声域が、あまり狭いと、歌えない歌、というのが出て来ますので、

声域は、ある程度広い方が望ましいです。

ただ、上に書いたような高音を出せるのが偉い、なんていうのは、

ヴォーカリストの迷信ですので、気にする必要はありません。

声域は、ある程度、持って生まれたものなので、

なかなか、すぐに広げることはできませんが、

歌の練習をしたことがない人なら、

練習すれば、一定のところまでは、すぐ広がります。

また、歌いこんで来ると、不思議なことに、

少しずつですが、高い音が出せるようになります。

素人がよく誤解していることに、

歌いすぎると、声がかれて出なくなる、というのがありますが、

​​全く逆で、 ある程度までは、歌えば歌うほど、声はよく出る ようになります 。​​

カラオケで、ちょっと歌って、声がかれたと思うのは、

歌い慣れてないだけで、実は、その後から、本当の歌声が出て来ます。

プロは、一度声がかれた後に、本当の声、本当の声域で歌える、

ということをよく知っています。

ファルセット(うら声)を使うときの、注意点を述べておきます。

​​ ファルセットは 、地声より、 音量が下がります 。​​

ですから、ファルセットになったとき、その直前までの地声に比べて、

音量が下がりすぎないよう、意識する必要があります。

特に高い音というのは、盛り上がる場面であることが多いので、

音量が下がってしまってはシラケるときなど、注意しましょう。

​​ ファルセットは 、地声より、 発音が不明瞭になります 。​​

ファルセットでは、はっきり言葉を歌うよう、心がけましょう。

どこから、声をうら返すか、については、

地声が出ないところから、うら声にする、というのが普通です。

地声が出るのに、わざとファルセットを使う場合は、

音量、音程が不安定になりやすいので、特に注意して、しっかり歌うことが大事です。

素人は、やらない方がいいでしょう。

地声の音質が高い女性の場合などで、音量、発音を変えずに、ファルセットを使うと、

どこから、うら声なのか、わからないように歌える人がいます。

まさに天使の歌声ですよね。

一般に素人は、ファルセットの練習なんてことを、したことがありません。

ファルセットは、磨けば、すごい武器になりますし、

自分の歌の世界を広げることができます。

何より、歌う楽しさが広がります。

ですので、しっかり、ファルセットの練習を、しませう。

5.  発声法

僕は、声楽家でもなんでもないので、みなさんに、知ったかぶりに、

発声法を講義するつもりはありません。

が、素人がカラオケなどで歌っているのを聴いて、

どうしても気になる点を、述べておきます。

みなさんに多いのは、好きなプロ歌手の発声を真似て歌う、ということです。

気持ちは、わかりますが、これは、お薦めできません。

クセが抜けなくなる前に、やめた方がいいです。

まずは、自然に、自分の歌い方で、しっかり歌えるようになることが大事です。

自分の歌を録音して、聴いて、また歌って、というのを繰り返しているうちに、

自分の発声法、個性、というのは、できあがって行くものです。

​ ビブラートについて 、ですが。​

どうも、勘違いしている人が多いようですが、

ビブラートは、高度なテクニックでもなんでもありません。

誰でも、できることです。

ビブラートをかけると、音程に少し幅が生まれるため、

歌に味わいを持たせると同時に、

音程を取りやすい、という利点があります。

自前のエコーのようなものです。

逆に言うと、ビブラートをかけずに歌うと、音程は取りにくい、ということです。

1. 音程、のところで述べた、フレーズの終わりの長い音。

フレーズの最後の、伸ばすところを、ビブラートで歌うと、

音程をあまり気にせず、楽に歌えます。

ビブラートなしで、フレーズの終わりを歌ってみてください。

音程が、危うくなります。

というわけで、素人は、ビブラートは使わない方が、いいと思います。

ビブラートを多用していては、歌は上手くなりません。

国内のアーティストで、ボーカルをコピーするのが、

最も難しいのは、誰か、知っていますか?

オフコースの小田和正です。

彼のボーカルは、ビブラートなんて、もちろん使いませんし、

フレーズの終わりにおいても、ボーカルが減衰しません。

全く譜面通りに、丁寧に歌います。

さらに、声域が異常に高いと、きています。

カラオケで、オフコースの歌を上手く歌うことは、至難のわざです。

歌声は、話し声とは違います。

歌声は、基本、口の中の上側の壁(口蓋)で、

音を反響させてから、外へ出します。

あと、素人が練習しなければいけないのは、

何と言っても、発音です。

いわゆる、滑舌です。

まあ、舌の長さもあるでしょうが、聴き手に、言葉が鮮明に伝わるよう、

しっかり発音を、練習しましょう。

巻き舌は、個人差があるでしょうが、

くちびるの振動は、誰でも、できるはずです。

「プルルルルルルルル … 。」と、くちびるを、よく振動させてください。

これは、歌のウォーミング・アップにも、なります。

さてさて、次は、 6. リズム感、ですな。

それでは、また、明日。






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Last updated  2022年11月12日 21時04分38秒コメント(0) | コメントを書く
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