夢と花と風

夢と花と風

2007.09.01
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カテゴリ: エッセー


いつもぶら下げてあったのが熊の胆(くまのい)です。
熊の胆嚢をそういいます。

お腹が痛いと言った私に父はそれをほんの少し削り取り湯飲みに入れてお湯を注いだ。
うっすらと黄色に染まったお湯を飲まされた。
その苦さは今だかってほかにないように思う。
苦いお湯はお腹の痛みを我慢するよりずっと嫌だった。

冬眠中の熊は胆汁をほとんど出さないために春の熊の胆嚢は他の季節より大きく
アイヌの人たちにとっては大切な収入源だったのではと思います。

熊の胆はとても高価なものだったらしい。
今でも漢方薬として金と同じくらいの値で取引されるようです。
普通は干すと100グラムに満たないようですがそれでも金に換算すると25万くらいとか。

熊はアイヌ民族にとってすべてが神の与えたものであったのでしょう。
胆嚢の干し方にも胆汁が漏れないようにきちんと守り抜かれた知恵があるそうです。


チチコグサの綿毛





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Last updated  2007.09.01 12:27:32 コメント(12) | コメントを書く
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