今朝、趣味の部屋の模様替えをしていたら、
階下から、母の声。
「佐賀の○○のおじちゃんが、亡くなったってよ。」
最近具合が悪いとは、聞いていたので、驚かなかったけど、
とても残念です。
94歳の今まで、何度も大病を患っていたおじちゃん。
母の10歳年上の姉の旦那さんです。
第二次世界大戦のときは、
衛生兵として、南方の戦線に参戦し、
戦後戻ってきたら、マラリアで死にかけ、
その後、今度は、結核で、サナトリウムへ。
それから、ひどい肝炎で入院したり、
何度も肺炎で入院、
腰骨を折る大けがもしたし、
真面目な人なので、ひどい鬱病にもかかった・・・
それでも、50歳を過ぎてから車の免許を取って、
奥さんの送り迎えや、ドライブなど、
元気に過ごしてらっしゃいました。
甘いものが大好きで、
だれにでも、温かい言葉をかけてくれたおじちゃんでした。
明日は、自分の車を運転して、佐賀県に行きます。
おじちゃんのお葬式がある斎場が、
吉野ヶ里遺跡の、まあまあ近くなんですよ。
思い切って、背振山系、山越えルートで行ってきます。
旦那は、久留米に住む義母の世話をしてから行くので、
斎場で、待ち合わせ。
帰りも、別々ということです。
さて、帰りは、どうしよう。
山越えなら、明るいうちに帰らなくちゃ。

では、ここからは、昨夜の「眠狂四郎」の感想。
15000円の席は、なかなかに、遠かった・・・・
でも、ちゃーんと、双眼鏡を持っていってましたから、
着物の柄も、ばっちり見えました。
今回面白かったのは、背景が、書割でなくて、
ドームコンサートの時の大型スクリーンみたいなのだったこと。
だから、主人公の眠狂四郎が、
じっと黙って座っているときに、
背景に、母との思いでのシーンとか、
黒ミサのシーンとかが映像として映し出されるので、
「あぁ、今、眠狂四郎は、このこと考えてるのね。」
と、観客に伝わります。

また、刀を抜くと、火花のような、蛍のような光が、
背景に映って、うごめくので、
まさに、妖剣の雰囲気。
立ち回りの時も、刀の動きに合わせて、
シャキーーーーンと音がして、劇画のような、光の筋が見えます。
「あれは、作られた映像に合わせて、立ち回りをしているのか、
それとも、立ち回りに合わせて、映像を出しているのか、
どっちだろう???」
と、感心して、見ていましたよ。

脇を固める俳優さんたちが、なかなかいいので、
楽しめました。
眠狂四郎を、敵とねらう石動兄妹の、
妹役の人の台詞回しが、いまひとつなのと、
立川談亭役の人が、客受けをねらいすぎなのが、
ちょっと、不満でしたが、
まあまあのできでした。
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