ゆんたま Spiritual Life

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2006.02.13
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カテゴリ: 雑感


途中からだったので、半分しか見てないんだけど、確か「楽園は何処に ~祖国を訴えた日本人~」という番組名だったと思う。


ブラジル移民のようにドミニカ共和国に移民した人達の話だ。
昭和31年頃、山口県や九州の農家の人達がこぞってドミニカに移民した。
300タレル(180ha)の土地が無償でもらえる、という外務省の言葉を信じ、そこに楽園があると信じたからだ。
高度経済成長のまさに始まろうとしていた当時、人口の急激な増加が問題になっており、危機感を感じた国は移民をその打開策として奨励した。


ところが外務省の甘い言葉は嘘だった。
ドミニカの殖民法では、移民に無償で土地を与えることなどはなかったのだ。
約束の3分の1にも満たない80haの土地を、貸してもらえるだけだった。
それも水不足で乾燥した、塩を吹いている土地や、あるいは石だらけで耕しようのない土地を、である。
それでも家財を一切処分して永住する気で来た移民達は、そんな土地を耕し、石ころを取り除き続けるしかなかった。
最初にドミニカに入った249(?)世帯のうち、残ったのはわずか49世帯。
それ以外の家族はブラジルの方に移動したようだ。
自殺した人もいたというから、そこで一家離散した家族もあったんだろう。


それから50年。
移民達は自分達を騙してドミニカに送り込んだ外務省を、祖国日本を2000年に訴え、謝罪と32億円の賠償を求めた。
3ヶ月に一度というペースでゆっくりと裁判は進み、この5年の間に亡くなった原告の移民は15人を数えた。
国会で小泉首相がドミニカ移民に対して、「できるだけのことはしたい」という内容の発言をしているシーンが映っていたが、昨年10月の段階でも外務省は非を認めず、あげくの果てには「すでに20年を経過しているので時効である」と主張している。


*** *** *** *** *** ***


あの番組を見た人で、外務省に深い憤りを覚えない人は恐らくいないだろう。
なんていう国だ。
口減らしのために、国民を外国に棄てたのだ。
今、それを償うために32億円位出してあげても良いじゃないか。


ブラジルやその他の移民もいるわけだから、ドミニカ移民への賠償だけではすまないのはわかるが、それでもなんとかできないものか。
天下りだの官製談合だの官僚のための呆れるような宿舎だの、官僚制度の無駄はいくらでもある。
それを省けば数十億や数百億位すぐに捻出できるはずだ。


汗と血と涙を流しながら苦労の中で死んで行く人達と、ぬくぬくと何不自由なく一生安楽に暮らしながら自分達は悪くないと嘯く輩。
同じ人間なのに、この違いはどうだろう。
スピリチュアルな見方からすれば、誰を責めることもないとは言え。ね。



この裁判の最終的な結果は今春出るそうだ。
訴訟を起こして1年後に亡くなった原告の一人であるお爺さんは、「正義はこちらにある。」といつも言っていたという。
その言葉が裁判官に通じることを、願ってやまない。




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Last updated  2006.02.14 01:42:01 コメント(10) | コメントを書く


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ゆんたまゆん @ Re[1]:最後だとわかっていたなら(03/21) コートニー2009さん >この方たちの…
コートニー2009 @ Re:最後だとわかっていたなら(03/21) この方たちの本が以前、ありませんでした…
ゆんたまゆん @ Re:おひさです~(03/21) ももてるさん >素敵な動画教えてもらい…

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