土地勘のある友達は俄然行きたくなり誘われていたのですが
友達は孫5人に「おばあちゃんと山登りしたい!」とせがまれたそうで
一緒に行ってきました。
桟敷(さじき)山とは珍しい名前ですが
源頼朝が浅間山麓での狩りの様子を見ようと谷筋に桟敷(桟道)を作って
この山に登ったことから名付けられたと言い伝えられているそうです。
桟敷山(1931m) 小桟敷山(1852m)を縦走できます。
近くにある鹿沢温泉は唱歌・雪山賛歌発祥の地としても有名。
少しだけ登山道の下見をしてきました。
2016.8.20(土)9:05 長野県嬬恋村
登山口近くだけちょっと急坂で
少し狭いですが歩きやすい道が続いていました。
降ったりやんだりの天気で
子供達もカッパを着て出発!
中2の子を先頭に小学1年~4年、私、友達と続き、
後ろから見守りながらゆっくり歩いていきました。
中2の子は日光白根山などの経験があり
他の子供達も山歩きには慣れていて
縦列できちんと歩いていたのですが
4/10と書いてある立札を過ぎたあたりで
突然、小1の女の子が「痛い!!」と叫び 「痛い、痛い」と泣き続けます。
すぐには原因がわかりませんでしたが指差した足元を見ると
靴下の上に小さな蜂がいて、友達が手袋をしていたので払いました。
その時、私の左足の付け根もチクッ! そして右膝にも鋭い痛みを感じました。
すると小3の男の子も「刺された! 痛い!!」と。
立て続けに3人も刺されてしまいました。
(帰宅してもう1人刺されていた事が判明)
急いでその場所から離れ、中2の男の子が女の子を背負い駐車場まで戻りました。
子供達に虫さされ用の薬を付け、私は膝が悪く遅れている友達を迎えに行き
二人で戻ってくると他のグループの人が重曹を水で練ったものを貼り付けてくれていました。
蜂の毒を中和してくれるそうです。
「メンバー全員が一袋ずつ持参しているので使ってください」と、一袋頂きました。
親切にしていただいた方達です。
本当に有難うございました。
そのまま帰ったのでは悪い思い出になってしまうという友達の計らいで
浅間高原に寄ってランチにしました。
雲が流れれば浅間山が間近にド~ンを見えるのですが、
雲はどいてくれませんでした。
それでも楽しくランチが出来て良かったです(^_-)v
同じ場所から反対を見れば青空も!
友達が帰宅して知り合いに聞くと
「多分地バチだね」と言われたそうで
調べると地中に巣を作る蜂で別名はクロズズメバチ!!
だから物凄く痛かったのですね。。。
7人のうち黒っぽい靴下、ズボンを身につけていた4人が刺されましたが
一説によると、
昔、人間にとって蜂の子は貴重なたんぱく質として格好の栄養源だった時期があり
現在でもオオスズメバチの蜂の子は高級食材といわれています。
スズメバチを食べる人種がすべて髪が黒い(=東洋人)という共通点から
スズメバチは天敵である髪の黒い人間や黒い着衣に対して攻撃するようになったそうです。
刺されたその後ですが
重曹を塗って痛みは軽減され
刺された小1の女の子も
帰りの車では一緒に乗った小4の女の子と
楽しそうにケラケラ笑ってお喋りしていました。
私の場合、
夜には目玉焼きのように二重に盛り上がって腫れズキズキと痛み
翌日は腫れが20センチ位に拡大し、かゆみが襲ってきました。
かかないようにジッと我慢(^-^;
3日目には腫れは縮小しかゆみも治まりました。
子供達も重曹のおかげで悪化せず安心しましたが
念のために看板に書いてあった嬬恋村役場に連絡しておきました。
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