あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

2016.06.25
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カテゴリ: あそび一般



【唐津商工会議所青年部が、環境に優しい間伐材の活用を知ってもらおうと、今年で2回目の開催。日本折り紙ヒコーキ協会九州支部のスタッフが、よく飛ぶ紙飛行機の作り方を伝授。参加者は滞空時間を少しでも延ばそうと、思い切り高く飛ばしたり、ふんわり飛ぶように優しく投げたり工夫していた。】 (【】内は記事から一部引用、Google ニュース/佐賀新聞:2012/10/18)

 「環境に優しい間伐材の活用」自体は、大変意義のあることで、日本折り紙ヒコーキ協会の活動や取り組みには、大いに敬意を表するものだが、こうした取り組みが増えている割には、こどもたちの日常の「あそび」からは、「折り紙飛行機あそび」は、年々減ってきている感は否めない。

 同様のことは、ドッジボールや鬼ごっこなどがスポーツ化される一方で、日ごろの「あそび」において、それらのあそびが、減少傾向からは脱して切れていないことにも現れている。これらのことから、スポーツや競技は、「あそび」とは異質な活動であることがわかる。

 本ブログでは、スポーツも芸術なども広義の「遊び」と定義し、こどもたちの遊びを、平仮名表記の「あそび」と定義しているが、その「あそび」は、同じ「遊び」でありながらスポーツとは一線を画しているのだ。その違いについて考察していく。

 「あそび」とスポーツの最大の違いは、自由の違いにある。「あそび」にもスポーツにもルールは存在するが、スポーツは対戦する場合においては、厳格なルールが適応され、少なくとも同一大会中のルールの変更は無いが、「あそび」においてはルールは臨機応変に変更される場合が多い。

 例えば、公式のドジボール大会と違って、「あそび」としてのドッジボールは、同じ地域同じこども集団の「あそび」においても、人数や場所や時間によって、ルールは様々に変化する。ようするに、「あそび」は楽しくするために、どんどんルールを変えるし、その自由さが「あそび」には許されているのだ。

 また、スポーツの試合においては、公平な立場の審判が必須で、用具さえも規格が決まっているなど、スポーツには様々な制約が存在するが、「あそび」にはそのような制約さえ全くない場合がほとんどだ。

 このようなことから、「折り紙飛行機」やドッジボールが、スポーツ化(競技化)されても、簡単にはこどもたちの「あそび」としては、広がっていかないことがわかる。この、「あそび」として広がらない理由に、今のこどもたちの抱えている問題があるのだ。

 その問題については、このブログで、今のこどもたちのあそびの条件変化として度々指摘・考察してきているので、ここでは省略しておくが、この問題の解決無しには、折り紙飛行機は昔のように、日常の「あそび」として、日本の空を飛び回ることはないだろう。

 本記事は、このブログの過去記事の再掲載です。(2013-05-30)




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最終更新日  2016.06.25 15:36:07コメント(0) | コメントを書く
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