あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

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2016.06.26
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カテゴリ: あそび一般



 先日、ユニット折り紙を教えていた時の話だが、「みなさん、紙には目があることをごぞんじですか?」と聞いたら、ほとんどの方がご存知ではなかった。「紙の目」とは、「紙の流れ目」とも呼ばれる、製紙段階で紙に出来る繊維の方向性を指す。この繊維の方向性に沿った折り目は折り易く、繊維の方向に直角では、折り曲げにくくなるのだ。

 多くの折り紙作品を折る時は、折り目は同じ方向ばかり折るわけではないので、あまり問題にはならないが、ユニット折り紙、特に空間の開いた「穴あきユニット」などでは、この「紙の目」が問題となってくる。「紙の目」の方向、すなわち繊維の方向に沿うことは折り易い反面、曲がり易くなるのだ。

 だから、細長いユニットは、「紙の目」がその長い方向に沿っていれば丈夫になるが、反対に「紙の目」がユニットの長軸方向と直行すれば曲がり易くなり、ユニットを組み合わせた作品も、時間とともに重力の影響を受け、変形しやすくなるのだ。

 この「紙の目」は、紙を少し曲げて見れば、曲がり易い方向と曲がり難い方向が簡単にわかるので、多くの方がご存知だと思っていたのだが、冒頭に記したように、意外とご存知でない方も多いのだ。ユニット折り紙を教え始めた時に、言っておけば良かったので、これは私の教え方のまずさでもある。

 なお、ユニット折り紙の作品を作る時は、「穴あきユニット」に限らず、「紙の目」を揃えてユニットを折るのが最善だ。何故なら、「紙の目」を揃えると、ユニット同士の組み合わせ部分にかかる力が、均一になるので、組み上がり作品は、より美しい形状を保つことができる。

 本記事は、このブログの過去記事の再掲載です。(2013-06-03)




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最終更新日  2016.06.26 19:59:26コメント(0) | コメントを書く
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