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2011.12.15
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カテゴリ: カテゴリ未分類
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スクデットレースで、最終節までトップを競うのはユベントスとACミランに絞られるのかなと思っています。

ウディネ、ラツィオ、ローマは実力不足で終盤の息切れが予想されますし、インテルは挽回するには失った勝ち点が大きすぎます。

かろうじて食い込めるのはナポリか。
しかしCLというコンペティションを諦めていないナポリは、実質3位以内というのが現実的な目標になるかと思います。

ユベントスとACミラン。

この2強について今回考えてみたいと思います。

戦術コンセプト

ミランはフィジカルを前面に打ち出したパワープレイが印象的。
イブラ、ボアテング、ガットゥーゾ、ノチェリーノ、ファンボメル、そしてT・シウバ。

強固な筋肉質なチームになっています。
この方針を見る限り、ピルロを放出したのもチームの方向性なのかと推察できます。

対してユーべは、チーム全員が献身的なハードワークでポゼッションを高めてパスサッカーを実現。流れの中でパスを通してゴールを奪うという体制。
ミランを方向性の違いで追い出されたピルロをチーム戦術の軸としているところがちょうど
両チームの対照的なコンセプトをあらわしているといえます。

ミランの上記の面々に比べて、ユーべにはフィジカルタイプは皆無。
黄金の中盤にしてもピルロ・マルキジオ・ビダルともに細身か中肉中背ですし、パワープレイには不向き。

「フィジカル」のミランと「ハードワーク」のユーべという構図がはっきりと浮かび上がってきます。

コンセプトが抱える問題点

ミランの場合、パワー系の選手が幅をきかしている中で、その彼らにボールを配給できるゲームメイクの出来るタイプが不可欠。

開幕前の陣容ではセードルフ&カッサーノ&アクイラーニの3本立て。
年齢、キャリアでうまくバランスがとれているところが、小憎たらしいミランのやらしさ。


現状ではせードルフとアクイラーニのみということになります。
せードルフについては、その実力は間違いないにしろ懸念されるのは年齢的な衰え。
90分フル稼働は厳しいですし、シーズン通してコンディションを維持できるのかという不安感はつきまといます。
アクイラーニは、年齢的にも一番脂ののる年齢ではありますが、ミランというビッグクラブで
さらにはスクデットというビッグタイトルを争うという舞台に立つのは始めてのこと。


ではユベントスはどうでしょうか。

これはなんといっても、今では代えのきかない選手になってしまったピルロに対する依存度が最大のウィークポイントになります。
ピルロがもし欠けるような場合には、間違いなくユーベの強さは崩壊する危険性を秘めているといえるでしょう。

バルサVSレアルに象徴される二つのサッカートレンド

ユーベとミランを比較してたどり着いたキーワードは
「フィジカル」対「ハードワーク」という構図。

こじつけといわれればそれまでですが、この構図はそのままフィジカルのR・マドリーとハードワークのバルサという構図に通じるものがあります。

セリエAには、バルサスタイルを体現すべくルイスエンリケ率いるローマという存在がありますが、開幕からここまで試合を見た限りで判断すると、今のセリエで最もバルサに近いプレーをしているのは間違いなくユベントスです。

ルイスエンリケではなく、セリエの何たるかを身をもって学んだコンテ率いるユーベが、バルサに最も近いプレースタイルをしているというのも興味深い皮肉といえます。

如何にフィジカルに恵まれなくても、ハードワークとパスサッカーで世界を席巻したバルサという生きた証拠があるわけですから、ユベントスの目指す方向性に間違いはないと思っています。

最後に、バルサと比較したからといってユベントスはバルサの二番煎じに甘んじるようなクラブではありません。ユベントスは世界に一つしかない ユベントス なのです。


気持ちの上でユベントスが格下と思ったことは一度もない
クラブを愛する様々な人々によって培ってきた長い伝統と実績は
決して劣るものではないのだ


BY てるきち









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最終更新日  2011.12.15 23:25:49
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