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コメント新着
2006年01月14日
カテゴリ： カテゴリ未分類
今日はカー用品チェーンの株価の比較です。
カー用品チェーン業界の比較
■前提
・業績データは全て四季報です。
・実質ＰＥＲは経常利益×５５％／株数で計算。
・１２月末 ６月末 １２月末 と並んでいる欄は左から２００４年１２月、２００５年
６月、２００５年１２月にそれぞれ発売された四季報の経常利益を使用、つまり半年
毎の四季報の経常利益とその当時の株価でＰＥＲ計算しています。
７０．５％ とＴＯＰＩＸを大きく上回りました。
業界規模は徐々に縮小傾向にあるのですが、各社が経営の合理化を進め、
収益が改善傾向にあることが株価にも反映していると言えそうです。
９社中 ＋６０％ 以上の大幅上昇となった会社は ７社 と小売業界の中でも
大当たりの業界ではないでしょうか。こんな地味な業界でも株価の動きは
結構派手ですね。
上昇率１位は アイエー 。０４年は営業利益前期比－４８％と大幅減収となり、
不振を極めましたが、既存店も前期までは
０５年 △６．５％
と絶不調で下方修正の繰り返しだったようですが、今期は
０６年 ＋９．１％ （４月～１２月）
と絶好調、中間決算では上方修正もあり、収益も大幅な改善を見せています。
経常利益は前期は＋７７％、今期予想も３３％と連続大幅増益です。
です。今もＰＥＲは業界最低、恐らく今年も株価は徐々に見直されていくので
しょう。私も前回の比較の時に買いたかったのですが、１単元が１００万円で
弱小投資家にとっては手が出ませんでした。仕方ないですね。
２位は オートセブン 。ＰＥＲ水準の見直しによるものです。売上高の伸び率が
毎期２０％～３０％でＰＥＲは１０倍そこそこでしたからね。ここは今は
カー用品業界にカテゴライズされていますが、来年はスーパー業界になる
でしょう。業務スーパーのＦＣは同じディスカウントスーパーの大黒天物産とも
比べ物にならないくらいの急成長を見せていますが未だに実質ＰＥＲは１６倍です。
今のところ出店費用がかさみ利益がついてきませんが、今が仕込み時ですね。
３位は オートバックスセブン で株価は２倍になっています。もともと成長性に
比べても株価は決して割安でもなかったと思うのですが、利益が改善傾向に
あること、及び実質的に業界の独占企業であり、将来の残存者利益を享受する
であろうということを評価されているのではないでしょうか。商売的にはほっとい
てもキャッシュが溜まるおいしい商売です。
４位は フジ・コーポレーション 。株価は＋８８．５％。１２月以降株価は４００円
から６００円に急上昇しました。純粋に低ＰＥＲの見直しによるものだと思います。
経常利益も２年連続大幅増益の予想であり、好調のようですし未だに低ＰＥＲです
のでまだまだ今年もさらに見直される余地はありそうです。
５位は モンテカルロ 。＋７１．５％の上昇率ですが、これは昨年４月に突如として
株価が暴騰したものです。この上昇はたった数日で記録されたもので、その後徐々
に株価が下がっています。今期も新規出店もなし、営業利益も２年連続減益の見通し
と、業績は順調とは言えません。しばらくは株価も厳しそうですね。
６位は アップガレージ 。中古カー用品、中古バイク用品のリサイクル業の会社です。
今期の業績は順調のようですが、ＰＥＲは既に４６倍と割高に買われています。
７位は イエローハット 。業界２位の会社です。０３年～０５年まで３年連続減益と
厳しい業績が続いていましたが、どうやら前期で底打ち、今期は増益を確保しそう
です。それに伴い株価も見直しが入っているようですね。ＰＥＲは３５倍とかなり
高いですが、ＰＢＲは０．８倍であり、こちらの割安さが見直されているのでしょうか。
年間を通じて株価が下がった バッファロー と オートウェーブ 、どちらも減益予想と
なっています。
カー用品チェーン業界の比較
■前提
・業績データは全て四季報です。
・実質ＰＥＲは経常利益×５５％／株数で計算。
・１２月末 ６月末 １２月末 と並んでいる欄は左から２００４年１２月、２００５年
６月、２００５年１２月にそれぞれ発売された四季報の経常利益を使用、つまり半年
毎の四季報の経常利益とその当時の株価でＰＥＲ計算しています。
７０．５％ とＴＯＰＩＸを大きく上回りました。
業界規模は徐々に縮小傾向にあるのですが、各社が経営の合理化を進め、
収益が改善傾向にあることが株価にも反映していると言えそうです。
９社中 ＋６０％ 以上の大幅上昇となった会社は ７社 と小売業界の中でも
大当たりの業界ではないでしょうか。こんな地味な業界でも株価の動きは
結構派手ですね。
上昇率１位は アイエー 。０４年は営業利益前期比－４８％と大幅減収となり、
不振を極めましたが、既存店も前期までは
０５年 △６．５％
と絶不調で下方修正の繰り返しだったようですが、今期は
０６年 ＋９．１％ （４月～１２月）
と絶好調、中間決算では上方修正もあり、収益も大幅な改善を見せています。
経常利益は前期は＋７７％、今期予想も３３％と連続大幅増益です。
です。今もＰＥＲは業界最低、恐らく今年も株価は徐々に見直されていくので
しょう。私も前回の比較の時に買いたかったのですが、１単元が１００万円で
弱小投資家にとっては手が出ませんでした。仕方ないですね。
２位は オートセブン 。ＰＥＲ水準の見直しによるものです。売上高の伸び率が
毎期２０％～３０％でＰＥＲは１０倍そこそこでしたからね。ここは今は
カー用品業界にカテゴライズされていますが、来年はスーパー業界になる
でしょう。業務スーパーのＦＣは同じディスカウントスーパーの大黒天物産とも
比べ物にならないくらいの急成長を見せていますが未だに実質ＰＥＲは１６倍です。
今のところ出店費用がかさみ利益がついてきませんが、今が仕込み時ですね。
３位は オートバックスセブン で株価は２倍になっています。もともと成長性に
比べても株価は決して割安でもなかったと思うのですが、利益が改善傾向に
あること、及び実質的に業界の独占企業であり、将来の残存者利益を享受する
であろうということを評価されているのではないでしょうか。商売的にはほっとい
てもキャッシュが溜まるおいしい商売です。
４位は フジ・コーポレーション 。株価は＋８８．５％。１２月以降株価は４００円
から６００円に急上昇しました。純粋に低ＰＥＲの見直しによるものだと思います。
経常利益も２年連続大幅増益の予想であり、好調のようですし未だに低ＰＥＲです
のでまだまだ今年もさらに見直される余地はありそうです。
５位は モンテカルロ 。＋７１．５％の上昇率ですが、これは昨年４月に突如として
株価が暴騰したものです。この上昇はたった数日で記録されたもので、その後徐々
に株価が下がっています。今期も新規出店もなし、営業利益も２年連続減益の見通し
と、業績は順調とは言えません。しばらくは株価も厳しそうですね。
６位は アップガレージ 。中古カー用品、中古バイク用品のリサイクル業の会社です。
今期の業績は順調のようですが、ＰＥＲは既に４６倍と割高に買われています。
７位は イエローハット 。業界２位の会社です。０３年～０５年まで３年連続減益と
厳しい業績が続いていましたが、どうやら前期で底打ち、今期は増益を確保しそう
です。それに伴い株価も見直しが入っているようですね。ＰＥＲは３５倍とかなり
高いですが、ＰＢＲは０．８倍であり、こちらの割安さが見直されているのでしょうか。
年間を通じて株価が下がった バッファロー と オートウェーブ 、どちらも減益予想と
なっています。
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