俳句で綴る 悠々の一年三百六十五句

俳句で綴る 悠々の一年三百六十五句

2007年06月03日
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AIとNANAを預かった。 と、言うよりワタシが一緒に遊びたかったがため、無理やり娘のウチから連れてき来たと言ったほうが当たっているかも...。
でも、可愛い...。
何をして喜ばせようかと思案の末、NOTOへイチゴ狩りに連れて行くことにした。

朝から随分暑い。 NOTOのAKASAKI地区のイチゴ園は今が盛りで、車窓からのイチゴ畑には真っ赤に熟れたイチゴが鈴なりに生っているのが見える。

AIとNANAは、もうやる気満々で気が逸っている。 適当に畑を選んで車から降りた。イチゴの香りが鼻をくすぐる。  大人1000円、幼児300円を払い、畑に案内して貰った。

AIの声はイチゴを口に入れる前からひときわ大きい。  それだけで連れて来た甲斐があった。

採り方を教えると、未だ熟していないのを最初に採った。 「赤いのを採らんと...」と促す。
一つ目を口に入れて「アマイよ~」と...。 NANAもそれを真似たように「アマイよ~」
大き目の実を選んで渡すと「ネェー、これおおきいネ~」  次から次へと二人は手当たり次第にイチゴを摘んでは口に運ぶ。
NANAは半分カジッて、ワタシ目がけて投げつけて来る始末。 お転婆にはマイッテしう。
「コラッ!」と叱っても屁の河童!  嬉しい証拠だ。 それにしても、二人ともよく食べる。
イチゴ畑中にAIの声が響き渡る。
NANAにワタシが摘み取った大きいイチゴを渡そうとすると首を横に振って受け取らない。
もう、お腹いっぱいになったのだ。

お持ち帰り用の容器(500円)を貰って、それに山盛りに摘んだイチゴを入れた。農家の人が上からビニールを掛けて紐で丁寧に結わえてくれた。 そのほかに小粒のイチゴを1パック、おみやげに下さった。  畑で熟したイチゴは甘みが強く、香りも高くとてもおいしい。  車の中がイチゴの甘い香りでいっぱいになった。

そして、ワタシは噴出した汗を拭きながら心の中でつぶやいた。「孫たち、農家の方、ありがとう」


うれしさも 籠いっぱいの 苺狩り


帰りは夕餉のためのNOTOの食材を求めて通りすがりのスーパーに寄った。  ここへ来る途中の車の中で花火が欲しいとAIが言い出して、それも買った。  NANAも負けじと同じものを買うとわめく。  このやんちゃ娘め! しゃーないか。(でも、一袋100円の線香花火で騙す。 うーん、去年の売れ残りかも...。 もしかして、シケッテて火が着くのかいなぁと 少し不安)


晩ご飯を終えると、未だ明るいのに花火をしてくれと催促される。  何だかんだごまかして、少し暗くなるまで引っ張って(でも、日が長くなって未だ明るい)外に出た。  
二袋買った花火のうち、一袋だけ開けて花火大会?が始まった。
何種類かあるが火を着けるとどれも同じようなものだ。
時間にして15分ほどで終了。
夏にもならんのに花火なんかやっているウチなんてない!  また、次の機会の、もう一袋の花火を楽しみにしている。  こんなことで喜んでくれるところが、たまらなく可愛い。


せかされて 薄暮の花火 夏兆す






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最終更新日  2007年06月29日 17時04分45秒
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