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5年前の今日(2月26日)、稀代の鉄道紀行作家であった宮脇俊三氏が亡くなりました。享年76歳でした。
その独特な語り口と豊富な知識に裏付けされた深みのある文章で、死後5年経った今でも熱心なファンの多い作家であります。
で、タイトルの 「鉄道院周遊俊妙居士」
は
宮脇俊三氏の戒名であります。
通常、いくら著名な人物であっても戒名までは知られていないものですが宮脇翁の場合、あまりに絶妙な戒名であるために広く知られています。
で、この戒名を初めて見たときは、このようなシャレの利いた戒名をつけるとは
なかなか知己に富んだ、洒落たお坊さんだなぁと思っていたのですが、
この戒名、実は宮脇翁本人が考えた戒名だったそうです。
しかも、翁の長子、宮脇灯子氏が一昨年に出版した
『 父・宮脇俊三への旅
』によると、
どうやら生前、翁が遊び半分で作った戒名を
遺族がそのまま使っちゃったというのが実態のようで。
この本には、長年寝食を共にしてきた家族にしか書くことの出来ない
『宮脇俊三』が描かれており、翁を慮るには実に良い書物だとは思うのですが…
非常に熱心なファンが多く、 ある意味神格化されている
面もあるので
そこに描かれている “人間”宮脇俊三
の姿には
かなり戸惑いを覚えてしまいました。
人間、知らない方が幸せなこともけっこう多いよな
ということを、ちょっと思ってしまいました。
(後、文才というのは遺伝しないんだな、ということも…(^_^;)
こうやって翁のことを思い出すと、改めて新たな著作が読めないことが
非常に寂しく思われます。
25年の作家生活の中で生み出された作品はそれほど多くなく
改めてその短すぎる作家生活が惜しまれます。
ただ、遺された一ファンとしては、今はただ翁の冥福を祈って止みません。
聖地巡礼 2009.10.18
キャッチャー・イン・ザ・トイレット!こ… 2009.09.04 コメント(2)
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