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理論物理学的な意識学は、心と意識を肉体と魂という表現で使くことが多い。
特に「魂」を語る時、その働きの主体的な面で生命現象があり、肉体はその入れ物と言うことになる。肉体の中にある「魂」を意識学では「意識」と呼んでいる。
そして、その魂が肉体の外へ出てしまった場合に限り「霊魂」と呼ぶ。
肉体の死と共に魂は肉体を離れ外の世界へと飛翔する。この状態の時、魂は意識とは呼ばず霊魂と呼ばれるようになるのである。
これは、肉体を持たない霊的存在として、次の転生を待つ待機状態を表した呼び名である。この状態を宗教的表現で言うと不成仏霊。あるいは幽霊。あるいはヒト玉、と呼ぶ人が多い。
これらを総称して浮遊霊と呼ぶが、この霊的なものが生きている人に何らかの影響を与えた時、霊障害となり、色々な心霊現象を引き起こすことになる。
どちらにしても・・・・・・生きて肉体内で生命活動をしている魂と、死後肉体を離れ霊魂だけになってしまっている魂のそれぞれには、意識は存在しているのである。
そして記憶と波動を持って相対的に意識的作用をしていることがあるといえるだろう。
心霊現象を断ち切るにはそれなりの方法と意識的手段があるが、生きている人の中で働いている意識の作用は本人が意識しない限りなんら気付くこともなくそのまま時が経ち、死の間際になってやっと気付いた時にはすでに時遅しということになっている。
気付くことで人は多くの不快な出来事を避けることができ、自己の人生上の目的や健康上等の多くの利益を享受することができるだろう。
しかし反面、心霊的に関心を強めて行くだけであれば、物理学的にも科学的にも程遠い非現実的な神秘の世界に身を委ねるだけで人生になんら良い効果を招き寄せることはないだろう。それは、霊魂の奴隷となるだけであるからである。