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【アヒルと鴨のコインロッカー】 評価:★★★伊坂 幸太郎 アヒルと鴨のコインロッカー【内容】引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的は―たった一冊の広辞苑!? <読書感想> 「めでたし」で終わらない物語は嫌いだ。映画だって、「レオン」、「ライフ・イズ・ビューティフル」、「グリーンマイル」、「タイタニック」は嫌い。読み始めて幾分もしないうちに、「めでたし」で終わらない本なのだとすぐに悟った。それでも最後まで読んだのは、物悲しさが薄かったからだ。感情がむき出しでなかったから。『政治家が間違っている時、 その世界の正しいことはすべて間違っている』今就いている仕事は、白黒のほぼない、全てがグレーゾーンの仕事だからお客さんに良く聞かれる。「それが正しいって誰が決めるんですか?」ああ、そうか。「そうなっているから正しい」ではなく、「正しくないかもしれないけど、そうなっている」と答えるべきなのかな?正しさは、人それぞれ違う。他人にとっては、理不尽なことだらけだ。
2008/02/13
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【風が強く吹いている】 評価:★★★★★三浦 しをん 風が強く吹いている【内容】君だったのか、俺が探していたのは。走るために生まれながら、走ることから見放されかけていた清瀬と蔵原。二人は無謀にも陸上とは無縁だった八人と「箱根」に挑む。走ることの意味と真の“強さ”を求めて……。 <読書感想> まったくの偶然で、2冊続けて『走る』ことがテーマの本になった。今度は長距離、箱根駅伝の話。『長距離を走る』のに最も大事なことそれは、『速い』ことではなく、『強い』こと。1月27日の大阪国際マラソンの福士加代子の姿。すごかった。もし、福士にとって、走ることが『速さ』だけを競うものなら、きっとゴールを諦めていただろう。走ることが己と戦うことだから、福士は何度コケても立ち上がってゴールを目指したのではないだろうか。彼女は速くは走れなかったけど、とても強かった。そしてマラソンとは違う、駅伝に必要なもう1つの強さは、『自分以外のだれかに恃(たの)む強さ』自分の走る区間以外は、仲間にたのまなければならない。そして、自分の走る区間は自分だけのものではなく、襷(たすき)をつなぐチームメイト全てのものだ。それは、きっと想像以上に重い。でも、走ることで仲間とつながっているということが、自分を支える。信じる強さ、信じてもらう強さ。それが大きければ大きいほど、より大きな力を生む。『長距離を走る』ことは、『生きること』にとても似ている。大事なことは、『強い』ことだ。そして、自分以外の誰かを信頼して『たのむ』ことだ。
2008/01/30
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【一瞬の風になれ】 評価:★★★★★ 佐藤 多佳子 【第1巻】春野台高校陸上部。とくに強豪でもないこの部に入部した二人のスプリンター。ひたすらに走る、そのことが次第に二人を変え、そして、部を変える―。思わず胸が熱くなる、陸上青春小説。 【第2巻】少しずつ陸上経験値を上げる新二と連。才能の残酷さ、勝負の厳しさに出会いながらも強烈に感じる、走ることの楽しさ。意味なんかない。でも走ることが、単純に、尊いのだ。陸上青春小説、第2巻! 【第3巻】ただ、走る。走る。走る。総体に行くためだけでなく、タイムを出すためだけでなく、鷲谷と戦うためだけでなく、何より、俺たち4人でチームを組めたことのために走りたいのだった。全3巻圧倒的迫力の完結編!! <読書感想> ぞうりむしも陸上をやっていた。100Mハードル。そして400Mリレー。自分が登れる高みの限界を常に感じながらも、1秒・・・0.1秒・・・0.01秒・・・というほんの僅かな時間を縮めるために生きていたあの日々。本を読むようになってから2年。「この本をあの時に読んでいれば・・・」と思う本に出会うことがある。もしこの本を、あの陸上生活まっ只中に読んでいたとしたら、もっと頑張れたかも。もっと上へ登れたかも。そんな錯覚を起こしてしまいそうになった。あの時はあの時の限界で頑張っていたはずだけど、スポーツをやっている誰もが見る夢を、もっと大それた夢ぐらい見ていればよかった。ここまでだと決めた自分の心が、あの時、自分の限界を決めたのではないかとそう思う。ああ、走りたいな。堕落した生活でガチゴチになまりきった体の中、心が熱い。
2008/01/24
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【終末のフール】 評価:★★★★★ 伊坂 幸太郎 【Story】2***年。「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」と発表されてから5年。恐怖心が巻き起こす、殺人、放火、強盗…。社会に秩序がなくなり、世界中が大混乱に陥る中、仙台市北部の団地に住む人々の葛藤を描く。 <読書感想> Today is the first day of the rest of your life.今日という日は残された日々の最初の一日。 生きるということ。その答えを私はまだ見つけていない。この物語に登場する8人の答え。そのそれぞれが正しい答えという気もするし、そうでない気もする。「明日死ぬとしたら生き方が変わるんですか?」「あなたの今の生き方は、 どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」考えてみたけど、やっぱり答えは出なかった。ただ、この本を読んで、生きるということに意味なんかいらないような気がした。生きている。ただ、それだけ。明日死ぬとして、今までと何か考え方が変わったとしても、誰かのために何か特別な事ができるわけでもないし、今の自分にできること以上をできるようになるわけでもない。明日死ぬと分かったからこそ、やろうとすることは、いつだって、たった今からだってできる。・両親や友達に感謝の気持ちを伝えること。・誰かを許し誰かに許してもらうこと。・なりたい自分への一歩を踏み出すこと。・大切な人に愛していると伝えること。「じたばたして、あがいて、もがいて。 生き残るってそういうことだよ」どれくらい生きるつもりかを考えて生き方を決めるのではなく、明日死ぬとしても、今日もいつもと同じように生きる。そういう生き方にしていきたい。
2008/01/09
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【ミーナの行進】 評価:★★★ 小川 洋子 【Story】美しくて、か弱くて、本を愛したミーナ。あなたとの思い出は、損なわれることがない―懐かしい時代に育まれたふたりの少女と、家族の物語。 <読書感想> この本のもつ雰囲気は独特で、でもどこかなつかしい感じがする。小学校の頃、父が仕事で遅くなる日に、母と兄と私の3人で外食をした。うちは田舎で、特別な時以外に外食する文化がなかったから、本来ならワクワクドキドキするはずのレストランでの食事が「父がいない」というだけで、ただそれだけで、なんだかひどく間が抜けていて、落ち着かない感じがしたことを今でも覚えている。たとえそれが疎ましく嫌うべき存在であったとしても、あるべきものがたった1つ足りないだけで、足元はすぐに心もとないものになってしまう。でも、ミーナも伯母さんもおばあさんもみんな自分の役割を淡々とこなしている。あの日の私が、楽しそうに振舞ったように。兄がそれほどでもないピラフをうまいうまいと言ってムシャムシャと食べたように。足りないのに足りないものなんてまるでないかのように振舞うことは、なんとなく切ない。だけど、ほんとはものすごく前向きなことではないかそう思えた。あるべき場所にあるべきものが収まっている。それは普通のことなのに、足りなくなってから分かる。それがどんなに心安らぐことなのか。でも大丈夫。足りないものなんてまるでないかのように振舞えばいいんだよ。ミーナは、そう教えてくれる。
2008/01/06
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年末年始に夜更かしして見たDVDを2つ。【DEATH NOTE the Last name】 評価:★★★ 出演:藤原竜也/松山ケンイチ/戸田恵梨香【Story】<このノートに名前を書かれた人間は死ぬ>待望の後半。第3のキラの出現…!新たに明らかになるデスノートのルール。天才たちの計算をも狂わせる予想外の展開。それでもすべてを見通しているのは?そして最後に笑うのは? 【どろろ】 評価:★★★ 出演:妻夫木聡/柴咲コウ/中井貴一【Story】赤ん坊の頃、体の48箇所を魔物に取られた百鬼丸が、体を取り戻すために魔物退治の旅に出る。そんな彼に、妖刀を狙ったコソ泥のどろろがつきまとい・・・。 <読書感想> 最近は、邦画もおもしろくなりましたね。2本ともエンターテインメントものだったから、何にも考えず楽しめたのがよかった。デスノートは松山ケンイチが秀逸!天才となんとかは紙一重という役どころを見事に演じきってた。そして、予告であった「L再起動」。Lの過去にも興味深々です。主役の藤原竜也を食ってたけど、藤原竜也が正統派だから、松山ケンイチがよけいに引き立つのかなぁ。「どろろ」は、妻夫木くんかっこよすぎ!今まで、妻夫木くんをかっこよいと思ったことがなく、どちらかと言えば軟弱な印象だったけど、百鬼丸は当たり役。ずっと、笑わなかった百鬼丸が少しずつ心を許して、最後に満面の笑みで微笑んだ顔がほんとに無邪気で子供みたいで・・・。そのシーンがとても印象的だった。「どろろ」は間違いなく「2」が出るな。時間があれば見たい邦画DVDは、この3つ。(1)国分太一主演の「しゃべれどもしゃべれども」(2)オダギリジョー主演の「ゆれる」(3)小栗旬主演の「キサラギ」
2007/12/29
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最近は、仕事関係の本ばかり読んでいたので、ちょっとホッとしたくて、恋愛ものを2つ読みました。【図書館戦争】 評価:★★★ 有川 浩【Story】公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を取り締まるための「メディア良化法」が成立・施行された“現代”。この超法規的検閲に対抗するため、6 人の戦士が立ち上がった。狩られる本を、明日を守れ! 敵は合法国家機関。正義の味方が図書館を駆ける! 【夜は短し歩けよ乙女】 評価:★★★★ 森見登美彦【Story】「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。二人を待ち受けるのは奇々怪々なる面々が起こす珍事件の数々、そして運命の大転回だった! <読書感想> 「図書館戦争」を書いた有川浩は女性。「夜は短し歩けよ乙女」を書いた森見登美彦は男性。女性が描く恋愛ものと男性が描く恋愛ものの違いがおもしろかったねぇ。有川さんは、普段は強く振舞っている女性から、ときおり垣間見える繊細さとか敏感な感受性に女性らしさを表現するけど、森見さんは、小さくて愛らしい女性の中にある芯の強さを表現することによって女性を表現する。スポットの当て方を変えるだけで、受ける印象がずいぶん違う。多分、女性でも人によってもタイプが違うんだろうねぇ。【有川タイプ】可愛らしい部分や弱い部分をたくさん持っているにもかかわらず普段は強がっていたいタイプ。【森見タイプ】普段は弱々しく守ってあげたい可愛らしい女性だけど、いざというときは芯の強さを見せるタイプ。女性が目指すタイプと男性が好むタイプも人によって違うだろうからそれこそ、男女の仲ってのはおもしろいもんだ。まぁ、「夜は短し・・・」に出てくる乙女の萌え萌え具合は尋常ではないけど、こんな子おったら誰でも惚れるわ。かなり森見さんの個人的好みが入っていると見た。。。( ̄ェ ̄;)森見さんと言えば、この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよという、おもしろいブログも書いている。これも結構おもしろく、ついつい読んでしまう。それにしても、「一切の高望みを捨てよ」ってあんな萌え萌え乙女を書いといてよく言うよっ( ̄ェ ̄)
2007/12/29
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この2週間で読んだ本は3冊。ぞうりむしの通勤時間は往復で3時間20分なので、本を読む時間がたっぷりあります(* ̄∇ ̄*) 一気にまとめて3冊ご紹介~!【死の壁】 評価:★★ 養老孟司【Story】ガンやSARSで騒ぐことはない。そもそも人間の死亡率は100%なのだから――。誰もが必ず通る道でありながら、目をそむけてしまう「死」の問題。死にまつわるさまざまなテーマを通じて現代人が生きていくうえでの知恵を考える 死の壁 【青の炎】 評価:★★★★ 貴志祐介【Story】平和な家庭の一家団欒を踏みにじる闖入者が現れた。母が十年前、再婚しすぐに別れた男、曾根だった。曾根は母の体のみならず妹にまで手を出そうとしていた。警察も法律も家族の幸せを取り返してはくれないことを知った秀一は決意する。自らの手で曾根を葬り去ることを…。 青の炎 【鈍感力】 評価:★★ 渡辺淳一【Story】「鈍感力」こそ、今を生き抜く新しい知恵!この複雑な現代社会をより良く生き抜くためには、ある種の鈍さ、「鈍感力」が必要である! そんな渡辺流、逆転の発想をあらゆる角度から具体的にさし示す、人生を成功に導くための処方箋17章! 鈍感力 <読書感想> 養老孟司 の 『死の壁』 は、結局何が言いたいのかよく分からなかった。養老孟司さんが話した内容を、編集者さんが書き留めて本にしたから、仕方ないのかな。起承転結の無い本って読みにくいんだねぇ。。貴志祐介 の 『青の炎』 はすごく良かった。人を殺すことは、どんな理由があろうと許されることではないが、それが、愛する人を守るためであったとしたら・・・。ただ、どんなに邪悪でどうしようもない悪人でも、きっとそうなってしまった原因がどこかにあり、その悪人も一種の被害者かも知れない。正義とは何か・・・誰が決めるのか・・・強すぎる正義は自分を滅ぼすということか。渡辺淳一 の 『鈍感力』 はおもしろかったけど、結局どうすれば鈍感力が磨かれるのかに全く触れられていなかったことが残念。鈍感力がどんなに大事か分かったから、鈍感力を磨く方法も教えてよ~( ̄ェ ̄;)
2007/11/14
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【かもめのジョナサン】 リチャード・バック【Story】そう、重要なのは食べることではなく、飛ぶことだ。風になることだ。飛ぶことだけのよろこびを味わうために、光りかがやく空の果てまで飛んでいく一羽のかもめ、ジョナサン・リヴィングストン。群れから追放された異端のかもめは、強い意志と静かな勇気をもって、スピードの限界に挑戦する。夢と幻想のあふれる寓話。 かもめのジョナサン <読書感想> 「かもめのジョナサン」は寓話である。寓話=道徳的な教訓を伝えるための短い物語のこと。「寓話」と言えば、10年程前に「チーズはどこに消えた」がベストセラーになったよね。そして、最近は「鏡の法則」が寓話的物語として流行っているよね。なるほど「寓話」はその時々の時代背景を如実に表しているような気がするな。「チーズはどこに消えた」は、バブル崩壊直後(1990年代)のベストセラー。ビジネスマン向けに書かれた本で、数多くの企業研修に使われた。チーズは同じ所にずっとあるわけではない。なくなったら、その事実を受け止め、新しいチーズを求めて行動を起こさなければ新しい世界は見えないといった教訓。まさに、いつまでもバブルにすがりつくなって言ってる( ̄Д ̄) 「鏡の法則」はつい最近(2000年代)のベストセラー。真実のお話で寓話ではないけど、寓話的要素が強い。現実に起きる出来事は、一つの「結果」で、「結果」には 必ず「原因」があり、その原因は、あなたの心の中にある。 あなたの人生の現実は、あなたの心を映し出した鏡。人生の問題を解決する魔法の知恵。誰もが生きる意味を探して悩んでいる今の時代を反映しているよね。そして、この「かもめのジョナサン」は30年前(1970年代)の「寓話」。「そう、重要なのは食べることではなく、飛ぶことだ。風になることだ。」われら全ての心にひそむ、かもめのジョナサンへ と書いてある。1970年代はぞうりむしが産まれた時代。どんな時代だったんだろう??調べてみたら、高度経済成長が一段落し低成長時代に移行した時代。 「国民生活に関する世論調査」で、「物質的にある程度豊かになったので、これからは心の豊かさやゆとりのある生活をすることに重きをおきたい」とする人々の割合が、「まだまだ物質的な面で生活を豊かにすることに重きをおきたい」とする人々の割合を初めて上回った年だそうだ。ふふっ。だから「食べることよりも飛ぶこと。自由になること。」が重要だ。とジョナサンは言っているんだな(笑)ベストセラーになった「寓話」を時代背景とともに見ると面白い。
2007/11/07
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【号泣する準備はできていた】 江國香織 【Story】私はたぶん泣きだすべきだったのだ。身も心もみちたりていた恋が終わり、淋しさのあまりねじ切れてしまいそうだったのだから。号泣するほどの悲しみが不意におとずれても、きっと大丈夫、切り抜けられる……。そう囁いてくれる直木賞受賞短篇集。号泣する準備はできていた <読書感想> 読んでいると下っ腹が「ぐぅ」と痛んだ。それでも頑張って読んでいたら、片手でお腹をしっかりと押さえている自分にはたと気づいた。そんな本です。。。ってどんな本やねんっ( ̄ェ ̄;)題名に反して涙の一粒も出ない。それどころか、読めば読むほど、心はどんどん乾いてゆき、涙のためにとっておいたほんの一滴の水分さえも奪われそうだ。そのくせ、じめじめとした湿地をあてもなくさ迷っているようないや~な湿り気を持ち合わせている。この世の中に 絶対 なんてないんだって理屈では分かっているのに、気持ちの上ではまるで理解できてないぞうりむしのために、ある本なのかも知れない。
2007/11/03
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【老人と海】 ヘミングウェイ 【Story】 キューバの老漁夫サンチャゴは、長い不漁にもめげず、小舟に乗り、たった一人で出漁する。残りわずかな餌に想像を絶する巨大なカジキマグロがかかった。4日にわたる死闘ののち老人は勝ったが、帰途サメに襲われ、舟にくくりつけた獲物はみるみる食いちぎられてゆく……。老人と海 <読書感想> 「やつはおれの運命だ」18フィート(5メートル半)もの大魚が老人にとって何を意味したのかは明らかだ。老人はもはや海に縛られていただけではないのか。とうの昔に失った過去の栄光に。本当は気付いていたのか。幾度となくあらわれる夢の中のライオンは、その誇りを失うことなく陸で生きたいと願う老人の願望ではなかったか。大魚との戦いに勝利して、老人の心は揺れる。誇り高き漁師としての自分を殺しはしたが、屍になってなお、己を失う恐怖と戦う。「やつがおれを運んでいくのか おれがやつを運んでいくのか」それも、やがて鮫(サメ)の大群が跡形も無く食い尽くす。身を引きちぎられる思いに耐え、そして老人は自由になる。小船は重い荷を失って、身も軽々と海上をすべってゆく。それは、解き放たれた老人の心なのだ。老人はもう海には出ないだろう。老人の意志を継ぐ少年がいる。そしてなにより老人はライオンになった。誰もがみな、現役を引退する時がくる。死に物狂いで戦ってきたその第一線を退く時の心の葛藤はいかほどだろう。そして、その瞬間を誰かに決められるのではなく自分自身で決めなければならないとしたら…。ぞうりむしの父は今年還暦を迎え、来年自営業をたたむ。後を継ぐものはいない。目覚めた時に、少年のしたように、せめてあたたかいコーヒーだけでも差し出すことができたらと思う。
2007/10/29
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【17歳は2回くる】 山田ズーニー 【Story】 なぜおとなになって悩むのだろう?「自分を生きよう」と思うほど悩みが大きいのはなぜだろう? おとなになっても思春期がくるからだ。自分も明日も人間関係も揺らぐけど、それでいい。悩みは可能性だ。「人には、追い詰められたとき、自分で、自分を生かす道を考える力がある」 <読書感想> ここ数日、お風呂場が天然のサウナになっている。。。ラッキー・・・( ̄ェ ̄) 本の感想いってみよっ!ぞうりむしは、この本の作者の山田ズーニーさんがすごく好きだ。進研ゼミで高校生の小論文添削を指導していた人で、今はフリーで糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」の中で「大人の小論文教室」というコラム連載を担当している。ズーニーさんは、いつも等身大で悩んでいる。決して自分を大きく見せたり、小さく見せたりしない。ありのままの自分で生きていくことに、ただ、それだけに一生懸命なのだ。でも、そんな簡単なことが、本当はどんなに難しいことであるか身をもって知っているから、この人の文章は私達の心を揺さぶる力を持っている。そんなズーニーさんがイチオシするインディーズのアーティストが「リトルキヨシ」。長い長い道のりの中でのほんの一瞬の苦しみだとあなたは言うでも、その一瞬の中でも、ぼくはぼくでありつづけたいのです我が道をゆけ我が道をゆけ我が道をゆけ Byリトルキヨシ不思議と惹かれる。彼の言葉にも力がある。
2007/08/17

出たんです~~~!!!(llllll゚Д゚)ヒィィィィ 8月8日午前0時04分、 ぞうりむしは、 身の毛もよだつ 恐ろしい体験をしました…(((( ;゚Д゚)))ガグガグブルブルそう、ぞうりむしのアパートは、築34年。ミラクル古い。ここへ引っ越してから半年。それは、2度目の恐怖体験でした。※注意※ここから下は、心臓の弱い方はお読みにならないで下さい。昼間の猛暑があとを引いて、その夜はとくに蒸し暑い日でした。のどが渇いたな・・・そう思いました。そうだ、1時間程前にマンゴージュースを飲んだコップを洗わずに台所に置いてある。。。。それでもう一杯マンゴジュースを飲むか・・・。何の迷いもなく、台所へ行きました。台所は真っ暗でした。そこで電気をつければよかったのです。そうすれば、あんな恐ろしいことには・・・。冷蔵庫からマンゴージュースを取り出し、ぞうりむしは、真っ暗な台所でコップを手に取り、マンゴージュースをなみなみと注ぎました。何かがおかしい・・・そう思いました。黄色いドロッとした液体の中で何か・・黒いものがうごめいている様なそんな感じなのです。よせばいいのに、コップに顔を近づけてよく見ようとしました。その時突然! その黒々とした固い塊が、マンゴージュースのドロドロした液体の中から現われ、ぞうりむしの親指を伝い、手首に這い上がってきたのです!!ギャァァァァァァ~(ll゚д゚ll)!!!ゴ●ブリ~~~~(ll゚д゚ll)!!!その後は、もう何かどうなったのかよく覚えておりません。。。ゴキジェットの缶を半分近く使い果たして、電気をつけると、床一面 黄色いマンゴージュースの池・・・。コップは、はるか隣の部屋の端まで吹き飛んでおりました。(奇跡的に割れてはいなかった・・・・( ̄ェ ̄;))ヤツは、流し台の中で息絶えておりました。。。。翌日、家じゅうに張っている、ホウ酸ダンゴとゴキブリホイホイを新しいものに取り替えました。よく見ると、ホウ酸ダンゴにヤツらが確かにかじった形跡が・・・。 > ■新しいホウ酸ダンゴ ■かじられたホウ酸ダンゴものすごい食べられてる・・・・( ̄Д ̄;) ガーン嬉しいような・・・悲しいような・・・複雑( ̄ェ ̄;)今回の恐怖体験で、ぞうりむしは1つ学びました。。。ゴ●ブリは、マンゴージュースの中を泳げる( ̄ェ ̄)
2007/08/10
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【モリー先生との火曜日】 ミッチ・アルボム 【Story】 スポーツコラムニストとして活躍するミッチ・アルボムは、偶然テレビで大学時代の恩師:モリーの姿をみかける。モリー先生は、難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵されていた。モリーは、ミッチに毎週火曜日をくれた。16年ぶりのふたりだけの授業。 <読書感想> 新しい会社に入社して7日目なのに、今日から1週間のお盆休みに突入したぞうりむしです( ̄ェ ̄;)昨日の夜、会社を出る時、先輩に「お盆明けにいないってことないよね?たまにあるんだよねぇ。」と言われたので、「無きにしもあらずです。」と笑顔で答えておきまひた~(* ̄∇ ̄*) さて、感想行ってみよ~この本は、7月31日に読んだ、「3週間続ければ一生が変わる」 ※感想はこちらの本の中で、絶対に読むべき本として紹介されていました。火曜日がやってくる度に、モリー先生はミッチとそしてぞうりむしに「人生の意味」を教えてくれました。ぞうりむしは、最近思うことがあります。 誰かに何かをしてもらうよりも 誰かに何かをしてあげるほうが 心が満たされるぞうりむしは、嬉しいことをしてもらったときの「幸せ~(* ̄∇ ̄*) 」よりも、一生懸命したことに相手が喜んでくれた時の方が、「より幸せ~(* ̄∇ ̄*) 」となるのです。でも、なぜなんでしょう。恋人になったり、親友になったり、その人が身近になったとたん、そんな気持ちがコロリと逆転して、 何かをしてあげるよりも よりたくさん何かをしてもらわなければ 心が満たされなくなるのです。不思議です。自分の気持ちなのにまだ解明できません。どうしたら、そうならなくなるのかも・・・。 人生でいちばん大事なことは、 愛をどうやって外に出すか どうやって中に受け入れるか その方法を学ぶこと Byモリーぞうりむしはまだ、「愛」が一体なんたるかを何ひとつ分かっていないのかも知れません。
2007/08/08

新しい職場、出社2日目のぞうりむしです。少し前に、木工店Nさんとの出会いのことを書きましたが、あの後、更なる感動のドラマがあったのでお話したいと思います。過去のNさんとのドラマはこちら↓木工店のNさんとの出会い <前半編>木工店のNさんとの出会い <後半編>あの机が完成したとき、ぞうりむしはとても嬉しくて、この感動を改めて木工店のNさんにお伝えしたいと思い、完成した机の写真を絵葉書にして、お礼状を出しました。コレ↓ ← ここに お礼の文章すると、このような便りがぞうりむしの元に届いたのです。
2007/08/03
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【3週間続ければ一生が変わる】 ロビン・シャーマ 【Story】 3週間続ければ一生が変わる。人生の質を高める意識革命!行動しなければ、なにも始まらない!小さな習慣が人をつくる。 <読書感想> 著者のロビン・シャーマは、自己実現、自己発見に関する世界最高の権威のひとり。自分の欠点を認めるって難しい。自分が欠点と分かっているもの以上に大きな欠点が本当はあって、それは人に言われなければ気づかなかったりする。ぞうりむしは、いつも言葉を軽々しく発してしまう。その言葉を聞いた相手が、いったいどんな気持ちになるだろうなんて、ほんの少しの想像もせずに。だから、いつもいろんなものを失ってから気づく。今、ぞうりむしのそばにいてくれる友人は、みんな、そういうぞうりむしを大目に見てくれる。嫌な気持ちになったり、心が傷ついたりしても、「もう、ほんとにこいつは、しょうがないなぁ」って。いつも許してもらってる。でもね、ほんとは直したい。この本で、ロビン・シャーマは教えてくれる。---------------------------------------------------------------『三つの門のテスト』昔の賢人たちは、発しようとしていることばが三つの門をくぐったときはじめて、そのことばを口にしたのです。最初の門で、彼らはこう自問しました。「これらのことばは真実か?」そうであれば、そのことばは第二の門へ行くことができました。第二の門で、賢人たちはききました。「これらのことばは必要か?」そうであれば、そのことばは第三の門へ行き、賢人たちはそこで、「これらのことばに思いやりはあるか?」とききました。そうであってはじめて、ことばは唇をはなれ、世の中に向かって放たれたのです。 (本文抜粋)---------------------------------------------------------------三つの門をくぐらなくても、たったひとつ、第三の門さえくぐるだけでもきっと、何もかもが違ってくる。3週間続ければ一生が変わる。
2007/07/31
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【紀ノ川】 有吉 佐和子 【Story】 小さな川の流れを呑みこんでしだいに大きくなっていく紀ノ川のように男のいのちを吸収しながらたくましく生きる女たち。紀州和歌山の素封家を舞台に、明治・大正・昭和の三代の女達の系譜をだとった年代記録的長編。 <読書感想> まずは、この本を読むことになった経緯から・・・ぞうりむしが、本を読み始めてまだ4冊目の本、「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」:リリーフランキーをめぐって、こんな悲しい出来事があった。 ↑内容はクリックして読んでね・・で、この後、おかんにぞうりむし:「じゃあ、おかんの言うええ本ってどんなんよ?」と聞くと、おかん:「そら、紀ノ川や」と答えが返ってきた。というわけで、母思いのぞうりむしは、あの出来事からわずかに?1年半・・・ようやく「紀ノ川」を読んでみることにしたのだ。ぞうりむしは、母になったことがないので分からないが、母というものは、子供に、とりわけ娘には、「こういう風に生きて欲しい」「このような幸せをつかんで欲しい」という極めて具体的な願望があるように思う。ぞうりむしの母もしかり。自分の果たせなかった生き方をぞうりむしに託していたように思う。でも娘は、「紀ノ川」でそうであるように、強要されればされるほど、母の影響を強く受けながらも、母親とは違う道を歩みたくなる。それは、母と同じ道ならば、また母の望む道ならば、母を超えねばならないというプレッシャーからなのか・・・あんなに反発していたのに、気がつくといつの間にか、母の期待に答えようと生きている自分がいたりする。そして、母の期待に答えられなかった人生を振り返って、でも別のこんな幸せを掴んだから大丈夫なんだと、幸せを強調して見せる自分がいる。「大学」も「仕事」も「結婚」も、何ひとつ母の期待にこたえられなかったことが申し訳なくて、手紙で詫びたことがある。「そんな風に思ってたなんて知らなかった。」と返事が返ってきた。最後に、「あんたの好きなように生きたらええよ」と書いてあった。私が好きに生きたら、母の不安は増えるだろうな。気持ちは軽くなった。母が私の代わりに、重荷を少し背負ってくれた事をずっと忘れないでいたい。
2007/07/30

さて、後半編行ってみよっ(*≧∇≦)p ※前半編を見ていない方は、こちら>>さらに、自転車をこぐこと、5分。。。こじんまりした、N木工店が見えてきた・・・。ガラスの引き戸は全開、土間のような作業場で、頑固そうなじいさんが、せっせっと木をカンナで削っている。ぞうりむし:「あっ、あの~、お忙しいところ失礼いたします。」頑固じいさん:「・・・・(無言)」ぞうりむし:「・・・・( ̄△ ̄;) (部品を見せながら) こっ、これと同じ形で、足の長いの作ってもらえませんか?」頑固じいさん:「ちょっと見せてみ。」ぞうりむし:「ドキドキ・・・( ̄ェ ̄;)」頑固じいさん:「う~ん、できんことないけどなぁ・・・。 こんなんでも結構手間なんやでな。」ぞうりむし:「自分で作ろうかとも思ったんですが、 折り畳みか取り外しできるようにしたいんです・・。」優しいじいさん:「分かった。ほんなら引き受けよか。」ぞうりむし:「ほんとですかっ!?キャー q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p キャー ありがとうございますっ!!!! で、おいくらですか?」優しいじいさん:「わしは1日2万円もろとる。これやったら、1日もかからんやろ。」ぞうりむし:「(_□_;)!! 2万? 2マン? にまん~!?」ぞうりむしの心の声:「本体値段のいったい何倍・・・・?」ぞうりむし:「ちょっ、ちょっ、ちょっとお値段が・・・ お金無いんでやっぱり自分でなんとかします(TωT)」優しいじいさん:「ほぇ?そうかいな。ほんなら、なんかええもんないか見たろ。」ガサゴソとガラクタ山を10分程、探す木工屋Nさん・・・。素敵なNさん:「これ、どうや?何の家具に使われてたんか分からへんけど、 ネジついとるから棒が付けたり外したりできるで。 60センチの足やったな。どれ切っといたろ。」ぞうりむし:「うぁぁ~ありがとうございます~(TωT)」神様Nさん:「もともとガラクタや。お金もいらんし、持って行き。 ついでに釘やるわ。」ぞうりむし:「ガァァァァ~~~(TT0TT) あぎがとうございばす~」かくして、ぞうりむしはこちらの部品↓をタダで手に入れたのであった。。。 ■アンティーク家具の部品? ■青丸部分をABCに切ってもらうおうちに帰って、ちゃぶ台の改造開始!! → ■本体にAとBを取付ける ■Aのネジ部分に棒を取付けるちょっとブサイクだけど、完成~!!!! ■足の長い時(テーブル) ■足の短い時(ちゃぶ台)片付けるときは、こんなにコンパクティ!!!あと後、あまりにも感動したぞうりむしは、木工屋のNさんに、お礼に「すいか」と「もも」を持って行きました。Nさんは、「かえって高くついたんとちゃうか?ありがとうな! うちには、ぎょうさん、いらん木とかベニヤがあるからいつでもおいで」と言ってくれました。感動の嵐で更に涙したぞうりむしでした。。。
2007/07/27

おととい、ぞうりむしにある出会いがありました。それは、木工所のおじいさん Nさんとの出会い・・・それを語るには、更にさかのぼること数日。ぞうりむしのお家に、折りたたみ式ちゃぶ台が来たのは、先週の出来事である。 ■普通の状態 ■折りたたんだ状態デザインもかわいいし、なんと言っても折りたためるのがイイ(≧∇≦*)pでも、ぞうりむしはそこで思った。。。「うちは、ソファがある! ソファにも対応できる長さの、 取り外し可能な付け替えの足が欲しいなぁ~!! そしたら、ちゃぶ台 兼 テーブル だよ~(* ̄∇ ̄*) 」できるかな?できないかな?まぁ、とりあえず、さっそく、解体開始っ!!(無謀なぞうりむし) →解体 ■ネジを外して ■この足の部分を長くすれば…早速、早速、この部品を持って、コーナンに行ってみるが、縦と横の木を繋げるように穴をあけるのが難しいそうなのだ。仕方ないので、町の木工屋さんを探して、安く作ってもらえないか交渉することに・・。自転車で一番近い木工屋さんまで30分。やっとたどりついて、部品を見せながら、ぞうりむし:「これと同じ形で、足の長いの作ってもらえませんか?」木工屋さん:「うちは農具専門の木工屋だから無理だな。 でもねぇ、家具専門に行っても、部品1つってのは 多分、どこ行っても作ってくれないよ~」ぞうりむし:「( ̄△ ̄;)エッ・・? そうなの? 木工屋さんってそうなの?」ぞうりむし:「・・・・・・・・( ̄ェ ̄;)」木工屋さん:「ん~、ここから少し行ったところに、おじいさんが一人で やってる備え付け家具の木工店があるから、 そこへ行ってみな。でも、怒鳴られるかもしんないよ。」ぞうりむし:「( ̄Д ̄;) ガーン 怒鳴られる・・・(o;TωT)o"ビクッ そっ、そっ、それは、こんな仕事はへちょいからですか?」木工屋さん:「まぁ、行ってみたら?」ぞうりむし:「・・・・はい。どうもご親切にありがとうございます・・」さらに、自転車をこぐこと、5分。。。こじんまりした、N木工店が見えてきた・・・。長いので、続く・・・・(いったいどうなるんだろうなぁ~)
2007/07/26
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【沈まぬ太陽】 山崎 豊子 【Story】 恩地元、日本を代表する企業・国民航空社員。人命をあずかる企業の非情、その不条理に不屈の闘いを挑んだ男の運命―。人間の真実を問う壮大なドラマが、いま幕を開ける。 <読書感想> 今日サイゼリアで、隣の大学生らしき男女が、こんな会話をしていた。女:人生で3回モテ期っていうのがあるっていうやん。 もう私、3回とも使ってしもたわ。男:え~、今もモテモテやん。やった~!ぞうりむしはまだ3回も残ってる!!ん?( ̄ェ ̄)本の感想行ってみよっ!この本は、最終巻までになんと5冊もあります。山崎豊子さんは、「華麗なる一族」を書いた人です。第一巻-アフリカ編・上 第二巻-アフリカ編・下 第三巻-御巣鷹山編 第四巻-会長室編・上 第五巻-会長室編・下 日本航空(JAL)の腐敗を同社の労働組合委員長を務めた主人公、恩地元(実在の日本航空元社員・小倉寛太郎)が受けた不条理な内情を描いた作品で実話です。古い本ですが、ウィキペディアで登場人物のモデルになった実在の人物の名前が公表されているので、それを見てから読むと更に現実味がわいて面白かったです。この本で、友達と「正義の意思を貫く為には、家庭を犠牲にしてもいいか」というテーマで議論してしまいました。ぞうりむしは、はじめから大きな大志を抱いている人を選んだとしたら、覚悟できているかもしれませんが、平凡でもささやかで幸せな家庭を築きたいと思って一緒になったら、ついていけないかも知れません。。。
2007/07/23
え~、こっそり白状すると、ぞうりむしは今「プー」です。ぎゃ~、責めないで~8月からちゃんと働きます。。。で、今は家にいるのですが、いかんせん、ぞうりむしのボロアパートは「暑いっ!!」昼間はとても生きていられないので、クーラーの効いた近所の別宅へ行きます。さて、その別宅を検証してみました。。。(1)モスバーガー 65点クーラーも程よく効いていて店内もきれい!店員さんの感じもよくてお客様も行儀のいい大人が多い。何時間でもいられる(* ̄∇ ̄*) でも、値段が高いっ!(2)サイゼリア 40点なんといっても、180円のドリンクバーが魅力!お昼時は、子連れのママでいっぱいで騒がしい。それがひと段落すると、静かになり快適~!女子高生の話を盗み聞きするのも楽しい♪店内はそこそこ不潔で、店員の愛想もそこそこ悪い。(3)マクドナルド 20点お昼時は子連れのママでいっぱい、お昼を過ぎると中学生でいっぱい。特に2階は無法地帯と化しており、中学生の悪がきが奇声を発して走り回っている。店内はけっこう不潔で、手の消毒用アルコールも切れている。もう、絶対行かねぇっ(` 曲 ´)やっぱり、完璧な別宅はないもんだ。。。。
2007/07/22
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【アキハバラ@DEEP】 石田 衣良 【Story】 秋葉原の弱小ベンチャー「アキハバラ@DEEP」に集まった若者たちが、不眠不休で制作した傑作サーチエンジン「クルーク」。ネットの悪の帝王にすべてを奪われたとき、おたくの誇りをかけたテロが、裏アキハバラを揺るがす。 <読書感想> お久しぶりです~(* ̄∇ ̄*) ぞうりむしです。なっ、なっ、なんと、約6ヶ月ぶりに帰ってまいりました。ほんまによく戻ってこれたわ。。。これも、お友達皆様のおかげです。ぞうりむしの単細胞が死んでしまわないように支えてくださった皆様、ほんとうにどうもありがとうございました(TωT)感謝・感謝・感謝!!ちなみにぞうりむしの新居は、anceさんがこちらの記事で紹介してくれています~。結構、力作です(〃∇〃) さて、6ヶ月間に読んだ本が多数あるので、少しずつ感想を載せていきたいと思います。その1つの目が、コレ。こんな「おたく」話のどこがいいのって?もう、すんごいイイんだから~!!!最近は、若干涙腺ゆるめのぞうりむしではありますが、それを考慮に入れても、号泣・号泣・号泣の本ですよ。「Yahoo」「Google」に変わる、検索サイト人工知能「AI」を持った「クルーク」を問題をかかえた3人のおたく達が生み出してネットの海へ開放するまでのお話。この本の冒頭とそして最後には、こう綴られている どんなこたえを得るにしても 生きることは探し求めることで よい人生とはよい検索だそうか、生きることは「探し求める」ってことなんだ。そして、探し始めるのは、いつだっていい。明日からでも、いますぐからだって・・・ぞうりむしも、もう一回探してみようと思ってます。生き続ける限り、探し続けなくちゃいけないかもしれないけど、一生懸命探していく中で、答えの「かけら」に出会えるかも知れないから。
2007/07/20
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【人生を変える!心のブレーキの外し方】 石井 裕之 【Story】 心のブレーキとは、誰もが心の奥底に持つ「潜在意識の現状維持メカニズム」のこと。このメカニズムが働く限り、あなたの人生は変わらない。カリスマ・セラピストが、人生を劇的に変える心のブレーキの外し方を公開。 <読書感想> この週末に引越先が決まったぞうりむしです。まだ、新しいお家の契約書交わしただけなのに、もうすでになんだか忙しい気分でいっぱい。さぁ、これからが大変だ~( ̄~ ̄;) さて、感想にうつります~「心のブレーキを外す」というとなんやら難しい感じがしますが、簡単に言うと、潜在意識のメカニズムを理解し、うまく利用してヤル気を持続させ、スムーズに目標を叶えよう!!という本です。その方法については全部で7つ書かれていますが、ぞうりむしがなるほど~と思ったのを1つ。潜在意識には“ないもの”が理解できない。たとえば、「私の部屋のベッドの脇のテーブルには、もうずいぶん前から ちょっとくたびれたブタのぬいぐるみと、ハワイに行った時に 気の合ったインド人と撮った記念写真と、それからフィリピンで 値切って買った豪華な金色の置物が飾って“ありません”」と聞くと、一体何が言いたいの???? と頭が混乱する。分かりやすくいうと、「緊張し“ない”ように話そう」「勇気が“ない”からチャレンジできない」と自分が言った時、潜在意識は自分のために何をしたらいいのかまったくわからなくなってしまうらしいです。同じことでも、「リラックスして話そう」「勇気をもてばチャレンジできる」と言えば、潜在意識は理解し、自分にリラックスを与え、チャレンジする勇気を与えようとする。これは、よくある『ポジティブシンキング』ではなく、潜在意識のメカニズムなのだそうです。潜在意識を利用する緻密で周到なテクニックなのだそう。ほぇ~!!って思いましたっ。もしかしたら、『ポジティブシンキングでいよう!』というのも、本当はそういう潜在意識のメカニズムらしきものをうすうす分かっていたので誰もが推奨してきたのかも知れませんが、ただ、『ポジティブであれ』と言われたって、『はい、そうですか』と素直になれない自分がいたりするものです。でも、こうやって、緻密で周到なテクニックなんだと説明されたら、『はい、今日からやります!』ってなりません?なりますとも!!ぞうりむしはなります!!ぞうりむしと同じように「なりますっ!!」となったあなたは、ぜひ残りの6つのポイントをこの本で勉強なさってください~。
2007/02/04
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【鴨川ホルモー】 万城目 学 【Story】 京都大学新入生の安倍は、“京大青竜会”というサークルに入部。しかし、オールジャンル系に見えたそのサークルは、なんと式神や鬼を使った戦争ごっこ、通称“ホルモー”を行うという、なんとも奇妙なサークルだった。軽快な語り口に惹き込まれること間違いなし、読後感も鮮やかな青春小説。 <読書感想> 肋骨が折れている(と思う)ぞうりむしです。咳すると肋骨に響くし、くしゃみすると気を失いそうなほど痛い。どっかにぶつけたかなぁ・・・さて、「鴨川ホルモー」。とても面白かったです!終盤になってくるとなんだか分からないが、胸がジーンとする。青春ってほんとにキラキラしてるんだ。「青春」って一体、なんでしょう・・・?↓幻の詩人「サムエル・ウルマン」の「青春」青春とは人生のある期間ではなく心の持ち方をいう。(中略)青春とは臆病さを退ける勇気やすきにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。年を重ねただけで人は老いない。理想を失うときはじめて老いる。歳月は皮膚にしわを増すが、熱情を失えば心はしぼむ。苦悩、恐怖、失望により気力は地にはい、精神は芥になる。(中略)霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ悲嘆の氷にとざされるとき20歳だろうと人は老いる。頭を高く上げ希望の波をとらえるかぎり80歳であろうと人は青春の中にいる。ぞうりむしが、「鴨川ホルモー」から感じた「青春」は・・・青春とは、理性や論理では押さえ切れない奮い立つような感情の波。青春とは、頭で考えたことではなく、心で感じるものすべて。昨日、ツタヤでZARDのBestを借りてしまった。なつかしすぎる・・・これも青春・・・(´~`ヾ)
2007/02/01
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【一人で20人分の売上げ! 新人ツルちゃんの接客営業】 鶴岡秀子 【Story】 ファッションアドバイザーとして数々の記録を塗り替えた女性起業家が、楽しく売って、気持ちよく買っていただく「マインド」と「ノウハウ」を教えます。 <読書感想> 会社で一緒に働いている、ぞうりむしの大好きなTさんが貸してくださった本です。一緒に働いているバイトのKちゃんが春から就職が決まってそれがアパレルだったので、Kちゃんに貸してあげようと持ってきておられたのを、ぞうりむしがKちゃんより先に借りてしまったのでした。。。Kちゃんは何も言っていないのに、何かの役に立つかもしれないと、Kちゃんのためを思ってこの本を持ってきたTさんをやっぱり大好きだなぁ~と思うぞうりむしなのでした。。。まま、そんなことはおいといて、この本は接客業でない人でも十二分にためになる本です。1日に何十人、何百人と訪れるお客様の一人ひとりをいかに大切にするか・・・そして予算を達成しなければならないというプレッシャーの中で、いかにお客様のためを思って行動するか・・・そんな、どんな職業でも共通のテーマについて具体的に書かれてあって、とても勉強になりました。ぞうりむしはどんな服が自分に似合うかとか本当に自信がないので、いつも無難な服ばかりを選んでしまいます。でもほんとは、もっと冒険したいし、プロの目から見てアドバイスしてもらいたいという気持ちがあります。「お客様だったら、これこれこうなのでこのようなお洋服も似合いますよ。一度だまされたとおもって試着だけでもしてみてください。」とか言ってくれて、実際着てみたら、自分では絶対セレクトしない服なのに、すごく似合ってて、新しい自分を発見した!とかそういうのを期待したいのですが、なかなかそういう場面には出会えません。多分、ぞうりむしみたいな人は、世の中に意外に多いんじゃないかなぁと思うのですが、どうでしょうか・・・いつか、ツルちゃんみたいに自分のスタイリストさんみたいな販売員さんが街のあちこちにいるような世の中になればいいなぁ・・と思うぞうりむしなのでした。。。
2007/01/28
あけましておめでとうございます。昨年の年末にパソコンがぶっ壊れまして、いかに今までパソコン様に頼っていたのか思い知りました結局、HDDが壊れててディスクが回るたびにギィギィ音立てて復旧はムリ。早速新しいパソコン様を購入しましたが、どうせなら、1月30日に発売されるWindows後継のVista装備のパソコンを買いたかったなぁと思うぞうりむしなのでした。。。遅れましたが、2006年秋のドラマ評価の最終結果です~。<2006秋クール 最終ドラマ評価> 《グレー色が、残念ながら脱落したドラマです》曜日と時間TV局タイトル主な出演者評価最終評価月曜日21時フジTVのだめカンタービレ上野樹里玉木宏★★★★よかった火曜日21時 フジTV役者魂!松たか子森山未來 1話目で脱落火曜日22時フジTV僕の歩く道草なぎ剛香里奈★★★まぁまぁ水曜日22時日本TV14才の母志田未来田中美佐子★★★★★とてもよかった木曜日21時TV朝日だめんずうぉ~か~藤原紀香山田優 1話目で脱落木曜日22時TBS嫌われ松子の一生内山理名要潤 1話目で脱落木曜日22時フジTVDr.コトー診療所2006吉岡秀隆柴咲コウ★★★★★とてもよかった金曜日21時TV朝日家族竹野内豊石田ゆり子 1話目で脱落金曜日22時TBSセーラー服と機関銃長澤まさみ堤真一★★★まぁまぁ土曜日21時日本TVたったひとつの恋亀梨和也綾瀬はるか 1話目で脱落日曜日21時TBS鉄板少女アカネ!!掘北真希塚本高史 1話目で脱落<総評>やっぱり、一番よかったのは「Dr.コトー診療所2006」。「医者とはなにか・・・」という永遠のテーマはこれからもずっと答えが出ないままなんでしょうか。コトー先生なりの答えをいつか知りたいです。あと★5つは、「14才の母」。主役の志田未来ちゃんは14歳ですが、末恐ろしい女優さんです。でも、今回の全ドラマ中、助演女優賞並みのいい演技をしたのは、「田中美佐子」。強くて脆くて温かくてどこにでもいるけど、最高のお母さんでした。★5つはドラマに・・・というより、田中美佐子にあげたいです。「のだめカンタービレ」は、ほんとに玉木宏がかっこよかった。そして、クラッシックきいて泣けました。二人の恋の行方もぜひ続編で見たい!「セーラ服と機関銃」は、星泉(長沢まさみ)とめだか組の組員の絆が深まる前半はよかったけど、組員があっけなくそして虫けらのように次々と死んでいく後半は深みがなくとても残念。もともと9話完結でしたが、Story的にドラマでひっぱるのにはムリがあり、映画向きなのかも知れないですね。よって、今回のぞうりむし的ドラマアカデミー賞は、主演男優賞・・・吉岡秀隆(Drコトー診療所)主演女優賞・・・志田未来(14才の母)助演男優賞・・・堤真一(セーラ服と機関銃)助演女優賞・・・田中美佐子(14才の母)2007年もそろそろドラマが始まりますね。個人的には、キムタク主演の「華麗なる一族」、F4がなつかしい「花より男子2」篠原涼子の「ハケンの品格」が楽しみです。
2007/01/04
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【スピリチュアルにハマる人、ハマらない人】 香山リカ 【Story】 いまスピリチュアルが大ブーム。かつてはアヤシイと思われていた「守護霊」「前世」「魂」の話題が、軽く明るく普通に語られるようになったのはどうしてなのか? 時代の空気を読むスペシャリストが、ブームの深層にひそむ、日本人のメンタリティの変化を読み解く。
2006/12/05

【金曜日にきみはいかない】 盛田隆二 【Story】 境界線を失踪する、ありすと有子。時間の迷路を旅する、きみとぼく。分身をめぐるネバーエンディング・ストーリー。90年代、注目される新鋭の書下し長編。
2006/11/19
3話目の評価は以下の感じです。今回の脱落ドラマは、なしです。第3話のイチオシは、「Dr.コトー診療所」でした~。コトー先生がミナさんの成長を温かくそして辛抱強く見守っている姿に心打たれました。ミナさん、頼りないとは思っていたけど、アヤカ並みの熱意がありそうでよかったです!そして、次回はタケトシが400万の損害賠償。一体どうなるんでしょう・・・。ハラハラ、ドキドキです。あと、やっぱり「14才の母」はいいですよ。志田未来ちゃんと田中美佐子のからみがあったかくてとても好きです。田中美佐子が普通のお母さんとしていい味だしてる。「あなたが産まれてきた時、お母さんあなたに会うために今まで生きてきたんだと思った」って言った時、涙がホロッと出ました。世の中のお母さんはみんなそう思うのでしょうか。ちょっとがっかりだったのが、「のだめカンタービレ」。だんだん、パンチがなくなってきた感じがする。マンガちっくな場面に徐々に慣れてきたせいかな?でも、千秋の率いるSオケがどうなるのか楽しみです。現時点で脱落候補No1は、「僕の生きる道」かな。さてさて、第4話で脱落になるんでしょうか????<2006秋クール 第2話 ドラマ評価> 《グレー色が、残念ながら脱落したドラマです》曜日と時間TV局タイトル主な出演者評価結果月曜日21時フジTVのだめカンタービレ上野樹里玉木宏★★★継続火曜日21時 フジTV役者魂!松たか子森山未來 1話目で脱落火曜日22時フジTV僕の歩く道草なぎ剛香里奈★★★継続水曜日22時日本TV14才の母志田未来田中美佐子★★★★★継続木曜日21時TV朝日だめんずうぉ~か~藤原紀香山田優 1話目で脱落木曜日22時TBS嫌われ松子の一生内山理名要潤 1話目で脱落木曜日22時フジTVDr.コトー診療所2006吉岡秀隆柴咲コウ★★★★★継続金曜日21時TV朝日家族竹野内豊石田ゆり子 1話目で脱落金曜日22時TBSセーラー服と機関銃長澤まさみ堤真一★★★★継続土曜日21時日本TVたったひとつの恋亀梨和也綾瀬はるか 1話目で脱落日曜日21時TBS鉄板少女アカネ!!掘北真希塚本高史 1話目で脱落
2006/10/30
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【思い出トランプ】 向田邦子 【Story】 日常生活の中で、誰もがもっている狡さや弱さ、うしろめたさを人間を愛しむ眼で巧みに捉えた、直木賞受賞作など連作13編を収録。 <読書感想> 思わず微笑んでしまう箇所がある。-------------------------------------------麻は、お地蔵さまを好きになれなかった。あの人のいい顔は、どこか胡散臭い。「そうかそうか。可哀そうに可哀そうに。」と言いながら、口先だけで、すこしたつとケロリと忘れて居眠りしているような気がする。赤いよだれ掛けもみだりがましい。-------------------------------------------読めば読むほど気持ちが沈んでいく本なのだけれど、嫌気がささないのはこういうところだろうなと思う。結構、バチあたりなことを言っているのだけど、「確かに私もそう思う」と思わず認めてしまう自分に罪悪感を感じない。向田邦子が、狡さや弱さをひっくるめて人を愛していたからだろうな。他人の気持ちほど、自分の思い通りにならないものだと悟っていた人だろうか。それとも、それに苦しんでいた人だろうか。別の作品も読んでみたいなとは思うけど、気持ちがしっかりしているときに読まないとヘコむな。
2006/10/26
2話目が終わりましたね~。追加脱落ドラマは、「嫌われ松子の一生」です。「松子」は2話目で脱落したというよりは、やっぱりどーしても「Dr.コトー」を見ながら「Dr.コトー」を録画したかったので、諦めざるえなかったのです(T∇T) ウウウだいたい、「Dr.コトー」の裏に持ってくるなんて、TBSさん勇気あるよねぇ~。第2話のイチオシは、「セーラ服と機関銃」です。あまりに堤真一がかっこよすぎて、最後のシーンはビデオを3回ほど繰り返し見てしまいました。真剣になったときに、ぶわっておっきくなる鼻の穴がなんとも言えずいいよねぇ。とっても好きだ~~(*´▽`*) 大健闘だったのは、「14才の母」です!妊娠していることが、両親にバレてしまうというお話だったから、ちょっとした山場だった。田中美佐子の演技がリアルでよかったです。やっぱり、なんかこのドラマ、泣いてしまうんだよねぇ。ぞうりむしだけでしょうか。。。さてさて、第3話はどうなるんでしょう。そして、新たな脱落ドラマはあるのでしょうかっ!<2006秋クール 第2話 ドラマ評価> 《グレー色が、残念ながら脱落したドラマです》曜日と時間TV局タイトル主な出演者評価結果月曜日21時フジTVのだめカンタービレ上野樹里玉木宏★★★継続火曜日21時 フジTV役者魂!松たか子森山未來 1話目で脱落火曜日22時フジTV僕の歩く道草なぎ剛香里奈★★★継続水曜日22時日本TV14才の母志田未来田中美佐子★★★★★継続木曜日21時TV朝日だめんずうぉ~か~藤原紀香山田優 1話目で脱落木曜日22時TBS嫌われ松子の一生内山理名要潤 1話目で脱落木曜日22時フジTVDr.コトー診療所2006吉岡秀隆柴咲コウ★★★★継続金曜日21時TV朝日家族竹野内豊石田ゆり子 1話目で脱落金曜日22時TBSセーラー服と機関銃長澤まさみ堤真一★★★★★継続土曜日21時日本TVたったひとつの恋亀梨和也綾瀬はるか 1話目で脱落日曜日21時TBS鉄板少女アカネ!!掘北真希塚本高史 1話目で脱落
2006/10/23
『家族』の初回がスタートして、全ドラマが出揃ったので、改めてUPしました~!ぞうりむし的には、今クールのドラマはどれも面白く捨てがたいです。第3話目までには、4本くらいに絞りたいですが、どうなるやら・・・。そして、最終回の評価はどうなるのでしょう~!今からとっても楽しみです。年末まで楽しみますよ~o(^-^)o<2006秋クール 第1話 ドラマ評価> 《グレー色が、残念ながら脱落したドラマです》曜日と時間TV局タイトル主な出演者評価結果月曜日21時フジTVのだめカンタービレ上野樹里玉木宏★★★★★継続火曜日21時 フジTV役者魂!松たか子森山未來★★★脱落火曜日22時フジTV僕の歩く道草なぎ剛香里奈★★★★継続水曜日22時日本TV14才の母志田未来田中美佐子★★★★継続木曜日21時TV朝日だめんずうぉ~か~藤原紀香山田優★脱落木曜日22時TBS嫌われ松子の一生内山理名要潤★★★★継続木曜日22時フジTVDr.コトー診療所2006吉岡秀隆柴咲コウ★★★★★継続金曜日21時TV朝日家族竹野内豊石田ゆり子★★脱落金曜日22時TBSセーラー服と機関銃長澤まさみ堤真一★★★★★継続土曜日21時日本TVたったひとつの恋亀梨和也綾瀬はるか★脱落日曜日21時TBS鉄板少女アカネ!!掘北真希塚本高史★★★脱落
2006/10/18

これまたとっても楽しみにしていたのだめカンタービレ!!とっても、おもしろかった~~!「鉄板少女アカネ!!」と同じくらいアニメそのものだったけどこっちのほうがおもしろい!キャストがすごく豪華だと思うんだよねぇ。上野樹里 玉木 宏 瑛 太小出恵介 サ エ コ伊武雅刀畑野ひろ子豊原功補 西村雅彦竹中直人 脇役がすごい豪華じゃないですか?だから、一人一人がちょっとずつ登場するそのワンシーンがとっても満足なんですよねぇ。今クールのドラマは当たりかも知れないです。残すドラマは、「役者魂」「家族」の2つになりました。全てが出揃ったら、ぞうりむし的に、継続して見るドラマともう見ない脱落ドラマを発表したいと思います~o(^-^)o
2006/10/16

今週最後のドラマ鉄板少女アカネ!!でした。掘北真紀ってかわいいんだか、かわいくないんだかわかんない感じですよね。ドラマはマンガそのものです。いやもうほんと、マンガなんです。でもそれなりに楽しめました~!すごい見たいわけではないし、1話完結っぽい感じで進んでいくと思うので飛び飛びで見てもよさそうですね。で、お父さん役は誰なんでしょう???HPのキャストにはのってないようだけど、気になるなぁ。「鉄板少女アカネ!!」のHPhttp://www.tbs.co.jp/teppangirl/
2006/10/15

《たったひとつの恋 ★》予想はしてたけど、やっぱりぞうりむし好みではなかった。。。亀梨くんって、キムタクをちょっと意識しているのかな??なんか、演技がキムタクとちょっとかぶるってるような気がするのは、ぞうりむしだけでしょうか・・・。これから困難が待ち受けてて、おもしろくなっていくのかなぁ。綾瀬はるかの兄役の要潤がなんかかっこよかったので見たいような気がするけど、要潤はあんまり出てこないだろうし・・。とりあえず、脱落候補であげときます。▼パーティ会場「たったひとつの恋」のHPhttp://www.ntv.co.jp/hitotsu/《嫌われ松子の一生 ★★★★》原作を読みましたが、結構原作を忠実に再現してました。原作がおもしろかったから、ドラマも面白かった!それに、意外に意外、内山理名が結構よかった。原作のイメージじゃないし、映画の中谷美紀の方がマシなんじゃと思っていたけど、素直に結構よかったです。それに、こっちでも要潤が出てる~!!『嫌われ松子』は『Dr.コトー』とかぶってるから、見ないつもりだったけど、どうしたらいいんだ!!迷うぞうりむしであります。。。「嫌われ松子の一生」のHPhttp://www.tbs.co.jp/kiraware-matsuko/
2006/10/15

今日は、楽しみにしていたセーラ服と機関銃でした。このドラマ、ぞうりむしは好きかも~長澤まさみのとぼけた感じがなんともいいっ(^-^)堤真一もかっこいいっ!最後のシーンなんか、もう惚れるよ~。そんでもって、主題歌がなつかしすぎていいっ!あれは、やっぱり長澤まさみが歌っているのかしらん??Dr.コトーと並んでお気に入りのドラマになりそうな予感です~(*´▽`*) 「セーラー服と機関銃」のHPhttp://www.tbs.co.jp/kikanjyu2006/intro.html
2006/10/13

《だめんずうぉ~か~ ★》藤原紀香ってほんと年とっちゃった感じしますねぇ( ̄ω ̄;) 伝説のダメ男ブルースは、一ツ橋さんというオチは見えてたし。ダメ男のダメ加減もそんなでもないし、うーん、思ったより期待外れな感じです。もっとコメディな線でいって欲しかった気が・・・。青木が出てくるまで見たいけど、挫折しそうです( ̄ω ̄;) ブヒ~「だめんずうぉ~か~」のHPhttp://www.tv-asahi.co.jp/damens/《Dr.コトー診療所 ★★★★★》剛洋が声変わりしてた~~~~~( ̄Д ̄;)そんなことはおいといて、やっぱり、Dr.コトーはいいっ(≧ロ≦)なんとも言えない憂いを帯びたコトー先生。なんで、ドラマ全体があんなにいつも寂しげなんでしょう。 登場人物の全てがどこか悲しげなのはなぜなんでしょう。「嫌われ松子」はやっぱりあきらめて、「Dr.コトー」を録画しながら、「Dr.コトー」を見る!もう、これしかないっ(≧ロ≦) 「Dr.コトー診療所2006」のHPhttp://www.fujitv.co.jp/kotoh/index2.html
2006/10/12

今日は、秋クールのドラマの2つ目、「14才の母」の初回放送でした~。主役の志田 未来(しだ みらい)ちゃんは、13歳。1つ前のクールで「サプリ」に出てたのは記憶に新しいですが、「女王の教室」にも出てたんだね。不覚にも最後に泣いてしまいました。中学生くらいの頃って、恋して、その子と話すことだけでもなんだか親には後ろめたくてたまらなかったような気がする。それなのに、妊娠なんかしちゃったら・・・考えただけで怖い。これからどうなるのかなぁ。。。ドキドキ。来週も見るつもりです。「14才の母」のHPhttp://www.ntv.co.jp/14/明日は、激戦の木曜日です!!「だめんずうぉ~か~」「嫌われ松子の一生」「Dr.コトー診療所」の3本立て!気合い入れていくぞ~!!オオォォ~( ̄▽ ̄)ノ
2006/10/11

今日から、秋クールのドラマがいよいよスタートしました。その口火を切ったのは、「僕の歩く道」です~。今まで「僕の道シリーズ」は見たことがなかったのですが、食わず嫌いもどうかと思い、思い切って見てみました~。▼草なぎくんがお試しで働くこと になった動物園の職員。いや~、これ面白いっ!草なぎくんの当たり役になる予感がヒシヒシ。草なぎくんの役は、自閉症で5歳児の知能しか持ち合わせない青年役。表情にバラつきがあるものの、時折見せるうつろな瞳がなんとも言えない雰囲気をかもし出していて、演技とわかっていても思わず引き込まれそうになってしまった。ストーリーはまだ、はっきりしませんが、草なぎくんを取り巻く周辺人物も難ありが多そうで、これからどう展開していくのか楽しみです。「僕の歩く道」のHPhttp://www.ktv.co.jp/bokumichi/story/index.htmlただし、ドラマのHPにジャーニーズ所属のタレントの写真は一切出てきません。(たぶん、ジャニーズ事務所の圧力?肖像権?)よって、草なぎくんのあの表情を見るには、ドラマを見るしかないのですっ!今までのドラマのHPをいろいろ見てきてきましたが、みごとにジャニーズのタレントの写真はないんですねぇ。ここまで来るとごりっぱです。※大好きな錦戸くんの写真を探していて気づいた・・・( ̄ω ̄;)
2006/10/10

【ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団】 J.K.ローリング 【Story】 十五歳になったハリーは、蘇った「例のあの人」との新たな対決を迫られる。動き出した不死鳥の騎士団は果たして戦いに勝てるのか?十五年前になにが起こったのか?……いよいよ真実が明かされる。 <読書感想> 「不死鳥の騎士団」は、ハリーポッターシリーズの第5作目。ハリーポッターに詳しくない方の為に、今までのシリーズは、以下のとおり。第1巻『ハリー・ポッターと賢者の石』 第2巻『ハリー・ポッターと秘密の部屋』 第3巻『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』 第4巻『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』 第5巻『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』 第6巻『ハリー・ポッターと謎のプリンス』 第7巻(執筆中、最終章のみ完成し、ローリング自身が保管) 第5作の感想は、ほんま、ハリーポッター人間味溢れすぎ。4作目くらいから、かなり危ないとは思ってたけど、もうファンタジーとは呼べないぐらい、生々しい普通の男の子です。いや、もう普通じゃない!!闇の帝王の影響とはいえ、あのワガママで傍若無人ぶりは受け入れ難いものがある。ここまでくると、筆者のローリングはファンタジーを書こうと思ったのではなく、人間のエゴを描きたかったのでは?と思えてくる。あと、日本語訳にも少々問題ありのような気がする。結構たくさんの誤訳があるようだけど、今回笑ったのは、ハーマイオニーが、ハリーに無茶をしないよう止める時に、「後生だから・・・」と言っていた(笑)なんで、「お願いだから・・・」じゃダメなの~??いまどき、「後生だから・・・」なんて言わないよねぇ。ちょっと、笑けました。まぁ、でも最後まで読んでしまうのは、それなりに面白かったりするからなんだよなぁ。ここまで来たのだから最終巻まで読みますよ~ヽ( ̄ー ̄ )ノ
2006/10/09
2006年の夏クールのドラマは、どれも見ずに終わってしまいました( ̄ω ̄;) 秋クールは、ぞうりむしの大・大・大好きな、Dr.コトー診療所が始まるので、他のドラマも見てみようと思っています。では、2006年秋クールドラマ紹介です~!<2006秋クール新ドラマ紹介>※曜日毎に色を変えています。曜日タイトル出演者内容月曜21時フジTV10月16日Startのだめカンタービレ上野樹里玉木宏瑛太飛行機事故に海で溺れた過去を持つため日本から出られない男・千秋。人外れた才能を持ち、人外れた性格と魔境と化した部屋を持つ女・のだめ。音大を舞台に個性的なキャラクターたちが繰り広げる青春ラブコメディー。火曜21時フジTV10月17日Start役者魂!松たか子森山未來加藤ローサ孤独な芸能マネジャーが偏屈なベテラン俳優と触れ合い、一生懸命生きることの素晴らしさに気付いていくハートフル・コメディー。火曜22時フジTV10月10日Start僕の歩く道草なぎ剛香里奈佐々木蔵之介僕の歩く道のテーマは「純粋」。先天的な障害のため6歳児の知能しか持たない31歳の青年(草なぎ剛)が純粋かつ懸命に生きる姿で周囲の人々の理解を得ていく。“僕シリーズ”3部作の最終章。水曜22時日本TV10月11日Start14才の母志田未来田中美佐子生瀬勝久14歳にして妊娠した少女の姿を通じ、命の重さや愛とは何かを問い掛けるヒューマンドラマ。木曜21時TV朝日10月12日Startだめんずうぉ~か~藤原紀香山田優青木さやか男を見る目がないばかりに、マザコン、働かない、浮気をしまくるダメ男を好きになる女性の総称。ドラマは全て実話。木曜22時TBS10月12日Start嫌われ松子の一生内山理名要潤小池栄子運命の波に翻弄され続けた女の波乱の生涯を描き、むき出しの人間愛溢れる感動の作品で、社会の底辺を這いずるかのような道を歩んでいた波乱に満ちた松子の足跡を描いたドラマ。木曜22時フジTV10月12日StartDr.コトー診療所2006吉岡秀隆柴咲コウ蒼井優南島に浮かぶ小さな島を舞台に、名医コトー先生こと五島健助(吉岡秀隆)と島の人たちとのふれあいや命の尊さ、輝きをヒューマンタッチで描かれたドラマ。金曜21時TV朝日10月20日Start家族~妻の不在・夫の存在~竹野内豊石田ゆり子劇団ひとりそれぞれの事情で妻を失った男二人が過酷な現実にもがきながら本当の家庭の姿に気付いていくホームドラマ。金曜22時TBS10月13日Startセーラー服と機関銃長澤まさみ堤真一小泉今日子緒形拳どこにでもいる、ありふれたフツウの女子高生・星泉。それがひょんなことから、ヤクザの組長に!?ヤクザといっても、組員はたったの5人…解散寸前の目高組!イヤイヤ巻き込まれながらも、泉は問題を次々と解決してゆきます!土曜21時日本TV10月14日Startたったひとつの恋亀梨和也綾瀬はるか田中聖船の修理工場を切り盛りする貧乏な青年と、裕福な家庭のお嬢様による恋を北川悦吏子が描く正統派ラブストーリー。日曜21時TBS10月15日Start鉄板少女アカネ!!堀北真希塚本高史片瀬那奈鉄板少女アカネは鉄板焼き店の娘が失踪した父を探すために旅に出る。父の残した屋台車「鉄輪魂(てつわごん)」と名鉄板「一鐵(いってつ)」をお供に各地のライバル料理人たちと戦いながら成長していくドラマ。ぜひ、挑戦しようと思っているドラマは、「のだめカンタービレ」「セーラ服と機関銃」の2つ。他のものも可能な限り1話目は頑張って見たいと思います!!
2006/10/06
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【話を聞かない男、地図が読めない女】 アラン・ピーズ 【Story】 「男と女の謎」を解き明かし、日本で200万部、全世界で600万部、42カ国でNo.1となった超ベストセラー待望の文庫化。最新データが入った改訂増補版。 <読書感想> ちょっとなつかしくないですか?この本すんごく有名になりましたよねぇ~(* ̄m ̄) ぞうりむしはまったく本を読まない微生物だったのでそんなベストセラーももちろん読んじゃいませんっ!ってエバることではないが・・・。ということで、遅ばせながら読んでみた。え~~~全然おもしろくない~~~!!たしかに、男はこういう生き物だ。女はこういう生き物だ。と把握しておけば、お互いもっとよりよい関係を築けるとは思うけど・・・。でも、なんかこう、極端というか短絡的というか。へぇ~って思ったトコは、ココ。----------------------------------------------カップルが破綻する理由働く女の75%、専業主婦にいたっては98%が恋人や夫の最大の欠点は、1日の終わりに話をしてくれないことだと考えている。-----------------------------------------------でも、男は仕事を終えて家に帰ったら、焚き火の炎をただじっと見つめていたい生き物なんだって。ふ~ん、そういう生き物だと思えば、テレビを見ている時の相方の上の空返事も許せる気がするなぁ。。。ちなみにこの本の続編、「嘘つき男と泣き虫女」もついでに借りてきてしまった。う~ん、一応読む努力はしてみます・・・( ̄ω ̄;) ブヒ~
2006/09/22
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【ぶらんこ乗り】 いしいしんじ 【Story】 いなくなってしまった天才少年、家族が受け取った絶望の果てにある魔法。確かにあのこはいたんだ天使などではなく。衝撃的に新しい初の長編小説。 <読書感想> わたしがとても苦しい時、ある人が言ってくれた。「神様はその人に乗り超えられる試練しか与えない」この本を読んでて、その言葉を思い出した。これでもかってほど、理不尽で切ないことがいっぱいなのに、ただただ受け入れる弟やおばあちゃん。受け入れることができなくて、苦しむ「私」が自分と重なる。今のわたしもきっとぶらんこに乗ってる。もう大丈夫と思っていた苦しさやいらだちもぶらんこみたいに引いたり戻ったり。でも信じてみたい。「私」のように、誰も恨まず、なんで私だけ?ってひねくれもせず、信じてみたい。
2006/09/21
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【きいろいゾウ】 西 加奈子 【Story】 その昔。少女は、病室できいろいゾウと出会った。青年は、飛ばない鳥を背中に刻んだ。月日は流れ、都会に住む一組の若い夫婦が、田舎の村にやってきた。妻の名前は、妻利愛子。夫の名前は武辜歩。ツマ、ムコさんと呼び合う、仲のよいふたりだった。物語が、いま、はじまる。最新にして最深の、恋愛長編小説。 <読書感想> 今じゃなければ意味がなかった。今出会えたからこそこんなにも心に染みる。そんな本だった。生きていると、死にたくなるような恥かしいことがいっぱい起こる。でも、ツマはムコさんと会って結婚しようと言われたあのときから、それまでの恥かしいことが全部、ぜーんぶ、すとんと収まった。一緒に生きていくってそういうことなのかも知れないな。お互い、恥かしいところも、いたらないところも、受け入れないといけないし、受け入れてもらわなくちゃいけない。自分のことを大切にしたいけど、相手のことも大切にしたい。単純だけど、むずかしい。
2006/09/02
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お久しぶりです~。約1ヶ月も更新をサボってしまいました。見に来て下さった方ほんとうにすみません。でも一応本は読んでましたので、読んでた本を下記にざっと書いてみました。今はハリーポッターにハマってるんです(* ̄m ̄) 「何を今さら」って、そう言わないでよ~。噂では次回が最終作で、ハリーポッターが死んでしまうとか・・・。何でも著者のローリングさんが最終回では主要人物の何人かが死ぬと言ったらしい。現在、全世界の子供たちから「ハリーを殺さないで!」とぞくぞくと手紙が届いているそうな。ぞうりむしの予想では、ダンブルドア先生とかスネイプ先生とかが死ぬだけじゃないの~?と思うのだが・・・。 ~8月中に読んだ本~【君たちに明日はない】 垣根涼介 【Story】 リストラを専門に請け負う会社に勤めている真介の仕事は、クビ切りの面接官。昨日はメーカー、今日は銀行、女の子に泣かれ、中年男には殴られる。はっきり言ってエグイ仕事だ。それでもやりがいはあるし、心も身体も相性バッチリの恋人もいる。そして明日は…?笑って唸って泣かされる、女と男の危ういドラマ。 評価:★★★【ハリーポッターとアズカバンの囚人】 J.K.ローリング 【Story】 ホグワーツ魔法学校の3年生になったハリー・ポッターとロン、ハーマイオニー。ところが、ヴォルデモートの手下である凶悪犯シリウス・ブラックが、脱出不可能と言われる牢獄アズカバンから脱走し、ハリーを探し回っているというのだ。どうやら、ブラックはハリーの両親の死と関係があるらしい。 評価:★★★★【ハリーポッターと炎のゴブレット】 J.K.ローリング 【Story】 クィディッチのワールドカップで、空に不吉な印が上がった。ヴォルデモートの復活か?巧妙に仕組まれた罠が、ハリーを三大魔法学校対抗試合の選手に選ぶ。多彩な登場人物が、ハリーの過去を明かし、ヴォルデモートの正体にせまる。そしてついに痛ましい犠牲者が・・・・・・。 評価:★★★【釈迦の教えは「感謝」だった】 小林正観 【Story】 釈迦は、この世の悩み・苦しみの根元は「思いどおりにならないこと」と見抜いた。だから、「思いどおりにしようとしないで、受け容れよ」と言った。「思いどおりにしよう」としないで、「受け容れる」ための釈迦の教えを紹介。 評価:★★★★
2006/08/26
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【パラレルワールド・ラブストーリー】 東野圭吾 【Story】 親友の恋人を手に入れるために、俺はいったい何をしたのだろうか。「本当の過去」を取り戻すため、「記憶」と「真実」のはざまを辿る敦賀崇史。錯綜する世界の向こうに潜む闇、一つの疑問が、さらなる謎を生む。精緻な伏線、意表をつく展開、ついに解き明かされる驚愕の真実とは!?傑作長編ミステリー。 <読書感想> 「親友の恋人を好きになってしまったら・・・ そして親友の恋人も自分のことを気になっていると分かったら・・・」なんていう、とってもブラックな内容です。まぁ、普通は親友を取るよねぇ。でも、本当は親友よりもその人に先に出会ってて、お互い好意を抱いていたのに、思わぬすれ違いで恋人同士になれなかった二人だったなら、ちょっと諦め切れなかったりする。そして結末で、親友の信じられないような決断と行動に打ちのめされる。親友が自分と同じくらい醜い考えの持ち主だったらかえって救われる。でも、そうでなかったら・・・きっと両方を失う。まっ、親友と好みが同じでないことを祈るのみですな。ぞうりむしはだいじょーぶ。カブッたことないしね!ちなみにジャニーズの錦戸くんが好みですっ(* ̄m ̄*)※「1リットルの涙」「アテンションプリーズ」などの ドラマに出てたよ~。
2006/07/31
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【ガール】 奥田英朗 【Story】 あなたにはこんな心当たりはありませんか? 職場でナメられている、と感じたり、親に結婚を急かされたり、子どもの寝顔を見て頑張ろうと思ったり……。そんなあなたにうってつけ、かもしれない。キュートで強いキャリアガールの働きっぷりが垣間見られる、5編の物語。 <読書感想> 本の帯に、こう書いてある。「きっとみんな焦ってるし、人生の半分はブルーだよ。 既婚でも、独身でも、子供がいてもいなくても。」なるほど。筆者の奥田英朗は男なのに、女の気持ちを良く理解してるものだ。とぞうりむしは思ったのだが、世の全ての女性が「その通り!」とは思わないようだ。この本を貸してくれたのは、例によって行きつけの美容院のイノウエさん(男)。イノウエさんが言うには、この本を読んだ他の女性方は、「ちょっと違うよね」と言うのだそうだ。みんなぞうりむしとは違って、人生のほとんどがピンクなのかしらん。話は変わるが、三十路も過ぎたし財布くらいはブランドものを・・・と思い立ち、今日豪雨の中、あるブランド品店へ行った。そこの店員さんに「春夏の限定色で入荷したらすぐ売り切れちゃうんです!」と熱心に勧められたのは、ピンクのサイフ。持ってはみたものの、淡くて甘ーいピンクに打ちのめされ、結局茶色を購入。やっぱ、女30代、ピンク色の人生は眩しすぎると思うのはぞうりむしだけですか・・・( ̄Д ̄;)
2006/07/17
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【35歳からの美肌カウンセリング】 佐伯チズ 【Story】 40年間、美容アドバイザーとして女性の肌を見つめつづけてきた著者は、出会った女性の数だけその「生き方」も見つめてきたカウンセラーでもある。結婚、出産、キャリア…。いくつかの人生の選択をしてきた30代。これから先、言いわけしたり他人をうらやんだりすることなく、「輝く肌」を手に入れるにはどうすればいいのか。ベテラン・カウンセラーが導く「きれいな肌と生き方」の手引き。 <読書感想> ぞうりむしは、まだ35歳にはなっていない。。。が、毎日会社でお世話になっている隣の席のマドンナからそうっと渡された・・・( ̄ω ̄;) それが、何を意味するのかはさておき、そこのあなたっ!!ぞうりむしの年齢を想像する前に、自分が「大人の女性」だと思うならこの本、読んでみてください~。ちなみに、---------------------------------------------------「大人の女の7つ道具」1.エルメスのスカーフ2.テラコッタ(レンガ色)の塗りチーク3.ゲランの香水「オーデ フルール セドラ」4.アクアスキュータムのトレンチコート5.7センチのハイヒール6.クリスチャンディオールの口紅「631番フギュ(いちじく色)」7.本真珠のネックレス---------------------------------------------------ぞうりむしは、本真珠のネックレスしか持ってない・・・それもおかんにもらったヤツ。よしっ!さっそく、「塗りチーク」だけは買いに行こう!!・・・・・・・・( ̄(エ) ̄)ゞ もっとがんばらんかいっ!!
2006/06/24
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【魂萌え!】 桐野夏生 【Story】 夫が急死して以来、たった1人で厳しい世間の荒波を乗り越えてきた敏子。齢を重ねるごとに迷いのない生き方ができると信じとうとう60歳を迎えたが、心乱される出来事に遭遇する。 <読書感想> 恋人が、配偶者が、もし自分を裏切って浮気(本気)をしていたことを知ったら、相手を許せますか?恋人(配偶者)に、自分とは別の心ときめく人がいて、こっそり会って胸を躍らせ、自分が見たことも無いような一面をその人だけに見せていたとしたら・・・。きっと悩むよね。自分に見せていた姿が本当なのか、それとも相手に見せていた姿が本当なのか・・・。でも、実際は 「許す」とか「許さない」とか 問題じゃないのが悲しいところだ。自分が許しても許さなくても、相手の気持ちは自分の自由にはならないのだから。そう思えるようになった時が、押し寄せる感情の波を乗り越えた時なのかも。
2006/06/17
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【流星ワゴン】 重松清 【Story】 死んじゃってもいいかなあ、もう…。38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。そして―自分と同い歳の父親に出逢った。時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。やり直しは、叶えられるのか―? <読書感想> あの時、違う選択をしていれば、自分は今頃どうしていたろう。。。私たちには、きっと人生を左右する岐路というものがいくつも存在する。過ぎてしまったあの日をやり直すことはできないけど、過去に過ぎし大事な瞬間に立ち戻って、あの時に見えなかった大事な人の本当の気持ちや真実の裏側が見れるとしたら・・・・あなたは一体、いつのどの瞬間に戻りますか?考えれば、そんな大事な瞬間はいっぱいあったような気もするしわずかだったような気もする。でも、きっと自分が気づいていないだけで、平凡な毎日の中にも、思いもよらないような他人の思いやりや優しさや、時には憎しみや悲しみが自分に向けられているのかもしれないな。そしてもし、ずっとずっと先じゃなく今この瞬間に、そういう思いに気づくことができたなら・・・そうしたら、後悔のない人生にできるかな。
2006/06/11
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