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langit_lalala
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2018年07月13日
カテゴリ： Book
ロジカル・シンキング 論理的な思考と構成のスキル （Best solution） [ 照屋華子 ]
★★★☆☆
フィーリング・シンキング代表として言わせて頂く。
結論から先に申し上げると、この本はロジカル・シンキングが出来ないんだけど頑張ろうという者にとっては、読む気を無くす構造をしている。
まず、表紙の色が暗い。
ロジカルなシンキングが出来るようにならねば、これからの時代生きていけないのだ！と勇んでこの本を手に取るも、何故か開くところまで行かない。
そしておもむろに日本茶うんちくマンガ 茶柱倶楽部 を取り出し、ああ、明日はどんなお菓子でどんなお茶を飲もうかな♪等と現実逃避してしまう。
尊敬するある牧師が「聖書は分からずとも、100回読めば自ずと分かる」と言っていた。
その通りだとは思うけど、2000ページ近くある分厚い本を意味も分からず100回読むって、中々大変っていうか、インポッシブル案件なのではないかと思う。
この本も同じ匂いがする。
ページ数は（聖書に比べれば）少ないし、言われてる事もじっくり考えれば分かるレベルだと思うけど、本当にコミュニケーションをなんとかしたいなら、違う本か、セミナーに行ったほうがいいと思う。
2つ目の要因として、ハードカバーということが挙げられる。
ビジネス書は、通勤電車でチビチビ読んで、日々、読んだところをちょっとずつ実践していくのがいいと思うのだが、満員電車でを開くのは至難の技である。
最初の方の語り口は結構、優しく分かりやすく書いてあるから読みやすい。
いっそ電子書籍や朗読オーディオの方が良いかもしれない。
朗読だと図が説明できないけど、文章部分だけでもためになる。
5章辺りで挫折し、後はパラ読み。
でも、194ページからの論理FAQは良かった。
あと、コラムは面白く書いてあるので分かりやすい。
残念なのは、営業とかの提案や、分析に使う方法はたくさんあったけど、オペレーション側に必要なやり方が載ってない、という事。
システムや仕組みや上司がクルクル変わり、その度に現在の仕組みと問題点、あるべき未来の理想像を説明する。
でも、話してる間にも状況は変わり、最新情報が更新され続け、旧情報は間違いとなる。
そういう状況で、現段階での最適な方法は何か、というのを漏れなく確認したい。
MECE、ミーシー（漏れなくダブりなく）以外はは、そういう時に使える考え方が載ってなかった。
オペレーション側のロジカル・シンキング本、あればいいのにと思う。
レベルは分からないけど、日々の生活の中でロジカルな考え方を学べるらしいので、読んでみたいと思う。
ロジカル・シンキング練習帳 論理的な考え方と書き方の基本を学ぶ51問 [ 照屋 華子 ]
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