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『ヨハン・ドミンゲス』 本日は広島が獲得した選手を見ていきたいと思います。今回は先日に獲得を発表したドミンゲス投手、これまででMLB経験はなく、今季はCWS傘下3Aで主に先発として27試合に登板して7勝・防御率4.43の成績を残しています。現在はドミニカのWLにてプレーして13試合に登板して防御率2.63の好成績を残しています(ちなみにフランスアもWLで9試合に登板して防御率1.04の好成績を残しています)。また、2022年にトミー・ジョン手術を受けた経験を持っているようです。触れ込みによりますと、身長193センチの大型から最速155.8キロの直球にチェンジアップが武器という事です(他にスライダー、カーブ、ツーシーム)。それではこれまでと同じく選手の詳細を箇条書きにしていきたいと思います(fangraphs)(brooksbaseball)。・奪三振率は今季3Aで7.25、与四死球率は4.91・GB/FBは1.33とゴロの割合が多い(FB%が僅か34%)・その割に被本塁打率は1.37と高めの数字となっている・球種別データを見ると、最も空振りが奪えているのはスライダー・データ上では直球やチェンジアップもまずまずの空振り率を奪えている・スライダーやチェンジアップの被打率は優秀(共に.230代)・直球やツーシームの被打率は高め(共に.275強)・被弾の割合はスライダーやカーブが多く、大方カウントを稼ぐ為に投げたのかも・直球のストライク率が26.8%とあまりにも悪すぎる(ボール率が41%) 面白いなという要素がある反面、大丈夫かな?という要素が混在している極めて評価の難しい投手だなというのが率直な印象です。特に直球系統でストライクをしっかりと稼げず、置きにいくところを打たれているのかな?といった印象で、スライダーやカーブの被弾が多いのもカウントを稼ぎにいって甘く入って打たれてしまっているのかな?とイメージできるでしょうか。それでも制球の不安なくハマった時はゴロを打たせる割合が高いのでスイスイ抑えられると印象を持ち、何試合かに一度素晴らしい投球をして期待して見たくなる投手という素材型投手というイメージを抱かせますね。また、ドミニカのウインターリーグでは与四死球率が良いものの、今季PIT傘下3Aでプレーして防御率4点台半ばだったフランスアも良いのでやや信憑性に欠けるかも?しれませんね。 それでは投球フォーム(youtube)ですが、セットポジションから静かに指導するのですが、トップの体勢から思い切り腕を振り、ダイナミックなフィニッシュとなっており、個人的には真上から振り下ろす点などを考えると森下に近い投球フォームをしているのかな?と感じました。気になるのはトップの体勢時に左腕全体が背中側からはみ出しているなど開きが非常に早いと感じる点、そして右膝がトップの体勢になる前に既に本塁へ向いているので体全体が前へ突っ込んでしまっている点、後はアドゥワのようにグローブをしっかりと胸付近に抱え込まずに完全にダラリと垂れ下げたまま投げている点、前足を踏み込んだ際の左膝が外側を向いてしまっていてせっかくの下半身の力が逃げてしまっており、投げ終わった際に体全体が思い切り一塁側へ流れてしまう要因にもなっています。素材型らしく矯正した方が良い箇所が結構多いですが、比較的矯正しやすそうな部分なので黒田アドバイザーに投球フォームのアドバイスをもらって成長していけば非常に面白いかもしれませんね。 投球映像を見る限りですと直球は真ん中~高めに集まり、逆に変化球は割と低めに集まっており、個人的にはリリーフの方が適任なのではないかな?と思います。直球やスライダー、チェンジアップはいずれもまずまずの空振り率であり、特にNPB球になるので上から振り下ろす投球フォームをしている上に球質もシュート回転が少ない日本人が投げるタイプの球質の直球は更に威力を増すのではないでしょうか。恐らく広島を戦力外になった岡田氏のように突如制球を乱す登板が何度あるかと思われますが、日本ならば元々ゴロの割合が高い上に力でごり押しする事も可能なので被弾も減るのかな?と感じます。栗林が開幕に遅れるようならばドミンゲスが担う可能性もあるのではないでしょうか。選手評価:A(日本にフィットしそう)【200円OFFクーポン+ポイント10倍】 お歳暮 御歳暮 早割 クーポンお菓子 ギフト 人気 ランキング おしゃれ 高級 プレゼント洋菓子 内祝い 内祝 お返し お菓子 キハチ 焼き菓子 焼菓子 8種13個入 手土産 菓子 スイーツ 詰め合わせ 送料無料 スイーツセット お礼 女性
2024.11.27
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『補強終了?』 本日は広島の情報について見ていきたいと思います。まず広島はジョハン(ドミニカ出身なのでスペイン語読みでヨハンでは?)・ドミンゲス投手との契約に合意した事を発表しました(記事)。MLB経験はなく、CWS傘下3Aのシャーロットにて先発投手として登板していますが、ドミニカのWLではリリーフとして登板しており、どちらになるかは未定です。先行報道では3年契約との情報でしたが、実際には契約金1800万円、年俸7700万円との事ですが、想像ですがモンテロやファビアンもドミンゲスも2~3年目は球団オプションか何かがあるのではないかな?と思います。 また、ドミンゲスの獲得と同時にコルニエルとの6年契約を途中で破棄して契約を解除する事も発表されました。今季は16試合に登板して防御率2.65だったものの、投球内容はイマイチで外国人選手としては物足りなかったという事でしょうか。個人的にはやはりリリースする体勢が好調だったころと現在とで違ってしまったのが響いたかと思います。映像で比較していただければ一目瞭然なのですが、165キロを計測して防御率も良かった時期のコルニエル(youtube)は頭が一塁側に傾き、リリースする位置もそこまで高い位置ではなく、オーバーハンドとスリークォーターの中間の位置にあり、リリースする距離も比較的打者の手元で投げているのが分かります。ところが昨季先発をしていた頃のコルニエル(youtube)はリリースする位置が完全に高くなっている上に真上から振り下ろすオーバーハンドの形となっています。結局良かった頃よりもどんどん腕の位置が高くなってしまい、自分が最も良いパフォーマンスのできる投球ができる投球フォームでなくなってしまったという事ではないかな?と思います。なので良かった頃の投球フォームに戻すだけでかなり大化けするのではないかな?と思うのですが、非常に勿体ないなと感じる次第です。藤井晧哉を導いた独立球団や動作解析のスペシャリストに見てもらえばコルニエルはMLB級になるのではないかと見ています。 個人的には腕の位置が高くなった事で却って悪くなって退団してしまったコルニエルを見ていると逆にスリークォーターからサイドに転向して成績を悪化させた益田の未来を暗示してしまっているような危険を感じます。益田に関しても個人的にサイド転向は反対の立場で、左膝の突っ張りが早かった課題を解消させて終盤に1軍で好成績を残し、フォークという絶対的な決め球も持っており、しっかりと1軍で活躍できる青写真が描けていたのにわざわざサイドに転向する必要はないと主張していました。結局サイドに転向するも今季は1軍で防御率6.48、2軍では防御率3.05も奪三振率僅か4.79、1軍2軍共に制球が大幅に悪化してしまいました。1軍では奪三振率が高いものの単に投球回数が少ないだけで球種別の空振り率を見ても決め球となる球種は見当たらず、単に決め球を失って制球が大幅に悪化しただけで大失敗と言えます。個人的には元のフォームに戻し、その上だカットボールやツーシームを投げてフォークを決め球とした方が良いと思いますが、本人がどうするかでしょう。 また、中国新聞などの発表によりますと、これにて外国人選手の補強は終了するという事で、来季は助っ人4人体制でスタートする方針のようです。これで現在は支配下登録選手が九里を除いて67名、残りはアカデミー選手や育成選手の為に枠を空けておくという事になるのかな?と思います。新井監督が最終戦に「痛みを伴うシーズンとなる」と言及していましたが、特にいつもと変わらないオフの動きのような気がしており、正直あの発言は何だったのかな?という疑問符を付けざるを得ないかな?と思います。野球太郎No.053 2024ドラフト総決算&2025大展望号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.11.26
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『これからの発展へ』 本日はプレミア12で見事に優勝を果たした台湾について触れていきたいと思います。今日の試合では4-0と日本を相手に完封勝利、U世代では優勝を収めていたものの、このようなプレミア12、WBCなどでは苦戦を強いられてきた台湾ですが、悲願の初優勝となりました(twitter)。先発はARIの期待株である左腕の林・ユーミン投手(twitter)、4回を投げて1安打3奪三振2四球無失点と日本打線を相手に見事な投球を収めて勝利に貢献しました。左打者にとっては背中越しから来る球筋且つ球の出所も見難いフォームとなっており、左打者を多く揃えてしまった日本打線にとっては非常に厄介な投手となりました。他には元オリックス・西武の張投手、元横浜・千葉ロッテのチェンといった元NPB投手らも好投して優勝に貢献しました。 そして3ラン本塁打を打った陳傑憲は日本の高校を卒業した選手で、現在は統一ライオンズでプレーしています。今季は打率.334と高打率でOPS.837と好成績ですが、実は本塁打だけ見ると今季2本しか打っていなかったのですが、何と今大会でシーズンと並ぶ2本塁打とまるで「台湾の小園」状態だったと言えるでしょうか^^;。守備では森下の二塁打かと思われた打球を見事に追いついて捕球するなど好守も見せ、この試合のヒーローとなり、今大会のMVPにも輝きました(youtube)。 また、台湾メディアや現地(youtube)(youtube)でも優勝した事で大盛り上がりとなっており、CPBLでも今季最多観客動員数を記録した事もあり、台北ドーム球場も開場して大盛況となるなどこれからの台湾野球が活気づく事を願っています。 ここからは話が変わりますが、「火球男」の異名を持つ最速157キロの右腕である古林(グーリン・ルェヤン)投手がポスティング移籍による日本ハムへの入団が正式に合意しました(記事)。陳傑憲と同じく統一ライオンズの選手で、21試合に登板して10勝・125回を投げて150奪三振を記録して防御率1.66と圧倒的な成績を残しました(投手の詳細な情報はこちらの記事から)。現在24歳で将来的にはMLB挑戦も視野に入れているとの事ですが、個人的には日本球界を経由してからのルートが台湾球界にとっても大きな意義となるのかも?しれません。 昨年のドラ1候補だった佐々木麟太郎や今年のドラフト上位候補だった森井翔太郎らが直接MLB挑戦を目指し、佐々木朗希の件もあってポスティングのルール改正の声が実現した際に「有望な選手らがMLBへ直接行くのでは?」という声もありますが、実は台湾は以前からそのような傾向が続いており、今日登板した林もそうですが、台湾のトップ選手達はCPBLを経由せずにMLBのマイナー契約を選んでいるのです(twitter)。それでもその選手達がしっかりとMLBの舞台へ辿り着いて活躍しているのならば良いのですが、実際は殆どの選手が大成できずに終わっており、近年の成功例は張育成のみという寂しい結果となり、その張にしてもレギュラーを掴みかけたシーズンこそあったものの、芳しい成績は残せずに今季からCPBLへドラフト指名を経てプレーしています。やはりアジア人にとっていきなりアメリカに行くのはネックだと言わざるを得ず、更にマイナーは過酷な上にアジア人への人種差別もあり、中南米出身の貧しい国の人々は自国に戻っても貧しい生活となるので耐えられるハングリー精神があるものの、日本韓国台湾中国といった出身の選手にとってはわざわざ過酷な生活をせずとも自国で一般就職すればそれなりの生活ができるわけですからそこまでのハングリー精神はないのかな?と思います。アンダー世代では日本を凌ぐ強さを誇るはずの台湾が何故WBCやプレミア12といった大会ではあまり目覚ましい成績を残せていなかったのか、根本的な原因はここにあったと思います。 しかしながらMLBに行かずにCPBLで着実に技量を伸ばしてきた古林やもう一人注目される徐・ルオシー投手らがCPBLを経て日本球界に入団し、そこから更にMLBへ挑戦して高額な契約金を結べるルートができれば大成率が極めて低いMLBとのマイナー契約よりもそちらを選ぶ選手が増えれば人材損失も防げる上に国内リーグのレベルの底上げにも繋がり、人気向上にも繋がるのではないかな?と思います。特に昨年に日本ハムに入団した孫投手を始めとして今年は台湾の高校生投手が次々とNPB球団と契約を交わしており、MLBのマイナー契約ルートが見直され始めています。実は韓国球界もMLBのマイナー契約を選ぶトップ選手が出ていたのですが、キム・ハソンやポスティング移籍したイ・ジョンフが大型契約を結んだ件や今オフにポスティング移籍が有力視されるキム・ヘソンも大型契約が見込まれ、トッププロスペクト選手がわざわざマイナー契約を選ばずともKBOを経由した方が良いという判断をし始めています。NPBに入団した投手がどのような活躍を収めるかが注目ですが、個人的にはやはり台湾国内でしっかりとスターになってから海外の方が望ましいのではないかな?と考えています。NPB球団には台湾の有望な選手を獲得したからにはMLBのように数年でチャンスもあまり与えずにリリースするような事なく、しっかりと育成して導いて欲しいなと願っています。 台湾球界のレベルの更なる向上の為にはやはりCPBLがもっと活性化していく必要があり、その為にはトッププロスペクトにCPBLを選んでもらえる環境作りが今後大きな課題となってくるのではないでしょうか。MLBにも欧州の選手やアジアの選手を獲得するのならば数年でリリースせずにしっかりと責任をもって育成して欲しいところですが現状そうなっておらず、過去記事でも書かせていただきましたが、普及はしてもそこからの発展を妨げてしまっているのもMLBだと個人的には思います。そろそろそのやり方を変えていく時期に来ているのでは?と思います。野球太郎No.053 2024ドラフト総決算&2025大展望号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.11.25
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『エレフリス・モンテロ』 本日も広島が獲得した外国人選手を見ていきたいと思います。今回は最初に獲得を発表したモンテロ内野手、MLBではCOLで3年間プレーして通算21本塁打を記録ています。昨季は11本塁打・OPS.715を記録して期待されたものの、今季は67試合に出場して打率.205・4本塁打・28打点・OPS.571と成績を落としてしまい、11月4日にFAとなった3日後に広島との契約が発表されました。また、3Aでは65試合に出場して打率.309・16本塁打・52打点・OPS.979と好成績を残しており、典型的な4Aと呼ばれる立ち位置の選手だと思われます。それでは昨日と同じく選手の詳細を箇条書きスタイルで書いていきたいと思います(fangraphs)。・IsoPは3Aの2年間で.359、.273とかなり高い・一方でMLBでは昨季.183だったものの、今季.098と苦戦・3Aでは昨季142打数28三振、ただ今季256打数78三振で3.28・MLBでは昨季284打数111三振、今季224打数56三振で4.00・IsoDは3Aで昨季.052、今季.088と今季は割と四球を稼ぐ・MLBでは昨季.047、今季.062と意外と昨季の3Aと変わらない・BB/Kは3Aで昨季.500、今季.460とまずまずの水準・MLBでは.140、.360とかなり低水準だが改善傾向にはある・GB/FBは昨季のMLB以外全て1.00を切り、フライが多い・3AではLD%も25%以上と高い・打球方向は標準的な右打者だが、今季3Aでは広角に打ち分けている・守備はMLBでは主に一塁を守り、3Aでは三塁を守る事が多い・ただ三塁守備は3Aで423回16失策、MLBでも芳しくない 続いては打撃フォームを見ていきたいと思います(youtube)。構えはオーソドックスなオープンスタンスで構えており、投手がトップを作る前に一度前足踵を上げ、リリースした直後に始動しています。このタイミングだと遅い印象を受けますが、そこまで足を上げずにすぐに地面へ踏み込むので立ち遅れる事なく、間は取れているように思います。ただファビアンもそうですが、踏み込んだ際の前足の爪先が完全に投手の方へと向いてしまっているのが気にかかるところです(それでも右膝はファビアンと違って投手側へ向いていませんね)。また、若干踵体重寄りでインパクト後に前足がブレそうになっていますが、最終的に前足が胡坐をかいた際の体勢と似たような形になっていますが、我慢はできているのでしょうか?上半身はファビアン同様にトップの体勢時にしっかりとバットを持つ両手が頭から外側(本塁側)に張り出していてスムーズにバットを出せるようになっています。スイング軌道はファビアンよりも良い印象を受け、打ち終わった後の体勢は右肩が大きく引き上がった形になるなどスラッガーを彷彿させ、新井監督が「スイングで選んだ」と評したのも頷けるのではないかな?と思います。ただ何となくではありますが、仲田同様に回転が早すぎるのかな?という印象を受け、踵体重寄りな点もあって外角の変化球に苦労しそうな印象を受け、もう少し捻転?が生まれれば変化球にも対応できるのではな?と思います。 3Aでの打撃内容はミートも選球眼もまずまずで圧倒的なパワーを有し、今季はMLBで結果こそ残せなかったものの、打撃内容を見るとIsoDは3Aと変わらず、三振も減らしている上にBB/Kは依然として低水準なものの昨季に比べると改善傾向にあり、徐々にMLBにも適応できつつあったのかも?という気がしなくもないでしょうか。3Aでは広角に打ち分けられるようにもなっており、成長途上なのではないでしょうか。仮にこの選手の三塁守備がまずまずだったとすれば打撃内容に改善の兆しが見られるのでもう1年様子見という判断でもおかしくなかったように思います。個人的には技術的にも長打の面でもファビアンより期待してみたい印象で、我慢して起用していけば非常に面白い打者になるのではないでしょうか。ただ個人的には仲田や渡邉を買っているだけに、かなり強力なライバルが現れたな?という印象を受けます。選手評価:A(思っていたイメージよりも脆い印象はないかもしれない)野球太郎No.053 2024ドラフト総決算&2025大展望号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.11.24
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『サンドロ・ファビアン』 本日は広島が獲得した新外国人選手を見ていきたいと思います。今回は先日獲得を発表したばかりのファビアン外野手、TEXに在籍していた選手なので知っていましたが、まさか広島が獲得するとは驚きました(40人枠にも入っていただけに)。今季はMLB初昇格を果たし、3Aでは116試合に出場して打率.270・17本塁打・81打点を記録し、OPSは.805を記録しています(fangraphs)。それでは選手の詳細を箇条書きスタイルで書いていきたいと思います。・IsoPは.190前後で推移しているので中距離~中長距離タイプ・その割に昨季444打数73三振、448打数76三振で6.08、5.89と高め・IsoDは昨季.043、今季.073と改善されたが、四球を選ぶタイプではない・BB/Kは昨季.320、今季.590とまずまず高くなった・タイプ的には昨季は元広島の岩本氏、今季は元広島の前田智徳氏を彷彿させる・GB/FBは3年間で1.20前後で推移するなどゴロが多めとなっている・LD%が25%と高いのであまり角度は付かないタイプかもしれない・IFFB%が2年間で30%を記録するなど不安要素もあり・打球方向はレフト50%弱、センター20%、ライト30%と標準的な右打者か・これまでのキャリアではライトを守る機会が多い(5182回)・他にはレフト(935回)、少しだけセンター(140回)も守っている・ただし、ライトでは今季10失策するなど守備面での不安を覗かせる(公式サイト)・今季だけではなく例年失策が多く、2017年もライトで11失策記録している・ただし、今季13補殺も非常に多く、例年補殺が多い(2017年は16補殺) 続いては打撃フォーム(youtube)(youtube)について見ていきたいと思います。まず構えはバットを横に寝かせるというよりは垂れ下げて構えており、そこから左足を上げたと同時にバットも引き上げます。ちなみに個人的には昨季立ち遅れる事が多いデビッドソンにこの形に変えてはどうか?と散々書かせていただいていましたが(今季は余計な1動作が省かれた事でKBOで大活躍)^^;。気になるのは下半身の形、踏み込む前足の爪先が既に投手側に向き、後ろの右膝も既に投手側へと向いてしまっており、イメージ的にはトップの体勢時に既にインパクトの最中の時の体勢になっているでしょうか。正直あまり下半身の力を伝えられていないのではないかな?という印象で、それでも前足はそのまま踏ん張れていますが…。最後に気になるのがステップする形、ドミニカのウインターリーグではインステップする形を採用しているシーンもあり、何かしらの試行錯誤をしているのでしょうか? 上半身に関しては前肩が内側に全く入れずにバットを持つ両手がしっかりと頭の外側(本塁側)に張り出しているのでバットはスムーズに出せそうです。また、踏み込んだ際にバットは振り出しておらず、この辺りしっかりと球を見るようになったのと関連があるでしょうか。スイング軌道は良くはないですが悪くもないぐらいの軌道かな?という印象でしょうか。ただ打ち終わりの姿勢を見ると、やはりスラッガーというタイプの打者ではなさそうです。内角に強いという記事がありましたが、確かにしっかりと打てており、外角の球もライト方向へ弾き返したりできているように思います。ただどちらかと言えば巻き込んで打つ方が得意なのでしょうか? 個人的には下半身の使い方に違和感がある印象で、果たしてNPBでも同じように長打を発揮できるのかな?という印象を受けました(特にNPB球は飛ばないと評されているだけに)。ただ上半身は比較的良さそうな印象で、今季の小園のように単打や二塁打に徹する事ができれば面白い存在になるのではないかな?と感じています。インステップして打つようになっており、外角の直球や変化球も届いてスタンドインさせているようにしっかりと叩けているだけに、基本的に率に徹してたまにスタンドインぐらいのスタンスで行けば面白い存在になるのではないかな?と思います。選手評価:B(今季の小園に長打を少しプラスした形か)野球太郎No.053 2024ドラフト総決算&2025大展望号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.11.23
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『シーズンでも』 本日は広島の気になった情報を見ていきたいと思います。まずは大道がカットボールに手応えを感じているとの事です(記事)。永川コーチの提案により、カットボールの球速アップと変化量を小さくする改良に取り組んでいるそうで、直球を警戒してくる打者に対して凡打の割合を増やす目的としているそうです。個人的には1年目の頃に投げていた変化量の大きいスライダーも解禁して欲しいところで、右打者には外の大きな曲がりのスライダーの方が効果的という検証データも発表されているだけに、凡打を打たせる事も大事ですが、空振りを奪える変化球も欲しいところです。 続いては二俣が巨人の岡本に弟子入りをして自主トレを行うとの事です(記事)。現在は横浜の宮崎のようなフォームに挑戦中で、二俣は岡本について「岡本のスイングは力感なく振っているように見える」と語っています。個人的には遠回りするスイング軌道とスイング中に右足が踵体重になって三塁側へ走り出しそうな形になる部分を修正していきたいところです。 続いて常廣、最後の紅白戦では圧巻の5奪三振を奪った事で来年の春季キャンプ1軍スタートが内定したとの事です(記事)。元々決め球としているフォークやカットボールを駆使して打者から空振りを奪いました(youtube)。また、カットボールにも手応えを感じているとの事で、しっかりと腕を振ればスライダーのように大きく曲がる事も判明したのが新たな発見だったとの事です(記事)。確かにyoutubeの映像とプロ初先発の時の投球フォーム(youtube)と比較してみますと、紅白戦の方が右足に躍動感があって前足がブレずに右足が本塁までターンしてきていますね。このように常廣は変化球が武器となる投手で、フォークは空振り率が先発でありながら19%と高いのが特徴的です。ただ被打率は.353、やはり投球フォームに課題があるので球が上吊る事が多々あるので甘く入ったところを痛打されるのだと思いますが、しっかりと決められれば空振りを奪えます。また、腕の位置がオーバーとスリークォーターの中間ぐらいなのでカットボールも横変化がつけやすいのかな?と感じます。後はやはり過去記事のような課題を改善していければと思います。 そして新外国人選手としてサンドロ・ファビアン外野手の獲得を発表しました。何とTEXの選手で、今季は主に3Aのラウンドロックでプレーしており、打率.270・18本塁打・82打点・OPS.805を記録(マイナー打撃成績)しており、ドミニカのウインターリーグでプレーしていて21試合で5本塁打・OPS.867を記録していました(全打撃成績)守備位置はレフト、センター、ライトと3ポジションを全て守れる選手で、待望のセンターのできる右打ちの外野手となります。そしてモンテロと同じくまだ26歳と比較的若い年齢で1年契約ではありますが、数年は様子を見るのかもしれませんね。モンテロ同様に選手の詳細は後日行ってみたいと思います。 最後に小園、本日のプレミア12で2打席連続本塁打を放ちました(twitter、twitter)。小園は本来このように一発長打も打てる選手だと思っているだけに、シーズンでも気にせずに思い切り長打を狙ってもらいたいなと思います。 これで外国人打者が2名揃った事で打撃陣の補強は終了でしょうか。モンテロはシャイナー枠のパワーヒッタータイプ、ファビアンはレイノルズ枠の中距離のポイントゲッタータイプ?といったところでしょうか。2人共まだ年齢が26歳と若く、これまでの助っ人選手と違って様子を見ていくと思われますので、若手や中堅選手らにも火がつくでしょうか。特に末包の尻には火が付くのではないかと感じており、ファビアンは末包よりも若いだけに、伸びしろがあると判断すればファビアンの方が起用されるでしょう。秋季キャンプを見た感じですと、依然として股関節が固いので下半身の使い方に課題があるだけに、しっかりとオフに克服して欲しいところです。冬季限定 四季の十二撰 ひとくち上生菓子詰め合わせ(風呂敷包み) お歳暮 和菓子 スイーツ お菓子 ギフト プレゼント 高級 お取り寄せ 送料無料(北海道・沖縄を除く) 楽天グルメ大賞3年連続受賞
2024.11.22
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『王貞治氏が動く』 本日は新たに設立された野球振興団体について触れていきたいと思います。世界通算最多本塁打数を誇る王貞治氏が20日に都内にて記者会見を行い、有志組織の球心会を設立しました(記事)(記事)。記事によりますと、オーナー会議にてプロジェクトを説明したそうです。6月には既に発起人として活動を開始していたとの事で、プロ球団関係者の他に学生野球幹部らが名を連ねるなどプロアマの垣根を越えた組織になりそうで、長期的なプランでの野球の普及や振興、市場や財源の発展などにについての策を練っているとの事、具体的な施策は3月になるそうです。 個人的に気になるのはデイリースポーツの記事に書かれていたアジアに新リーグを立ち上げる「アジア市場開拓プロジェクト」にあります。実は王氏は昨年の12月に台湾でアジア野球選手権大会が開催された際にパキスタン野球連盟会長と野球の取り組みについて会談しており、パキスタンの野球の為の協力を促進したとパキスタン野球連盟のtwitterにて発信されていました。また、過去記事でも紹介させていただいたのですが、実はパキスタンは来年からbaseball unitedとは別に当該地域の選手達で構成されるプロ野球リーグの創設を発表しており(twitter、twitter)、既に台湾で行われた役員会議にてアジア野球連盟(BFA)の会長とも会ってプロ野球リーグについての話し合いがあり、全面的な支持を取り付けています(twitter)。なのでひょっとするとアジアの新リーグというのは来年開幕予定のパキスタンのプロ野球リーグの事なのかも?しれませんね。 これまで野球の普及や振興活動というのは大体が個々人で熱心な方々が精力的な活動を行うか、もしくはJICAの方々が行われてきました。しかしながら「世界の王」と呼ばれる王貞治氏がトップに立ち、プロアマの垣根を越えてこういった組織が立ち上がったのは非常に大きな一歩と言えるのではないでしょうか。また、巨人の山口オーナーも記事にて12球団も「王さんの活動を援助していく点で12球団に異論はない」と賛同の意を示しており、ようやくNPBも本腰を上げて国内外での普及活動を進めていく事になるのかな?と思います。ちなみにパキスタンプロ野球の他にも今年佐賀インドネシアドリームズを立ち上げたNEOアジアプロ野球機構が将来的に東南アジアでのプロ野球リーグ創設を目指しており、こういった団体が支援する事で後押しになるのではないでしょうか。下世話な話ではありますが、これらの国々の物価はまだ非常に安く、人件費も日本と比べるとかなり安いだけに、行動に移すならばできるだけ早い方が良いのではないかな?と思います。MLBは欧州やブラジル、中国、インドといった国に普及活動を行っていますが、NPBはKBOやCPBLとも連携してMLBが手を付けていない東南アジアや南アジアといった地域を担当していって欲しいですね。 「余談」 昨日も紹介させていただきましたが、ナイジェリアに野球アカデミー設立を目指している団体がクラウドファンディングを行っていますが苦戦しているようで、何とか協力できる方は是非ともご覧になっていただければと思います。野球太郎No.053 2024ドラフト総決算&2025大展望号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム
2024.11.21
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『来季正念場の選手達』 本日は12月9日に迫る現役ドラフトについて考えていきたいと思います。戦力外通告といい、この現役ドラフトといい、あまりこういった予想を好まない方もおられるかと思いますが、毎年「来季正念場の選手」といった項目で取り上げさせていただいているだけに、現役ドラフトならばまあ良いかなという事で今回見ていきたいと思います^^;。ちなみに現役ドラフトは2選手を各球団選出する形となり、最低1人は獲る事が義務付けられており、同意があれば2巡目へと進みますが、今のところは1巡目で指名が終わっています。・ 過去の現役ドラフト選手 まず過去に選出された選手は2022年が正隨外野手、2023年は中村祐太投手となっており、1巡目で終了したのでもう1人は不明となっています。・ 両者の共通点 次に現役ドラフトに選ばれた2人の共通点ですが、実は両者共に直前の秋季キャンプに参加している選手だという点にあります。2022年は正隨と中村祐太(サイト)、2023年は引き続き中村祐太が秋季キャンプに参加しており(サイト)、つまりのところ秋季キャンプが思い出込みでの参加?となっているのかもしれませんね。そして両者共に本指名最後付近で指名された選手であるという点も挙がるでしょうか。つまり上位(1、2巡目)の選手ではないのではないかな?と思います。・ 2年間の傾向 ここで見ていきたいのはそれぞれの過去2年間のドラフト、正隨の場合だと2021年のドラフトでは中村健、田村、末包ら3名の外野手に加え、2022年のドラフトでは久保、名原、中村貴と何と2年間で6名の外野手を指名しており、右の外野手だと4名の外野手を指名しました。そして中村祐太の場合だと2022年は斉藤、益田、河野、長谷部、辻、2023年は常廣、高、滝田、赤塚、杉田、杉原を指名しており、特に2023年は極端な投手ドラフトでしたね。このように2年間のドラフトで多く揃えたポジションが対象になっているのではないか?という印象を持っています。まあ投手は誰かしら1人選ばれると思いますので、一昨年や昨年、今年のドラフトを見て野手がどうなるのかを見ていきたいと思います。・ 2023年、2024年は? まず2023年のドラフトでは仲田と佐藤の2人しか指名されておらず、2024年は佐々木、渡邉の2人となっています。僅か4人にしかいないものの、特徴として挙がってくるのは「一、三塁」が多いという点、佐藤は二塁ですが秋季キャンプで三塁手としての守備練習も開始しているとの事です。また、一昨年ではありますがやはり三塁手として内田を2巡目指名しており、明らかに一、三塁の選手を多く指名しているのが分かります。ちなみにアカデミーからはラミレスを育成選手として契約しており、こちらも三塁を守っていますね。となると、現役ドラフトとなる候補は一、三塁手ではないか?と見ています。・ 正念場の一、三塁手とは 広島で正念場となっている一、三塁手となると、浮かび上がってくる名前は林晃汰という事になるのではないかな?と思います。かつて10本塁打打った林ですが、ここ数年は低迷しており、今季も最終盤に1軍昇格するも最近6試合で何と7三振を喫して最終戦には2軍降格、秋季キャンプでもここまでパッとした活躍はできていません。しかも今季は佐々木や渡邉を獲得してパワー自慢のラミレスが一発を放つなど存在感を見せているだけに、左打ちという特異性はあるも立場的には非常に危ういかな?と思います。・ 投手は? 投手ですが、現在秋季キャンプで正念場となりそうな投手と言えば益田や遠藤の2人が挙げられるのではないでしょうか。多くの予想としてはケムナの名前が挙がるのですが、公式サイトを見ると主力メンバーの中に入っている点、過去2人の選手は共に秋季キャンプに参加した選手が選出されているので案外違うのではないか?と考えています。 野手予想は林という事にさせていただきましたが、果たしてどうなるでしょうか?仮に予想が外れたとしても来季正念場となる立場となるだけに、今オフは覚悟を持って取り組まなければ来季非常に危ういと思うだけに、何とか奮起を見せて欲しいところです。そして益田はやはり1年目の頃の腕の位置に戻した方が良いと感じており、フォークで空振りを奪えていたのに下げて武器を失ってしまった印象です。遠藤は2軍で先発と中継ぎを兼任するなど便利屋的な起用、中村祐太も2軍で防御率1.08、33.1回で35奪三振と高い奪三振率を誇るなど圧倒しているも現役ドラフトに選出されました。ただどちらも1軍となると、「う~ん」という投球が続いていたのも共通点でしょうか。 あくまでも個人的な予想ですが、現役ドラフトの2名は遠藤、林の2名ではないかな?と予想したいと思います。ただ如何せんたった2年間のサンプルなので少々信憑性に欠けますが、様々な観点から見ていけばこうなるのかな?と思います。そして最後に現役ドラフトの是非ですが、個人的には今後もやっていくべき試みではないかな?と思います。中日の細川や阪神の大竹を始めとして巨人のオコエ、日本ハムの水谷、ソフトバンクの長谷川など移籍先で花開いた選手がおり、千葉ロッテから横浜へ移籍した佐々木千隼、広島から西武へと移籍した中村祐太も中継ぎとして登板する事が出来ました。もし現役ドラフトがなければ中村祐太は今季で戦力外となっていたかもしれず、彼にとっても大きかったと思います。燻っている選手は新天地で新しい出会いを経て変わる事が出来るかもしれないだけに、個人的には最低2巡目まで行うように変更しても良いのではないでしょうか。 「余談」 以前にナイジェリアにてグローブ工場設立の為のクラウドファンディングを紹介しましたが、今回は野球アカデミー設立に向けてのクラウドファンディングが行われていました。現在、既にグローブの製造は始まって現地の人も5名雇うなど順調な滑り出しのようです。野球普及の為に協力していただける方がいらっしゃいましたら是非URLから見ていただければと思います。野球太郎No.053 2024ドラフト総決算&2025大展望号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.11.20
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『昨日触れたついでに』 昨日の外国人選手獲得についての記事にてMLBは30球団から32球団への拡張を目指していると書かせていただきました。過去記事にもざっくりと紹介した事があるのですが、今回は少しだけ深掘りしていきたいと思います。 まずは過去記事を見ていただきますと、主な候補地は既にオースティン、ソルトレークシティ、ナッシュビル、ポートランドの4つの候補地に絞られており、一つずつ見ていきたいと思います。 「オースティン」 テキサス州の中央部の都市(wiki)で、目覚ましい経済成長と人口増加を誇るようです。ここでは既にオースティンにMLB球団を誘致しようというグループが存在し、オースティン野球を支援するサイトや特集動画で取り上げられています。こちらのサイトによりますと、有力候補の一つとされている最大の理由は上記の通り経済力と人口増加によるものが大きいでしょうか。ただし、ネックとなるのはやはりテキサス州であるという点、テキサスにはご存じの通りレンジャーズやアストロズといった人気球団が存在しており、いくら中央部だからと言ってもテキサス州に3つも球団を置く必要があるか?と言われると些か疑問符がつくでしょうか。 「ソルトレイクシティ」 アメリカの西海岸寄りにあるユタ州に存在しており、ロッキー山脈の西部にある州の北部に位置している西部高原地域との事で、冬季オリンピックが何度も開催されているので寒い地域なのでしょうか(wiki)?こちらのサイトによると、ラリー・H・ミラー社とミラー家が35億ドルを投入する事を発表しており、州知事などを始めとする行政側も計画に乗り気のようで、官民一体となって準備を整えているようです。過去記事でも日刊スポーツが最有力候補地と位置付けている通り、ユタ州にはMLB球団(マイナーはあります)がないので選ばれる可能性は高そうです。 「ナッシュビル」 アメリカの東海岸寄りのテネシー州にある最大都市とされています(wiki)。特徴としてはカントリー・ミュージックの本拠地とされているなど音楽業界が盛んな地域であり、実際MLB球団を誘致しようとしているグループも「ミュージック・シティ・ベースボール」という名で結成されています(サイト)。MLBコミッショナー曰く「理想としては東部、西部にそれぞれ1球団」と言及しており、有力候補地の中で唯一の東部であるナッシュビルは自動的に最有力候補となっています。しかしながらここに来てスタジアム建設の税金使用に対して否定的な考えである事が判明(1、2)しており、大きな暗雲が立ち込めています。元々難民が多い地域という事もあり、物価なども安い地域であり、あまり経済的に豊かな人は少ないのかも?しれませんね。 「ポートランド」、 アメリカの最北西部に近い位置にあるオレゴン州の都市で、環境にやさしい都市全米第1位、世界基準でも第2位という大変名誉?な評価もあるそうです(wiki)。また、産業は小麦の出荷量が全米第1位、世界でも2位の取引港との事です。ポートランドはかなり熱心な投資グループが存在しており、公式サイトやinstagramなども存在しています。また、ここは話が進んでおり、土地も既に購入している上に市議会も全会一致で「ポートランド・ダイヤモンド・プロジェクト」の全面支援を明言しており、後は誘致を受けるのみという万全の体制を整えています。地域的にも北西部にはシアトルしかないという利点もありますが、西部はソルトレイクシティが有力とされており、西部地域に2球団追加するかどうかは微妙な情勢でしょうか。 現状はソルトレイクシティとナッシュビルが有力ではないかとされていますが、ナッシュビルが住民や行政にも球場建設に完全に反対の姿勢を打ち出されており、そうなってくるとコミッショナーの東西に1球団ずつという構想を練り直さざるを得なくなり、繰り上げでポートランドという可能性が出てくるのではないでしょうか。球団拡張は2029年に計画を発表し、本格的な新規参入は2031年になるとされており、果たしてどの地域に追加されるのか注目したいところです。 「余談」 以前にナイジェリアにてグローブ工場設立の為のクラウドファンディングを紹介しましたが、今回は野球アカデミー設立に向けてのクラウドファンディングが行われていました。現在、既にグローブの製造は始まって現地の人も5名雇うなど順調な滑り出しのようです。野球普及の為に協力していただける方がいらっしゃいましたら是非URLから見ていただければと思います。
2024.11.19
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『朗報多し』 本日はこれまでの紅白戦と契約について見ていきたいと思います。まず本日入ってきた情報ですが、広島は戦力外通告した小林樹斗投手と前川誠太内野手の2選手と育成契約を結んだと発表しました。前川に関してはフェニックスリーグの試合にも3試合しか出場していなかったので広島ファンの間でも話題となっていましたが、どうも左足首を故障して手術していたようです。前川は2軍でも好成績を残しており、打撃フォームも中々良い形で打てていると思うだけに、中村奨成のように体をもう少し大きくしていきたいでしょうか(twitter)。小林は2軍で18試合に登板するも防御率5.30と厳しい成績で、恐らく来季がラストチャンスと思われます。こちらが投球フォームですが(twitter)、過去記事同様にやはり開きが早い上に肘も下がっており、いっそのことサイドハンドに転向してみても良いのではないでしょうか。何かを変えないとこのまま1年終わってしまう危険性を孕んでいます。 続いて紅白戦(youtube)ですが、明暗分かれているなと感じました。毎回最後に暗い話題になりがちなので今回は芳しくない選手の方からいきたいと思います。まず良くないと思うのは林、侍ジャパンとの練習試合の時からヒットを打っても一貫して「良い打ち方ではないと思う」と書いてきましたが、やはり紅白戦を見てもそう思います。相変わらず踏み込んでトップの体勢から打ちに行く際に顔が真横を向く上にスイングもかなり遠回り、しかも秋季練習から取り組んでいるスイングのせいで長打という魅力もありません。続いて常廣、この日も3回2失点と複数失点しまっています。心配になるのが本人が課題を分かっていなさそうな印象で、「真っすぐに頼り過ぎた」と語っていますが(記事)、過去記事でも触れましたが、そもそもタイミングが取りやすく下半身の使い方にも課題があるように見えるので、本人が思っているよりも打者は直球を苦にしていないと思います。現に1軍での直球の被打率は.263、空振り率は僅か4%しかありません。そして田村ですが、ベース寄りに立つようになったのは良く、手元で打つようになった事で変化球にも対応できそうな形になり、来季は期待したい…ところですが、やはりトップの体勢が極端な「く」の字になっており、やはりこれだと外角球を強く叩けないのでは?と思ってしまうのですが…。 逆に良かったのではないかな?と思う選手を取り上げていきたいと思います。やはり個人的に贔屓にしている仲田、オルティスからきっちりとセンター前を放っており、やはりこの選手はミートが上手い打者だなと思います。ただ以前から感じているようにスラッガーというよりは巧打者であり(打ち終わりの体勢を見ても)、何度も言っていますが元横浜・ソフトバンク・ヤクルトの内川氏っぽいなと思います。そしてもう一人が末包、玉村からライト線への二塁打を放ちましたが、ゴムでスイングしていた成果が出てきたのか、スイング軌道が良くなっている印象を受けます。投手では結果こそボロボロでしたがオルティス、過去記事にて高や杉原に対しても書かせていただいたのですが、トップの体勢の際に「腕が離れてしまっている」ように見えます。しかしながらそれ以外は中々良い投球フォームで投げられており、そこさえ改善すれば一気に大化けの期待が見込めそうで非常に楽しみな投手ではないでしょうか。最後に面白いと思ったのが清水、デロスサントスからヒットを打ちましたが、1年目に見られたような踏み込んで打ちに行く際に伸び上がる動作が消え、普通にスイングに移行できるようになっています。元々打力を買っている選手で、スイング軌道も良いと感じますので、来季非常に楽しみな選手ではないでしょうか。 贔屓にしている仲田が順調なのは嬉しい限りです^^;。個人的にはやはり仲田は強打者というタイプではなく巧打者だと感じており、皆の期待するような右のスラッガーではないと思いますが、幸い今年のドラフトで強打者候補である佐々木と渡邉が入団した事も大きく、長打は末包や佐々木、渡邉に任せましょう^^;。将来的にはポスト緒方として1番佐々木、3番仲田、4番渡邉という打線を期待…なのですが、最大の問題としてはポジションが被ってしまっている事にあります。なので何とか渡邉にはレフトか捕手を守れるようになって欲しいところですが…。野球太郎No.053 2024ドラフト総決算&2025大展望号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.11.19
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『路線変更は必至の状況』 今回は広島の外国人選手獲得についての個人的な考えを書いて見たいと思います。先日、広島はエレフリス・モンテロ内野手の獲得を発表し、更に右打ちの外野手と左投げの先発投手の獲得を目指していると報じられました。また、モンテロの年齢はまだ26歳、エルドレッド駐米スカウトは「長距離砲は2年様子を見てもらいたい」と訴えた事もあり、球団はその発言を考慮して若い選手を獲って日本野球に慣れていってもらいたいと考えているのではないかと思います。しかし、個人的には少し気になる情報がありました。 それは野村謙二郎前監督のyoutubeに駐米スカウトが出演されていた回の発言にあります(記事)。シュールストロム、マクレーン、エルドレッド駐米スカウト曰く、MLBでは選手登録枠が26人となり、3AとMLBを行き来する所謂「4A」と呼ばれた選手達が登録されるようになり、他にはMLBの最低年俸や引退後の福利厚生なども絡んできているので有望な選手獲得が困難となっているようです。このように今の状況での外国人選手獲得は昔と違って活躍する確率が低くなっていると言わざるを得ないでしょう。そして過去記事でも書いたことがあるのですが、MLBは現行の30球団から更に2球団が追加されて32球団となる事が確実な状況となっています。つまり、現状でも4A選手がMLB選手登録枠に入っているにもかかわらず、ここから2球団増えるという事はMLB選手登録枠に入る選手が大幅に増加するという事になり、今オフに獲得したモンテロすらも今後は獲得できなくなるという事でもあります。 個人的な意見ですが、野手に限ってはそろそろ3Aから助っ人野手を獲得するという方針を見直すべき時期に来ているのではないでしょうか。今以上に厳しい状況になる事が確実視されている上にMLBの年俸高騰もあり、活躍できる見込みが低いであろうレベルの助っ人野手に高い年俸や契約金を払う事はコストパフォーマンスを考えてもあまり良い判断とは言えないのではないでしょうか。ちなみにレイノルズの年俸は8300万円、契約金は4500万円で合計1億2800万円、シャイナーは年俸1億2000万円、契約金は6000万円で合計1億8000万円、2人合算で3億円強となっており、やはり高すぎると言わざるを得ないでしょう。 では代案はあるのか?という意見はあるかと思いますが、個人的にはドミニカアカデミーの選手をしっかりと育成していくか、もしくは欧州の若い有望な選手を獲得する事、ドラフトで毎年しっかりと長打が自慢な野手を左右問わず指名していく事にあるかと思います。そもそも助っ人を育てるというのならば高額な3Aの野手を獲るよりも余程安価ですし、特に欧州はまだMLBもそこまで手が伸びているとは言えない状況で、10代の頃から国内リーグに参加している野手は結構います。実際、巨人がフルプと育成契約を結び、過去記事でもチェコには10代の有望な野手がいる事を書いたのですが、特にゼレンカ選手やシンデルカ選手などは非常に有望な打者です。現状、彼らの国にはプロリーグがないのでアメリカの大学でプレーしてMLBを目指しており、実はフランスの選手やオーストリアの選手らもアメリカの大学へ行くようになり(twitter、twitter、twitter)、フランスの投手は実際にMLBでドラフト指名も受けており、フランスの打者は来年のドラフトの目玉選手にもなっており、欧州ではないものの豪州出身の選手がMLB全体ドラフト1巡目で指名されています。また、20歳未満の若手選手がMLBと契約しても数年で切られてしまう事が続出しているのが現状の欧州球界であり、ならばそこに目をつけて10代や20代前半の有望な若手選手を獲得して育てても面白いのではないか?と思います。 もう今の路線ではジリ貧となる事が確実視されており、既に他球団ではベネズエラやドミニカの若い選手、巨人はチェコの選手を獲得し、横浜はフィンランドの投手を秋季キャンプに参加させる事を発表しており、特に横浜baseball unitedとも交流があり、フィンランド野球とも提携を結ぶなど欧州に目をつけ始めている球団は既に出てきています。資金力に限りがある広島は路線を変更していく必要性があるのではないでしょうか。ドラフトにしても渡邉のような選手が4巡目まで残っており(広島が順位を繰り上げたので、実際はどれぐらいの順位まで残っていたのか気になるところ)、恐らくかつては打力があっても一塁手という事で指名が見送られ、プロ入りすれば長距離砲になれた選手達が日の目を見ずにプロの世界にすら辿り着かずに埋もれてしまった選手は多くいるものと思われます(横浜の佐野は9巡目でした)。駐米スカウトが言うようにもう既に曲がり角が来ている事は明白、今のうちに手を打つ必要があるのではないでしょうか。野球太郎No.053 2024ドラフト総決算&2025大展望号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.11.18
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『イタリア野球、再起への一歩』 今回はイタリアの野球について触れていきたいと思います。イタリア野球連盟は会長としてマッツィエーリ氏を会長として選出しました(twitter)。実はかつてオリックスなどでプレーしたイタリア人のマエストリ(twitter)やイタリア系アメリカ人野球財団(twitter)らも同氏を支持していました。 これは以前にも書かせていただいた事なのですが、WBCでは準々決勝に進出したものの、マエストリが受けたインタビュー記事を見ても分かる通り、近年のイタリア代表の実態はイタリア系アメリカ人ばかりでチーム編成されており、肝心のイタリア国内での野球の機運が低下してしまっています。実際、去年行われた欧州野球選手権大会では何とスウェーデンに敗れてしまう大番狂わせを生じさせてしまい、準々決勝に進出できないというイタリア野球にとっては屈辱的な結果となってしまいました。 その結果を受けてイタリアでは国内の野球環境を整えていく方向性を取り始めており、過去記事でも紹介しましたが、若年層のうちからアメリカへ留学する計画も実施されています。そしてWBCの監督を務めたピアザ氏もイタリアの野球文化を創造していき、国内選手の強化を重要視している事を語っています(記事)。そういった方針があった事を考えると、元々国内選手の強化や地域アカデミーの設立に加え、増やしすぎたセリエAの再編を訴えていたマッツィエーリ氏が会長に選出されたの頷けます(逆にもう一人の候補者だったマルコン氏はインタビュー記事を読むと逆?の立場だったのでしょうか)。 こちらのインタビュー記事を読んでいただいても分かる通り、チェコがWBCを皮切りに野球の人気がじわじわと上昇し始めて順調な曲線を描いているのとは対照的にイタリアは上記の理由もあって野球の関心が低下してしまっており、観客動員数も落ち込んでいるとの事です。その理由としてはやはりイタリア人の出場機会の確保にあるとしており、どうもAFIという規則によってイタリアの国内リーグにおいても国外の野球が盛んであろう国の選手達が占めてしまっているそうです(現在、世界中で問題になっている移民対する考え方にも通ずるかもしれませんね)。なのでまずはイタリアで生まれ育った選手達をもっと育成していきたいと語っています。 個人的にはイタリア国内の選手を中心にチーム編成を行うという点に大いに賛同したいところで、チェコの成功例を見ても明らかだと思います。何故一次リーグ敗退だったチェコがWBC以降、国営テレビで中継されたり、球場に足を運んでくれるようになったのか、それはやはりチェコ人中心のれっきとしたチェコ代表だったからだと思います。勿論、チーム強化の為に自ら志願してきたセナイ投手やMLB経験者のソガードらも代表入りしており、日本もヌートバーが代表入りして話題となりました。ただそれはあくまでも数名であり、数名ならば寧ろ「海外出身の選手達が我々の為に力を貸してくれる」と肯定的に捉える事が出来ますが、逆に彼らが中心となってしまってはマエストリ氏がいうように「そんなチームを見て誰がアズーリ(イタリア代表)だと思う?」と思われるのも致し方ないでしょう。新しい会長が選出されたイタリアですが、これを機に良い方向へ進んでいって欲しいなと期待しています。
2024.11.17
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『実力者揃う』 それでは一通り選手を見てきたのでまとめてみたいと思います。1巡目 佐々木泰 青山学院大学 右投右打 内野手 B※2巡目 佐藤柳之介 富士大学 左投左打 投手 B※左3巡目 岡本駿 甲南大学 右投右打 投手 C4巡目 渡邉悠斗 富士大学 右投右打 捕手 A5巡目 菊地ハルン 千葉学芸高校 右投右打 投手育成1 小船翼 知徳高校 右投右打 投手育成2 竹下海斗 敦賀気比高校 左投左打 投手育成3 安竹俊喜 静岡大学 右投右打 捕手・ ※は最後に花開いた状態でのプロ入りを示すマーク、左は特定左腕枠です。 まず個人的な印象としては巷でよく言われているような素材に振ったロマン型ドラフトではないように思います。まず個人的に考えるロマン型ドラフトというのは「技術的な部分や実戦面に課題こそあるものの、今後の伸びしろに期待したい選手を多く揃えたドラフト」という考えです。個人的には寧ろ去年のドラフトの方がロマン型ドラフトだったように思います(過去記事)。ただ育成指名のメンバーに関しては色々な思惑がありそうで、小船は確かに荒削りな素材型なのでロマンだと感じ、竹下は体を大きくして球速球威がどうなるかのお試し枠、安竹は守備型捕手なので将来的には2番手捕手辺りを見込んでの指名なのかな?と感じました。 まず佐々木は4年秋にそれまで無理な形でのフルスイングを封印して打撃内容が劇的に改善するなど素材型から一気に脱却、それでいて長打もしっかりと打てている上に足も三塁守備も良いなど最後の最後で花開いた予感を漂わせ、広島の華ともいえる俊足強肩強打の打者の系譜を継ぐ選手になりそうです。そして佐藤も4年生になって突っ込みすぎるフォームが改善されて成長を見せている上にプロで活躍する法則として設定している「左腕枠」にも合致している投手であり、次世代のエースとしての期待もかかりそうです。岡本や高校生の菊地ハルンは体が細いので肉体強化からとなりそうですが、記事でも触れた通り意外とフォームがしっかりしていて実戦的なのですんなりと伸びてくるのではないかな?と思います。そして最も高評価をした渡邉に関しては初めて映像を見て驚く程の素晴らしいスラッガーでよく4巡目で獲れたな…と思いました。新井監督が「絶対獲りましょう」と進言して順位を繰り上げたのも頷けるほど打撃成績も技術面もかなりしっかりしていそうで、1年目から我慢して起用して主砲になってもらいたい逸材だと思います。正直な印象を言わせてもらうと、新外国人選手のモンテロが若いという点やエルドレッド駐米スカウトの進言もあって2年は我慢する事が予想されますが、私は渡邉や佐々木を1年目から我慢して起用していった方が良いのではないかな?と思うのですが…(彼らの方がより若いし、今の状態でも1軍に入って行けると思います)。 端的に今年のドラフトは中軸を十二分に担える打者2人(佐々木、渡邉)、エース候補(佐藤)、将来有望な先発ローテを期待できそうな投手(岡本、菊地ハルン)を指名できたと思っています。ロマン型ドラフトとは逆の将来活躍する青写真を描きやすい大器を揃えたドラフトと言えそうで、ひょっとするとここ10年の中で史上最高のメンバーとなったのではないか?と真剣に思います。10年からは外れているものの、伝説の2013年を越えてくるかも?しれません。野球太郎No.053 2024ドラフト総決算&2025大展望号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.11.17
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『佐々木泰』 それでは広島がドラフトで指名した選手を見ていきたいと思います。今回はドラフト1巡目で指名した佐々木内野手、大学通算12本塁打を記録した三塁を守る右打ちのスラッガーで、俊足強肩と身体能力と体の強さも兼ね備えた選手です。個人的に当初外れ1巡目の入札予想は渡部か麦谷ではないかと予想していましたが、外れ1巡目の入札は監督の希望した選手になる傾向がある事に気付き、直前の記事にて佐々木かもしれないと考えて最終予想に組み込み、予想が当たりました。 まずはドラフトレポート様や一球速報様が掲載されているデータを見ていきますと、1年目の春にキャリアハイの4本塁打を放ったものの、それ以降は最多で2本塁打に留まっており、順調に力をつけてきたとは言い難い印象を受けます。それでもコンスタントに本塁打を打っており、全国大会でも大暴れしており、大舞台に強いタイプ?なのでしょうか。この選手の打撃成績を見て一番意外なのは三振の少なさ、最も多く三振したシーズンで43打数8三振で5.60となっており、今秋は36打数で僅か4三振と非常に三振が少なくなっています。通算でも322打数41三振で7.85と長打自慢の選手にしては非常に高い水準です。そして四球ですが、こちらも割と多く選んでいるのが特徴で、四球数が三振数を上回るシーズンの方が多く、今秋はBB/Kが9四球/4三振で2.25と非常に高いBB/Kを記録しており、通算でも41三振/41四球で1.00と高い数字となっています。これを見ると意外と打撃内容は荒削りというわけでもなく、それどころか寧ろ数字上では即戦力として期待できる可能性をも秘めていると言えるのではないでしょうか。個人的に一つポイントとなってきそうなのが今秋の打撃成績・打撃内容、上記の通りミートや選球眼が傑出しており、打率も.306を越えている上に本塁打こそないものの二塁打・三塁打の合計が8本(今秋の安打数は11安打)となっており、殆どが長打となっています。つまり、この打撃スタイルこそが佐々木が最も輝ける形なのではないかと感じ、本質的には中距離・中長距離タイプなのかもしれませんね。 続いて打撃フォームですが、1年生の頃(youtube)と4年生春の頃(youtube)では構えが違っているのが分かります(ライトスタンドへ本塁打を打った際のyoutubeもありました)。そしてこちらが4年生の秋の打撃フォームが映っています(youtube)が、4年生春の頃に比べるとバットを後ろに引きすぎないような形になっているのかな?と思います(4年生春はバットを後ろへ引いた際の右肘が張り出しているのに対し、4年生秋はそこまで張り出していないように見えます)。ただ4年生春の時でも追い込まれてからは4年生秋のヒット集と同じような形になっており、ひょっとすると4年生秋は追い込まれてからのテイクバックを採用しているのかも?しれませんね。これまではかなり強烈なスイングスピードを誇っていましたが、4年生秋は強烈なスイングスピードは抑えめになっていますが、それでも二塁打を打った際のスイングは十分鋭いだけに、適正なスイングをするようになったという事でしょうか。 トップの際の体勢も4年秋は左肩が内側に捻られていないように感じ、バットを持つ手も両手がしっかりと張り出しており、踏み込んだ時にはバットを振り出して右肩も下がっているというわけでもなく、これならば四球もしっかりと選べる形になっているように感じ、ひょっとすると、この辺りの改善が4年秋の好成績に結び付いた要因かもしれませんね。同じく千葉ロッテから1巡目指名を受けた西川の骨折によって戦線離脱してチームの緊急事態を迎えた事が佐々木を変えるきっかけとなったのかも?しれませんね。スイングインパクト後を見ると打球に角度が付く形となっており、打ち終わった後の体勢を見ると右肩が左肩よりも高い位置に来ているのでスラッガーの打ち終わり方をしており、スイング軌道もそれほど悪いものではないように思います。気になる部分としては踏み込んだ左足がスイングしている最中に爪先が本塁を向いてしまっており、ここをもう少し我慢できれば今のスイングでもオーバースイングしていた頃と遜色なくなるのではないかな?と思います。 23年秋、24年春のシーズンは低迷していましたが、4年秋は本塁打こそないものの確実性で大きな成長を遂げており、打撃成績でも21年春以来の打率3割を記録している上に過去最少の三振数に過去最多の四球数と数字がそれを裏付けています。また、長打も本塁打は0ですが、11安打中8本が長打でIsoPは.250と非常に高いので問題ないのではないでしょうか。これまでは大振りしすぎるスイングや長打を打とうとし過ぎてテイクバックやトップの面で難があったのかもしれませんが、最後の最後でようやく自分の形を見つけたのではないでしょうか。24年秋の打撃ならば1年目からでも活躍を期待できそうな印象で、三塁守備も非常に上手いと評判なだけに、意外と早期のレギュラー奪取を期待できるのかも?しれませんね。ただ24年秋の打撃ならば中距離~中長距離という打撃スタイルになりそうで、打者のタイプとしては阪神の森下翔太のような打者になるのではないかな?と感じます。同じくドラフト4巡目で指名された渡辺と共に広島の中軸を担う存在になってくれる事を大いに期待したい選手ではないかな?と思います。個人的には両者共に1年目から活躍できる可能性はあると見ています。選手評価:B※(最終学年秋で自分の打撃を確立できたのかも?)野球太郎No.053 2024ドラフト総決算&2025大展望号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.11.16
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『本日開幕』 今回は豪州の野球について少しだけ触れていきたいと思います。北半球に位置する日本とは違って南半球に位置する豪州は開催時期が真逆になる事は皆様もご存知かと思われますが、豪州プロ野球(ABL)がいよいよ本日開幕します(twitter)。既に参加するチームのロースターが発表されていますが、(twitter)、MLBやNPBからも選手が派遣されており、有名どころだと巨人の秋広も参加します。また、フィンランド出身のコンスタ・クリッカ投手も参加しており、欧州の選手達もABLに参加できるようになると面白いかもしれませんね。 既にニカラグアや各国のWLが開幕していますが、豪州も遅ればせながら始まります。2010年に創設されて15年近くになりますが、MLBドラフト全体1巡目指名の豪州出身バザーナがABLでもプレー経験を持っており、有望な選手がABLを経由してアメリカの大学やMLBへ行くようになるなど豪州野球の基盤となりつつあります。今後どのような選手が出てくるのか、注目して見たいと思います。また、ABLを視聴したい方は公式サイトに視聴方法が掲載されていますので、是非ご覧になっていただければと思います(記事)。WBC オーストラリア代表 キャップ 2023 World Baseball Classic 59FIFTY Cap ニューエラ/New Era グリーン
2024.11.15
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『特訓の成果!?と名将の教え』 本日は広島の紅白戦・練習試合や記事について触れていきたいと思います。まずは紅白戦について見ていきたいと思います(youtube)。先発の常廣は5連続三振を奪うも中村奨成に2ラン本塁打を浴びるなど3失点を喫しました。やはり投球フォームを見るとトップの際に右腕が頭からはみ出しているのでタイミングが取りやすいのが簡単に痛打されてしまう要因ではないでしょうか?また、これも以前から書いていますが、投げた際に上体がしっかりと沈み込まないところも気になり、他には右足の引き上がり方にもあまり躍動感を感じず、やはりまだまだこれからの投手かな?と思います。選手紹介記事でも触れましたが、この投手は素材型だと思いますので、もう少し時間がかかりそうで、どちらかと言えば先発よりもリリーフタイプではないかな?と見ています。 その本塁打を打った中村奨成ですが、練習試合でも結果を残しています。個人的には下半身の使い方はあまり良くなった印象こそないものの、バットがスムーズに出やすくなったように見え、スイング軌道も良くなりつつあるのではないでしょうか。かつてのスラッガーとしての期待感は薄れつつありますが、同じ境遇ながら自分の生きる道を見つけた野間のようにリードオフマンとしての道を目指して欲しいところです。他には田村が犠飛とタイムリーヒットを打ったものの、打ち終わりが強打者感がなく(寧ろ中村奨成が本塁打を放った時の方が余程あります)、やや小園のように小さくまとまってしまう危険性を孕んでいるでしょうか。 続いて練習試合(youtube)ですが、この日先発の斉藤が見事な投球を見せました。投球フォームもしっかりと前足に体重が乗るようになった印象で、常廣と比較しても明らかに躍動感がありますね。テイクバックも大きすぎることなくトップの時も頭の後ろにボールを隠せており、しっかりと綺麗に腕を振り抜けて上体もしっかりと沈み込ませる事が出来ており、ようやく頭角を現してきたと言えるのではないでしょうか。 続いて野手ではロベルトがライトフェンス直撃のタイムリー二塁打、非常にシンプルな打撃フォーム(シンプル過ぎる気もしますが)でバットが出す事ができているように見え、徐々に成長しているのかな?と感じます。そして横浜の宮崎の打撃フォームを参考にしている?と噂の二俣ですが、かなり足を早めに引き上げた際にバットを前にゆらゆらと揺らしている点などは似ているかもしれませんね。ただフルスイングできる体勢は整っているように見えるものの、やはりスイング軌道が遠回りな印象で、踏み込んだ左足も踵体重になってしまう癖が残っているかな?と思います。個人的に一番収穫だったのが末包、内角球を上手く畳んでスイングして三遊間を破るタイムリーを放ちました。こちらのyoutubeにて新しい練習器具でスイング軌道を改善する練習をしていましたが、その成果が出たタイムリーではないでしょうか。後はもう少し股関節を強化して腕で力一杯振るのではなく、二俣のように全身でフルスイングできる体勢を作れるようになって欲しいところです。 最後に面白い記事があったので紹介したいと思います。今回の秋季キャンプからは藤井ヘッドコーチによる座学が行われているとの事で、何と野村監督の「ノムラの教え」を選手達に提供し、打者の配球学も教えているようです。できればもう少し早く提供してあげればよかったのでは?と思いますが、新井監督も藤井ヘッドコーチも打撃コーチではないので遠慮があったのかもしれませんね。しかしながら秋季練習から2人が積極的に打撃指導(二俣に対しては藤井ヘッドコーチのアドバイスだそうです)を行っており、明らかに以前とは変わりつつあるようですね。このキャンプでは打撃強化に特化した練習で連日振り込んでいるようですが、果たしてどのような成果が出るのか、今から楽しみですね。野球太郎No.053 2024ドラフト総決算&2025大展望号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.11.15
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『着実に駆け上がる』 今回はチェコの野球について見ていきたいと思います。本日からプレミア12が始まりましたが、先日まで強化試合としてチェコ代表を招待して2試合行われました(1、2)。試合結果はそれぞれ7-1、9-0と日本が圧倒する結果となりましたが、チェコを代表する主力選手や将来を嘱望される選手達が爪痕を残す試合内容でもありました。 まず1戦目はパディサック投手が先発して4回を投げて4安打1奪三振2四球1失点(自責点0)と見事な投球を見せ、球速も152キロを計測するなど日本の野球ファンを驚かせました(記事)(twitter)。台湾との試合でも好投を見せており、本人はNPB入りを希望しているとの事ですが、ひょっとするとCPBLからのオファーもあり得るのではないでしょうか。そして打者では巨人と育成契約を交わしたチェコのジャッジことフルプ外野手が中日のエース高橋からフェンス直撃の二塁打を放ち、流石と思わせる打撃を見せました。他には26歳のメンシク内野手も2試合連続マルチヒットと結果を残し(記事)(twitter)、こちらも日本の野球ファンを驚かせました。他には3Aでのプレー経験を持つチェルベンカ捕手もタイムリー(twitter)や盗塁阻止(twitter)などこちらも流石のプレーを見せました。 そして将来のチェコ代表の中心となる選手としては2戦目で登板した18歳のセナイ投手が4回無失点に抑えて日本の野球ファンの間でも話題となりました(twitter)(twitter)。もう一人がシンデルカ外野手、見事なバックホームで本塁封殺を見せましたが、エクストラリーガでは強打の打撃も見せており(twitter)(twitter)、他には同じく10代のゼレンカ捕手も強肩強打の選手として将来を期待されており(twitter)、3人がいずれもアメリカの大学でプレーする予定となっており、MLB入りを目指すものと思われます。他には18歳のモルガン内野手も将来を嘱望されている選手のようですね(twitter)。また、今回は同行しなかったものの、右のパカル投手が現在アメリカの大学でプレーしており(twitter)、19歳の198センチの大型右腕ハヌスカ投手はドイツのレーゲンスブルク野球アカデミーでプレーしており、WBCでもチェコ代表として選出されたコバラ投手もアメリカの大学でプレーしています。このように10代で多くの有望選手がおり、次世代の育成も着実に進んでいるようですね。 今回、日本と台湾の強化試合に招待されたチェコですが、実はこの4試合がチェコ国内でも生中継されており、何とその4試合の合計視聴者数が午前中の時間帯だったにもかかわらず47万1000人を記録したそうです(twitter)。今年のプラハベースボールウィークでは午後から2試合中継されて合計28万人、昨年の欧州野球選手権大会ではチェコ戦が中継されて合計100万人近くの視聴者数を記録するなど着実にチェコ国内での野球への関心が高まっています。また、来年のプラハベースボールウィークではドイツやイタリアが参加し、残る1ヶ国は韓国となる可能性が報じられました(記事)。 WBC以降、確実にチェコでも徐々に関心が高まっている事やチェコのスポーツ庁が支援する競技種目の中に入るなど野球の地位がチェコにて高まってきており、実際に今回の名古屋遠征には国立スポーツ庁の会長が直々に訪れたそうです(twitter)。上記の選手らを見ても十二分にNPBでも十分にプレーできるのではないか?と思われる選手が何人もおり、10代の選手の中にも日本を抑え込んだ投手や良い当たりを飛ばした打者、強肩を披露した選手など有望な選手はいます。勿論アメリカに行ってプレーする、日本に来てプレーするというのも良いのですが、やはり国内リーグがもっと盛り上がって国内のスターになる事こそがチェコ球界の大きな発展や底上げに繋がるのではないかな?と考えています。今季の国内リーグはブルノ同士のチームがチェコシリーズに進出した事で多くの観客が集まり、開幕節にも記録を更新する観客動員数を記録するなど徐々にその芽も出始めています。バウアーがスイス代表として投げた際には外野席を急遽開放する程だったそうです。ここから更に集客を嵩じる策とを練って関心を持ってもらい、スポンサーを集めて国内リーグを強化していき、いずれはプロ野球リーグへとなっていく事を期待したいなと思います。かつて日本はMLB選手達が来日して試合を行い、「アメリカに追いつけ追い越せ」の精神でプロ野球が誕生して100年経ちましたが、今度はチェコが「日本に追いつけ追い越せ」の精神で大きく発展していって欲しいというのが個人的な願いです。WBC チェコ代表 キャップ 2023 World Baseball Classic 59FIFTY Cap ニューエラ/New Era ネイビー
2024.11.14
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『圧倒的な強さ』 本日は西アジア地域・インド亜大陸を対象としたプロ野球リーグであるbaseball unitedについて見ていきたいと思います。先日から行われていたアラブクラシックですが、初めて野球代表チームが創設されたUAEが何とパレスチナを破って決勝戦に進出する大波乱がありました。しかしながら決勝戦はやはり西アジアでは圧倒的な強さを誇るパキスタンがUAEを12-1で下し、今大会は無敗の圧倒的な強さで優勝に輝きました(記事)(twitter)(twitter)(twitter)。この大会では三沢高校のハスネン選手や帝京高校出身の野々宮ムーサ選手などハーフやパキスタン系アメリカ人選手などもしっかりと揃えていたので他を寄せ付けない戦力でした。 ちなみに野々宮ムーサ選手はtwitterでは決勝戦での投球が詳細に書かれており、最速93マイル(149.7キロ)の直球にカットボール、カーブ、スライダー、チェンジアップを操るなど有望な投手のようですね(twitter情報によると、打撃でも本塁打を放っています)。上記の通り帝京高校出身の東京出身の選手なのでNPBドラフトの対象選手でもあるだけに、菊地ハルンに続いてプロ野球選手になれるか注目したいところ、年齢も若いのでこの実力ならばbaseball unitedのドラフト指名にも十二分にかかりそうですし、創設予定となっているパキスタンプロ野球にも参加できるのではないかな?と期待しています。また、パキスタンの投手が地元に帰郷した際にアラブクラシックで優勝した事を祝福されたそうで、それなりに報道されているのでしょうか(twitter)(twitter)。 また、敗れたUAEにしてもパレスチナ戦で本塁打が飛び出し、地元UAEを応援するファンが立ち上がって祝福していました(twitter)。インド対パキスタン戦ではチケットが完売し、UAEと同じく初出場となったサウジアラビアにも応援する人々がおり、前回のオールスター戦よりも良い雰囲気となったように思います(twitter)。今回はアメリカ在住者がメインとなったサウジアラビアですが、サウジアラビア国内でも普及活動が行われて始めており、今後に期待したいですね(twitter)。 元々あまり野球が盛んとはいえない地域なのでハーフ選手や~系アメリカ人の手を借りて普及や発展していく事が今後この地域で必要になりそうです。広島にもまだ正式に入団は決まっていないものの、今年ドラフト指名した菊地ハルンがパキスタンとのハーフ選手なだけに、彼の成功もパキスタン球界が更に盛り上がっていく上で重要になってくると思われます。来年からはシーズンも始まるだけに、今後も目が離せない地域となってきそうですね。「追記」 ちなみに最も盛り上がった対戦カードのインドがパキスタンに男女の野球チームを派遣する考えである事が判明し、パキスタンもそれに応じてインドにも訪問する考えを示しています(twitter)。政治的な対立が続く2ヶ国ではありますが、野球では比較的良好な関係を築けており、今後もこの関係を大事にして欲しいですね。神戸ピザ3枚セット|6種のセットから選べる ピザ 冷凍ピザ ピザ生地が美味しいと好評 レストラン手作り PIZZA いつでも簡単にトースターで本格的イタリアンの味 スピード調理 忙しい時に大活躍 贈答 ギフト プレゼント
2024.11.13
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『佐藤柳之介』 それでは広島がドラフトで指名した選手を見ていきたいと思います。今回はドラフト2巡目で指名した富士大学の佐藤投手、球持ちやキレが良いと評判の最速148キロの直球にスライダー、カットボール、カーブ、スプリット、チェンジアップの多彩な球種が持ち味の先発型の左腕投手です。正直なところ、昨年のドラフトで左腕投手を2・3巡目指名した事に加え、白武スカウトの「今年は野手ドラフト」というコメント(まんまと騙されました^^;)もあり、完全にノーマークの投手でした。なので広島が2巡目指名した際には正直驚かされました。 まずドラフトレポート様や一球速報様のサイトから掲載されているデータを見ていきますと、本格的な登板は21年春からとなっていますが、その後は故障もあったのか、しばらく登板が遠ざかっていました。しかしながら23年秋から再び本格的に登板すると、以降は主戦投手として投げ続けています。どのシーズンでも防御率1点台を記録しており、今秋は0.52と圧倒的な投球を見せました。それでは奪三振率から見ていきますと、復帰したばかりの23年秋以外は投球開封以上の奪三振数を記録しており、通算でも奪三振率9.88と高い水準を誇ります。そして一球速報様に掲載されている打球割合を見ていきますと、ゴロ%は31.6%とそこまで高くはなく、逆に内野フライ%が13.4%と外野フライ%よりも高いなど差し込んでいる事を窺わせ、現にデータを見る限りだと被弾も殆どしていないようです。続いて与四死球率ですが、24年春こそ3.57と大学生基準にしては悪いものの、21年春や23年秋は3.00、2.95で推移しており、今秋は2.10と一番良い数字となりました。高い奪三振率にまずまずの与四死球率という事ですが、通算K/BBは4.16と高いですが、本格的に投げた4シーズンのみに限定した場合は3.16となっています。ただ今秋のK/BBは4.875となっており、最後に上昇曲線を描いてのプロ入りとなっているのは昨年の赤塚とは対照的に良い形で入団できたのではないかな?と思います。 それでは投球フォームですが(youtube)(youtube)、センター方向からの映像は昨年の物で、バックネット裏からの映像は直近の映像(今秋)となります。どちらもセットポジションから右足を引き上げると同時に右腕も動き始め、右腕を少し上に掲げる動作が入り、上から振り下ろす投げ方をしていますね。巷では阪神の伊藤将司に似ているとの評判ですが、個人的にはどちらかというと初動は菊池雄星(youtbe)に近く、若干背中を反りながらテイクバックをして投げ下ろすので途中からは森下(youtube)になるという印象でしょうか(森下は左腕を上に掲げる動作はしませんが)。 次に昨年と今年で比較して見ますと、昨年の投球フォームは踏み出す歩幅が広すぎて投げ終わった直後の上体が沈み込み過ぎて左足の引き上がり方も不自然な形になっていますが、今年はこの部分が完全に改善されて無理のない歩幅で踏み込めていて左足も綺麗な引き上がり方をしており、踏み出した右足を軸にして左足が本塁まで回ってきています。ただ踏み込んだ右足の爪先が浮いて踵で踏ん張ってしまっており、完全に前足に重心を移しきれてはいないようで(この辺りは上に掲げる仕草のある投手にありがちでしょうか)、1球高めに大きく外れた球がありました(その1球は投げ終わった後のバランスも悪いでしょうか)。後はグラブをもう少し右胸付近に抱えた方が良いのではないかな?と思います。しかし、これらはあくまでも細かい部分で致命傷という程の物でもなく、特に破綻のある投球フォームというわけでもないのではないでしょうか。 投げ方を見ると、想像ですがキレのある直球と恐らくカーブやチェンジアップ、スプリットなど縦の変化球を武器にしていくタイプなのかな?と感じます。個人的には今永のようなタイプの投手で、左腕が充実しつつあるものの広島の投手陣にはこういったタイプの先発左腕候補と言えば黒原ぐらい?で、どうも黒原は今後もリリーフとしての起用が見込まれるだけに、佐藤を指名できたのは大きいかもしれませんね。個人的に黒原には先発として期待していたのですが、確かに力投派なのでリリーフでとなるのも理解できますが、佐藤は投球フォームを見ている印象だと先発タイプかな?と感じます。個人的にはひょっとすると佐藤こそが次世代のエース投手となり得るのかも?しれませんね。同じタイプの今永が横浜のエースとなったのですから十二分にあり得ると思います。 即戦力としてはプロ入りした場合だと通算で見ると制球面に不安を覗かせる部分があり、現に仙台大学との神宮行き切符を賭けた試合では5回で4四球を出しており、その一面を覗かせています。しかしながら去年よりも歩幅を改善させており、縦の変化球を武器とする上に奪三振率も高いので案外即戦力としても活躍できそうな印象を受けます。後は細かい部分を黒田アドバイザーから指導を受けて更なる成長に期待したいなと思います。個人的には現時点でも先発ローテーションに入れてもある程度やっていけそうな印象を受けます(今季前半のボールならば佐藤と非常に相性が良いかも^^;)。選手評価:B※左(最終学年で花開き、左腕枠にも合致)【300円OFFクーポン+ポイント10倍】 お歳暮 御歳暮 早割 クーポン お菓子 ギフト 人気 ランキング おしゃれ 高級 プレゼント洋菓子 内祝い 内祝 お返し お菓子 キハチ 焼き菓子 焼菓子 8種13個入 手土産 菓子 スイーツ 詰め合わせ 送料無料 スイーツセット お礼 女性
2024.11.12
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『岡本駿』 それでは広島がドラフトで指名した選手を見ていきたいと思います。今回はドラフト3巡目で指名した甲南大学の岡本投手、高校時代は遊撃手としてプレーしていましたが、大学に入学してから投手へと転向しました。186センチの長身から最速149キロの直球とカットボールが武器の投手との事で、甲南大学初のNPB選手となりました。事前に田村スカウト部長が直々に視察に来たとの情報が入り、過去記事にて急遽5巡目指名予想に組み込みましたが、予想よりも高い順位での指名となりました。 まずドラフトレポート様や一球速報様のサイトから掲載されているデータを見ていきますと、投手に本格的に転向したのでてっきり投手歴が浅いのかな?と思いきや、意外と1年生の頃から主戦投手として登板していたようですね。まず奪三振率ですが、投球回数とほぼ同数だったのは22年春のみであり、今秋は5.84と低いのであまり三振を奪うタイプではなさそうです。ただ一球速報様で掲載されている打球割合を見てみますと、ゴロを打たせる割合が非常に高く、基本的には三振ではなくゴロを打たせるタイプのようですね。続いて与四死球率ですが、こちらも基本的には3.50を越えている水準が多く、今秋は4.38と悪い数字となっています(21年秋は2.53でしたが)。なのでK/BBは当然芳しい水準ではなく、一部のみのK/BBは123奪三振/60四球で2.05と4.00に遠く及ばない水準となっており、即戦力にはならないかな?と思います。 そして投球フォームですが(動画)(動画)、セットポジションから鞘師スカウトのコメントの通り力感のない動作から鋭く腕を振り下ろしています。非常にオーソドックスな投げ方をしており、実戦的な部分でも左腕を本塁へ真っすぐ突き出すのではなく、右打席側の方へと突き出して開きを抑えるのを抑えており、球の出所も頭の後ろに隠れており、案外実戦的なタイプなのかも?しれませんね。ただ投げ終わりが完全に体全体が流れてしまっており、そこは鞘師スカウトのコメントの通り体力的な部分がなさそうで、下半身強化が必要なのかな?と思います。もう一つはトップの際の右肩の位置が少し低いかな?という印象で、もう少し高い位置にすれば無理なく振り下ろせるようになるのではないかな?と思います。 即戦力ではなく2、3年後に期待したいタイプかな?と思います。大学生の割には体格がまだ細い印象なのでしっかりと体力強化を行って体を大きくしていく事が必要ではないかな?と思います。それでもてっきり荒削りなタイプなのかな?と思いきや、投球フォーム自体はオーソドックスで打ち難さといった面でも逆に実戦的な一面もあり、弄って良さがなくなってしまうという自滅するタイプではなさそうです。ゴロを打たせるタイプとオーソドックスな投球フォームという事で、個人的には元広島の大竹寛氏を彷彿させるでしょうか?大竹氏もシュートやチェンジアップを習得以降はゴロを打たせるタイプとして先発投手として活躍を見せただけに、岡本も大竹氏のようなタイプになっていく事を期待したいですね。選手評価:C(体作りから始めたい)お歳暮・冬ギフト 銘菓撰詰合せ IM 鼓月 / 和菓子 ギフト 京都 人気 お菓子 御歳暮 歳暮 御祝 お返し 贈り物 御年賀 正月 御供 本格 和菓子ギフト 季節限定 2024
2024.11.11
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野球太郎No.052 2024ドラフト直前大特集号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]『いよいよ決勝へ』 少しだけbaseball unitedについて触れていきたいと思います。ドバイにて開催されているアラブクラシックですが、いよいよ決勝戦となります(公式サイト)。現在準決勝が行われており、パキスタンがスリランカに3-0で勝利を収め、もう一方のカードは初出場のUAEがパレスチナに対して3-1でリードしているという意外な展開となっています。サウジアラビアも準々決勝まで進むなどアメリカ在住者が中心となった事もあって勝ち進めており、これから国内での普及が進んでいけば勢力図が大きく変わっていくかもしれませんね。UAEもサウジアラビア同様にアメリカ在住者中心との事ですが、こちらにもドバイリトルリーグが存在しており、彼らが将来baseball unitedでプレーする事ができるようになれればなと期待しています。UAEは将来的にWBCを目指すと表明しており、サウジアラビアもリヤドに球場を建設しているのでこれからに期待したいですね。 ちなみにスリランカ代表には佐賀インドネシアドリームズでプレーしていた選手が参加しており、パキスタンには日本人とハーフの選手も出場しており、どちらも日本と関わり合いのあるメンバーが揃っています(twitter)。また、青森の高校生でU18(国内事情により代表そのものが辞退に)にもパキスタン代表に選出されたハスネン選手が今回のアラブクラシックにも出場(twitter)、大学に進んでプロを目指すとの事で、菊地ハルンに続いて将来プロ野球へ入団する事を期待したいですね。
2024.11.10
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『驚きの情報』 本日はここ数日の広島に関する情報を見ていきたいと思います。まずは投手陣、高橋昂也が今季最終戦から好投を続けており、紅白戦でも見事な投球を見せて先発再転向も視野に入っているとの事です(動画)。以前はテイクバックの際に右肩が極端に上がって左肩が下がりすぎる印象でしたが矯正されているように感じ、腕の位置も適正な場所から振られているように見えます。正直なところ開幕前の時点では今季で戦力外の可能性があるのかな?とここに来て大復活どころか急成長を見せており、来季が楽しみな投手となりました。続いては杉田、記事にて「シーズンが進むにつれて横回転」となったと書かれていました。個人的にも以前の記事にて触れましたが、大学時代の投球フォームの方が良かったと思っていただけに、黒田アドバイザーの指導で取り戻せているのか気になります。 そして打者ですが、林が好調で手応えを感じているという事、正直侍ジャパンとの練習試合では特に変わった様子がないばかりか打球に角度がつかないスイングになっていたので個人的にはあまり良い印象を持ちませんでした。次に仲田がまたもや滝田からヒット(youtube)、うまく左肘を抜いて捌いていますね。個人的にはスイング軌道が良い打者なのでかなり期待している打者ですが、やはり私の印象としては内川のようなタイプなのではないかな?と見ています。最後に田村(youtube)、打席に立つ位置が以前よりも本塁に近めの位置に立っているものの、やはり外角球に弱く、三振と力のない内野ゴロを打たされています。前回の侍ジャパンとの練習試合でも結果的にヒットにこそなったものの、力のない打球で内容自体は芳しくないものでした。やはりアウトステップしていることに加え、トップの体勢が極端な「く」の字になるのでどうやっても外角球を強く叩けるような形になっていないように思います。 そして皆様もご存じの通りかと思われますが、広島は新外国人野手としてCOLでプレーしていたモンテロ内野手と契約合意したと発表しました(記事)。まだ26歳で一・三塁を守る右の長距離打者との触れ込みです(メインは一塁)。個別記事は後日になるかと思いますが、個人的には26歳という年齢に注目しており、随分若い選手を獲得したなという印象です。やはりこれはエルドレッド駐米スカウトの「長距離砲は2年様子を見て欲しい」という要望を受けての事なのかな?と思います。更に球団は右の外野手と左の先発投手の獲得を検討しているとの事ですが、現状で支配下選手枠は67人となっています。ここで2人を獲得するとなると枠がほぼ一杯となってしまうだけに、そうなると九里が海外FAで抜ける事が濃厚なのかな?と思います。 そして何より驚きだったのが外国人野手獲得の選定作業に新井監督が自ら行ったという点(記事)、秋季練習や秋季キャンプでは監督自らが打撃指導を行う場面が多々見られ、何やら全権監督に近いような状態になっていますね。ただ個人的には逆に強打者候補が右に偏り過ぎていないかな?という印象を受けます。逆に左打者に有望な強打者候補と言えば現状中村貴浩ぐらいなだけに、来年のドラフトでは左の強打者候補も指名したいところでしょうか。【送料無料】選べるピザ5枚お試しセット!16種のピザから選べる 洋風惣菜 ピザ 冷凍ピザ 手作りピザ 冷凍ピッツァ ピザ生地 ぴざ pizza 宅配ピザ お取り寄せ 個包装※北海道・沖縄別途送料
2024.11.10
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『チケット完売・本日再戦』 今回はbaseball unitedについて少しだけ触れていきたいと思います。大会2日目(サイト)となりましたが、サウジアラビアがネパールに14-2で勝利を収め、記念すべきサウジアラビア野球代表の初勝利となりました。サウジアラビア野球連盟のtwitterでもアラブクラシックについて取り上げられているので今後に期待したいですね。また、この試合ではサウジアラビア野球代表の記念すべき本塁打も飛び出しました(twitter)。 そして注目カードとなったパキスタン対インドは12-0でパキスタンが圧倒、やはりパキスタンはこの地域ではかなり抜けている存在と言えそうです。また、この試合は何とチケットが完売したとの事で、パキスタン野球連盟でも取り上げられており、クリケット大会でもこのカードは相当な人気カードらしく、やはり野球でもパキスタン対インドのライバル対決は注目されたようですね(twitter)。ちなみにインド代表の遊撃手は左投げの選手だったそうで、こちらも話題になっています(twitter)。また、投手は昨年のオールスターでも招待されたアクシャイ・モア投手、UAE戦ではサウラブ・ガイクワッド投手が登板しましたが、恐らく今後のインド野球を背負って立つ存在になると思われるだけに、baseball unitedでプロ野球選手として活躍する事を期待したいですね。 続いてはチェコ、本日バンテリンドームにてチェコとの強化試合が行われますが、チェコの先発投手は注目のパディサック投手と発表されています。台湾戦では3回1安打6奪三振1四球1失点と好投を収めただけに、日本相手にどういった投球を見せるのか、楽しみです。以前にも触れましたが、今回のチェコ代表は今後を見据えた若い選手も多数選出されているだけに、注目していただければと思います(note)。
2024.11.09
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『渡邉悠斗』 それでは広島がドラフトで指名した選手を見ていきたいと思います。今回はドラフト4巡目で指名した富士大学の渡邉捕手・一塁手、大学通算9本塁打の長打力に加えて降格に打ち分けられる打撃で高打率もマークしてきた右の強打者です。新井監督が獲得を熱望した事で4巡目に繰り上げて指名されるなどかなり期待の高い打者で、主に一塁を守ってきたものの、近藤スカウト曰く入団後は捕手・一塁・三塁を視野に入れているようです。ただ足はあまり速くなく、こういったタイプは6巡目のロマン砲枠で指名されてきましたが、順位を繰り上げたという事は余程新井監督が欲しい逸材だったという事でしょう。 まずドラフトレポート様や一球速報様のサイトから掲載されているデータを見ていきますと、まず目に付くのは打率の高さにあり、23年春以降は.333以上をマークしています。本塁打は今秋こそ0本塁打に終わったものの、レギュラーに定着して以降はコンスタントに本塁打を打っており、昨年は西武から2巡目指名を受けた上田からもレフトスタンドに一発を放っています。続いて打撃内容を見ていきますと、強打者でありながら三振が非常に少なく、ミートは23年春の42打数4三振で一番悪い8.50とかなりの高水準となっています。一方で四球が少なめで、どちらと言えば積極的に打っていくタイプなのかな?という印象ですが、それでも23年春以外はBB/Kも良く、前田智徳氏や横浜の宮崎タイプと言えるでしょうか。ただ今春は1三振/5四球、今秋は4三振/3四球と四球も少ないながらも選ぼうという意識が芽生えてきているのでしょうか。打撃内容を見た限りでは非常に傑出した打撃を見せていると言えるでしょうか。 そして打撃フォーム(1、2)ですが、構えは巨人の岡本に近い神主打法といった形となっており、テイクバックの最中に足を上げ、すぐに真下に下してトップの体勢にすぐに入れているように見えます。トップの体勢はアウトステップですが、比較的ホームベースに近い位置に立っているので外角球も強く叩けると思われます(実際にライトスタンドへの本塁打もあるようです)。更に前肩を内側に捻るような動作もなく、スイング軌道もしっかりと内側から出せているように感じるだけに、かなり期待できる打者なのではないでしょうか。ただ少し気になっていたのはテイクバック、上田から本塁打を打った際の打撃フォームを見ると、足を上げてからの腕が固まってしまっている印象(何というかぎこちなさがあるような…)ですが、今秋の打撃だと柔らかくなっているように見えますので、あくまでも素人意見なものの、特に気になるところがないように思います。打ち終わりの体勢は完全にスラッガーの打ち終わりの形そのもので、右肩が左肩よりも大きく引き上がっており、打球に角度がつけられるタイプではないでしょうか。 素人目にはかなり打撃技術も高そうに見える上に打撃内容も四球が少ない(IsoD面)以外は傑出した水準を記録しており、実はかなりの掘り出し物なのではないでしょうか?新井監督が獲得を熱望した事で4巡目指名に繰り上げましたが、寧ろ4巡目で良く獲れたなと感じるぐらい1年目からの活躍を期待して見たくなる選手だと思います。広島は一塁は勿論、三塁は小園が守っているものの物足りなさが否めず、捕手は坂倉という絶対的正捕手がいるものの、近年の野球は同じ捕手が常時スタメン出場するわけではないだけに、この3つのポジションさえ無難に守る事ができれ十二分にレギュラー奪取が望める環境であるだけに、是非とも1年目からレギュラー奪取を目指して欲しいなと思います。選手評価:A(1年目から活躍を期待)野球太郎No.052 2024ドラフト直前大特集号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.11.09
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『記念すべき1号本塁打』 今回は本日より開幕したbaseball united主催のアラブクラシックについて見ていきたいと思います。昨日にも書かせていただきましたが、ドバイに建設された新球場にてアラブクラシックが開催され、早速試合が行われました(公式サイト)。 まず記念すべき第一線はインド対アフガニスタン、この試合はインドが11-1でアフガニスタンに大勝しましたが(twitter)、その際にこの球場にて記念すべき初ヒットを記録した打者が紹介されていますが、手首を返さないクリケットのような打ち方をしていますね(twitter)。そしてこちらは記念すべき初打点を記録した打者です(twitter)。どちらも仲田と同じくあまり割れや捻転が一切ないですが、スイング軌道はクリケットを経験している打者だけあって中々良さげですね。これからその辺りを指導していく事が出来ればスイング自体は良さそうなのでかなり有望な国と言えるのではないでしょうか。 続いてはパキスタン対バングラデシュは10-0でパキスタンが大勝しました(twitter)。この試合では記念すべき初本塁打を放った打者が紹介されています(twitter)。他にはスリランカが15-6と初めて国際大会に出場したサウジアラビアに勝利を収め(twitter、twitter)、驚く事にサウジアラビアと同じく初めて国際大会に出場したUAEが7-1でダブルヘッダーとなったインドに記念すべき初勝利を収めました(twitter)。また、この試合では昨年行われたオールスター戦に招待されたサウラブ・ガイクワッド投手が登板しています(twitter)。何故強いのかと言われますと、基本的にはアメリカ在住の選手で構成されているのが大きく、地元出身の選手は残念ながらいないようです(twitter)。それでもドバイリトルリーグを経験した選手はおり、ここからアメリカの大学へと亘ってプレーしているUAE出身の選手もいたり、まだ若いスラッガーが特集されたりしているだけに、いずれはUAE出身の選手達も参加する日が来るでしょうか。 目を見張る選手はチラホラいるものの、正直なところ全体的にレベルはまだまだといった印象が強いのは否めません。しかしながらインドの打者のスイング軌道やパキスタン系アメリカ人やパキスタンの投手、スリランカの選手など鍛えていけば面白そうな選手はおり、ユース世代から指導していく事ができれば非常に面白いのではないかな?と思います。どんな物事にも最初があるだけに、ここからプロ野球リーグへの道筋を作り、この地域で野球が盛んになっていく事を期待したいなと思います。ちなみにライブ配信はyoutubeチャンネルにて配信(全試合というわけではないようですが)されていますので、一度是非ご覧いただければと思います。インドやパキスタンならば目を見張る選手(アクシャイ・モア投手やムシャラフ・カーン投手、ハーフでアメリカの大学でプレーしている投手など)が結構多いだけに、お勧めです。※ 今のこの時間帯ではネパール対パレスチナの試合が行われています。※ 元TEXのショートであるアンドラスがドバイの球場へ観戦に来ています(twitter)。【ポイント5倍】クリスマス お歳暮 お菓子 お返し プレゼント 詰め合わせ ギフト 可愛い スイーツ 洋菓子 お祝い お返し お礼 個包装 のし対応 お供えHFM-30 フィナンシェ・マドレーヌ詰合せ 21個入
2024.11.08
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『菊地ハルン』 久々に広島がドラフトで指名した選手を見ていきたいと思います。今回は本指名にて5巡目指名を受けた菊地ハルン投手、千葉学芸高校の200メートルを誇る大型右腕で、最速149キロの直球が武器です。過去記事にて近年の広島のドラフト5巡目指名は投手である点、今年の高校生投手は長身投手が多いので小船同様に指名予想選手に入れていた選手(大卒ですが田村部長を連れて視察に来ていたという情報も得たので岡本の可能性もあるかも?と書きましたが)ですが、岡本含めてまさか3人まとめて指名するとはこちらの想像を上回りましたが^^;。ちなみに担当スカウトは関東地区の尾形スカウト、事前に「指名させていただきます」と連絡するほど高く買っていたようで、やはり尾形スカウトの特徴として本当に狙っている選手(野手としてきましたが、投手かもしれませんね)はコメントを残さない傾向が強いですね(過去記事)。 まずドラフトレポート様や一球速報様のサイトから掲載されているデータを見ていきたいのですが、やや登板数自体が少なめなのでちょっと踏み込んだ事までは分かりかねるでしょうか。ただ少なくとも奪三振率は高そうな印象を受け、与四死球率に関してはまだ課題を残しているのかな?という印象を受けます。ただ他球団のスカウトからは器用・制球の不安がない・変化球でストライクが取れるといった声もあり、実際生で観るとそこまで制球に不安があるタイプではないのかも?しれませんね。 そして投球フォーム(1、2)ですが、まずセットポジションから足を両肘よりもやや高めの位置まで高く引き上げますが、荒々しい力投派ではなく比較的滑らかな動作からやや小さめなテイクバックで、上から投げ下ろす投球フォームとなっています。個人的に見た印象では比較的オーソドックスで特別どこかが気になるといった点はないのがかなり驚くところです。というのも大型投手と言えば勝手なイメージですが、荒々しい素材型というイメージを連想させるのですが、全く違うタイプの投手と言えそうで、他球団スカウトのコメントも頷けますね。強いて挙げればもう少しだけ体重移動の歩幅を広げて見ても良いかなと感じるところで、前足にもう少し体重を乗せて右足が力強く跳ね上がるようになれれば面白いのではないかな?と思います。 以前に菊地ハルンが本指名だったのに対して小船は育成指名な理由も頷けると書かせていただきましたが、投球フォームを見比べてみれば納得する方もおられるのではないでしょうか?明らかに菊地ハルンの方が特別弄る必要性がさほどなく、課題も下半身強化をしていけば十分改善できそうな部分なので非常に有望な投手と言えるのではないでしょうか。将来的には先発として期待したい投手で、案外この投手が指名された中で一番凄い活躍を見せたという可能性もあり得るのではないかな?と思います。 ちなみに菊地ハルンは父親がパキスタン人という事もあり、パキスタン野球連盟もドラフト指名されたことを受けてtwitterにて祝福のメッセージを送っています(1、2)。個人的にも海外野球を紹介させていただいているのですが、パキスタン野球連盟は会長を筆頭に非常に普及活動に熱心なので贔屓にさせていただいています^^;。来年からはパキスタン独自のプロ野球リーグも創設予定(今のところ新しい情報が途絶えていますが)?で、baseball unitedも始まるので非常に楽しみです。その中でもパキスタン野球のスター的存在にもなり得る投手だと思いますので、パキスタン野球の未来の為にも必ず大成してもらいたいなと思います。既に言及されていますが、西アジア野球大会やアジア野球選手権大会などではパキスタン代表の資格を有しており、可能な限り何とか出場許可を出してあげて欲しいなと思います。ムシャラフ・カーン投手やアマーン・カーン投手、他にもアメリカの大学でプレーするムルタザ投手などが代表入りする事が見込まれ、一気に投手陣の層が厚くなりそうですね。神戸ピザ3枚セット|6種のセットから選べる ピザ 冷凍ピザ ピザ生地が美味しいと好評 レストラン手作り PIZZA いつでも簡単にトースターで本格的イタリアンの味 スピード調理 忙しい時に大活躍 贈答 ギフト プレゼント
2024.11.07
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『開幕!』 本日はbaseball uniteについて見ていきたいと思います。いよいよ明日、baseball united主催の国際大会であるアラブクラシックが開幕します。主に西アジア地域やインド亜大陸に位置する国々が参加する野球の国際大会で、参加国はインド・パキスタン・スリランカ・バングラデシュ・ネパール・UAE・アフガニスタン・サウジアラビア・パレスチナの9ヶ国が参加します。既に各国のメディアでも取り上げられているそうで、スリランカの監督を務めるのは佐賀インドネシアドリームズ創設に携わった野中寿人氏が務めます(記事)。また、バングラデシュも日本人監督が就任して大会に臨み(記事)、アフガニスタンでもアラブクラシックについて取り上げられています(記事)。他にはUAEも初の野球代表チーム創設という事で取り上げられており(記事)、過去記事でも触れましたが、インドやパキスタンの選手のインタビューなどもありますので、是非一度ご覧いただければと思います。 また、開催する球場ですが、遂にドバイの新球場が完成した事が判明(instagram)、アラブクラシックがこの新球場で開催されるそうです。いよいよ本格的にこの地域で野球が始まります。
2024.11.06
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『鯉の近本!?』 本日は広島とプレミア12に臨む侍ジャパンの練習試合が行われ、結果は0-5で完敗を喫しました(後にタイブレークも行われました)。ここでは試合内容は省いて気になった選手達を取り上げてみたいと思います(試合動画はyoutubeにて公開されています)。 先発は常廣、2回を投げて1安打1奪三振1四球無失点とまずまずでしょうか。ただ横から写した際の投球フォームを見ると、リリースした後に上体がしっかり沈み込まない上に前膝も突っ張り方も弱く、右足の跳ね上がりも弱い印象を受け、もっと前に体重をしっかりとかけて力をつけられるようにした方が良いのではないかな?と思います(今の投げ方だと直球は浮きがちで球威もさほど乗らないように思います)。そして気になったのは滝田、1回を投げて1安打3四球と課題の制球難が浮き彫りとなる内容となって2失点を喫しました。制球難の原因となるのはやはり変則フォームにあると思いますが、個人的にはテイクバックの際に前腕と思い切り伸ばしている点やテイクバックが大きすぎる点を矯正して見ても良いのではないでしょうか。少し腕の位置やトップの形の違いこそあれど、かつての武田勝氏のテイクバックを参考にして見ても良いのではないでしょうか(youtube)。トップからリリースまでの動作は比較的オーソドックスな形になっているだけに、やはり一番目立つのはテイクバックの動作と思うだけに、そこさえ矯正できれば化けそうな印象を受けます。そして高は1回2安打1四球2失点、昨日の記事でも触れましたが、カーブを習得する前に「腕が離れている」のを早急に矯正した方が良いのではないでしょうか? 続いて野手ですが、こちらが相当厳しいなと感じる打者が多いように感じました。まずは田村、ヒットこそ1本放つもホームベースから離れて立ち、しかもアウトステップな上に踏み込んだ際の体勢は過去記事でも触れましたが、腹パンでも食らったのかと思うぐらい「く」の字になっており、これでは外角球を強く叩けないと思います。打ち方ももう長打を期待したくなるような形の打撃フォームではなくなっており、正直魅力が半減してしまっているのでは?と思います。そして林は特に課題が何も解消できていない上にスイング軌道が完全レベルスイングの軌道となっていてそもそも打球に角度がつかないスイングになっています。ただ記事を読むと、本人はそのフォロースルーを意識しているようで、肩のラインよりも低い位置で振り抜く事を意識していると書かれているので長打は捨てたという事でしょうか?ただ相変わらずスイング軌道が許容範囲をかなり越えた遠回りなスイング軌道ですし、そもそも真っすぐボールを見られていないように見え(佐藤もそうですが顔が完全に真横を向いています)、厳しい方ですがかなり期待薄な印象、来季本当に頑張らないと戦力外もあり得ると思います。 逆に良かった選手を見ていきますと、やはり贔屓にしている?と言われるかもしれませんが、仲田でしょうか^^;。レフト前ヒットを打ちましたが、それよりもその前の直球に足を下すタイミングが遅れた事で振り遅れてしまっていたので足の上げ方を微調整し、すぐに着地させて間に合わせる事に成功するなどそういった工夫ができるという新しい一面も見られて個人的には益々楽しみな打者だなと感じます。ただ新井良太打撃コーチが言う通り、まだ割れだったり捻転がなく、その部分を習得する事が求められますが、やはり他の若手打者と比べると一段上にいるのではないかな?と思います。ただ個人的にはスラッガーというよりは内川のようなアベレージタイプに見えるだけに、その辺りどういう方向性で育てていくのかな?というのが気になりますが…。 そして一番来季楽しみだな?と思うのが中村貴浩、中日の大島を参考にした打撃フォームの改造という記事を見かけて心配していたのですが、実際に見てみると大島というよりは足を上げてからの体勢が阪神の近本を彷彿させる打撃フォームとなっています。そして気になっていた異様に前膝を内側にゆっくりと入れて下すという動作がある程度解消され、更に前肩を内側に捻りすぎる部分もなくなっており、かなり良い形で打てているのではないでしょうか。実際に三塁打を打った打撃はかなり素晴らしく、打ち終わった後も後ろの肩が前肩よりも高く引き上がり、前膝はしっかりと伸び切って大谷翔平のような「これぞスラッガー」と言える打ち終わりの体勢となっているように見えます。 秋季キャンプでは打撃力の底上げがテーマとなっていますが、正直なところ仲田と中村貴以外からは明るい材料が見えづらい試合となりました。1軍で9本塁打打った末包もそうですが、やはりスイング軌道が遠回り気味であり、ヒットにこそなったものの本来ならば完全なホームランボールなのにかなり根本で打っていますね。数多く打つのも大事かと思いますが、まずはきちんと遠回りしないスイング軌道を身に付ける事の方が大事なのではないでしょうか?こちらの方のtwitterにてワールドシリーズMVPに見事輝いたLADのフリーマンの打撃技術を紹介していますが、フリーマンは「バットのグリップがバッターボックスのラインから前に出ないように身体に近い位置でスイングする」と語り、こちらはコメンテーターの方ですが、練習方法としては壁に近い位置に立ち、バットを壁にぶつけずにスイングする技術を称賛しています。さすがに壁だと危ないのでマットでも立てかけ、その近くでスイングをこなす、単純に当てずにスイングできれば正しいスイング、当たってしまったら遠回りしているスイングという判別もできるでしょう。結構古典的な練習法ですが、ただ闇雲にバットを振るだけではなくて「しっかりとした打撃技術を身に付ける為の練習法を数多くこなす」事が大事なのではないでしょうか?正直佐藤にしても内田にしても田村にしても林にしても二俣にしても酷い有様で、このまま闇雲にただ単にバットだけ振っても果たして成果が出るのか?甚だ疑問符がついてしまうところです。【期間限定☆クーポン利用で20%OFF】冬の新メニュー☆12種類から選べる『プレミアムピザ付き選べる6枚セット』【送料無料】石窯+薪木のナポリピザ☆プレミアムマルゲリータ+ナポリピザ選べる5枚限定セット!
2024.11.06
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『レジェンド二人が直接指導』 本日は広島の秋季キャンプ情報について気になった点を見ていきたいと思います。まずは新井監督の仲田への直接指導、こちらは秋季練習の際の記事ですが、秋季キャンプを追っている方のtwitterによれば初日からも仲田に密着指導しているとの事です。最終戦でも仲田を4番に起用したり、連日仲田に直接指導している点を見ると、新井監督は仲田を高く評価しているのかな?という印象を受けますね。過去記事でも書きましたが、個人的にもシンプルで癖のない打撃フォームをしているという事もあって私としては仲田を一番高く買っています。フェニックスリーグでは僅か1安打と低迷してしまいましたが、それでも仲田を高く評価しているという点は新井監督と意見が一致している?と言えるのでしょうか^^;。 続いてもう一つ面白い情報としてはドラフト2巡目指名の高投手が黒田アドバイザーからLADのカーショーのカーブを伝授されたという記事です。ちなみにカーショーのカーブはyoutubeにて公開されていますので掲載したいと思います。ただ個人的にずっと気になっているのは高のトップを作った際の体勢で、どうもトップをしっかり作らないでテイクバックからそのまま投げているような印象に見えているのが気になっていました(youtube)。これは育成ドラフト3巡目の杉原もyoutubeを見てみると同じような形になっています。その違和感は何となくこちらの方のtwitterを見て何となく分かったような?^^;気がしており、こちらの方の解説だと二人共「腕が離れてしまっている」という事なのかと思います。こちらは正面から見た高の投球フォーム(youtube)ですが、トップ時の腕などを見てみると明らかにtwitterの方で矯正前の形とそっくりの形となっています。まずはこの矯正を始める事を緊急に行うべきなのではないかな?と思います。 それにしても黒田アドバイザーは時折技術的指導を行う立場なのは分かりますが、本来監督であるはずの新井監督が直接指導を続けているというのは本来組織としてはあまり良い事ではないのは何となく皆様もお分かりになられるのではないかな?と思います。既に秋季練習の時から様々な選手に直接指導していますが、正直打撃コーチは何をやっているのか?と問いたくなりますね。逆に考えると、これはもう新井監督から「最早打撃指導を任せられない」と言われているようなものであり、一般企業で例えるならば任されていた案件を上手く遂行する事ができずに「もういい」と言われて上司が部下から取り上げて直接やり出したようなものです。打撃コーチはもっと悔しいと思わねばなりませんし、オフにしっかりと打撃技術などをもっと勉強していく必要があるのではないかな?と思います。新井監督の直接打撃指導の記事を見る度に選手だけでなく、コーチもしっかりと学んで成長していく必要性がある事を痛感させられますね。ちなみに近年の日本では「教えないコーチこそ名コーチ」と言われ始めており、それはMLBから取り入れられた事ではあり、時代と逆行しているのではないか?と感じる方もおられるかもしれませんが、実は今のMLBは全くの逆でデータやアナリスト、動作解析など科学的アプローチの目覚ましい発展によって寧ろマイナーの頃から付きっ切りで指導されるようになっています。なので新井監督の直接指導は寧ろ一周回って最先端なので安心?して良いかと思います^^;。冬の新メニュー☆12種類から選べる『プレミアムピザ付き選べる6枚セット』【送料無料】石窯+薪木のナポリピザ☆プレミアムマルゲリータ+ナポリピザ選べる5枚限定セット!
2024.11.05
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『短期決戦での明暗』 本日、横浜が11-2でソフトバンクを下して2連敗から4連勝で日本一を果たしました。今回のシリーズは敵地でそれぞれの球団が連勝を収めるなど珍しい外弁慶シリーズとなりましたが、最後は横浜が本拠地で勝利を収め、2000年のONシリーズを彷彿させますね。今回は試合の分かれ目を振り返ってみたいと思います。 まず一番は近藤を5番で起用していた点、近年では一番頼れる打者は上位に置く事が望ましいとされており、正直5番で起用していたのは不可解でした。そして山川の4番起用、第4戦目の頃から打撃自体が完全に崩れてしまっており、本人は「微調整で」と言っていましたが、微調整で済むレベルでないぐらいの状態であり、正直5戦目の時点では最早何を投げても打ち取れてしまうぐらいどん底でした。なので私は下位に打順を下げるのか、もしくは大貫だったのでスタメンを外して中村晃や柳町を起用してくるのではないか?と見ていましたが、そのまま4番で起用したのが裏目となりました。実際この日の1打席目は0-2から直球がシュート回転してど真ん中に入ってきたにもかかわらずかなり振り遅れての空振り三振となり、あの打席でこの試合も無理だろうなと悟ってしまうぐらい酷い打撃内容でした。 そして気になったのは配球面、やはり2回二死二三塁の場面での桑原への2球目、この日の有原は落ちる球以外の制球が芳しくなかった上に桑原の初球も内角高めに行きましたが顔付近に行ってしまいました。この時点で2球続けて制球良く内角の厳しいゾーンに行くのは無理だろうと判断すべきだったと思いますが、2球続けて要求して結果的に甘く入って三遊間を破られてしまいました。落ちる球はしっかりと制球できていたわけですから1球内角を見せた後は外角でカウントを稼いで落ちる球で空振りを奪うといった配球で良かったのではないかな?と思いました。 続いて3回裏、二死一塁から有原が宮崎に対してフォークがすっぽ抜けて死球、これで頼れる球は有原からはなくなってしまい、結局連続四球で押し出しとなって致命的な1点となってしまいましたが、地名所になる前に最低でも森のところで投手を交代させるべきだったかと思います。 更に5回の梶原のタイムリー、上手く拾われてタイムリーを打ちましたが、打者の反応見る限り明らかに変化球狙い、もしくは変化球の方にタイミングが合うのは直前に投げた直球はその前の打席での尾形の直球を振り遅れての空振り三振で見て取れていたはず、155キロ前後の直球を信じてど真ん中目掛けて投げた方が良かったのではないかな?と思いました。 次に気になったのは継投策、3回に有原の打順が回ってきた時点で代打を出さなかった点がまず疑問点でしょうか?短期決戦な上に今日の有原は落ちる球以外明らかに制球できておらず、引っ張る理由が良くわからなかったなと思いました。5回もスチュワート投入は理解できますが、その後に勝ちパターンの杉山やヘルナンデスでなく岩井を投入したのも個人的には疑問で、以前にも書きましたがNYMは早い回から守護神のエドウィン・ディアスを投入しており、短期決戦で負けたら終わりなわけですから先に良い投手をつぎ込んで失点を防がないと取り返しのつかない事になってしまうのですが、結果的に大量失点で試合が決まってしまいました。山川の4番起用もそうですが、小久保監督は短期決戦での起用や継投に課題を残す形となってしまったのではないかな?と思いました。 一方で横浜は好調の桑原を1番に抜擢させ、2番に梶原、3番に牧という終盤に見られた打順を採用していました。そしてシーズンでは芳しくなかった筒香や2軍暮らしが長かったもののCSで活躍したフォードを5戦目でスタメンに抜擢し、レギュラーだった佐野の調子が悪いと見るや5戦目のスタメンからは外し、この日も佐野ではなく筒香が5番に入り、結果的にこれが大成功して先制の本塁打や試合を決定づける走者一掃のタイムリー二塁打を放つなど大暴れの活躍を見せました。 個人的に投打のMVPですが、野手は間違いなく桑原、2連敗して迎えた3戦目の初打席で勇気づける二塁打、そしてすぐに追いつかれてしまった後の5回にこれまたチームを勇気づける勝ち越しの本塁打、あの試合が息を吹き返すきっかけとなったのではないでしょうか。この試合でも重要な勝負所で値千金の2点タイムリー、梶原の変化球狙いを引き出した押し出し四球など見事でした。もう一人は筒香、5戦目に一二塁のチャンスで大関のスライダーを弾き返す先制のタイムリー、その前の打席で大関の外角低めのスライダーをいとも簡単に進塁打狙いの一塁ゴロを打っており、その前の打席よりも変化球(フォーク)の甘い球が来たのでしっかりとタイムリーを打つことができました。恐らくあの打席で自信を深めたのか、有原から甘く入ったチェンジアップを仕留めて先制本塁打、5回にもオースティンがスライダーのすっぽ抜けで押し出し死球の後、経験のない新人が動揺している状況で変化球なく、外角直球が来るであろうと読み切って初球の外角低めの直球を踏み込んで強振した一打は見事だったと思います。 そして投手はやはり東ではないでしょうか。それまでのソフトバンク打線は活発でしたが、東の持ち味であるヒットは出るがコースヒット且つ単打のみで中々得点が奪えないという投球がソフトバンク打線をイライラや焦りを生ませる効果が大きかったのではないでしょうか。それがその後に力で押すケイやジャクソンといった東とは全く違う二人の前にソフトバンク打線を沈黙させる呼び水となったのではないかな?と思います。 今季は9月までは4位だった横浜が3位に滑り込み、そしてそのまま日本一まで到達するという正に史上最大の下克上となったシーズンとなりました。広島が見習ってほしい点は補強にも貪欲だった点、筒香の復帰やフォードの途中入団、戦力外から中川を獲得、森原をトレードで獲得などしっかりと動いていました。それに対して広島はどうでしょうか?家族と言ってトレードや血の入れ替えを嫌がり、戦力整理ですら忖度してどう見ても厳しいであろう選手を切らずにまだ使える選手の方を切り、誰も責任を取らないまま秋季キャンプを迎えようとしています。話を戻して横浜はしっかりとに動いた結果、彼らが動いて獲得した選手達がこの日本シリーズで躍動して栄冠を掴み取ることができましたが、果たしてこの現実を広島はどう捉えているのでしょうか?優勝は3回できましたが日本一はまだしておらず、来季は日本一を掴み取って欲しいです。お歳暮/ クリームサンド 12個入/ レーズンサンド 御歳暮 焼き菓子 菓子折り 粗品 ギフト お菓子 洋菓子 スイーツ 内祝 御礼 御祝 返礼 御挨拶 個包装 詰め合わせ あす楽 送料無料
2024.11.04
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『大健闘』 今回はチェコの野球について見ていきたいと思います。昨日日本シリーズは中止になったものの、実はチェコが台北ドームにてプレミア12を控える台湾代表と試合を行い、何と7回までは2-1でリードするなど大健闘、追いつかれはしたものの2-2の引き分けという驚きの結果となりました(twitter)(twitter)。 試合はWBCでも3番、4番を務めた現巨人のフルプとチェルベンカのヒットと2ラン本塁打が飛び出して初回にチェコが2点を先制しました(twitter)。更に先発のパディサックが3回を投げて1安打6奪三振1四球1失点と見事な投球(twitter)(twitter)を見せ、最速は152キロで台湾代表の打者から空振りを奪いまくったようですね。トップの際にボールを持つ右手が頭の後ろに完全に隠れており、捻転させて力を溜め、投げ終わった後の右足も勢い良く跳ね上がるなど投球フォームも中々実戦的な一面もあるのではないかな?と思います。 本日も台湾との試合があり、こちらではWBCで日本相手に投げたサトリアが先発予定、ちなみに昨日投げたパディサックは日本戦でも先発登板が予定されており、本人はNPB入りを目指しているので是非とも日本戦でも結果を残して入団を勝ち取ってほしいですね。個人的には本人がその気ならば台湾代表相手に圧巻の投球を見せたのですから台湾プロ野球(CPBL)や2軍球団ですがオイシックスやくふうハヤテ辺りの入団も視野に入れても良いのではないかな?と思います。今回のチェコはロサンゼルス五輪を見据えて10代後半や大学生選手も代表しており、中にはアメリカの大学でプレーしている選手もいます。是非ともプロ入りを果たしてチェコ野球を盛り上げていって欲しいですね。
2024.11.03
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『小船翼』 本日は広島が指名した選手を見ていきたいと思います。今回は育成ドラフト1巡目で指名した小船投手、静岡県知徳高校の198センチの大型右腕、最速152キロの直球とスライダーが武器の投手との事です。個人的には過去記事にて大型右腕の小船の指名があるのではないか?と予想しましたが、5巡目ではないものの育成ドラフト1巡目で指名されましたね^^;。ちなみに小船を推薦したスカウトは東海地区の松本スカウト、もう東海地区からのドラフト指名はお馴染みとなっています。 まずはドラフトレポート様や一球速報様のサイトで掲載されているデータを見ていきますと、最終学年になってから奪三振率が格段に上がって非常に高い水準を記録しています。最後の夏の予選では3回戦後に熱中症の症状などがあり、最終的に与四死球率は芳しくはなかったものの、春の大会では良好な水準を記録しており、数字だけを見るのならば思ったほど荒削りな素材型というわけでもないのかな?と思います。松本スカウトも「本当は支配下で指名してあげたかった」と話すのも頷ける投球内容で、5巡目指名の菊地ハルン投手とそこまで力量的に差はないのかも?しれませんね。 そして投球フォーム(動画)ですが、ノーワインドアップからかなり前に屈む体勢からテイクバックを行い、そこから前屈みの体勢を通常姿勢に戻ってトップの体勢を作るというかなり変わった動作をしています。気になるのは開きが早い点と、右肘にしなりがあまりない点、右足の蹴り上がりがまだ弱く、右足も三塁側に下りてしまうなど松本スカウトが「体感がまだ弱い」とコメントしている理由もうなずけるでしょうか。 個人的な意見ですが、菊地ハルンが本指名を受け、小船が育成指名だった分岐点は恐らく投球フォームにあるのかな?と感じました。まだ記事にはしていないものの、両者を比較すると菊地ハルンの方が比較的弄る箇所は少なく、逆に小船はテイクバックの時の無駄に前屈みになる体勢(トップで結局元に戻るのですから前屈みなる必要性を感じない)や開きが早い点、腕の位置もせっかくの大型投手ですからもう少し振り下ろす形にしたい点など弄る箇所が多いかな?と思います。それでも伸びしろは十二分にあるだけに、まずは松本スカウトが言うように体幹や肉体強化に重点を置き、そこから投球フォームを矯正していけば面白いのではないでしょうか。将来的には島内のような剛腕リリーバーとしての期待を抱かせるタイプかな?と思います。【送料無料】選べるピザ5枚お試しセット!16種のピザから選べる 洋風惣菜 ピザ 冷凍ピザ 手作りピザ 冷凍ピッツァ ピザ生地 ぴざ pizza 宅配ピザ お取り寄せ 個包装※北海道・沖縄別途送料
2024.11.03
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『冬季リーグ、開幕』 本日はニカラグアとコロンビアの野球について見ていきたいと思います。日本とは逆の季節から始まるニカラグアのプロ野球リーグが本日遂に開幕し、試合はyoutubeにて生配信されています(youtube)。ちなみに5球団のロースターも発表されており、ニカラグア人の他にはドミニカ共和国やベネズエラ、プエルトリコ、アメリカ、メキシコ、イタリア、そして日本からは赤塚選手が参加しているようですね(twitter)。ちなみに球場の様子はこちらのtwitter(1、2)から確認できますがう、どうやらニカラグアの球場には外野席がないのでしょうか?それでも開幕戦だけあって満員の中で試合が行われているようですね。 そしてコロンビアも開幕、こちらは4球団でロースターが発表されています(twitter)。ちなみにコロンビアでもyoutubeにて試合の配信が行われています。 日本シリーズが終わり、プレミア12や沖縄で開催するジャパンウインターリーグなどあるものの、基本的にはこれからオフシーズンへと入っていきます。暇だなと思われる野球ファンの方は是非ウインターリーグを視聴してみてください。
2024.11.02
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『ようやく気付く』 本日は広島の様々な情報を見ていきたいと思います。まずは島内、今オフの課題として肉体強化と第三の球種の習得を挙げています。そして第三の球種として挙がったのが元々投げていたフォークを再解禁するとの事です。3年前から封印してしまったフォークですが、実は島内のフォークは非常に優秀な球種で、被打率も空振り率も非常に優秀な球種だったにもかかわらず、何故か投げなくなってしまっていました。何年も前から「フォークを解禁すべき」と訴えてきましたが、どうやらようやくそれに気づいたようで、何よりです。ただ個人的に気になったのはこのようなデータを現場が共有していないのでは?という点、仮に本人がしっくり来ていなかったとしても打者からしてみれば非常に厄介な球種である事はデータが示しており、本人にそれを伝えてあげれば良いだけのはず、こういった観点から見ても球団がしっかりとデータを活かしているのか甚だ怪しいなと感じさせられますね。 そしてもう一つ気になったのが第二次戦力外通告、広島は内間、小林の2名の投手に戦力外通告を通達したと発表、そして育成3年目となった前川内野手にも同様の通達をしたとの事です。内間は過去記事にて藤浪のような投球フォームで課題こそあれど投げている球は魅力的だと感じましたが、やはり制球の悪さが今季も改善できずに1年で戦力外となりました。小林は度重なる故障にも悩まされましたが、球速自体は戻っていたのと4年目なので育成契約に振り替えなのかな?と思いきや、育成契約の提示もないようですね。過去記事でも触れましたが、新人の頃から開きが早いと書き続けており、更に角度のつかない投げ方をしているので打者は怖さも感じずに対応もしやすいので厳しいのかな?と思います。 また、渦中の人物となっている前川ですが、今季は2軍でOPS.757を記録しており、長打はIsoP.128と力もつけ始めており、特に打撃内容が148打数で僅か16三振・18四球で三振率が非常に低い上にBB/Kも四球が三振数を上回るなど非常に傑出しています。また、元々2軍の二遊間の層が非常に薄い上に第一次で曽根に戦力外通告を行っているだけに、前川まで戦力外通告となると二遊間の人材がいなくなって試合を回せなくなります。ルール上では育成3年目の選手は一旦自由契約にする必要があるのでとりあえず自由契約にしているのではないかな?と感じます。ちなみに元広島の中田廉氏はtwitterにて前川について書いており、他球団が支配下選手で獲得する意思があれば退団かもしれませんが、恐らく再契約するのではないでしょうか?しかしながら仮に前川と再契約したとしても曽根が退団したので依然として二遊間内野手が足りておらず、誰かしらの獲得の検討が必要ではないでしょうか。 そして問題となっているのが支配下人数問題、現状だと育成選手からの支配下選手登録させる人数に余裕がなく、外国人打者も獲得できて1名ぐらいとなっています。ただひょっとすると来季は育成重視なので若手に機会を与える事を優先させる為に敢えて獲得しない可能性もあるのではないかな?と思い始めてきました。なので外国人も今いるドミニカアカデミー出身の選手達を育てて支配下登録させる為の枠?なのかもしれませんね。新井監督の「痛みを伴う」というのは「若手野手への切り替え、経験を積ませる」シーズンとする、つまりは負け数が増えていく事を覚悟するという事なのかもしれませんね。 「余談」 独立リーグの一つである「日本海リーグ」にて滋賀を本拠地とする球団の設立が決まり、現在クラウドファンディングを行っています。かつて滋賀にあった球団のスタッフとして働いていた方がもう一度球団を設立したいという思いで立ち上がったとの事です。興味のある方は是非ご覧なっていただければと思います。【送料無料】選べるピザ5枚お試しセット!16種のピザから選べる 洋風惣菜 ピザ 冷凍ピザ 手作りピザ 冷凍ピッツァ ピザ生地 ぴざ pizza 宅配ピザ お取り寄せ 個包装※北海道・沖縄別途送料
2024.11.02
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『それぞれの国際大会』 今回は海外の野球の大会について見ていきたいと思います。まずは東アジアカップ、現在3日目まで行われていますが、対戦成績はAグループは香港が全勝、タイが2勝1敗、マレーシアが1勝2敗、カンボジアが全敗となりました。そしてBグループはフィリピンが全勝、シンガポールが2勝1敗、インドネシアが全敗となりました。何と佐賀インドネシアドリームズの選手が多く名を連ねていたインドネシアが全敗するという残念な結果となりました。やはりフィリピンはリトルリーグ~大学野球までは充実しているだけあって東南アジアの中では抜きん出て強いですね。ただやはりプロ野球がない上に国内リーグも停止していたのですが、今季から国内リーグが復活し、プロ野球も佐賀インドネシアドリームズにもフィリピンの選手が参加しており、更に連携協定も発表されたのでより一層フィリピン野球の底上げが期待できるかもしれませんね(twitter)。元々大学野球までは奨学金も得られるなどそれなりの地位が与えられているだけに、プロ野球選手という道が開ければより一層盛り上がっていくのではないでしょうか。また、本日ワールドシリーズに敗退してしまったものの、NYYのボルピーはフィリピン系アメリカ人であり、フィリピン国内でも特集が組まれていたそうです(twitter)。ちなみに東アジアカップの試合はフィリピン野球協会のfacebookにてライブ配信されていますので、興味のある方は是非ご覧ください。 続いては11月にUAEのドバイにてアラブクラシックが開催予定ですが、インド代表やパキスタン代表として出場する選手達のインタビュー記事が掲載されています。パキスタンからはアジア野球選手権大会に出場したムシャラフ・カーン投手や日本の高校球児だったハスネン投手が出場予定、インドからはbaseball unitedの東西対抗戦にも出場したアクシャイ・モア投手が出場予定、他にはインドの全国選手権大会にも出場した選手達が出場する予定との事です(twitter)。ちなみにこちらはインド代表として出場する選手の打撃練習動画です(twitter)。こちらの地域ではbaseball unitedが創設され、更にパキスタンでもプロ野球リーグが創設され、後者の方は当該地域の選手達のスキルを底上げする為のプロ野球リーグという事で、当該地域の選手達がメインとなりそうです。ここの地域でもプロ野球選手という道ができれば野球にも脚光が浴びるのではないでしょうか。インドでも実は各州で野球大会や大学で野球大会などが行われているそうなので、プロ野球ができれば盛り上がっていくと期待しています。 他には来年開催予定の欧州野球選手権大会の開催地が発表されたそうで、オランダやイタリアといった元々欧州の中では野球が盛んな国は勿論ですが、何とベルギーでも開催される事が決まったそうです(twitter)。元々イスラエルの予定だったそうですが、政情不安によって開催地が変更される事が決まったのですが、3ヶ国の共催となる事が決まったようですね。最後に拡大が決定したプレミア16?ですが、プレミア予選の開催地に中国が立候補しているとの情報がありました(twitter)。近年、中国では野球への取り組みが活発になっており、今年もU23のワールドカップの開催国となって初出場で大健闘の4位、国内リーグでは福建省にもプロ野球チームが誕生し、ドーム球場建設も進んでいるなど目覚ましい1年となりました。また、沖縄で開催されるジャパンウインターリーグにも中国の選手達が参加するなど積極的です。プロ化も目指しているとの事で、中国野球にも目が離せませんね。 今年は各国プロ野球リーグが大盛況、これから野球を普及させていこうとする国やプロ野球を始めようとする国にとっても追い風となると思います。東南アジアや西アジア、欧州でも野球が盛んになっていく事を期待したいですね。【送料無料】 粒あん 大好き 詰め合わせ 3種類 11個入【和菓子】秋菓子 どら焼き 最中 饅頭 栗 北海道 ギフト スイーツ 老舗 香川 高級 お取り寄せ 御祝 お祝い 御供 お供え 詰合せ おしゃれ かわいい 可愛い あんこ 手土産 お菓子 贈り物 セット 誕生日 プレゼント
2024.11.01
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『竹下海斗』 本日も広島が指名した選手を見ていきたいと思います。今回は育成ドラフト2巡目で指名された竹下投手、広島ではお馴染み?とも言える敦賀気比高校の左腕投手で、最速140キロの直球とスライダーやカーブ、チェンジアップを操るオーバーハンドの投手という触れ込みで、スライダーやチェンジアップなど変化球に自信を持っているそうです。また、3番センターとして出場するなど野手としても評価が高い選手です。ですのでドラフト指名予想でも育成指名での予想に名前を入れましたが、見事に的中しました(ただ野手として指名するのかな?と思いましたが^^;)。 まずはドラフトレポート様や一球速報様が掲載されているデータを見ていきますと、下級生の頃までは与四死球率が多い印象を受けますが、昨年秋からは与四死球率に改善の兆しが見られ、3年生として迎えた夏の甲子園予選では2試合に登板して与四死球率も良くなっていますね。ただ球速は最速140キロが示すようにまだまだであり、これから体作りを行って球速アップしてどうなるか?といったタイプではないでしょうか。 ちなみに投球フォーム(1、2)ですが、甲子園の時はセットポジション、今はノーワインドアップから投げているのでしょうか?何となくですが高橋昂也に似ている投球フォームという印象で、そこから腕を引き上げて真上から投げ下ろす形になっているようですね。中々綺麗なフォームで投げ下す形になっているように見えるだけに、左の本格派投手として期待したくなりますね。 特に癖のある投球フォームというわけでもないので2.5軍でしっかりと体作りを行ってみてどれだけ球速・球威を伸ばせるかがカギとなってくるのではないでしょうか。ただ打ち難さを売りにしているといった左腕ではないだけに、逆に2、3年経っても球速・球威にあまり大きな変化がないようだと少し苦しいかもしれません。高校3年の時点でもまだ最速140キロなだけに、広島はまだまだ伸びると判断して指名しましたが、果たしてどうでしょうか?変化球は本人が自信を持ってしっかりと投げられているだけに、そこだけクリアすれば面白い存在になってくるのではないでしょうか。今季広島を戦力外になった新家や同じく育成指名を受けた辻や杉原といった高卒左腕に比べると気になるところはないのですんなり伸びてくれる事を期待したいと思います。【選べる! ナポリピザ 5枚セット】冷凍ピザ 本格ピザ PIZZA ピザ 冷凍 セット ピッツェリア 手作り ピッツァ 冷凍ピッツァ イタリアン ナポリピザ ホームパーティー プレゼント お取り寄せ ピザ生地 ピザセット ギフト(BETTOLA SANBAL)
2024.10.31
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『安竹俊喜』 本日から広島がドラフトで指名した選手を見ていきたいと思います。今回は育成ドラフト3巡目で指名された安竹捕手、静岡大学の捕手(右投右打)で1.8秒台の強肩とキャッチングが評価されての指名という事です(記事)。去年の佐藤に続いて2年連続で静岡大学からの育成ドラフト指名となりました。ただ1年浪人の経験があるとの事で、佐藤とは同い年のようですね。 それでは一球速報様のサイトから打撃成績を見ていきますと、今春は打率.280・今秋は打率.250となっており、本塁打は春秋どちらもなしとなっており、本塁打を打ったのは2022年の新人戦で放ったのみとなっています。ただ秋は9安打のうち3二塁打、1三塁打となっているので力はついてきたと見て良いのではないでしょうか(ただ今秋以外は長打が全くないようです)。ただやはり有名な大学リーグではないリーグ戦で試合での成績と考えると、やはり春秋の三振数の多さが目に付くので打撃に関してはまだまだ課題があるのではないかな?と感じます。 この選手は紹介した記事を読んでも分かる通り、二塁送球やキャッチングの良さ、投手への返球の良さなど監督曰く「相手を思いやれる捕手」との事で、捕手としての能力を評価された選手のようです。個人的には阪神の坂本みたいな捕手なのかな?という印象です。また、こちらの方のtwitterにて二塁送球のシーンが掲載されていますが、古田のようにサイドに近い位置から投げるタイプのようですね。打撃は今秋に入ってから長打も出だしており、本人もスイングの力は付いたと自信を持っているようです。守備が売りの捕手ですからまずは投手の信頼を得る事や投げやすいと思ってもらえるようになれれば支配下も見えてくるのではないでしょうか。丁度広島の捕手は坂倉がFA取得が迫り、會澤にも衰えが目立っており、十二分にチャンスがあると思いますので、阪神の坂本のような捕手になっていく事を期待したいですね。野球太郎No.052 2024ドラフト直前大特集号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.10.30
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『韓国・台湾は王者が決定』 本日は韓国プロ野球(KBO)、台湾プロ野球(CPBL)について見ていきたいと思います。まずKBOですが、起亜タイガースが優勝を果たしました(twitter)。今季は独走していましたが、完全優勝という形になりました。ちなみにこちらの方が現地での優勝の瞬間が撮影されています(twitter)。そしてCPBLでは中信兄弟が優勝を決めました(twitter)。前期優勝は統一ライオンズが決めましたが、中信兄弟が後期優勝を決め、この2球団が台湾シリーズに進出して中信兄弟が制する形となりました。ちなみに中信兄弟は元オリックス・阪神の平野恵一氏が監督を務めています(記事)。 ちなみにKBOもCPBLもNPB(twitter)同様に史上最多の観客動員数を記録するなど躍進のシーズンとなりました(twitter)。特にCPBLは台鋼ホークスが1軍に参加して6球団体制となったのも画期的でした。メキシコプロ野球(LMB)も好調な観客動員数を記録し、2球団が新規参入して20球団となるなど裾野拡大や野球振興の向上に成功しています。今季はNPBも2軍のみですがオイシックスとくふうハヤテが参加して14球団体制となりましたが、果たして1軍が増える日は訪れるでしょうか? ちなみに厳密にはプロ野球ではありませんが、フィリピンにて東アジアカップが明日の29日から開幕します。フィリピンやインドネシア、シンガポールには九州アジア独立リーグに新規参入した佐賀インドネシアドリームズに在籍した選手達が参加するなど「プロ野球選手」が初?参加します。ちなみにシンガポール代表は日本人の方が監督に就任されるようですね(twitter)更に西アジア地域・インド亜大陸を対象としたプロ野球リーグであるbaseball unitedが主催するアラブクラシックも11月7日から開幕します(twitter)。NPBやMLB、KBO、CPBL、LMBといった有名なプロ野球リーグは勿論ですが、これらの新しく始めていこうとしているプロ野球リーグの選手らにも是非注目していただきたいと思います。神戸ピザ3枚セット|6種のセットから選べる ピザ 冷凍ピザ ピザ生地が美味しいと好評 レストラン手作り PIZZA いつでも簡単にトースターで本格的イタリアンの味 スピード調理 忙しい時に大活躍 贈答 ギフト プレゼント
2024.10.29
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『素人とプロの違い・戦力以外の理由も?』 本日は広島が指名した選手を見ていく前に他球団のドラフトについて見ていきたいと思います。あくまでも個人の感想となっていますのでご了承ください。 まずやはり一番チームの補強ポイントにバッチリ当て嵌まったのが中日ではないでしょうか。金丸投手はもう言わずもがなですが、ドラフト2巡目の吉田投手は都市対抗野球大会に出場しており、過去記事でも触れているのですが、個人的に良い印象だった投手です。更に2巡目指名との報道があった石伊捕手を4巡目で確保、木下がイマイチな状況下で即戦力と目される捕手を補強できており、3巡目で強打の右打者ばかりを獲っていた中で不足していた左の強打者候補として森内野手、下位で左右の高校生投手と理想的だったのではないでしょうか。 他では巨人も補強ポイントをしっかりと抑えた指名で好印象でした。1巡目にポスト坂本として石塚内野手を指名、以前に今年の野手の中で一番良いと評価したのは宗山と書いてきましたが、実は2番目に良いと思っていたのが石塚です^^;。一塁駆け抜けが右打者で4.2~4.3秒と足も速い選手な上に強肩、打撃フォームはオーソドックスでしっかりと振れており、鈴木誠也みたいになってもおかしくないのではないかな?と思います。そして2巡目に宗山に次いで高い評価を受けていた大学生二遊間の浦田内野手を指名、昨年秋から連続で打率4割を記録しており、三振数は昨年秋から何とたったの2つしかしていません。盗塁数は昨年秋から合計で32盗塁を記録しています。そして3巡目の荒巻内野手は打力が魅力の左の強打者、将来の中心を担う石塚にリードオフマンの浦田、ポイントゲッターとして期待の荒巻と次世代のチーム作りを意識して野手を指名してきたのは大きいのではないでしょうか。浅野や伸び悩んでいますが秋広らと合流すれば恐ろしい打線になりそうです。他では西武は上位3名に前評判の高い選手を揃えたなという印象で、ヤクルトもチーム再建という事で1巡目と3巡目以外は将来の中軸候補としてモイセエフ・ニキータ外野手と田中内野手を指名、どちらも左の強打者候補でポスト村上を睨んでの事でしょうか?左を二枚確保したので来年は右の強打者を指名してくるかもしれませんね。 一方で巷では評判の高い日本ハムですが、個人的には現状のチーム状況と指名した選手がマッチしていないのでは?と感じ、個人的にはどうなのかな?という印象を受けました。新庄政権が誕生して2年間で劇的にチームの底上げに成長して2位へと躍進し、現場もファンは「さあ、来季こそは優勝だ」という機運も高まっているはず、それなのに将来性を重視したドラフトで即戦力として期待できそうなのは山縣内野手のみというのはどうなのでしょうか?せめて上位指名は即戦力として期待できそうな投手やそれこそ二遊間が弱いと判断して宗山にいったのですから巨人が指名した浦田を先に抑えるとかしても良かったのではないかな?と思います。沢村一樹さん主演のドラマで「ドクターズ」というものがありますが、あるシーンにて小日向文世さん演じる人物が「今を疎かにして5年、10年先を見据えたとしても結局その5、10年後が現実になった時にまた5年、10年先を見据えると言い出すだろう」というセリフがあります。なのでドラフトは中長期的な視線で見るものですが、今を疎かにするのも如何なものなのかな?という点で、個人的には日本ハムのドラフトはイマイチな印象です。 そして個人的な理由で一番気になるのは阪神、千葉ロッテ、横浜の3球団です。というのも都市対抗野球大会を取り上げた記事にてそれぞれドラフト1巡目で伊原投手、ドラフト2巡目で宮崎内野手、ドラフト1巡目で竹田投手を指名しています。まず伊原ですが、阪神ファンの方には大変失礼ではありますが、実は過去記事にてプロでやっていけるのか疑問な印象(実際過去記事でも書きましたが、次の試合では打ち込まれていました)とし、「案外指名漏れもあるのでは?」と書いてしまっており、ドラフト1巡目で指名した事には大変驚きました^^;。また、横浜の竹田投手も同様に過去記事にて「上位指名は疑問で、中位や下位ならば」といった評価をしており、こちらも1巡目指名で大変驚きました^^;。一方で千葉ロッテの宮崎内野手は過去記事にてかなり良い打者に見えており、2巡目は驚きましたが千葉ロッテのスカウトと意見が一致しましたね^^;。果たして来季3選手がどのような成績を残すのか、個人的に結構注目です。 そして最後に注目したいのが2年連続で独立リーグからの指名が多かった点や案外有名どころの大学生選手や高校生選手らが指名漏れした点にあります。何となくですが、これは単に戦力云々の話ではなく、今後の野球界を考えての傾向なのではないかな?と思います。正直申し上げて指名漏れした選手の方が指名された選手よりも実力だけで見れば上の選手は多数いると思います。それでもこのような形になったのは想像ではありますが、指名しても良いが上位指名としては少し…という選手は大学や社会人野球で進んでもらって実力向上も勿論ですが、各カテゴリの野球振興にも繋げてもらいたいと思っているのではないでしょうか?一方で独立リーグの選手達を指名する点としては一か八かの下位指名や育成指名などで入団してもらう事により、大学や社会人野球でレギュラーを取れないので野球を続けていけるかどうか微妙な荒削りではあるものの素材として魅力的な選手達が野球を諦めずに独立リーグへ進む事を促進させているのではないかな?と考えています。現に昨年ドラフト2巡目で独立リーグ出身の選手が指名された際には大きく盛り上がり、より一層独立リーグへ進む選手が増えましたね。つまりは野球の裾野維持・拡大や振興を考えての側面もあるのかな?と感じます。そしてこれはちょっと大げさな話ではありますますが、16球団へ向けてのものでもあるのではないかな?と感じています。つまりは独立リーグを盛り上げる事によって独立リーグのレベルも底上げしていき、プロで活躍できる人材を増やしていく事で16球団になっても問題がないように取り組んでいる?とここまでくると妄想がすぎますが^^;、いずれにせよこうった側面もあるのではないかな?と思います。【早期特典 ポイント15倍★10/27 23:59迄】お歳暮 お菓子 御歳暮 ハロウィン ギフト 人気 ランキング おしゃれ 高級 プレゼント洋菓子 内祝い 内祝 お返し お菓子 キハチ 焼き菓子 焼菓子 8種13個入 手土産 菓子 スイーツ 詰め合わせ 送料無料 スイーツセット お礼 女性
2024.10.28
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『東海地区が大暴れ?』 それでは今回は2025年のドラフト候補について見ていきたいと思います。まずは広島の補強ポイントですが、やはりスルーしてしまったセンターを守れる外野手、二遊間内野手は補強する必要があるのではないでしょうか?他にはいつもの通りに大学生もしくは社会人の左右の投手といったところでしょうか。 まず目を引くのが東海地区、中京大学の秋山外野手はセンターを守れる右投左打の外野手で、今年秋の打撃成績は打率.407・2本塁打・3盗塁と俊足強打が持ち味の外野手です。左打者ですが、実はセンターのできる外野手は久保や中村奨成、ロベルト、名原と右に偏っている為、そろそろ左打者でセンターを守れる外野手が欲しいところ、ポスト秋山は同姓の秋山となるかも?しれませんね(だからこそ今年左打のセンター外野手が多かったので指名するかと思われましたが…)。そして同じ大学の153キロ右腕高木投手もドラフト候補として注目されており、3年生ながらも大学生日本代表に選出されており、完全試合を達成するなどエースとして投げています。投球フォームはセットあポジションからオーソドックスでありながらも真上から振り下ろす広島好みの投手ではないでしょうか。 そして高校生ではお馴染み中京大中京の宮内投手、菊地ハルンや小船と同じく192センチの大型右腕で既に最速149キロの直球とフォークを操ります。他には高蔵持の高校生左腕芹澤投手が注目されており、最速147キロを誇ります。どちらも既に松本スカウトがコメントを残しており、目をつけているようですね。他には過去記事にてトヨタ自動車の池村・後藤の両投手がかなり良い投球をしており、1年経っての更なる成長が期待できるのではないでしょうか。 それでは他地区を見ていきますと、来年は明治大学に逸材が目白押し、まず注目は左打者の小島捕手、今年秋は宗山と双璧の打撃成績を残しており、守備でも2年生の頃から大学日本代表に選出され、今年もプラハベースボールウィークやハーレムベースボールウィークにも出場されています。今年は宗山と金丸が20年に1度と注目されましたが、来年は小島が20年に1度の注目捕手と評判となるかもしれませんね。他には先発左腕の毛利投手も候補、キレのある直球を投げ込む左腕で今年秋は規定投球回にも到達しており、来年次第では上位候補として注目されるかもしれません。もう一人は192センチを誇る大型右腕高須投手、最速153キロを計測する投手且つ静岡高校出身と尾形・松本スカウト両方のプッシュが期待できそうです。こちらは故障からの復帰が期待されますが、152キロ左腕の久野投手、報徳学園時代は鞘師スカウトが注目していた投手であり、こちらも期待されそうですね。 また、2年連続1巡目指名となった青山学院大学の152キロ右腕中西投手も今年秋に頭角を現して好成績を残すなど一気にドラフト上位候補に浮上、強いパイプが出来つつあるので十二分にドラフト1巡目候補として注目されそうです。他にはセンター候補として上武大学の西原外野手も注目、今年秋は打率.379・3本塁打・2盗塁を記録するなど俊足強肩強打の選手として注目されています。高校生では滝川高校の新川投手兼外野手も注目されており、投手としては151キロ、野手としては3番センターを務めており、広島好みの二刀流選手ですね。 広島が指名しそうなドラフト候補を挙げてみましたが、それ以外ですと大学日本代表で4番を務めた創価大学の立石内野手、強打を誇る日本大学の谷端内野手らがいずれも三塁を守る右の強打者として間違いなく各球団注目しているものと思われます(ヤクルトは立石を狙っていそうなイメージ^^;)。投手では最速157キロを誇る東北福祉大学の堀越投手、172センチながらも152キロの直球と魔球チェンジアップと評判の渡辺投手などに注目が集まりそうです。高校生では大阪桐蔭の152キロ右腕森投手、健大高崎高校の154キロ右腕石垣投手らに注目が集まりそうです。広島の視点で見ていきますと、来年は東海地区や明治大学、青山学院大学とお馴染みと言える地区や大学から逸材が目白押しとなっており、この辺りの選手達中心にドラフトを展開していくのではないでしょうか?松本スカウトは今年それほど注目選手がいないながらも育成で2選手を推薦して実際に指名されており、東海地区が豊作となる来年は更なる手腕が発揮されそうですね^^;。 「追記」 遊撃手では城西大学の松川玲央内野手がドラフト候補として注目、俊足巧打の内野手で今年秋は打率.375・9盗塁、通算盗塁数は26とかなりの俊足を誇ります。野球太郎No.052 2024ドラフト直前大特集号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.10.27
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『ベトナムとも提携開始』 それでは久々にインドネシア?の野球というよりは佐賀インドネシアドリームズについて見ていきたいと思います。今季から九州アジア独立リーグにインドネシアやフィリピン、スリランカ、シンガポールといったいわゆる野球後進国と呼ばれる国々の選手らを中心としたプロ野球チームである佐賀インドネシアドリームズが誕生して準加盟しました。残念ながら公式戦では1勝することができませんでしたが、選手達にも野球技術の向上が見られた事やインドネシアやシンガポールのメディアらが現地を訪れて取材が行われるなど日本人の感覚からしてみれば意外に思うかもしれませんが、現地ではプロ野球選手としてスターのような扱われ方をされているようで、こういった報道が多くされていけば現地でも野球選手を目指す道標ができ、野球の普及や振興、発展に大きく前進していくものと思われます。また、インドネシアではインドネシア甲子園が行われ、より一層盛り上がっていく事を期待しています。 少々前置きが長くなりましたが、佐賀インドネシアドリームズが何とベトナムのホーチミン野球協会と業務提携を結んだ事を発表しました(twitter)。元々ベトナムにも支部があり、当初の公式サイトでは育成選手としてベトナムの選手が入団予定となっていましたが、実現はしませんでした。しかしながら正式に業務提携が発表された事でベトナムからもプロ野球選手が誕生するかもしれませんね。ちなみにこちらがベトナム国内向け?の記事のようですね。 ベトナムでは他の東南アジア諸国よりも更に遅れてから普及が始まりましたが、以前の記事にて書かせていただきましたが、近年野球大会が徐々に行われ始めています。その時にオーソドックスな投球フォームをしている投手らがいるなど有望な選手はいるので楽しみですね。他にもタイ(こちらは茨城APと提携)やカンボジアなど面白そうな国はまだまだあるだけに、佐賀インドネシアドリームズが起点となって東南アジアの野球界が盛り上がって欲しいですね。※ちなみに10月26日からフィリピンにて東アジア野球カップが開催されます。
2024.10.26
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『今後の教訓に』 それでは本日もドラフトの総括をしていきたいと思います。今回は今後予想するうえでの教訓や個人的な感想を書いていき、今回で最終回となります。 『感想』・ 今年は選手が当たった ドラフト展開予想は見事に外れたものの、選手名は佐々木内野手、岡本投手、渡邊捕手(この選手はほんの少し触れただけなので微妙ですが)、菊地ハルン投手、小船投手、竹下投手と指名した選手の8人中6人が的中する結果となりました。ただ岡本、菊地、小船投手らは誰か1人を指名するのではないか?と思っていたのですが、まさか3人全員を指名するとは予想外でした^^;。・ ドラフト展開予想は大外れ 一方でドラフト展開は大外れ、個人的にはこれまでのドラフトで指名しきれなかった部分を補強していくのかな?と感じましたが、実際は長打、大型投手の将来性、恒例の大社左腕とポジションよりは一部分に絞って指名していったのかな?と思いました。 『教訓』・ やはり上位指名野手は身体能力に拘る 宗山を1巡目指名するも抽選で外してしまい、その後に1巡目指名したのは右の強打者且つ地元出身として注目された渡部外野手ではなく佐々木内野手でしたが、その理由としてはやはり身体能力の高さにあるのではないでしょうか?実は足が速い選手で、一塁駆け抜けは右打者ながら4.2秒と速く、守備範囲も広いと評判で肩も元投手だけあって非常に強い選手です。佐々木が選ばれたのは身体能力も高かったからと言えるのではないでしょうか。・ 連続で野手の指名はない? 今回は野手ドラフトと白武スカウト統括部長が発言した事で野手を上位で連続指名するのかな?と思いきや、実際は大卒左腕を指名するなどまんまとしてやられました、長年広島は投手を連続指名する事はあっても野手を連続指名することはなく、やはりその部分は崩れないのかな?と思います。・ 北海道・東北地区と北関東・北陸地区の躍進、東海・近畿地区健在 長らく指名があまりない印象のあった北海道・東北地区ですが、大道を指名して以降は本指名で担当地区の選手がの指名が増えてきていますね。そして東海や近畿地区は今年も健在、特に東海地区は今年そこまで注目される選手が多くなかった中でも育成で2人が指名されています。他には北関東・北陸地区担当の高山スカウトが推薦する選手も増えていますね。逆に影を潜めているのが九州地区、田村スカウトが昇進して末永スカウトになって以降は指名が少なくなっており、3巡目指名も岡本と西武3巡目の森下二世と称された狩生投手が両方残っていたものの、岡本が選ばれています。そして中国・四国地区は殆ど壊滅的で、指名が途絶えてしまっており、ここから指名する事は殆どないという事でしょうか?・ 引っ掛けの白武統括部長、素直な田村スカウト部長 これは前回でも触れましたが、やはり白武スカウト統括部長はコメントの信憑性がなく、次は騙されないようにしたいところです。ただ田村スカウト部長は宗山を他の選手に比べて絶賛していたり、高校生会議にて上位候補って形にはならないとコメントして実際に上位では高校生を悉くスルーしていました。なので田村スカウト部長のコメントは言葉通り受け取って良いのかな?と思います。・ 本指名では大社左腕、育成では高卒左腕を指名 近年、本指名で左腕を指名する場合は大学・社会人左腕に限定されて高校生の指名は途絶えており、逆に育成ドラフトで高校生左腕を指名するようになっており、これは広島の指名方針となっていると見て良いのではないでしょうか。 来年はこれらの傾向を新しく念頭に置きながらドラフト指名予想を行ってみたいと思います。次回からは指名された選手を1人ずつ見ていきたいと思います。 「追記」 その前に来年はどのような選手がいるのか、補強ポイントも考えながら見ていきたいと思います。野球太郎No.052 2024ドラフト直前大特集号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.10.26
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『念願叶う』 今回は開催を控えたプレミア12についての新情報があったので触れていきたいと思います。国際野球・ソフトボールを統括する組織であるWBSCが主催する国際大会であるプレミア12はランキング上位12位の国が参加します。ただ以前から感じていた点ですが、ランキング12位まででは結局のところいつもの面々になってしまい、野球の裾野拡大や振興にならないのではないかな?と思っていました。 そんなプレミア12が次回大会(2027年)からは何とランキング12位から16位に拡大する事が決定(サイト)、更にそれだけではなく13~18位+ワイルドカード(これはどういう基準で選出されるのでしょうかね)?から2ヶ国が選出されて計8ヶ国が2026年に予選を行い、勝ち上がった4チームがプレミア16の本選に出場する形となるようですね。ちなみに現時点のランキング13~18位までは順番にイタリア、チェコ、豪州、ニカラグア、ドイツ、イギリスとなっています(豪州はプレミア12の選出決定時には恐らく12位以内だったのでしょうか)。欧州や野球人気が高いニカラグアが入っており、これならば十二分に野球の裾野拡大や振興にも大きく繋がってきそうですね。また、ランキング変動は十二分にあり得ますので一応24位まで見ていきますと、イスラエル、中国、フランス、カナダ、スペイン、ブラジルが入ってきており、WBCに出場している国がほぼ入ってくる形になるでしょうか。 ランキング14位のチェコはWBC以降国内でも徐々に集客できつつあるだけに、できればもう少し早く決断できていれば更なる追い風になったのではないかな?と思いますが、それでも拡大を決定したのは大きな英断ではないでしょうか。ドイツも10代からMLB球団と契約する選手を毎年輩出しており、こちらも国際大会本選への出場を果たせば一気に上昇する可能性も秘めた国です。是非とも欧州の国も参加してほしいなと思います。 『選手情報』 チェコ代表として来日するパディサック投手は前回のスイス戦にて155キロを計測したそうです(twitter)。また、エージェント(本業は通訳の方?)?の方が「パディサック投手がNPB入りを希望している」といった内容のツイートをtwitterにてあげています。年齢は2000年生まれという事でまだ24歳と非常に若く、侍ジャパン相手に好投を見せればNPB球団も興味を持ってくれるのではないでしょうか。広島はハッチが退団濃厚なだけに、この投手の獲得を検討しても良いのではないでしょうか(3Aから引っ張って来るよりも年齢も若いですし、契約金も恐らく抑えられると思われます)。
2024.10.25
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『キングメーカーにしてやられる』 前回に続き、ドラフトの総括となります。今回は事前のドラフト指名予想と実際の指名結果で外れた部分を取り上げてみたいと思います。事前のドラフト指名予想の前編と後編がありますので、一度目を通していただければ幸いです。・ 野手ドラフトではなかった 白武スカウト部長がテレビの特集にて「野手ドラフト」と銘打ち、「打てる野手・守れる野手、素材を含めて指名を検討」とコメントしていたのですが、実際に蓋を開けてみれば合計8名のうち野手は3名と少なめで、寧ろ投手の方が多い結果となりました。・ 2巡目が投手だった 野手ドラフトと銘打っていたので2巡目は野手なのかな?と考えていましたが、蓋を開けてみれば2巡目は例年通り投手となりました。しかも3巡目投手となっており、ここ数年1~3巡目は投手の割合が多いといういつも通りの傾向となっています野手ドラフトとは?。・ 外野も二遊間も獲らず 個人的に補強ポイントを埋めてくるドラフトとなるのではないか?と思いきや、蓋を開けてみれば内田や仲田のいる一塁・三塁のスラッガーや即戦力左腕、ロマン型投手、育成左腕と凡そ補強ポイントとは離れた印象のあるドラフトとなりました。ただ外野手の場合は指名せずとも内野手を外野にコンバートすれば問題なく、実際に鈴木誠也や西川らは内野からのコンバート組という事を考えると、内田と佐々木のどちらかが外野へコンバート、指名した渡辺捕手・内野手も強肩という事なので頑張ってレフトを守るといった事も可能ではないかと思います。しかしながら二遊間内野手を1人も指名しなかったのは非常に意外な印象で、今季は2軍でも二遊間が不足気味になった上に曽根が戦力外となっているだけに、さすがに層が薄いのではないかと思うのですが…。・ 4巡目の法則が崩壊 4巡目は長らく高校生野手を指名してきましたが、この度遂に法則が崩壊しました。とはいえ野手である事は変わりなく、やはり基本的に4巡目は野手、5巡目は投手と考えて良いのかな?と思います。 個人的には白武スカウト統括部長にまたもやしてやられたなと思いました。今年は何故かスカウト陣の中でトップの白武スカウト統括部長ではなく、田村スカウト部長が取材対応していた点や昨年ストレートに常廣を指名した事ですっかりとある事を忘れてしまっていました。その「とある事」とは白武スカウト統括部長は騙してくる傾向が強いという事、かつてもメディアには「高校生の指名が多くなる」と言っておきながら実際は大学・社会人選手の方が多く指名されたり、「投手野手問わず即戦力を獲りに行く」と言いながら実際は高校生の斉藤を指名したり、「高校生BIG3の誰かから」と言っておきながら西武の隅田に入札したり、中国新聞に2巡目指名の強打者候補に言及しながら実際は内田を指名したりと一昨年まではコメントしていたた事と実際の指名がかなり乖離しているのです。昨年はすんなりと常廣に行ったので忘れてしまっていましたが、今回まんまとやられましたね^^;。表向きには田村スカウト部長が取材対応をしているので彼が中心となっているように錯覚させられますが、実際は白武スカウト統括部長がキングメーカー的存在なのでしょう。次回はドラフト統括最終回として、今後の参考になり得るかな?と思われる項目を取り上げてみたいと思います。野球太郎No.052 2024ドラフト直前大特集号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.10.25
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『結果と検証』 本日、ドラフト会議が行われて広島は本指名で5名、育成指名で3名の合計8名の選手を指名して終了しました。まずは選手を見ていく前に事前のドラフト指名予想(前編・後編)を振り返り、実際のドラフト指名結果と比較してみたいと思います。…その前に何とtwitterで指名候補リストが漏れてしまっていた事が発覚、実は昨日の時点で見つけていたのですが、さすがにドラフト会議前にこれを掲載するのはまずいかな?と思い、スルーしていましたが、終了したので良いですかね^^;。しかも実際にこの中から選手が指名されており、さすがにちょっとリスク管理が杜撰ではないかな?と思いますが…。 『予想通りだった点』・ 高校生を上位指名しなかった 高校生会議にて「高校生なので上位という形にはならない」と田村スカウトが発言していましたが、実際のドラフト会議でも1巡目入札で花咲徳栄の石塚内野手をスルー、2巡目でも東海大相模の藤田投手や報徳学園の今朝丸投手が残っていましたがスルーしており、やはりコメント通り高校生を上位指名するつもりはなかったのだろうと思われます。・ 佐々木泰内野手を1巡目入札 後編にて外れ1巡目の有力候補を麦谷としましたが、ひょっとして新井監督が好きなのではないか?という完全な主観でしたが佐々木も掲載させていただきましが、まさか本当に1巡目入札したのは驚きました。初回入札を宗山内野手でいくと公言した際の記事でも「主観が正しかった…」と思ったのですが、こちらも主観が正しかったようですね。・ 渡部をスルーした 宗山を抽選で外し、まだ渡部外野手が残っていたものの、広島は佐々木を入札して渡部をスルーしました。これも個人的な主観で、「どうも鞘師スカウトから渡部への熱量を感じない」と書かせていただいていた通り、やはりあまり高い評価をしていなかったのかな?と思います。1巡目入札だけはとことん主観が正しい結果となりましたね^^;。・ 岡本投手を指名 個人的には5巡目辺りでの指名を予想していましたが、まさかの3巡目というかなり高い評価を受けての指名となりました。3巡目は将来先発が期待できる高校生投手と予想していましたが、高校生ではなく大学生の岡本がその枠に入る結果となりました。・ 5巡目で大型投手を指名 5巡目は毎年基本的に投手を指名していますが、やはり今年も投手という結果になりました。そして今年は高校生に大型投手が多く、アドゥワや赤塚など指名してきたので大型投手を指名するのではないか?と予想しましたが、2メートルの大型右腕菊地ハルン投手が指名されました。・ 右の強打者を指名 個人的には6巡目指名があれば右の強打者を指名してくるのではないかな?と予想させていただきましたが、実際に渡辺捕手・内野手が指名されました。ただ4巡目に指名してくるのは意外な結果となりましたね。・ 捕手を指名 會澤の高齢化、磯村もマスクを被らず、坂倉にもFA取得が迫っているチーム事情を考えると、捕手の指名もあるのではないか?と思いましたが、実際に育成2巡目で捕手を指名しました。ただ静岡大学の安竹捕手という個人的に全く知らない選手が指名されています。・ 竹下投手を育成2巡目指名 広島は毎年育成で左腕投手を指名しているので誰かしら指名があるのかな?と思いましたが、竹下投手が指名されました。ただ個人的には野手としてではないかな?と考えていたのですが、投手として指名されました。やはり育成ドラフトでは必ず左腕投手を指名してくるようですね。 事前予想で見事に当たった部分を書かせていただきましたが、正直なところ今年は事前の予想とは大きく違った結果もあり、次回は外してしまった部分を見ていきたいと思います。老舗和菓子屋の御進物セット 竹 ギフト お供え きんつば どら焼き 人形焼 甘納豆 あんこ つぶあん お取り寄せ スイーツ ギフト お菓子 贈答用 老舗 詰め合わせ ブランド 和菓子 香典返し 金鍔 帰省土産 和菓子 ギフト 詰め合わせ 勤労感謝の日 お歳暮 お供え お菓子 日持ち
2024.10.24
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『ドラフト指名予想まとめ』 本日もドラフトについて見ていきたいと思います。明日はいよいよドラフト会議、今年の指名予想もこれが最終回となります。今回も前回同様に箇条書きで書いていきたいと思います。まずは前回の記事を参考しながら今年のドラフトで補強するのではないか?と思われる箇所を箇条書きにしたいと思います。・ センターを守る外野手・ 右打ちの二遊間内野手・ 将来的に先発ができる高校生投手・ 打てる野手や守れる野手を素材含めて指名する・ 右打ちの外野の大砲 それでは具体的にドラフト指名予想をしていきたいと思います。ただ前回具体的な記事を出したので焼き直しのような物になりました^^;。1巡目 宗山 塁 内野手 右・左 公言済み外れ1 麦谷祐介 外野手 右・左→勝手なイメージですが、青山学院大学の佐々木泰内野手も新井監督が好みそうか→身体能力の高い右打ちスラッガーで体も強そう→高校時代は東海地区松本スカウトも高評価していた選手2巡目 センター外野手(候補は麦谷、竹内、中津、寺本外野手ら) 過去記事3巡目 高校生投手(完成度が高く、育てやすいタイプ) 過去記事4巡目 高校生二遊間野手(右打ちが理想、いなければ左も)過去記事5巡目 長身大型投手(甲南大学岡本投手の可能性も出てきたか)6巡目 右打ち強打者 過去記事→東北福大学の島袋内野手が三拍子+強打なので案外広島好みの選手かもしれない→ポジションが遊撃手で堅守なので他のポジションでも融通が利くかも→ただし、過去記事に通り指名なしの可能性が高いか 以上の通り、基本的に新たに加筆を加えた部分は外れ1巡目と6巡目のみで、後は前回の記事にて書かせていただいたものをそのまま書かせていただきました。育成1 誉田貴之 捕 手 右・右 福岡工業大学→會澤が高齢で衰え否めず、磯村もマスクを被らず、坂倉もFA取得が迫る→持丸の捕手としての能力が低く、高木も少々伸び悩んでいる印象→佐藤啓介や中村貴浩ら地方大学リーグで圧倒的打撃成績の系譜を継ぐ選手→本指名されるかもしれないが、あまり声を聞かないので残っていれば育成で育成2 澁谷純希 投 手 左・左 帯広農業→実はここ数年育成ドラフトで必ず高校生左腕を指名している育成3 竹下海斗 外野手 左・左 敦賀気比→広島大好き投手兼任選手、野手として注目されている→ポジションはセンターを守る 今回は新しく育成指名の予想も加えてみました。個人的に2017年・2018年の2年でバランスを取ったドラフト(前者は投手中心、後者は野手中心)と同じく、2023年・2024年の2年でバランスを取るドラフトとなるのではないかな?と思います。このドラフト指名予想だと投手は3名に対して野手が最大6名となっており、投手6名・野手2名と投手偏重だった昨年のドラフトとは一転して野手偏重となっています。果たしてどのような結果となるのか、今から楽しみですね。野球太郎No.052 2024ドラフト直前大特集号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.10.24
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『重要情報を箇条書き』 いよいよドラフトまで後2日となりました。本日と明日はドラフトについて書いていきたいと思いますが、本日はこれまでの気になるスカウトのコメントなど重要な情報を箇条書きにしたいと思います。・ 宗山内野手の1巡目指名を公言・ 今年は野手ドラフト(打てる野手・守れる野手・素材含めて獲得)・ 高校生会議にて「今回は高校生なので上位候補って形にはならない」発言・ 初回会議にて二塁を含めたセンターラインが広島の補強ポイントとされた 主な発言はこれぐらいと例年に比べると非常に少ないですね。続いては過去のスカウトのコメントや気になる情報を箇条書きにしたいと思います。・ 右打ち二遊間内野手に言及していたが指名がないままとなっている・ 将来的に先発のできる高校生投手を探さないといけないとするも育成で杉原のみ・ 2年前の右の外野の大砲のみまだ指名がない(一、三塁の大砲は指名済み) そして個人的な考察を箇条書きにしていきたいと思います。・ 去年は明らかに投手偏重ドラフト、今年は一転して野手ドラフトを示唆→ このパターンは2017年と2018年に酷似している→ 2017年は野手2名、投手は育成含めて7名とかなり偏った→ 逆に2018年は野手6名、投手は2名とこちらも偏った→ では昨年を見ると野手2名、投手6名と2017年に酷似→ という事はやはり今年は野手に偏る可能性大・ 高校生を上位指名しない?→ 高校生会議にて上位・下位関係なく純粋に評価付けを行った→ ところが産経では今回は高校生なので上位候補って形にはならないと発言→ 大学・社会人の視察もあると慎重な姿勢を崩さなかったと書かれている→ いくら大学・社会人がまだとはいえ、上位か下位かの区分けぐらいはできるはず→ 基本的に高校生の上位指名(1、2巡目)を想定していないという事では?・ 外れ1巡目は渡部外野手か麦谷外野手?→ 初回のスカウト会議では宗山、金丸、渡部が挙がり、今のところ3人が有力とされた→ この中で外れ1巡目で残っている可能性があるとすれば渡部だろうか→ ただRCCにて麦谷を近藤スカウトが大絶賛、宗山に次ぐ熱量を感じた→ センターラインを担える人材は渡部より麦谷ではないか?となるが…→ 野間や引退した増田、ヤクルト山下のように外れ1巡目は監督に委ねられる印象→ 新井監督がどちらを好んでいるかで決まる? 以上、今年のドラフトについてまとめさせていただきました。次回はかつて作成した広島のドラフト指名傾向を照らし合わせたまとめを作ってドラフト会議を待ちたいと思います。野球太郎No.052 2024ドラフト直前大特集号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.10.23
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『ドラフトに影響か?』 今回は広島の情報について見ていきたいと思います。まずは玉村、記事によりますと、今秋は「下半身を使って投げる」をテーマに掲げている事が判明、足を地面に着いてから投げる事を意識するそうです。本人によると「踏み出した時に跳ぶ感覚があった」と話していますが、確かに動画を見てみると投げ終わった後に踏み込んだ右足の踵部分浮いていてちょっとだけ跳んでいるように見えなくもないでしょうか。どちらかと言えば玉村よりも森浦がこういった形で飛び跳ねるような投げ終わりをしているように思いますが、玉村にも同じような傾向があったようですね。今は修正してボールが垂れにくくなったと手応えを感じているそうなので来季に期待ですね。後個人的にはもう少し体全体にしっかりと筋力をつけた方が良いのではないかな?と思うところで、動画で見てもやはり体全体が細身だなと思います。キレも良いですが、しっかりと球速や球威も身に付けたいところです。 そして最後は九里の去就問題(twitter)、海外FA行使も視野に入れているという情報が中国新聞にて掲載されました。元々MLBに挑戦したい意思を持っていただけに、仮に海外FA行使が決定的ならばドラフトにも影響を与えるのかな?と思います。ただ白武スカウト統括部長は「野手ドラフト」と銘打っているのでそこまで大きな影響は及ぼさないかも?しれませんが、ちょっと何とも言えませんね。 最後に新しいドラフト候補として神奈川大学の庄子内野手を高山スカウトが評価していることが判明しました。178センチとまずまずの体格で3.9秒台をマークする俊足巧打の左打ち内野手で、外野も守れるそうで、ライトやセンターとしても出場しているなどユーティリティー性もある選手です。高山スカウトは「ずっと追いかけていた。足が魅力」と語っています。ただし、気になるのは近年神奈川県からの指名が全くないという点、長打もそこまであるというたいぷではないので上位候補というよりは6巡目の「長打はないが身体能力が抜群」という項目に合致する下位指名候補ではないかな?と思います。想像ですが、宗山を入札して外れてしまった場合に下位指名を検討するのかな?と感じるところです。いずれにせよ神奈川県からの指名がないだけに、指名されれば久々の指名という事になりますが果たして?
2024.10.22
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『小さなミス、詰めの甘さ』 この日、巨人と横浜のクライマックスシリーズファイナルステージ6戦目が行われ、3-2で横浜が巨人に競り勝って日本シリーズ出場を決めました。9月は広島が首位で巨人、阪神が追う形だったのですが、何とまさか横浜が日本シリーズに進出するとは…、面白いですね^^;。 この試合で感じたのは巨人側の詰めの甘さだったのかな?と思いました。4回に1点を貰った直後の5回に戸郷が先頭梶原にヒットを許しますが、問題だったのは梶原のヒットよりも森への1球、2-0から打ってくださいといわんばかりの1球(twitter)、当然ながら強振されてしまい、しかも引っ張られないだろうと思っていたのか、センターがレフト寄りに守っていたので右中間が大きく空いていたので森に三塁まで行かれてしまいました。そのような守備体系をしていたのならば当然引っ張られてはいけないのですが、気持ちよく振り抜かれるコースに投げ込んでしまったのが痛かったですね。 そしてこの桑原の三塁ゴロで坂本の一塁送球の間に森が三塁へ進塁した走塁、ネット上では森の好走塁と高評価を受けており、実際確かに好走塁だと思います。ただ個人的には坂本のミスも多分にあり、twitterで映像がありますが、この場合だと三塁手は少しだけ二塁方向へ歩いてしっかりと二塁走者を後退させるから釘付けしてから一塁送球するのですが、坂本は目でチラッと見ただけですぐに一塁送球してしまっています。 そして最後は牧のタイムリーで勝負あったわけですが、個人的には大勢が行っても良かったのでは?と思いました。昨日の試合や一昨日の試合でも打てる気配は感じませんでしたし、そもそも負けたら終わりの一戦なわけですから打てる手は打たないといけなかったのではないでしょうか。実際、午前中に行われていたNLCSではNYMの守護神エドウィン・ディアスが4回から登板した上に回跨ぎまでして見せました。どうもその辺りがNPBとMLBではPO(CS)の熱の入れようが違うのかな?と感じました。球数制限が厳格であるMLBでもワールドシリーズでは昨日先発した投手が登板するといった事もあります。 最終的には横浜が日本シリーズへ進出する事になりました。勝ち越し僅か2つのチームが日本シリーズ?と思うかもしれませんが、実は昨季のMLBのナショナルリーグでは勝ち越し6つだったARIがLADやPHIを倒してナショナルリーグ優勝を果たしました。MLBはNPBとは違ってリーグ優勝となるのでこちらの方が納得いかないファンが多いのではないでしょうか^^;?それを思えばNPBはまだ優勝は巨人となるので良い方ではないかと思います^^;。相手は強大なソフトバンクが相手となりますが、ソフトバンクを倒して下剋上が完成するでしょうか?ミラクルメッツならぬミラクルベイスターズに注目です。野球太郎No.052 2024ドラフト直前大特集号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.10.22
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『冬季プロ野球開幕と国際試合』 今回は様々な国の野球に触れていきたいと思います。まずはニカラグア、中南米と言えばドミニカ共和国、ベネズエラ、プエルトリコを連想させる方々も多いかと思いますが、実はニカラグアも非常に野球が盛んで人気のある国です。何と自国が出場しないにもかかわらず、プレミア12の中継も決定する程です。そんなニカラグアにもプロ野球リーグ(LBPN)が存在しています。1967年に一度消滅してしまったのですが、2004年に再始動されて4球団スタートとなり、現在では1球団が増えて5球団となりました(twitter)。主要なプロ野球リーグが閉幕していく中の11月に開幕するのが特徴的で、1月4日までのシーズとなっています(twitter)。球団数は5球団となっており、既にドラフト会議も終えて結果が出ていますね(twitter)。ちなみにニカラグアプロ野球は公式youtubeにてライブ配信されており、冬の時期でも野球を楽しむ事ができそうですね。 そしてメキシコではウインターリーグが開幕、実はメキシコにはLMBが終わるとLMPという別のプロ野球リーグが始動し、既に開幕しています(twitter)。こちらの方のtwitterによりますと、今季からyoutubeにて全試合配信が導入されていますが、メキシコでの野球人気急上昇の勢いに乗り、再生回数が好調のようですね(twitter)。 最後にチェコ、昨日チェコ対決スイスの親善試合が行われ、10-2でチェコが大勝しました(twitter)。また、この試合では侍ジャパンとの試合で欧州代表としてプレーし、更に今季は関西独立リーグでプレーしたノア・ウィリアムソンが2ラン本塁打を放つなど活躍しました(twitter)。そして第2戦目には元横浜のバウアーがスイス代表として先発登板が決まっており、非常に楽しみですね(twitter)。そしてチェコ代表の先発はWBCで好投を見せたパディサック投手が先発予定、侍ジャパンとの強化試合でも先発登板が濃厚な投手となっており、ここで好投すれば巨人と育成契約したフルプ外野手と同じくNPB挑戦の道が拓けるのではないでしょうか。 ただ一つ残念な情報としてはMLBに挑戦していたチェコの投手が故障もあってARIから解雇されてしまったとの事(twitter)、2022年12月に契約したそうですが、僅か1年ぐらいでの解雇となりました。やはりMLBは多くの選手を大量に雇うのですぐに解雇されがちで、個人的にはやはりワンクッション置いて技量を伸ばせる環境が必要であることを改めて感じさせますね。できればNPBが昨今の台湾人投手のように有望株と契約してじっくりと育成してNPBで活躍できるようになっていければなと考えています。 「チェコ対スイス情報」 現在試合が行われている最中ですが、バウアーが登板するという事でスタンドは大入り満員との事で、欧州でも名前が轟いているようですね(twitter)。そして何とチェコ代表がバウアーからWBCで4番として出場したチェルベンカがタイムリー、佐々木朗希から死球を受けたエスカラが2安打、独立リーグに挑戦したプロコップが2点タイムリー二塁打を放つなど何とバウアーから3点を奪いました。着実にチェコ野球は成長を遂げています。フルプに続いてNPBへ挑戦する選手が出てきて欲しいですね。試合は12-0でチェコがスイスを圧倒、アメリカの大学へ留学する事が決まっているシンデルカ外野手が一発を放つなど実績のある選手や有望株として注目されている選手らが活躍しています(twitter)。お歳暮/ クリームサンド 12個入/ レーズンサンド 御歳暮 焼き菓子 菓子折り 粗品 ギフト お菓子 洋菓子 スイーツ 内祝 御礼 御祝 返礼 御挨拶 個包装 詰め合わせ あす楽 送料無料
2024.10.21
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