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☆映画館で観ました。 GHOSTBUSTERS FROZEN EMPIREゴーストバスターズフローズン・サマー【公開日】2024年3月29日【上映時間】115分【監督・脚本】ギル・キーナン【出演】ポール・ラッド/フィン・ウルフハード/キャリー・クーン/マッケンナ・グレイス/クメイル・ナンジアニ/セレステ・オコナー/ビル・マーレイ☆『真夏のニューヨークが氷の世界に』『史上最強ゴースト襲来』『バスターズ集結』『奪われた夏を取り戻せ』...タイトルとか集めると内容はこんな感じ。酷評されてるレビューもあったので覚悟して観ましたw お話はまあ面白かったです。もともとゴーストバスターズは好きだし前作に続き昔懐かしい感じも悪くなかったと思います。ミニマシュマロマンも可愛かった。☆細かい事を言うとゴーストと戦うシーンが短い気がしたし最強というわりにはあっさりだった気もするし今回新たに出てきたキャラがあまり魅力的じゃないとかあるけどまあ許せる範囲かな。それより気になったしガッカリだったのは酷評レビューにもあった件なんだけど...★誹謗中傷とかする気はないですが結論から言うと「吹き替え版はおすすめできません」字幕版で観たほうがいいと私は思います。普段私は映画はほとんど字幕版で観ていてゴーストバスターズも今までは全部字幕版で観ています。今回時間が合わなくて吹き替え版にしました。主役の女の子は声優さんじゃなかったけど周りは声優陣でかためてあるからまあ我慢できる程度かな。前作の吹き替えは知らないけど、この子はこういう抑揚のない話し方をするキャラなんだと思えば...w (棒読みとも言いますがwww) それより酷いのはエンディングです。★知ってはいたけど、あれはないな~って感じ。ゴーストバスターズのテーマにのってエンドロール。途中で歌詞が日本語に変わって「何コレ」な感じだったけどBGMなら我慢できるなと思って聴いていて終わったかなと思ったら『新しい学校の...』のお嬢さんたちが出てきて日本語版ゴーストバスターズのMVをフルコーラス観せられた。セーラー服で踊ったりゴーストバスターズの姿だったり...★彼女たちのファンはうれしいのかもしれないしエンディングがお目当てで映画館に行った方もいたかもですけど別に好きでもない者にとっては映画の余韻もなにもぶち壊しな感じ。帰りが遅くなるからと吹き替え版にしたけど字幕版で観ればよかったと本気で後悔。ちなみにMVの後には次作の予告みたいなオマケは何もないので席を立ったほうがいいかも。あくまで個人的な意見ですが私と同じように感じた人もけっこういるみたいなのでお話しておきます。☆最後は映画と関係ない写真。庭のボケの花です。地面に近いところの花を撮ったので他の草の葉っぱも映り込んでいます。☆ソメイヨシノも枝垂れ桜も今年は一気に咲いた感じです。庭の花もスイセン・レンギョウ・ツバキ・ボケ・ムスカリなどが一斉に咲き始めました。ツクシやスギナも伸びてきていて草刈りが忙しい季節になりました。☆次に観に行く映画はまだ決めていません。今日の雨で桜が散り始めそうなので、とりあえず花見かな。
2024.04.09
☆映画館で観てきました。DUNE 砂の惑星 Part 2【公開日】2024年3月15日【上映時間】166分【監督】ドゥニ・ヴィルヌーヴ【出演】ティモシー・シャラメ/ゼンデイヤ/レベッカ・ファーガソン/ジョシュ・ブローリン/オスティン・バトラー☆Part1の公開が2021年10月。155分で長かったとか言ってたけど今回もっと長かったw 前作からかなり経っているので話を忘れ気味でしたが原作も読んでいるしとおさらいもしないで鑑賞。いろいろ思い出すのに時間がかかりました。失敗。でも面白かったです。☆まあ思った通りの展開ではあったけど、映像は素晴らしいです。映画館の大画面で観てよかったという感じ。長い映画だけど思ったより長く感じなかったし腰も痛くなかったです。スターウォーズの砂漠版みたいな感じかな。サンドワームのシーンは圧巻。スケールの大きな作品が好きならおすすめです。☆Part1で原作の半分くらいだったから完結するのかと思っていたけど、これまだ続きがあるみたいです。原作も続編があって未読だけど『砂漠の救世主』だったかな。とりあえずまた観ると思う。前作でも言ったかもだけど私はあまりこのストーリーは好きではないのですわw 主人公のポールは覚醒して救世主になるけど、核兵器を使って脅すし親の仇の皇帝の娘と政略結婚するし...とこのあたりは原作通りで結末はどうなるのか心配ではあります。次はいつ頃かな。待ってみます。☆で、あまり関係ない今日の写真は庭の『ハナニラ』です。3月26日の誕生花。花言葉は『耐える愛』☆この花言葉、ポールの恋人のチャニに合っているかなと思って選んでおいたけど原作では側室になって耐えていたチャニは映画ではサンドワームに乗って去って行きました。あらら。でもこのほうがいいね。で、3月26日を待って更新のつもりが日付変わってましたw 何やってんだかwww☆ちなみに写真は数日前に撮りました。今日は朝から雨で午後には雪に変わりました。真冬みたいに寒いです。と砂の惑星とは関係ない話で終わる映画の覚書きでした。
2024.03.27
☆読んだ本の覚書ですあなたが誰かを殺した [ 東野 圭吾 ]☆2023/9/21発売の新作。加賀恭一郎が登場するシリーズ。図書館本で今回は早かったほうかな。私の後ろに200人以上待ってる~さすがの人気ですな。内容紹介は出版社のものでも見てもらうとしてw とりあえず感想。☆1月に『魔女シリーズ』をあまり好きではないみたいなこと言ったけど、こちらは好きな『加賀シリーズ』なのでちょっと期待。結論、私は『魔女と過ごした七日間』より面白かったです。☆別荘地で連続殺人事件が起き5人が死亡。なんだけど別荘の持ち主などの登場人物たちがみんな嫌な人ばかりで誰が殺されてもかわいそうでもない感じだし、誰が犯人でも納得しそうだし、みんな嘘つきそうな気がした。ので結末も後味悪い感はなかったのでよかったかな。☆面白くて一気読みしたというレビューが多いけど私は頭が悪いせいか前半登場人物が多くてちょっと時間がかかったかな。事件後の検討会に休暇中の加賀恭一郎が参加したあたりからは一気読みでした。この作品って加賀恭一郎シリーズのスピンオフ的なものなのかな。別に加賀恭一郎じゃなくてもよかった気もする。まあでも私としては加賀恭一郎だから頭の中で阿部寛が再生されて楽しいというのもあるけどw☆ストーリーは自首した犯人の他に共犯者、それと最後にもうひとりとなかなか面白かったです。ここからネタバレ注意で。私はなんとなくアガサ・クリスティーぽいなと思いながら読んでいて、たまたま数年前に映画化された『ねじれた家』の話を家族としていたばかりだったので犯人が子供なのもアリだなと初めのほうで思っていて結末にあまり驚くことはなかったです。自慢じゃなくて少し残念w 最後の最後にもうひとりは「おーそうきたか」って思いました。このままでは終わらない気はしてたけどね。☆私は前半ダラダラ読んでしまって人の名前がわからなくなったりしたのでこれはやはり一気読みしたほうがいいですね。で、つまらない感想だけなので関係ないけど写真を1枚。3月になったのに雪ばかり降って庭の花も雪にうずもれたりしている中、一輪だけ咲いていた椿の花です。ちなみにこれ以外は全部まだかたい蕾です。 ☆ツバキの花言葉は『控えめな愛』『謙虚な美徳』などと出ていますが、裏花言葉もあるそうで『罪を犯す女』だそうです。罪を犯す女がいっぱい出てくる本『あなたが誰かを殺した』の紹介でした。
2024.03.10
MADAME WEB【公開日】2024年2月23日【上映時間】116分【配給】ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント【監督】S・J・クラークソン【出演】ダコタ・ジョンソン/シドニー・スウィーニー/イザベラ・メルセド/セレステ・オコナー/タハール・ラヒム★原作コミックでスパイダーマンを救う重要なキャラクターとして描かれた女性『マダム・ウェブ』を主人公とするマーベル初の本格ミステリー・サスペンス。☆映画館で観てきました。割引日の3/1に字幕版を観ました。かなり評判が悪かったので期待しないで観たらそこそこ面白かったです。1100円だし映画館ガラガラでのびのびできたし(客4人w) まあ楽しめました。☆ネタばれというか序盤で話はほぼ結末までわかるし『本格ミステリー』ではないですね。ハラハラはするけど戦うシーンは少なくて、そういえばエンドクレジットもなかった。マダム・ウェブが助けた3人の女の子は将来スパイダーウーマンになるのだろうから続編あるよね...☆面白かったと言うわりには褒めてないけどw 主役は美人でスタイルも声もよかったし3人の女の子も可愛かったです。おすすめというかマーベル好きならとりあえず観ておきましょうという感じ。続編に期待しましょう。☆最後に写真を1枚。映画とあまり関係ないかな。ヤップで撮影した『スパイダーリリー』という花です。【スパイダーリリー】ヒガンバナ科ヒメノカリス属半耐寒性球根植物花言葉『魅惑のささやき』
2024.03.04
☆読んだ本の覚書です。777 トリプルセブン [ 伊坂 幸太郎 ]☆伊坂幸太郎、2年ぶりの書下ろし小説『777 トリプルセブン』(2023/9/21発売) 【殺し屋シリーズ】の4作目。久しぶりの天道虫さんも相変わらずの運の悪さながらしっかり生きていてw 面白かったです。このシリーズ好きです。殺し屋シリーズだから人がいっぱい死んじゃうけど楽しいって言ったら変かもだけど重くも暗くもないし、やっぱり伊坂幸太郎ワールド好きだな私は。ってレビューになってないねw☆殺し屋シリーズの前3作は刊行順に『グラスホッパー』『マリアビートル』『AXアックス』でマリアビートルは2022年にブラッド・ピット主演のハリウッド映画『ブレット・トレイン』として劇場公開されて観に行ったけどこれも楽しかったです。☆マリアビートルでは新幹線から降りられなかった天道虫は今度はホテルから出られなくなっていました。たくさん出てくる殺し屋は名前から面白くて死んじゃうのがもったいないくらいでw いつも旅先に持って行って私を寝不足にする罪な男、伊坂幸太郎は今回は自宅で一気読みで寝不足にさせてくれた上にあとがきでも笑わせてくれました。☆殺し屋シリーズ未読の方はぜひ前作も。そして新作の『777 トリプルセブン』は、あとがきまでお楽しみくださいませ。おすすめです。
2024.01.28
Aquaman And The Lost Kingdom【公開日】2024年1月12日【上映時間】124分【監督】ジェームズ・ワン【出演】ジェイソン・モモア/パトリック・ウィルソン/アンバー・ハード/ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世/ニコール・キッドマン/ドルフ・ラングレン★DCコミックスのスーパーヒーロー。2018年の『アクアマン』の続編。DCEUの13作目でこれが最終作。☆映画館で観てきました。おもしろかったです。以上www そう、ヒーローもの大好きな私。もちろんDCもマーベルも好きです。そしてヒーローには突っ込みませんw 「大ヒット上映中」と宣伝されているけど、私が行った映画館では、3Dは1週間限定ですでに終了。2Dも上映回数が減っていて字幕版は時間が合わず吹替版を観ました。☆ガラガラの映画館で観る大迫力映像。楽しかったです。ストーリーは単純だし時間も短いかなと思っていたけど、海の映像もきれいで飽きるひまもなかったです。映画館の大きいスクリーンで観てよかったと思いました。☆これもう続きは難しいのかな。とりあえす2作目を観れてよかった。私的にはおすすめの映画です。前作を観ていたほうがわかりやすいとは思うけど話は難しくないし『海中アクション・エンターテイメント』として軽い気持ちで楽しめます。☆次の劇場鑑賞はマーベル初の本格ミステリー・サスペンス『マダム・ウェブ』(2/23) か、1作目を観たのが2021年の10月でかなり待たされている『デューン砂の惑星PART2』(3/15) あたりの予定です。
2024.01.21
☆読んだ本の覚書です。魔女と過ごした七日間 [ 東野 圭吾 ]☆順番待ちした図書館本。最近あまり気に入った作品に出合えなかった東野圭吾さんの本。タイトルで気づけよって話かもだけどwラプラスの魔女シリーズと知らずに予約してしまった。読み始めてすぐに気づいて読むのやめようかなとも思ったけど、サクサク読めたし、まあ面白かったかな。「ファンタジー」「エンタメ」と思えば。☆このシリーズは前のも読んでいるけどあまり好きではないのですわ。好みの問題なのでお許しいただければと思うのですが、この作品に限ったわけではないけど『超能力』や『超常現象』で片づけられちゃったらミステリーとしてどうなのって思うし「変装がすごく上手だったので誰一人気づかず...」とかいうオチにされたら推理のしようもなく...あ、これは違うシリーズだったかw☆どこにでも出てると思うしあらすじは載せるのやめとくけど、AIとかマイナンバーカードとかいろいろ出てきましたね。社会批判とか問題提起とかお得意のパターンだろうし、なるほどなと考えさせられることも多々あったけど、あれもこれもと出して来られると私は特殊能力も何もいただけずに生まれてきているのでわけわかんなくなる。それなら登場人物をもっと掘り下げてくれないかな。☆おっと、このくらいにしておきます。これから読む方でこのシリーズを読んでいない方は前の2作を読んでからのほうが面白いかもしれません。これも映画化されるのかな。私は違うシリーズの新作を待つことにします。
2024.01.09
進撃の巨人 全話 あらすじ【 2013年4月放送の第1話~ 2023年11月放送の完結編後編 】☆各話タイトルクリックで、あらすじ・感想記事にリンクしています(10年前からの記事になります。誤字やリンクミスは随時修正しておりますが、写真サイトの不具合で画像が表示されず復旧待ちのものもあります。ご了承ください)【第1期】 ☆第1話 二千年後の君へ ☆第2話 その日 ☆第3話 絶望の中で鈍く光る ☆第4話 解散式の夜 ☆第5話 初陣 ☆第6話 少女が見た世界 ☆第7話 小さな刃 ☆第8話 心臓の鼓動が聞こえる ☆第9話 左腕の行方 ☆第10話 応える ☆第11話 偶像 ☆第12話 傷 ☆第13話 原初的欲求★第13.5話 あの日から 【総集編】 ☆第14話 まだ目を見れない ☆第15話 特別作戦班 ☆第16話 今、何をすべきか ☆第17話 女型の巨人 ☆第18話 巨大樹の森 ☆第19話 噛みつく ☆第20話 エルヴィン・スミス ☆第21話 鉄槌 ☆第22話 敗者達 ☆第23話 微笑み ☆第24話 慈悲 ☆第25話 (最終回) 壁 ★特典 「イルゼの手帳 ある調査兵団員の手記」【第2期】 ☆第26話 「獣の巨人」 ☆第27話 「ただいま」 ☆第28話 「南西へ」 ☆第29話 「兵士」 ☆第30話 「ヒストリア」 ☆第31話 「戦士」 ☆第32話 「打・投・極」 ☆第33話 「追う者」 ☆第34話 「開口」 ☆第35話 「子供達」 ☆第36話 「突撃」 ☆第37話 (最終回) 「叫び」【第3期】 ☆第38話 「狼煙」 ☆第39話 「痛み」 ☆第40話 「昔話」 ☆第41話 「信頼」 ☆第42話 「回答」 ☆第43話 「罪」 ☆第44話 「願い」 ☆第45話 「オルブド区外壁」 ☆第46話 「壁の王」 ☆第47話 「友人」 ☆第48話 「傍観者」 ☆第49話 「奪還作戦の夜」 ☆第50話 「はじまりの街」 ☆第51話 「雷槍」 ☆第52話 「光臨」 ☆第53話 「パーフェクトゲーム (完全試合)」 ☆第54話 「勇者」 ☆第55話 「白夜」 ☆第56話 「地下室」 ☆第57話 「あの日」 ☆第58話 「進撃の巨人」 ☆第59話 (最終回) 「壁の向こう側」【The Final Season Part1】 ☆「第60話 海の向こう側」 ☆「第61話 闇夜の列車」 ☆「第62話 希望の扉」 ☆「第63話 手から手へ」 ☆「第64話 宣戦布告」 ☆「第65話 戦鎚の巨人」 ☆「第66話 強襲」 ☆「第67話 凶弾」 ☆「第68話 義勇兵」 ☆「第69話 正論」 ☆「第70話 偽り者」 ☆「第71話 導く者」 ☆「第72話 森の子ら」 ☆「第73話 暴悪」 ☆「74話 唯一の救い」 ☆「75話 天地」【The Final Season Part2】 ☆「第76話 断罪」 ☆「第77話 騙し討ち」 ☆「第78話 兄と弟」 ☆「第79話 未来の記憶」 ☆「第80話 二千年前の君から」 ☆「第81話 氷解」 ☆「第82話 夕焼け」 ☆「第83話 矜持」 ☆「第84話 終末の夜」 ☆「第85話 裏切り者」 ☆「第86話 懐古」 ☆「第87話 人類の夜明け」【完結編】 ☆「前編 第一章 地鳴らし」 ☆「前編 第二章 罪人たち」 ☆「後編 第三章 天と地の戦い」 ☆「後編 第四章 長い夢」 ☆「後編 最終章 あの丘の木に向かって」
2023.12.23
進撃の巨人 The Final Season 完結編 あらすじ☆2023年放送の Final Season 完結編 (前編・後編) のあらすじリンクです。・前のお話 (1話~87話) はこちら↓★The Final Season Part2 76話~87話★The Final Season Part1 60話~75話★3期 38話~59話★2期 26話~37話 ★1期 1話~25話☆進撃の巨人 The Final Season 公式サイト・各話タイトルクリックで、あらすじ記事にリンクしています★前編 2023/03/03放送。第一章・第二章。★後編 2023/11/04放送。第三章・第四章・最終章。 ☆「前編 第一章 地鳴らし」 ☆「前編 第二章 罪人たち」 ☆「後編 第三章 天と地の戦い」 ☆「後編 第四章 長い夢」 ☆「後編 最終章 あの丘の木に向かって」
2023.11.22
完結編 後編 最終章 あの丘の木に向かって☆前のお話は 「完結編 後編 第四章 長い夢」 「完結編 後編 第三章 天と地の戦い」 ★完結編 前編 「完結編 前編 第一章 地鳴らし」 「完結編 前編 第二章 罪人たち」★Part 2 → 「The Final Season 第76話~第87話 あらすじまとめ」★Part 1 → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」「進撃の巨人の力で見た未来のためだってことはわかってるけどさ...どうしても僕をボコボコにしなきゃいけなかった理由って...何 ? ひざ蹴り入れる必要あった ?」「お前を突き放すことに必死で...自分でもちょっと何やってんだろうって思いながら...勢いと流れに任せて...ほんとに悪かった...」「それは僕じゃなくミカサに言うべきだよ。あんなデタラメ言って傷つけて」「ああ...そうだよな」「すべては突き放した僕らを...エレンを討ち取り人類を滅亡から救った英雄に仕立て上げるため ?」「そうだ。お前たちは生き残った人類すべての恩人になるだろう。島の悪魔でありながらパラディ島に背き人道を貫いた。この世で最も敬意を表される存在になるはずだ」「それじゃあ巨人大戦後のタイバー家みたいに壁外人類の報復からパラディ島を守れって言うの ? ...僕たちが英雄になれるわけないだろ...残念だけど僕もみんなも君の思い通りに英雄を演じるつもりはないよ」「どこに...」「俺たちが行きたかったところだ。歩きながら話そう。始祖ユミルの話を...」「あ...」「これが炎の水ってやつか...」「本当に...川みたいに流れてる...」「...どこまで話したっけ ?」「え ? 始祖ユミルが二千年間フリッツ王に従い続けているから巨人の力が今も存在するって...」「そう...故郷を焼かれ親を殺され舌を抜かれた相手に神に等しい力を手にした後も従順であり続けた」「一体何が彼女をそうさせたのかな...」「道で彼女に触れて感じたことがある...信じられなかったけど...」「始祖ユミルは...フリッツ王を愛していた」「え ? 」「それが二千年経ってもユミルを縛り付けていたものの正体だ」「始祖ユミルの心の奥深くまで理解することはできない。でも...彼女が苦しんでいたことは確かだ」「二千年間ずっと苦しみから解放してくれる誰かを求め続け...ついに現れた。それがミカサだ」「...え ! ? ミカサって言った ! ?」「言ったよ。やっぱり聞いてなかったか...」「聞いてたって ! 何で..ミカサなの ? 」「そりゃあ...始祖ユミルにしかわからねぇよ...」「俺もまだミカサが何をするのかはわからない...俺が確実にわかっていたことはミカサがもたらした結果...すべてその結果に行き着くためだけに俺は進み続けた...人類を虐殺して...パラディ島で殺し合いをさせてみんなを...俺の大切な仲間を...生き残れるかどうかもわからないまま戦いに巻き込んだ」「それが勲章授与式で見た未来...」「アルミン...俺は頭がめちゃくちゃになっちまった...始祖の力がもたらす影響には過去も未来もない。同時に存在する...だから...仕方がなかったんだよ...」「あの日...あの時...ベルトルトはまだ死ぬべきじゃなかった...だから...見逃して...かあさんに向かわせたのは...」「行こう。エレン」「...ああ」「それで...どう思ってたのさ ? 」「何が ? 」「ミカサのことだよ。エレンのことを忘れて誰かと幸せに生きていけると思う ? 君が望んだとおりに」「さあ。わかんねぇ」「わかんねぇじゃないだろ !! 僕は許した覚えはないぞ !! 」「ミカサの恋心を無下にしたことはどう思ってるんだ !? 命がけでずっとエレンだけを見てきたミカサに ! 俺のことは忘れろで済まされると思っているのか !?」「少なくてもミカサはこんな女泣かせのことは忘れて幸せになるべきだね ! まぁ案外すぐにいいひと見つけて、あっさりくっつく気もするなぁ ! 」*ゲスミンw「いやだ...」「え ? 」「そんなの嫌だ ! ミカサに男ができるなんて ! 一生俺だけを想っててほしい ! ...俺が死んだ後もしばらく...10年以上は引きずっててほしい ! 」( *´艸`)「ああ...そう...そこまでカッコ悪いことをことを言うとは...」」「今のはミカサには言わないでくれ...幸せになってほしいんだ...本当に...でも...ああ...やっぱ...くそっ ! 死にたくねぇ...ミカサと...みんなと一緒にいたい...」「エレン ! 諦めずに探そう ! 他の道がないか...」「ダメだ ! ...俺と同じでみんな死にたくなかったはずだ...なのに...俺は...」「8割だ」「え ? 」「人類の8割を踏み殺した...」「...なんて...ことを...」「エレン ! 何で ! 」「俺は文字どおり壁外人類の根絶を完遂しようとしてお前たちに阻止される。その結果が8割...壁外世界はパラディ島と同等の文明レベルに陥ることになる。つまり...一方的な報復戦争にはならないだろうが...この争いは終わらない」「何なんだよそれは...僕たちがやったことは無駄だって言いたいのか !? いいから !! まだ起きていない虐殺を止めるんだ !! 」「できない...お前たちが救える人類は2割までだ。もう...決まっている...」「決まっている... ? 自分で決めて自分で殺したんだろ ? 」「もう何度も...何度も試みては失望したが...未来の記憶は寸分違わぬまま起こることは変わらなかった...アルミン...お前が言ったとおり...俺は...自由の奴隷だ」「なんて...バカなことを ! もう...取り返しがつかないのか !? ありえない ! こんなの ! こんなのは解決じゃない ! ...人がいなきゃ戦争は起きないだと !? こんな冗談を真に受けるやつがあるか ! エレン...確かにこの戦いは終わりが見えないし僕たちが体験した地獄は何度も何度も繰り返されたよ...きっと...それでも...いつか...いつの日にかきっと...わかり合えるって...そんな...ささやかな願いさえもう...誰も信じない...」「残された教訓は...殺すか殺されるか...それだけだよ...すべては僕たちのためにやったって言うのか...」「いいや...違う...俺は...平らにしたかったんだ...この景色が見たかった...」「...何で ? 」「何でかわからねぇけど...やりたかったんだ...どうしても...すべてはお前らを守るためだって思ってた...だが...サシャもハンジさんも俺のせいで死んで...フロックたちと殺し合いまでさせることになった...どうして...どうしてこうなったのか...やっとわかった...バカだからだ。どこにでもいるありふれたバカが力を持っちまった...だからこんな結末を迎えることしかできなかった...そういうことだろ ? 」「わかるよ。この世から人を消し去ってしまいたいと思ったことなら僕にもある」「嘘つけ...お前がそんなことを思うわけ...」「誰も思わないだろうね。人類の2割を救った英雄だから」「でもエレンに外の世界の本を見せてたのは僕だ。誰もいない自由な世界をエレンに想像させたのは...僕だ」「それは ? 」「やっと気づいてくれたのか...いつでも足元にあったのに...いつも遠くばかり見てるから..」「ありがとうエレン。僕に壁の向こう側を...この景色を見せてくれて...これは僕らがやったことだ。だから...これからはずっと...一緒だね」「これから... ? どこで... ? 」「あればだけど...地獄で。8割の人類を殺した罪を受けて苦しむんだ。2人で」「アルミン...時間だ。ここで過ごした記憶は消すが、すべてが終わった時にまた思い出すだろう...」「ああ...次は殺し合いだね...そしてその次に会う時は...」「ああ...先に待ってる...地獄で...」「うん...ずっと一緒だ...」「もうケガは治ったの ?」「あれ...? アニ ? うん...時間があったから...」アルミン「思い出した...これは...」ミカサ 「アルミン」「アルミンも記憶が戻ったんでしょ ? エレンが私たちに会いに来てた時の...」「ああ...聞いたよ...ミカサがもたらした選択の結果が...巨人の力をこの世から消し去ることになるって...」ジャン「思い出したぞ...律儀なクソバカ野郎め」ライナー「エレン...お前ってやつは...」コニー 「エレンがよ...母ちゃんも人に戻るって言ってたんだ...」アニ 「あいつが...私たちに...長生きしろって...あんたは... ? 余計なお世話なんだよ...死に急ぎ野郎...」ピーク「そう...私もお話したかったなぁ...」「おかえりなさい...」「ただいま...父さん」「よぉ...お前ら。見ていてくれたか ? これが結末らしい...お前らが捧げた...心臓の...」「あ...」「サシャ...」「ガビー !! ガビー !! 」「ファルコ ! 」*でこの後ファルコはガビに見事に投げ飛ばされておりますw「母さん...俺...もう...鎧の巨人じゃないみたいなんだ...」「本当かい ! それはよかった...ずっと...ごめんね...ライナー...これ以上、何もいらなかったんだよ...」「もう...行くね」「え...どこに ? 」「このままここにいたら、きっとエレンはきちんと埋葬させてもらえない」「そうだね...静かなところで眠らせてあげて...」「エレンはいつもあそこで居眠りしてた」「うん。いい場所だと思う」「聞いてくれミュラー長官 ! エレン・イェーガーは死んだ ! 巨人の力もこの世から消えた... ! もう我々はただの人だ ! 」「証明できるか ? 今ここで...」「血液検査なら...」「今ここでだ !! ...頼む...証明してくれ。人か...巨人か...」アルミン「こちらがいまだ巨人の力を有しているなら力を使って抵抗するでしょう ! ですが銃口を向けられた今も無力なままであることは我々が人である何よりの証明です ! 」「君は... ? 」「パラディ島のエルディア人アルミン・アルレルト ! 進撃の巨人エレン・イェーガーを殺した者です ! 」ミカサ「あなただったのね...ずっと私の頭の中をのぞいていたのは...あなたの愛は長い悪夢だったと思う...もう奪われた命は帰ってこない。それでも...あなたに生み出された命があるから私がいる」ミカサ「おやすみなさい。ユミル」ヒストリア『天と地の戦いと呼ばれたあの日から3年...途方もない数の命が奪われ』『生き残った人々も癒えぬ傷跡に苦しまれていることでしょう』『喪失の最中にある世界が危惧するとおりエルディア国はイェーガー派が取り仕切る軍を結成し日に日に力をつけています』『海の向こう側で生き残った人類の報復を恐れて島は一丸となり声を上げます。勝てば生きる。負ければ死ぬ。戦わなければ勝てない。戦え。戦え。巨人がいなくなっても争いはなくならない』*サシャの家族...ヒストリア『エレンは知る限りの未来を私に伝えました。それ以上先の未来まで見ることができなくても、この未来だけは鮮明に見ることができました。きっとこの結果はエレンだけの選択ではありません。私たちの選択がもたらした結果がこの世界なのです』『私たちは戦わなくてはなりません。これ以上、戦わないために。再び安寧とは無縁の日々を生きることになろうとも』『彼が私たちに望んだ人生ではありませんが、彼が望もうと望むまいと私たちには託されました。残された猶予をどう生きるか...この...』アルミン「巨人のいない世界を...」ライナー「何度みてもヒストリアの筆跡は美しいな。いい匂いもする...」ジャン「何度も言うが既婚者に劣情を抱くのはやめろ。気持ち悪い」ピーク「そう言うジャンは頭の毛が気がかりで仕方ないみたいね。誰に見せるつもり ? 」ジャン「歴史の教科書を読む女学生に」ライナー「馬の図鑑と間違えてないか ? 」ジャン「お前の寿命が延びて残念だよライナー」アニ 「パラディ島が見えてきたよ...アルミン、本当に上手くいくと思う ? 壁を破壊して島を裏切ってエルディア国民が崇めるエレンを殺した連中が和平交渉の連合国大使を務めるなんて...」ピーク「私はこの辺りで撃沈されてもビックリしないと思う」ライナー「ああ...まだ船が浮いてるとはな...」ジャン「あのバカ野郎が押しつけた世界の英雄の役がこれだ。何が長生きしてほしいだよ」コニー 「なんだアニ。いまさら生きて帰れるつもりで船に乗ったのかよ ? 」アニ 「まさか。でもあんたたちだってハナから自殺しに来たわけじゃないんでしょ ? 」アルミン「またこうして地獄に向かってることが答えさ。調査兵団は夢見がちで諦めの悪い連中だから」アニ 「私は憲兵だけど」アルミン「とりあえず、まだ殺されないさ。パラディ島のみんなは知りたいはずだから。僕らの物語を」アルミン「散々殺し合った者同士がどうしてパラディ島に現れ...平和を訴えるのか」アルミン「僕たちが見てきた物語...」アルミン「そのすべてを話そう」ミカサ「エレン...もうすぐみんなが会いに来るよ」*サイアイノ アナタ ココデトワノ イネムリニツク 八五四「うれしいでしょ ? 」「また...あなたに会いたい...」「 ! 」ミカサ「エレン...マフラーを巻いてくれてありがとう...」*指輪...(相手はジャンかな...)*ありがとうございました <(_ _)> タガメ
2023.11.21
進撃の巨人 The Final Season 完結編 あらすじ☆2023年放送の Final Season 完結編 (前編・後編) のあらすじリンクです。・前のお話 (1話~87話) はこちら↓★The Final Season Part2 76話~87話★The Final Season Part1 60話~75話★3期 38話~59話★2期 26話~37話 ★1期 1話~25話☆進撃の巨人 The Final Season 公式サイト・各話タイトルクリックで、あらすじ記事にリンクしています★前編 2023/03/03放送。第一章・第二章。★後編 2023/11/04放送。第三章・第四章・最終章。 ☆「前編 第一章 地鳴らし」 ☆「前編 第二章 罪人たち」 ☆「後編 第三章 天と地の戦い」 ☆「後編 第四章 長い夢」 ☆「後編 最終章 あの丘の木に向かって」
2023.11.16
進撃の巨人 完結編 後編 第四章 長い夢 ☆前のお話は 「完結編 後編 第三章 天と地の戦い」 ★完結編 前編 「完結編 前編 第一章 地鳴らし」 「完結編 前編 第二章 罪人たち」★Part 2 → 「The Final Season 第76話~第87話 あらすじまとめ」★Part 1 → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」*第四章はすっかり老け込んだジークおじさんのEテレ風解説からwジーク「今から遥か昔...まだこの世に物質しか存在しなかった頃...有象無象の何かが生じては消えてを繰り返し...やがてある物が生き残った。それを『生命』と呼ぶ」*砂の山がお城に。ジーク上手だね。「結果的に生命が残った理由は生命が『増える』という性質を持っていたからだ。増えるために生命は姿かたちを変えてゆき、あらゆる環境に適応し今日の我々に至る。より多くより広くより豊かに...つまり生きる目的とは『増える』ことだ。この砂も石ころも水も増えようとはしない。だが生命は今日も増えようと必死だ。何せ死や種の絶滅は増える目的に反する。そのために恐怖という罰則があり、あの子もその苦しみから逃れようと必死だった」「より強く、より巨大な不死身な体を生み出し、そして死さえ存在しない世界へと彼女は逃れた...それが始祖ユミル。ここが死の存在しない世界」アルミン「だとしたらユミルの目的は一体...何ですか ? 」ジーク「俺もここで気の遠くなる時間をかけて彼女を理解しようとしたよ。これだけの力を持っていながらフリッツ王に逆らうことができなかった...」「二千年もの間ここに留まりフリッツ王に従い続けた理由...何かの未練を残していたことは確かだが...それがエレンには理解できて俺にはできなかった...だからユミルはエレンについた」「教えてください ! ここから外の世界に戻る方法は ! ? 」「さあねぇ...もう無理だと思うけど」「僕は何も諦めてません」「どうして ? 」「え...それは...」「まだ増えるためか ? 種を存続させることが君にとってそんなに大事なのか ? 今起きていることは恐怖に支配された生命の惨状と言える。まったく無意味な生命活動がもたらした恐怖の...」「仲間が戦っているんです ! 今ならまだ多くの人々を恐怖から救えるから ! 恐怖と戦っているんです ! 」「なぜ負けちゃダメなんだ ? 生きているということは、いずれ死ぬということだろう ? 」「つ...」ジーク「案外...事切れる時は、ほっとするのかもな...何の意味があるのかもわからず、ただ増えるためだけに踊らされる日々を終えて...これで自由になったって...」*砂の中に葉っぱを見つけるアルミン。アルミン「あれは夕暮れ時...丘にある木に向かって3人で駆けっこをした...言いだしっぺのエレンがいきなり駆け出して...ミカサはあえてエレンの後ろを走った...やっぱり僕がドベで...でも...その日は風があたたかくて、ただ走ってるだけで気持ちよかった」「枯葉がたくさん舞った。そのとき僕はなぜかこう思った。ここで3人で駆けっこをするために生まれてきたんじゃないかって...」「雨の日、家の中で本を読んでいる時も、リスが僕のあげた木の実を食べた時も、みんなで市場を歩いた時も...そう思った」*ジークには葉っぱがボールに見えている。アルミン「この何でもない一瞬がすごく大切な気がして...」ジーク「それは...」アルミン「これは砂に埋まってました」ジーク「なぜ、それが...」アルミン「さあ...でも僕にとってこれは増えるために必要でも何でもないですけど...すごく大切なものなんですよ」ジーク「ああ...そうだ。ただ投げて取って...また投げる。ただそれを繰り返す。何の意味もない...でも確かに...俺はずっとキャッチボールをしているだけでよかったよ」ジャン「ビーク ! 」ピーク「腕が治ればまだ戦える...」ジャン「限界だ ! ライナーの下まで後退を...」ジャン「ライナー ! 」*鎧さん、また砕けております。*アニもやられてる...全員ピンチ。ベルトルトがアニを...ジャン「何だ...」ピーク「ポルコ...マルセル...」ライナー「ユミル ! 」コニー 「助けてくれたのか...? ベルトルトが...」ミカサ 「わからない...でもこの機は逃さない ! 」ガビのライフルがオカピに当たる。ミカサ「アルミンを...返せぇー ! ! 」アルミン出た。アニがキャッチ。*オカピさよなら~アルミン 「アニ...」アニ 「アルミン...」アルミン 「ごめん、みんな...でも...もう大丈夫」*クルーガー、グリシャ巨人、クサヴァーさん...ガビ 「どういうこと ! ? 巨人が助けてくれてるの ! ?」リヴァイ「そのようだ...」「おーい ! おーい ! ここだー ! 」*全裸で下半身埋まってリヴァイに手を振るジーク。「俺に会いたかったんだろリヴァイ ! 俺は会いたくなかったけどな ! 」コニー 「どうなってんだ、こりゃ...」アルミン「ジークさんのおかげだよ」ミカサ 「ジークが ! ? 」アルミン「生も死もない『道』の世界で眠ってたみんなを呼び覚ました」「すべてのエルディア人は道で繋がっている...それはおそらく...始祖ユミルが繋がりを求めているからだ。僕らに何かを求めて...」「ベルトルト...」ジーク「クサヴァーさん...俺たちの望みはかなわなかったよ...安楽死計画は間違ってなかったと今でも思う...でもあなたとキャッチボールするためなら、また...生まれてもいいかなって...だから...一応感謝しておくよ。父さん」アルミン「僕は君からすべてを奪った。命も力も大切な記憶も...だから...わかるんだ。ここでじっとしてられない」「みんな...」「力を貸してくれ ! 」「いい天気じゃないか...もっと早くそう思ってたら...まあ...いっぱい殺しておいて虫が良すぎるよな...」*さよならジーク地鳴らしが止まる。ジャン「この...死に急ぎクソバカ野郎がぁぁー ! ! 」コニー 「ジャン ! ピーク ! 急いで離れるぞ ! アルミンが骨ごと吹き飛ばす ! 」ジャン「待ってくれ ! ライナーが ! 」ピーク「鎧の巨人ならきっと超大型の爆発に耐えられる...何よりこの機を逃すことはライナーの覚悟をふいにするも同じ ! 」アルミン「ありがとう...みんなの力がなければ地鳴らしは止められなかった...」「さようなら...エレン」ヒストリア出産。ミカサの頭痛。エレン (力に目覚めたアッカーマンは突発性の頭痛を起こすことがよくあったらしい)ミカサ (あれが...最後だなんて...)エレン (ミカサ。お前が大嫌いだった)ミカサ (そんなことが...)コニー「でも...俺たち間違ってなかったよな。地鳴らしを止めたし...」コニー 「あの爆発を食らってまだ生きてんのか ! ? 」ジャン 「ありゃ...一体何だ ! ? 」リヴァイ「さあな...ただ...生かしておくべきじゃないのは確かだ」ジャン「まあ...やっばりな...お前があれで死ぬとは思ってねぇからよ」コニー 「ああ...でもどうすりゃいいんだ...」ミカサ 「エレン...」ガビ「マズい! 光るやつとエレンが接触したらまた地鳴らしが始まるかも」コニー 「ああ...やつを殺さねぇと...」リヴァイ「あの爆発に耐えたやつをどうやって殺す...狙うべきは...エレンだ ! 」リヴァイ「わかっただろ...やつを仕留めるまでこの悪夢は終わらねぇ...」ミカサ 「なんで...どうして...こうなるの ? 」「あなたが空に弾を打ち尽くしてなかったら俺たちはまだ殺し合ってただろう...」「過ちは十分犯してきた...力を合わせてここを乗り越えよう...」ガビ 「この煙...あの光るやつから出てる !」ミカサ 「死んだの ?」コニー 「いや...巨人が死んだ臭いじゃねぇ...はっ ! これは...ラガコ村と同じやり方なんじゃ...」ミカサ 「え... ?」リヴァイ「ミカサ ! ピーク ! ファルコに乗れ ! ここから離れる !」ピーク 「何を...言ってるの ?」リヴァイ「アッカーマンと巨人の力を持つ者は例外だろ。何をすべきかお前が一番わかっているはずだ !」ピーク 「そんな...そんなの...あんまりだよ...」リヴァイ「早くしろ !!」ピーク 「いやだ !! 父さん !!...」コニー 「これが俺たちの最期かよ...」ジャン「まあな...後のことは仲間に託す。それが調査兵団の最期ってやつだからな」コニー 「覚えてるかジャン ? 死体を焼いた夜のこと」ジャン「ああ」コニー 「まったく...お前のせいなんだぞ ! 俺たちが人類を救う羽目になったのは...」ライナー「こいつ...兵隊を呼びやがった ! ふざけやがれ !! ここは絶対に通さねぇ !!」アルミン「本当に地獄が好きなんだな ! エレン ! いいよ...最後までとことん付き合ってやるよ !!」ライナー「コニー...ジャン...ガビ...まさか...なぜ ! ? ...母さん ! ? 」*ガビの巨人、おっさんだな。ライナー「俺たちは...どうすれば報われるんだ ! ? 」*頭痛に襲われるミカサ。ミカサ「耐えられない...帰りたい...私たちの家に...帰りたい...」「ミカサ...起きろよ...風邪ひくぞ」「エレン...? あれ ? 私...いつの間に寝てたんだろ...」「よっぽど疲れてたんだろ」「何か...長い夢を見てた気がする...」「今日は何もしないでゆっくりしてようぜ。デカい魚も釣れたことだし...ミカサ ? 何で泣いてんだ ? 」「何でだろう ? 私...ここにいてもいいのかなって気がして...」「もう...どうすることもできないだろ...」「え ? 」「俺たちがすべてを放り出してここまで逃げてきたあの日から...マーレの戦争が終わって2か月...パラディ島侵略戦争がもうじき始まる...逃げなきゃみんな殺される...アルミンも俺たちを必死で探しているだろう...俺はヒストリアを地獄に落として永遠の殺し合いをすることも島の外の人間を大虐殺することもできなかった...」「それならもう...あと4年の余生を静かに生きよう...誰もいないところで二人だけで...そう言ってくれたのはミカサ...お前じゃないか」「...うん。ごめんね。この話はしない約束だったのに...」「もう一つの約束していいか ? 俺が死んだらこのマフラーは捨ててくれ...お前はこの先も長生きするんだから俺のことは忘れて自由になってくれ...頼むよミカサ...忘れてくれ」「ごめん...できない」ミカサ「エレンは口の中にいる ! みんな ! 協力して ! 」リヴァイ「了解だミカサ ! 」ファルコ「おおーっ ! 」「いってらっしゃい...」「エレン...」
2023.11.15
進撃の巨人 The Final Season 完結編 あらすじ☆2023年放送の Final Season 完結編 (前編・後編) のあらすじリンクです。・前のお話 (1話~87話) はこちら↓★The Final Season Part2 76話~87話★The Final Season Part1 60話~75話★3期 38話~59話★2期 26話~37話 ★1期 1話~25話☆進撃の巨人 The Final Season 公式サイト・各話タイトルクリックで、あらすじ記事にリンクしています★前編 2023/03/03放送。第一章・第二章。★後編 2023/11/04放送。第三章・第四章・最終章。 ☆「前編 第一章 地鳴らし」 ☆「前編 第二章 罪人たち」 ☆「後編 第三章 天と地の戦い」 ☆「後編 第四章 長い夢」 ☆「後編 最終章 あの丘の木に向かって」
2023.11.14
進撃の巨人 完結編 後編 第三章 天と地の戦い ☆前のお話は 「完結編 前編 第一章 地鳴らし」 「完結編 前編 第二章 罪人たち」★Part 2 → 「The Final Season 第76話~第87話 あらすじまとめ」★Part 1 → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」「あれ...何だろう?」と少女。まずは前回のおさらいから。オニャンコポンの神操縦で始祖の巨人の上に。ストラップみたいな獣のクソ野郎を発見。攻撃目標は獣の巨人に決定。アルミン「エレン...もう一度、質問させてくれ。君のどこが自由なのかって。そこから引きずり出した後...」ここまでが3月放送の前編。*長いので後編の記事は第三章・第四章・最終章の3本になります。ユミル。豚を逃がし微笑む。*これ濡れ衣じゃなくて本当に逃がしていたのね。リヴァイ「手ごたえがねぇはずだ。もぬけの殻なら...」アルミン 「やっぱり...ジークは戦鎚の巨人と同じやり方で本体を隠してる...」ジャン 「じゃあこの骨の山から縦1m 横 10cm の本体を探し出せってか!?そんなことできるわけがねぇ ! だからもう腹くくるしかねぇ ! アルミン ! 」アルミン「わかってる...1分後にここを吹き飛ばす ! 車力の巨人と協力してここから離れて ! 」「僕の攻撃を想定しているエレンがこれで死ぬとは思えない ! でも...この骨をバラバラに吹き飛ばせばエレンやジークの位置がわかるかもしれない ! 」コニー 「気をつけろよアルミン ! 」ジャン「なんかヤバいと思ったら俺たちに構わず全力でぶっ放すんだぞ ! 」(何も捨てることができない者には何も変えることはできないだろう。わかってる...捨てなきゃ何も変わらない。甘い希望は捨てなきゃいけないんだ...)アルミン触手?に捕まり食われて連れ去られる。なんかいっぱい生えてきた。オニャンコポン不時着。「動いてないぞ...」「息はある...頭を打ったようだ」「この男もパラディ島から来たのか ? 」「なあ ! 聞こえるか ! ? アニ・レオンハートを知ってるか !? 俺の娘なんだ ! 」「なあ、あんた ! 聞こえないのか ! ? 」コニー「来るぞ ! ライナー ! 」ジャン「くっ ! 何なんだ、こいつら !? 無垢の巨人じゃねぇよな...」コニー 「どうする !? 雷槍はすぐに尽きるぞ ! ? っていうかアルミンは生きてんのかよ ! ? 」リヴァイ「少しでも傷があれば即座に巨人化したはずだ...つまり傷ひとつなく捕獲されている」リヴァイ「だがエレンのケツの方に連れ去られた。無数の巨人に通せんぼされてな。俺が万全だとしても、あそこに突撃する選択はしない。だから落ち着け」リヴァイ「ミカサ。早まるな。俺が囮になり敵集団を引き付けるまで」ピーク 「それは無理だよ兵長。敵の正体がわかった...」ピーク「あれは歴代の九つの巨人。継承者たちの意識が残っているかわからないけど...始祖の巨人の力があれば無尽蔵に蘇らせることができるのでしょうね。戦うためだけに生み出された歴戦の巨人兵を」コニー 「そんなもん..敵うわけが...」ピーク「そう。だから悠長なことは言ってられない。私、別にエレンと友だちじゃないから」コニー 「え !? おい、まさか ! ? ピーク ! 」ひとり突撃するピーク。狙いはうなじ。ピーク 「どう考えても最初に撃つのはここ ! 私の狙いは最初からひとつ ! 」ミカサ 「待って !!」ピーク「消え失せろ ! 悪夢 ! 」が、戦鎚の巨人に突き刺される。マルセルとガリアード。兄弟で襲ってくる。リヴァイ「くっ...急げ ! アルミンを取り戻すぞ ! それ以外に活路はねぇ ! さもなくば、全員ここで犬死にだ ! 」進撃の巨人とパラディ島勢力が交戦していますが敵本体進路速度変わらずにこちらに向かってきます ! 」「黙って見ているわけにはいかん ! 総員、大砲で敵を迎え撃て ! 」「しかし...兵員の大半は飛行船部隊に割かれました。残りの兵員で運用できる大砲は3門ほどしか...」「それが黙って見ていられる理由になるのか ? 敵の巨大な背の上で今も必死に戦うあの者たちはいったい何のために戦っているというのだ...」*兵長。大けがしている人の動きじゃないね。凄すぎ...凄いといえば、画像ちがうけどミカサの雷槍の連打はアレ何だ ? あんなふうに打てるものだったのか...アルミン (甘かった...意識が...このまま窒息させるつもりか...エレンが...僕を...いいや...あの子だ...始祖ユミル...エレンが言うようにエレンがただ進み続けるだけなら、この抵抗はユミルの意思...だとしたら...始祖ユミルも人類の虐殺を望んでいる...)(始祖ユミル...無敵だ...どうすることもできない...こんな...ところで...終わるのか...)ベルトルト...ベルトルトがライナーを襲う。「すまん...立体機動装置が破損したようだ...」「俺も右の柄がいかれちまった...引き上げられねぇ...」「ジャン ! 手をはなせ! もう一回ぐらい巨人化できる !」「それで ? 地鳴らしで鎧ごと踏みつぶされてしまいか ? てめえの巨人は名前の割にしょっちゅう砕けてるからな !」「まだ...勝てると思うか ?」「いいや...でも、せめて死ぬところまで足掻いてみようぜ」「俺たちは...往生際の悪い調査兵団だからな」「ジャン...」コニーを助けた兵長は足を食われる。「...来い ! 私は強い ! ので !」ミカサ「いくらかかってこようと !」アニ 「ミカサ、あんたちょっと邪魔 !」「え ?」「つかまって !」「いや...私もまさか本当に飛ぶとは思ってなかったんだけど...本当に飛ぶから...もう行くしかなかった...でも...来てよかった」「なぜお前まで来たんだガビ...」「ライナーが私たちを置き去りにしたからでしょ ! 私だって戦えるのに !」アニ「...アズマビトの船は沈んだ...ファルコの巨人化に耐えられなくてね。空を飛べる確証もないのにキヨミはすべてを承知して行かせた」*キヨミ様、無事でよかった。お、イェレナも。ガビ「だから私たちは地鳴らしを止めて想いに応えなきゃいけないの !」「それでアルミン...いやピークは ?」「アルミンは巨人に囚われて命が危ない...アルミンを捕えた巨人は尾骨の方にいるはず。アニ ! 力を貸して !」「あんたの幼なじみは囚われてばかりだね...もちろん取り戻すよ !」 ガビ 「ピークさんは ! ? 」ライナー 「頭骨の方だ。うなじの爆破を狙ったが戦鎚の巨人に阻まれている...」リヴァイ「両方同時だ...一方でアルミンを救助する...超大型の爆発が頼りだ。もう一方でエレンを狙ってうなじを攻撃しろ。二班に分かれて同時にやるぞ。もうエレンを気にかける猶予はなくなった...いや、そんなもん最初からなかった」ミカサ 「兵長...でも...」コニー 「でも何だよ !? ファルコが飛ぶなんて奇跡が起きなければ俺たちあそこで死んでただろ !? 」ジャン 「ああ...何も果たせないまま...」リヴァイ「あの...バカに言ってやりたいことはごまんとあったが...クソっ !」コニー 「俺だってエレンを諦めたくねぇよ ! でも ! 兵長は俺のせいでもう戦えねぇし...ただでさえ相手は始祖の巨人なんだぞ ! 手加減して何ができるっていうんだよ !? 」「ミカサ...エレンを...エレンを...殺そう...」「ミカサ ! あんたはアルミンを救うことだけを考えな ! それ以外は考えなくていいから...」「再び進撃の巨人に向かって行くぞ !」「俺たちもやるぞ ! 1門でも2門でも無いよりはましだ !」「エルディア人だな!」「おい! 待ってくれ! 負傷者の手当てを頼みに来ただけなんだ!」「こちらは、それどころではない ! 本当の目的は何だ !」「レオンハートさん ! だから言っただろ ! マーレ人に期待するなんて !」「数はこっちが上みたいだ ! 実践経験もこちらが上だろ !」「マーレ人のために散々、前線に送り込まれてきたからな !」「銃を下ろせエルディア人 !」「よせ ! 銃を下ろせと言っているだろ !」「ミュラー長官 !」*銃声コニー 「何だ !?」ジャン「こんな時にまで殺し合いかよ !」*弓矢...ミカサ 「ジャン! ライナー !」コニー 「頼むから死ぬなよ !」ライナー「ああ...お前らもな」「戦鎚の巨人は俺が引き付ける...ピーク...何とか持ちこたえてくれ...今だ ! ジャン !」「耐えてくれ ! ライナー ! 俺が起爆させるまで...」「うわあああー」ピーク「私も立体起動できたらな...」ジャン「ピーク ! ダメだ ! 逃げろ !」ピーク「ジャン ! 私が戦闘に向かない雑用係の巨人だと思ったら...間違いだよ !」「車力の持続力なら私がやられない限り ! 勝つまで戦える ! 何百回でも ! だからジャン ! 私のことは構わずに起爆を...」「いた ! あの...豚か...何かの巨人が !」「どれ !?」「あの ! あそこの...あれ !」「どこ !? 九つの巨人で言うと何なの !?」「車力か...獣か...顎かもしれない !」「わからない ! ミカサ ! あんた真面目にやって !」「やってる !」コニー「あ ! 今、一体だけ逃げたやつだ !」アニ 「あれ !? あれはオカピでしょ !」ミカサ「オカピは知らない !」アニ 「行ってファルコ ! あのオカピか何かを尾骨に追い詰めてアルミンを取り戻す !」「私...このライフルで援護できるから !」「それで死ぬ巨人はここにはいない...ジークはどこだ !? どこにいる !?」リヴァイ (くっ...見つけても、このザマじゃ足手まといか...クソ ! やつの命令をしくじったことはなかった...一度も...なのに...やつの最後の命令だけがなぜ !? 俺たちの役目はあそこで終わりだったのかもしれない...ガキどもを海に届ける...そこまでの役目だったとしたら...なあ...お前たちが捧げた心臓は他の心臓を踏み潰すためにあったのか ? )リヴァイ (違う...俺たちが夢見た巨人のいない世界は呆れるほどおめでたい理想の世界だったはずだ。そうでなければあいつらの心臓と見合わない)リヴァイ (エルヴィン...俺はお前を選ばなかったことに...悔いはない)リヴァイ (お前らと同じ目をしたあいつに未来を託したことに...)ミカサ「オカピがベルトルトの方に !」アニ 「まずい !」「どうして...どうして僕の体なのに動かないんだ...頼むから動いてくれ ! みんなが死んでしまう ! ...起きろよクズ ! ゲス野郎 ! 役立たず ! ...僕は僕が嫌いだ ! ずうっとお前は僕を裏切り続けてきた ! もらった命も ! 期待も ! 責任も ! 何も ! 何ひとつ ! 何にも返せなかったじゃないか !!」「なのに ! 何で死んでんだよ ! 動け ! 動けよぉー !!」「あ...砂...? 」(考えろ...本当に死んでるなら脳に酸素が回らない状態でなぜ考えることができる? ここは夢でも幻でも死後の世界でもない...ここは『道』...ここは...現実だ !)(僕は巨人の口の中にいるはずなのに、なぜみんなの状況がわかる ? エルディア人がみんな道を通じて繋がっているから ? それなら何かここでできるかもしれない... )「そうだ...考えろ...」「...えっ」*砂遊びするおじさんw「こんにちは。ジークさん...」「こんにちは。エレンの友だち。君もユミルに食われたか」
2023.11.13
☆10月になりました~とか言ってたらもう月末w すっかりサボってしまっていますが、11月は『進撃の巨人』の放送があるのでした。新しいパソコンでちゃんと画像付き記事を作らないとだわ。☆というわけで、すみませんテストです。別に意味はないですが『ちいかわ』w ☆意味もない上に季節外れですが『観音寺川の桜』(福島県耶麻郡猪苗代町) です。
2023.10.31
進撃の巨人 The Final Season 完結編 あらすじ☆2023年放送の Final Season 完結編 (前編・後編) のあらすじリンクです。・前のお話 (1話~87話) はこちら↓★The Final Season Part2 76話~87話★The Final Season Part1 60話~75話★3期 38話~59話★2期 26話~37話 ★1期 1話~25話☆進撃の巨人 The Final Season 公式サイト・各話タイトルクリックで、あらすじ記事にリンクしています*前編は2023/03/03放送。1時間と長かったので第一章・第二章に分けました。 後編は2023年【秋】放送されたら追加します。 ☆「前編 第一章 地鳴らし」 ☆「前編 第二章 罪人たち」
2023.03.20
進撃の巨人 完結編 前編 第二章 罪人たち ☆前のお話は → 「完結編 前編 第一章 地鳴らし」 ★Part 2 → 「The Final Season 第76話~第87話 あらすじまとめ」★Part 1 → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」「燃料が...」「ああ...半分しか入れることができなかった...」「スラトア要塞までもつかな...」「絶対にたどり着いてみせる。ハンジさんが繋いでくれたこの飛行艇...最後の望み...俺が必ず基地まで届けてみせる ! 必ずだ ! 」「だから...必ず地鳴らしを止めてくれ。何としてでも...」「ああ。頼んだよ。オニャンコポン」「じゃあ...作戦を話し合おう。兵長とピークが見た始祖の巨人はこんな形でいい ? 」「ええ。よく見えたわけじゃないけどね」「要はバカでかい骨の塊が動いてる。虫みてぇにな」「普通に考えるなら頭部のうなじに本体はいるけど...」「戦鎚と同じ手がある限り絶対じゃねぇ」「つまり...エレンがどこにいるかわからない」「どこにいるかわからなくても...まとめて吹き飛ばすことはできる。あなたがレベリオ軍港を跡形もなくしたように...あなたの超大型巨人なら」「確かに...それが一番有効なやり方だ。でもそれはエレンとの対話を尽くしてから...それでも他にエレンを止める術がないときの...最終手段だ」「最終手段があるに越したことはないがエレンはジークを介して始祖の巨人を支配してんだろ ? 先にジークを殺しちまえば地鳴らしは止まるんじゃないのか ? 」「確かに...そうかもしれません ! 」「確証はないがハンジはそう予想した」「それもジークの位置がわからないんじゃ...」「探すしかねぇだろ。あの骨の中から獣のクソ野郎を...」「...ジークは...俺が仕留める。力を...貸してくれ」「兵長...もちろんです。この飛行艇を飛ばすために仲間を大勢ころしました。あれを...無意味な殺りくにするわけにはいきません...すべては...地鳴らしを止めるため。俺は何だってやります」「俺は...サムエルとダズを撃ち殺して知ってる顔をめちゃくちゃに斬り刻んだ...裏切り者って言われながら...世界を救うためだって言い聞かせて...なあライナー...お前も...ベルトルトもアニも...辛かったよな...」「もう贖うこともできない罪だ...残りの人類を救ったって...一生自分を許すことはないだろう...だから...まあ...せめて...残りの人類を救おうぜ...」「...そうだなライナー。贖うことができなくても...とにかく...やるしかねぇよな...」「そうだ...俺たちは同じだ...ライナー。お前を責める資格なんてなかったんだ...俺は...人を救うため人殺しになった...」「ああ...レベリオ襲撃の夜に...エレンに同じことを言われた...俺は...エレンの考えてることが少しわかるような気がする...」「どういうこと ? 」「あ...いや...そう思うってだけなんだが...」「ずっと...疑問に思ってた...エレンはすべての巨人とエルディア人に影響を与えることができる。なのに僕らは変わりなく巨人の力を使えるままだ」「エレンは意図的に我々を放任してるってこと ? 」「そう...自由にやらせてる。まるで...僕たちがどうするのかを試すみたいに」「どうして ? 地鳴らしを止められるかもしれないのに ? 」「あいつだって...辛いはずなんだ。人類虐殺なんてとても...耐えられることじゃない。俺だったら...もう始祖の力を誰かに任せてしまいたい。それができなければ終わりにしてほしい...誰かに...」「え ? 」「何だ...聞いてやがったのか ? 」「エレン ! 聞いてくれ! もう十分だ ! きっと...これから何百年先、誰もパラディ島に手を出せない ! それほどの恐怖と破壊の限りが尽くされた ! 今なら不可侵条約を結んで終わりにできる ! これ以上誰も殺さなくていい ! 島はもう大丈夫だ ! 」「僕たちが悪かった ! エレンをここまで追い込んだのは僕らだ ! 」「エレン...エレン ! 後は俺たちで何とかするから ! もう俺たちのために虐殺なんてやらなくていい ! 」「ああそうだ...エレン ! サシャのことでお前を憎んだけど...本当はお前だって悲しかったんだよな !? なのにちっとも、お前の立場になろうともしなかった ! 」「エレン...私は...あなたの罪を一緒に背負いたい。あなたと同じ罪が...私たちにもある。だからもう私たちを遠ざけないで...だから...お願い...帰ってきて ! 」 「だとよエレン。今ならケツに蹴り入れるだけで勘弁してやる...おい ! 何とか言ったらどうなんだ ? 」『地鳴らしは止まらない。パラディ島の未来を運に任せて放棄することもない。俺は進み続ける』「エレン ! 」「子ども !? じゃねぇか ? 」「でも...あれはエレンだよ ! 」「エレン ! 」「なぜダメなんだエレン !? 俺らが信用できねぇってのか !? 」「どうして僕らが巨人の力を使えるままにしたんだ !? ここならいくらでも話せるだろ !? 話してくれよ ! 僕らはずっと一緒だ ! もうこれ以上、遠くへ行かないでよ ! エレン !! 」『俺は自由を手に入れるため世界から自由を奪う。だがお前らからは何も奪わない。お前たちは自由だ。お前らが世界の自由を守るのも自由。俺が進み続けるのも自由。互いに曲げられぬ信念がある限り俺たちは衝突する。俺たちがやることはただひとつ。戦え』「そんな...じゃあ何で...僕らをここに呼んだんだよ」『話し合いは必要ないと話すため』『俺を止めたいのなら俺の息の根を止めてみろ。お前らは自由だ』「どうやら...俺の予想は当たったようだ...」「どうしても...ダメなのか...」「交渉の望みは潰えたらしい...どうする ? 団長」「これからどこへ ? 」「これから数日をかけてヒィズル国に...ミカサ様一行が地鳴らしを食い止めると信じています。ですが...すでに国としては立ち行かない状況にあるでしょう」「しばらくは魚しか食べるものがなさそう」「ヒィズルの魚料理は絶品ですよ」「よかった...あ...鳥も食えるか」「ジークとエレンを結びつけたのは私です...この大虐殺を招いた罪を贖う術など存在し得ないでしょう...」「じゃあ...もしまたやり直せるならエルディア人に干渉せずパラディ島を皆殺しにする ? 」「時が遡ることはありません...ですが後悔が絶えることはありません。エルディア人の生きる道を私はすべてを尽くして模索したとは言えません...一族の利益と家名を守ることを何よりの務めとしてまいりました...どうして...失う前に気付けないものでしょうか。ただ...損も得もなく他者を尊ぶ気持ちに...」「でも...もう...遅い」「アニさん。俺...夢を見たんです」「夢 ? ガリアードの ? 」「ジークさんの夢...いや、記憶です」「確か女型の巨人は他の巨人の一部を取り入れることでその能力が発現するんでしたよね ? 」「まあ...女型は特に発現しやすいから、いろいろ飲まされたけど...それが何 ? 」「やっばりだ ! じゃあ ! 」「じゃあ、もしかしたら何とかなるかも ! 」「いや...でも、まさかほんとに ! 」「うるさいガキども ! 石炭でも運んでな ! ...ジークの記憶を見たって言った ? 」「はい...僕はジークさんの脊髄液で巨人になりました。だから獣の巨人の特徴が発現しているみたいなんです」「そう...それで ? 」「一番よく見る記憶は...雲の上を飛んでいた記憶です...そして...それが僕にもできる...そんな感じがするんです ! 」「あれがスラトア要塞...本当に飛行船はあるのか ? 」「さあな...あの岩山を登らなきゃわからないが本当に飛行船を奪って逃げられると思っているのか ? お前らエルディア人が...」「口に気をつけろよマーレ人。お前がまだ踏み潰されてないのは誰のおかげだ ? 」「飛行船がダメならお前の家族も地鳴らしで死ぬ。お前が裏切っても撃たれて死ぬ。家族全員で生き残るにはこれしかない...望みが低かろうと関係ない。必ず生き残るぞ」「大丈夫だよブラウンさん。あの子たちは強い...きっとコルトとライナーと一緒に...」「私たちの子は悪魔の島にいるんだろ !? とても生きていけるわけがない ! 」「戦士なんかになろうとしなければ...最期まで一緒にいられたのに...」「フィンガーさん...その腕章、窓から捨てろよ」「これは娘が俺なんかのために、すべてを犠牲にして得た腕章だぞ...」「そんな...飛行船が...」「急げ ! 1機でも残っていればいい ! 」「わかってる ! 」「おい...何だ... ? あの煙...」「地鳴らしだ...ついに...追いつかれた...」「ダメだ ! 1機も残ってない ! 」「そんな...ここまで来たってのに...」「何で...」「もう終わりだ...」「待てよ...あの飛行船...巨人どもに向かっていくぞ ! 」「どういうことだ !? 」「爆撃だよ ! 巨人の手が届かねぇ空から吹っ飛ばすんだ ! 人類すべての命運を懸けるつもりだ ! 」「爆撃だって...? 」「俺たち助かるのか !?」「飛行船部隊とこの要塞にいるすべての兵士に告ぐ」「ここが人類に残された最後の砦となる ! 諸君らの双肩にのしかかる重圧は計り知れない...だが...結果がどうあろうと決して諸君らだけの責任ではない ! 」「この責任は...我々すべての大人たちにある ! 憎しみを利用し憎しみを育み続け憎しみに救いがあると信じ...我々が至らぬ問題のすべてを悪魔の島へ吐き捨ててきた...」「その結果...あの怪物が生まれ我々が与え続けてきた憎悪を返しにきた...もしも再び未来を見ることが叶うなら二度と同じ過ちは犯さないと...私は誓う」「私は...あの子をずっと...復讐の道具に...」「まだ...母親らしいことを...何も...」「俺もだ...」「皆もどうか誓ってほしい。憎しみ合う時代との決別を」「飛行船部隊、隊列整いました ! 」「目標高度に達し次第、爆撃開始します ! 」「互いを思いやる世界の幕開けを...」「ここで...私たちの怪物との別れを ! 」「進撃の巨人に動きが ! 」「爆撃を開始しろー !! 」「落とせー ! 」「高度が高く集弾率が低いようです ! 」「続けさせろ !! この攻撃にすべてを懸ける !! 」「飛行船部隊...全滅...しました」「すまない...」「罪のない子供たちよ...」「ねぇ...お母さん...巨人がこっちに来るよ...怖い...」「ごめんね...」「きっと...アニもライナーもパラディ島で生きている」「ええ...」「あれ...」「何だろう ? 」「見えた ! 飛び降りる準備を ! 」「オニャンコポン ! お前も早く来い ! 」「まだだ ! 始祖の真上まで舵を取る ! 俺はその後、不時着してみせる ! だから確実に始祖の元に降りろ ! わかったな !? 」「チッ... ! いやがるな...」「獣のクソ野郎が ! 」「探す手間が省けた ! 攻撃目標、獣の巨人 ! これにすべての力を用いて撃滅 ! 地鳴らしを食い止める ! 」「鎧の巨人に...車力の巨人まで !? ...あれは立体機動装置...まさか !? パラディ島勢力が地鳴らしを止めに !? 」「エレン...もう一度、質問させてくれ。君のどこが自由なのかって」「そこから引きずり出した後...」【完結編・後編 2023年 秋】
2023.03.19
進撃の巨人 完結編 前編 第一章 地鳴らし ☆前のお話は ★Part 2 → 「The Final Season 第76話~第87話 あらすじまとめ」★Part 1 → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」「行ってらっしゃい。エレン」「あれ...? ミカサ...」「そろそろ帰ろう」「何で...ここに...?」「そんなに寝ぼけるまで熟睡してたの?」「いや...なんかすっげー長い夢を見てた気がする...だけど何だっけ...思い出せねぇな...」「エレン...どうして泣いてるの?」「え...?」「いいかハリル。これの在処を知ってるのは俺とお前だけだ」「この袋いっぱいになるまで金を貯める。そしたらきっと、みんなでいい所に住めるようになるから」「でもラムジー...これ以上続けたら...いつか左手も切られちゃうよ...もう、じいちゃんを悲しませちゃダメだよ...」「でも誰かがやらなきゃ。みんなあのボロボロのテントから出られずに、冬を越せなかった人が毎年何人も死んでいく...だからハリル。俺が死んだら、この金をみんなに渡してくれ」「ラムジー...」「何だろう...? 街の人が...逃げてる?」(あと、どれだけ先かわからないが...俺はこの人たちを皆殺しにする...近いうちにみんな死ぬ...いや...俺が殺すんだ...そうすると決まってる)(きっとこの先もパラディ島が生き延びる道が見つからなかったんだろう...)(何もかもがなくなる...家も...人も...動物も...人生も...夢も...)(母さんは...どう思う? 死ぬべきは...俺たちエルディア人なんじゃないのか? 壁の王が自死の道を選んだように...少なくとも島と外じゃ死ぬ人の数が違い過ぎる。エルディア人が完全に死滅すれば巨人の問題がなくなるのも事実だ...そんな結末...納得できない!)(この光景...未来の記憶で見たことがある。おそらく俺は...この少年を助ける...)「このガキは異国の難民でスリの常習犯。つまりここで商売する俺たちにとっちゃ、こりゃ害虫駆除ってわけだ。あんたには関係ねぇよ。失せな」「ああ、そうだな...」(俺は何を考えている...いずれこの少年も殺すくせに...何を思い上がって...暴力の限りを尽くす俺が...正義を気取っていいわけないだろ...)(未来は...変わらないらしい)「ありがとう」(俺も同じだったよライナー...半端なクソ野郎だ...いや違う...それ以下だ...)「ごめん...ごめん...ごめん...」「なんで...泣いてるの...?」「ラムジー! ハリル! 早く! 来るんだ! ...」「巨人が山を登ってるじゃないか!」「もうダメだ...」「逃げ場なんかどこにもないぞ!」「ラムジー...僕たち...踏み潰されちゃうの?」「そんなことない! 諦めちゃダメだ!」「島を...エルディアを救うため...それだけじゃない...」「お金が!」「ハリル!」「壁の外の現実は...俺が夢見た世界と違ってた...アルミンの本で見た世界と違ってた...壁の外で人類が生きていると知って...俺は...ガッカリした...」「俺は...望んだんだ...すべて...消し去ってしまいたかった...ごめん...ごめん...」「ごめんなさい...」*ジークの祖父母「あなた...来たのね...私たちの裁かれる日が...」「生まれた時からずっと俺の目の前にはうっとおしい壁があった...炎の水。氷の大地。砂の雪原。それを見た者は...この世で一番の自由を手に入れた者」「これが...自由だ! ついにたどり着いたぞ...この景色に...なあ、アルミン!」「エレン...」「もうケガは治ったの?」「あれ...? アニ?」「うん...時間があったから。まさかこんな、のんびり過ごすことになるなんて...思いもしなかったよ」「座ったら...どう?」「まだ...お礼を言ってないと思って...何年も私に話しかけてくれて...ありがとう」「ああ...うん...」「寂しくて気が狂いそうだったから、あんたとヒッチの話だけが楽しみだった...」「アニ...」「でも何で相槌のひとつも返さない岩なんかの相手して喋ってたの? もっと明るくて楽しい子とかいたでしょ?」「それは...違うよ...」「会いたかったからだ...アニに...」「...何で?」「えっ!? 本当にわからないの? ヒッチがあんなにからかってたのに...」「わからない...」*( *´艸`) 地獄絵図からのラブコメw「本当に...何やってんだろ...今、世界中で何千何億の人が踏み潰されてる最中に...私たち...わかった。あんたが、いい人だから私みたいな敵にも話しかけてたんでしょ? エレンとの対話を諦めないのと同じ理由。いつ目を覚ますかわからない化け物の相手をすることも争いを避けるため...でしょ?」「座りなよ。あと...前にも言ったけど、いい人って言い方がやっぱり嫌いだ。大勢の人を殺した。軍人じゃない人も...子供も...そして今、生まれ育った島のみんなを裏切る選択をして...仲間を殺した...」「僕もとっくに化け物だよ。頭のどこかでいつか...エレンと一緒に未知の世界を旅するって約束...それが叶うと思ってたんだ」「未知の世界はそんなにいいものじゃなかったでしょ?」「うん...僕らが夢見た世界とは違ったよ...でも...」「まだ...僕らが知らない壁の向こう側があるはずだと...信じたいんだ」「静かですね」「オディハの住人はもう南に逃げたのでしょう。船もすべて出払ってますから」「では頼みます。アズマビトの皆さん」「ええ。何としてでも飛行艇を空に揚げてみせます」「ホロを剥がせ! 急げ!」「クソっ! 爆薬が邪魔だ!」「切り捨ててしまおう! 」「待って! 何かに使えるかもしれない...飛行艇に積んでおこう」「うわあああー!! そんなあああーっ!!」「もう...みんな死んだんですか!? マガト隊長も! リベリオの俺の家族もみんな!」「もう...地鳴らしはマーレ大陸の大半をのみ込んでいる」「じゃあどうするんですか!? これから...どうしたら!? 俺たちだけで!?」「ごめん...わからないの...」「アニ。装備の確認をして。まだ新型の立体機動装置に慣れてないでしょ? ライナーとその辺りを飛んで慣らしてきて」「...何で?」「今できることをやるべき...なので」「私は降りると伝えたはずだけど」「飛行艇にも乗らないつもりなの?」「悪いけど...乗らない。人類を救うとか...私には...よくわからない...むしろ私たちマーレのエルディア人はその人類から迫害を受けてきた。生まれた時からずっと...仮に今、地鳴らしが止まったとしてもマーレが滅んだ後じゃエルディア人を守る後ろ盾は何もない...」「本当に悪いと思ってる。故郷を救うわずかな望みにすべてを懸ける彼らに対して...」「でも...私はもう戦えない。最期の時間くらい...穏やかで...いたい」「...」「あっ...!」「...いつの間に?」「何が!?」「そう...わかった...」「何が!?」「あなたはもう...辛い思いをしなくていい。でも...アルミンは私たちと飛行艇に乗りエレンのもとに向かう」「わかってる...それで...あんたはどうしたいの? 人類を救うためにエレンを殺しに行くの?」「殺さない。遠くに行ったエレンを連れ戻す。私はただそれだけ...」「ところであんた...マフラーなくしたの?」「持ってる」「無茶ですよ! まだ寝てなきゃ!」「まだ寝てろだと...? これ以上寝てたら、お前ら俺の存在を忘れちまうだろうが! それよか骨折の熱とかで寝込んでたクソ髭女の意識が戻った! エレンの行き先を吐かせるぞ!」「世界連合艦隊がパラディ島制圧に乗り出すとすれば、このカルファ軍港に集結するはずです」「レベリオ襲撃後1か月の猶予を与えて連合軍を終結させた後ジークと接触して始祖の巨人を手中に収め地鳴らしを限定的に発動。シガンシナ区の外壁分の巨人数百体で問題なく撃破できるはずです」「攻撃目標はそれだけか? それで何十年もパラディ島に手出しされないのか?」「艦隊を失った国は財政破綻に追い込まれます。主要国のすべてがそうなれば十分すぎる打撃となるでしょう」「強いて言えばマーレ大陸南の山脈にある砦...飛行船の研究基地が少し気になります」「おそらくそこが...エレンの第二攻撃目標」「スラトア要塞...確かに少しでも始祖の巨人に攻撃できる兵器の存在を知っていれば...」「カリファ軍港の次に向かうでしょう。飛行船を潰しに」「えらく従順に答えたな」「皆さんに頼みがあります...認めてください...ジークは敗れた...でも正しかった...二千年に及ぶエルディア人問題の解決策は安楽死計画しか無かったのです...この惨状を見ればおわかりでしょう...!」「ああ。認めるよ。エレンに何の解決策も...希望や未来を示せなかった私の無力さを」「船にあった燃料はこれで全部だ!」「そこに置いといてくれ!」「二人をお願いします。船で逃げれば安全...というわけでもありませんが、あの飛行艇に乗せるよりいい」「もちろん構いませんが、あの子たちはよろしいのでしょうか?」「船室に閉じ込めます。飛行艇が飛び立つまで出さないでください」「あにたは?」「死んだ仲間に報いなければなりません。戦士の務めを果たします」「ハンジさーん! あと1時間ほどで離陸準備に入ります!」「わかった!」「聞いての通りだ。それぞれ装備の点検を行ってくれ」「了解!」「くっ...! 2本も指がありゃ十分だ...問題ねぇ」「私だけ逃げることになるなんて...」「気にしないで。あなたは最初からマーレに服従してなかった。今さら背負うものなんて何もないよ」「ずっと...謝りたかった。お前とベルトルトに...すべてはあの日...俺が作戦を続行したことから始まった...あの日...もし引き返していたら...お前もベルトルトも故郷に帰って家族に会えたのに...謝ることすらおこがましく思える...」「うん。何度殺そうとして思いとどまったかわからない」「よく...我慢できたな」「ふっ...」「ガビとファルコを頼んだ」「了解した」「アニ!」「アニ! 気をつけてな!」「またね!」「アルミン。これでよかったの?」「あ...何が?」「正直...頼りにしてたからな」「でもアニはもう十分戦っただろ...」「よかったよ...アニは...アニのままでいいんだから」「君たちもこっちでいいの? 地鳴らしが止まったとして後のエルディア人の立場を考えたら...」「悔しいけど...ハンジさん。あなたの言う通りマガト元帥は私たちに最後の司令を遺したんでしょう? 力を合わせて為すべき事を為せ...と」「ピーク...」「ぜひ今度、車力の巨人の背中に乗ってその体温を感じながら...」「嫌です。何ですか急に気持ち悪い」「相変わらず巨人とは片思いのままだな。クソメガネ」「すぐに仲良くなるさ」「ねぇ...リヴァイ。みんな見てるかな? 今の私たちを死んだ仲間に誇れるかな...」「奴みてぇなこと...言ってんじゃねぇよ...」「よし! 燃料の注入を開始してくれ!」「了解です!」「よかった...地鳴らしが来る前に何とかなりそうだ」*うしろ...「フロック...? まさか...船にしがみついてここまで...」「ハンジさん! 燃料タンクに...穴が! これじゃ飛行できません!」「まだだ! 穴を塞げば何とかなる! 」「溶接の準備を!」「どのぐらいかかります!?」「ブリキで塞げば何とか...1時間で...」「!」「来た...地鳴らしが...来た!」「行く...な...行か...ないで...くれ...島の...みんな...殺...される...俺たちの...悪魔...それだけ...希...望...」「おい! フロック!」「死んだよ...」「確かに君の言う通りだよフロック...でも...諦められないんだ」「今日はダメでも...いつの日にか...って」「何で!? 開けて! 巨人がそこまで来てるんでしょ!?...」「うるさい!」「アルミン...何か手はないの?」「もう...これしか無い。僕が残って足止めを...」「お前はダメだ! エレンを止める切り札はお前しかいない! ここは俺が!」「ダメに決まってるだろ。巨人の力はもう一切、消耗させるわけにはいかない」「みんなをここまで率いてきたのは私だ。大勢の仲間を殺してまで進んできた。そのケジメをつける」「アルミン・アルレルト。君を15代調査兵団団長に任命する。調査兵団団長に求められる資質は理解することを諦めない姿勢にある。君以上の適任はいない。みんなを頼んだよ」「というわけだ。じゃあね、みんな。あー、リヴァイは君の下っ端だから、こき使ってやってくれ」「おい、クソメガネ」「わかるだろリヴァイ。ようやく来たって感じだ...私の番が」「今...最高にカッコつけたい気分なんだよ。このまま行かせてくれ」「心臓を捧げよ」「ハハッ。君が言ってんの初めて聞いたよ」「やっぱり巨人て素晴らしいな...」「もうそこまで来てる!」「燃料はここまでだ! エンジンをかけろ! 機体を前に押すんだ!」「じゃあな...ハンジ...」「見ててくれ」「あ...」「飛行艇は?」「飛び立ったよ」「え...?」「ハンジ。お前は役目を果たした」「エルヴィン...みんな...」「...そうか...」*モブリット...「まったく...団長なんかに任命されて大変だったよ。エレンのバカがさぁ」*サシャ...「あぁ。大変だったな。ゆっくり聞くよ」「うん...」
2023.03.13
進撃の巨人 The Final Season Part2 あらすじ ☆2022/1/9~4/3放送の Final Season Part2 (全話) のあらすじリンクです。・前のお話 (1話~75話) はこちら↓★The Final Season Part1 60話~75話★3期 38話~59話★2期 26話~37話 ★1期 1話~25話☆進撃の巨人 The Final Season 公式サイト・各話タイトルクリックで、あらすじ記事にリンクしています ☆「第76話 断罪」 ☆「第77話 騙し討ち」 ☆「第78話 兄と弟」 ☆「第79話 未来の記憶」 ☆「第80話 二千年前の君から」 ☆「第81話 氷解」 ☆「第82話 夕焼け」 ☆「第83話 矜持」 ☆「第84話 終末の夜」 ☆「第85話 裏切り者」 ☆「第86話 懐古」 ☆「第87話 人類の夜明け」
2022.04.11
進撃の巨人 #87 人類の夜明け☆前のお話は → 「The Final Season 第76話~第86話 あらすじまとめ」☆ Part 1 → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」ミカサ (誰もがエレンは変わったと言う。私もそう思った)(でも...それは違うのかもしれない)(エレンは最初から何も変わっていない。あれがエレン本来の姿だとしたら...)(私は...エレンの何を見ていたのだろう)「本当に壁の外にも街があって人が住んでるんだな...」「壁の外とか他人の前で言うなよ」「あぁ...わかってるって」「これが壁外大陸...そして私たちが壁外の地を踏む初の壁内人類...」*サシャ...「だから言うなって ! 」「これこそが元より我々に課せられた仕事と言える。調査開始だ」*Aパートは抜けていた『島の悪魔』回。OPなしでタイトルの後にキャスト表示。「みなさん ! マーレ大陸へようこそ。アズマビト様のお屋敷までご案内いたします」「オニャンコポン ! 」「ハハッ。無事に着いてよかったよ。どうだい ? ここがマーレ最大の港街で...」「ん ? 」「あぁ !? あの馬 !! 馬...か !? あれ !? 」「牛... ? じゃないですか !? そういう牛ですよ」「車だよ。聞いたろ、来る前に。おーい !! 車 !! 」「マズイよ見られてる...」「あぁ...今絶対、田舎もんだと思われた。他人のフリしようぜ」「やつらを止めねぇと鉄の塊にニンジン食わせようとするぞ」「ハハ...そんなまさか...ニンジン買ってる !! 」「すごい人の数...ねぇエレン。何があるかわからないから私のそばを離れないで...エレン ? 」「何をぼんやりしているんだよエレン。僕たち外の世界にいるんだよ」「あぁ...これが海の向こう側...なんだよな」リヴァイ 「オイ。離れて歩くな。お前は特に」アルミン 「今いきます」「これ...ください」「毎度あり ! はい、どうぞ ! 」「おいサシャ。お前また勝手に...」「うあッ !? 冷てぇばい、これ !? 」「ははは。アイスクリームは初めてかい ? 」「俺にも一口...うおぉ !! 何だコレ !? 」「うめぇばいコレ ! 」「お...俺にもひとつください ! 」「お...俺も ! 」「あいつら目立つなとあれほど...」「誰もあの島から来た悪魔だとは思わないよ」「そこのボク。甘~いキャンディはいかがかな ? 」「ンン~ ? き~み~だ~よ」「カッコいいね ! チビッ子ギャングかな ? 」*さっきからチョロチョロしている少年 (ラムジーか。ってこの子の肌の色ってこんなだったのか...)「エレン。エレンも食べて」「アイスか...」「知ってたの ? 」「親父の記憶で知ってるだけだ。収容区のエルディア人はめったに食えない。壁の外はこんなに広いのにな...」(私たちは気付かなかった...もしくは気付きたくなかったのだろう...)「おい。それはお前の財布じゃねぇぞ」「スリだ ! 」「このガキ ! 」「また敵国の移民か...」「船に紛れ込んで来たんだろ...」「言葉が通じてないな」「海に放り投げるってのはどうだ ? 」「いや右手をへし折ってやろうぜ ! 二度とスリができないようにな ! 」「見せしめに通りの目立つところにしばらく吊るしておこう...」「そんな ! やり過ぎです ! 私の財布は無事なんですよ ! 」「これは嬢ちゃんの問題じゃねぇ。しっかり罰を与えて示しをつけねぇと」「ここで商売して生きてる俺たちの問題だ ! 」「何よりユミルの民かもしれねぇ ! 」「ここ数年どの国も血液検査に躍起になってるからな。悪魔の血がその辺に紛れてちゃ夜も眠れたもんじゃねぇよ ! 」「おい ! あんた何をしている ? 」「誰がスリだと言った。俺は「お前の財布じゃねぇ」と言っただけだ。このガキの姉貴の財布だってな」「えっ !? 」「いや~複雑な家庭なものでね...! ねぇお姉ちゃん ? 」「あ...ああ ! 」「弟がご迷惑おかけしました ! 」「ふざけんな ! そんなデタラメ !! 」「行くぞ !! 」「おい !! 待て !! 」*みんなで逃げる~「あのガキどこに行きやがった ? 」「あ...あそこ...」「まぁ...アズマビトからもらった小遣いだしな...」「そのようなことがありましたか...確かに血液検査の技術向上に伴い世界中で収容区から逃れたユミルの民の存在が発覚し問題となっております」「かつてのエルディア帝国全盛時代におきましては世界の上流層の中でユミルの民の血を取り込むことが高貴であることとされていました」「それが帝国の衰退と共に彼らが国を追われる立場となり果てたのです。これが壁の外でのエルディア人の現実...そしてパラディ島から友好を図る本計画も極めて困難であると言わざるを得ません」アルミン 「かと言って...和平の道を諦めるならジークの謀略に加担するしかなくなります。彼に我々の運命を委ねヒストリアと生まれてくる子供たちを犠牲にするしか...」「ああ...もちろんそんな未来を迎えないために私たちはここにいる。明日の国際討論会で初めて登壇するユミルの民保護団体とやらを求めてね」「依然としてその団体の理念は明らかではありません」「ええ...まずは慎重に見極めなくてはなりません。その上でその団体と我々が相まみえることが叶うなら...」「パラディ島が和平を望んでいることを表明する」「ええ」「無論、私どもアズマビト家は和平への協力を惜しみません。ですが...どれほどそれが実現可能であるとお見込みですか ? 」「とても...困難であることはわかっています。とても危険であることも...しかし...だからと言って最善を尽くさないことはできないのです」「...左様でございましょう」*エレンがいないことに気づいたミカサは外へ。「エレン !! あなたは...自分が敵の最重要目標だってことがわかっているの ? 」「みんなであなたを探し回って...」「市場の少年 ? 何があったの ? 」「まだ何も...」「え ? どういうこと ? ここは...」「戦争で居場所をなくした人たちが集まって暮らしている。俺たちもそうだった。ある日突然、日常が終わって何もかもが奪われた...すべての自由を...奪われるんだ」「ミカサ...お前はどうして俺のことを気にかけてくれるんだ ?」「え ? 」「子どもの頃、俺に助けられたからか ? それとも...俺は家族だからか ? 」「え...え ? 」「俺は...お前の何だ ? 」「...あ...あなたは...家族...」*と、いきなり飲み物を持ったおじさんw「イサ、ナリー、ニチウ」*これってカタカナの逆さ読みかな?「えっ !? 」「もてなしてくれるみたいだ」「おーい !! 」「何やってんだてめぇエレン !! 」「バカじゃねぇのか !? 」エレン 「ちょうどよかった...」*宴~*率先して飲むエレン。*前回のジャンの回想シーンだね。*サシャ吐いてるしwww「我々は ! 各国に散ったユミルの民の難民への援助を求めます !! 」「彼ら難民はエルディア人であったこともなくエルディア帝国の危険思想とは無縁なのです !! 彼らはただエルディア帝国に交配を強いられた哀れな被害者なのです !! 」「依然、憎むべきは島の悪魔どもに他なりません !! 忌むべきは100年前よりあの島に逃げた悪魔 !! 」「我々の敵はあの島の悪魔なのです !! 」(あの日からエレンは私たちの元を去った)(その後、彼から届いた手紙には...)(ジークにすべてを委ねると記され...)(次に顔を合わせた時にはもう手遅れだった)(果たして...他に選ぶべき選択肢があっただろうか ? )(すべては最初から決まっていたのかもしれない)(それでも考えてしまう...あの時、もし私が...別の答えを選んでいたら...)(結果は違っていたんじゃないかって...)*そしてBパートがエレンのナレーションで始まる『人類の夜明け』エレン (どこからが始まりだろう)(あそこか ? )(いや...どこでもいい)(すべては俺が望んだこと)(すべてはこの先にある...)「エレン...世界とエルディア双方を救う術は安楽死計画。これを完遂する他にありません。脊髄液入りのワインは改革の障害となる兵団の上層部のみに振る舞いました」「ジークはあなたを信じています。あなたもジークを...」「俺はジークの計画に従う...フリをする。お前もそうしろ」「従うフリをして...何をするんだ ? 」「憲兵団はおまえを巨人にして島に来たジークを食わせる計画を進めている。憲兵と争うはここから逃げるしか手はない」「私だって牛の世話だけしてたわけじゃない。わかってる。争う必要も逃げる必要もない。この島が生き残る一番堅実な方法があれば私はそれに従う」「他に方法はなかった...でも...あの時エレンが私を庇ってくれて...みんなが動いてくれたから...私はそれで十分だよ」「お前がよくても俺は違う」「え ? 」「世界を滅ぼす。すべての敵を...」「この世から一匹残らず駆逐する」「そんなの間違ってる !! 島の外の人すべてが敵じゃないのに...あなたのお母さんみたいに !! 突然...何で殺されるかわからない人がほとんどなんだよ !? 」「わかってる。でも...憎しみによる報復の連鎖を完全に終結させる唯一の方法は憎しみの歴史を文明ごとこの世から葬り去ることだ」「お前に島の生贄になるためだけに生まれる子を産ませ親子同士を食わせ続けるような真似は俺がさせない」「私は...エレン ! あなたを何としてでも止めないと !! 二度と...胸を張って生きていくことが...できない !! 」「耐え難いなら始祖の力で記憶を操作する。それまでお前が黙っていれば...」「そんなこと !! 」「できるさ。お前はあの時、俺を救ってくれた世界一悪い子なんだから」「頭痛 ? 」「アッカーマン一族に特有の疾患があるなんて巨人学やクサヴァーさんからも聞いたことないな。記録じゃ生存本能が刺激された時アッカーマンは力に目覚めるって場合が多いようだが...」「宿主 ? を守る習性 ? そんなものないと思うぞ」「俺が思うに...なぁエレン。その好意には正体も習性もやむにやまれぬ理由もない。ただお前のためなら巨人をひねり殺せるくらいお前のことが好きなだけだ」「じゃあエレン...」「で ? お前はどう応える ? 」「何言ってんだ兄さん。俺は長生きしてもあと4年しかないんだぞ」「私が子供を作るのはどう ? 」*エレン、自分で足を...「俺が死んだ後もずっとあいつらの人生は続く...」「続いてほしい...ずっと...」「幸せに...生きていけるように...」「世界連合艦隊。この地球上に存在し得る最も巨大な大砲のほぼすべてが今ここに集結した」「人類の英知のすべてが同じ目標に狙いを定めている...この奇跡を叶えた艦隊が阻止できないなら...」「これを止める手段はもう人類に存在しえない。この...地鳴らしを」*巨人...泳いでる...*逃げる...「あ...」「やつだ...」「進撃の巨人だ !! 」(駆逐してやる !! )(この世から)(一匹残らず !! )☆The Final Season Part 2 は87話で終わり。続きは...☆来年か~ そういえば「海を見るまでは記事を続ける」って言ってたっけw 結局、最終話まで書くことになりそう。第1話の更新が2013年の4月10日。続きは来年の何月スタートかわからないけど、進撃の巨人とは10年のおつき合いになります。私のアニメ記事の中でももちろん最長。続きもどうぞよろしくお願いします <(_ _)>
2022.04.11
進撃の巨人 The Final Season Part2 あらすじ ☆2022/1/09より放送の Final Season Part2 (76話~) のあらすじリンクです。・前のお話 (1話~75話) はこちら↓★The Final Season Part1 60話~75話★3期 38話~59話★2期 26話~37話 ★1期 1話~25話☆進撃の巨人 The Final Season 公式サイト・各話タイトルクリックで、あらすじ記事にリンクしています ☆「第76話 断罪」 ☆「第77話 騙し討ち」 ☆「第78話 兄と弟」 ☆「第79話 未来の記憶」 ☆「第80話 二千年前の君から」 ☆「第81話 氷解」 ☆「第82話 夕焼け」 ☆「第83話 矜持」 ☆「第84話 終末の夜」 ☆「第85話 裏切り者」 ☆「第86話 懐古」
2022.03.23
進撃の巨人 #86 懐古☆前のお話は → 「The Final Season 第76話~第85話 あらすじまとめ」☆ Part 1 → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」*前回のおさらいから。ライナーとアニが巨人化...「やっぱりダメか...なぜこうなるんだ...」(オニャンコポン)「人から暴力を奪うことはできないよ。ねぇ? 兵長」(イェレナ)*そして辛いダズとサムエルの最期の場面。「裏切者!! 何でだよ!? 俺たちは仲間じゃないのかよ!? 」「お前たちは仲間だよ!! でも...俺は...!! 」「い...今...何て言った? 」「ですから...通常は飛行艇を飛ばすための整備工程に一日を要します...十分な設備さえあれば...半日で飛ばせてみせますが...」半日だと...!? そこまでここを敵から守り続けろというのか...敵はいくらでも増援を送ってくるぞ...数時間しかもたない巨人の力でこの港を制圧し続けることなど...」「間に合わなかった...地鳴らしの進行速度は馬の駆け足よりも速いくらいだった。それも障害物を無視して進むから...」「半日もあれば巨人が上陸した海岸から600kmは被害に...すべての大陸を踏み潰すまでには4日...掛かるだろう...最善の手でエレンを止められたとしても...」「レベリオは既に...間に合わない」*ジャンの回想のおじさん...誰? (放送されていない『島の悪魔』回に登場かと...)「くっ...そんな...」「飛行艇が飛んだところで...エレンの位置がわからない。時間はさらに掛かる...そもそもここで半日持ちこたえることも不可能だ...これは...」「考えがございます」「ここより南、マーレ海岸都市のオディハにアズマビトが所有する格納庫があります。そこでも飛行艇の整備は可能です」「すぐさま船で飛行艇を曳航したまま出港しオディハにて飛行整備を完了する手があります」「海岸都市? 距離によっては...これから地鳴らしで壊滅する都市じゃ...」「オディハは地鳴らしより先回りできる距離にありますが、さらに半日もつかは...賭けになります」「...賭け」「...何にせよここで飛行艇を飛ばすことはできない...船に石炭はあるか!? 」「は...はい!! 」「しかし出港までに30分は...」「15分でやれ!! お前らが死ねばヒィズルもろとも世界は滅亡する!! 心して掛かれ!! 」「はい!! 」「俺は兵長たちを呼んできます!! 」「私はミカサに知らせる!! 」*ここで OP「作戦変更!! 船で離脱し大陸で飛行艇を整備する! 乗船の援護を!! 」「アズマビトの整備士だ!! 殺せ!! 」*ハンジ、ミカサが援護。「この...売国奴がぁ!! 」(なぜアズマビトが出て来た!? 危険をおかしてまでどこに...? はっ!! まさか!?)「ライナー!! 」*アズマビトを守るライナー*アニを守るライナー(まずいぞ...これは本当に大陸で飛行艇を完成させるつもりなのか!?)「ありったけの雷槍を持ってこい!! やつらは船でエレンを殺しに向かう気だ!! 何としてでも船を破壊しろ!! エレンが殺されればパラディ島は血の海に沈む!! 全世界から報復されお前たちの親や兄弟も子供も皆殺しだ!! 」「心臓を捧げよ!! 」「やつら船を狙い出したか...あれじゃ二人とも出港準備までもたないぞ...」「俺も戦わなくちゃ...顎の巨人の力を使って...」「それはダメ。初めての巨人化は上手くいかない」「でもこのままじゃ...」「私に任せて。私はあなたたちを船に運んだあと戦闘に加わる」「俺じゃなくてガリアードさんだったら...こんなところでウダウダ悩むこともなかったのに!!」「...ファルコ!! 待って!! 」「ダメ。先に船に連れていく」「乗れ!! 急いで炉を沸かせ!! 」*コニーがアルミンを連れてくる「コニー!! 」「胸と腹を撃たれてる」「顎もな。すぐに回復する。お前は...」「船を守る!! 」「マガト隊長。ファルコが...」「まずい!! 増援だ!! 私たちでアレを食い止めないと出港どころかここで全滅だ!! 」「援軍の車両が...やられた!! 」*手を傷つけて巨人化しようとするが出来ないファルコ。「何やってんだファルコ!! 早く船に乗れ!! 」「...はい」*鎧と女型はボロボロ...(...体が...動け...)(何も...見えない...)「今だ!! トドメを刺せ!! 」*そこにコニー*コニーを援護するミカサ(躊躇えば...)(地鳴らしは...止められない...!! )「フロック...」「わかってる!! 対人装備で裏切り者を討つ!! 」「雷槍は車力に撃ち込め!! 一斉攻撃だ!! 」「あぁ!! もう!! 」「死守せよ!! この島を!! 俺たちの国を!! 」*ファルコの顎!! キターーー!! (この一発に懸ける! 船底に穴を開ければ...! )「エルディアを救うのは!! 俺だあぁぁぁ!! 」*ガビお見事。フロック海に落ちる。「出港できるぞ!! 早く乗れ!! 」*ファルコ暴走。ピークに押さえさせマガトがうなじからファルコを助け出す。「もう大丈夫だ。ファルコ。お前はよくやった」「頼む。すぐに船を出せ」「え? あんたは? 」「殿を務める」「隊長がファルコを戻してくれた...」「うん...危ないところだった...」「それで? マガト隊長は? 」「...元帥だってば」「イェーガー派の増援を食い止めたのはあんたか? 」「そうだ...なぜあんたは船に乗らなかった? 」「あれはマーレ軍から鹵獲した巡洋艦だろ。アレの速力なら仲間を乗せた輸送船などすぐさま追いつかれ撃沈される。ここに残してはおけない」「ならば手を貸そう」「突入してきた」「構わん。俺は弾薬庫に火をつけるまでだ...海に飛び込むなら今だぞ」「いや...いい。死に時を探していたところだ」「なぜ我々の味方をした? 滅ぶのはこの島かもしれんぞ」「シガンシナの砦から南へ向かう教え子たちを見た。アニ・レオンハートを連れてな。そこで目的を察し胸が震えた。教え子たちの成長に...」「あんたが増援を食い止めなければ我々はここまでだった。あんたは後に世界を救った英雄のひとりとなるだろう」「じゃあ...あんたと一緒だな」「自分を誇ることなどできない...自分の良心に気づいておきながら子供たちを国の都合のいいように指導し壁を破壊するよう命じた...」「ようやく気づいた...あの子たちがただ普通に生きることができたら...俺は...どんなに嬉しかったか」「あんたにできなくても俺はあんたを誇りに思うよ」「開けろ!! オイ!! ...」「きっとその子たちも同じだ」「ありがとう。ところで...名前は?」「キース・シャーデス。あんたは? 」「テオ・マガト」*ここで ED。そしてCパート。「オディハへの航路はマガトと私たちで決めた。というより他に選択肢がなかった。君たちの故郷レベリオを救う道はどこにも...」「だったら...もう...私が戦う理由はなくなった...私は...降りる...」「たとえ地鳴らしが今すぐ止まったとしてもレベリオもマーレも壊滅状態は避けられない。それはマガトもわかっていたよ」「だが彼は命を賭して私たちを先へ進めた。それはレベリオやマーレのためじゃない...」「名も知らぬ人々をひとりでも多く救えと私たちに託すためだ」「だとしたら...最初の疑問に戻るけど...あんたはエレンを殺せるの?」「...」「私が...エレンを殺そうとするのを...あんたは...黙って...見てられる? ...もう...戦いたくない。あんたと...殺し合いたくない...」「あんたたちとも...エレンとも...」★次回 『人類の夜明け』*来週はお休みで次回放送は4/3
2022.03.23
進撃の巨人 The Final Season Part2 あらすじ ☆2022/1/09より放送の Final Season Part2 (76話~) のあらすじリンクです。・前のお話 (1話~75話) はこちら↓★The Final Season Part1 60話~75話★3期 38話~59話★2期 26話~37話 ★1期 1話~25話☆進撃の巨人 The Final Season 公式サイト・各話タイトルクリックで、あらすじ記事にリンクしています ☆「第76話 断罪」 ☆「第77話 騙し討ち」 ☆「第78話 兄と弟」 ☆「第79話 未来の記憶」 ☆「第80話 二千年前の君から」 ☆「第81話 氷解」 ☆「第82話 夕焼け」 ☆「第83話 矜持」 ☆「第84話 終末の夜」 ☆「第85話 裏切り者」
2022.03.16
進撃の巨人 #85 裏切り者☆前のお話は → 「The Final Season 第76話~第84話 あらすじまとめ」☆ Part 1 → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」「まさかフロックの動きがここまで早いとは...」「我々はイェーガー派に飛行艇を壊されたらおしまいなのだが...なぜやつらはそうしない?」「さあねぇ...おそらくはエレンを止めようとする私たちの存在に確信が持てないんだろう」「船を壊すのは簡単だけど世界が滅べば失われた技術の再現に何十年とかかる。無人の大陸がほしいのなら飛行艇はなおさらほしいはず。港を占拠した一番の目的も船や技術者をもつアズマビトを押さえることだったのかもしれない。だけど...そんな彼らも私たちがここにいるとわかれば...即座に飛行艇を粉々にするだろう」「その阻止は九つの巨人であっても...困難だ」「だがここでつまづくようでは到底始祖には敵うまい。作戦を...」「やつらを一瞬で皆殺しにする。飛行艇を確保するにはそれしかない」「そのために巨人の力もあんたたちの武器もすべて使う。いいね?」「...ちょっと待てよ...」「どうして?」「港を見境なく攻撃すればアズマビトまで巻き添えになる」「...そうだ! 」「あんたの遠い親戚も私たちにとっちゃ故郷を攻撃した敵なんだけど」「いいや...アズマビトに死なれたら困るの。アニちゃん」「そうなんでしょ」「そのとおりだ。飛行艇の操縦だけなら俺だけでも何とかなるだろう。だがアズマビトの整備士がいなければ飛行艇は羽のないボートのままだ」「現在、飛行艇は海で曳航しやすいように羽が折りたたまれている。無論その羽を伸ばせば飛べるというものでもない。本来の計画なら格納庫に入れて整備、点検、飛行訓練の後にようやく運用に至る手はずだった」「それは...どのくらい時間がかかる?」「わからない...アズマビト次第だ」「そう...つまり...アズマビトを守りつつ飛行艇を整備する時間も稼がなくちゃならない。その上、邪魔をしてくるイェーガー派からは死傷者を出したくない...とでも言うつもり?」「出したくねぇよ...訓練兵からの同期もいるんだぞ」「じゃあどうするの? 教えてくれる? どうやって襲いかかる敵から死者を出さずに飛行艇とアズマビトを無傷で守りつつ整備にかかる時間を稼ぐのか...」「教えてよアルミン。私を追いつめた時みたいに作戦を教えて」「...」「そんな作戦はない。一瞬で片がつくか...しくじって飛行艇を失うか」「...待てよ...俺たちは人を助けるためにここにいるんだぞ!? なのに...まずやることが島の連中の皆殺しかよ!! どうしてこうなんだよ!?」「そうね...そもそもあんたたちには、こんなことに付き合う義理なんかない。こんな選択を突き付けられることも」「あんたたちならあの日、壁を壊すことを選ばなかっただろうね。私たちと違って」「! 」『やっぱり俺は...お前と同じだ』(あれは...そういうことか!...)「お前たち4人は戦わなくていい...ガビとファルコと一緒に安全な所で見ていてくれ。イェーガー派に見つかれば否が応でも選択を迫られるだろう。ただし...何も手出しするな」「ただ殺し合いを見てろってことかよ...」「かと言って巨人が暴れてどうにかなる問題か...?」「私は観客になる気はないよ。イェーガー派ならもう4人殺したことだしね」「何より...人類にはもう時間が残されていない」「沖で大量の蒸気を上げながら進む巨人が見えた。その速度から推測するに...すでにマーレ大陸には上陸している。ここから近いマーレ北東の都市は壊滅しているだろう。こんなに早く海を渡れるとは思わなかった...既にどれだけの人々が殺されたことか...」「エレン・イェーガーの行先を言え!! 」「言うまで腕の関節を増やし続ける!! 」「マガト!! 」「怖がらなくていい。殺しはしない! 」「それはよかった...気が変わった...この成り行きを見届けるまで...死にたくない。私を連れて行けば...エレンの行き先を言うかも...しれない」「飛行艇の確保が先だ」「今、拷問をしている時間はないだろ! 」「コニー、アルミン、ミカサ、ジャン」「昨夜の私の態度を詫びたい。我々は...間違っていた」「軽々しくも正義を語ったことをだ。この期に及んでまだ自らを正当化しようと醜くも足掻いた...卑劣なマーレそのものである自分自身を直視することを恐れたからだ」「君たちに責任はない。同じ民族という理由で過去の罪を着せられることは間違っている」「ピーク、アニ、ライナー。お前たちも世界の憎しみを一身に背負ういわれはない...だが...この血に濡れた愚かな歴史を忘れることなく後世に伝える責任はある。エレン・イェーガーはすべてを消し去るつもりだ...それは許せない。愚かな行いから目を逸らし続ける限り地獄は終わらない」「だから...頼む...我々の愚かな行いに...今だけ目をつむってくれ」「...断ります。手も汚さず正しくあろうとするなんて...」「見てくださいよ。あの蒸気を。今日ほど歴史が変わる劇的な日はないでしょう。ヒィズル国ももちろん例外じゃありません。文明の痕跡は跡形もなく消え去り真っ新な土地に生まれ変わる。煩わしいことはもう何もありません」「あなた方はただこの島に貢献してくれればいいのです」「幸いにしてヒィズルの優秀な技術者がここにいるわけですし...」「ね? これ以上部下を減らしたくなかったら、ちゃんと言うことを聞かせてください」「大変ご機嫌のところ申し上げにくいのですが...」「え? 」「一体何が変わったとお喜びなのでしょうか? これでパラディ島は安泰だとお考えのようでしたら...お気の毒に...ただ世間が狭くなるだけのことです。何も変わらず同様の殺し合いを繰り返すことでしょう」「ご忠告、痛み入ります。確かにそのような気がしてきました。大事なのは身の程を弁えることでしょう」「ヒィズルの技術など必要ない。飛行艇も航海術も我々の身の丈には合わない代物だと欲を断てば不安の種は摘める...いいですか? 大事なのは身の程を弁えることです。わかりましたか? 」「フロック!! どこにいる!! アズマビトはどこだ!? 」「アルミン!? ...今までどこにいた? 何を騒いでいる? 」「車力の巨人を追ってたんだよ!! やつら鎧と一緒だ!! 海を泳いで逃げた!! 早くしないと逃げられる!! 今すぐ飛行艇が必要だ!! 急いでアズマビトに飛べるようにさせろ!! 」「...何を言っている? 」「君こそ何をやってるんだ!? 車力を追ってなかったのか!? 南に逃げるに決まってるだろ!! やつらは...ジャンとオニャンコポンを殺したんだぞ!? 」「アルミン!! 飛行艇はあそこだ!! 」「フロック!! 急いでアズマビトの整備士を連れてくるんだ!! 」「止まれ!! 」「止まるんだ!! 」「ダズ!? サムエル!? 何をやってるんだ!? 」「...ありゃ爆弾か!? 」「今すぐアレを取るんだ!! 」「海に逃げたマーレの残党を! その飛行艇で追うんだよ! 」「待て! 」「落ち着けよ! ふたりとも! 」「実は...お前たちがマーレとグルになって...この飛行艇を使って地鳴らしを止めようとしているんじゃないかって...疑いが...」「...そ...そんなことやるわけねぇだろう!! 」「そうだよ!! エレンを止めたらこの島はどうなるんだよ!! 」「...だ...だよな...」「俺たちせっかく助かるのに...お前らがこの島をまた危険にするわけないよな...」「...あたりまえだろ!? 」「よかった...お前らが裏切ってたらどうしていいかわかんねぇし...」「いいから早く...!! 爆弾を取ってくれよ!! 」「でもな...お前らなら敵国だろうと...エレンの虐殺を止めるんじゃねぇかって...そんな気もしたんだ」「...どうした? 起爆装置を外したぞ? 」(あとは...フロックがアズマビトの整備士を素直に渡してくれれば...完成した飛行艇にどうにかしてみんなを乗せてここを去る)(すべて成功すれば無用な血は流れない...)「何か...おかしいと思いませんか? 南へ逃げるとわかっている敵を追うなら機関車を使ったほうが早い。馬を休ませながら移動するよりずっと...やつらがコソコソ動く理由は...いや...確証は持てない...」「でも...やっぱり不安の種は摘んでおくべきか」*銃声3発(失敗した...)「おい!? 」「フロック!? 」「クソっ!! 殺せ!! 」「ただで死んでなるものか!! 」「キヨミさん!! 」「敵襲!! ミカサ!! アルミン!! コニー!! エルディアを裏切った!! 殺せえええぇぇ!! 」「窓から雷槍を撃ち込まれる!! 地下まで走って!! 」(始まってしまった...こうなったらもう...イェーガー派を殲滅するまでやるしか...!!)「ミカサ様!! 」「こっちだアズマビト!! 地下で攻撃をしのぐ!! 生きたければ付いてこい!! 」「...おい」「ダズ!! やめるんだ!! 」「アルミン!! 」「動くな!! 」「サムエル...」「ダズ...早く飛行艇を爆破しろ...早くやれ!! 」「サムエル...なあ...」「裏切ったんだろ? コニー...」「一緒に土地を増やして...肉を食おうって...言ったのによぉ...ああっ...ちくしょう...何で...こんな...」「このままでは袋のネズミです!! 時間をかけて殺されます!!」「これでいい!! 我々が安全ならやつらは存分に暴れることができる!! 」「地下に逃げたぞ!! もっと爆弾を持ってこい!! 」(逃げ場のない地下に籠るつもりか!? )(いや...まさか...!!)「やっぱりダメか...なぜこうなるんだ...」「人から暴力を奪うことはできないよ。ねぇ? 兵長」「ダズ!! 爆破しろ!! 」「やめろよぉ...!!」「アルミン!! 」「裏切り者!! 」「何でだよ!? 俺たちは仲間じゃないのかよ!? 」「お...お前たちは仲間だよ!! でも...俺は...!! 」『誰かがやらなくちゃいけないんだよ...』(ベルトルト)「うわぁぁぁ!! 」「や...やめ...」*アルミンにもベルトルトの声が...『誰かが...自分の手を血で染めないと...』「うっ...うっ...うわぁぁぁー!! 」★次回 『懐古』
2022.03.16
進撃の巨人 The Final Season Part2 あらすじ ☆2022/1/09より放送の Final Season Part2 (76話~) のあらすじリンクです。・前のお話 (1話~75話) はこちら↓★The Final Season Part1 60話~75話★3期 38話~59話★2期 26話~37話 ★1期 1話~25話☆進撃の巨人 The Final Season 公式サイト・各話タイトルクリックで、あらすじ記事にリンクしています ☆「第76話 断罪」 ☆「第77話 騙し討ち」 ☆「第78話 兄と弟」 ☆「第79話 未来の記憶」 ☆「第80話 二千年前の君から」 ☆「第81話 氷解」 ☆「第82話 夕焼け」 ☆「第83話 矜持」 ☆「第84話 終末の夜」
2022.03.09
進撃の巨人 #84 終末の夜☆前のお話は → 「The Final Season 第76話~第83話 あらすじまとめ」☆ Part 1 → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」*ジャンの妄想からスタート ('ω')ノ(家は当然セントラルの一等地を要求する。朝だろうと昼だろうと上等の酒をかっくらってやる。誰にも文句は言わせねぇ。嫁も子供も孫の代まで幸せに暮らせる権利があるはずだ)*ん? この嫁はミカサか?*ほい現実。ハンジさんが窓をたたく。(俺は気が付かなかった...何も聞かなかった...行くな。考えるな。このままじっとしていればセントラルの一等地が手に入る。このまま...)「よく来たね。ジャン。ミカサから状況を聞いたところだ。現場にいなくて申し訳ない。過酷な状況下でよくやったよ君たちは」「リヴァイは...無事ではないが生きてるよ。しばらくは戦えないけど...そして...私たちは車力の巨人らマーレ残党と手を組んだ。エレンを止めるためだ。皆殺しは間違ってる」「どうやって止めるんですか?」「まずは協力者を集める。何ができるかは協力者次第だ。だが君たちや九つの巨人がなければ何もできない...従来の兵団組織は壊滅してもう私は君たちの上官ではない。その上で聞くけど...」「やります。これ以上エレンに虐殺なんてさせたくありません。それが私たちやこの島を守るためであっても...エレンを止めたいんです」「もし...本当にエレンを止められたとして...どうするつもりですか? エレンが始祖の力を維持できたとしてもあと4年の命なら...その後この島はどうなりますか? その後の何十年後の未来もずっと...世界から向けられる憎悪が消えないなら...エレンを止めることはこの島を滅ぼすことになります」「私が思うにマーレからすれば島に奇襲を仕掛けた途端地鳴らしだ。少なくとも...今後しばらくはこの島に手は出せないと思う」「『完全に島を滅ぼさないといつ世界が滅ぼされるかわからない』と...ヴィリー・タイバーの演説以上に世界を焚きつけることになりますよ」「それはもっともだろうが...いずれにしろ島が滅ぶにしても何年かは猶予ができるはずだ」「でも!! そうやって可能性を探しているうちに時間が過ぎて何ひとつ解決できなかった!! だからエレンは世界を消そう...」*バン!!「虐殺はダメだ!! これを...肯定する理由があってたまるか!!」「ごめん...大きな音出しちゃった...ジャンの言う通りエレンがこうなったのは私の不甲斐ない理想論のせいだ」*あらOPなしか。「それに...こんなこと吠えておいて逃げようとしていたんだよ...すべてを捨てて...すべて忘れて生きようって...でも私はまだ調査兵団の団長だ。人類の自由のために心臓を捧げた仲間が見ている気がする...大半は壁の外に人類がいるなんて知らずに死んでいった...」「だけど...この島だけに自由をもたらせばそれでいい。そんなケチなことを言う仲間はいないだろう」「虐殺を止めることができるのは...今しかない」*マルコ...「ハンジさん...俺は...まだ調査兵団です」「誰か手伝ってくれないかな? 睨み合ってないでさ...」フッ。散々殺し合った者同士で飯を囲むか...おもしろいな。どうして気が変わった? エレン・イェーガーを放っておけばお前らが望む世界が手に入るのだぞ? 島の悪魔どもの楽園がな。我々はあと少しのところでエレンとジークの接触を阻止できた...お前らがやつの手助けをしなければな」「説明した通りだよ元帥殿。私たちは虐殺なんて望んでない。じゃなきゃコソコソ森に逃げ隠れてシチューなんか作ってないよ」「つまり正義に目覚めたというわけか」「正義だと? 今、正義を語ったのか? ...あんたが? ...あんたらが送り続けてきた巨人に抵抗してきた俺たちが悪だったのか!? いいか!? 俺たちが必死に戦ったのは巨人に食い殺されたくなかったからだ!! それが悪魔の所業だって言いたいのかよ、おっさん!!」「あぁ...お前たちは悪魔に見える...パラディ島脅威論は現実となり今や世界は滅びつつある。お前らが必死に戦った結果がこれだ...違うか?」「あのなぁ...そもそも壁破られて目の前で母親が食い殺されていなきゃなぁ!! エレンはこんなことしてねぇよ!! 地鳴らしまで追い詰めたのはお前らだろうが!?」「おい。今さら歴史の話をしようっていうのか? 先にマーレを苦しめ蹂躙したのはエルディアだってことぐらいは理解しているんだろうな?」「二千年も前のことで、いつまで被害者面してやがる!?」「まったくガキと話しているようだ。そのような戯言が実在する二千年の歴史に通用すると思っているのか?」「何だと...!?」「あ~...やめよう。見たわけでもない二千年前のいざこざ話なんて退屈だ...ジャン。元帥殿は私たちの存在に困惑しておられるのだよ。この島を根絶やしにしようとした世界の人々を楽園を捨ててまで助けようとする奇怪な悪魔の存在に...私たちは外の世界で数か月暮らした。もう何も知らない島の悪魔には戻れない...」「それで...あんたたちに殺せるの?」「エレンを殺せるの?」「エレンを止める方法は殺すだけじゃない」「あんたならそう言うと思ったけど...それじゃ何? 説得でもするの? それで考え直すくらいのやつが人類大虐殺なんて実行する?」「それはわからないよ。エレンと話してみないと...」「じゃあ...対話が可能だとして...それでも虐殺を止めてくれなかった時はどうするの? エレンが敵だとアホになるからわからないの? ...やっぱりね。マーレに故郷を持つ私たちがエレンを殺そうとするなら...あんたらはエレンを守るために私たちと戦うことになる...きっと。結局はそうでしょ? ミカサ」「あんたにとってエレンより大事なものなんて考えたこともないだろうからね」「つまり私を殺すべきだと?」「えぇっ!?」「レオンハート!!」「...あんたの気持ちはよくわかる。私もエレンを止めたい理由はひとつ。マーレにいる父親を殺されたくないから。だからあんたの助けがいる。説得してエレンを止められるならそれでいい。少なくともその時まで私たちは争うべきじゃない」「...わかった」「はいはいはい! さあシチューができたよ! 食べよう!...馬を休めても港まで最速で5時間かかる。頼りはアズマビト家だ。キヨミさんいわく地鳴らしの視察用に飛行艇を港に用意してあるらしい。それを使えばあの始祖の巨人に近づける」「やはり...アズマビトが裏で手をまわしていたのか...」「問題は始祖の巨人がどこにいるかだ。闇雲に飛んでもすぐに燃料は尽きる」「そうだ。だからこいつを攫った。イェーガーがまず向かう先はどこだ?」「...知るわけない。知ってたとしてなぜ私が答える必要が?」「大陸のことを何も知らないイェーガーに知恵を貸したのはお前だ。やつは前もって地鳴らしの進路を想定している。何らかの予想はできるはずだ」「クソ野郎」「...は?」「なぜ私がマーレ人のクソ野郎に協力する必要があるのかと聞いている」「あんたの命をこっちが握ってるからでしょ」「無駄だ。死にたがってる」「でも自分の故郷のためにマーレと戦ってたんだろ? 故郷がこのまま踏み潰されてもいいのかよ?」「...」「イェレナ?」「構わないだろう。なぜならこいつも同じクソ野郎のマーレ人だからだ」「レベリオであなたにまんまとやられたからね...イェレナ。あなたの過去を洗いざらい調べて驚いた。ごく一般的なマーレ人家庭の出自をマーレに併合された小国出身と偽った。ジークと初めて出会った時から。マーレに失望していたあなたはある物語を作り出した。それは王子様と世界を救う奇跡の物語。自らを嘘で塗り固め人類史に刻まれんとする。その欲深さに敬服いたします」「フッ...世界を救う。これ以上に人を惹きつける甘美な言葉があるでしょうか? 何億もの命を救うという崇高な胸の高鳴りに身を任せ、これまでの遺恨などなきもののように喉へと流し込む。それが今、私の目に映るあなた方の姿です。少し...思い出してみませんか?」*公開可能な情報がハンジのシチューって...「ライナー・ブラウン。あなたが壁に穴をあけたことで、どれだけのエルディア人が巨人に食い殺されたでしょうね...アニ・レオンハート。あなたも随分と調査兵団を殺したそうですね。ついでにストヘス区でも大勢の住人を踏み潰したとか...ああ、もちろんパラディ島の皆さんも。普段は良識人のあなたが、あそこまで派手に軍港を破壊するとは...アルミン。民間人を含めどれだけの死体の山と戦果を挙げたことでしょう...皆さんのレベリオでの勇士を私は忘れてはいません。特にジャン。あなたは車力を討つために、そこにいるファルコ少年めがけ勇猛果敢に雷槍を撃ち込みました。そして...そこにいる少女ガビによってサシャが撃ち殺されました...」「サシャは本当にいい娘でしたから...私も悲しかった...しかし、訓練兵から家族のように一緒に過ごした皆さんの悲しみと憎しみとは比べ物にならないでしょうが...」「プハー...おいしいですハンジさん。おかわりありますか?」「ああ。まだまだあるよ」「ありがとうイェレナ。お互いのわだかまりをここで打ち明けて心を整理させようとしてくれてるんだよな? ...お前も大事な仲間の頭を撃ちまくってまで叶えたかった幻想的な夢がすべて無意味に終わって死にたがってたのに...気を遣わせちまったな」「ああ忘れてた。何でしたっけ? 以前教えてもらったあなたの親友の名前は...そうだ...マルコだ。確か...彼の死にアニが関わってると言ってましたよね? もうアニから聞いたんですか? マルコの死の真相を」「私がマルコから立体機動装置を取り上げた。だからマルコは巨人に食われ...」「アニは俺の命令に従っただけだ」「マルコは俺とベルトルトの聞かれてはいけない会話を耳にした。俺は正体がバレることを恐れ...マルコが巨人に殺されれば、うまく口封じができると思った...俺は空中でマルコを屋根に叩きつけ動けないように押さえつけている間にアニに立体機動装置を...外させた...」*なんか画像が枝ばかりだね。森?「マルコはその場から動けないまま巨人に食われた」「マルコは...最期に何か言ってなかったか?」「『俺たちはまだ話し合ってない』って...」「そうだ...そうだよ! ...俺たちはロクに話し合ってない。だから...どっちかが死ぬまで殺し合うみてぇなことになっちまったんじゃねぇのか?」「今からでも遅くないよ。これだけしのぎを削り殺し合った者同士が少なくとも今は殺し合わずに言葉を交わしてる。誰が想像できただろうか? 私たちが火を囲んで食事するなんて」「マルコが巨人に食われるのを見ながら俺は何でマルコが巨人に食われているんだと思った...」「え?」「そして怒りに身を任せてその巨人を殺した。よくもマルコをとか言いながら...」「もういいって...罪悪感で頭がおかしくなっちまったんだろ?」「許さないでくれ...俺は...本当にどうしようもない...」「もういいって! 」「...すまない」「おいジャン!!」「ダメだ!!」「ジャン!!」*ジャン、止めに入ったガビを蹴ってしまう。「ガビ!!」「うっ...ごめんなさい...」「私たちは...パラディ島のあなたたちを...皆殺しにすることが...希望でした...世界から認めてもらい許してもらうために...この島が...悪魔が消えてなくなることを願い続けてました...」「そしたら...お父さんやお母さんが...レベリオのみんなが消えてなくなることになりました...ごめんなさい...」「すごく...図々しいことはわかってますが...皆さんの助けが必要です...どうか...私たちに力を貸してください!」「お願いします! 地鳴らしを一緒に止めてください! 」「お願いします...」「お願いします! ...」「...離せ」「どこ行くんだジャン!?」「ジャン!? おかわりどうするの!?」「ダメだ...行っちゃった...」「ガビ...」「うるせぇな...」「起きろ」「出発の時間だ」「協力してくれるの?」「あぁ...もちろんだ」「オラ! いつまで寝てんだライナー! ケガなんてとっくに治ってんだろうが! 」「ガビ。蹴って悪かった。大丈夫か?」「うん。大丈夫。平気」「そうか...」「ライナー。お前には謝らねぇからな」「あぁ...それでいい」「私は?」(アニ)「...」「車力が! 」「止めろ。何かあったようだ」「港が! 」「港がイェーガー派に占拠されています」「おそらくは機関車で先回りしたのでしょう」「対巨人用装備の兵士が多く戦闘態勢でした」*ジャンが一番上だ...★次回 『裏切り者』
2022.03.09
進撃の巨人 The Final Season Part2 あらすじ ☆2022/1/09より放送の Final Season Part2 (76話~) のあらすじリンクです。・前のお話 (1話~75話) はこちら↓★The Final Season Part1 60話~75話★3期 38話~59話★2期 26話~37話 ★1期 1話~25話☆進撃の巨人 The Final Season 公式サイト・各話タイトルクリックで、あらすじ記事にリンクしています ☆「第76話 断罪」 ☆「第77話 騙し討ち」 ☆「第78話 兄と弟」 ☆「第79話 未来の記憶」 ☆「第80話 二千年前の君から」 ☆「第81話 氷解」 ☆「第82話 夕焼け」 ☆「第83話 矜持」
2022.03.03
進撃の巨人 #83 矜持☆前のお話は → 「The Final Season 第76話~第82話 あらすじまとめ」☆ Part 1 → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」*ハンジさんがリヴァイ兵長を抱えて川に飛び込み逃げた後の様子から。「もう追手はいなくなったよ。リヴァイ...」「みんな巨人にされたけど君だけ生き残った」「このケガで生きてるのも同じ理由だろうね。君がアッカーマンだからだ」「これは...どうしたもんだろう。私たちじゃジークを止められないだろうし...アルミンやピクシス司令に託すしか...例えばエレンがジークを裏切っていたとしても...イェーガー派が脊髄液でこの島を支配するなら私たちは一生この島のお尋ね者」「たぶん順番が来たんだ。自分じゃ正しいことをやってきたつもりでも...」「時代が変われば牢屋の中」「いっそふたりでここで暮らそうか。ねぇ...リヴァイ」「今の...まさか...エレンが世界を...リヴァイ!!」「獣の...クソ野郎は...どこだ...」「起きなくていい...ジークはイェーガー派とシガンシナ区へ向かった。それから半日ほど経ってる。いったい何があったの?」「ヘマをした...やつに...死を選ぶ覚悟があることを...見抜けずに...また...逃がした...」「無念でならないだろう...でも今は...」「このまま...逃げ隠れて...何が残る...」「...何だよ...私の独り言聞こえていたのか...」「何を作ってやがる...」「あれで俺を...馬で...引こうってか...蚊帳の外でお前がおとなしくできるハズがねぇ...」「ああ...そうなんだよ。できない」*そして前回の続き『人畜無害の死に損ない』登場。「俺の目的は...ジークを殺すことだ...」「あんたたちとは利害が一致する...テオ・マガト。ピーク・フィンガー」「リヴァイ・アッカーマン。九つの巨人に引けを取らない強さを持つらしいが...そのザマでどうやって俺の弾丸を避けるつもりだ?」「弾は避けられない。だがこのザマを敵の前にみすみす晒した。撃つか聞くかあんたたち次第だ」「では撃つ前に聞こう。ジークを殺すと言ったが...やつは今どこにいる?」「おそらくは...王家の血を利用するためにエレンに取り込まれている。いや...始祖の巨人に」「巨人博士のハンジさんなら何でもわかるようですね。我々マーレよりも...その始祖の巨人はご覧になられましたか?」「とてつもなくデカくてどうにもできなさそうなことはわかってる...」「だから...我々はやるしかないんだよ...みんなで力を合わせようってやつを」*フリガナ『きょう』だけ? (母さんにファルコを食わせるにはどうすればいい? やっぱり力ずくか? ケガでもさせて巨人の力があることがバレたらおしまいだ...)(失敗できない...何か...いい方法を考えないと...素直な子だよな...こんなところで野宿することに文句も言わない。俺を疑ってもいいのに...)(信じているのか...俺のことを...)「くそ...サシャ...お前ならわかってくれるか...」「あの...病院に行くんじゃなかったんですか? どうして廃墟の村に...」「あぁ...面白いものがあるから見てもらおうかと思って...」「ここは...ラガコ村?...」「どうして...わかった...?」「昨晩...あなたの独り言が聞こえてきました...」「サシャ...って...飛行船でガビに撃たれた仲間の兵士ですよね? あなたは俺が誰かを知りながら...知らないフリしてここまで連れてきた。どうしてですか...? 俺に復讐するつもり...ですか?」「違う。あれは戦闘行為だったと...わきまえてる...」「あ!?」「動けないから安心しろ...もう何年も...このままなんだ」「これを...俺に見せて...どうするつもりですか?」「巨人の歯磨きを手伝ってほしいんだ。こんな貴重な体験めったにないぞ」「...え?」「ほら...あの上からガシガシやるだけだから! あそこまで登ってみて考えようぜ! なあ...いいだろ?」「はい...」「ファルコ!! そいつから離れて!!」「ガビ!?」「あんたを巨人に食わせようとしている!!」「コニー!! やめろ!!」「来るな!! お前らが離れろ!!」「コニー!!」「うるせぇ!! 聞きたくねぇ!! 何も言うな!! お前にはわからねぇよ!! こいつを生かしたほうが得だって言うんだろ!? だから母ちゃんを諦めろって!!」「正しいお前なんかに!! バカのことなんてわかんねぇよ!!」「ファルコ!! 顎の力を使って!!」「顎の力? え...? ガリアードさんは?」「そんな...やめて!! ファルコ!!」*エルヴィン団長...「ガビ...コニーを許してくれ...」「え!?」「オイ! 来るなっつったろうが!!」「オイ...何するつもりだ?」「...」「何か言えよ!! アルミン!!」「さっき喋るなって言っただろ!!」「だから...行動で示すよ」「うっ...兄さん...」「俺が助けなかったら...どうするつもりだったんだ?」「君のお母さんが人の姿に戻ってた」「超大型巨人を継承してな...そうなりゃ母ちゃんを苦しめるって考えりゃわかることなのに...」「母ちゃんには立派な兵士になれって言って送り出された。なのに息子は...子供と友だちを殺すかもしれなかった...そんな兵士になっちまったんだ...俺は...」「僕もだよ...団長の代わりになれなかった...」「アルミン。俺は母ちゃんに誇れる兵士になりたい。だから...困ってる人を助けに行こう」「探した」「嬉しいです...私を探してくれたんですか? それとも...このマフラーを?」「あなたが持っていると思った」「ごめんなさい...でも...あなたに近づけると思って...雷槍の破片がお腹にあって...もう取り出せません...エレン・イェーガーの創る自由な...世界を見ることができなくて...残念です」「少しだけ...イェーガーさんと話したことがあります...あなたのことで...このマフラーは捨ててほしいと...話してました」「でも...捨てるくらいだったら...このまま私と...」「返して」「あなたに憧れて...兵士になりました。悔いはありません。あなたの背中を追いかけて...」「私は...心臓を捧げて生きたのですから」「あの巨人が地鳴らしの最後尾か...」「やっとこの地響きから解放される」「俺には自由をもたらす鐘の音のようだったよ」「我々エルディア帝国は100年以上にわたり世界に迫害され続けた!! だが終わった!! 我々はもう自由だ!!」「解放者エレンと我らイェーガー派によって世界に勝利した!!」「うおぉぉー!!」「なぁミカサ。お前もイェーガー派に加わって統治者に名乗り出るのかい?」「興味ない」「ジャンはすっかりその気らしいがな」「心臓を捧げよ!!」「心臓を捧げよ!!」「心臓を捧げよ!!」「イェーガー派万歳!!」「とにかくライナーの元に急がないと...」「2、3日は昏睡状態だから安心して」「こんな寄り道してていいんですか?」「まずは腹ごしらえだ」「しかし本当なのかアルミン?」「うん。すべての硬質化が解かれたのならアニが復活した可能性も...」「ぶふっ!」「ア...アニ!?」「ははははは!! アニが!! パイを貪り食ってる!!」「やめなよコニー!!」「汚ったねぇ食い方!!」「4年ぶりのパイなんだよ!!」「ごめーん。並ぶのに時間かかって...っていないし」『ヒッチへ。偶然アルミン、コニーと会い行動を共にすることになった。先を急ぐ。迷惑をかけた。4年間話しかけてくれてありがとう。さようなら。陰湿なルームメイトより』「ったく...ひとりじゃ食べきれないじゃない...」「帝国民の諸君! よく集まってくれた!」「これより! エルディア帝国に仇なす二人の義勇兵を処刑する! それは同時に! 我々イェーガー派が世界を治めんとするエレンの意志を継ぎ! このパラディ島の統治を宣言するものである!」「罪人の名はイェレナ! マーレに反旗を翻しエルディア帝国を支援した真の狙いは! 始祖の巨人をジークの物とし安楽死計画なるエルディア人の完全なる殲滅を実現させることにあった! エレンがジークに勝利して計画は阻止されたが罪人はジークの忠実な僕としてよく働いた!」「イェレナ! 最後に言いたいことは!?」「まだ撃たないの?」「くたばれ大陸民!!」「俺たちユミルの民には敵わない!!」「生き残るのはユミルの血を引く者だけだ!!」「撃て!! 撃て!! 撃て!! ...」「まだ撃たない!!」「おおー...」「罪人はオニャンコポン! 罪人は安楽死計画を知らずエルディアのためによく働いた! だが! エルディア帝国に従って生きるくらいなら死を選ぶと吐き捨てた! 気が変わったのなら今のうちに...」「ははははは!! 俺はマーレから故郷を救うためエルディアに力を貸した!! それはあんたたちのためでもあった!! そして力を貸した結果...俺の故郷は潰され俺の家族は皆殺しだ!! で!? 残ったのは出来の悪い排外主義者のクズ野郎共か!? ははははは!! お前らに媚びてまで生きるほどの価値はない!! 突然無差別に殺されることがどれほど理不尽なことか知っているはずだろ!? どうしてあんたたちがわからないんだ!!」「黙ってないで何とか言えよ!! ジャン!! えっ...」*銃声4発「おい...」「しまった。外した」「お前...何のつもりだ?」「フロックー!!」「車力の巨人だ!!」「逃げたぞ!!」「ジャンが食われた!!」「イェレナもだ...」「...ミカサはどこだ!? すぐにやつを...はっ...ミカサは...」「聞こえたか?」「銃声が続けて4発...ジャンから作戦続行の合図」「武器も食料ももう十分積んだろ!!」「今なら砦の反対側に注意が行ってるはずだ。行こう!!」「誰かこっちを見てる!!」「どうするの!? アルミン!!」「進むしかない!! 急ぐんだミカサ!!」「...巨人の口の中なんて二度とごめんだ...」「車力は何か月も巨人になったままでいられるんでしょ? 歯磨きとかしないの?」「...失礼ですよ。女性に対して」「いつの間に...マーレと手を組んだ?」「昨晩だ」「いいのかお前...イェーガー派にいれば地位は安泰のはずなのに...」「あぁ...もう...あのまま耳を塞いで部屋に籠っていたかった...」「でも...それじゃ骨の燃えカスが俺を許してくれねぇんだよ...」「ジャン...言ってる意味がわからないけど...ありがとう...」「いいから体洗えって」「何で...私まで」「君を確保することが車力の力を借りる条件だったんだ。生きたまま引き渡せって」*アニ、ライナーを蹴る。「起きな」「...アニ!?」「落ち着いてライナー」「安心してください。みんな味方です」「時間がねぇ。早く行くぞ」「どこに...?」「世界を救いに」★次回 『終末の夜』
2022.03.03
進撃の巨人 The Final Season Part2 あらすじ ☆2022/1/09より放送の Final Season Part2 (76話~) のあらすじリンクです。・前のお話 (1話~75話) はこちら↓★The Final Season Part1 60話~75話★3期 38話~59話★2期 26話~37話 ★1期 1話~25話☆進撃の巨人 The Final Season 公式サイト・各話タイトルクリックで、あらすじ記事にリンクしています ☆「第76話 断罪」 ☆「第77話 騙し討ち」 ☆「第78話 兄と弟」 ☆「第79話 未来の記憶」 ☆「第80話 二千年前の君から」 ☆「第81話 氷解」 ☆「第82話 夕焼け」
2022.02.24
進撃の巨人 #82 夕焼け☆前のお話は → 「The Final Season 第76話~第81話 あらすじまとめ」☆ Part 1 → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」*『トロスト区』でかっw 何で?「生存者がいたぞ! こっちだ! 早く手を貸せ」「慎重に行け...」「安心して。もう大丈夫だから」*ヒッチだ ('ω')ノ「壁の巨人は列を作って島の外に向かってる」「私たちを攻撃するつもりは無かったんだろうけど...」「一体...何が...? あの恐ろしい妙な夢...」「私の家が...エレン・イェーガーのせいで...家が...」*『イェーガー』『家~が~』w「多少の犠牲が何だって言うんだ!!」「あんた!! よくも!!」「こいつは息子が死んだんだぞ!? 何人も壁の崩壊で死んじまった!!」「いや...エレンに殺された!!」「その通りだ。エレン・イェーガーは自国の民を殺した。だが壁の巨人を呼び起こさなければ島のエルディア人は外のやつらに皆殺しにされていた!!」「そうだ!!」「我々エルディア帝国は尊い犠牲のもと生き残った!!」「我々は勝利した!! 犠牲なくして勝利はない!! 死んだかいがあったなみんな!! 心臓を捧げよ!!...」「ヒッチ...」「まずいね...この興奮状態じゃ住民同士で衝突が起きかねない」「装備を整える必要があるな...」「暴徒対策の装備を積めるだけ運んで!」「了解!!」「まったく...シガンシナ区のやつらは何をして...!?」「地下室...から?」「叫んだら...」「喉を切り裂く」「まずその上着を脱いで...」*見事な一本背負いw「力弱すぎておばあちゃんかと思ったわ。あんたがまさか私に投げ飛ばされるとはね...アニ」「よりによって...あんたか...ヒッチ」(とにかく地下室だ。拘束しないと街がまた...)「誰か!!」「無駄だよ」「切り傷を入れてある。いつでも巨人化できる。私に従うしかないの。あんたは」「どうかな? そんなに弱ってるのに巨人化する体力なんて無いんでしょ」「そうかもね...一か八かで試してみないと」「ドリスさんどうかしましたか!? ドリスさん? ...」*ここでOP「思ったより賢いじゃないヒッチ」「うるさい。あんたが街を出るならそれを拒む理由はない。何より地下室であんたの顔を眺める仕事から解放されるしね」「それはよかった...これでようやく終わるのね。あんたのくだらない男の愚痴を聞かされるのも」「はっ...!? 何でそのことを...まさか...あんた...ずっと意識があったの?」「4年間...ぼんやりと夢を見てるようだった...あんたの話し声とアルミンの声だけが遠くから聞こえて...そうじゃない時は...ずっと同じ。闇の中...だからあんたたちの話で外の状況は大体わかっていた」「そして...突然私は外に放り出され...エレンの声を聞いた...世界を滅ぼすって...アレ本気で言ってんの?」「本当に壁の巨人が...」「その足元も見なよ」「私が兵士になってやった意味ある仕事は死体と瓦礫の後始末。あんたとエレンが暴れた後のね」「今なら答えてくれる? あんたたちの大層な目的のために踏み潰された人々の死体を見てどう思うの?」「あぁ...何度も聞かれるから考えたよ。考えもしなかったことを...」「人を殺すことは褒められることだった...国境を越えれば戦闘員も民間人も区別なく殺していいと教わった。私たちエルディア人の贖罪と世界を救う使命のためすべての行いは正当化された」「あんたたちの事情はアルミンから聞いてる。要は...アレを止めたかったんでしょ。つまり瓦礫の死体は多少の犠牲だったって言いたいわけ?」「いいや...世界を救うとかどうでもよかった...すべてが...どうでもよかった」「私は...生まれて間もない時に親に捨てられた」「母親の浮気相手がエルディア人だったとかでね」「そんな私を収容所で引き取ったのは外国から来たエルディア人の血を持つ男。私と似たような理由で収容所に入れられたらしい」「男の目的は私をマーレの戦士に鍛え上げて自分の生活を豊かにすることだった」「私は物心つく前から男の生まれた国の格闘術を叩き込まれた」「男にとって私は戦士になれるかどうかの価値しかなかった」「時が経って...私は男が望んだように強くなり...」「そうなるまでに痛めつけられた分を男に返した」「二度とまともに歩けない体にしてやった...けど男は喜んだ『これなら武器がなくても敵を殺せる』って...」「えっ? 何なに? 何の話が始まったの?」「4年間あんたの話を一方的に聞いたんだから少しくらい私の話をしたっていいでしょ」「だから私は...どうなってもよかった...どこの国の何人が死のうが生きようが。自分を含めて命というものに価値があるとは思えなかった...あの時までは...」「島へ向かう朝...男は膝をついて私に謝った。教えたことはすべて間違っていたと...そして泣きながら懇願した。帰って来てくれと...戦士隊の地位も名誉マーレ人の称号もすべて捨てていいから帰って来てくれと...」「男は私の父親だった...私を...自分の娘だと思っていた」「私には...帰りを待つ父親がいる。そして...私と同じように他の人にも大事な人がいる...」「もうすべてがどうでもいいとは思わない。私はこれまでに取り返しのつかない罪を犯したと思ってる」「でも...父の元へ帰るためならまた同じことをやる」「...そっか...それが聞けてよかった」「でも...あんたが父親の元に帰っても瓦礫と死体しかないと思う」「...そうね」*そしてこちらはアニの父親たちがいるマーレ。「信じてくれ!! 本当なんだ!!」「姉さんも白昼夢を?」*左・ライナーの母「ついにこの日が...島の悪魔が乗り込んでくる日が来たんだね...」「そんな...ガビは...」*ガビの両親「ファルコ...」*ファルコの母。左の咳き込んでいるのはピークちゃんの父*アニの父・レオンハートさん「地鳴らしが発動されたんだ。エレン・イェーガーがすべての命を奪いに来るぞ!! あんたの家もカミさんの実家も踏み潰されるんだよ!!」「それを信じるに値する根拠がないと言っている。みんなで同じ夢を見ただと!? 寝言を信じてここから出せと!? どうせ集団で口裏を合わせてここから逃げるつもりなんだろ!!」「世界中のエルディア人が収容所で同じ事を訴えているはずだ!! それも口裏合わせだと言うつもりか!?」「不可能ではない!! 貴様らはもうこの時点で共謀罪が確定だ!! 全員拘束する!!」「両膝をつけ!! 手は頭の後ろだ!! さっさとやれ!!」『だから...約束してくれ。帰って来るって...』『わかった...約束する』「うあぁああ!!」*砦のキース教官ら「銃声か?」「教官!! イェーガー派が集結してこの砦を仕切ってます!! 早く逃げましょう!!」「見つかったらまたどんな目に遭うか...」「いいや...もう私の居場所はどこにもない。兵政の中枢は先程うなじを削ぐなりして弔ったばかりだ...イェーガー派は民衆に支持されこの島の実権を握るだろう。私のような旧体制は払しょくされるほかない。人里離れた山で野グソして余生を過ごす体力もないしな」「俺たちは教官の助けがなければ死んでました」「何があっても俺たちが教官を守ります」「バカ者どもが...私が何のためにションベン小僧どもの足蹴をおとなしく受けたと思っておるのだ...貴様らはイェーガー派に従い決して背くな。せいぜいお前たちが守れるものは自分の身くらいだ。このまま体制の中にいろ...」「...ただし...いつか立ち上がるべき日が来る...それまで...決して自分を見失うな」「アルミン待って...今からラガコ村を目指したってコニーには追いつけない...それに追いついたとしてどうするの? お母さんを人間に戻すことを諦めろって言うの?」「言うよ。ダメだったとしても...できる限りのことを行動で示さなきゃいけない。じゃないとガビの信用を得られない。あの子が頼りだ。まだどこかに潜んでるライナーや車力の巨人をおとなしくさせられるかどうかがかかっている」「九つの巨人の継承をかけた問題が消えるわけじゃないから...最悪なのはこの巨人の力をめぐって争い続けた二千年の歴史を繰り返すことだ...この小さい島の中で...正直今すぐベッドに入って2日間程度眠りこけたいくらいには疲れてるけど...とにかく今できるだけのことをしなくちゃ...こじんまりした今後の人類史に大きく影響するだろうから」「コニーに言うよ!! お母さんはひっくり返った巨人のままでもいいんじゃないかって!!...行ってくる」「アルミン...私はどうしたらいいの?」「ジャンの手助けをしなよ...少しは自分で考えて...」「エレンのこと...どうするの?」「わからないよ!! それにどうしようもないだろ!? ハンジさんと兵長は殺されたかもしれないし!! フロックたちが僕らにも銃口を向けるかもしれない!! それに...アニが復活したかもしれない!!」「もう兵団の指揮系統は機能してない!! 無秩序だ!!...そうだ...ヒストリアも危険になるかもしれない...義勇兵やアズマビト、ニコロの立場も危ういことになる...だから!! もうどうしようもないエレンのことなんか考える余裕はないよ!! それくらいわかるだろ!?」「ごめん...」「...エルヴィン団長がこの場にいたら...こんな無様に当たり散らしたりしなかったのにね。今答が出た。生き返るべきだったのは僕じゃなかった」*アルミン出かける。ミカサは「マフラーが...ない...」「母親のためとはいえ少年の命を引き換えにすることをコニーは深く考えためらうはずだ。きっと間に合う」「ありがとう。ブラウスさん」「俺はしばらくブラウスさんのところで世話になるよ」「うん。君たちも早くここから離れたほうがいい」「ミア...元気でね」「私の本当の名前...ガビっていうの」「えー? ガビって変。ミアのほうがいいよ」「はあ?」「じゃあね...カヤ」「さよなら...ガビ...」*銃声。フロックが義勇兵の手を撃つ。「フロックやめろ!! 撃つな!!」「落ち着けよジャン。わからせただけだ...彼はまだ状況を理解してなかった。だがこれで伝わっただろう。口のききかたを間違えたらどうなるのかが。みんなに」「なあ...一体誰がお前にお山の大将を気取ってほしいと頼んだ?」「よく聞いてくれたな。ジャン!!」「みんな聞いてくれ!! 俺は10か月前エレンから今回の計画を聞いた! ジークを利用し始祖の力をエレンが掌握する計画だ...俺は仲間を集めエレンの手助けをし計画は今日達成された!」「お前たち義勇兵は指導者を失った! 味方をしてくれる兵団の後ろ盾もな! そしてお前たちは故郷をも失う! 地鳴らしによってすべては巨大な足跡の下だ...お前たち義勇兵がこの島に来た動機である故郷の復興の夢も失う!」「それでもこの島でエルディア帝国のために力を貸してくれる者がいるなら声を上げよ!! 我々は歓迎しエルディア人として迎える!!」「ふざけるなクソ野郎!! 誰がお前らなんかに...」「彼に敬意を!!」*フロックが義勇兵を射殺「鉛玉に屈することなく義勇兵の誇りを貫いた...でも...誇りに死ぬことはない...」「いいじゃないか...屈したって...こんな死に方するより生きてた方が...」「考える時間を与えよう。みんなを牢へ」「これは...ジャン...何があったの?」「...」「さっきの質問だが俺はエレンの代弁者だ。エレンが島の外の問題を完全解決するなら俺も島の中の遺恨を完全に消し去る...とにかく俺たちは4年前...あの地獄を生き残ってようやくこれを手にしたんだ...これが何かわかるか?」「自由だよ!! もうお前らは戦わなくていい!! 好きに生きていい!!」「なあジャン。お前は憲兵になって内地で快適に暮らしたかったんだろ? そうしろよ。お前は英雄のひとりなんだから」「終わった...のか?」「終わった。だからもう昔のジャンに戻れよ。いいかげんでムカつく生意気な野郎に」「何だとお前...」「フロック...リヴァイ兵士長とハンジ団長はどうしたの?」「あぁ...残念ながらジークに殺された」*こちらコニーとファルコ (善逸と炭治郎w) そして『悪魔の子インストゥルメンタル』「コニーさん。助けてもらってありがたいんですが...ずっと北に進んでますよね? ...ほら...夕日があっちに」「いいんだよ。危険な南から離れたほうが」「記憶喪失のお前を安全な病院まで送る。お前は本当にひとりで倒れてた。本当だ。俺は兵士だからそれくらいのことをやって当然だ」(そうだ。俺は兵士になった...)『コニー。みんなを守る立派な兵士になっておくれ』(父ちゃんもサニーもマーティンも...もう戻ってこないけど...母ちゃんだけは取り戻せる。もう少しだけ待ってくれ母ちゃん。俺は兵士になって...そして...)「ありがとうございます。コニーさん。俺ひとりのためにここまでしてくれるなんて...」「...いいんだ」(コニーさんがいい人でよかった...でも何とかして南に戻らなきゃ。兄貴とガビに合流したところまでは覚えてる...でも...その後は一体何があったんだ?...それに...コニーさん。俺はどこかで見たことがある気がするんだけど...コニーさんが俺を知らないなら気のせいか...)「あの進路と速度から考えると撤退船はあのままマーレに戻るようですね。地鳴らしの発動を見て我々マーレ軍の生存を絶望視したのでしょうか...」「いいや...賢明だ。これでいち早く本国に事態を知らせることができる。アレに踏み潰されるまで待つよりずっといい」「しかし...もうこれでは...なす術がありません...アレを止める策は...何かおありでしょうか?」「...ない」「ただ...最後までみっともなくもがくまでだ」「あの~」「ちょっと待って!!」「とりあえず食べないで...こちらには何の武器もありません」「え? あっちに誰かいる? はは...ご安心ください」「あれは...人畜無害の死に損ないです」★次回 『矜持(きょうじ)』
2022.02.24
進撃の巨人 The Final Season Part2 あらすじ ☆2022/1/09より放送の Final Season Part2 (76話~) のあらすじリンクです。・前のお話 (1話~75話) はこちら↓★The Final Season Part1 60話~75話★3期 38話~59話★2期 26話~37話 ★1期 1話~25話☆進撃の巨人 The Final Season 公式サイト・各話タイトルクリックで、あらすじ記事にリンクしています ☆「第76話 断罪」 ☆「第77話 騙し討ち」 ☆「第78話 兄と弟」 ☆「第79話 未来の記憶」 ☆「第80話 二千年前の君から」 ☆「第81話 氷解」
2022.02.17
進撃の巨人 #81 氷解☆前のお話は → 「The Final Season 第76話~第80話 あらすじまとめ」☆ Part 1 → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」*まずは前回のおさらいから。壁が崩壊し巨人が動き出す。そして『エレン放送』*「俺の名はエレン・イェーガー」で始まり「壁の巨人は島の外にあるすべての地表を踏み鳴らす。そこにある命をこの世から駆逐するまで」ここまでが前回。そしてOP。*今回はエレンの声を聞いたアニのお父さん(マーレ在住)の様子から。「大丈夫かい? レオンハートさん」「なあ...聞いたか? あの島から...巨人が俺たちを殺しに来るって...」*こちらファルコを探すガビと負傷したライナー。「初めて巨人化した直後は...記憶も飛び...すぐには動けない...連れ去られたんだ...」「誰に!? 何で!?」「ジャンとコニーだろう...ファルコほど重要な存在を...ほっとくわけがない...」「九つの巨人を...放っておくわけが...」「ライナー!! 力が残ってないの?」「あぁ...なぜか...鎧が剥がれ壁の破片をまともに受けてしまった...阻止できなかった...エレンに...世界は滅ぼされる...」「南に...撤退時の飛行船がある...ピークやマーレ兵を探してそこまで逃げろ...早く知らせるんだ...マーレに...いや世界に...」「知らせてどうなるの? どこに逃げるの?...お父さんもお母さんも...カリナおばさんもみんな死んじゃうんでしょ?」「...そうだ」「エレンを殺して止めないと...!!」「...無理だ...始祖の巨人はすべての巨人やユミルの民を意のままに操ることができる...もう誰にも...止められない...俺たちはただ...逃げることしかできない...」「ライナー...」「諦めてたまるか...待ってろよ、ファルコ」*これってエレンが髪を束ねたシーンと被る...「終わりだ...まさか...壁外人類を皆殺しにするつもりとは思わなかったが...やつらが消え去ればすべての遺恨も消え去る...俺たちの生存を脅かしてきた敵もすべてぺしゃんこだ。まっさらな更地だけを残してな...海の外の連中が一番恐れていたことが起きちまった...俺たちを悪魔だと決めつけて皆殺しにしようとしたばかりに...」「つまり...これは...外の連中が招いた結果であって...俺たちにはどうすることもできなかった...そうだろ?」「でも...これは...度が過ぎている...前代未聞の大虐殺だ...」「じゃあ...止めるか? エレンを...エレンは安楽死計画で俺たちを去勢しようとするジークを拒み...始祖の力を維持するためにヒストリアを犠牲にすることを拒んだ...つまり...エレンは...俺たちを守るために壁外人類を犠牲にした...この大虐殺の恩恵を受けるのは...俺たちだ...」『お前らが大事だからだ...他の誰よりも...』「あれは!? 巨人が!? 兵士と戦っている!? マーレ兵を食い尽くしたのか!? ...そんな!? エレンは始祖を掌握したなら...巨人もすべて制御できるはずじゃ...」「だが仲間を食ってるだろ...加勢するぞ!?」「待ってジャン!! その子をどうするの?」「おそらく...こいつは顎の巨人を継承した。放っておくわけにはいかねぇし...巨人化させられた誰かに食わせれば...ひとり救える」「例えば...ピクシス司令だ...」「いや...母ちゃんだ。ラガコ村の母ちゃんに食わせる...いいな?」「コニー、ジャン。ジークの話によるとその子は戦士候補生でライナーら戦士隊の弟分だ。彼らと親しいその子を僕たちが殺すとなればライナーや車力の巨人と新たな争いを生むことになる。もうマーレが滅ぶのならこれ以上ライナーたちと殺し合いを繰り返すことはないんだ。だから...」「俺の母ちゃんはどうでもいいってことか?」「そういうわけじゃ...」「俺がどう思ってあの母ちゃんがいる村に帰り続けたか!! お前にはわかんねえってのかよ!! お前だってベルトルト食ったから!!蘇ったんだろうが!? 母ちゃん生き返らせるのを...止めんなよ!!」*コニーがファルコを連れ去る。「後だ!! まずいぞ...巨人をなんとかしねぇと...!! この島に壁はもうねぇんだぞ!!」「イェレナ!! 下がれ!!」「ジークが生み出した巨人...どうして...ジークは巨人を制してないの...?」「走れ!! 狭い路地に行くんだ!!」*巨人に追われて逃げるブラウス一家とニコロ。カヤが階段を転げ落ちてしまう。*この巨人...ナイルさん...(;_;「何で...また...助けて...お姉ちゃん...」「カヤ!! 起きろ!!」「お姉ちゃん...」「お前は戦士隊と逃げたと聞いたが...ここで何を?」「捕まったファルコを助けに来た...」「ベンのことか?」*そこに兵士が来て、「その巨人を殺したのか? ...その武器は一体何だ...? その子がやったのか?」「まさか...マーレから侵入したガキか?」「答えろ!! さもなくば...」「違います!! 私たちは厩舎で一緒に暮らす家族です!!」「巨人を殺したのは俺です!! 元マーレ兵捕虜なのでこの銃が使えました」「そげなこつより私たちを安全なところまで連れてってください!!」「助けてよ兵士さん!!」「お願いします!!」「いいかミア? ベンを連れて逃げなさい。それまで私たちと一緒におとなしくしてるんよ?」「はい...」「あんたたちも...あの白昼夢を見たのか」「はい...本当に壁の巨人が世界に向かって?」「何で...私を庇ったの?」「そっちこそ...何で...私を助けたの? それも命がけで」「さあ...」「私は...あなたを殺そうとした...私...悪魔なんでしょ?」「違う...悪魔は私...私は人を何人も殺した...褒めてもらうために...それが...私の悪魔」「そいつは俺の中にもいる...カヤの中にも...誰の中にも...みんなの中に悪魔がいるから...世界はこうなっちまったんだ」「じゃあ...どうすればいいの?」「森から出るんだ。出られなくても...出ようとし続けるんだ...」「うわぁ!! 助けてぇー!!」*スルマか巨人に捕まり食べられる寸前。ってスルマ出番多いなw「巨人と対峙した際はただ腰を抜かしていろと教えた覚えはないぞ!! 立体機動装置を着けろ!! まだ旧式が残っている!!」*キース教官カッコいい (*'▽') リヴァイ兵長の登場シーンみたい~*参考 『第13話 原初的欲求』「私について来い!! 生き残りたい者がいるならな!!」「生き残りの兵はいるか!? 全員砦の最上階に移動しろ!! そこに巨人を集めて叩く!! ありったけの雷槍を運べ!! 俺たちで何とかする!! ここの巨人をよそに行かせるな!!...」「巨人にされた仲間を思うなら!! ここですべて葬ってやれ!!」「同時にやるぞ!!」「撃てえぇぇぇー!!」「こっちだ!! お前たちは戦わなくていい!! 砦まで引き付けろ!!」「ピクシス司令...」「司令...ここまで僕たちを導いてくれたのはあなたです...ゆっくりと...お休みください...」*ルイーゼを助けるミカサ。カッコいい!!*ミカサに見とれていたルイーゼは雷槍の破片で負傷...「火もだいぶ治まってきた。マーレ兵はほぼ全滅して無垢の巨人は...もういない。ひとまずここは安全だ」「そうか...そろそろ俺たちに例の白昼夢の話をしてくれ。エレンは...今何をしている...」「...見ての通りだ」「そうか...俺の故郷も...ダメ...なのか?」「...」「フロック!! 大丈夫か!?」「俺が...壁の崩壊で死にかけてる間...巨人討伐を指揮してたらしいな...ジャン」「生きてたか...」「ああ...心配してくれてありがとう。だがくたばるわけにはいかねぇだろ。エルディア帝国が復活するって瞬間なのに」「イェレナ...義勇兵を集めろ。全員拘束する...」「ご無事で何よりです。ブラウスさん」「君たちも無事でよかった...しかしこの状況で呼び出してすまない」「君は...!! なぜここに!?」「信じて...もう争う気はないの...私はただ...ファルコを返してほしいだけ...そしたら私たちはどこかに消えるから...ファルコは...どこ?」「そんな...巨人の母親に食べさせるためにさらわれたって...何で...」「コニーのお母さんは唯一動けない体だったためにそのまま...4年間コニーはお母さんの様子を見守り続け...」「4年前の...」「ご...ごめん...なさい...」「それでも...ファルコを諦められない...ねえ!? エレン・イェーガーならコニーのお母さんを人に戻せるんじゃないの!? 始祖の巨人は何でもできるはずでしょ!? 」「わからないけど...それができたならエレンはここでジークに巨人にされた兵士たちを人に戻してたと思う...」「わからないなら頼んでみてよ!! エレンに!! どうしても島の外の人全員殺さなきゃダメなの!? そんなことしなくたっていいじゃない!! 世界中の軍事施設を攻撃するだけじゃダメなのって...!? 聞いてみてよ!!」「ライナーの鎧だって剥がしたんだから!! できるはずなのに!!」「ライナーはどこにいるの?」「そんなこと今どうだっていいでしょ!! 重症で動けないんだから!!」「鎧の巨人の硬質化が解かれたのはいつ!? どのタイミングで!?」「壁の崩壊と同時に...」「アルミン?」「エレンは言った...すべての硬質化が...解かれるって...」「ゴホッ...ゴホッ」*アニ復活。久しぶりだな。アニメだと8年ぶりか?★次回 『夕焼け』
2022.02.17
進撃の巨人 The Final Season Part2 あらすじ ☆2022/1/09より放送の Final Season Part2 (76話~) のあらすじリンクです。・前のお話 (1話~75話) はこちら↓★The Final Season Part1 60話~75話★3期 38話~59話★2期 26話~37話 ★1期 1話~25話☆進撃の巨人 The Final Season 公式サイト・各話タイトルクリックで、あらすじ記事にリンクしています ☆「第76話 断罪」 ☆「第77話 騙し討ち」 ☆「第78話 兄と弟」 ☆「第79話 未来の記憶」 ☆「第80話 二千年前の君から」
2022.02.08
進撃の巨人 #80 二千年前の君から☆前のお話は → 「The Final Season 第76話~第79話 あらすじまとめ」☆ Part 1 → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」*まずは前回のおさらい。グリシャがレイス家の人々を殺した場面。画像は前回はなかったフリーダ巨人。あっけなくグリシャ巨人に倒される。真っ先に逃げた父親以外の家族が殺される場面も再び。前回は柱に隠れた感じになっていたけど今回は残虐バージョン...「なぜすべてを見せてくれないんだ...壁が壊されることを...壊される日を...カルラの安否を...本当にこれしか...道はなかったのか...? ...そこにいるんだろ? ジーク...この先...お前の望みは叶わない...叶うのはエレンの望みだ」「何を...言っている?」「エレンの...先の記憶を見た...しかしまさか...あんな恐ろしいことになるとは...」「ジーク...!? お前なのか...!? 大きくなったな...すまない...私はひどい父親だった...お前にずっと...辛い思いをさせた...ジーク...お前を愛してる...もっと...一緒に遊んでやればよかったのに...」「父さん...」「ジーク...エレンを...止めてくれ...」*そこにエレンが現れ道に戻る。ここまでが前回のおさらい。「まだ親父が俺に食われるところを見てないぞ」「お前が父さんを壁の王や世界と戦うように仕向けたのか? 進撃の巨人に本当に時を越える能力があるのなら...都合のいい記憶だけをグリシャに見せて過去に影響を与えることも可能なはず。父さん...グリシャは復権派の務めをためらっていた。お前の記憶を見るに始祖の力を奪っても自分がその力を使えないことを知っていたから...しかし始祖を奪いそれをお前に託した。もっと先の未来を見たからだ。先にある何かをお前が見せたことで...」「感謝してるよ兄さん。あんたが俺を親父の記憶に連れ込んだおかげで今の道がある」「俺の望みではなくお前の望みが叶うって...言っていたぞ」「ああ...あれを見たのは4年前...俺は親父の記憶から自分の未来を見た」「あの景色を...」「始祖ユミル!! すべてのユミルの民から生殖能力を奪え!!」「座標に...」「グリシャは俺にこう言った『エレンを止めてくれ』と。お前に従ったことを後悔した...父親の記憶からどんな未来の景色を見たか知らないがお前はすべてを見たわけじゃないんだろう?」「例えば、お前がここで始祖の力を使えないことを知らなかったように...お前は...無力なままだ」*無理やり手を抜いて親指が千切れてもユミルを追うエレン。「無駄だエレン。一度動き出したユミルを止めることなど...」「この世の何者にもできない」*ここでOP*フリーダと幼い日のヒストリアのシーンから。鼻水を垂らしているヒストリアに「ヒストリアはもうちょっと女の子らしくしないと」とフリーダ。ヒストリアは、「ねえ、女の子らしくって何?」「そうだね...女の子らしくっていうのは...この子みたいな女の子のことかな。ヒストリアもこの子が好きでしょ?」「うん」「いつも他の人を思いやってる優しい子だからね....」*参考 ここまでの『フリーダがヒストリアに読み書きを教えているところ』や『フリーダ巨人がグリシャ巨人と戦うシーン』『エレンがグリシャを...?』などは『第43話(3期6話) 罪』に出てきます。*で、場面変わってユミルちゃん。このあたりアニメオリジナルの画像みたいなのでセリフないけど入れときます。*年寄りや子供の分の水を汲んであげるユミル。*フリッツが率いる軍が攻めて来て...*村を焼かれ...(村は柵に囲まれて3つに分かれているみたいだね)*多くの人が殺され奴隷となった人々は鎖でつながれ...*ユミルも奴隷になり舌を切られ話すことができなくなった。『この世界は辛くて厳しい事ばかりだから...』『みんなから愛される人になって...助け合いながら生きていかなきゃいけないんだよ』(フリーダ)「この中に豚を逃がした者がいる。名乗り出よ。でなければ全員から片目をくりぬく...」「奴隷に目玉はふたつもいらぬ」*ユミルを指さす手が13本...「逃がしたのはお前か?」「よかろう。お前は自由だ」*肩を弓矢で射抜かれ目もくりぬかれたか血を流しながら走り逃げるユミル。*兵士たちや犬が追って来る。*花びら、9枚...*足に弓矢が刺さり倒れたユミル。地面には花...*顔を上げると目の前に巨大樹...*木の根元に洞(穴)*追手から逃れるために中に入り歩いているとツルっとすべって落下。深い穴の底は深い水の中...*出た~ \(゜ロ\)(/ロ゜)/*ユミル巨人の誕生「我が奴隷ユミルよ。お前はよく働いた。道を開き荒れ地を耕し峠に橋を架けた。我が部族エルディアは随分と大きくなった」「褒美だ。我の子種をくれてやる」「フリッツの名のもと、憎きマーレを滅ぼせ!!」*フリッツ王を殺害しようとした男。*体を張って王を守ったユミルは倒れる。「何をしておる。起きよ。お前が槍ごときで死なぬことはわかっておる。我が奴隷ユミルよ...」*目を閉じるユミル*少女の姿になったユミルは道に「食え娘たちよ。何としてでもユミルの力を引き継ぐのだ。ユミルの体をすべて食い尽くせ。マリア、ローゼ、シーナ」*3人の娘に力が引き継がれ...「娘たちよ。子を産み増やし続けよ...」「ユミルの血を絶やしてはならぬ。娘が死ねば背骨を孫に食わせよ...」「孫が死ねば、その背骨は子から子へ...」*ユミルちゃんて、ずっと同じ桶もって水を運んで...二千年...(;_;「我が後生においても我がエルディアは、この世の大地を巨体で支配し我が巨人は永久に君臨し続ける。我が世が尽きぬ限り永遠に...」「終わりだ!! 俺がこの世を終わらせてやる!! 俺に力を貸せ!!」「お前は奴隷じゃない!! 神でもない!! ただの人だ!! 誰にも従わなくていい!! お前が決めていい!! 決めるのはお前だ!! お前が選べ!!...」「エレン。やめろ!! 何をする気だ。何をしている...ユミル!! 俺の命令に従え!! すべてのユミルの民から...」「俺をここまで導いたのはお前なのか? 待っていたんだろ。ずっと...」「...今すぐやれ!! ユミル!! 俺は王家の血を引く者だ...」「...二千年前から...誰かを」*壁が崩れ超大型巨人が出現*えっ、Aパート長っ!! ここで公開可能な光るムカデ情報。「あれは何?...大き過ぎる...エレンがいた場所から出現したように見えた...あれは...?」「やったんだ。エレンが!! 僕たちが勝った!!...エレンが始祖を掌握した!! 真っ先に地鳴らしを発動したなら、それはきっとエレンの意志だ!! このままマーレにノコノコ集ってる連合軍を潰すつもりなんだよ!! エレンは味方だ!! そうに決まってる!!」「ジーク...」「エレン...帰って来たの? 私たちのところに...」「そんな...おかしい...これは...まさか...ミカサ。ウォール・マリアの壁まで崩壊している。マーレの連合軍を潰すだけなら、こんなに必要ないよ」「シガンシナ区外壁だけで十分だ。壁を失ってまで攻撃するなんて。マーレに集結した連合軍を潰すだけだ。それだけなら、こんなに...」『すべてのユミルの民に告ぐ』「今...エレンの声が...」『俺の名はエレン・イェーガー』『始祖の巨人の力を介し』『すべてのユミルの民に話しかけている』『パラディ島にあるすべての壁の硬質化が解かれ』『その中に埋められていたすべての巨人は歩み始めた』『俺の目的は俺が生まれ育ったパラディ島の人々を守ることにある』『しかし世界はパラディ島の人々が死滅することを望み、この島のみならずすべてのユミルの民が殺され尽くすまで止まらないだろう』『俺はその望みを拒む』『壁の巨人がこの島の外にあるすべての地表を踏み鳴らす。そこにある命を...この世から駆逐するまで』★次回 『氷解』
2022.02.08
進撃の巨人 The Final Season Part2 あらすじ ☆2022/1/09より放送の Final Season Part2 (76話~) のあらすじリンクです。・前のお話 (1話~75話) はこちら↓★The Final Season Part1 60話~75話★3期 38話~59話★2期 26話~37話 ★1期 1話~25話☆進撃の巨人 The Final Season 公式サイト・各話タイトルクリックで、あらすじ記事にリンクしています ☆「第76話 断罪」 ☆「第77話 騙し討ち」 ☆「第78話 兄と弟」 ☆「第79話 未来の記憶」
2022.02.02
進撃の巨人 #79 未来の記憶☆前のお話は → 「The Final Season 第76話~第78話 あらすじまとめ」☆ Part 1 → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」*記憶ツアー ('ω')ノ「これは...父さんの記憶...」「いかにも幸せそうじゃないか。仲間や以前の家族を地獄に突き落として生き永らえているにしては」「一体何がしたい?」「お前がわかるまで見せてやる。グリシャ・イェーガーがいかにして息子を洗脳しお前に民族主義を植えつけたのか。わかるまで。何度も」「よかったなグリシャ...ここじゃ一回目の家族を一切忘れて幸せを享受するあんたを誰も咎めない。以前も息子がいたことを一切忘れてもな...行くぞ」「見ろエレン。これがやつの正体だ。医者の肩書を利用して権力者に擦り寄りだしたぞ。壁の王を追及し始祖の巨人を奪うためだ...当然しくじれば妻も息子もタダじゃ済まない。だがその危険を冒し続ける。なぜだかわかるか?」「このクソ親父はエルディア復権のためなら妻子をクソ溜めに捨てるようなクソ野郎だからだ。幻滅した。俺は間違ってた。生まれるべきじゃなかった。洗脳が解けたよ」*(棒)www クソクソって...兵長か? ( *´艸`)「時間は無限にある。焦らなくていい」*ハンネスさん...*ケニー...「まさか...こんなに早く突き止めていたなんて」「ここは何だ?」「壁の王の根城だ」「そんなはずはない...グリシャが始祖を奪ったのは壁が破壊された日のはず。まだ何年も先だ」「なるほど...ふたり目の息子は愛されていたらしい。復権派の使命を中断するくらいに。俺とはまるで大違いだな。さすがに前回の失敗を踏まえているようだ。だが実際お前は父親の都合通りに動いている。本来のお前ではなくなった。それはいずれわかる...」「ごめんな...ジーク...」*写真...「ジーク...そこにいるのか?」「バカか...ジークがあんな髭面おじさんなわけないだろ? ただの夢だ...」「これは...?」「次だ。次の記憶だ。ジーク」*ツアー案内人変更? でOP「お前はもう9歳になるな」「グリシャはお前を愛し...自由に育てた。お前は父親に洗脳なんてされていなかったと...」「だから無駄だと言った。何年も親父の記憶を彷徨う前にな」「だとしたら...なぜお前は俺を裏切った? 父親に何も知らされぬまま巨人を継承させられ父親の望み通りに戦い続けている? エレン。なぜ争いを終わらせることを拒む? 始祖の力を使ってどうするつもりだったんだ? 」」「俺は...生まれた時から...俺のままだ」「俺とあんたが同じだと思っていたようだが間違っている。他人から自由を奪われるくらいなら俺はそいつから自由を奪う」「親父が俺をそうしたわけじゃない。俺は生まれた時からこうだった」「生まれた時から?」「あんたが望んだ哀れな弟はどこにもいない。あんたの心の傷を分かち合う都合のいい弟も...」「ただここにいるのは、父親の望んだエルディア復権を否定し続けることでしか自分自身を肯定できない男...死んだ父親に囚われたままの哀れな男だ」「だとしたら...男は父親に感謝している。この父親の行いが息子を目覚めさせエルディアの危機から世界を救うのだから。ある意味、世界を救ったのはこの父親だ。皮肉な話だと思わないか? エレン」「あったかい...」「いいかエレン。始祖の巨人の力は俺の手の中だ。安楽死計画はいつでも遂行できる。だが...俺はお前を決して見捨てない」「クサヴァーさんが俺にそうしてくれたように...世界を救う前にたったひとりのお前を救いたいんだ」「『人類は滅んでなどいない』...か。大層な遺言を残してくれたもんだ」「ただいま」「おかえりなさい。あらエレン。今日は珍しく頑張ったじゃない」「ああ...いっ! 何だよ!」「耳が赤かった。嘘ついた証拠。ミカサに手伝ってもらったのね?」「あれ? 父さん出かけるの? 仕事?」「ああ。内地で診療だ。2~3日かかるかな」「エレンが...調査兵団に入りたいって」「ミカサ! 言うなって!」「エレン! 何を考えているの!? 壁の外に出た人類がどれだけ死んだかわかってるの!?」「わかってるよ!!」「だったら!!」「エレン。どうして外に出たいんだ?」「知りたいんだ...外の世界がどうなっているのか...何も知らずに一生壁の中で過ごすなんていやだ!! それに...ここで誰も続く人がいなかったら今までに死んだ人の命が無駄になる!!」「そうか...船の時間だ。そろそろ行くよ」「ちょっとあなた! エレンを説得して!」「カルラ...人間の探求心とは誰かに言われて抑えられるものではないよ」「エレン! 帰ったら...ずっと秘密にしていた地下室を見せてやろう」「ほ...本当に!?」「いってらっしゃーい !!」*そしてレイス家の礼拝堂の地下へ「私は...壁の外から来たエルディア人!! あなた方と同じ...ユミルの民です!!」「壁の王よ!! 今すぐ壁に攻めて来た巨人を殺してください!! 妻や子供たちが!! 壁の民が!! 食われてしまう前に!!」「罪から逃れてはいけません。我々ユミルの民が裁かれる日が来たのです」「巨大な力に対し人はあまりにも弱い。私は巨人大戦の悲劇で悟りました。誰かが人の手から巨人の力を守らねばならないと...再び始祖の力が弱き者の手に落ちるなら再び世界は地獄と化す。世界を守るためには我々は罪を受け入れ滅びゆく他ないのです」*ジークがエレンに話す「あのお姉ちゃんとは気が合いそうだがこの一家はここでグリシャによって皆殺しにされる。お前はかつてこの記憶を見たと言ったな。そして父親に深く失望した。あれも嘘だった...のか?...!?」と、エレンの凄い形相を見て驚く。「私の家は!! 破壊された壁のすぐそばにありそこで妻と息子と娘と暮らしている!! この壁に住む人々は誰も先祖の犯した罪など知らない!! あなたが壁の民の記憶を奪ったから!! ただわけもわからず巨人に食われることが贖罪だと言うのか!?」「いいえ。我々がいくら反省したところで我々エルディア人が奪った人々の命を戻すことはできません。しかし壁の外の人類の命を奪うことを防ぐことはできる。我々がただ何も知らずに世界の怒りを受け入れれば死ぬのは我々エルディア人だけで済むのです」「私を説得しようなど無駄なことです。そして私から始祖の巨人を奪ったとしてもあなたでは...」「わかっている。私が始祖の力を使えないことは」「え?」「九つの巨人にはそれぞれの特性がある。私に宿る進撃の巨人にも...かねてより進撃の巨人の継承者は何者にも従うことはなかった。私にはその理由がわかる」「すべては王の独善に抗うため!! そう、この時のために皆がこの記憶に導かれた...進撃の巨人は未来の継承者の記憶をも覗き見ることができる...つまり未来を知ることが可能なのだ」「未来...だと? どういうことだ...エレン?」「進撃の巨人の特性? そんな話は...」「あなたがそれをご存知ないことも知っている...不戦の契りで始祖の力を完全に扱えないのは王家と言えどあなたも同じ...私はここで始祖を食らい王家の血をここで絶やす。そういう未来だと決まっている!!」「逃げて!!」「できない...私に...子供を殺すことなど...私は...命を救う医者だ...」「バカな...グリシャは確かに始祖を奪いこの一家を虐殺した...はずだ...過去が...変わるわけが...ない...」「何をやってるフリーダ!? 早くその男を殺せ!! 始祖は無敵だ!! そいつを殺せ!!」*一番遠くまで逃げてるロッドw 他の家族も口々に、「もうその男を生かしておくわけにはいかないよ!!」「早く殺してよ姉さん!!」「私たちの楽園が壊されちゃう!!」「フリーダ!! みんなを守って!!」「姉さん!!」「フリーダ!!」「何をしてる? 立てよ父さん」「忘れたのか? 何をしにここに来たのか?...犬に食われた妹に報いるためだろ? 復権派の仲間に、ダイナに、クルーガーに報いるために」「進み続けるんだ。死んでも。死んだ後も...これは...父さんが始めた物語だろ」「殺した!! 小さな子も潰した!! この手で!! エレン!! レイス家を殺したぞ!! 父親以外は...」「これでいいのか!? これでよかったのか!? エルディアはこれで本当に救われるのか!?」「なぜすべてを見せてくれないんだ...壁が壊されることを...壊される日を...カルラの安否を...本当にこれしか...道はなかったのか...?」「そこにいるんだろ? ジーク...この先...お前の望みは叶わない...叶うのはエレンの望みだ」「何を...言っている?」「エレンの...先の記憶を見た...しかしまさか...あんな恐ろしいことになるとは...」「ジーク...!? お前なのか...!? 大きくなったな...すまない...私はひどい父親だった...お前にずっと...辛い思いをさせた...」「ジーク...お前を愛してる...もっと...一緒に遊んでやればよかったのに...」「父さん...」「ジーク...エレンを...止めてくれ」*で、戻って来ました~★次回 第80話 『二千年前の君から』* 参考 第1話 『二千年後の君へ』
2022.02.02
進撃の巨人 The Final Season Part2 あらすじ ☆2022/1/09より放送の Final Season Part2 (76話~) のあらすじリンクです。・前のお話 (1話~75話) はこちら↓★The Final Season Part1 60話~75話★3期 38話~59話★2期 26話~37話 ★1期 1話~25話☆進撃の巨人 The Final Season 公式サイト・各話タイトルクリックで、あらすじ記事にリンクしています ☆「第76話 断罪」 ☆「第77話 騙し討ち」 ☆「第78話 兄と弟」
2022.01.29
進撃の巨人 #78 兄と弟☆前のお話は → 「The Final Season 第76話・77話 あらすじまとめ」☆ Part 1 → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」*兄と弟 1. コルト・ファルコ (グライス兄弟) 2. マルセル・ポルコ (ガリアード兄弟) 3. ジーク・エレン (イェーガー兄弟)撃たれたジーク(獣)は壁から落下。歩み寄るエレン(始祖)の足にポルコ(顎)が噛み付くがうなじを攻撃される。「ガリアード!!」マガト元帥の砲撃がエレンの腕と頭部に命中。「始祖に命中!! 動きが止まりました!!」「よし!! 獣にもう一発だ!!」「撃たせるな!!」「うるさいなぁもう!!」「車力の巨人だ。まず彼女を何とかしないと!!」「アルミン!!」「家の中も敵だらけだ!!」「退がるぞ!! こっちはダメだ!!」「まずマーレ兵を何とかしないと」「うん...!」「回り込め!! 敵の背後を捉えよ!!」「司令の言う通りだ。マーレ兵と正面から戦っている場合じゃない。敵の背後に回り込もう」「地面に...落ちて...撃たれた...のか...」「起きろポルコ!! 力を振り絞れ!! ガリアード!!」ライナーはエレンと戦いながらポルコに手を伸ばす。「すまない...ライナーすまない...お前は本当は戦士に選ばれるはずじゃなかったのに...」「俺がお前を持ち上げたり弟を貶めたりして軍に印象操作したんだ...俺は弟を守りたかった...」「マガト元帥!!」「生きていたか...ジーク!!」「今...巨人たちを...呼ぶ!!」「待て...」「待ってくれ!! ファルコがあんたの脊髄液を口にしてしまったんだ!! 叫ばないでくれ!! ジークさん!!」「何...だと...!?」「知ってるだろ。俺は家族を楽園送りにさせないために獣の継承権を得た!!」「兄さん離せよ...兄さん!!」「正直あんたが裏切る前から何を考えているのか俺にはちっともわからなかったよ。ずっと!! でも...子供を巻き込んで平気な人ではなかったはずだ!! あんたにこのまま黙って死ねというつもりはない!! ファルコが叫びの範囲から出るまで待ってほしいんだ!! その後で好きなだけ殺し合ってくれ!! マーレ人もエルディア人も好きなだけ殺せばいい!! でも...弟は巻き込まないでくれ!!」「ファルコ!! 早く乗って!!」「来るな!! ガビ!!」「...コルト...弟を思う気持ちは...よくわかる...」「...ジークさん」「だから...残念だ」「ウオオオオオーーー!!」「離せ!! 離せよ兄さん!!」「大丈夫だファルコ!! 兄ちゃんが付いているからな!!」「何だ!?」「敵が...巨人化したのか!?」「おい!!対巨人砲を持って...」*これって1期のBGM...((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル「...やれ...ファルコ」「...コルト...」「ファルコ...」(二体の相手は無理だ...エレンに逃げられる...)(ファルコに介錯を...俺が...)(ファルコ...俺のうなじを...)マガト元帥がジークのうなじを撃つ。「今度こそ仕留めた...確実に...ひとまず危機は去った...」「クソ!! 誰か!! みんな死んだのか!?」(フロック)残るは始祖のみとエレンを狙うマガト元帥。「お前に頭は必要ない...お前の脊髄液をよこせ!!」「あと少し遅かった...」(アルミン)*ミカサ...何?その斬り方...カッコいい「もう終わった!! あなたたちは終わったの!!」(終わったのか...? もうエレンは始祖の力は使えない。俺たちは務めを果たした...もう...任せてもいいよな? あとは硬質化を解くだけで...俺は終わる...)(鎧を引き継ぐのは...ファルコだ)「体を治す力も使い果たしちまった...だが...タダじゃくたばらねぇ...」「兄貴の記憶を見たぞ...軍を騙してまでドベのお前を戦士にした...俺を守るために...」「待て...ダメだ!! ポルコオオオオオ!!」「...これではっきりしたよな...最後まで俺の方が上だって...」「...え? ガリアードさん...?」「よく気づいてくれた...エレン...ピークちゃんのマネだけど...死んだふり作戦は大成功...」「あと少しだ...」「来い...エレェェェーン!!」*エレンの首が... Σ(・□・;)ガビ...有能過ぎるぅ...ここで回顧シーン「...まずはエレン、俺の話に応じてここまで来てくれてありがとう。俺の考えはイェレナから聞いた通り...エルディア人の安楽死計画に賛同してくれるのか?」「4年前...あることをきっかけに親父の記憶が開いた。親父が壁の王家一家を皆殺しにした時の記憶だ。まだ小さい子供たちを虫みたいに潰して回った...感触も残っている...その子たちが生きていれば始祖の巨人は王家の手に渡り不戦の契りに縛られたまま俺たち壁内人類は心中を迫られただろう。子供たちの死が俺たちを生かした」「...そうか。父親は正しかった...そう思ったのか?」「いいや...親父は間違ってる。そして...その親父に育てられた俺も間違いだった。エルディア人が生まれてこなければ、この街の住民も、これから俺たちの計画に巻き込まれて死ぬことはなかった。この世に生まれないこと...これ以上の救済はない。俺はやる。俺の手で巨人が支配した二千年の歴史にケリをつける。その日を迎えるまで進み続ける。そうだろ? 兄さん」「あぁ...その通りだ。やろう。固い握手でも交わしたいところだが、まあ...今、俺たちが接触するのはマズいよな...代わりにこれを受け取ってくれ。エレン。必ずみんなを救ってあげよう」*ここまでが Part1第74話 に出て来た場面で、*で、続き...(≧▽≦)「落としちまった...病院暮らしで体がなまっちまったかな」*そして時間が止まったような地獄絵図の場面に戻り...ジークがエレンの首を受け止めて...様々な記憶が走馬灯のように...*画像は子供の頃のミカサ、グリシャの妹のフェイ、地下室のライナー、レイス家の人々、超大型巨人...きれいだったので鳥と鍵をチョイスしました。で、ちょっと何だかわかりにくいものもあったのでもう一度見たら、*ん? 何これ? サウナ? ( *´艸`) これはサウナ好きの諌山先生の記憶か? アニメでサウナシーンは見たことないけど別冊少年マガジンの表紙にはこんなのがあったような...*参考資料w別冊少年マガジン 2020年5月号 [2020年4月9日発売]【電子書籍】[ 押見修造 ]*厳しいシーン続きの中でサウナ見つけたら楽しくなっちゃったけど、エレンの場面に戻りますw「ここは...?」「すべての『道』が交わる座標...だと思う。おそらく始祖を継承した王家はここに来たんだろう。始祖の力を行使する際に」「兄さん...」「待ちくたびれたぞエレン。お前が回復し目を覚ますまで何年もここにいたような気がする」「何年も...経ったのか?」「よくわからないが、ここでのすべては一瞬の出来事だ。お前の首はガビに吹っ飛ばされたが完全にこと切れる前に俺と接触を果たした...成功したんだよ...俺たちは始祖の力を手に入れた...」「誰かいる」「心配ない。それは...始祖ユミルだ」「始祖ユミルだと...なぜわかる?」「始祖ユミルさん以外にこんな所をブラブラ歩いている人が他にいるか? 何より始祖は一度この土で俺の半身を修復し俺を生き返らせた。始祖はここで巨人を作っているのだろう...俺たちが巨人の力を欲するたびに果てしない時間を費やして...」「ずっと...ここにひとりで...」「エレン。始祖ユミルに命じるんだ。俺たちの夢をかなえる時が来た」「...その鎖は?」「今気づいたのか? この鎖に...まあ...心配してくれてありがとう...これは俺の自由を妨げるもの...つまり『不戦の契り』やはり...ここで自由に動けるのはお前だけだ。お前だけが始祖ユミルに命じることができる」「俺とクサヴァーさんと...お前の夢だ。頼む。世界を救ってくれ。エレン...始祖にこう伝えるんだ。すべてのエルディア人を今後永久に子供を作れない体にしろと。地鳴らしで連合軍を潰すのはその後でいい」「すべてのエルディア人を安楽死させる...こんなふざけた計画俺は到底受け入れられない!! 悪いが兄さん。俺はここに来るために、あんたに話を合わせていただけだ」「エルディア人がいる限りこの地獄は終わらないんだぞ...お前がここでやらなければ、この先も殺し合いは終わらない...俺たちが繰り返してきたことがずっと続く...なぜだ!! エレン!! 答えてくれ!!」「俺がこの世に生まれたからだ。始祖ユミル...俺に力を貸してくれ」*ユミルちゃん素通り...「やっぱりかよエレン...お前だけはわかってくれると...信じたかった...これも!! あの父親に洗脳されたせいなのか!?」*ユミルはジークの元に歩いて行き座る。「これは...どういうことだ?」「お前が目を覚ますまでの長い時間で俺は多くを学んだ。始祖は何でも作れる。こんな土塊の鎖でも」「王家の血を引く俺が求めればな...俺は歴代の壁の王と違い初代王の思想に染まらぬままここに到達した。そして気の遠くなる時間を始祖と共に過ごす中で不戦の契りを無力化していくことに成功した」「絶大な力を持つ始祖ユミルだが...その正体は自分の意志を持たぬ奴隷だ。王家の血を引く者を自分の主人だと思い服従し続ける」「始祖の力は俺が手にした」「バカな...」「お前は鍵にすぎなかったんだよ。エレン」「お前の本音を聞くまで待っていてよかった...お前は悪くない。俺たちは最悪の父親に産み出されてしまった哀れな被害者だ...しかし俺には助けてくれる別の父親がいた。お前にも誰か助けてくれる人が必要だったんだ」「俺は決してお前を見捨てはしない。俺が始祖の力でお前を治してやる!!」「やめろ。無駄だ」「世界を救う時はお前と一緒だ!!」★次回 『未来の記憶』
2022.01.29
進撃の巨人 The Final Season Part2 あらすじ ☆2022/1/09より放送の Final Season Part2 (76話~) のあらすじリンクです。・前のお話 (1話~75話) はこちら↓★The Final Season Part1 60話~75話★3期 38話~59話★2期 26話~37話 ★1期 1話~25話☆進撃の巨人 The Final Season 公式サイト・各話タイトルクリックで、あらすじ記事にリンクしています ☆「第76話 断罪」 ☆「第77話 騙し討ち」
2022.01.22
進撃の巨人 #77 騙し討ち☆前のお話は → 「The Final Season 第76話~ あらすじまとめ」☆ Part 1 → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」*前回のおさらいから「ミカサは...どうしたい? エレンを助けたいの?」「...助けたい。でもそれはきっと...エレンが言ったように...私がアッカーマンだから。これは...私の意志じゃない」「それは...エレンの考えた嘘だと思う」「私が時々頭痛を起こすことは本当...何で嘘だと思うの?」「...何で...って...えっ...? エルディア人が子供を作れなくなることをエレンが望んでいるって...みんな本気でそう思ったの?」「確かにやつらしくないとは思ったが...ありえないことだとまでは...」「ありえないだろ!? あのエレンだよ!?」「じゃあ何でジークやイェレナに逆らわないんだよ!?」「逆らわなくていいからだよ。最終的に始祖の力をどう使うかはエレン次第だ。エレンはイェレナに話を持ち掛けられた時からそうするしかなかった。断ればイェレナはどんな手段を使ったかわからない...だが承諾したと見せて自分は味方だと思い込ませることができたなら...地鳴らしでこの島を守ることができる。パラディ島は今後50年は誰にも手出しされない」*ここまで前回分。「もう...帰ってもいいんやろうか?」「すみません。もう少しだけ待ってあげてください...」「俺は訓練兵の時からやつは危険だと言ってきた...エレンはみんなを地獄に導くクソ野郎だ...そんなクソ野郎を俺は妬んだ...カッコよかったから...死ぬほどムカつくことだが...俺はまだやつに死んでほしくねぇ!」「まあ...このまま死なれたら...あいつをぶん殴れねぇしな」「...行こう!」*アニメと関係ないけど、おめでとう(*^^)v 第62回京成杯(GIII) 6番人気のオニャンコポンが勝利!「さあ。俺から離れないで...」「エレンが真意を隠しているとして私たちを突き放すのはどうしてなの? 私のことが嫌いって...何でそんなことをエレンは言うの?」「それは...」「なあ...向こうにいる敵...全部殺せば...俺たち...自由になれるのか?」「...まさか」「え?」「少なくとも...ミカサがよく頭を痛そうにしていたことなんてエレンも僕も昔から知ってた。嘘をもっともらしくするために利用した。無理矢理ついた嘘だからね。エレンに全てが終わった後で聞いてみたらいい」「うん...」*って階段めっちゃ長い~w*地上のほうも前回のおさらいから。「忘れるな。この奇襲作戦はヴィリー・タイバーの犠牲の上にある。彼が命を賭して伝えたように我々には真の英雄ヘーロスが必要なのだ。世界を救う英雄が...」(エレン...もういい...お前の負けだ...これ以上誰も苦しめなくていい...これ以上苦しまなくていい...)*ここまでが前回(なぜ足掻く? お前は何のために戦っている? 何のために...)ポルコ吹っ飛ばされる(エレン...俺はもう終わりにしたい...俺とお前のどこが同じなんだ? もういいだろ...もう...眠れ...)「来たか...脅威の子...」「ちょっと遅れたが何とか約束の場所にたどり着いたか...よくひとりで耐えたな...エレン」「後はお兄ちゃんに任せろ!」*ここでOP きれいな画像が多い中、今日は壁の上の104期の仲間たちにしてみました~では、頑張るお兄ちゃんに戻りますw投石で飛行船を落とすジーク。「クソッ!! ジーク!! やつのうなじを射抜く! 方向を合わせろ!!」「了解!!」ジークの攻撃を間一髪回避。「獣との撃ち合いは賢明とは言えません」「いいや!! 裏切り者は俺が裁く!!」「しかし...」「車力を挟み撃ちにしろ!!」フロックたちが向かってくる。「獣の投擲が来る!! 退避!! 的にされるぞ...」「始祖が...獣の方に!!」「やはり二体の接触が目的なのか!?」「止めないと!」「俺たちが...どうやって? 巨人は巨人の力に任せるしかない。俺たちには俺たちの戦いがある。俺は敵陣からファルコを救出する! お前は南にある撤退時の飛行船まで行くんだ! 」「いいや私も行く。私はファルコを巻き込んだ。挙句、何度も助けられた...成績トップの私があいつに助けられてばかりで...!」「我先に逃げるなんてありえないの!!」「マーレの襲撃だろう...君を助けに来たのかもな」「マーレ軍がそんなことするはずがありません。エルディア人を救出するなんて...」「だが君の帰りを待つ家族はいるんだろ? この期を逃したら一生帰れないぞ」「俺はもう...妻や娘には会えないだろう。ジークがひと言叫ぶだけで化け物になる...娘たちには伝えたいことがまだまだあったのにな...死んだも同然だ」「オイ、止まれ!! ここは我々イェーガー派の支配下にある! 勝手な真似は...」「聞くが訓練兵。俺たちがイェーガー様を助けに行くのも命がけで阻止するつもりか?」「いえ...」「すべての牢を開錠しろ!」「シャーディス教官!」「コニーか...熊の相手をした。私のことはいい...行け!」「ピクシス司令。ご無事で!?」「まだまだボケではおらんぞ。ただ少々...飲み過ぎてしもうての」「よく聞け皆の者!! ここにある立体機動装置には数に限りがある!! 黒の腕章を着けていない者が優先して装備せよ!!まんまと敵の策にかかった飲み助どもはわしに続け!!」「前線で侵略者を迎え撃つ!!」「了解!!」「嬉しいです。また同じ志を持ってあなたと一緒に戦えるなんて」「そう...」「そのマフラー...置いていくんですか?」「...置いていく」*ミカサの雷槍の数...w「シガンシナ区の門が...塞がれた...」「ジークが船を落としました。歴史が変わる瞬間は...もう間もなくです」「ええっと...今助けを必要としているのは...ライナーの方かな...?」「...ジークがここに...リヴァイ兵長がやつに自由を与えるはずがねぇ...おい!! 兵長とハンジさんはどうなった!?」「ジークに敗れたと見るのが妥当でしょう。彼はエレンとの約束通りの時間に約束の場所に現れました」「...そんなバカな...!!」「くっ...残念だけど仕方がない!! ジークとエレンが世界を救うためだ!! 僕らもイェーガー派に加わり二人の接触を支援しよう!!」「えっ」「エレンとジークを助けてください。信じていますよ」「どうした?」「まずい!! 見つかった!!」「兄...です...」「そうか...」「さあ来るんだ! マーレの捕虜め! ...俺はこの捕虜を民家に拘束してくる」「俺たちは先に行くぞ。遅れるなよ」「くっ...やるしかない...」「...待って!!」「子どもが来る場所じゃない。家に帰るんだ」「...行くぞ!!」「ナイルさん...ありがとう」「行ったみたい」「ガビ...どうして敵を信じたんだ?」「え...? いや...」そこにニコロとブラウスさんたちの声が。「こっちです。ここなら火は回ってきません...戦闘が終わるまでこの辺に隠れましょう」「ミアとベンも逃げ出せたんかねぇ...」「あん二人なら大丈夫やろ。たくましいなき...」「許せない! どうしてお姉ちゃんを殺したやつのことなんか...心配するの? 私は...殺してやりたい」「もう行ったみたいだ。俺たちも行くぞ...ガビ?」「悪魔なんていなかった...この島には...人がいるだけ...やっと...ライナーの気持ちがわかった...私たちは見たわけでもない人たちを一方的に悪魔だと決めつけて...ずっと同じことを...ずっと同じことを繰り返してる...」「ごめんねファルコ...あんたはわかっていたのに...巻き込んで...」「俺はレベリオの襲撃に加担している...病院の傷痍軍人がエレン・イェーガーだと知らずに...手紙を区外のポストから彼の仲間に送り続けて...レベリオで大勢殺された...だから...ウドとゾフィアも俺のせいで...死んだ...」「...そう」「あと...お前が好きだ!!」*鳥かごいっぱい。アニオリかな?「お前に鎧の巨人を継承してほしくないから戦士候補生らなった。俺と結婚して...ずっと幸せでいるために...」「お前に...長生きしてほしかった」「...何...言ってんの?」「俺は...巨人になっちまうかもしれないから...もう...言い残すことはねぇ...」「行こう!!」「お前が脊髄液を飲んだことをジークさんが知れば叫びを阻止できるかもしれない」「ダメだ!! 敵が多すぎる!! エレンまで近づけねぇ!!」「エレン...もうすぐだ。あともう少しで俺たちの夢が叶う...もう少しで...」「あれは...」「車力の巨人...そんなところでやられたのか...ピークちゃん...」「やったぞ!! 車力を仕留めた!!」「...ようやく追いついたと思ったんだが...誰が仕留めた?」「? お前らが殺ったんだろ?」「追っ払えー!!」「一発限りの騙し討ちですよ...マガト元帥」ジーク落下。「殺しましたか?」「射角が取れない!! 移動だ!!」「ブラウン!! 獣と始祖を接触させるな!!」「やはりかエレン...もう止まってくれ...この世で一番それを持っちゃいけねぇのはエレン...お前だ!!」「ピーク急げ!! やつに少しでも命があるなら...」「叫ぶはずだ!!」★次回 『兄と弟』
2022.01.22
進撃の巨人 The Final Season Part2 あらすじ ☆2022/1/09より放送の Final Season Part2 のあらすじリンクです。・前のお話はこちら↓★The Final Season Part1 60話~75話★3期 38話~59話★2期 26話~37話 ★1期 1話~25話☆進撃の巨人 The Final Season 公式サイト・各話タイトルクリックで、あらすじ記事にリンクしています ☆「第76話 断罪」
2022.01.13
進撃の巨人 #76 断罪約9か月ぶりの進撃の巨人。The Final Season の Part 2 です。前回75話はエレンの「来いよ!! ライナー!!」で終わったので、76話のタイトル画像はライナーさんにしてみました。☆前のお話は → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」【森方面】ジークの自爆に巻き込まれたリヴァイ兵長を見つけたハンジ。こちらは自分の腹を裂いて中にジークを埋め込んだ巨人。「頭に一発撃ち込んでおきましょう」「死んでるよ...至近距離から雷槍の爆発を受けたんだろう。外傷以上に内臓がズタズタになって即死だ」フロックが自分も脈くらい計れるから見せてくれと言うが答えないハンジ。すると巨人に変化が...「消えている...死んだのか?」「いや...普通蒸気が吸い込まれように消えたりしない」巨人が消えると体が半分吹き飛び瀕死だったジークが無傷の状態でにゅるんと復活。その隙にハンジはリヴァイを抱えて川に飛び込み逃げる。「ジークさん...何があったんですか?」「わからない...」「知らない少女が...土をこねて俺の体を作った...」「知らない場所で...ただそれを見ていた。何年も...そうしていたような気がするし、一瞬だったような気もするが...あれは...そうか、あれが道なのか...」「ジークさん。あなたを拘束していた調査兵団30名は巨人にして従えたのですよね? 彼らはどこに?」「まあ、いろいろあって、いない。俺たちのジャマをする奴らはもうここにはいない。行こう」いや、とりあえず服を着てくれw(俺たちはただ進むだけだよな。エレン)ここで新OP SiMの「The Rumbling」OPの画像いい感じですね。けっこうネタバレあり的でよく見ると楽しいかも。続いて前回75話の最後の部分。【シガンシナ区・地上】エレンが巨人化したところから (画像省略)「始まったんだ...巨人たちが動きだした」「...やっぱり難しいよね」「ピークさん!? 裏切ったんじゃなかったの!?」「ガビ...私が仲間を売ると思ったの?」「でも...マーレに仕えても私たちに未来はないって」「見て!! 私はマーレを信じてない。私は一緒に戦ってきた仲間を信じてる」「狼煙が上がっている。ピークとガリアードがやつの位置を暴いた。『始祖の巨人』だ。レベリオの雪辱を果たせ!! ここでやつを終わりにしてやる!!」「ピークさん! ピークさん! ピークさん!」「...ポルコ!」ポルコ。ピークの腕ごと鎖を切断。「ギャアアアアアアア」「痛ったああああ」と落下しピーク巨人化。ガビ回収。(まさかマーレが捨て身の奇襲をかけてくるとは...やつらの持つ情報だけじゃ、こんな危険を冒す判断はできないはず...)「エレン、聞こえますか!? 巨人の体から出てきてください。室内に身を隠し戦鎚の力で地下から逃げるのです。このまま戦っても分が悪い...」エレンはイェレナを無視。そして...「来いよ!! ライナー!!」(お前なんだろ? マーレ軍にこんな馬鹿な真似させたのは)ライナー巨人化。イェレナは兵を総動員してエレンを守るよう指示。ガビを回収したピークはマガト隊長の元へ。「ガビ!」「マガト隊長...?」このシーン好き(*‘∀‘)「ブラウン貴様!! 誰が敵地に乗り込めと命じた!!」「も...申し訳ありません...」「勝手な真似を...」コルトがガビにファルコはどこにいるか尋ねる。「まだ...あの建物の中に...ジークの脊髄液を口にしてしまい閉じ込められています...」以下マガト隊長とピークの会話「ファルコは脊髄液を飲んだ敵兵約300と共に収容されています。それ以外の敵兵は今ここに500ほど。ジークは不在のようです」「ライナーの危惧に従いここまで来たが『始祖の力』を敵が行使する可能性は?」「わかりません。しかし『始祖の力』が彼らの切り札であることは間違いありません。未だその切り札を切らないのであればエレンはまだ『始祖の力を』発動できる状態にないのだと思われます」「何か...発動条件があるのか?」ガビはジークの言葉を思い出した。「こうして始祖の巨人と王家の血を引く巨人が揃った...マーレから撤退する飛行船の中でジークがそう話しているのを聞きました!」「どういうことだ? ジークが王家の血を引く巨人ということか...」「復権派の指導者が両親ならあるいは...」「彼の特別な力に根拠があるとすればそれが真実なのではないでしょうか。『始祖の力』が使えない理由がジークの不在と関係があるならエレンとジークを接触させてはなりません」「マガト隊長! ライナーが!」「元帥だ。マーレの盾はそう脆くはない。いや...マーレを守る盾ではない。今、我々の肩には世界の命運がかかっている。我々は決して始祖を殺し問題を先送りにはしない」「今ここで始祖を喰らい2000年の遺恨に終止符を打つ!!」戦うエレンとライナー。エレンの硬質化した拳のパンチは強力。そこにポルコも参戦。「償わせてやる。俺の街を蹂躙したことを...」エレンが劣勢になりライナーが、「エレン...お前はひとりじゃ脅威にならない。もう観念しろ。お前はここまでだ」と言った途端に串刺し~「今だ! 仕留めるぞ!」「やつらの大好物だ。雷槍を食らわせてやれ!」イェーガー派の兵士たちが雷槍を手に立体機動装置で襲い掛かるが...砲撃がエレンの頭部を直撃。「脳みそが飛散し進撃の運動能力が低下しました」「お見事です。マガト隊長」「元帥だ。よもや一番まともな砲手が最高指揮官になるとは...マーレ軍も堕ちるところまで堕ちたものだ」顎と鎧の巨人が動き出す。「嘘だろ...? マーレの首脳陣は皆殺しにしたはず...ひと月足らずで立て直せるはずが...」このままじゃ...始祖が食われる...とどこかに駆け出すオニャンコポン。イェレナはエレンは他の人とは違う、特別とつぶやく。「やつに力を使わせる。戦鎚の力は強力だがすぐに力を使い果たす」「忘れるな。この奇襲作戦はヴィリー・タイバーの犠牲の上にある」「彼が命を賭して伝えたように我々には真の英雄ヘーロスが必要なのだ」「世界を救う英雄が...」(エレン...もういい...お前の負けだ...これ以上誰も苦しめなくていい...これ以上苦しまなくていい...)【シガンシナ区・地下】オニャンコポンがやって来たのは閉じ込められている104期生たちのところ。「オニャンコポン...おい、外はどうなってる?」「マーレ軍が飛行船で空から攻めて来た。約500の兵に鎧・顎・車力が同時に!! それをエレンがひとりで相手にしている。必死に足掻いているが...いずれやられる。始祖がマーレに奪われる!! 手を貸してくれ!! みんなでエレンを援護するんだ!!」牢の鍵を開けるオニャンコポン。「ふざけんじゃねえぞ!! てめえ、何がみんなだ!! てめえらの戦いだろうが! 俺たちが従うと思ったのか! 裏切り者のくせに!!」「す...すまない...だがイェレナに逆らえば頭を吹っ飛ばされるだけで...」「はぁ!? お前は俺たちに優しくしといて...裏じゃワインでパラディ島を乗っ取る計画だったんだろうが!! もう...!! 裏切られるのは飽きてんだぜ俺は!! ライナーに...ベルトルト!! アニ!! エレン!! もう飽きたんだよクソが!!どうして俺がエレンに加勢して...子供を作れねぇ体になんなきゃならねぇんだよオイ!?」「話を聞こうよ。コニー」「俺は...本当に知らなかったんだ...ワインのことや安楽死計画なんて...他の義勇兵と同じように...」「本当だと思うぞ。俺たちはイェレナから口止めされていた。義勇兵にワインのことは言うなと...」「何より、エルディア人の安楽死なんて協力したくない!! 俺たちはパラディ島を発展させて一緒にマーレを倒して欲しかった。そのためにすべてを捨てて島に来た。この島のみんなのために尽くしてきた...それは...この島に未来があると信じていたからやれたんだ!! 子供は未来だ!! 安楽死計画が実現してしまったら、俺たちがやってきたことは何になるんだ!? 信じてくれ...」「信じるよ」「アルミン...」「以前君はこう言った。ユミルの民を含め人々は皆求められたから存在する。いろんややつがいた方が面白いからだってね。君という人はまるでジークの思想にに反した姿勢を見せてきた。君はそういうやつだよ」「さあ立って。オニャンコポン」「アルミン...」「俺もお前を信じる...がどうする? エレンとジークに手を貸すということは安楽死計画を実現させるということだぞ?」「いいや...計画は阻止するんだ。しかし、ふたりを失ったらこの島を世界から守ることはできない...」「じゃあどうしろって言うんだよ!?」「少なくとも一度は地鳴らしの威力を世界に見せつけてやらないと...」「ああ!? 地鳴らしの威力をだと!?」「ミカサは...どうしたい? エレンを助けたいの?」「...助けたい。でもそれはきっと...エレンが言ったように...私がアッカーマンだから」「これは...自分の意志じゃない」「それは...エレンの考えた嘘だと思う」「私が時々頭痛を起こすことは本当...何で嘘だと思うの?」「...何で...って...え...? エルディア人が子供を作れなくなることをエレンが望んでいるって...みんな本気でそう思ったの?」「確かにやつらしくないとは思ったが...ありえないことだとまでは...」「ありえないだろ!? あのエレンだよ!?」「じゃあ何でジークやイェレナに逆らわないんだよ!?」「逆らわなくていいからだよ。最終的に始祖の力をどう使うかはエレン次第だ」「エレンはイェレナに話を持ち掛けられた時からそうするしかなかった。断ればイェレナはどんな手段を使ったかわからない...」「だが承諾したと見せて自分は味方だと思い込ませることができたなら...地鳴らしでこの島を守ることができる。パラディ島は今後50年は誰にも手出しされない!」「オオオーーッ!!」★次回 『騙し討ち』
2022.01.13
☆映画館で観た映画の覚書です。こんなご時世で映画館に足を運ぶことも少なくなって昨年は『こんなに映画を観なかったことは大人になってからの記憶にはない』とか言っていたんだけど、残念ながら今年も同じになっちゃいました。★昨年の記事はこちら→【2020年に映画館で観た映画】☆とりあえず予告編の動画を貼ってみます。私的にはどれも面白かったです。現在は上映していないものが多いのでレンタルの参考にでも。【007/ノー・タイム・トゥ・ダイ】★2021/10/01 164分☆10/7に観ました。テネットを観たのが昨年の10/17だったから約1年ぶり。この夏なんか自粛してほとんど家にいたしね。まあ観たい映画も公開されてなかったから仕方ないけど。で、それぞれ公開日と上映時間を載せています。なぜかどれも長~いの。特に164分はかなりだな。☆と思ったけど実際に観てみると、そんなに長くは感じませんでした。特に前半かな。ネタバレはしないけど最後のほうはちと飽きたw 感想は...う~ん、ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンド最終作で有終の美を飾ったと理解すれば納得できるかな。結末も家族観いっぱいの設定も私は『こんなのジェームズ・ボンドじゃないよ~』と思ったけどね。☆マドレーヌ(レア・セドゥ)はボンドガール(ウーマン)というより娘とか姪っ子みたいな感じがした。ダニエル・クレイグは渋くてカッコいいけど、さすがに50歳過ぎてるしなあ。あ、批判はこのくらいにしておこうw アクションシーンも楽しかったし脇役もいい感じの人が多かったと思う。個人的にはキューバの新米エージェントのパロマ(アナ・デ・アルマス)がとてもきれいでよかったと思う。【DUNE デューン 砂の惑星】★2021/10/15 155分☆10/21に観ました。サービスデイと休日の関係で木曜日に観ることが多いです。それと上映開始2週目以降は一日の上映回数が減ったりして時間が合わなくなったりするので、なるべく早めに観るようにしています。これも長い作品だったけど映像はきれいでスケールが大きくて、そんなに長くは感じなかったかな。ちょっと途中眠くなったけどw☆この作品はちょっと注意。2部作の1作目なので知らないで観ると何コレ? 状態になります。話はあまり進まず中途半端な終わり方なので酷評する人もいるかもね。でも1作目を観ておかないと2作目は全然わからなくなるだろうし...ちなみに2作目は2023年10月公開だとか。3部作になるかもとかいう話もある。ストーリー忘れてしまいそうだな。☆実は私はかなり前に原作を読んでいて内容はわかっていて、本の中に昔の映画の画像も載っていたので見ていたけど、今回の主役ポール(原作はポウル)のティモシー・シャラメは細くて弱そうだけど、かなりイケメン。ちょっと意味のないアップのシーンが多い気もするけど、まあ許せる範囲かな。インターステラーに出ていたらしいけど記憶にない。主人公の息子の若いころの役らしい。☆元がかなり昔の話だから戦闘シーンとかツッコミどころはけっこうあるけど、まあ突っ込まないでおこう。007は恋人が親子に見えるみたいなこと言ったけど、こっちは親子に見えない方。主人公ポールは何歳の設定なのかよくわからないんだけど、母親(レベッカ・ファーガソン)は若過ぎじゃね? 公爵夫人ではなくて妾妃なんだけど魅力的な女性です。ポールと一緒にいると親子っぽくないw☆とりあえず序章って感じだったので、次作を楽しみ待ちたいと思います。原作を読んだ時も巻末の帝国用語解説を時々見ながらでないと内容の理解が難しかったので、まったく初めての方はわけわかんない場面もあるかも。次作はもう少しわかりやすくなっているといいな。【エターナルズ】★2021/11/05 156分☆ここからは簡単にw 動画貼りなおしたんですけど生きてなかったらゴメンナサイ。11/11に観ました。これも長い。エンドゲームの時は「分けてくれ~」と思ったけど、それほどではないかな。楽しかったです。☆アメコミ好き、アベンジャーズ好き、マーベル好きなのでヒーローには突っ込みませんけど、いっぱい出てきた割には魅力的な人はいない気もするし、思ったより簡単に死んじゃったりで、結局『愛』ですか? みたいな...ストーリー的にはあまり好きではないかも。☆それでも映像は楽しめたし、いろいろ伏線も張ってるし、序章ってことで次を楽しみに待ちま~す。【マトリックス レザレクションズ】★2021/12/17 148分☆12/23に観ました。上映中だし評価も分かれる作品かなと思うから感想は遠慮しとこうかなw 私はマトリックスはそんなに好きでもないけど、とりあえず全作観てます。もう終わりだと思っていたから18年ぶりの新作にはビックリ。私の行く映画館はいつもガラガラだけど、けっこう観てる人いましたよ。最近では一番混んでたかも。って10人くらいだけどw☆で、感想は、ハイ、懐かしかったです。途中ちょっと寝そうになりました。ネオも年とったけど、まあ人のことは言えないか私もw エンディングでわけわかんないギャグみたいなのあったけどまた作るのかなぁ? 以上ですw★今年の映画鑑賞は終了。来年は12/24から上映の『キングスマン:ファースト・エージェント』か1/7からの『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』から観る予定です。来年はいっぱい映画が観れるといいな。
2021.12.25
進撃の巨人 The Final Season あらすじ ★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」 ★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」 ★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」・各話タイトルクリックで、あらすじ記事にリンクしています ☆「第60話 海の向こう側」 ☆「第61話 闇夜の列車」 ☆「第62話 希望の扉」 ☆「第63話 手から手へ」 ☆「第64話 宣戦布告」 ☆「第65話 戦鎚の巨人」 ☆「第66話 強襲」 ☆「第67話 凶弾」 ☆「第68話 義勇兵」 ☆「第69話 正論」 ☆「第70話 偽り者」 ☆「第71話 導く者」 ☆「第72話 森の子ら」 ☆「第73話 暴悪」 ☆「74話 唯一の救い」 ☆「75話 天地」
2021.04.03
進撃の巨人 #75 天地☆前のお話は → 「第60話~第74話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」ジークの拘留地へ向かうフロックたちとハンジは爆破音を聞いた。 ハンジ (雷槍だ...一体何が...)フロック「音の方向に何かあるはずだ」「静か...だな...」「死ぬ...か...」体が半分になって上半身だけのジーク。巨人が一体ジークのそばに来ると自分の腹を裂いて中にジークを埋め込む。「またすぐに我々と食卓を囲む日が来る。私の言った通りになりましたね。ピクシス司令。迅速な対応に感謝致します。全兵団に一切の抵抗を禁じ、我々の要求通り、ここシガンシナ区に兵士を終結くださるとは」「脊髄液を盛られたのであれば残された手はあるまい。いつ巨人にされるやも知れんのだ。人払い済みのここ(シガンシナ区)以外に我々を収容できる場はなかろう...何より幾人もの仲間に背中から銃口を向けられては為す術はない」「...どうやら...より早く寝返るほど、より良き立場につけるらしいの。誇らしげに巻きつけておられる白い布はイェーガー派だと顕示する勲章じゃな。ならば赤い布は脊髄液入りのワインを服用したと知らされ服従を強いられた者か...そして、まんまとワインを飲み何も知らされなかった大半のマヌケは黒い布が目印とな」「マーレとやり方が似ておるのぉ...おぬしらの生まれ故郷もこのようにして支配されたのではないか?」「...敵から学ぶことは多い」「敵の増やし方も学んだようじゃのぉ」「味方になることを拒んだのは、あなた方ではございませんでしたか?」「果たして、端から毒を盛ったワインを振る舞う客人を信用しなかった我々は賢明であったのやら愚かであったのやら...」「あなた方は愚かにも賢明でした。最初から私たちとジークをただ信じていれば、とうに世界は救われていたというのに...」「ん? 世界が救われると申したのか? これよりジークとエレンは接触し小規模の『地鳴らし』を発動させ世界の国々に今後50年、島には手出しできぬと思い知らせることが計画のはず。救われるのはこの島だけではないのか?」「イェレナ?」「すべてが遅い。ジークは十分あなた達を待った。その慈悲に対しあなた達は寝首を搔こうと応じた。ジークは世界を救う神でありますので罰が下ることでしょう」「お茶、飲むかね?」「どうも...」「それで...俺たちはここで事の成り行きを見てるだけか?...アルミン、巨人の力でここから出ることはできるか?」「できない。この街を吹き飛ばすことしか。超大型巨人はそんな器用なことはできない。エレンのようには...」「で...お前は何でエレンにタコ殴りにされたんだ? そろそろ話してもいいだろ」「ミカサを言葉で傷つけたから...僕から手を出して...殴り返された」「は? ミカサを傷つけたって、どんな風に?」「やめて...もういい」「いや、よくねぇよ。どう傷つけたのか話してくれ」「おい、もう充分だろジャン。やつは完全にクソ野郎になっちまったってことだ。一番大事だったはずの二人を意味もなく傷つけちまうほど、もう我を失っちまった」「やつが正気だとしたら、何の意味もなくそんなことをするとは思えない。何か...そこにやつの真意があるんじゃないのか?」「お久しぶりです。シガンシナの英雄の皆さん。このような場所での再会。とても心苦しいです」「おい...お前もそっちかよ!! 出せよ!!」「俺を軟禁して散々連れ回しといて、それは虫が良すぎるんじゃないのか? ジークとエレンが接触を果たすまで、ここで大人しくしてろ」「よかったな、イェレナ...上手く事が運んで気分がいいだろう。エレンはお前を介してジークの思い通りに動き、マーレを襲撃させエルディア国民の支持を得て、脊髄液入りのワインで兵団を支配しちまったんだからな。これでお前たちはエルディア国と始祖の力を手に入れマーレを滅ぼして祖国の復讐を果たす。これがこの島に来た本当の目的だったんだろ?」「島を発展させただろ。100年遅れのこの未開の島を...」「お前らが快適に暮らすためにだろ? 島の統治者となるお前らが...」「騙されたやつが負けた。たったそれだけのことだ」「グリーズ...俺たちを売ってイェレナの下僕に昇格したみてぇだな。このチクリ野郎」「馬鹿か? 悪魔どもに肩入れして裏切ったのはおまえだろ」「何だと!?」「悪魔の末裔の芋くせぇ女なんぞに鼻の下伸ばしやがって...」「...てめぇ...殺すぞ!!」「よせ...ニコロ!!」「俺に毎晩あの女のこと聞かせやがって...」「あの売女が死んで正気に戻るかと思った俺がバカだった」「てめぇ...今...何つった!?」「わかるように言ってやるよ...あの売女は穢れた悪魔のー」「彼の非礼をお詫び致します。もうあなた方を悪魔と罵る輩はこの島に必要ありません」「そして信じてください。我々の真の目的はマーレへの復讐などという空虚なものではありません。世界から憎しみの連鎖を断ち切り、エルディアとマーレでさえも救うことが目的なのです」「包み隠さずすべてをお話します。世界を救うジークの秘策『安楽死計画』のすべてを...」「悪魔のくせに...何で、私...こんな...」「よぉ。サシャを殺したガキ」「な...!? 何の用!?」「ファルコを助けたかったら協力しろ」「...!! 協...力!? 何を...!?」「無線で助けを呼んでもらう。壁内の侵入者が反応を示すようにな」「動かないで。ガビも静かに」「ピークさん!!」「静かに」「君がエレン・イェーガーで...合ってる...よね?」「ガビ。そのライフルをエレンに向けて」「エレン。ポケットから手を出して」「従わなければどうなる?」「引き金を引く。あなたの脳みそが床に散らばる。見たことない? 巨人になるヒマなんてないよ」「それで...? まだ撃たないのか? 今、引き金を引かないなら何しにここに来た? 手をポケットに入れたままだとどうなる?」「どうなるか君は知ることはできない。床に散らばった後じゃ...」「いや、わかる。あんたは撃たない」「『始祖の巨人』を殺すことは許可されてない。命令は『必ず始祖を奪還せよ』この期に及んでも、あんたは一旦巨人になってから俺を生かしたまま食わなくちゃいけない。だろ?」「ガビ、引き金から指を外して」「重大な軍規違反のツケを払うのは、あんただけじゃなくて収容区の家族も一緒だ」「はい。撃てません。あなたを食べることもホント無理あると思うし。どうもね...私が侵入して来た時の巨人の足跡が見つかっちゃったんでしょ? 手を打たれる前に懐に潜り込んでやろうと思ってここまで来れたのはよかったんだけど...でも、撃てなかった理由は他にもある。あなたが『始祖の力』を使えたら、マーレを倒せるんじゃないかと思って...」「勝算も無しに全世界を敵に回したわけじゃないんでしょ? でも勝算って『始祖の力』以外に何かある?」「ピークさん...? 何を...言って...」「ガビ、もうライフルを下ろして」「...だとしたら、何が望みだ?」「マーレ及び世界から支配されているエルディア人の解放。今すぐ私の家族を収容所から出してあげたい...」「私はたった一人の家族である父に、まともな医療を受けさせるため戦士になった。父の命は延びたけど私に『任期』が残されていないことを知った父は悲しみに暮れている。死ぬ前に一人残される父に私の手でエルディアの明るい未来を見せたい」「そのためにはマーレを叩き潰す必要がある。私は何でも協力する...マーレを皆殺しにできるのなら私は何だってやる」「マーレを襲撃した首謀者は...ジークさんだった。ピークさんもなの? 私たちは何のために戦ってきたの...? 善良なエルディア人だと世界から認められたら...いつか...エルディアは解放されるんじゃなかったの? あなたもジークと同じ!! 裏切り者なの!?」「ガビ、私たちはマーレ人? エルディア人? 何だと思う?」「...私たちは...名誉マーレ人」「違う。私たちはユミルの民。これだけが逃れようのない事実。何人を名乗ろうと私たちは巨人になることができる人種。スラバ要塞で見た通り巨人の力はいずれ通用しなくなる。つまり私たちはマーレに用済みとされていずれみんな殺されるの『善良なエルディア人』であることを証明し続けても私たちが解放される日は来ない。私たちは私たちの力で人権を勝ち取るしかないの」「証明しろ。あんたがこっちに協力するってんなら何か証拠を見せろ」「この街に潜む仲間の位置を教える」「どうやって?」「この建物の屋上に行けばすぐに指をさせる」「いいだろう」エレンは切れて流血していた指を修復。「子どもが...生まれなくなる?」「そうです。それがジークの『安楽死計画』です。この世から巨人がいることで存在する苦しみが生じなくなるのです。ゆっくりと...安らかに...」「いや...待てよ安らかなもんかよ。ユミルの民が消滅するまで人口が減り続けたら...国の晩年は老いぼれしか生き残らなくなるんだぞ? そんな状態でどう国を守る? 他の国が放っておくとでも?」「そこに関しては従来通り『地鳴らし』の抑止力を行使できるよう始祖と王家の継承維持が不可欠なままです」「幸いにしてヒストリア女王は世継ぎを授かっております。その子が天命を全うするまで数名のユミルの民が『始祖の巨人』を継承すれば...」「それですべては万全だと言うつもりか?」「万全、絶対、そんなものどこの国にも存在しません。どの国も様々な問題を抱えています。ただひとつ確かなものは強大なる巨人の脅威。血と涙の歴史に終止符を打つ者が存在したという真実です」「ジークとエレン。人類史があと何千年続くことかわかりませんが、これほどの偉業を成し遂げる者がこの先、現れるでしょうか。彼(か)の兄弟は、この先何千年も語り継がれる象徴となるのです。古代の神々がそうであるように。そして二人は死後も救世主として人類を照らす太陽となり...」「どうされましたか?」「そのような...尊いお考えがあったとは...感動...致しました...」(ゲスミンw ( *´艸`))「それはよかった...」「ぶふッ」「嬉しいです。あなたにもわかっていただけて」「イェレナ!! すぐに来てください!! 侵入者が...」兵士 「敵が侵入している」「ひとり殺された」「車力の巨人の保有者だ」「だが、マーレを裏切ったらしいぞ」ナイル「何だ...? 騒がしくなってきたぞ」「私はあなたたちの仲間になれたってことでいいの?」「あんたが他の侵入者を差し出せばな。それまではマーレのガキと手枷で繋ぐ。下手に巨人化すればその子は粉々だろう」「安心して。この子もすぐにわかってくれるから」「あの小柄な女がマーレの兵か?」「味方だって?」「よろしくねー」(ポルコいるしw)「ねえ...ファルコはどこにいるの?」「ファルコもここにいる...が、ジークの脊髄液を口にしちまってる」「どういうこと?」「さあな。脊髄液入りのワインが口に入ったって話だ」「あ、まさかあの時...私のせいで...また...」「なるほど...ジークの脊髄液で兵団を支配したのね。ジークにはなぜそんな特別な能力があるのか知ってる?」「さあな。あんたは知ってるのか?」「いいえ。誰も知らなかった。ジーク以外は。出会った時からジークは常に嘘をつき続けているように見えていたけど、それが確信に変わったのが4年前」「あなたを目の前にして初めて本音を話したから」「信じてほしい。俺はお前の理解者だ。エレン。いつかお前を救い出してやるからな」「あなたになら特別な能力の秘密も話したんじゃないの? 例えばその秘密が...『始祖の巨人』の力を引き出すことと繋がっているとか...」「あら...顎髭は剃っちゃったの? とっても似合ってたのに」「エレン。あの女を信用するのはあまりにも危険です」「ああ...信用していないのは、あの女も同じだ」「ところで...まだ『始祖の力』は使わないの? ジークはどこ?」「すぐにわかることだ。示せ。敵はどこにいる?」「そこ」「何だ?」「始まったんだ...巨人たちが...動き出した」「ガリアードさん!!」「...やっぱり難しいよね」「ピークさん!? 裏切ったんじゃなかったの!?」「ガビ...私が仲間を売ると思ったの?」「でも...マーレに仕えても私たちに未来はないって」「見て!!」「私はマーレを信じてない」「私は一緒に戦ってきた仲間を信じてる」「狼煙が上がっている。ピークとガリアードがやつの位置を暴いた」「『始祖の巨人』だ。レベリオの雪辱を果たせ!! ここでやつを終わりにしてやる!!」「来いよ!!」「ライナー!!」★次回は 「第76話 断罪」冬か...
2021.04.02
進撃の巨人 The Final Season あらすじ ★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」 ★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」 ★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」・各話タイトルクリックで、あらすじ記事にリンクしています ☆「第60話 海の向こう側」 ☆「第61話 闇夜の列車」 ☆「第62話 希望の扉」 ☆「第63話 手から手へ」 ☆「第64話 宣戦布告」 ☆「第65話 戦鎚の巨人」 ☆「第66話 強襲」 ☆「第67話 凶弾」 ☆「第68話 義勇兵」 ☆「第69話 正論」 ☆「第70話 偽り者」 ☆「第71話 導く者」 ☆「第72話 森の子ら」 ☆「第73話 暴悪」 ☆「74話 唯一の救い」
2021.03.28
進撃の巨人 #74 唯一の救い☆前のお話は → 「第60話~第73話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」「よく見ておけジーク。これが私たちの住むレベリオ区だ」「世界と比べれば鳥かごみたいに小さい。私たちはここからどこにも行けずに死ぬまでここで暮らさなきゃいけない。ジーク、お前はここから出たいと思わないか?」「うん...でたい」清掃員は一家がエルディア人とわかると態度を急変させ水をかける。「な、何を!? 私たちは外出許可を取っているのですよ」「俺はこの塔の清掃員で汚れを落とすのが仕事だ。俺の職場を汚しやがったな。悪魔め!! 殺戮の限りを尽くした悪魔の末裔が! またガキ作って繁殖しやがって!! 」「よく覚えておけよジーク...これが外の世界だ...この世界が嫌なら変えなければならない」「ジーク...お前がみんなを救うんだ」「この子供たちの中から私の後継者を?」「ええ。ひとり選ばれます」「ひとり遅れている子がいるが...あの子は?」「あぁ...またイェーガーか...他の子はみんな幼くも必死に名誉マーレ人の称号を得ようと務めているのに奴にはその気概が...どうも見受けられない。まったく何をしにここにいるのやら」「訓練はどうだ? ジーク」「...すごく大変」「そうか...でもお前なら、きっと戦士になれる」「あなたには特別な力があるんだからね」「何よりお父さんとお母さんの子なんだからな」「うん」両親は社交ダンスに行くと言って祖父母にジークを預けてエルディア復権派の集会へ。「社交ダンスクラブなんて、ジークが寂しがっているぞ」「でも僕はレベリオの健康を守りたいんだ」「いつかきっと私たちのやってきたことをジークはわかってくれますよ」「これが1200年前に起きた『ラーゴの惨劇』大都市ラーゴはこの日のうちに消滅し進攻を続けた巨人によって『モンテの惨害』と『ヴァレの惨禍』が繰り広げられ何十万ものマーレ人がエルディア帝国に殺された。さらにラーゴから何とか逃れた難民は道なき荒野を彷徨った。しかしエルディア帝国はその退路に巨人を仕掛け、夜明けと共に起き上がった巨人によってマーレ人は...」「うん、わかった。人がいっぱい死んだんでしょ」「お父さんは...ちゃんと正しい歴史を教えているか?」「エルディア人はマーレ人にひどいことをしたから僕たちはここで償わなくちゃいけないって」「ジークは...戦士になってマーレのために戦いたいのか?」「うん...僕は...戦士になりたい...」(>_<)学校の帰りにボールで遊んでいる親子を見かけたジーク。「お父さん! 今日は早く終わったんだ。だから...」「おお、そうか。じゃあ、たくさん勉強できるな」「...うん」「つまり『ラーゴの惨劇』は存在しなかったんだ。『モンテの惨害』も『ヴァレの惨禍』もすべてマーレに都合のいい作り話に過ぎない。古代よりエルディア人にそのような残虐な文化や風習はなく何より...」「始祖ユミル様がそのようなことを望まないので、ありえない」「その通りだ。わかってきたなジーク」「うん」「やる気のない者は去れ。マーレは祖国にすべてを捧げる覚悟のある者を求めているのだ。お前のようなエルディア人に我が国の巨人を委ねられるわけがないだろう」「オーイ、そこの君。そのボール、投げてくれないか?」「ハハッ。まだ小さいのにやるじゃないか」「...ナイスキャッチ。壁相手も飽きたところだ。ちょっとおじさんに付き合ってくれないか?」「赤い腕章!? あなたは...!?」「君たちが目指す『マーレの戦士』だ。もっとも私の『獣の巨人』は、あまり戦争の役に立たないから、ここで球遊びなんかしてるんだけど」「トム・クサヴァーだ。本業は巨人学の研究者だ。ほら、君の名前は?」「ジーク・イェーガーです」「...ジーク。どうも君は筋がいいな。きっとピッチャーに向いてるぞ」「ただいま! お父さん今日ね...」「どうなってるんだ、グライス。ジークを戦士にできなければ計画は失敗だぞ」「だが、フクロウが言うには巨人の継承者選びに介入するにはジーク自身が好成績を残さないと...」「わかっている...もうこんなチャンス100年待ったって来ないってことは...」「でも...まだジークにも可能性は残っているんでしょ?」「あぁ...そうだとも。ジークなら...」「あ...ごめんなさい...」「ジーク。お前ならできる!! 父さんと母さんの子供なんだからな!!」「お前はマーレに必要ないと言ったはずだが...? なぜここにいる?」「マーレへの忠誠を示しエルディアの罪を償うためです。公開訓練に参加させてください...!!」両親が見に来ている公開訓練でも、ひとり皆からかなり遅れてしまうジーク。「何をしているイェーガー!! 走れ!! 走らんか!!」「クソッこんなはずじゃ...!!」「そんなこと言わないで!! あの子は一生懸命がんばったでしょ!!」「...だがあれじゃ...!! 到底戦士にはなれない!!」「ハハハ。この間は散々だったな」「笑いごとじゃないよ。あれからずっと雑用係をやらされて...もう僕はおしまいだ...」「そんなに戦士になりたいようには見えなかったがなぁ」「...ならなきゃいけないんだ。なのに...全然ダメだった...」「無理もない。君は戦士なんて馬鹿らしかったんだ。マーレのために寿命を縮め他国を侵略するなんて馬鹿らしくてやってられないよな」「...クサヴァーさんは...何で戦士に?」「巨人の謎を知りたかったからさ。私は研究者だからね。すべては始祖ユミルが『何か』と接触したことから始まるらしいが私はその時に起きたことを知りたいんだ。寿命を縮めてでも巨人の記憶を探ろうと思うほどにね。そんなことだから戦争じゃからっきしの役立たずだ。だが巨人の神秘の前に憎しみや争いもくだらないよ」「だから、この戦争ごっこに付き合ってられない私たちは似た者同士で、この世界じゃ珍しいまともな者なのさ。フフフ...」(これでよかったんだ...ずっと収容区から出られなくたって生きてさえいれば...)「ついに尻尾を掴んだぞ。エルディア復権派とか名乗っていやがるらしい」「今回はかなりの規模だぞ。フクロウとかいう内通者が組織している」「すでにいくつか目星は付いている」「あとは証拠を揃えていけば...」「...時間の問題だ」「お父さん...お母さん...もう...危ない事はしないで...見つかったら、みんな楽園送りなんだよ? 悪魔の島に送られて...みんな巨人に...」「お前は今まで父さんから何を学んだんだ? 誰かが立ち上がらない限り、みんなずっとこの狭い壁の中で惨めに死んでいくんだぞ?」「そうよ。これはあなたやエルディア人みんなの未来のための戦いだって言ったでしょ?」「そのためなら...僕はフェイおばさんみたいになってもいいの?」「ジーク!! そもそも...フェイが殺されたのは!!...この世界が狂っているからだ!! もう誰もフェイのような目に遭わせないためには戦わなくてはいけない!! 強いエルディアをマーレから取り返し!! 当たり前の権利を勝ち取るんだ!!」「何てことだ!! 親が復権派だったなんて...このままじゃ...親族全員『楽園送り』に...」「クサヴァーさん...キャッチボールしてくれてありがとう...巨人になっても時々思い出すからね」「告発なさい!! もう...これしかない。自らマーレ当局に告発することでマーレに忠誠を示せば君と祖父母は助かるはずだ」「そんな...!! できないよ...!!」「ジーク...君は両親からひどいことをされた。勝手に見放し、ちっとも君のことを気にかけなかった...」「君を...愛さなかった...ジーク...君は悪くない」「君は賢くて...」「...いい子だ」「...もう少し手加減してくれよ、ジーク」「あーもう年寄りにはきついかー」まだそんな歳じゃと言いながら咳き込むクサヴァー。「もうすぐ...継承の任期を終える頃だ」「...そうだね」「年寄りにもなれなかったが、研究に打ち込めたことに後悔はない。最後に集大成を発表できそうだ」「へーどんなことがわかったの?」「『始祖の巨人』が『ユミルの民』にもたらした様々な影響について」「あぁ、記憶を操作するとかいうあれ?」「記憶どころじゃない。体の構造も変えてしまうことができるんだ」「600年ほど前、世界の人口が激減するほどの疫病が猛威をふるった時代があった。しかし、ある日を境にエルディア帝国からその病は消滅した。当時の王が『始祖の巨人』の力で『ユミルの民』の体の設計図を書き換えたんだよ」「まさに私たち『ユミルの民』は、どこにいようと『始祖の巨人』の一部のようなものなんだ。どうだ? 怖いだろ」「...じゃあさ...『始祖の巨人』なら『ユミルの民』が子供を産めなくすることもできるのかな...もしこれ以上『ユミルの民』が生まれてこなければ...100年後にはこの世から巨人は消滅している。もう世界は巨人の脅威に怯えたり苦しめられたりせずに済む」「...何より...そもそも僕らは生まれてこなければ苦しまなくてよかったんだ」「話してなかったけど私には家族がいたんだ。若く愚かだった私は腕章を外しエルディア人であることを隠したまま妻と暮らし子を作った。妻はマーレ人だった。しかし...いつまでも騙し通せるわけもなく私がエルディア人だと知った妻は自分と息子の喉を裂いて死んだ。私が戦士になった理由は贅沢な自殺の方法に飛びついたに過ぎない」「だが、この13年間は...巨人の研究に没頭し...君と出会い...キャッチボールをして...楽しかった」「無き息子を君に求め...巨人の力で自分の罪から逃れようとした...私なんてこの世に生まれてこなければ...」「『獣の巨人』は俺が継承する。マーレのためじゃない。始祖奪還計画を成功させ世界を救ってみせるよ」「世界の人々を巨人の恐怖から解き放ち、エルディア人を苦しみから解放するんだ!!」「これはマーレに伝えていない情報なんだが...『不戦の契り』を打ち破る方法だ。図らずともジーク...それは君だからこそ可能になる。『王家の血を引く巨人』であれば『始祖の巨人』の継承者と接触することにより、その能力を引き出すことができるはずだ...しかし、力を使えるのは君じゃない。決定権は始祖の保有者に委ねられる。言わば君の役割は鍵だ」「誰か信頼できる者に始祖を託すんだ。私たちの『安楽死計画』を理解してくれる誰かに」「君ならきっと見つけられる...私はいつでも見守っているからな...ジーク」「見つけてみせるよ...父さん」「エレン...イェーガーだと?」「はい...エレンは『始祖の巨人』の保有者です。そしてエレンの生まれ育ったシガンシナ区の家の地下室には...何か重大な情報があるとのことでした」「その...エレンから父親の話を...何か聞いたか?」「たしか...今は行方不明で医者をやってたと聞きました」「何てことだ...あの父親は生きていた。エレン...俺たちは被害者だ...お前はあの父親に洗脳されている」「いつか必ず救い出してやるからな」「...少し父親と似てきたようだ...まずはエレン、俺の話に応じてここまで来てくれてありがとう。俺の考えはイェレナから聞いた通り...エルディア人安楽死計画に賛同してくれるのか?』」「4年前...あることをきっかけに親父の記憶が開いた。親父が壁の王家一家を皆殺しにしたときの記憶だ。まだ小さな子供たちを虫みたいに潰して回った...感触も残ってる...その子たちが生きていれば『始祖の巨人』は王家の手に渡り『不戦の契り』に縛られたまま俺たち壁内人類は心中を迫られただろう。子供たちの死が俺たちを生かした」「...そうか。父親は正しかった...そう思ったのか?」「いいや...親父は間違ってる。そして...その親父に育てられた俺も間違いだった。エルディア人が生まれてこなければ、この街の住民も、これから俺たちの計画に巻き込まれて死ぬことはなかった。この世に生まれないこと...これ以上の救済はない」「俺はやる。俺の手で巨人が支配した二千年の歴史にケリをつける。その日を迎えるまで進み続ける。そうだろ? 兄さん」「あぁ...その通りだ。やろう。固い握手でも交わしたいところだが、まあ...今、俺たちが接触するのはマズいよな...」「代わりにこれを受け取ってくれ。エレン。必ずみんなを救ってあげよう」「唯一の救い...エルディアの...安楽死」「何つった? 安楽死? お前はこれから臭ぇ巨人の口の中で自分の体が咀嚼される音を聞きながら死ぬわけだが...お前にしちゃあ随分と安らかな死に方だろ? 奪った仲間たちの命に比べてみれば」「奪ってない...救ってやったんだ。そいつらから生まれてくる命を...この残酷な世界から...そうだろ?」「...また足が延びて来たみてぇだな...」「クサヴァーさん!! 見ててくれよ!!」★次回 「天地」
2021.03.27
進撃の巨人 The Final Season あらすじ ★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」 ★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」 ★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」・各話タイトルクリックで、あらすじ記事にリンクしています ☆「第60話 海の向こう側」 ☆「第61話 闇夜の列車」 ☆「第62話 希望の扉」 ☆「第63話 手から手へ」 ☆「第64話 宣戦布告」 ☆「第65話 戦鎚の巨人」 ☆「第66話 強襲」 ☆「第67話 凶弾」 ☆「第68話 義勇兵」 ☆「第69話 正論」 ☆「第70話 偽り者」 ☆「第71話 導く者」 ☆「第72話 森の子ら」 ☆「第73話 暴悪」
2021.03.24
進撃の巨人 #73 暴悪☆前のお話は → 「第60話~第72話 あらすじまとめ」★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」☆ニコロが働くレストランでの話の続き。アルミンがガビに「...殺す殺すって君はそればっかりだね。誰かとそっくりだ」と言ったところに、その誰かさんがぬるっと現れて、話がしたくて来たと言い出したところから。「静かに話したい...エルディアの問題を解決するのに争いは無用だ。ハンジさんたちなら大丈夫。ここから移動してもらっただけだ」「エレン...君と話したかったのは僕らの方さ。どうして単独でマーレ襲撃に至る選択をしたのか...」「...本当にジークやイェレナに懐柔されてしまったのか...」「俺は自由だ」「...え?...」「俺が何をしようと、何を選ぼうと、それは俺の自由意志が選択したものだ」「イェレナと密会した後の行動も、エレンの自由意志なの?」「そうだ」「いいえ。あなたは操られている。あなたは敵国とはいえ関係のない人々や子供を巻き込むような人じゃない。そして誰よりも私たちを思い大切にしてきた...そうでしょ。あの山小屋で私を助けてくれたのは...マフラーを巻いてくれたのは...あなたが優しいからでしょ?」「手はテーブルの上に置けと言っただろ」「俺はレベリオでジークと話をした。兄弟水入らずでな。ジークは巨人についてマーレが知っている以上の知識を手にしている」「アルミン。お前はまだアニのところに通っているだろ。それは本当にお前の意識か? 」「!!...なッ、何を...!?」「記憶が人を形成するのなら、お前の一部はベルトルトになっちまったんだよ。敵国兵に恋心を抱く。敵国兵にな。アルミン、お前の脳はベルトルトにやられちまった。敵に操られているのはお前の方だろうが」「エレン、あなたは...」「ミカサ、お前もだ」「アッカーマン一族はエルディアの王を守る意図で設計されたんだよ。あの時お前は、死に直面する極限状態の中で俺の命令を聞いた『戦え』と。その瞬間お前の本能が目を覚ましたんだろう。偶然、俺を護衛すべき宿主だと錯覚したことでな」「違う」「違う? 何がだ?」「偶然...じゃない...」「あなただから...エレンだから...私は強くなれた。それは、あなただから...」「力に目覚めたアッカーマンは突発性の頭痛を起こすことがよくあったらしい。本来の自分が宿主の護衛を強いられることに抵抗を覚えることで生じるらしいが心当たりは?」「...ない」「要するに、本来の自分を失いただ命令に従うために作られた一族。つまりは奴隷だ」「やめろ、エレン」「俺がこの世で一番嫌いなものがわかるか? 不自由なやつだよ。もしくは家畜だ」「エレン」「そいつを見ただけでムカムカしてしょうがなかった。その理由がやっとわかったよ。何の疑問も抱かずただ命令に従うだけの奴隷が見るに堪えなかった」「俺はガキの頃からずっと、ミカサ、お前が大嫌いだった」(原作の「嫌い」が「大嫌い」になってる~(/_;))「エレン!! よくもミカサを!!」「...ミカサ?」「...お前はただそうやって、アッカーマンの血が反応するままに生きてきた」「ち...違う...」「お前はただ、それだけだ」「なあ、アルミン。お前とは昔からケンカしたことなかったよな。何でかわかるか?...お前と俺じゃケンカになんねぇからだよ」「...もう...やめて」「最初に言った通り、お前らがジークの居場所を教えるってんなら、俺たちは争う必要はねぇ。だから大人しく付いてこい」「連れて行け。サシャを殺したガキもだ」「...それで? 結局何が...言いたかったんだよ...? ミカサを傷つけることが君が求めた自由か...? ...どっちだよ。クソ野郎に屈した奴隷は...」「ッ...誰が...奴隷だ...行くぞ」「どこに?」「始まりの地。シガンシナ区へ」「冗談じゃねぇ。巨人に食わせるべきクソ野郎は他にいる...ジークの『獣』を他のやつに移す。イェーガー派とかいうのを一人でも捕らえて巨人にしジークを食わせてやれ。エレンが本当にジークに操られているのか知らんがジークさえ失っちまえば連中はおしまいだ。ピクシスにそう伝えろ。行け」「本気ですか兵長...」「やつの手足でももいでおけば、じいさんも腹くくるだろ」「読書は楽しいか?」「面白いよ。7回も読んだ割には」「俺たちの会話が気になって集中できなかっただろ」「7回も読んだ本に熱中しろってか? ところでワインはもう残ってないのか?」「ひと月もここにいるんだぞ。一滴も残ってねぇよ」「まったく...ひでぇ拷問を考えるもんだ...」「読書を続けろ」「了解だボス」(ピクシスの返答がどうであろうと奴を切る。完全武装の兵士が30名。この森を上から囲んでいる。獣の巨人になろうと奴に逃げる術はない。やはり髭面野郎は俺たちの敵だった。それが判明した時点で人質に手足をつけとく理由はねぇよな)(...長かった。エルヴィン...あの日の誓いをようやく果たせそうだ。お前たちの死には意味があった。それをようやく証明できる)ジークが走り出して、叫ぶ。兵士たちが巨人化して落ちてくる...「何だ...」「一瞬、体が痺れて...」「俺も」「俺もだ...」 アンカ「え...? 私は何とも」ピクシス「...」ナイルたち憲兵も。ファルコ「体中に電気が流れたような...」ジーク「お別れだ兵長。部下思いのあんたのことだ。多少大きくなったぐらいで何にも悪くない部下を切り殺したりなんかしないよな?」「ワインだと...? どうして任務中に酒がいる?」「兵長。これは憲兵の連中しか飲めなかったマーレ産の希少なやつなんですよ」「少しくらい楽しみがないと...」「紅茶があるだろ...めんどくせぇな...いいだろう。持っていけ」「...ジークの脊髄液がワインに...いつから仕込まれていやがった...体が硬直する予兆はなかった。嘘だったから?」「クソッ、速えぇ...動きが普通じゃねぇ。これもジークの仕業か...」「...バリス...」「まだ...そこにいるのか...お前ら...」 「決別だ。お互いを信じることができなかった。全世界の戦力がもうじき、この島に集結してしまう。それがどういうことか、わかっていない」「自分たちには力がある。時間がある。選択肢がある。そう勘違いしてしまったことが...リヴァイ...あんたの過ちだ...まあ、俺の真意を話したところで...わかりっこないだろうがな...」「なあ、エレン...俺たちにしか、わからないよな」「この森を抜ければ、すぐお前の元だ...しかし、ちゃんと場所と時間を覚えているんだろうな。エレン」「何だよぉお。もおおお。またかよぉおぉぉおおおお」「どこだ? どこに行った? リヴァイ」「お前の可愛い部下たちはどうした!? まさか殺したのか!? 可哀想に!!」「枝...」「必死だな。髭面野郎。お前は大人しく読書する以外なかったのに...」「何で勘違いしちまったんだ。俺から逃げられるって。部下を巨人にしたからって、俺が仲間を殺せないと思ったのか?」「俺たちがどれだけ仲間を殺してきたか知らねぇだろうに」「よぉ、髭面。てめぇ、臭ぇし汚ねぇし、不細工じゃねぇか。クソが。まあ...殺しゃしねぇから安心しろよ。すぐにはな」「知っての通りザックレー総統が殺された今、兵団内やこの壁内の情勢は不安定な状況にある。だが貴様ら訓練兵には関係のないことだ。109期訓練兵団は予定通り巨人襲撃時のシガンシナ区防衛訓練を行う」「わかったのか?」「は、はい」「今さら剣で巨人のうなじを斬りつける練習なんてな...」「もう巨人なんて襲ってこねぇだろ」「敵は壁外の人間なんだぞ」「それよか、もっと銃火器の訓練して『エルディア軍』を作らなきゃいけないって親父も言ってた」「時代はとっくに変わったってのに、もう古いんだよ。シャーディス教官は」「エルディアに希望があるとしたら、イェーガー派が国の実権を握ることだ」「な...! スルマ...聞こえるぞ」「でも、みんなそう思っているだろ?」「みんなエレン・イェーガーにエルディアを導いてもらいたいはずだ。非情な決断も下せるような強い指導者に」「...な!? ハンジ!?」「お久しぶりです。教官殿。突然ですが、この兵団支部は我々が占拠しました。イェーガー派? とか言われている我々が」「これより我々の指示に従い動いてもらいます」「イェーガー派...」「身の程をよくわきまえているようだな。フロック...銃口でも向けない限り貴様らのような小便小僧など誰も相手にしないと考えているのなら、それは確かだ」「フロック!?」「外した...とりあえず足でも撃って話を早くしようと思ったんですが...」「話とは何だ」「いや、あなたには関係ありません。頭の固さしか取り柄のない老人なんて不要なんですよ」「これからは、訓練兵諸君!! 君たちの時代だ!!」「我々イェーガー派は、現在滅亡の危機にあるエルディアを救うために心臓を捧げると誓った!! それはこの古い兵団組織のためではなく、この島に住む民のためにだ!! このまま時代遅れの兵団に従属していては、なす術もなく外の世界の敵に蹂躙されるのみだ!!」「今、君たちに問う!! 君たちは何者だ!? 我らエルディアの指導者エレン・イェーガーと共に生きる者か!? それとも、ここにいるキース・シャーディスと共に古い慣習と心中する者か!?」「エルディアの未来のために心臓を捧げます!!」「よし! 君たちの覚悟を見せてもらおう! シャーディス教官を足腰立たなくなるまで痛めつけろ!!」「...え」「これこそが我々が淘汰すべき悪習そのものだ!! 粛清してみせよ!!それができない者は牢屋に入ってもらう!!」「なッ...!?」「いいかげんにしろフロック!! バカなマネはよせ!!」「ハンジ。ヒヨッコ共が何人かかってきたところで相手にならん」「よくやった。君たち全員を歓迎しよう」「じゃあ...案内してもらいましょうか。ジークの拘留地まで...ハンジ団長...おい...行くぞ」「目が覚めたか? オイ、待て。動くんじゃない。雷槍の信管を繋ぐワイヤーを、お前の首にくくってある。ヘタに動いたらお前は腹から爆発して少なくとも二つになるだろう」「こうなると死なねぇってのも難儀だな...同情なんかしねぇが...」「お、俺の...眼鏡は...どこ...だ?」「あ? 知るかよ。もうお前に眼鏡なんか必要ねぇよ」「いいぞ、ジーク。いい球を投げるようになったな」「将来は野球選手になるか?」「...だめだよ、クサヴァーさん。僕には...使命が...あるから」★次回 「唯一の救い」
2021.03.23
進撃の巨人 The Final Season あらすじ ★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」 ★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」 ★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」・各話タイトルクリックで、あらすじ記事にリンクしています ☆「第60話 海の向こう側」 ☆「第61話 闇夜の列車」 ☆「第62話 希望の扉」 ☆「第63話 手から手へ」 ☆「第64話 宣戦布告」 ☆「第65話 戦鎚の巨人」 ☆「第66話 強襲」 ☆「第67話 凶弾」 ☆「第68話 義勇兵」 ☆「第69話 正論」 ☆「第70話 偽り者」 ☆「第71話 導く者」 ☆「第72話 森の子ら」
2021.03.11
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