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ヘバーデン結節

カテゴリ：日々の暮らし

我が家の猫は、今日も自分たちでドアを開けて寝室に乱入。外が見える窓際へ直行。

ねこ12

外の様子に興味津津かなと思いきや、鳥に反応しているのは１匹だけ、もう１匹は早くもウトウトしはじめました。一緒に暮らしていても、性格はバラバラです。

猫とは何の関係もない「ヘバーデン結節」の話です。聞いたことあります? 私は自分がなるまで、全く知りませんでした。

耳の日の話じゃないですけど、半年ほど前の話。気付いたのはひょんなことからでした。まったく自覚症状とかなかったのですが、普通に生活していて、右の耳がかゆいなと思いました。別に何ということもないことなのですが、それで、普通に、右手の小指で耳の中をちょっと、と思って指を入れたら「ズキン」小指の第一関節のあたりが痛いです。「あれっ、ツキユビが何かしたかな?」と思って、それにしても痛いので、小指を突っ込むのはやめて、耳かきにしました。左手の小指もちょっと痛いような気もしたのですが、右手をどこかにぶつけたのだと思い、気にしませんでした。

とりあえず、お風呂に入った時にマッサージして、これでしばらくしたら良くなるかなと思っていたのですが、激痛ではないのですが、いつまで経っても治りません。「これはぶつけたせいではないのでは?」何かいやな感じがしてきました。「もしかして、リウマチとか?」

冬になって寒くなってきたら、ますます痛みがひどくなりました。相変わらず痛いのは右手の小指の第一関節だけ。左手も少し痛いです。ある日見ると、右手の小指の第一関節が曲がっていました。伸ばすと痛いです。台所とかしていると固まったみたいになって痛みます。そうこうしているうちに、曲がった関節のところが水疱みたいになってきました。

もともと痛みには強い、というか鈍感なほうです。足から血が出ているのを気付かずに泳いでいたり、ポットを落として、足の指にヒビが入った時も「腫れてるな」くらいにしか思わなくて、夏だったし「サンダルなら平気」とか言って、１週間くらい何もしなかったくらい。で、出かける時、靴を履いたら、ものすごく痛くて、病院に行ったら「骨折です」だって。笑っちゃいました。でも、これはちょっと笑えない感じになってきました。とりあえず、ネットで検索してみました。

あっけないくらいに簡単にわかりました。症状もぴったり同じ「ヘバーデン結節」です。インフルエンザの予防接種をした時、医者にも診てもらいましたが、やはりそうでした。

何だかわかって良かったけど、ちょっとショック。ざっくり言うと「加齢に伴って見られる変形性関節症のひとつ」だそうで、４０代の女性に多いそうです(男性の10倍) 落ち着きないから、ケガは時々するけど、体はいたって健康で、更年期障害なども無縁だと思っていました。こういう病気になる年だということなんですね。まあ重篤な病気じゃなかったから良かったかな。

ところがこれ、個人差はあるのですが、結構厄介なのですよ。ヘバーデン結節について、ちょっと説明しますね。

結節とは、指の第一関節の背側にできる骨の変形による膨らみのことをさし、この疾患を最初に報告したヘバーデン博士にちなんでヘバーデン結節と呼ばれています。一般に、４０代の女性に比較的多く発生します。

単発性のものは外傷などが原因のこともあるそうですが、多発性のものは原因不明。症状は、親指以外の指の第一関節が赤く腫れ、痛みを伴います。全指同時に出るとは限りません。複数の指に同時に出ることもありますが、リウマチとは違います。関節の変形のために関節包が部分的に破れ、水ぶくれのようになることもあります。他の関節にまで広がることはありません。

原因がわからないから「みなさんもお気を付けください」とか言っても無理ですよね。それに治療法。ネットに載っていたものをそのまま載せると
「本疾患の治療法は、局所の安静、はり薬、塗り薬、テーピングが中心となります。痛みや炎症が強い場合は消炎鎮痛剤を使用します。個人差はありますが、数年のうちに症状は落ち着きますので気長に治療を行ってください」
これだけなんですよ。実際、病院でも、あまり親身になってはくれませんでした。かなり痛くて、日常生活にも支障をきたすようなのに。塗り薬と鎮痛剤、胃薬を渡され「そのうちに治りますから」それだけでした。

わざわざ病院にまで行ったのに、すぐ良くなるのは無理なようです。
そんなに深刻には考えていないのですが、症状は今も、相変わらずです。まあ、ごまかしごまかし生活していくしかなさそうかな。年末年始は結構ひどかったです。今だから笑えるけど、気象予報士試験の時も、鉛筆持って字を書くと、机に着いた小指が痛くて、痛み止め飲むと眠くなるし。まわりの人見たら、年齢的にも、同じ症状の人はいなさそうでした。

安静が一番と言われても、動かさないわけにはいかないですよね。それに、薬をべったり塗っても、ずうっと手を濡らさないで生活はできないので、仕方ないですね。とりあえず、なるべく冷やさないようにかな。やはり冷えると痛みが増します。だからといって、温めたら良くなるかというと、私の場合、それほどでも。グアムに行った時も痛かったし。寒いよりはましって程度かな。

「春になったら、少しは良くなるかな」などと思いながら、生活しています。時には、気分転換に、ちょっとかわいい絆創膏なんか貼ってみたりして、こうなったら、長い付き合いになるかもしれないから、楽しんじゃいます。ちょっとヒンシュクかな?
指にキティーちゃんの絆創膏なんか貼って、ひとりで「いたたた」とか言いながら、パソコンに向かっている姿はちょっと怪しいかも

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