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2017年の旅行記　ニューカレドニア(2月)　クラビ(9月)

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先日、図書館に行ったら、新しい本があったので、借りてみました。楽天ブックスでも売っていたので、写真はそちらを使いました。サブタイトルに「もうひとつのグアムガイド」とありましたが、「歩き方」のような、ガイドブックとは違います。読み物です。写真は、カラーは一枚もありません。しかしながら、興味深い内容の本でした。

南の島が大好きで、グアムにも行くことがありますが、あまり歴史的なことは考えずに過ごしていました。戦争のこと、日本人がチャモロ人にしたこと、知ってはいても、話すこともありませんでした。「観光の島グアム」ではなく「チャモロ人の島グアム」について、考えさせられました。グアム好きの方は、読んでみるといいかと思います。

ふと、チャモロ語のことを思い出しました。グアムでも、チャモロ語を話す人は少なくなっているようで、旅行に行っても、あまり聞く機会がなくなりました。わからない言葉を話しているから、チャモロ語かなと思い、よくよく聞いてみると、タガログ語だったり。若い人たちは英語だけを話す人が多くなっているようです。

耳にする機会が多いチャモロ語といえば「Hafa dai(ハファダイ)」こんにちはですね。グアム空港に着くと、看板もあります。帰りの空港の「さようなら」は「Adios(アディオス)」あれっと思うかもしれませんが、スペイン語ではなく、チャモロ語です。パラオなどのミクロネシアの国同様、日本語が語源の言葉もあります。今でも見かけるのは「ゾーリ」ビーチサンダルは、ゾーリと表記してあります。

スペイン語、日本語、英語、それぞれ由来のチャモロ語に、チャモロの歴史を考えさせられました。大げさに言えば、日本人としての生き方(態度)も、考えさせられました。