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新世界より　第22話　「東京」

テーマ：アニメあれこれ(26244)

カテゴリ： ★アニメ・本・映画

夕暮れ。昔なつかしいのどかな田園風景。いやここは1000年後の世界。

♪遠き山に日は落ちて....

『家路』(交響曲第9番ホ短調・新世界より)が聴こえてくる。

「すぐに家に帰らないと。ネコダマシが出る.....」

☆前の話は→　第1話～第21話　あらすじまとめ

第22話　「東京」

新世界より22-1

「野狐丸の目的は人間の子供を奪うことだった」
乾の話に驚く早季と覚。乾は、病院から逃げ出した時、悪鬼と遭遇していた。バケネズミの言葉で「痛い、痛い」と言いながら通り過ぎると気づかれずにすんだ。しかしその後、気を失ってしまい、気づくと目の前にバケネズミが。呪力も使えず、これまでかと思われたが、バケネズミは自分を助け清浄寺に連れて来てくれた。それは、奇狼丸だった。

新世界より22-3

母から預かったものが届けられた。中には母からの手紙が入っていた。東京にある「 サイコ・バスター 」を探して悪鬼を倒すようにという内容だった。

全文はこちら→　母からの手紙

新世界より22-5

本堂では、悪鬼調伏のための護摩が焚かれていた。人相風体を伝えてほしいと言われ早季は髪や顔の特徴などを答えた。真理亜と守の子供だという確信はあったが、話すのは躊躇した。護摩壇の炎に悪鬼の姿が浮かび上がった。それはまぎれもなく、あの子だった。

新世界より22-10

箱の中には、母からの手紙と一緒に「 ミノシロモドキ 」が入っていた。そこには「取扱説明書」も入っていて、作動させる前に太陽光を浴びさせて充電することが必要だとわかった。かなり古いもののようだが、鉄製の檻の中に入れ境内のひだまりに置いた。

ミノシロモドキ取扱説明書

新世界より22-12

乾を助けた奇狼丸は岩屋の土牢のようなところに入れられていた。寂静師は異類は宿坊には泊められないと言った。
「これは、よくいらっしゃいました。このようなむさ苦しいところまで足をお運びいただき、まことに恐縮です」
足を鎖で繋がれた奇狼丸の片目は潰れ、無数の傷を負い、痩せてはいたが、その口調は以前と変わらず誇り高かった。

「ぜひとも、私に道案内させていただきたい」

新世界より22-14

早季と覚は、乾、奇狼丸とともに東京へ向かう。奇狼丸を同行することに反対されたが、今は選り好みしていられないと答えた。東京へは「 潜水艇 」で向かう。清浄寺が保有する町で唯一の潜水艇、一人が前面の小窓から外を見ながら指示を出し、二人が船体の横にある外輪を呪力で回して進む。

新世界より22-15

指示を出す早季の視界は悪かったが、奇狼丸が同族の臭いで危険を知らせてくれていた。川面を見張るバケネズミは潜航していれば気づかれることはなかったが、酸素が足りなくなるので、時々浮上し上部の扉を開けて新鮮な空気を入れなればならなかった。

新世界より22-17

船を発見。悪鬼が追って来ていることに気づく。呪力で突破、追手を振り切って東京に着く。夜中の上陸は危険と奇狼丸が言い夜明けを待つ。

新世界より22-18

東京は砂漠と化した町だった。充電途中で持ってきたミノシロモドキの充電をする。充電完了。ミノシロモドキが作動した。目的地を確認。その時、奇狼丸が上空の鳥に気づく。湾内で夜明けを待っている間に発見されていたようだ。砂漠では隠れる場所がないので、危険だが地下を行くことにする。

東京の地下は地獄、自分が部下を失ったのもほとんどは地下探検のときだったと奇狼丸。乾が言った、

「上等ですよ。とにかく追いつかれる前に、サイコ・バスターを見つければいいんだ。追ってくるんなら手間が省けるというものです。地獄の底へ誘いこんでやりましょう」

蒸し暑い地下を進む。どうしてこんなに暑いのかと早季が言うと奇狼丸は、「コウモリです。この先もっと暑くなります」ミノシロモドキにサイコ・バスターについてたずねる。サイコ・バスターは細菌兵器、正式名は強毒性炭疽菌、人体に接取されることによって重篤な症状を引き起こす。問題はどうやって悪鬼に粉末を吸わせるかということ。

新世界より22-21

糞でできた地面の上に虫、あたりにはコウモリの大群。歩けないと早季は言うが、行くしかないんだと覚。地獄だと言うと、この者たちは害をなさない、ここはまだ天国のようなものだと奇狼丸。ここには不愉快な先住者が多く、コロニーは作れなかったと語る。

追手に気づく奇狼丸。向こうの陣容が把握できたという。一般の兵士5匹と悪鬼と野狐丸だと。風に運ばれたにおいでわかる。こちらのことも知られている可能性も。

「あの子はどうして悪鬼になっちゃったんだろう」早季は覚に疑問を投げかけてみる。突然変異と覚はいうが、ものすごく小さな確立のはず。「あの子は本当に悪鬼なのかな」「何言ってるんだ、何人殺されたと...」その時、覚の上に何かが落下。巨大なナメクジだった。

新世界より22-22

血吸蛞蝓(チスイナメクジ)...洞窟の天井にいて獲物が通ると落下し逆棘状の歯によって、獲物の表皮を広範囲に傷つけ吸血する。

浅手のようだが、放っておくと出血がひどくなるので止血したほうがいいと奇狼丸。覚は呪力が使えなくなるから鎮痛剤はいらないと言う。

「やっぱり、ここは地獄なんだわ」早季がつぶやくと、奇狼丸は首を振った。

「こんなのは、ほんの序の口ですよ」

【感想】

奇狼丸、無事でよかったですね。カッコイイですね。野狐丸とは大違い。彼がいなかったら東京に行けてないみたいですね。が、前に一度行ったって、何の目的? ちょっと気になります。いい人?だと思うんですけどね。

小さいミノシロモドキ、かわいい。それにしても東京はひどいところでしたね。港区六本木?サイコ・バスターはテレ朝にあるのかなwww

予告で瞬の声。ますます楽しみです。