縄文人☆たがめ☆の格安、弾丸?海外旅行

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2015.05.06
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『蟲(むし)』

時にヒトに妖しき影響を及ぼすもの。
蟲師(むしし)は、それらを調査し在るべき様を示す。
ヒトと蟲の世を繋ぐ者、蟲師ギンコの旅の物語。



鈴の雫 後編

★鈴の雫は2015年5月16日より劇場公開されます。(映画、ネタバレ注意)
同時上映の棘(おどろ)のみちのあらすじはこちらで
→ 「 棘のみち・前編 」「 棘のみち・後編

蟲師 特別編 鈴の雫 前編 



昔、山で不思議な音を聞いた。りんりんりんと夥しい数の鈴の音がこだまして山じゅうが何かを祝っているような音だった。葦朗(よしろう)の妹のカヤが生まれたのはその十月後、生まれた時から体に草が生えていた。

山の中で何かがこちらを窺っているのを感じるギンコ。豊かな山で光脈筋のようだからこの山のヌシか。ヌシの道に倒れていたのは草が生えた娘だった。かなり疲れた様子のヌシにギンコは滋養の薬を差し出し山を通り抜ける由ごあいさつをと蟲師のギンコと名乗った。



ある日、急にいなくなってしまったと葦朗。妹のカヤはたぶん今でもそうなんじゃないかなと話す。カヤには生まれた時から頭に草が生えていて抜いてもまた生えてきた。歩けるようになるとよく一人で家を抜け出した。葦朗は母に迷子にならないようカヤについててやっておくれと言われていたが妹は不思議なくらい山のことをよく知っていた。

山の中の道やキノコの生えている場所も。けれど時々おいでおいでをしているとか戻ってこいと言っているなどと妙な事を言った。そして抜け殻のようになることがあり少しすると元に戻ったがひどく衰弱しているようだった。ある日ふたりで山を歩いていると強い風が吹いてきてカヤは消えた。

それっきり山じゅうを捜してもカヤは見つからなかったが時折山の中で小さな足跡が見つかる事があった。それで今でも暇を見つけては妹を捜しているのだと葦朗は言った。ギンコはその娘はもう戻らないと思うと言い、こういう豊かな土地、光脈筋には山を統べるヌシが必要でそれに選ばれはモノは生まれつき体に草が生えていると話した。

ヌシとは、山の生命のすべての均衡を保つモノでいわば山の礎。個としての生はない。気の毒だがあんたの妹はもう里には戻れないと言うと葦朗はカヤはただの人の子だよと言った。ヌシに近づき過ぎると山全体が崩れる。そうすればあんたらも生きられなくなるぞとギンコは言った。

ギンコの前にカヤが現れ薬は効いたかとたずねると手を出した。手持ちがないので薬草を集めて薬を作る。里にいたころの兄があんたを今でも捜しているのを知っているか、出くわしてももう関わらないほうがいいと話すがカヤは無言だった。そうかもうヒトの心は忘れたか。長い間に少しづつ山の重みに押しつぶされるみたいにヒトではないモノになっていくんだなとギンコは思った。

山で葦朗は山犬に囲まれる。銃を撃ったが外してしまった。だが山犬は去っていき不思議に思っていると上から何か落ちてきた。それはカヤだった。幸い弾は当たっていなかった。葦朗はカヤを家に連れて帰った。

カヤが気付くと葦朗は好物の餅を作ってくれて、ずっとあんな山の中にひとりでさぞ寂しい怖い思いをしたろう、もうそんな思いはさせないからなと言った。母がカヤがいつ戻ってきてもいいように作っておいた着物を着せてくれた。葦朗がおまえの弟だと幼子を連れてきた。ほら姉ちゃんが戻ったぞと言うと弟はカヤに触れて笑った。

山には嫌な霧が出て蔓が伸びていた。葦朗の妹が戻ったらしいと村の人が話すのを聞いたギンコは葦朗の家に行く。葦朗はどう見てもあの娘はヒトだろう、あんたが言うようなモノじゃないからこのままそっとしておいてくれと言った。

歩いてもまた峰に出てしまい家に戻れない人たち。蔓はどんどん伸びている。山が乱れている。こだまが後ろから返る。猿が逃げ出す声が聞こえ見ると川が光っていた。このままじゃこの山は絶えるぞとギンコは思った。カヤの元に光が届いた。カヤの姿が消えた。



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Last updated  2015.05.06 11:08:57
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