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大砲が育たない現実に危機感持って
ラッキーゾーン議論を再開してください!
2 代目タイガース非公式サイトです
みなさんこんにちは 今回の表題を見て「この話か」と感じる人は多いとおもうのよね 最近立ち消えになってる感があるけど
佐藤輝明選手はもう入団4年目 もともとの期待が大きいだけに現状の数字に満足できないファンは厳しい目線で見ちゃうのよ それがテル君を追い詰めてるんじゃないか・・・その辺がとても心配になってきた
過去3年のホームランは 24本 20本 24本 冷静に見て立派な数字なのよ 多分ハマスタや神宮なら10本以上の上積みができるんじゃないかとおもう
先代が過去に掛布さんのコラムを紹介してるのが2015年2月だから もう9年も前なのよ!
一理も二理もある! |
タイガース非公式サイト2
代目 -
楽天ブログ (rakuten.co.jp)
そこから何か進展したかって言うと何もないわ
2代目としてはいい加減本格的に議論して実行に移さないと常勝球団にはなれないとおもうのね テル君だけじゃなく左の強打者候補がどんどん潰れて行ってしまう危機感が我慢できない
このたび2024年4月5日に掛布さんが「虎と巨人」という著書を出したんだけど その中にラッキーゾーンについて 最近の情勢なども書き加えて改めて問題提起しています そしてタイガースで4番が育たない弊害を理論的に指摘してます
「婦人公論」さんの記事からその部分を抜粋したので 長いけどご一読いただきたいのね そして議論を起こしていきたいな
ミスタータイガース・掛布雅之が語る<阪神の四番問題>
「私の引退後、長く本物が育たなかった原因はズバリ甲子園球場にある」
掛布雅之さんは、ここまでの阪神の歩みをどのように振り返り、現在の球界をどう捉えているのでしょうか ?
その著書『虎と巨人』から一部を紹介します。
◆阪神の「四番打者問題」
私が引退した後、阪神タイガースには本物の四番打者が育ちませんでした。 FA
(フリーエージェント)で広島から加入した金本知憲が四番としてチームを引っ張りましたが、彼のような選手が生え抜きでは出てこなかったのです。
1985年のドラフトは安藤統男さんから吉田義男さんに監督が代わっても、清原和博を1位で指名しましたが、6球団の競合の末に取り逃がしました。 外れ1位は八代(やつしろ)第一高の左腕・遠山昭治(とおやましょうじ)でした。翌年以降のドラフトでも将来の四番候補を獲得してきましたが、うまくはまりませんでした。
世代交代という面では巨人に大きく差をつけられました。
巨人はFA補強と絡めながら、生え抜きの中心選手で戦っていました。
私の時代の原辰徳(たつのり)から、松井秀喜、高橋由伸(よしのぶ)、阿部慎之助、坂本勇人、岡本和真(かずま)と脈々と生え抜きの中心打者の系譜が連なります。
その間、落合博満、清原和博、ラミレスら大物を補強しながら、同時に後継者もしっかり育てているのです。
◆ホームランが出ない甲子園球場
阪神の四番問題は永遠のテーマとなりつつありますが。それはマスコミ、ファンの責任もあるでしょうし、原因は一つではありません。甲子園球場という球場にも原因があると思います。
92年にラッキーゾーンを撤去した後は日本でも屈指のホームランが出にくい球場になりましたから。右翼方向へは逆風になる浜風で特に左打者には厳しい球場です。
それと、私たちの時代は内野のスタンドまでが遠く、他の球場よりファウルフライが多かったのです。 99年に就任した野村克也(かつや)監督も「ファウルフライが多い。これが阪神の打者が育たない理由だ。甲子園で打つ3割バッターは本物だ」と言っていました。 2008年の改修でファウルゾーンは他の球場と同じぐらいの広さになりました。
◆ラッキーゾーン復活で四番打者を
甲子園球場は大好きな球場ですが、打者が育たない球場であるのは確かです。
ブレーザー監督( 1979 ~ 80 年)の時代にもラッキーゾーンを外そうという話になったことがありました。ただし「武器である掛布のホームランは減らしたくないので、レフトだけ外そう」となりました。
左右非対称の変形になりますが、 MLB
のレッドソックスの本拠地のフェンウェイパークにもグリーンモンスターと呼ばれる左翼の高いフェンスがあります。左翼と右翼が同じ広さでなくてもいいという話になったのです。
結局は高校野球との絡みもあって実現はしませんでした。 私は本気で四番打者を育てるなら、ラッキーゾーンを復活させる方がいいと思っています。
ソフトバンクの本拠地ヤフオクドーム(現・福岡 PayPay
(ペイペイ)ドーム)もホームランテラスを設置して、ホームランが出やすくしました。
高校野球も2024年のセンバツから低反発の金属バット使用でホームランが出にくくなるでしょう。もう一度、ホームランの出やすい球場にするための改修を検討するタイミングとなるかもしれません。
打者が育つ、育たないは球場の環境もあります。1度でも30本塁打をクリアすると、周りの目も変わってきますし、大きな自信につながります。40本ともなるとなおさらです。
でも、今の甲子園球場で左打者が40本を打つのは至難の業です。2021年にルーキーで24本塁打の佐藤輝明も、東京ドームを本拠地にしていたら1年目から 30 本をクリアしていたはずです。
◆甲子園球場では左中間席へ放り込むイメージが必要
1986年のバース以来、阪神から本塁打王が出ていないのも生え抜きのスーパースターを出現させにくくしています。
92年のラッキーゾーン撤去後にホームランを30本の大台に乗せたのは金本(2004年・34本、05年・40本、07年・31本)、ブラゼル(10年・47本)だけで、生え抜き選手は一人もいません。 ボールの問題もあります。
2000年~2010年までは反発係数の高いボールを使用しており、明らかな打高投低の時代でした。
統一球が導入され「飛ばないボール」の2011年、12年の2年間を経て、今はまたボールが少し飛びはじめていますが、金本らの時代ほどではありません。
私の小さな体であっても、阪神の四番打者として求められたのは打率3割ではなく、ホームランでした。40本を打つためにどうすればいいかを日々考えて、バットを振り続けました。
通算868本塁打の王貞治さんが日記に「センターバックスクリーンにホームランを打つイメージで打て」と記していたのが印象強く覚えています。長距離砲であっても打撃の基本はセンター返しというわけです。
でも、甲子園球場で左打者がホームランを量産するには、バックスクリーンではなく、左中間席へ放り込むイメージを持たないといけません。 打撃練習ではショートの頭の上にいい打球を飛ばすことを意識していました。
打率3割で20本塁打は簡単ですが、40本以上打って、なおかつ打率3割も維持するのは甲子園が本拠地では難しいのです。
※本稿は、『虎と巨人』(中央公論新社)の一部を再編集したものです。
以上です
ラッキーゾーンはそもそもレフトポールから左中間にかけて約60メートル ライトポールからも右中間にかけて約60メートルの幅で左右対称に設置されてたのね フェンスは金網で高さは2メートル50センチくらいかな
かつてはそこにブルペンがあって 2人の投手が並んで余裕で投球練習できるスペースがあったくらい広いのよ 上の写真で見ればよくわかるよね 一番深い左中間や右中間の部分は8メートルぐらいの奥行 これじゃあ今の左バッターはたまんないよ 浜風の強い日は引っ張ったところで絶望ね
1992年に撤廃したときになぜ外野の観覧席をもっと前まで広げなかったのかな 球団がケチだから?お金かけたくなかった? もしそうだったとしたら長い目で見たら大損してきてる 何回も優勝してるはずだし改修費なんてとっくに元を取ってたよ
考えてみたらラッキーゾーンそのものが安っぽい仮設のフェンスみたいなものだったっていうし 写真で見るとその通りだわ この段階からケチ!
なにしろ外してからもう30年超えてるんだからいい加減考えてよ こういうとこ後先を考えるより目先の損得計算を優先してる球団だとおもう 儲かる確信がないと動かないように見えるのよ
何人の有望株をつぶしてきたか振り返ってみなよ 外国人だってそう ライトへは打球が伸びない球場ってわかってるくせに どっちかって言うと連れてくるのは左打者が多いよ!
ラッキーゾーン復活させる気がないなら 昔の例で悪いけどブリーデンさんとかフィルダーさんみたいな選手を探すべきなのよ