ただいろいろあってBlogにもtwitterにもそれを書かずにいました。
あの3月の地震の頃は妊娠18週目くらいでしょうか。安定期とはいえ、震災の恐怖やその後の原発ストレスも考えれば、まぁなかなかにスリリングでした。妻よくがんばったよ。
そしてもう一点スリリングなのは高齢出産であること。第一子から高齢出産で、あれから4年なわけですから夫婦そろって40歳オーバー。個人的には高齢出産は、年間被曝量5mSVなんかよりもはるかにリスキーだと思います。
そんな妻が入院しました妊娠37週目にして緊急入院。"おしるし"があったために病院に行き検査を受けたら、胎児の心拍数が落ちているとのことらしい。
そんな中、妻が事の詳細を忘れないように(珍しく)記録を取っていました。なかなかいい記念なので、ここに転記したいと思います。
今回二人目の出産。
昨年に妊娠したかもと「S医院」に診察に伺いました。 結果が分かった時は本当に嬉しかったです。
ただ正直、*******と不安な思いで毎日を過ごしていました。
お産の心得クラスで、初めて副院長先生にお会いし、「*****したらどうしようという不安でいっぱいなんです」と話をすると、「丈夫な子が生まれるから大丈夫」と声を掛けて下さいました。
あの副院長先生の力強い目とパワーで、不安に思っていたことが一気に解消されました。(笑)
今回4X歳での出産でリスクも高くなる為、「やれることはすべてやるぞ」という勢いで、お灸、アロマ、漢方、米ぬか袋、レッグウォーマー、ローズヒップティー、玄米、温かい飲み物、妊婦オーラ(?)を出すなど良いと言われたものは即取り入れ実行。
体重も出来るだけ増やさないよう、食べる物には気をつけてきました。
7月20日
36週の診察。助産師外来で内診が始まりその時に「指一本分の子宮口が開いている」とのことで、いよいよ出産が近づいているという実感が湧いてきました。
お産の勉強会にも二回参加し、どんな出産をしようかバースプランを練っていました。
7月25日
そんな矢先に、朝トイレに行くと茶褐色のおりものが
念のために電話を入れ状況を説明し「様子をみましょう」とのことで、陣痛がくるのを待っても、くる気配がなく一日が過ぎました。
7月26日
茶褐色のおりものは続き、何となく赤ちゃんの動きも少なく不安になり、11時50分 S医院に電話をして診察してもらうことにしました。
この時、入院になるとは想像していなくて、診察して何もなければ安心するからと思い、娘を連れて自分で車を運転して何時ものようにS医院へ。
診察内診して頂くと問題はなく「子宮口は3センチ開いている」とのことで、着実にお産は近づいていました。安心して、家に帰れると。
心電図モニターだけ撮って帰ることになり横になること40分。
診察の結果、何もなかったので帰る準備をしていると、診察室から名前が呼ばれ「心電図の結果、赤ちゃんにストレスを与えている波が出ているとのこと」ドキっ
院長先生の説明を受け急きょ入院。
すぐに病室に案内をされ、点滴をしながら心電図モニター開始。
16時30分 パパが病院に到着。入院の荷物を取りに帰ってもらう。
19時00分 今回のモニターでは、赤ちゃんにストレスがかかっている様子はみられず。前回の原因は不明。
とはいえなんらかの兆候があってストレスを感じていた可能性があるし、37週を過ぎ想定体重も十分なため、出来るだけ早く赤ちゃんを出してあげたほうが良いとのことで、院長先生からどうするのが良いか説明を受けました。絶対に予定日まで待たず早く生んだ方がよいとのこと。ただそれには選択肢があり、1)陣痛誘発する(それなりの危険性は増す)、2)帝王切開する(ただし積極的理由はない)、3)待つ(待ち過ぎは危険)。
赤ちゃんにとって良い方法はなにかとをパパと話合い、
その後、パパと娘と面会時間の20時まで一緒にお腹の赤ちゃんに三人で「早く出ておいで~もぅ、いいよ待ってるよ~」とお腹を摩りながら過ごしていました。
20時00分 パパと娘が帰りシャワーを浴びて気分転換。
20時50分 再度、心電図モニターつけました。
バースプランも37週の外来でみて頂くつもりでざっと書いた物を持ち合わせていたので、Iさんにみていただいて気分をリラックスさせていました。
なんとなく張りを感じ、赤ちゃんの動きを感じ…、そんな感じで過ごして途中眠くなり寝たり。
22時過ぎ。目が覚めると、なんだかピリピリとした陣痛のような痛みがあり。部屋の時計を見ながら収縮時間と間隔を確認。規則正しく確実にきていると自分でわかりました。
23時30分。強い痛みで、たえられなくなりナースコール。助産師さんが腰をさすってくれたり、一緒に呼吸をしてくれたり。凄く心強かったです。間隔も痛みもパワーアップ。
お産の部屋へは車椅子で、痛みのないときに移動しました。
(続く)
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