2005年02月18日
XML
テーマ: ニュース(100344)
カテゴリ: カテゴリ未分類
今日、死んだと思っていた人が実は生きていたというニュースがありました。

そこで思い出すのが、長崎県の子供に対する調査です。

同級生殺害が生と死のイメージの希薄さになるということを受けての調査でした。

その結果、15.4%の子供たちが人間は生き返ると答えたということです。

これにより、子供たちの生と死に対するイメージがかなり危ういということがわかりました。






んなわけない。


15.4%という数字だけ見て結論付けるのは、大問題です。


まずひとつの問題は、同じ調査を前にしたことがあるなら比べられますが、そういうものはないようですから、この結果を元に、希薄になってきているという結論はどうやってもでません。

比べられなきゃ、わからないですからね。



ということで、もしかしたら、今の子供は昔より生と死に対するイメージが明確になっているのかもしれません。

これも推測にすぎません。

何度も言うように比べようがないんですから。


次に、生き返ると思う理由が大切です。

ちなみに、私が同じ質問をされたら、迷わず「生き返る」と返事をします。宗教的な理由からです。

まあ、実際に答えた子供に追跡調査をしてみると、人の話を聞いた、テレビで見た、映画であった、本で読んだなどという答えが8割を占めています。

「ゲームでリセットできるから」と答えたのは7.4%。つまり子供全体の1%程度ということです。

実際今日のニュースのタイトルは、「生き返った!」とか書いてありましたから、調査で「人は生き返ると思いますか?」と聞かれたら、「はい」といってもおかしくないですよね。


この調査結果は、数字だけ、または新聞のタイトルだけみると、簡単に騙されてしまうというよい例だと思います。

統計をみると、ついつい信じてしまうんですよね。でも、実際はかなり問題が多いです。特にこの手の調査は最初に答えが決まっているので、ちょっと問題があっても、強引に仮説の証明にしちゃいますから。


統計の穴については本も出ていますので、そのうちその本からちょっと引用してみたいと思います。




卒業の方は相変わらずいつになるかわかりません。

「一週間以内」が二週間に。「2,3日」が一週間に・・・というアメリカンスタイルを王道でいっていますので、いつになったら結論が出るのかさえわかりません。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年02月22日 00時04分43秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

パボアホイジオタ

パボアホイジオタ

コメント新着

ドラゴンチェン@ Re:アメリカの空手事情その3(01/19) アメリカン空手のチャンピオンシップスは…
アメリカン空手マニア@ Re:アメリカの空手事情その3(01/19) アメリカの空手チャンピオンシップスは、…
パボアホイジオタ @ Re[1]:一人の人間として(06/18) 痔キル博士さん お久しぶりです。 …
痔キル博士 @ Re:一人の人間として(06/18) 貴方のような人をまた一人減らしてしまっ…
大岩井@ 目覚めたら巨チンってぉぃ あの女ー・・昨日チソコが痛くなるくらい…

カレンダー


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: