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防寒も兼ねて固くなった土には空気を。寒さが、ことのほかきびしくなった2024年初春。 さっそくのガーデニング作業は、 鉢に空気をいれるとこから始めます。ということで次回分の挿し木編のつなぎとして定番の改善策のおはなしとなります。よろしかったらご参考に。 ↓定期的に鉢に穴を開けています。 左は、フレンチ系の生育をそろえたラベンダー。 右は、同じく生育をそろえたデンタータラベンダー。鉢に穴を開けることで、空気が供給され、新根の出る場所が確保されるというわけですね。春から秋にかけては、だいたいひと月に一回の割合で、鉢の大きさにあわせながら穴を開けています。穴を開けるための道具は これ。 大きい鉢用のドライバーと、小さい鉢用に、握りをつけた鉄線を使用しています。お気づきになった方もおられると思うのですが、土ってえらいもんですよね、長年つかっているうちにこの写真のように鉄の先端をすりへらすわけですから。。感心してしまいます。そしてこの管理法のもう一つの利点は、植物を栽培するスペースがなかなかとれない場所での栽培をある程度は可能にすること。大鉢のラベンダーでも、薄いプラ鉢のまま、 この大きさのままにそだています ↓ 。 土が硬くて植物の生長がどうにも悪い・・・という方は、最初はひとつの穴でもいいですから、試してみられませんか。ただし、さわった針金の傷から病原菌が入る可能性もなきにあらずということで鉢土に生の有機物をたくさん[こちら]施されている方には向かない技術ですので、この点は注意が必要です。 プランターや鉢栽培は、技術獲得に大いに役に立ちますね。 だって試験場の試験だってけっこう小規模。そして本田とい うか、ゴルフ場の芝生などへの空気入れ話は こちら。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの
Jan 9, 2024
栄養成長に走りがちな植物[お花]対策は。たとえばエメラルドセージです。 南九州などの気温の高い地方ではとかく栄養成長に走りがちで ● 大きくなりすぎて咲いても倒れてしまう ● 切り花にしても 水が上がりにくい ● お花が ぽろぽろ落ちてしまう といった、このエメラルドセージなのですが、 ■ 夏場に、いちど半分ほどの大きさに刈りこみ、そのあとに ■ リンサンと苦土[マグネシウム]分の多い肥料を使うなどの対処法で、ほどよい長さの・花持ちのよいお花ができます。そして・・・そんなエメラルドセージの活用法です。上の写真から1週間ほどたって花が盛りになってきたらののの ののの 農産物宣伝の一助的な活用法として、切り花にしてバシバシ利用します。ということで車に積んで、飾っていただけるところへゴー♪ののの ちなみにここ10年ほどのあいだ すっかり生息数が 減少して、心配していた あの ホバリングの名手の、 スカシバたち[こちら]なのですが、昨年くらいからじ ょじょにふえてきたかんじで、このセージにも今年は よくきてくれていました。それとあわせるかのように シジミチョウも、その姿をみかけるようになってきま した♬ 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの
Dec 5, 2023
やっとこさ、挿し木での苗作りの時期に。10月末の日中でも、いまだに26度などという夏日にもなろうかというほどの高温になることも多い宮崎県沿岸部地方。ただ朝晩の最低気温が15度を下回るようになったきたので、例年よりも半月ほど早く挿し木苗作りを開始しました[10月にはいって晴天がつづいたためヤブ蚊が少なくラッキー❤なためでもあり] 。 お馴染みの用具類を準備し・・まずは挿し木に使用する土の準備です。鉢を大きくするときに使用する土に、ヤシガラピートモスを多めに加えて使用します。 この土を鉢に詰めて、たっぷりとかん水しておき、 こちらも1日ほど前から水に活けておいた枝を 取り出して。用意済みの鉢に挿していきます。以前の挿し木の様子は こちら となります。写真はマンサクですが、本年はユズリハやオリーブにローズマリーなどなど多彩な苗つくりを画策中です。 一番上の写真の用具箱にはしっかりと蚊取り線香&殺虫 剤。25度をうわまわってくる日の午後などはやっぱり ヤブ蚊が襲ってきます。おもいおこせば、夏場はガーデ ニングしているのか、蚊にさされているのか、わからぬ 状況になることも多々でしたよ。このまま温暖化がすす んでいけば、たとえば関東あたりでも近いうちにそうな ったりして。。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Oct 30, 2023
セイダカアワダチソウ、変化するのを見ていくか。。秋の南九州にて、今年は特別に繁茂している観のある黄色いお花のセイダカアワダチソウ。そんなセイダカアワダチソウの花の変化関連の話ですが、よろしかったらご参考に。↓特別に寒さを感じる日の多かった本年2023年1月の鹿児島空港近くの年明けの野っ原。そんな野っ原を車で通行中に、道沿いにこんなふわふわとした植物をみかけました。車を停めて車外に出て、この植物を まじまじとと見ながら触ってみると、触り心地も まさにふわふわ。 花瓶にでも放り込んで、ボリューミューなドライフラワー的なかんじで、部屋に飾ろうかな・・と思いつつ、このお花はなんだっけかと思案しつつ、周りを見渡したら、冷たい風の当たらぬ野っ原の窪地の部分に のこっていました♪このふわふわなドライフラワー的な感じになる前のお花が。。それが こちら ↓。 そうなんです、一面を黄色い色で埋め尽くすことのおおいイメージを持つ、あの セイダカアワダチソウのお花 だったんです。4,5年前まではここ南九州でも、あそこにもここにもそちらにもこちらにもといったかんじで、休耕田や新しく切り開かれた道路の壁面などで大繁殖していたものですが、最近ではかつての大群生ぶりも一段落したかたちで群生しているセイダカアワダチソウのお花でした。侵入されたら爆発的に増えちゃうのではないかという、このお花にまつわるイメージがあるもので、周りで見かけたら必要以上にばしばしと除草してしまう関係上身近にはあるけれども親しくはない物の代表格的なお花であるのですが、なかなかにきれいなドライフラワーになるな~ と こんかい認識いたしました。 ← おおきくなります~米国サウスカロライナ州の州花であるとも聞くので、今シーズンは増えるのだけは勘弁してほしいということで、鉢植えにでもして鑑賞してみましょうかね。。 よくよく考えれば ハチミツの蜜源となったり、その長くな る茎の利用で簾/スダレの材料として使われたり、入浴剤とさ れたり、[これは知らなかったのですが]新芽を天婦羅にして 食べることもできるという[虫媒花である]セイダカアワダチ ソウ。そのような効用があるのに、ブタクサなどと間違われ て花粉症の原因になるとまちがえられたりするのは、ちょっ と気の毒にも思えたりして。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Oct 25, 2023
どんなお花をつくってみようかな。仏壇のない家がふえているようですね。それに伴って仏壇に飾る お花の種類も変化してきました。以前、仏花といえば菊。菊でなければいけないといった風潮さえあった時代が夢のようです。いいことだと思うんです。仏壇はないけれど、故人の好きだった花や自分のすきな花を、写真のそばに活けてみる。たとえば「おばあちゃんの好きだったユリやバラをかざってあげたい」なんて想う心が、なんだかとてもほほえましい。都市部のお花やさんで売れる仏花はとくにこの傾向が強いのだとか。ヒマワリやガーベラ、バラにデンフェレなどのリクエストも多いといいます。品種に詳しくないお客さんも「明るい花束を」、「ピンク系に仕立ててください」と、注文をされるのだそうです。そんなはなしでがあったなら、ガーデナーとしたら、その傾向をもう一歩すすめたいですよね。そう、自分の庭やプランターで作ったお花を飾りたい。リビングや床の間、お気に入りの家具の上においた大切な人の写真の横を自作のお花で彩りたい。そうしたならば・・・こんな楽しみもあると思うんですよ。それはたとえば故人の好きで育てていたお花がハーブであったとしたならば、そんなハーブを育てることを通じて、ハーブを栽培していた故人の体験をあなたも追体験することができること。「こんな生育状態のとき、おばあちゃんなら どうしてたんだろ?」とか、「育ててみてわかったんだけれど、わたしもこのハーブの香りが好き、好みがいっしょなんだなあ」なんてかんじで、お花つくりを通じて時間と空間を越えた故人との会話が可能になる。これって、あなたの身体のなかに確かに存在するおばあちゃんの遺伝子を確認する行為でもありますよね。・・・なんだか いいなあ。さらに よくよく考えてみれば、こういったガーデニングによる仏花の手作りは、経済が発達する以前の「自然な供養」の姿ではなかったのかなとも思います。そうであるなら、この『手作りのお花で供養』運動は、業者の手にわたっていた供養という行為と「供養花」を自らの手にとりもどす行為ということにもなりますね、きっと。これってつまりは お花版の地産地消、お花版スローフード運動。っていうか 『スローフラワー運動』 ですね。ふふふ。 前回はヒガンバナのはなし[こちら]だったのですが、 そういえばおばあちゃんはゼラニウム育てていたな とおもいだしたもので、この秋はゼラニウム育てて みようかなと画策ちゅー。。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの
Oct 4, 2023
かえってきた下草。さてそして[前回はこちら]そんな庭仕事の計画をあたためながら迎えた9月下旬。暑さもいくぶん峠をこしたところでまずは剪定からかかろうかなと、ひと月ぶりに実家の庭にやってきて、いつものように駐車場に車を停めて、ガーデニングの道具や衣装やらを玄関に運び込んだ ちょうどそのとき・・・玄関の内側から、馬酔木の木を見た瞬間に くだんの下草がなくなった理由が分かりました!そこに生えていたのは ヒガンバナ。馬酔木の根元、その場所には“葉見ず、花見ず” と形容されるヒガンバナ[こちらも]が咲いていたのです。 ※茎が伸んで花が咲くあいだは葉がなく、花が終わるころになって葉は伸びてくるので、花と葉はお互いを見ることが出来ないということです※ぁあ、あの下草は ヒガンバナだったのかぁ・・とおもわずクチにだしてつぶやいた自分。 一週間ほど前の9月の中旬には、わざわざ 山手のほうに出向いてヒガンバナの群生も見にいっているというのに! まるで気づけなかったんです。。そう、それは有名マジシャンのマジックにかけられたようなそんなこころもち・・といったところ。そして祖母の植栽って味があるなぁと、おもいましたね。ということで今回は、ガーデニングによって故人とのコミュニュケーションが成り立ったというおはなしでした。お彼岸の季節の、ヒガンバナのはなしですから故人とは余計に コミュニケーションもとりやすかったりして。ねっ。つづく。 さて今週末。祖母の庭にいった折には、お花は 終わって、葉がではじめていることでしょうね、 お庭のヒガンバナ。♪ニルヴァーナでも聞きながら 車で再度の剪定に向かいましょう。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの
Oct 2, 2023
消えた下草ミステリー。10年ほど前になくなった祖母が管理していた庭。そんな家の庭を 私/自分が管理しはじめて4年ほどたちました。樹木の伸びた枝の剪定や下草刈りなどやっているうちに、これがだんだんと庭に愛着がではじめ、庭の植栽や配置もわかってきた気になってきて、最近では あの樹をこちらに移し、こちらにはこんなお花を植え てみようか、ヤツデなんか植えても 映えるかもねなんて庭の改造までかんがえはじめてきたのですが・・・ 夏になって、↑の写真の玄関先から駐車場の映像をみたときに、ひとつの疑念が頭をよぎりました。それは自然木の門柱の、写真でみると右手にある馬酔木/あしびの木。その馬酔木の木の根元に生えていたはずの草が すっかり刈り取られた・・というか根ごと堀りたてられてたかのように なくなってしまっていたこと。そう、馬酔木の根元が いつのまにやらまる見えというか、スカスカというかいわゆる裸地になっていたのです。前回の庭の剪定&草取りをしたときには、たしかにあった下草。管理時に草刈をしたわけでもなく、まして除草剤をまいたわけでもないのに忽然と消えてしまっている下草。いくども頭の中で記憶を思い返してみましたが、たしかにあったはずの、あの下草がないのです。名前は知らないけれど、ちょうどいい塩梅で存在したあの下草・・・そこで おかしいなあとは思いつつ しようがない、もう少し涼しくなってきたら、似た ような雰囲気のリュウノヒゲとか、いやいやもっと 葉の長い水仙とか、そんな植物を植えようかななどと考え始めていたのです。正体のわかられた人にはすみませんが笑、つづきますー。 それにしてもほんとに暑い夏でしたというか、まだ まだあついですよね、日中の庭仕事には。今年の作業 には送風機つきの作業着はじめて着用いたしました。 そして定植されたハウス作物の暑さ対策の話はこちら。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの
Sep 30, 2023
アリ被害。巣ごもり前の今の時期には要注意。年々暖かくなっている感のある昨今。庭仕事をすると必ず何者かに刺されちゃって・・なんて経験をされている方、寒くなる前のエサ集めに奔走する彼らの動きは要警戒ですよ。前回のハトの羽根の話[こちら]のつづきとして、ぜひご一読を。↓広い意味での農作業のなかの、たとえば剪定作業にかかる場合のおはなしですが・・・自宅などの庭に加えて、たとえば樹木に囲まれた圃場や、たとえば学校や公民館といった公共施設の庭や、ちょっとした庭つきの事務所などといったある程度の広さのある面積を剪定作業する場合にはより被害を蒙ることを覚悟せねばならない存在があります。それが アリ。なんといっても身近にいて馴染みがある昆虫ですし、童話などでは働き者だというイメージもあり、また漢字などでも虫へんに❝義❞という まるで赤穂義士でも連想させられるような字体があたられていますけれど、これがなかなかの強者。食性的には肉食のが多く、活発で攻撃力があって、これと思えば集団で襲ってくるうえに、たとえば植物体のうえでアブラムシを飼うほどの知能もあるときたら・・・[ほかの小動物にとって]アリは自然界に置いての恐ろしい捕食者以外のなにものでもない。またなんといっても彼らが強者である所以は、数ミリから数十ミリといったその身体の小ささそのもの。たとえばハチやイラガや チャドクガに、毛虫ならまだよい。彼らは目立つのですから、むしろヒトをははじめとする大型の生物たちも回避するのは容易です。しかし アリの群れだとそうはいかない。たとえば剪定作業などであれば、予想しているよりもはるかに多く樹上を行きかっているアリたちは、いつのまにやら作業者の袖口や首筋、靴下とズボンの間などから気がつかぬうちに侵入していきます。万全の対策をしていても侵入してくるアリたちですから、これがもし作業者が何の防備もしていなかったとするならば、この作業者のひじの内側とか脇から首筋にかけてとか、パンツのゴムの部分とかの場所を、たくさんの小さな侵入者たちはときには噛んだり・ときには腹部先端にある毒針で刺したりと、やりたい放題に蹂躙していくのです。そのアリ被害による患部の症状ですが、皮膚が赤くなったり水ぶくれになったり・・・そして自分の場合はとくに湿気のある場合などはなぜか数日後にいきなり腫れてきます[完治するまで3週間というかんじ]。また一度は痒みがおさまったとしても、またぶり返したり。一か所の被害ならともかく、こんな症状が数十か所などに及んだとしたら、考えただけでもそれはもういやになってしまいますよ[剪定という作業自体がいやになっちゃったり]。さて そんな庭の王者というべきアリたちですが、このアリたちが最も活動的になるのが秋。9月後半から10月後半にかけての巣ごもり前の、いまの時期。剪定作業される方はご用心くださいね。ちなみにわたくし、先日も首元には和手拭いのうえに伸縮性のあるタオルを巻き、上半身はシャツの下の加圧式のアンダーウェアに、すべすべした弾力のある手抜き、そのうえにゴムの手袋を装着。下半身はもちろん長ズボンと長い靴下のうえにゴム長靴を履いて庭の剪定作業にかかったのですが・・・ 長靴の中に長ズボンの裾をいれていたところ、剪定くずや枯れ枝が長靴の中にはいり、それについてたらしいアリたちがズボンと長靴の間をはいあがってきたらしく、 ふとももや膝の裏などを中心におもいっきり刺されてしまいました泣。 アリに刺されるとか、咬まれるとか、ギサン[アリの酸と 書いて蟻酸ですものね]でも肌が赤くなったりとかの被害 をもたらす事実を知らない方も、けっこういらっしゃい ます。知らない方にはぜひおしえてさしあげていただき たきたいなとおもいます[かつての野ギャルさんたちにと か]。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの
Sep 25, 2023
地中に引っ張り込まれたハト?まだまた田んぼが点在する町にある事務所の、そんな庭の片隅でみつけた不思議な光景。 地表に残るのは、ハトの尾のハネの部分のみ。 上体は しっかりと土中に引きづり込まれています。ちなみに、別角度からの写真は こんなかんじとなります。見なれた場所であるがゆえに、この“地中に引っ張り込まれたハト” の[ような]情景には、『エサを探して地表の落ち葉を搔き分けつつ地表を歩くハト。 そんなハトの気配を地中から探査[さぐ]る “妖しきもの”。 ハトの油断を察知した その“妖しいもの”は、 いきなり地表にとびだしたかとおもうと、そのハトの頭部を ひっつかまえるがいなや、ものすごい力でいきなり地中に引 きずりこんた』・・・みたいな、そんな場面を 想像させられましたよ。羽根の先はどうなっているんだろう、なにものかがハトを喰ってたら怖いな、掘ったらいきなり攻撃されたりして、ハトよりでかいアリだったりして・・・などと いろいろ想像しつつ、とってきたスコップで おっかなびっくりと地面を掘ると、そこにあったのはただのアリの巣でした。きっとこれは長雨がつづいたあとの、普通の大きさのアリの仕業。なかなかエサが集められない時期に、なんとか みつけたハトの羽根を大急ぎであつめて巣穴に持ち込もうとしたら、結果 ハネがギチギチに詰まっちゃった。みんなして懸命に[お腹がすいてて]いちどに巣に運んだらこうなった。そんなところだったんだろうと思いました。それにしてもの、さいきんの天気の片寄りです。 長雨か・干ばつか・・・といったお天気つづきでは、巣穴のなかに子供を抱えるアリさんたちも餌集めには苦労しているのだろうなぁと、おもわずにはおられませんでした。 余談ですが・・・一番上の↑の映像を見たときは、 [引っ張り込まれたハトではなく]地中にもぐっていく ハトにも思えたんですよ。いやいゃ、 ひょっとしたら そんなハトも世界のどこかにはいちゃったり?「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」ままま
Sep 22, 2023
ラベンダーの夏越し作業です。毎年、夏前の6月におこなうピナータラベンダーの剪定↓です。 飛来してくるコナジラミ対策も兼ねて、ちょっとかわいそうに思えるくらいに 枝を整えたピナータラベンダー ですがそれから雨のあたらない明るい日陰において見守ること60日あまり[剪定の回はこちら]・・・ 8月22日現在、夏枝が伸びて↑の籠のスペースでは、6鉢はおけない状態に育ってきました。そこでこちらも 恒例の秋前の剪定にかかることにします。 愛用のハサミを取り出し、 今回は太い枝は切らずに、葉の高さを揃えると同時に鉢からはみ出し気味の小枝を切っていくにとどめます。 こんなかんじに、こざっぱりとまとめてみました。 とはいっても、8鉢からカットした枝葉の量が こちら↑。ことしは例年よりも高温だからか、けっこう伸びてましたね。コナジラミもいたので、これで害虫対策にもなったはず。ピナータラベンダー自身も すっきりしたことでしょう。。 いっぽうデンタータラベンダーのほうは、同じ場所において同じ管理をしていたのにもかかわらず、例年どうりにじっくりとした枝の伸びにとどまってます。ということで気になる葉だけカット。 そのちょっとだけカットした葉を袋にいれて、香り楽しみましたー。 ラベンダーのネバーエンディング・ストーリー」に ついては → こちら 。 「夢で終らせない農業起業」 「本当は危ない有機野菜」のの
Aug 28, 2023
お互いの生育を助けるコンパニオン植物。。花や野菜を栽培しているとどうしても気になるのが 病気や虫による被害ですよね。そこでなるべく薬をつかわずに栽培する方法のご紹介です。ぜったいにこない・・というのは不可能なのですが、一緒に植えることである程度虫をよせつけない作用があったり、お互いの成長を促進しあう作用をもった植物の組み合わせがあったりするといわれるものにコンパニオン植物とというものがあります。今回はそんなコンパニオン植物のはなしなのですが、そのような植物の組み合わせのなかで、とくにハーブを利用した栽培例と効果を以下に箇条書きにしてみると・・・マリーゴールドとダイコン・トマト ・・・センチュウの防除ミントとトマト・キャベツ ・・・生長促進・虫除けチャイブとキュウリ・トマト・カボチャ・ピーマン ・・・つるわれ病防除バジルとブロッコリー・コーン・トマト・・病害虫の減少カモミールとタマネギ ・・・病害虫防除ボリジとイチゴ ・・・ミツバチの来訪多・受粉を助けるタイムとズッキーニ ・・・ミツバチの来訪多・受粉を助けるローズマリーとニンジン・キャベツ ・・・土着菌が増えるなどなどがあります。さらに害虫を避けるということになればミントとキャベツ・ブロッコリー・カリフラワーのケース やナスタチュームとキャベツ・ピーマン・キュウリ・ナスなどがあげられます。こういった事例のなかで、もっとも古くから知られていてかつ古くから行なわれている事例として、しかも私自身も実際に生産現場で見聞きしてきたのがマリーゴールドによるセンチュウ防除です。どうにもマリーゴールドの匂いをセンチュウが嫌うというのが、その原理らしいのです。そういった忌避作用というのは、シカクマメや飼料のソルゴーなどももっており、畜産地帯である南九州においてはマリーゴールドよりもソルゴーが利用されることがおおくなったというのが現状といったところでしょうか[大きく育つソルゴーは植物質繊維の補給にも利用できますし]。さてそんな良いことづくめの観があるコンパニオン植物ですが、よくよくかんがえてみれば、大量生産・大量消費が行なわれる前の、全国規模の流通網や大型機械を使った耕地整理も万全に整えられてなかった時代の日本の農業では「畑のパッチワーク」といわれるほどに、いろいろな植物がいろいろな作型で栽培されていたということで、自然なかたちでのにコンパニオン植物の組み合わせができあがっていたのかもなあと想像したりもします。ということで・・・かぎられた広さの土地でおこなう家庭菜園や野菜やお花のプランター栽培では、どうしても作る作物の種類が限定されてしまいますし、栽培土を休ませることもありません。むしろ実際の農業における田畑の場合よりもずっと土を酷使しているわけですよ。そういうことでどうしても特定の土の養分が偏ったり不足しがちになりますし、加えて土に存在する微生物の種類と量も限られてくるようにみうけられます。したがってそのひとつの対策法として、植物を混植して植物間の天然化学物質の相互作用を利用する[といわれている]コンパニオン植物を植えるのは、微生物の面から考えてもとてもいいことだと思います。いじょう・・今回は、野菜の外観を気にせず・時間に余裕があり・栽培を楽しみたい方向けに、コンパニオン植物のご紹介でした。ちなみにわたくしは、ハーブやラベンダーの栽培に利用している土のセンチュウ対策にミントをつかったりしているのです[そしてそのミントにアブラムシがくるのには閉口してたり苦笑]。 ちなみに実際のハウストマト栽培農業現場で行なわれて いるウイルス病を媒介するコナジラミ対策のネットの網 目は・なんと0.6~0.4ミリのもの。お宅の網戸のネット をご覧になれば、それよりもずっと細かな栽培現場の網目 の細かさがよくわかります。そう、それは風を通さないほ どの細かさなのです。それでも防げなかったりするのです から虫害病害というものはかくも侮りがたし・・ですよ、 ほとほと。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Jul 29, 2023
超派手なのに見つからない虫って、いったい。大発生しているというニュースも聞いた。一匹だけヒラヒラと舞っているのも、たしかに見た。 しかししかし、この虫ことキオビエダシャクって、幼虫時代は この派手さなんですよ。 ↓ 大発生したら目立たないわけないよ・・・ なあんておもっていましたよ。 折見ては確認してるけれど、まだいないなウチにはなんてかんじで ずっと思ってたのですから[今にして思えば]おめでたいというか、能天気というか。 これがですね、10本ほど植木にしているマキのそばで↑たまたま 蚊よけにアースジェットを噴射したら それがびっくり、いないとおもっていたキオビエダシャクが またぞろ、まさにうじゃうじゃとマキの枝のうえで動き出したではありませんか。 ほんとにびっくりさせられました。そして、ええええええええええええっというかんじで、蚊ではなくマキに向かって反射的にアースジェットした結果が これですよ。これ。 ↓ たかだか3本ほどのマキの樹から落ちてきた幼虫がこれなのですから。そら びっくりもしますって。ええ。そんな状況から思い出されたのは、映画エイリアン2。トンネルの中のどこかにエイリアンがいる・・・のではなくてじつは壁全体が、たくさんのエイリアンの作る繭だったというあのシーンを思い出しました[その後わたくしの場合は銃ではなくてジェットを乱射してしまったわけですが]。それにしてものキオビエダシャク。 これだけ発生してしかも新芽を狙って食べ続けていくとしたらそれはマキの樹も枯れてしまうことだろうなと、強く実感させられましたよ。ということで今回は、大発生しているキオビエダシャクは、なかなか見つけにくいので注意してくださいね・・というおはなしでした。 背景と見分けがつきにくくなっている体色を保護色と はいいますが[アマガエルの場合はこちら]、マキの樹の 色とはちがう色なのにみつけにくいというのは、じつ に不可思議な話であります。逆光になっていたからな のか、それともあえていうならこんなサメ除けのウエ ットスーツみたいな原理[こちら]なのか。うーむ。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Jul 18, 2023
見かけなくなったはずだった侵入害虫。前回にひきつづき難防除害虫であるキオビエダシャクの過去の回の再録で2014年の回になります。次回の参考でよろしかったら。↓『見かけなくなった侵入害虫/2014年』宮崎県で、樹齢250年にも及ぶという、なまえの知れ渡った貴重なお寺のイヌマキや宮崎神宮の境内に植えられていた30本以上のイヌマキを枯らしたことで有名になった、南方からの侵入害虫である キオビエダシャク[前回はこちら]。宮崎県内で2009年と2010年に大発生して生息域を広げ県内各地に被害をひろげていたはずのこの大害虫の姿を 2014年の今年には見かけなくなったことが、宮崎県の樹木の関係者やガーデナーの間で話題となっています。とにもかくにもこの虫の存在は脅威そのものでしたから、ここ数年にわたって大切な樹木を守ろうとして奮闘させられた関係者にとっては、これはうれしい大ニュースといえそうです。こちら → 新聞記事にありますように、大発生していたキオビエダシャクを見かけなくしたのはなんといっても低気温、そう2010年以降の冬のもたらす最低温度が下がっていることでした。さらに追い打ちをかけたのが降雨の回数・・・通常では旱魃といってよいほどに乾燥するはずの冬期の宮崎で、ここのところ降雨の回数が増えているのも有利に働いたようですよ。幸いにもいまのところキオビエダシャクの侵入のみられなかった地区在である私、マキ系の生垣を持っている身としては、上記ニュースにほっとした次第です。ということで今回は、防除の難しかった南方からの侵入害虫に対しては、どんな防除法よりも気象要因が一番効いたというケースのおはなしでした。 そんなキオビエダシャクに関して言えば、宮崎県での初確認 は1955年ということですから、いまから50年以上も前 から 侵入しては死滅し・侵入しは死滅し・・という行動を 繰り返しているようです。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Jul 16, 2023
生垣を食べる侵入害虫・またまた増殖北上中。。次回の関連記事として 2009年7月分の再掲載 です。写真は新しくしております。 ↓『生垣を食べる侵入害虫・またまた増殖北上中?』生垣や街路樹に使われることの多いイヌマキを食べる虫の北上です。1年のあいだにに4~5回孵化するといわれているこの虫の幼虫が好んでたべるのはが、新芽の部分。新芽がすべて食べ尽くされることにより、被害を受けたイヌマキが枯死する確率があがる・・というわけですね。さらにはその産卵数の多さです。“メス一匹当たり千個ちかくの卵を産む” といったはなしもあるとのことで、その驚異的な産卵数こそが最大の脅威なのかもしれません。この害虫の名前はキオビエダシャク。2007年くらいから南九州の鹿児島県や宮崎県で目立つようになってきました。もともとの生息地はインドやマレー半島。その後、温暖化の進行とともに北上。南西諸島を経て、2000年夏には鹿児島県薩摩半島南部に上陸。その後、鹿児島県を経由して今回の[2007年]宮崎県への侵入につながっているというわけです。2007年には宮崎県の串間市で大発生した、このキオビエダシャク 。身体に黄色の帯状の縞がはいった、枝にとまるシャクトリムシの仲間・・・ということになりますよ。体長は約5センチほど。映像はこちら↓ 上から見る 横から見る こんなふうな動き 自慢の銘木がやられるかも・・・と、神社仏閣では戦々恐々 な状態が続いています。。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Jul 13, 2023
酷暑に見ごろなお花といえば。最高気温が35度超の晴天になっている南九州。。そんな当地にあって花をつけているのが柱サボテンです。と書くと、温暖な南九州であるから植えさえすればどこでも育つのだろう・・などと思いがちになりますが、冬場の晴天時には放射冷却現象が起こることも多い土地柄でもあり、そう大きくは育たないものなのです。大きく育って開花するのはまれなこと、 育って開花すれば新聞やテレビに取り上げられることも多いかんじなんですね。ということで例外的に大きくそだった柱サボテンの開花の時期を迎えているということで、 そんなお花の様子をご紹介してみました。↓『酷暑に見ごろなお花といえば。』家の見た目や眺めに大きく影響を与えるシンボルツリー。ちょっと距離をとって見たときの家のイメージを決定づけたり、実用的には玄関先の目隠しになったり、日除けになったり、また小さなスペースで心にもやさしい緑の演出を手伝ってくれるそんなシンボルツリーにも いろいろな種類がありますが・・・個人的なことで申し訳ないのですが、この初夏の時期に毎年見るのを楽しみにしているあるお宅のシンボルツリーがあります。それが こちら。 そう ちょっと高めな敷地の、登り口の脇に張りだしたお庭の角地に、シンボルツリーとして巨大な柱サボテンを植えられておられる住宅です。 庭さきに面した真下の道路から、見上げるとこんなかんじで・・ 電線にも届け・・・というかんじで、天に向かって柱がそびえていますよ。そしてなんといってもこの時期にこの風景を愛でたくなるのは 柱のそこかしこ から、 たくさんたくさん顔を出しているこのピンクのお花なんです。お花の周りには、 昆虫や鳥たちがたくさんやってきていて、わたくしいじょうに、開花をまちのぞんでいた風情が醸しだされ、なんとも華やいだこころもちに いざなわれます。ということで今回は、南国ならではのシンボルツリーのご紹介でした[前回分のサワロサボテンの乳母植物の話はこちら]。 南国の宮崎だから どこで育ててもどこでサボテンは 育つ・・・なんて考えがちになりますが冬季の宮崎の 早朝は おしなべて厳寒。3月に田植えしたばかりの 水田の水が凍ることも往々にしてある[こちら]。だか ら一般家庭での、これほどみごとなサボテンは ほと んど見かけることはありません。そんなまれにそだっ 宮大にあるサボテンの新聞記事[記事になることからも まれさがわかりますよね]は こちら。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Jul 10, 2023
ラベンダー、一回り大きな鉢へ。ヤブ蚊に襲われながらも、夏ごしの今 いまやっとかねばの作業についての定例回となります。よろしかったら。↓育苗作業の省力をもくろんで・・・・多くの穂木をひと鉢に挿し木したおした挿し木の鉢[こちら]。この鉢に挿したラベンダーの根がでてきたのを確認後に、ピザを切るように一本づつ小鉢に鉢上げして約4週間ほどが経過しました。そんなぎゅうぎゅう詰めの鉢から1本づつ鉢上げしたピナータラベンダーとデンタータラべンダーの現在7月はじめの様子がこちら↓。 元気にそだってます → そんなラベンダーずが 折からの高温環境で、朝に水をやっても夕方には鉢がカラカラに乾きはじめるほどにおおきくなってきたので、これはいかんなと、一回り大きい鉢に植え替えることにしました。そんな植えかえるつもりの鉢苗を、スボンと鉢から抜いてみた図はこちら⇓ 。 → 鉢の形に根ばってますさあそんなわけで根の張り具合も充分ですから、さっそくに鉢と土に道具を用意していつも通りの植え替え作業にとりかかります。 ↓左の鉢から右の大きさ鉢に 作業は簡単、ラベンダーの苗の全体を掴んで 苗小鉢からむんずと引き抜いた苗を、大きなほうの鉢にポンと入れ置き、鉢の空いたところに新たな土を入れ、表面を平らにしたあとに、鉢ぜんたいを持ってとんとんととんと鉢の中に入った土を均[なら]せば終了です。こんなかんじで↓。 作業後の植え替えたデンタータ鉢とピナータ鉢のようすはこちら↓。 というわけで今回は、 ネバーエンディングなラベンダー[こちら]栽培の応用編として、 まずは“場所と手間をとらないひと鉢への[こちら]挿し木”で増やし、その後発根した苗をひと鉢に鉢上げした苗の植え替えのご紹介でした。さあ次回は夏の管理に必要な、野放図に伸びているラベンダーずの枝のカット編に続きます。なにせここは宮崎、植えかえたこの日は全国でも一位二位を争う暑さの日でしたから。 植物質の繊維と 有機質分の少ない焼き土、フミン酸、 そしてミネラル[無機の鉱物]、清潔な水でつくる挿し木 のご紹介でした。こんな土で作ります」の回はこちらと こちら。 ご参考までに「苗が病気になるときは」の回はこちら。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Jul 4, 2023
ラベンダーの夏越し作業です。→ プラ鉢で大きく育て →露地植え →その挿し木でプラ鉢へ →・・・というラベンダーの「ネバーエンディング・ストーリー」栽培を20年以上にわたってご紹介しています。 → こちら 。そして今回は、春の開花のシーズンを終えたラベンダーの 夏越しの管理のご紹介です。その夏越しのやり方ですが、要は 伸びた茎葉の剪定となります。そのやり方ですが、たとえば 下の写真のピナータラペンダーなどでは のののののののの 剪定前 ↓ のの剪定後と、こんなふうにカットしていきます。そうですね、よくわかるように上の写真のうちの2鉢ほどを拡大してみましょうか。↓ こんなふうに剪定したばかりの時期は、まさに 丸刈りされたヒツジといった観がありありなのですが、なあに心配することなく ふた月ほどすると、これはこれでなかなかよい枝ぶりとなってまいります。あ そうそう、このように地上部の剪定をやったときは もちろん『土中への空気いれ』をやっていることも 付け加えておきますね。とったわけで今回はネバーエンディング栽培というか・ラベンダーの盆栽栽培というか、そんなピナータラベンダーの夏越しのやり方のご紹介でした[ちなみにこの6鉢は枝の太さのかんじからいってだいたい3年もの]。 高温多湿になる南国宮崎でのラベンダー栽培の大敵は、梅雨 の時期の蒸れ、そして地上部へのハダニなどの虫被害です。 今回ご紹介した茎葉の剪定は、その蒸れとハダニ防除の効果 がありますよ。 「夢で終らせない農業起業」 「本当は危ない有機野菜」のの
Jun 13, 2023
そうだよ、あの木だ。ジャカランダ。。花のないときは、遠目ではいっけんネムノキのようにも見えるジャカランダ。しかし開花すると、一変。ラベンダー色の青紫色のお花が樹体のあちこちに咲き乱れ、まさに南国!といった風情をあたり一面に醸し出します。そのジャカランダ一千本が群生する日南市では、6月18日までジャカランダまつりが 開かれています。ページは こちら。宮崎にお越しの節は、お時間があれば見られるのも一興かと。・・・と、ご紹介はしたのですが、個人的に好きなのはサクラでいうところの一本桜のように孤高に・そして街中で咲くジャカランダの個体ズです。そんな個体ズのなかで一番有名なのは、宮崎市のメインストリート橘通り交差点にある この一本。。6月に入ると毎年開花して、道いく車のドライバーや歩行者の目を楽しませてくれています。 映像は こちら。聞くところによれば、この樹は宮崎国際音楽祭の記念樹として植えられたものだということなので、そうなると樹齢約30年ほどということになりそうですね。そしてもう一本は、その橘通り交差点を国道10号線に乗る形で都城方面に通行し、道行左手にある宮崎県病院にある一本。こちら。いじょうのこの2本が、宮崎市の町中で咲くジャカランダの代表的な個体ということになりそうです。さて、それから。そのほかにも宮崎県内の町中や個人宅の各地で、この時期ジャカランダは咲いておりますので、あなた個人で気にいった個体を見つけてみるのも、またおもしろいですよ。ちなみに宮崎三大街中咲きジャカランダとかってに/笑 呼んでいる残りの一本は、宮崎市から30分ほど北上した高鍋町の高鍋信用金庫本店駐車場ちかくにある個体です[ローカルな話すぎて申し訳ないです]。ということで今回は、宮崎で満開期を迎えている世界三大木のひとつ、ジャカランダの開花についてのご紹介でした。 センダンのはじまって、つぎはジャカランダ、そのあと のネムノキへとつづくいていく 南九州のお花歳時記。 桃源郷っぽくって、なかなか楽しいものですよ。 「夢で終らせない農業起業」 「本当は危ない有機野菜」のの
Jun 9, 2023
植木の処分は大変な作業。敷地のとなりに新しく住宅が建設される というお知らせを受け、こまったのが隣地にまで枝を張りだしている2本のセンダンの処置。数年かかって枝を払い続け、とりあえず2メートルくらいの高さには縮めたのですが、さてそれから‥という2021年時点でのお話になります。↓鳥たちが種を運んで発芽[こちら]し 、そのまま巨大化していったセンダンの樹を、運よくゴマダラカミキリやサルノコシカケなどの助太刀を得ることによって[こちら]、弱らしつつすこしづつ処分しているはなしのつづきです。そんな2本のセンダンの 2021年春の様子は ⇓ こちら。 庭の王さまであるアリが動きださないうち・・・と、先週の土曜日に 右側の一本を 電気ノコや電動チェーンソウをつかって、処分にかかりました。頭のなかでの目算では ● 作業にかかる時間は 小一時間ほど ● 処分して出るゴミの量は 町指定のゴミ袋2袋分ほどと踏んでかかったのはいいのですが、 径30センチ超えの幹ともなると さすがに手強い。 ゴマダラの穴がいくつもあるのに2時間かかって、 大きな椅子くらいに縮めるのがやっと といった仕儀にあいなってしまいました。 池乃めだか師匠ふうに、きょうはこれくらいにしとったるわ・・などとうそぶいて本日の作業を終了しました。 そして気になる処分してでたゴミの量ですが、 ビニール製のゴミ袋が樹木の切り口や表面のザラザラやぶれないように、紙袋やダンボールで包みつつの作業をつづけていき こちらは 目論見どうりに、指定ゴミ袋2袋分ちょうどに仕上げることが出来で気分上々♪といったところ。さて問題となるのはこの後の作業なのですが、ひきつづきゴマダラカミキリやサルノコシカケのちからをかりつづけたとしても、どうやらもう一年はかかりそうです。 おかげさまで アリはまだ始動せず[こちら] の状態で、 ここちよく作業することが可能で ほっ。 もちろん ヒトスジシマカ[こちら]もまだいませんから作業するには 最良の一日となりました。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
May 6, 2023
底面からも刺す・刺す。鉢の管理。前回[こちら]の続きです。これ以上おおきくなったら春になって路地植えにする、デンタータラベンダーの大鉢 [→ネバーエンディングな鉢栽培の回はこちら]。 もうすぐお花が咲いてくるので、そのときまでは鉢栽培のままで鑑賞すべく、鉢に穴をあけることで、時間を稼ぎます。 あしたのジョーの打つべし・打つべしというか、仕掛け人藤枝梅安の針攻撃というか[古すぎますが笑]、この鉢の大きさでしたら 20回ほど底面に届くように、しっかり穴を開けていきます。 またいまは厳寒期ですから、昼間にやった水が残らぬように、鉢の底面方向からも、3回ほど鉢の表面に至るくらいにしっかりと針といーうか鉄線で貫通させておきます。 で、いつもなら剪定しておくのですが、なんせ花芽がついていますから、今回は特別気にかかる枝のみをカットして終わりにします。いじょう、今回はラベンダーの鉢栽培におけるお花前の鉢管理のおはなしでした。 ピナータラベンダーのほうは すでに昨年のクリスマス 前後より開花し始めていますよ。クリスマスにピナータ ラベンダーのブルーのお花って、なかなかあうんです♪「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの
Jan 10, 2023
冬至に ほっかり♪南九州さえ含んで、九州全体に降雪注意報がだされた西風の強い12月22日の冬至の日。早朝に掃き掃除したお店の玄関前で目に入ったのは 使用済みの丸めたティッシュみたいにみえるゴミ。 まあね、この大風だもの、 使った人も けしてポイ捨てするつもりでもなく ついつい飛ばされてしまったティッシュごみなんだよと思って、しかし いちおうこんなご時世ですから、いつもどおりに手袋装着のうえで、ティッシュごみを拾ったわけなのですが あややや、じつはこれはティッシュでも、ゴミでもなく、なんとその正体は・・・ 冬の乾燥した西風で[熊本越で宮崎に吹く西風は乾燥するんです]自然にできあがった 白いドライフラワー♥ なのでした。 しかもこの花はほかでもない、例のクレマチスのお花[こちら]。予想だにしないこの出来事には、冷たい西風の吹きすさぶ戸外にいたのに、心が ほっかり。 あたためていただきました。。 事務所に戻って お花を机のうえにおいたら、こんな具合に直立しちゃって、まるで 着飾ったダンサーが両手を広げて踊っているようにも見えちゃったりして。。 よくよく考えてみれば、台風がきてもほったらかしに して、どうしようもなくなって路地植えにした あの クレマチスの株の、“おい、今度はほんとに世話してく れるんだろうな、おめぇわすれてんじゃねえよ。”など というある意味脅迫のようにも、おもっちゃったり笑。「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」ののt
Dec 26, 2022
やっとこさ、苗作りの時期に。11月末の日中でも、いまだに26度などという夏日にもなろうかというほどの高温になることも多かった宮崎県沿岸部地方。12月になった本日あたりからようやく温度が下がってきました。ということで、さっそくにじりじりとまたされつづけたマンサクの挿し木苗作りを開始しました。 お馴染みの用具類を準備し・・まずは挿し木に使用する土の準備です。鉢を大きくするときに使用する土に、ヤシガラピートモスを多めに加えて使用します。 この土を鉢に詰めて、たっぷりとかん水[ケースの底面にも水]しておき、 こちらも2日ほど前から水に活けておいたマンサクの枝を 取り出して。用意済みの鉢に挿していきます。マンサクは路地に挿しておいても、うまくいけばつがる植物なので、目論見どおりに鉢苗が完成したら お披露目します。以前の挿し木の様子は こちら となります。 今週はじめなど、 25度超の夏日が連続していた宮崎。 最初の写真の用具箱にはしっかりと蚊取り線香&殺虫剤。 温度が下がるのを待っていたのは、作業中の虫刺されを 回避する目的もあり・・だったんですから大変なこと。 夏場は、ガーデニングしているのか、蚊にさされている のか、わからぬ状況になることも多々でしたよ。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」なな
Dec 1, 2022
癒しのお花。復活のお花。主として育てているラベンダーの開花とか挿し木とかの作業にかまけてしょうじきいってほったらかしにしている鉢花ひとつ。クレマチス[前回分はこちら]です。鉢です。9月中旬にやってきた台風14号[その後10月に激甚災害指定された]の来襲前にも 鉢を移動させて避難させたほうがいいなあ とはおもいつつ、やはりラベンダー鉢とか果樹の鉢とかが優先となってしまって、すまない・・とおもいつつ簡単な風避けを置いたままで軒下におきざりにしてしまった クレマチスです。強風にさらされ、豪雨に打たれ、増水した水に浸かって、息も絶え絶えになったような、そんなクレマチスの鉢を もうだめかもしれないなと思って、それでもブロック塀の脇にある花壇に地植えしてからふた月あまり・・・・。そんなクレマチスが 10月中旬にはいるや、枯れた枯れていたとおもっていた茎葉にいつのまにやら生気が宿りはじめ・・・11月のはじめには 例年よりは小ぶりで花数も少ない・・・ とはいえ、りっぱに開花してくれたのでした。 台風被害の大きさやそれにともなう復旧の困難さに日々追われてきた身にとっては 励まされている気分になって嬉しかったです。。 ということで、これからは いちばんとはいわずとも、 ちゃんとお手入れしたいな とおもっているところです が、はてして・・・笑。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Nov 10, 2022
枯らしたか・・と思わされてしまう植物。2021年4月分ですが、次回分関連で再掲載です。 ↓主として育てているラベンダーの開花とか挿し木とかの作業にかまけてしょうじきいってほったらかしにしている鉢花のうちの ひとつ。 3月末の様子といえば このようなかんじで、鉢の草取りもろくにせず枯れたような茎に葉っぱが数枚・・・というような状態で、水やりのときには「ぁあ、枯らしてしまったか」とか「はて、この花はなんだったっけか」なんて 不謹慎なことまでおもってしまうこともあったりする鉢花。そんなふうな世話のいたらぬ自分なのに、サクラのお花の見ごろが終わった時分の朝に、水やりをやっていると 視界にとびこんでくるのがこの大輪の白いお花。 クレマチスです。身を入れて世話をしなかった自分をあざ笑うかのように、くだんのほったらかしにしていた鉢から毎朝つぎつぎと咲き続けてくクレマチス。 存在すら忘れていて申し訳なかったと、反省しつつたのしませてもらっております。今年はしっかりとお世話させてもらいますね[きっと・おそらく・たぶん・・・] こちらも毎年いま時分になると庭のそこかしこから自然に芽 だってくる山椒。。 冷や奴や ちらし寿司などなどの香りづけに重宝させていた だいてます。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
Nov 8, 2022
消えた下草ミステリー。自分だけしか管理していない庭のはずなのに、まるで何者かが無断で庭に入ってきて、あったはずの植物がなくなっている・・・なんて話なのですが、よろしかったら。。↓10年ほど前になくなった祖母が管理していた庭。そんな家の庭を 私/自分が管理しはじめて2年ほどたちました。樹木の伸びた枝の剪定に、下草刈りなどやっているうちにだんだんと庭に愛着がではじめ、庭の植栽や配置もわかってきた気になってきて、最近では あの樹をこちらに移し、こちらにはこんなお花を植え てみようか、ヤツデなんか植えても 映えるかもねなんて庭の改造までかんがえはじめてきたのですが・・・ 夏になって、↑の写真の玄関先から駐車場の映像をみたときに、ひとつの疑念が頭をよぎりました。それは自然木の門柱の、写真でみると右手にある馬酔木/あしびの木。その馬酔木の木の根元に生えていたはずの草が すっかり刈り取られた・・というか根ごと堀たてられてたかのように なくなってしまっていたこと。そう、馬酔木の根元が いつのまにやらまる見えというか、スカスカというかいわゆる裸地になっていたのです。前回の庭の剪定&草取りをしたときには、たしかにあった下草。管理時に草刈をしたわけでもなく、まして除草剤をまいたわけでもないのに忽然と消えてしまっている下草。いくども頭の中で記憶を思い返してみましたが、たしかにあったはずの、あの下草がないのです。名前は知らないけれど、ちょうどいい塩梅で存在したあの下草・・・そこで おかしいなあとは思いつつ しようがない、もう少し涼しくなってきたら、似た ような雰囲気のリュウノヒゲとか、いやいやもっと 葉の長い水仙とか、そんな植物を植えようかななどと考え始めていたのです。さてそして、そんな庭仕事の計画をあたためながら迎えた9月下旬。暑さもいくぶん峠をこしたところでまずは剪定からかかろうかなと、ひと月ぶりに実家の庭にやってきて、いつものように駐車場に車を停めて、ガーデニングの道具や衣装やらを玄関に運び込んだちょうどそのとき・・・玄関の内側から、馬酔木の木を見た瞬間に くだんの下草がなくなった理由が分かりました!そこに生えていたのは ヒガンバナ。馬酔木の根元、その場所には“葉見ず、花見ず” と形容されるヒガンバナ[こちらも]が咲いていたのです。 ※茎が伸んで花が咲くあいだは葉がなく、花が終わるころになって葉は伸びてくるので、花と葉はお互いを見ることが出来ないということです※ぁあ、あの下草は ヒガンバナだったのかぁ・・とおもわずクチにだしてつぶやいた自分。 一週間ほど前の9月の中旬には、わざわざ 山手のほうに出向いてヒガンバナの群生も見にいっているというのに! まるで気づけなかったんです。。そう、それは有名マジシャンのマジックにかけられたようなそんなこころもち・・といったところ。そして祖母の植栽って味があるなぁと、おもいましたね。ということで今回は、ガーデニングによって故人とのコミュニュケーションが成り立ったというおはなし[こちら]でした。お彼岸の季節の、ヒガンバナのはなしですから 余計に コミュニケーションもとりやすかったりして。ちなみにお花を確認してから、ひとつき ほどたった 昨日10月24日 の映像がこれ。 ヒガンバナ、ことしも 葉がでてきてくれました♪ 次回の庭管理は11月はじめ。♪ニルヴァーナ でも聞きながらヒガンバナの葉を鑑賞しましょう。「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」kk
Oct 24, 2022
アボガド、ほんとに発芽した。食したあとのアボガドの種の部分を、半分だけ土に埋めて半信半疑で待つこと 40日あまり・・・。 種の真ん中部分が割れてきたので、ここから芽がでてくるのかなとおもっていたら、真ん中ではない端っこの部分から発芽♪ いや~、あきらめずに待ったかいがありました。ということで、寒くなる時期でもあるのでお部屋のなかでそだてるべく、可愛くデコレーション。ということで アボガドでびゅー です。鉢土の表面には焼き物の土をならべてみました。 すみません、追加で もう一枚。。 この調子で大きく育てて、いずれは庭におろそうと画策してます。 さてさて何年かかりますやら。 ちなみに世界一とはいいませんが、世界的に有名に なったアボガトといえば これ。 パールジャムのアルバムに使用されたこのアボガト くんではないかなと。「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜
Oct 13, 2022
かわいいなと思ったお花は意外にも。宮崎県でも、鹿児島県よりの小林市をドライブ中に9月22日前後に 沿道でみつけた 植え込みのしたから顔を覗かせている お花の花茎。たとえば クロッカスとか、そんなかんじに見受けられてどんな葉しているのかな と思って、植えこみのしたを探しても ただ 花茎があるのみ。もっと成長のはやい個体はないかな・・・とおもって、日当たりのよい 別の場所を探したらありました・ありました。その正体は花のある時期に葉はなく、葉のある時期には花がないという ヒガンバナでした。植え込みの下からでてきている&開花したあとのお花のイメージや咲いている場所が[自分のなかでは]強烈すぎるので、連想できなかったのですがなかなかにかわいいお花でもあるのだなと 再認識。。 有毒ということで、田んぼの畦に植えられたり お墓のそばに植えられたりしているイメージの ヒガンバナ。食べるとしんじゃう/彼岸にいく こともあるということから、こういう名前が付 けられているという説もあるのですね。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Oct 11, 2022
ミノムシ。逃げ足早し。。じーっと枝にぶら下がっているイメージのあるミノムシですが、意外に動きが早い。また その運動量に比例するようにじつに食欲もまた旺盛なのです。前回にひきつづいてよろしかったら。↓枝にじっとしてぶら下がっている・・・といったイメージの強いミノムシ。 ですが そんなミノムシたちを、たとえば動きのよくわかる透明なガラス製の花瓶のなかに放り込んでおくと・・ ものの10分もしないうちに しきりにうごきまわって、なかには瓶の外に逃げていってしまう強者もいるほどの行動をします。そんなミノムシたちですから 食欲も旺盛。 4月のはじめのサツキの新芽が食べられると、↑の写真のような葉が まだらなかんじに食害されてしまいます。 アップすると、こんなかんじ。動きの早い彼らですから、繁殖していた場所のはを食べ尽くすと、当然のことながら葉のあるとなりの枝に移動して、めしゃむしゃむしゃめしゃと、おなじような食害を繰り広げ、しまいには樹が枯れてしまうこともあるのです。 この枯れた部分にいたミノムシがこちら。 ざっと15匹ほど。いつになく寒かった今年、ツツジノグンバイやハダニなどは少なかったのですが、このミノムシの早すぎる繁殖ぶりには驚かされてしまいました[例年は梅雨明けに多いミノムシ被害はこちら]。・・・今年はどうも芽の萌きが遅いなあなどと思われている方がおられましたら、ミノムシがいないかどうか調べられたら良いかも。です。 寒いうちからオルトラン粒剤なども散布し散水もして 発生予防していたつもりなのですが、まんまとミノガし てしまいました。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」のの
Aug 23, 2022
ミノムシ、おそるべし。被害の甚大なサツキだけでなく、暑さにかまけて おざなりになっていた庭木の葉っぱをよくよく観察してみれば、アカメガシの垣根はもとより、はてにはオリーブなどにさえミノムシがぶら下がっている始末。これほどのミノムシ大量発生は経験がないといってよいほどの状態です。ということで、前回にひきつづきミノムシ編です。 ↓ミノムシ被害による葉っぱの消失状態に毎年毎年おちいってしまうサツキ[前回分はこちら]そこで 今年こそは喰わせてなるものか、と昨年の秋から最低でも月に一度は 対ミノムシパトロール&駆除を実施してきた成果か、最近ではムシの個体もめだってめっきりとすくなくなり[せいぜい2匹程度の発見率↓] これなら今年の夏にはきれいな姿の樹体を楽しめるな♪と、ことしの梅雨の中ごろまではそう思っていたのもつかのま、梅雨が明けるじぶんになったころから、あらためてサツキの葉ぶりをよくよく眺めて見てみれば、左の写真↓の サツキの中央部が、うすくなってきているのに気づかされたのです[左は全体、右は中央部のアップ]。 あれれ、おとついパトロールしたばかりでもあるのに腑に落ちない話だなと思いつつ、あらためてよくよく枝葉を調べてみれば・・なんだか小さいのが 1本のサツキを調べただけでも、こんなにいっぱいいたーっ。。。。 ということで今回は、成虫だけに気をつけて駆除していたとしても梅雨あけには、春に産み付けられた卵が孵化してたくさんのちっちゃい子どもミノムシにやられてしまう、ミノムシおそるべし・・というおはなしでした。いゃー、きづきませんでした。はて、どうしたものか・・・。 ちなみに1枚目の写真にもうつっていたのですが、 ちつちゃな個体は大きいミノ ムシにひっついてもいたのですねー。ツツジが やられてくやしいけれど、なんかかわいい。。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜」
Aug 22, 2022
ヒイラギの葉っぱがなくなる原因は。 大鉢植えのヒイラギ。 盛夏となるにしたがって ↑の 中央部分の葉の枚数が極端に減少してきているのに気づきました。 近寄って被害部分の枝をよくよく観察してみれば、通常であれば左右に展開しているはずの葉が、片側[この映像↑であれば下の列]の葉がまったくなくなっているではありませんか。むむむっ、もしや とおもって枝の真下の地面をみれば そこにはでっかい、まるでちょうど飼料の粒くらいの大きさのフンがそこかしこに。そこで フンの落ちている箇所のうえにある枝ズを、一本一本 注意深く目を凝らしてたどっていくと・・・・ いました、いたした。長さが10センチはある幼虫発見[上]です。見つけてしまえば、探すのはいとも簡単なことに思えてしまうのですが、見つけるまでが ひと苦労。なにせ体色が葉の色に似ていますし、なんといってもやつは ヒトの気配を感じると瞬時に、それまでムシャムシャと食していたはずの葉を食べるのをやめて体を硬直させ、己がまるで枝の一部であるかのような、擬態を示すのです。 そんな “わたしは枝ですよ~ん” とでもいいたげな、やつの得意げな表情が こちら ↓ 。こうなると 触ってもまったくうごかないのですから、その自信家ぶりがむしろ可愛く思えちゃったりもして笑。 などおもっては みるのですが、そこはガーデナー。 ヒイラギが丸坊主にされるのもかわいそうなので、とりあえず捕獲。この幼虫くんが食してもよいクスガネモチの樹への引っ越しをしてもらいました。ぁあ、夏ですねー。 成虫は、黒っぽくて・羽の模様がヒトのドクロっぽく 見えるスズメ蛾・・・ということでこの幼虫はクロメ ンガタスズメの幼虫かなと おもっていますです。 大型なので食欲もすさまじく、10匹ちかくもいた日 には、樹は みるみる丸坊主に。。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜」のの
Jul 24, 2022
ジャイアント尺取り虫。ものさし で 長さをはかる ことを、尺を取る・・といいますが、そのような長さを測るようなしぐさをして動くイモ虫の仲間に 尺取り虫 がいます。あるときは 生活している樹の枝に ↓ 化けるかとおもえば あるときは U字型に身体を縮めては、いっきに身体を伸ばして物につかまりまた U字型に身体を縮めては、いっきに身体を伸ばして物につかまり・・といった動作で スタコラスタコラと前進していく姿には いうにいわれぬ愛嬌があり、なんともかわいい昆虫[むし]であります。そんな身近な虫である尺取り虫ですが、今回出会った個体の、その大きさには、しょうじきいって 驚かされました。 なんと、驚きの10センチ越え です。樹木のおい茂る田園地帯ではなく、あまり 緑のない街中の家屋についている ちいさな庭に居たのにも驚かされました。 ちなみに、左側の耳のように見える突起のついたほうが頭部となります。・・・初めてであったこのジャイアントな尺取り虫をじっとみているうちに “ひょっとすると世界のどこかには[動作ではなく]ほんとに 約30センチ/一尺を超える種類の尺取リ虫もいるのかもしれないな って、おもってしまいました。 ハワイには独自の進化をとげた 肉食の尺取り虫が いるとのことですが、そんな個体を枝だと思って まちがって触ったらガブッって喰いつかれそうで 怖っっ。「夢で終らせない農業起業「里地里山複合大汚染」
Jul 21, 2022
イラガ、ぞろぞろと。アカメガシにも。垣根ふうに、大切に 育成しているアカメガシ。そんなアカメガシの葉の表面が、網目状に食い荒らされる被害が 目立ってきました。前回分は こちら。そう、イラガです。イラガの幼虫。。網目状になっている被害葉の周辺の葉の裏面を注意してみていくと・・いました・いました。 まるで 航空母艦の甲板にきれいに配置された艦載機 のように、びっしりとすきまなく整列している イラガの幼虫の群れです。彼らがもう少し大きくなって分散して生活するようになると防除も厄介・・・ということで、発生初期の今の時期のまとめて防除をこころがけています。ちなみに6月09日の本日の点検では、背丈よりやや高い大きさの30本横並びに植えたアカメガシの場合で、上記の写真程度のイラガの群れた葉5枚ほどを発見し駆除しましたよ。そして、今回の駆除作業。大切なことは、長袖での駆除作業を心がけること。です。だって 体長5ミリ程度の個体であっても、こんなかんじで棘がびっしり。ということで今回は、イラガは群れている状態の発生初期のうちにうっかり刺されないよう注意にして、まとめて駆除するのが楽 というおはなしでした。・・それにしてものイラガの群れ。お互いに刺しつ刺されつなんてことはないのかなあって、ついつい思ってしまうんですけれど/笑。 そんなイラガの成虫の姿。スターウォーズの人気キャラで ある ボバ・フェット。 彼の愛機である スレーブ I の カラーリングと型に似ている個体がときどきあって、 そんな個体をみつけたときには かっこいいな と 思い つつ、ほれぼれと見とれています。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜」
Jun 19, 2022
そろそろイラガ。剪定ばさみを使って クスガネモチの樹形を整えていたとき ・・・ 右手の薬指付近に一瞬 ビリリ、 その後に ひりひり とした刺激。 イラガです。 電気が走ったような刺激を受けた場所をよくみると、そこには☆の形に整列した、まだ長さ1センチにも満たない若齢幼虫期のイラガたち。“小さいうちはそれほど棘がない” とはいいますが、それでも患部はひりひりひり ↓。 別の部分の葉をよくみると、樹の そこかしこにも 小集団が。 農業においての、たとえば果樹の成木園などでは大発生しない限り生産上の実害はそれほどない・・といわれるイラガ類ですが、農作業中に幼虫の毒針に触れて刺されると、気分的に厭世ってかんじになるので、やっぱり対策は必要でしょうね。ということで今回は、 そろそろイラガ というおはなしでした。 独特なのがイラガ類の繭。こちら。 芸術的でもあり 土俗的でもあり、 なかなかに魅惑されます。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Jun 18, 2022
この毛虫が無毒!だなんて。。チャドクガ予防のために、サザンカを剪定しようとするときです。サザセンカの横にあるカシの樹の葉でよくみかける方が こちら。 アメリカシロヒトリです。 幼虫の出現するのも同じ時期でありますし、〔チャドクガと同じように〕幼虫が中齢期まで集団で生活するため、まちがわれやすのです。 それはそうですよね、ケムシの害にビクつきながらの、慣れない剪定作業。そんな折に、剪定しようと昇ったハシゴの上なんかで目の前の葉の上に、こんな虫がいたら、それは 驚きますよ。いや、驚かないほうが、むしろ おかしい。 しかしですね。このアメリカシロヒトリの姿を見て驚く前に、もっと驚かなければならない事実があるんです・・・それはこの虫が 無毒! で あることです。「こんなに毒針ぼうぼうのような姿なのに無毒っていったい。。」と思わずにはおられません。 しかし無毒とはいっても、このアメリカシロヒトリ。その特長は〔チャドクガがツバキ科しか食べないことに対して〕汎用性のすさまじい食欲に裏づけされた爆発的な繁殖力にあります。ウメやサクラ、ヤナギ、カキ、プラタナスなどなど、百数十種の樹木の葉という葉を、集団でおもいきり食い尽くして加害することが知られています。 さらには、毎年秋の時分に孵る幼虫が、越冬のために雨や風が当たらない安全な場所に移動する性質があります。 これも、またこわい。 雨や風が当たらない安全な場所には、床下や屋内も含まれるのですから。そうですね・・たとえばですが・・・夜に、なにかもぞもぞするものが顔に当たって、電気を点けてみたらアメリカシロヒトリであったことがありましたけれど、そんなときに「この虫は無害だから大丈夫」だなんていえるヒトって、そんなに多くないと思いますよ。ええ。さらに皮膚が敏感な方は、たとえ無毒だとはいっても、毛が付着することで痒みを生じるケースもあるといいます。 したがって剪定時に巣を張った幼虫群を見つけたときは、心を鬼にして防除しています。ちなみに大量発生して、地域全体での問題となってしまっているいる和歌山県田辺市のニュースは こちら 。 日本のチョウやガのチョウ目昆虫は5000種、そのうちの、いわゆる毛虫は、1000種くらい。このなかで、人を刺す種類は、おおよそ20種類[少なくてびっくりなのですが]といわれています。 とくに都市部における庭を愛する者として、この20種とのつきあいを、うまくこなしていきたいものですよね。 おとなりさんの庭に大発生した毛虫が ぞろぞろと 我が家にやってきたり、我が家の毛虫が おとなりに 大移動したり・・なんて話も けっこうありがち。 ご近所さんとの良好な関係を保つためにも 農作業や 庭管理は先手先手がベターですよね。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜」/a>」
May 31, 2022
やってきた チャドクガ。昨年より二週間ほど遅く窓辺に現れた不吉な黄色い使者・・・・そうなんです、ガーデニングファンにはお馴染みのこの虫が チャドクガ です。 本州以南の日本各地に分布し、春と秋の年2回にわたって発生するこの虫。いまが越冬した卵から幼虫が孵化する時期となります。そしてなにより恐ろしいのは、このガの持つ毒針状になった体毛。その毒針で被害を受けたときの様子は、つぎのように描写されていますよ。 毒針毛は非常に細かく、長袖でも夏服などは繊維のすきまから入 り込む。直接触れなくても木の下を通ったり、風下にいるだけで 被害にあうことがある。またハチの毒などと違って幼虫自身の生 死に関わらず発症するので、幼虫の脱皮殻や、殺虫剤散布後の死 骸にも注意が必要である。被害にあったときに着ていた衣服は毒 針毛が付着しているので、取扱いに注意する。成虫も毒があり、 卵塊は成虫の体毛に覆われているので、幼虫の時期のみでなく年 間通じて注意が必要である。というわけですから、「刺されて」被害にあう人が後を絶たないという状況になることが多いのに納得させられますね。さらには ヒトにアレルギー反応をおこさせるとされている毒針毛の影響で すが、“1回目より2回目、2回目より3回目というふうに回数 を重ねる毎に症状が重くなる”という見解もあるようです。したがって対策としては、少なからず毎年この虫が発生するお庭では刺されないようにすることが肝要で、そのためには ● 庭のなかのツバキ科の樹木だけでも、早めに剪定 ● 葉の裏に卵塊を発見したら、即座に葉ごと処分 ● 孵化したてのケムシが発生している場合も、即座に葉ごと処分 ● 剪定作業に使用した服は、すぐに着替えて、洗濯というような、はやめはやめの対応をして先手を取ることが肝要 です。・・・そして、そんな剪定作業を終えた本日。虫被害を受けることなく作業を終えることができたと思いきや・・・午後になったとたんに いろんなところが痒い気がするのは、これは気のせい? 寒さで遅くなったり、温かさで早くなったりする虫の発生。 ただ温度さえあがってくれば、一気に大発生しちゃったり もするのが彼らの常。 まさに 油断大敵です。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜」/a>」
May 27, 2022
瑠璃鐫花娘子が でたっ。ミノムシにやられたサツキを せっせと世話して やっとのことでなんとか葉っぱを揃えられるまでに回復させた とおもっていたら、 サツキの葉の中心の 太い葉脈だけを残して 左右の葉の部分を食して、見た目でいえば 一枚の葉を一本の線状に齧りたおしていくという そんな信じがたい食性をした虫がいるんです。 枝で見たときのその虫の被害が こちら。⇩。 大人の手の平くらいの面積が 順に食害されていき、しまいには手にもっている枝全部の葉が上記の棒状に食害されてしまいます。そしてこちらが 現場のツキの被害状況です ⇩ 。中央にいる犯人のまわりにある 棒状のものが かつては葉であった部分。 イモムシ類の特徴として この虫も集団で発生しますから、数がおおくなれば サツキはいっきに丸坊主の状態にされていきます。 こいつの名前は 瑠璃鐫花娘子。 るりちゅうれんじ と読むハチの幼虫です。昨年も サツキのお花が 咲くころの時期に出現しましたので、 むむっ、なんだかサツキの葉が急に寂しくなってきたぞなんて感じた方は、早急な観察&点検&駆除をお願いします。 それにしてもの 瑠璃鐫花娘子。その字面に はむかしなつかしの夜露死苦や、キョンシーの額に貼っ てあった おまじないの文字など連想しませんか笑。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜」
May 19, 2022
ヤケド虫の罠。。掃除などしているときに気づく、一本の草。あれれ、あんなに大きかったっけ・・・などと思いつつ、身体がついつい勝手に動いちゃって抜いたのはいいんだけれど、あとになって 指のあいだなどが腫れてくるなんてことが多々あります。そんな腫れをもたらす一見アリのような、そんな虫被害のおはなしです。[抜いた草の種類がちがうにもかかわらず]昨日もやられちゃったもので昨年分を掲載しつつ おおいに反省中。↓事務所でお祀りしている地主神さまの碑の周りに植えているジャノヒゲ[リュウノヒゲ]のなかから、 花穂のついた草が伸びて着ていたので、 素手だったのだけれど、ついつい反射的に手が伸びて、その草を抜いた まさにそのとき、花穂に触れた右手の そこかしこに感じたにピリリと走った感触。。花穂にアリでもいたのだろうと考えて、いつもどうりのアリ対策として、熱さを感じている部分に ガムテープを貼り付けては剥がすという アリの針を抜く作業を繰り返したのち、水道の水で手首を洗ってアリ被害にあったときの薬を塗布したところその後しばらくして 患部がヤケドでも負ったように腫れてきました。で、一週間経過した本日の右手の様子がこちら。 薬剤を塗り続け、一週間経過してもこんなかんじですからね。35度ちかい気温のなかの、ただでさえ汗ばむ季節のなかであるのに加え、患部のピリビリとし、しかも肌が突っ張るような感触には おおいに閉口させられましたよ。そうですこの症状はアリではなくアオバアリガタハネカクシ通称ヤケド虫[宮崎では毒虫とも]による被害だったのです。アリだとおもって対処[アリ被害はこちら]したのも、回復が遅れた要因でしょうけれど、あの花を抜くとき花のなかにはいなかったと思ったのですけれど、まだ小さい個体がいた・・ということなのでしょうね~。成虫でも6ミリほどの細い体で、網戸をすり抜けて、戸内に侵入し、電灯の明かりを飛び回って、落ちてきて、灯りのしたにいるヒトの 首元やら胸元やらに侵入して刺したり、 戸外の自販機の明かりに集まり、飲料を求めてやってきたヒトの素肌の部分を刺したりすることのおおいアオバアリガタハネカクシが、昼間に ひょっと抜いたお花にいたとは まったく注意不足なことで ありました。 ちなみに そのとき抜いた お花が こちら。 本日も 痒みをかんじるたびにお薬を塗布しているのですが、完治するのには、あと10日ほどはかかりそうです。ということで今回は、 気になる場所に生えていてひょっと抜きたくなる草であっても注意が必要な場合もある・・・というおはなしでした。それにしてものアリガタハネカクシ。ぜんぜんありがたくないのに、この名まえはないだろぉぉぉぉぉ。 ちょっと調べただけでも・・・ やけど虫は、卵・幼虫・蛹・成虫のいずれも「ペデリン」 という有害物質を体内に持っており、人の体に止まった ときに払い落としたりすると、体液が糸のように付着し、 そこが数時間後に発赤し水ぶくれになる。症状はかゆみ を感じた後、やけどしたときのような痛みに変わる。 目に入ると激しい痛みがあり、結膜炎、角膜炎、虹彩炎 を起こす・・などとありますから、夏のいまの時期には とくに注意が必要なようですね。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Apr 23, 2022
ミノムシ被害、今年は早め。。枝にじっとしてぶら下がっている・・・といったイメージの強いミノムシ。 ですが そんなミノムシたちを、たとえば動きのよくわかる透明なガラス製の花瓶のなかに放り込んでおくと・・ ものの10分もしないうちに しきりにうごきまわって、なかには瓶の外に逃げていってしまう強者もいるほどの行動をします。そんなミノムシたちですから 食欲も旺盛。 4月のはじめのサツキの新芽が食べられると、↑の写真のような葉が まだらなかんじに食害されてしまいます。 アップすると、こんなかんじ。動きの早い彼らですから、繁殖していた場所のはを食べ尽くすと、当然のことながら葉のあるとなりの枝に移動して、めしゃむしゃむしゃめしゃと、おなじような食害を繰り広げ、しまいには樹が枯れてしまうこともあるのです。 この枯れた部分にいたミノムシがこちら。 ざっと15匹ほど。いつになく寒かった今年、ツツジノグンバイやハダニなどは少なかったのですが、このミノムシの早すぎる繁殖ぶりには驚かされてしまいました[例年は梅雨明けに多いミノムシ被害はこちら]。・・・今年はどうも芽の萌きが遅いなあなどと思われている方がおられましたら、ミノムシがいないかどうか調べられたら良いかも。です。 寒いうちからオルトラン粒剤なども散布し散水もして 発生予防していたつもりなのですが、まんまとミノガし てしまいました。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Apr 18, 2022
サツキが丸坊主にされるまえに。なんだかサツキの新芽の伸びが悪い部分があるなと思っていたら、例年より早くミノムシが被害の発生です。今回の冬は寒い・・とおもっていただけに意外な展開となりました。ということでとりアえず2018年のミノムシ被害を受けた時分の回の再掲載です。次回のつなぎとして6月の分ではありますが、よろしかったら。 ↓『サツキを丸坊主にした犯人は/2018年6月分』じとじとと小雨が降りつづいた長い梅雨もおわって、ひと月あまり。 晴れ渡った青空のもとで、早朝の涼しいうちに事務所の剪定でもや ろうか・・と、道具をもってお盆前の樹木の伸びを確認していたら 列に植えられているサツキに、葉がなくなって丸坊主になりかかっ ている部分を発見[映像↑の左の映像が被害個所・右は健常部分]。しまった油断した・・・とおもったときには大発生しているあの虫、ミノガの仕業です。 ミノガとは もちろんミノムシ。 葉や枝を食べた残りくずで 幼虫の作る巣が、ワラ製の雨具である蓑/ミノ[こなきじじいが着ているアレです]に 似ているために ミノムシとよばれるようになったのであろうという、あの虫です。 いったいどのくらいいればこんなに丸坊主にされるのだろう と、ためしに被害個所の1本当たりの1センチ以上の大きさのムシ を、ひとつふたつと枝から引き剥がしといったところ、約30匹く らいのミノムシを捕獲しました。 農業用の害虫図鑑をひも解けば、 発生は年1回・梅雨あけに新成虫が現れる とされていますので、6月の中旬以降につぎつぎと孵化した幼虫が2月弱あまりでおおきいものは3センチ強に育ったことになります。そしてこのミノムシ。 特筆すべきは、その防除の厄介さです。なんせ防水性に富んだミノを持つ。たとえ薬剤を散布したとしても安全なミノのなかに逃げ込んしまうのでなかなか薬効がないのです。さらには汎用性な食性も武器ということであり、75種の庭木や樹 木で発生し、ときにはヒマワリなども食害するというからビックリ ですよね。ということで、お庭の手入れが趣味のあなた。 梅雨明けてひと月のいま。お庭の一角に丸坊主になりかかっている株はありませんか。もし存在/したとしたら、対処は いま。充分に生長して被害が広範囲に広がらないいまのうちに、せっせとミノをみつけて捕獲してまいりましょう。ということで今回は、梅雨明けの爽やかなサツキの新緑を丸坊主に した犯人は局所に大量発生するミノムシだった というお話でした。 身の回りにある 手ごろなものでも、ミノを作るミノムシ。 色とりどりの毛糸クズのなかに、蓑をはずしたミノムシを 入れて毛糸のミノを作らせる・・なん遊びも以前は流行って ましたよね。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Apr 13, 2022
ハゼの木、安全に駆除できました。雨具に腕ぬきを装着し、厚手のゴム手袋を手にはめ、さらに切断したときのハゼの樹液が流れていくと考えて、わざわざ雨の日を選んで切断にかかったとしても・・・それでも、それだけの重装備にて伐採にとりかかったとしても、やっぱり手首などをしっかりとカブれさせられてしまうハゼの木。そんなに苦労してカットしたとしても、いつも事務所入口にいつの間にやら復活してくる、そんな強敵のハゼの木の紅葉するまえのが姿がこちらです。 ということで今回は、葉がおちてしまっている3月はじめの時期に、カットにかかることにいたしました。そんな3月はじめの、きゃつの姿、それが こちら ↓。 秋口に、葉のある枝をカットしたのだけれど、それでも カット後に枝が伸びていたのがわかります ↓。 で今回ですが、見てのとうりに葉がないので、前回のようにビニール袋を樹にかぶせて切断[前回はこちら]・・・という手は使わずに、そのかわりに 厚手の作業用ゴム手袋のなかに もう一枚、 介護作業用でおなじみの、薄手のビニール手袋を装着。これ手にピタっと張り付くかんじで、なかなか作業もやりやすく この手袋のうえから、いつも使用している厚手の作業用ゴム手袋をはめて、一気に切断したみたところ・・・ カットした日の夜も、カットして3日たったあとにも、ハゼのカブれがでませんでした!ということで今回は、薄手の介護用ビニル手袋は カブレるおそれがある植物をさわるときなどには なかなか使える・・・というおはなしでした。 葉がおちている冬の時期だからカブレなかったのか、 あるいは 介護用ビニル手袋のおかげでカブれずに すまされたのか。それはこれから、枝が伸びてくる 季節に答えが出るのでしょう。 それにしても 通学路に面した場所に 芽吹いてさえこなければ、 切断することもされることもない話なんですよね~。 →トリが運んだ樹々のはなしは こちら。「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
Mar 28, 2022
ハゼの木、容赦なし。。ハゼの木の新芽も伸びてくるころ・・ということで、次回の資料として過去分ですがよろしかったら。 ⇩荷物を搬入しにこられた顔見知りの日通トラックの運転手さん。 裏門のところのハゼの木が復活しましたねー、 あのクワズイモの大きくなっているところの。などと開口一番に話かけてこられたのです。あれれおかしいな、あの木は春先に幹から伐採、しかも念を入れて粒状の除草剤まで撒いて、処分処理には万全を期していたはずなのに・・・なあなどと思い出しつつ、おっとり刀で検分しにいってみたところ たしかに マキの木のしたで 復活。 というか、大復活している~。ということで、子どもさんたちの通学路に面してもいるので、とにもかくにも 急いで伐採することにいたしました。基本的に アリ対策仕様時のコーデイネイト[こちら]のうえにビニールの雨ガッパを着込み、さらに厚手のゴム手袋を装着、そのいでたちで まずはハゼの木の上から大きなビニール袋をかぶせそのうえで幹をいっきに切断、ハゼの木のはいった袋ごと小さく折りたたんで町指定のゴミ袋にいれちゃいました。これで万全かぶれることなく処分に成功、してやったりぃ。。と、おもっていたのもつかのま やっぱりやられてました泣。 痒みから水泡ができて、無意識のうちに痒きこわすみたいな、そんなかんじですね。“冬になってハゼの木が落葉してから切断すれば被害は少ない”といわれているのもしってはいたのですが、まあいたしかたありません。それにしてもの ハゼの木。 切断するときにかぶせたビニール袋にも、こういった樹液をつける[直接の切断面にあるばかりではないので、なんか煙みたいなかんじにも思えるんですよ] くらいなのですから、むしろ これくらいの被害ですんでよかったなと 思ったほうがよいのでしょうね、きっと。たとえばこれが 目にはいったりしたら・・・などと想像したら、ぞっとします。次回からゴーグルも装着だなと 思いましたよ。ということで今回は、身近な環境にも危険がいっぱい、ハゼの木は敵対する者に容赦しない。。みたいなそんなおはなし。 ゴミ袋に入れたハゼの木。収集される方がカブれ ちゃったら大変・・ということで、ハゼはいって ますという張り紙つけて ゴミ出しいたしまた。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
Mar 25, 2022
強敵なアリが出る前になんとか剪定。。ほぼ10年のあいだ剪定せずにほったらかしにされていたカシの樹。結果として頂点部の徒長枝が伸びすぎて、一昨年/おととしに決死の思いで剪定したカシの樹[剪定の様子はこちら]。 そんなカシの樹にも、またまた枝の伸びる春が、やってきました。ご覧のとおりに ハシゴをかけても頂上部には届かない、そんなカシの樹の剪定のやり方ですが・・・ かつて直立していた徒長枝を 檻状の柵として、ここを足場に剪定ハサミやチェーンソウで手当たり次第刈り払っていきます。 一番上の段さえ剪定してしまえば、あとの段はハシゴも届きますのでなんとか作業もやり終えられます。そんな剪定作業のなかで、高さとともに 気をつけていかねばならない存在・・・それがアリ。ただでさえ足場の悪い樹上で、剪定するための道具をかかえて不安定過ぎる体勢で剪定作業にかかっている最中に、袖口やら、襟元やら、ズボンの裾もとやら、顔面やらを アリに這い回られたうえに刺されたり噛まれたりした日には、どうしても注意が散慢になっちゃって、結果 自身が地上に落下して怪我したり、チェーンソウで身体をきっちゃったり なんていう事故を誘発すことにもなりかねませんものね[アリは王さまはこちら]。今回は、そんな要注意な存在であるアリたちが活動する前の、この3月中旬の時期に剪定することができましたので、ほっとしました。そして 剪定作業がおわったら、待っているのは落とした枝葉の片付けです。 ちなみに今回は町指定のゴミ袋に、ぎちぎちに押し込んで4袋分の剪定ゴミとなりました[アリがでてきてたら この片付け時にも襲ってきますので要注意!]。 ということで今回は、カシの剪定を終えてカタの荷を下ろせた話となりました。ほっ。 最低気温が12度を上回るように なってくると いっせいに動き出してくる虫たち。アリからはじ まり、ヤブ蚊に毛虫、巣づくりを始めるハチ類に そして命にもかかわってくるマダニ[3月にマダニ] などなど、 南九州のガーデニングは害虫たちとのサバイバル ゲームとよんでもよさそうな、そんな観あり。「 夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
Mar 18, 2022
いつのまにか大木に、その3。2021年分ですが、こちらも前回[こちら]に引き続いて次回の資料編としてよろしかったら。↓短期間で急激におおきくなっていった感のある件のクスの樹。そのクスの伐採がはじまっているよ・・・との連絡を受け、こんな雨続きのときに、しかも足場のわるいはずの雨の日に、にわか雨などといえない時折の雷雨も襲ってくるバットコンディションを絵に書いたような本日にかぎって伐採作業っていったい?と、半信半疑で現場近くの路上におっとり刀[おっとりカメラですね/笑]でかけつけてみれば、なんと開始からまだいくらも時間が経過していないはずだというのに すでに 安全には 切り落とせない部分のみを残して、ばっさばっさとクスの大樹、切断伐採中~。 こちら↑が、電線と家屋の屋根瓦の真上に張り出した、下には落とせない立ち枝の部分。 だったのですが、そこは大型の高所作業車。張り出した枝の部分を落下させぬよう、すこしづづ細かに切断して処理し、伐採自体は半日で終了。あとは地表に落とした部分ですが、こちらはある程度の大きさの丸太の長さに切断加工して車の荷台に載せるという作業に取り掛かり、こちらの作業も半日程度。とういことで 併せても一日程度の時間で、あんなに倒伏が心配されていたクスの樹は、根元からばっさりと跡形もなく処理されておわりました。障害物が存在せず大部分の切り枝を落下処理させることができたというそんな地の利が優位に作用したという結果ではありますが、なんといっても便利だとおもったのは高所作業車です。先年、足場の悪い樹上に登ってチェーンソウでの作業に挑み、その作業性の悪さに辟易とした感覚を覚えた自分[こちら]としては、 ぁあ、高所作業車が欲しいと、今回のクスの伐採撤去作業を見ていて喉から手が出るほど思わされました。 2017年、熊本市東区の県道で道路脇の法面に生育し ていた高さ9メートルほどの木が倒れ走行中の乗用車 を直撃。運転していた当時32歳の男性が死亡しました。 この男性の遺族などは、木が生育していた土地の所有者 と道路管理者の熊本市に対して「適切な管理を怠ったこ とが事故の原因」と主張し損害賠償を求め裁判に。 今年になって熊本地裁は道路を管理する熊本市と所有者 両者に総額5100万円余りの支払いを命じました・・ などというように、伸びすぎた管理不足の樹木に関する 問題は、これからの時代、ますますおおきくなってくる ように思われます。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Mar 16, 2022
庭木がでかくなるとおおごと、その2。2021年分ですが、こちらも前回[こちら]に引き続いて次回の資料編としてよろしかったら。↓草木がいっせいに芽吹く春。そんな心弾むはずの 緑あふれる季節だというのに、道を挟んだご近所さんのご主人には心配の種がひとつ。それは・・・・ 昨秋に塗り替えリフォームの終わったご自宅の背後に見え隠れしている そう隣地である賃貸住宅の敷地にある、巨大になってしまったこのクスの樹の存在です。このロケーションからいえば・・・台風の常襲地である南九州でありますから、とくに吹き返しの北西からの強風のばあいに、このクスの折れた枝が家の方向に飛んでくるばかりか、場合によっては樹全体が倒れ掛かってくるケースも容易に想像できますものね。とくにこのクスの場合は、丸形の樹形からあたかも二段構えのように立ち上がっている立ち枝の部分。10年ほど前にいちど途中から伐採されたあと、その後に徒長したかたちの この立ち枝の部分の倒壊には注意が必要です。相当な重量がありますからね、これほどの長さになると。 実際に記憶を思い起こせば、ここ数年の台風シーズンにおけるこの立ち枝部分の揺さぶられるさまは、しょうじきいって恐怖を感じずにはおられません。並みの揺れ方じゃないんですもの。そして この道を挟んだご近所さんのご主人の家と併せてというか、もっともっと 危険と隣り合わせとなっているのが そう、このクスの根元の部分の、平屋の貸住宅におられる店子のみなさん。 車の大きさや平屋の住宅の屋根の高さからも推しはかれるよううに、この大木が倒れたら車も家屋も[場合によっては人命も]無事ではいられないような気がします。そこで対策ですが・・・こうなってしまった樹木を安全に撤去するには、現時点ではそれ相当の費用がかかり 地主さんが費用の捻出に苦労されているのはわかるのですが、逡巡[決断がつかずぐずぐすする様]しつづけていればいるほど、日毎に数センチ・日毎に数キロづつ危険がましていっているのは 火を見るよりも明らか。いちにちでも早い伐採がなにより最良の対応策であると思われます。ということで今回は、たとえば鳥の運んだ種から発芽した雑木などであっても、油断しているうちにいつのまにやら大木巨木に育てあげてしまう南九州の風土についてのおはなしでした。ちなみにスケールはまるで小さいのですが、一昨年にカシの樹の立ち枝を切おろしたら、ほんの数mの長さの枝でも60キロ以上もあってたいへんに苦労したという回は こちら。 数日前、今や巨木となってしまったこのクスの樹のある 貸家に20年前までおられた一人であるNさんと話す機会 があったのですが、そのNさん曰く “この平屋をでると きに、このクスの樹の幹の直経はせいぜい15センチく らい、両の手のひらで回るくらいであった”という証言。。 どんだけ樹木を大きくするのか、この南九州の温暖で湿 潤な気候は・・とこの話をきいて驚愕してしまいました。 このまま温暖化が進行していけば、いずれ西日本全体も 南九州化していくかもかも。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
Mar 14, 2022
庭木がでかくなるとおおごと!2020年5月分ですが、次回の資料編としてよろしかったら。 ⇩10年ほどのあいだ 剪定することをサボっていたために、家屋の高さをはるかにしのぐ高さにまで徒長させてしまった樫/カシの樹。 風が吹かなければ心配することもないのだが、用心しなければなのは台風襲来時の暴風。なにせ台風常襲地の宮崎。しかもここのところの台風の大型化を考えた場合には強風対策を考えておかねばならない。なにせ昨年には 徒長枝の1本が台風の強風にあおられ折られて地上に落下したばかり。 昨年に折れた枝は、家屋やヒトにあたらず良かったと思いつつ、しかし同時に・・・台風の強い風の影響を受け、もしこの徒長枝が 家屋のある方向に向かって倒壊していたとしたら、勢いがついた枝は 建物の屋根の瓦を打ち砕いて屋根を突き破ったり、建物に引きこまれている電線を切ったり、サッシの窓を叩き割ったりしたにちがいないと、思いかえすたびに冷や汗をかく思い。ざっと数えて10本強ある徒長枝ズの冬の間の[台風がこない間の]対応策は緊急の課題であったのです。そこで必要に迫られる形で始めたのが 伐採です。4メートルほどの高さのカシの樹の最上部に陣取って、チェーンソーを使い、10本ほどもある立ち枝ズを順番に調子よく 切断・伐採していったのですが、最後に残ったのがこの大枝。 家屋の屋根の上に張りだし、さらには引きこみの電線の真上にあるという厄介な代物。しかも林立していた枝の中ではいちばんでかい/苦笑。。とはいったものの写真でみるかぎり、さほど大きくは見えませんでしょう?地表からみるかぎりせいぜい2メートルくらいの長さで、重さもせいぜい10キロ程度にみえてたんです。ということで、くだんの枝を 実際に樹上で切断し、折って 無事に地上に降ろした写真が こちら。 せいぜい2メートルくらいの長さで、重さもせいぜい10キロなんて、まったくの見当違い。でかすぎ[カシですが/笑]。 長さが4メートル、重さも60キロを超えてました。 こちらが枝の切断面 → とにもかくにも台風がやってくる季節になるまえに、事故なく切断できて ほっとしています。 それにしてもの樹木です。 切断前には 1本30キロから60キロの立ち枝が10本ちかくあったわけですから、ざっと考えて500キロちかい重量の枝が樹上にあったわけですよ。ということで、こんなに伸びる前に毎年きちんと普段から管理しておかないと、いざというときにたいへんなことになるなって、改めて思いました[かりに隣家などの方向に枝が伸びたりしていたらそれは心配ですよ]。 建設業などの2倍近くの事故率がある農業。その 農業における事故よりも、さらに多くの事故の事 例を見聞きすることの多い林業。その林業の事故 の多さは、取り扱う樹木の大きさ・重さ&作業時 の高さや足場の悪さに影響されているのでしょう ね。今回はしみじみそう思わされました。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Mar 12, 2022
ドライフラワーで楽しむ。植栽にして楽しませてもらっているエメラルドセージ。 すっかり地上部が枯れて ドライフラワー状態となってしまったエメラルドセージの植栽を 毎年1月になったら、次の芽吹きを揃えるためにトリマーなどで根元から剪定/カットしていくのですが せっかくのドライフラワー状態になっているのですから、もちろん お花・花穂の部分は、ポリ袋などに 乾燥&保存しておいて この袋のなかから、必要なときに 必要な分だけ取り出し、ときにはテーブルのうえなどに 無造作にかざって ほのかに香るセージの余韻を楽しんだり、布の袋に詰めて 急ごしらえの枕としたり・・ そうそう、ハーブ好きな方などには、差し上げる方の好みにあわせてラベルやヒモでデコレーション&ラッピングして お持ちしてます。 バシバシ切り花利用しているラベンダー編は こちら、 そしてドライになる前の、切り花にしたりもしてい るエメラルドセージのようすは こちら。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
Jan 11, 2022
咲いたラベンダーは ばしばし利用します。別ブログのものですが、次回分関連でこちらにも掲載です。 ↓挿し木で増やしているラベンダー。咲いたら、ばしばし 活用します。の 取立てのストエカスラベンダー。 午前中に行く美容室さんへの手土産です。 この量で 切るのに30分、 調整するのに 10分といったところでしょうか。つづいて ヘルムスデール にかかりまーす。さあ、ひきつづき朝の花壇。 花壇でみるとヘルムスデールの花色もずいぶんちがいます。 日光のもとでは ブルーがかってみえますから不思議なものですね。の ヘルムスデール、カットしてまいりました。 ストエカスに比較すると すこしばかり小ぶりな品種です。 の それにしてもの、このビロードのような 花の触感。。 ・・・・ 豪華です!つづいて ビースティ・ボーイズ(RUN DMCでも可っ/笑)かけながらラッピングにかかりまーす。 袋状にした農業用の不繊布を濡らし、ラベンダーを中にいれます。 そのうえを 家庭用ラップでくるみます。輪ゴムでとめて・・・の 終了ですね。 基本的にはこれでおわりなのですけれど、せっかくのシーズン最初の 贈り物ですので、 もう少し見栄えをよくしてみましょう。。の 用意したのは、 各種ラベンダーの色に合わせた カラー輪ゴム + 紙紐 です。 一度買っとけは、普通のご家庭では 数年もちます。 あ、英字新聞紙を留めるシール・ラベルも、あれば お花が引き立ちます。のさささっと捲いて・縛って これで完成ですね。 そして、ポイントはこれから・・・・ 時間制の美容室。。 せっかくのお花も、予約の時刻に間に合わなければ台無し。 これは社会人としてのルールですよね/笑。では、いってまいりまーす。。 剪定して揃えるときに出たラベンダーの端[はした]は、 お風呂に入れて入浴剤がわりにしたり、 乾燥させて ポプリにしたり。ハーブって つくづく・・・便利。。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Jan 11, 2022
熟した柿はおいし。過去分ですが、映像を本年度版に改訂いたました。↓多様なやり方があるものだなと感心させられたカキの脱渋のあれこれ。過去から現代にいたるまで、いろいろな方が いろいろな方法を試してきたのであろう柿の脱渋に伴う多様なやり方の話が 前回[こちら]でしたが、そのいっぽうで 面倒なのでなにもせずに渋柿をおいしくいただきたいし楽しみたい、そんな方法はないのか と おっしゃる方もまた多いことかと思います。おまたせしました、あるんですよ、そんなあなたにピッタリの渋抜きの方法が。その方法とは・・・実ったカキをそのまま樹上で実が軟らかくなるまでほおっておく放置する。 これです、これだけ。すると。自然に渋が抜けます。ただし 熟れ始めたころからの鳥や獣たちとの 熾烈な果実/柿をめぐる攻防は覚悟しなければなれませんけれど/笑。ちなみに外国での、とくに フランスでのポビュラーな柿の食べ方は、この方法なのだそうですね。 熟した、果肉どろどろの、じゅくじゅくとした柿。これをスプーンでたべる。すくってたべる。 食べ止まらなくなるまで、ただただ食す。 とまりませ~ん 笑 秋もたけなわ。いま時分のフランスでは Le persimmon mûrest délicieux/熟した柿はおいしなんていいながらじゅくじゅくの柿が好事家たちに連日連夜に愉しまれてることだとおもいます。ちなみに自分は じゅくじゅの柿に さらにイモ焼酎をふりかけたり。 ちなみにこの発音。“るぱしゅもんるはでりしゅ”って ある種のジュモンふーにも きこえたりもして/笑。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Nov 9, 2021
巻きついたツタを丁寧にとってみると。一昨年に、ツタを駆除したマメツゲの樹。あれから2年。そろそろまたぞろツタが伸びてきているかも と思って昨日様子を見にいってまいりました。 到着して、マメツゲの樹を正面からみます。おっ、まだツタは巻きついていなさそう と思いはしましたが、ねんのためにマメツゲの花壇の後ろ側にまわり、低い位置から樹の様子をうかがってみれば すると やはりというかやっぱりというか、植えられているマメツゲの幹の何本かに、ツタが巻きついきているのが確認できました。ふむふむ、 まあしかし一昨年の状態[こちら]に比較したら巻きついてきているとはいってもたいしたことぁないななどとタカをくくってツタ取り作業に丁寧にとりかかってみれば ひ弱に見えていたツタのツルは、意外や意外じつにしっかりとして幹に巻きついていて、一本一本のツタの太さもさる事ながら、その巻き付いている長さはじつに長~いものであり 駆除した5本ほどのなかでいちばん長い個体などは、こんなかんじで地下部と地上部をかまわず手繰り寄せ、くくるくるくると手のひらのうえで巻いてみてみれば、 その形たるや まるで小型のリースそのもの。になっちゃうのでした。こんな強靭なモノに巻きつかれて、日々太く生長していくのであろう物体に毎日毎日締め上げられていくものだとすれば 巻き付かれた被害者は、それはボロボロになっても当然だよなって思ってしまいましたよ。ということで今回は、 植木にとり憑くツル性植物の駆除ははやければはやいほどベターだ・・というおはなしでした。 伐採されたあとの人工林に植えられるスギやヒノキの 大敵も、ツル性の植物。ヤマの苗木にはツタが絡みつ くので、初期の手入れはかかせません。 そんな手間のかかる[結果放置されることも多い]ヤマ のはなしは こちら。「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
Nov 4, 2021
つる性植物にはご用心。11月にはいり、蚊の被害もようやく終わりつつある南九州。これ幸いと、夏場に樹木にからみついたツル性植物の駆除にいそしんでおります。ということで 次回関連として過去分ですが、よろしかったら。 ↓表皮表面が、まるでスポンジだか海綿みたいに穴でボコボコボロボロにされたマメツゲ。 そんな枝に指で触れちょっと力をかけるだけで、枝は簡単にちぎれてしまいます[4・5センチの太さなのに]。マメツゲをこんな惨状にした犯人・・・それはツタ。 もともとあったマメツゲの枝に憑りつき、しまいにはこれがマメツゲの枝であることも わからぬほどに、とえふたえに絡みつき、締め上げ、マメツゲの表面から栄養や水分さえも奪いとっていくのでしょう。これではマメツゲの樹が弱っていって当然ですよね。そんな弱った枝のあるマメツゲの株から、ツタをとりのぞきまだ回復しそうな枝を残し、ボコボコの枝を切除した様子がこちら ↓。なんとか元気になって、花壇のマメツゲの樹勢が回復してくれたらいいなあ。 それにしてもいつのまにやら気づかないうちに侵入侵略し被害に合う植物を蹂躙していくツル性の植物。 油断禁物ですね。 伐採されたあとの人工林に植えられるスギやヒノキの 大敵も、ツル性の植物。ヤマの苗木にはツタが絡みつ くので、初期の手入れはかかせません。 そんな手間のかかる[結果放置されることも多い]ヤマ のはなしは こちら。「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」可
Nov 2, 2021
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