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資生堂から久々にシャンプーが発売された。その名はTSUBAKI。髪にいい椿オイルを配合したシャンプーで「日本の女性は美しい」というキャッチコピーや漆を思わせる朱色の美しいボトルデザインからもなんだか最大手の力の入った商品なんだなという感じが伝わってくる。(コンセプトはアジエンスの二番煎じ感が否めないけど)キャンペーンも豪華に50億円を投入し、六人の人気女優を起用。(仲間由紀恵、観月ありさ、広末涼子、竹内結子、上原多香子、田中麗奈)実際のCMを見ての感想は、「うーん・・・」マキアージュの二の舞という感じ。というかマキアージュよりも垢抜けない。もっと言えば資生堂じゃなくてカネボウや花王のCMみたい。人気者を集めてお金をかければいいってもんじゃないでしょう。まず人気女優だけど絶対六人もいらない。一人当たりのカット数が限られて散漫な印象になってしまうし、みんな資生堂のCMに出ていたから目新しさがない。仲間由紀恵と竹内結子(出産後の復帰という話題作り)ぐらいでいいでしょう。三、四人に押さえるべき。他の四人に黒髪や美髪のイメージないし、広末涼子にいたっては髪の量が少なすぎる。有名人に頼るばかりではなくてまだ手垢のついていない美女を上手く使って「あれ、誰?」ってやるのが上手だったのに。(UVホワイトのマッケンジー・ハミルトンとか)あと若い女優だけじゃなくてもう少し上の世代の女優も出して幅をもたせたほうがよかったのでは。それに後姿で歩いて美髪をアピールしたりゴルフをしたりサーフィンをしているエキストラのモデルもいらないと思う。一般人役のエキストラなんてCMでは見たくない。美しいタレントを使って「こんな風にきれいになりたい」と女性に夢を与えてこその化粧品CMでしょうが。それにうじゃうじゃいすぎて怖いよ。絶対あんな海でサーフィンやったらぶつかるって。あと歌。SMAPが♪ようこそ~日本へ♪と歌っているのにも脱力。光GENJIかと思ったよ。せっかく自社トレードマークの椿にちなんでつけられた名前を持つ商品なのだからもっとなんとかならなかったのかなあ。今の資生堂ってちょっと変。「メイク魂に火をつけろ」の頃のピエヌなんて本当にかっこよかったのに。あと栗山千秋の使いどころ間違ってるよ。マキアージュじゃなくてこっちでしょう。
2006.04.10
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女同士の友情を歌った安室ちゃんの「Girl Talk」という歌にも引用されているこの映画。テルマ(ジーナ・デイビス)は、モラハラ浮気夫を持つ生活に疲れ気味の専業主婦。ルイーズ(スーザン・サランドン)は彼氏と別れかけの独身のウエイトレス。この二人の中年女性(今の言葉で言うと”大人女子”か?)がヒロインのロードムービーです。いやしかし女同士の旅はいいやね~。出発の前に「これから旅行☆」って二人の写真撮ったりして、年食ってるけど女子高生みたいなところもあるのだった。乾燥した日差しの強い道をアメ車で疾走したりして、カッコイイし。女同士サイコー!イエーイ!と浮かれていたら、抜き差しならない状況になっていく・・・というお話です。しかし、様々なトラブルをかいくぐり、たくましくなって日に焼けてイイ顔になっていく彼女達を見ていると元気が出て来るんですよね。犯罪ロードムービーというテーマの裏に、色んなもの(支配的な夫とか、男社会とか)をかなぐり捨てて、荒野を爆走し自由に生きる女・・・というフェミニズム的なテーマも感じられます。酒場の男を思わず撃ってしまったルイーズが、我慢出来なかったのも「ああ過去に色々あったんだな」という演出になっていたし、ハーベイ・カイテルの刑事が「彼女たちは虐げられて来た女なんだ」と擁護するセリフもありましたしね。特に最高なのが、セクハラトラック野郎に制裁を下す所!まさかそこまでやるとは・・・溜飲が下がる名シーンだと思いました。またコントみたいに行く先々で出くわすんだ、このオヤジと(笑)。余談だけど、このオヤジがトラックに付けていたチャンネエのモチーフってホワイトトラッシュチャームズ(しかしすごい名前)ってアクセになってましたよね。 あと注目なのが、ブレイク前の若きブラピが出てるってところでしょうか。うん確かに若い、カッコイイ(ちょっとライアン・ゴスリングみたい?)!んでやっぱりバカっぽい!チャラチャラしてるんじゃなくて、ヘラヘラしてるって感じかなあ。ブラピをセックスした翌朝のテルマが「もう~最高なのよ!」ってウキウキでカフェに来るところは可愛かったですね。その後大変なことになるのですが(笑)しかしジーナ・デイビスのテルマは可愛いしスタイルもいいのに、なんであんな旦那と一緒になったんだろうか?謎である。スーザン・サランドンのルイーズはもうかなりオバチャン入ってるんだけど、強気な大人の女って感じで素敵でした~。ラストはすこし切ない終わり方なんだけど、驚異的な運の良さを持っている彼女たちなので、きっと大丈夫なのでは?!と信じたいと思います。
2012.04.11
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チェコ出身の夫、ジェローム(仮名)と日本の市役所で結婚の手続きをしてから半年が経ちました。日本人同士の結婚の場合、妻は夫の名字になります (婿養子の場合は逆。いずれも戸籍上なので会社などでの通名は旧姓でもOK)。ところが国際結婚の場合は、名字変更の手続きをしない限りは夫婦別姓なのです。旧姓にしておくか、夫の姓に変更するかは自由!色々と手 続きが大変な国際結婚だけど、姓の選択の自由が用意されているってことが、なんか嬉しい・・・。私はと言うと、家族になるんだし彼の姓を名乗るのが自然かなと思っていました。ところが市役所に手続きしに行ったとき、入籍後半年以内なら姓を変更出来る猶予期間みたいなものがあると聞いて、「それなら、半年間どうするか考えてみるか・・・ 」と旧姓をキープすることにしました。私の父は旧姓を削ってしまうと、寂しいからという理由で「木村・ドボルザーク・愛子」(もちろんすべて仮名)みたいな折衷案を提案してきました。「クルム伊達公子」的なソリューションですね。しかし、クルム伊達的な複合姓にするには家庭裁判所で認められないといけないなど、なかなかハードルが高いことが判明(詳細はこちら)。そうこうしているうちに月日は過ぎ、今年に入ってから東京のチェコ大使館でチェコ側の結婚の手続きを行いました。私はただ、言われるままに書類にサインしただけ(チェコ語は読めないので・・・えへ)。その時は、「Aiko Kimura」とサインしました。しかしチェコでは、私の名前は「愛子・ドボルザーク」になるそうです。あれ・・・そうすると、日本では「木村愛子」、チェコでは「愛子 ・ドボルザーク」になるってこと?うーん・・・。将来チェコに住む可能性もあるんだし、名前が国によって違うと色々面倒くさそ う・・・(チェコの、の~んびりしたお役所や銀行が、二つの名前があることによって事務処理なんかで手間取りそうな懸念も・・・)。 ということで、入籍半年の執行猶予ギリギリで姓を夫のものに変更してきました。これで、日本では「ドボルザーク愛子」、チェコでは「愛子・ドボルザーク」です。と、ここまで前置き。チェコやロシアのスラブ語圏は、姓に男性形と女性形があるのをご存知ですか?以下にあげるのは、スラブ系のスーパーモデルたちですが、共通点に気が付きますでしょうか。 エヴァ・ハーツィコヴァ(チェコ) Eva Herzigova カロリナ・クルコヴァ(チェコ) Karolina Kurkova ハナ・ソークポヴァ(チェコ) Hana Soukupova ナタリア・ボディアノヴァ(ロシア)Natalia Vodianova サーシャ・ピヴォヴァロヴァ(ロシア) Sasha Pivovarova ヴラダ・ロスリャコヴァ(ロシア) Vlada Roslyakova みんな、姓がヴァ(va)で終わっています。これがスラブ語圏の女性形の姓なんですね。女子テニスのマリア・シャラポワ(ロシア)も日本語表記では「ワ」ですが、「ヴァ」で終わる同形だと思われます。夫の姓「ドボルザーク」は、女性形に直すと「ドボルザーコヴァ」になります。「愛子・ドボルザーコヴァ」・・・「愛子・ドボルザーク」よりもずっとずっと美人でセクシーな響きではないですか?もしかして、私スーパーモデル?最新ルックを身にまとい、ランウェイをしゃなりしゃなりとヴォーギングする私に、熱いフラッシュがたかれているのが見えます・・・。圧倒的な存在感でデザイナーからも引っ張りだこ。プラダのファーストルックを飾るのはこの私・・・もちろんマイゼルのお気に入りでもあるのよ・・・(以下妄想)しかし、この女性形「ドボルザーコヴァ」は日本で名乗ることが出来ないのです。なぜかというと、夫の姓「ドボルザーク」と同一ではないから・・・(チェコでは名乗ることが可能)。ちっ。ということで、ア↑コガレだった、一気にスパモっぽくなる”ヴァ”姓を名乗るのは、日本ではお預けと言うことになったのでした。まあ、マブい”ヴァ”姓が付いたとしても、登場するのはスラブ美女ではなく、どこからどう見ても普通の日本人な私なんで、初対面の人をガッカリさせなくていいかも(苦笑)
2011.04.15
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予告編を見た時から、楽しみにしてたミッションインポッシブルの最新作。プラハでも撮影していると聞いていたので、プラハの映画館へワクワクしながら観に行きました。導火線をたどりながら出るクレジット、♪ダン、ダン、ダッダ、ダン、ダン、ダッダ♪というあの音楽。思わずフォーゥ!とテンションが上がってしまいます。最初はモスクワからか~、いつプラハになるんだろう?とワクワクして見ていたら・・・あれ?クレムリンって言ってるけど、トムちんとサイモン・ペグが潜入してるのプラハ城じゃね・・・?クレムリン爆発(ここはちゃんとクレムリンだった。CGだけど)ー>トムちん病院ー>ビルから脱出ー>フードをかぶって雑踏に紛れる・・・ここもモスクワって設定になってるけど、どう見てもプラハだよっプラハっ!ということで、プラハはただのロケーションに使われただけで劇中ではモスクワってことになっていました。ってことでガッカリ・・・。プラハ城がクレムリンってチェコ人的にも失笑らしいのだった・・・。ブタペストのシーンもあるんだけど、もしかしたらこれもプラハなのかな?ブタペストでロケしたってどこにも書いてないし~。1だと国立博物館とかカレル橋とかでてきて、ガッツリプラハが楽しめるんだけど・・・。コレ見てモスクワ行ってみたいな~と思った人はプラハに来て下さいねっ!!ってことで取りあえず言いたいことを吐き出してみました。あとは、いっぱい感想があるので箇条書きにしてみます。・核戦争という最悪のシナリオがかかっているのに、シリーズ中最もポップな出来だったような。笑う所がいっぱい入っていて、アクションと笑い、急緩のバランスがなかなか良かったと思いました。突っ込んで来る核爆弾もなんかポップに見えたしさ。監督は「レミーのおいしいレストラン」の人だって。アニメ監督で大丈夫~?と思ったものの実写も全然大丈夫ですね。すみませんでした。・サイモン・ペグのお茶目なおじさんぷりに癒された・・・。彼のイギリス英語も好きだ。敏腕スパイにまったく見えないところもいい(実際、クレムリン潜入でヘマするし、ターゲットに銃を当てていてもやっつけられちゃうし!)。なかなかいい味のメンバー入れたじゃん、と思ったら、ペグさんは3作目にも出ていたことが判明。え?いたっけ?てか3作目がシリーズ中一番印象の薄い作品だと思う。・ガジェットが結構凝っていた。壁をよじ上る手袋とか、コンタクト型のスキャナーと接続しているアタッシュケース型プリンターとかハイテクもあり、軍服とリバーシブルになった革ジャンとか、ニセモノの手とかのローテクもありで、スパイ映画っぽくてワクワクした。・ジェレミー・レナーの顔を見ると、煮くずれたじゃがいもを思い出してしまうのは私だけ?・女殺し屋のレア・セイドゥは、たまに若い頃のケイト・モスに見えた。黒いワンピースに黒いプラダのバッグだったな。パツキンは黒を着ても華やかになるからうらやましいな。・インド人富豪が「スラムドッグ・ミリオネア」の、みのもんた役の人だった。ムンバイのホテルでの宴会で踊っているダンサーの動きが、ちゃんとシンクロしてなかったのが地味に残念。・ドバイのビルのスパイダーマンなシーンは、手に汗した。手のひらの発汗量は、今までの映画で一番かもしれない・・・。でも、サーバールームのガラス簡単に割れ過ぎじゃない?・結局、トムちんの奥さんは生きてたのだが、それだったら同僚の女スパイとキスするシーンはないほうが、最後の遠くから見つめるシーンが生きたと思う。・予告編で使われていたエミネムのラップは、本編では見当たらなかった。この予告編、音楽とカットが合わさっていてベタな作りかもしれないけど、結構好きだ。・あと、最後にシカゴかどっかでビール飲むシーン、飽きたのあたしだけ(・ω・)?前回のヒロインが出てきて、あれで終わるって、、、いいの? MIなんだから、人情劇場いらなくね?ねぇ、いるの? (by友人I)以上です!年末年始観るのに大本命ということは変わりありません!
2011.12.21
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あらすじ:60年代のデトロイト。歌手を夢見る三人娘、ディーナ(ビヨンセ・ノウルズ)、エフィー(ジェニファー・ハドソン)、ローレル(アニカ・ノニ・ローズ)はドリーメッツというグループ名でオーディションを受ける。彼女たちの歌唱力に気づいた芸能マネージャーのカーティス(ジェイミー・フォックス)はドリーメッツと契約を結び、R&B歌手ジミー(エディー・マーフィー)のバックコーラスとしてデビューさせる。その後、ドリームスとしてデビューが決定した三人だったが、リードボーカルで抜群の歌唱力を誇っていたエフィーはバックにまわされ、美貌のあるディーナを中心に売り出すことに。反発したエフィーは次第にグループの中で孤立してゆくが・・・。 先にサントラを聴いて予習していたので全編ノリノリで鑑賞できました。(もちろん、予習なしでも充分に楽しめますよ!)きらびやかなショービジネスの世界に足を踏み入れた女の子たちの栄光と挫折、裏切りと友情の回復を描いたミュージカル・エンターテイメント作品です。 60年代、70年代のアメリカ音楽業界ということで、衣装や舞台装置がとっても可愛い!ラメラメのドレスやセクシーなオールインワンに大きなイヤリング、まつげバサバサのメイクにアフロのウィッグと、ピチカートファイブ時代の野宮真貴さんみたいな感じ。 この映画でジェニファー・ハドソンはオスカー助演女優賞を受賞したわけだけど、「なるほど・・・」と納得。助演というか、このエフィー役はほとんどヒロインって感じですよね。しかし歌がうまいんだ。マネージャー兼恋人であるジェイミー・フォックスからクビを言い渡されて「愛してる!行かないで!!」と歌うシーンは真に迫っていて本当に素晴らしかった。きっとジェニファーはこの役が本当に欲しかったんだろうなーと思わせる熱演&熱唱でした。 ビヨンセは最初出てきたとき、「誰?この素朴な少女は・・・」と思っていたらビヨンセでびっくり。スターになるにつれてどんどんメイクアップが濃くなってゆくんだけど、変わるもんだね!!ヘビーなメイクを施せば施すほど美人になってゆく・・・ビヨンセが実は化粧栄えのするタイプだったと新たに発見したのでした。ビヨンセ、メイク前↓↓↓ビヨンセ、メイク後↓↓↓
2007.06.30
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あらすじ:フィンランドのヘルシンキ。日本人のサチエ(小林聡美)は小さな食堂を経営しているが、繁盛とはほど遠くお客は日本オタクの青年トンミだけ。ある日、さとみは旅行者のミドリ(片桐はいり)と出会い、家に招待する。ミドリはサチエを手伝うことになり食堂に少しずつ客が訪れるようになる。かもめ食堂のメイン料理はおにぎり。二人はフィンランド人の口に合う具のおにぎりを考えるが味見をしたトンミはいまいちな表情。ある日、トランジットで荷物を無くしたマサコ(もたいまさこ)が店に現れる。ああ、おもしろい映画だった。特に劇的な展開があるというわけではなく、北欧の澄んだ空気の中で穏やかな、ゆる~い、ほのぼのとした物語が進行。雑誌「かわいい生活」や「天然生活」の 「フィンランドで見つけた、おにぎり自慢の食堂」というグラビアをめくっているかのようです・・・。小林聡美さんを始め出演者もどこかおとぼけテイストが似合っている人ばかり。もうフィンランドで小林聡美、片桐はいり、もたいまさこの三女優が食堂でおにぎりを握るっていう設定だけでこの映画のウェルメイドな出来は約束されたようなものではないでしょうか。やっぱおにぎり最高なんだな~。フィンランド産のトナカイやニシン、ザリガニで試作品を作ってみるんだけどどうも美味しくない。おにぎりは梅、鮭、おかかじゃないと・・・というサチエ。やっぱ異国にいてもビシっと日本のおにぎりはこうじゃなきゃという姿勢がかっこいい。(ちなみに私は昆布と明太子が好きです)説明できないんだけど人から握ってもらったおにぎりは本当に美味しく感じるもんね!見終わった後、なんだか「ウフフ・・・」とほっこり和む素敵な作品でした。そう、まるでシンプルだけど温かみのある北欧雑貨を手にしたときのように・・・(まとめ強引)余談:イルマリくん(リップスライム)のお姉さん、花澤エリサさん がスタッフクレジットに出ていたのを発見!フィンランドでフード関係のお仕事をされているようです。オフィシャルサイトはこちら同じくフィンランド発の可愛い映画「ヘイフラワーとキルトシュー」の感想はこちら♪
2006.12.01
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モデルちゃんの顔を覚えるのは割りと得意なほうですが、たまに見分けのつかないモデルが!それはヘザー・マークスとキャロライン・トレンティーニ。二人ともドール顔モデルとして活躍中ですが、似ている上に大の仲良しらしい。そんなヘザーとキャロトレの双子っぷりを写真で紹介します。 ヘザー・マークス キャロライン・トレンティーニアップで見ると全然違うんだけど。キャロはモデルなのにペコちゃんのようなほっぺだな。双子写真かしまし娘のヘザーとキャロライン、二人がそろえばトラブル二倍?それにしてもホント仲がよさそうです。↓アナスイのキャンペーンモデルを務めるヘザーにちなんでアナスイのコスメたち↓
2006.08.23
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以前に書いた日記で予告した通り、昔、大好きだったセーラームーンをスパモで実写化したらこういうキャスティングが理想~という私の妄想炸裂をまとめてみました。構想3日、画像集め7日の一大プロジェクト・・・。なんか趣味じゃなくて仕事でやってるみたいなテンションになっていたし。でも楽しかった♪そして懐かしかった・・・。お暇、もしくはセーラームーンorスパモファンでしたらよろしくお付き合いください。セーラームーン(月野うさぎ):ドゥーツェン・クロエ 主人公であるセーラームーンはまさに美少女戦士な甘くヒロイックなルックスの持ち主、ドゥーツェンで。セーラーマーキュリー(水野亜美):モルガン・デュプレIQ300の天才少女にして水を操る知の戦士、マーキュリーはクレバーなムードが漂うモルガンに。セーラーマーズ(火野レイ):冨永愛黒髪を翻し、御札で戦うエキゾチックなマーズはジャパニーズビューティー、冨永愛で。セーラージュピター(木野まこと):ダリア・ウェーボイ雷を操るパワフルな戦士ジュピターはダリアに。姉御肌っぽいところも似てる。セーラーヴィーナス(愛野美奈子):カロリナ・クルコヴァ愛と美の戦士はまさしくヴィーナスのようなカロリナ。お転婆そうなところもポイント。セーラーウラヌス(天王はるか):ステラ・テナント男装の麗人、クールなウラヌスはベテランモデル、ステラ・テナントに。ショートヘアなのも共通点。セーラーネプチューン(海王みちる):ラケル・ジマーマン深海をつかさどる戦士、ネプチューンはラケル。ノーブルさを漂わせているところも共通点。セーラープルート(冥王せつな):ナオミ・キャンベル褐色の肌をした時をつかさどる戦士は黒人モデルのスターダム、ナオミ・キャンベル。(ただちょっと怒らせると恐そうですが…)セーラーサターン(土萌ほたる):パトリシア・シュミット物語のキーになった土星の戦士。他の戦士に比べ若いという設定&おかっぱ頭なのでパトリシア。セーラーちびムーン(ちびうさ):リラちゃん(ケイトの娘)セーラームーンの娘であるちびうさはケイト・モスの娘リラちゃんに。(モデルが思いつかなかったので・・・)共通点はと言うと、ちびうさがブラックレディになったときの絵がYSLの香水の広告にインスパイアされているのですよ。(こちらのページを参照して下さい)そのときのモデルがケイトだったんで・・・。じゃあブラックレディはケイトか。このセーラー戦士だったら誰々もいいんじゃない?というご意見、ご感想お待ちしてま~す☆
2007.01.20
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コロニアルなマハウェリのベッド。この上でスリランカ腹に苦しんだのであった・・・。 明けて、スリランカ紀行7日目。ついにスリランカ腹になってしまいました・・・。20~30分ごとにトイレに呼ばれ、下痢を通り越した水状態のお通じ・・・(夫ジェロームは、こういう状態のことを”ウォーターシット”と呼んでいたなあ)。まるで壊れた蛇口のようにウォーターシットが排出されまくり、「一体、身体のどこにこんな水分が???」と不思議に思うくらい。かつて体験したインド腹よりもずっと強烈でした・・・。でもきっと身体が悪いものを一生懸命出そうとしているんだろう・・・と思いました(下痢のときは脱水症状になりやすいので、ポカリスエット的なものを飲むと良いそうです。あいにく持っていなかったのでミネラルウォーターを飲んでいました)。ああ、昼間の観光客レストランで注文したアイスティー(氷入り)が、怪しいな~とは思っていたけど、「日本人がこれだけいる店なら、大丈夫だよね」と思って飲んだ自分の脇の甘さ が、情けない・・・(油断についてはこちらの日記を)。馬鹿。本当に馬鹿。旅先って、こういう本当にちょっとした気のゆるみが命取りだなあ・・・。友人I起床。現状を報告し、昼間はホテルで休むことになりました。本来の予定だと、午前と午後はキャンディ市内観光(仏歯寺、宝石ショッピングなど)、夜はこのスリランカ旅行のハイライトでもあるペラヘラ祭り鑑賞でしたが、ペラヘラまで体力を温存することに・・・。とりあえず、残念通り越して無惨ガイドMの代替えのガイドさんが、ロビーに来ているはずなので、予定変更を伝えにいくことにしました。ロビーにて、きょろきょろする私たち。「あれ、ガイドMがいる・・・」と友人I。そこには昨夜、自分のミスを棚に上げたあげく、無関係の車両故障を客のせいにして暴言を 吐くという暴挙に出たガイドMが、まるで何事もなかったかのように座っていたのです!!「え~?!もう私一緒の空気吸うのもやだよ」などと言っていたら、こちらに気が付いたガイドMがやってきました。ひいい・・・。「昨日、電話でツアー会社の◯◯さんにガイド変更を頼んだんですけど」と友人I。「ガイドさん、もういませんから、私が来ました」と平然としたガイドM(しかし、腹の底には怨恨を抱えたような嫌な話し方)。「・・・・・」と私たち。「私たちに、何か言うことはありませんか?」と友人I(一応こちらの方が度量的にも大人なんだし、謝罪を受け入れる余地がなくはないのよ、と懐の深さを見せている)。「ありませんよ?」とガイドM(地獄で串刺しにされても謝らないと言った風情)。「・・・・・」。「彼女はお腹が痛いので、今日昼間の予定はキャンセルでお願いします。ツアー会社の◯◯さんには、私からも電話を入れておきますから」と友人Iが事務的に言い、その場をあとにしました。あ~、数分とは言えキツかった。てか、昨日あんな失態があったのに今日普通にツアーとかやるつもりだったんだろうか?一応迎えに来てるってことは、車は動いているってことなんだろうか??謎でしたが、とにかくトイレが呼んでいるので部屋に戻り休むことにしました。友人Iがツアー会社に電話をしてくれて、夜のペラヘラ祭り送迎は別の日本語ガイドさんが来てくれることになり、ホッ・・・。お腹はまだスリランカ腹状態のものの、日本から持参した薬(正露丸)を飲んで、午前中ずっと 寝ていたので少しは動けるようになりました。ランチはホテルのレストランでミネストローネを食べ、宝石ショッピングに行けなかったので、ホテル内のショップでサファイヤのリングを衝動買いしました(写真はこちらの日記に)。お値段は日本円で19,000円(値切りました)。高級ホテル内のショップにしては、まあまあお買い得かな? ホテルの中の宝石屋さんに売っていた、アメ玉のようなルース宝石たち石自体はすごく安いんだけど(1万円しない)、アクセサリーにする加工料が結構かかってしまうのだ。 続く
2011.10.03
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トリュフォーによるコメディ映画・・・ドワネルものに代表される、ノスタルジック系や、「隣の女」「突然炎のごとく」ファム・ファタル系とも違う、肩の力が抜けたコメディーです。鑑賞するのは10年ぶりくらいかな?殺人容疑で刑務所にいる女囚を研究サンプルにした、社会学者の教授が彼女の手玉に取られてしまい・・・というあらすじで、最後は立場が逆転してしまうという、可笑しさの中に哀しさもある作品に仕上がっていると思います。主演はベルナデット・ラフォン。最近では「ブロークン・イングリッシュ」でパリに住む謎の老婆役で、元気なお姿を拝見することが出来ました。ラフォンのビッチなんだけど憎めない気のいい女・・・というドロンジョ様的な魅力が炸裂しています。 「私のこと、知りたい?だったら教えてあ・げ・る・・・」と不敵なドロンジョ様 決してテンポが良いとは言えない映画だし、美男も出てこない・・・。最初の夫(中川礼二似)に、社会学者のスタニスラフに、害虫駆除のアルチュール(この方は「恋愛日記」に主演した男優さんと同じ。独特のキモさがあるんだよな~)でしょ・・・イケメンがゼロ!だからちょっと退屈するんですが、ラフォン様のビッチなコメディエンヌっぷりがすごくて、それでグイグイ来るという仕上がりでした。本当にイキイキと演じていて、「これ、素??」と思ってしまうくらい。下着姿で脱兎のごとく逃げるラフォン様、最高です。一番可笑しかったのが、ラフォンの無実を晴らすべく、社会学者とその秘書が東奔西走するシーン。カメラ屋さんを一軒一軒あたり、証拠をしらみつぶしに探すシーンが、それまでとはうってかわってのハイテンポで小気味良く展開されるのですが、途中で全然関係のないおっさんが出て来て「ダメダメ!」という身振りをするカットが入っているのです。てか誰?!映画のプロデューサーさんか誰かなのかな?内輪ウケっぽいカットなのですが、思わず笑ってしまいました。最後は、ここまで尽くしたのに可哀相・・・というオチなんだけど、刑務所の近くにあるアパルトマンのバルコニーでタイプを打つ秘書と、♪ジュタンドレ~(待つわ)の歌があって、ちょっと救われたかな~という感じ。現実でもラフォンのような悪女はいっぱいいると思うので、草食男子はそんな悪女の毒牙にかかってしまわないように、気をつけよう!というメッセージがある・・・ような気もします。
2012.01.29
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プラハにはぺトシーンの丘という小高い丘があって、そこが公園にもなっておりプラハ市民の憩いの場所なんだそうです。私たちも、ある晴れた日に行ってみることにしました。しかし何故かラブ度が高い公園でした・・・。 公園へは石段を登って行きます。これが意外とキツイ。(登山列車もあります) 丘の中頃まで来ると、美しいプラハの街が見えてきます。 八重桜の木の下でカポーたちがキスしてます(なんでも、ジンクスらしきものだそうな) 頂上にある、公園でも老若男女のカポーがいっぱい!(京都の鴨川べり?) 子供たちが楽しそうに遊んでいる中心には、なにやら像が・・・。 近づいてみると、なんと!熱~く抱擁しているカポーの像でした!!しかも裸!!み、見ちゃダメ!!と子供たちの目を手で覆いそうになりましたが、みんな全然気にしてないようです。さすが、プラハ・・・。
2009.05.23
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ランチタイムになったので、部屋に戻り支度をしてホイアンの街まで行くことにした。街まではシャトルバスで。友人Iがリサーチしておいたインドカレー屋(しかし、何故ホイアンでカレー・・・)でランチすることになり、カレー屋を探す・・・しかし、暑い!!!カレー屋を探してうろうろしていると、仕立て屋さんとサンダル屋さんが多い通りに出くわす。昨日案内してくれた女の子が言った通り、ホイアンはオーダーメイドの街なのだなあ。でも、どこも同じ様な感じ。イブニングドレスとか飾ってあるけど、着る機会なんてないしなあ~と横目で仕立て屋さんを見ていたら、ちょっと可愛いワンピースが飾ってあるお店で足が止まる。 花柄ワンピが可愛い・・・。他の店には、こういう今風の普段着が置いていなかったのだ! TAM TAM というお店。657 Hai Ba Trung St. 欧米系女子が一生懸命デザインのディティールを伝えていた。やっぱりオーダーメイドだから、納得の行くものを作りたいよね~。 気が付いたら、左の布でワンピースを仕立てることになっていた。 店先に飾ってあったサンプルのワンピースが結構可愛かったので、見ているとお店の女の子のペースに乗せられて「さあ、どの布で仕立てる?」と布を選んでいた・・・。シフォンの赤地に花柄(少々ラメ糸入り)という、旅先の開放的な気分を反映した布地をチョイス・・・大丈夫かな。布が決まると採寸!そして、胸元の開き具合とか裾丈、袖丈もアナタ好みにオーダー可能。胸元をもう少し開けて、袖丈を長めにしてもらう(その方が細く見えるから)。これで28ドル。どんなに値切っても下がらなかった・・・(本来25ドルだが、袖を長めにしてもらったので+3ドルだって!)。ベトナムは値切り交渉が難しい。しかし、オーダーメイドがどんなもんか体験してみたい好奇心もあって、それでディールすることになった。友人Iはコットン地に小花刺繍が散らしてある、昔のTOCCAみたいな布で水着の上に着るスリップワンピをオーダー(こっちは20ドルくらい)。出来上がりは今日の夕方ということで、どんなものが出来るのか楽しみだ!(完成写真は後ほどアップします)余談だけど、中高年のベトナム人女性は上下パジャマのような服を着ている人が多い。活動的だし、パジャマぽいのに妙なきちんと感もありで(きっとセットアップだから?)、ベトナムの記念に作ってもいいな~と思ったけど、友人Iに止められました(笑)。 カフェで宝くじを手売りしていたおばあちゃん。黒地にブルーローズというドルガバ風な大胆花柄を着こなしていた。 カッコイイ! 続く
2012.07.11
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↑いかにも悪者顔の恐喝王ミルバートン。このエピソードは見どころ、つっこみどころ満載の一本!☆☆英国グラナダテレビ制作のドラマ「シャーロック・ホームズの冒険」の感想です。ネタバレがあるので未見の方はご注意ください。また、エピソードを鑑賞後の方がより楽しめるレビューになっているかと思います☆☆ まず、他の話と決定的に違っているところはホームズが推理をほとんどしないということ。いつものような推理合戦はまったくなしだし、この話では捜査よりも犯罪をしてしまうのだからまったく異端です。(不法侵入、結婚詐欺など)オープニングタイトルもいつものとは違い、テーマ曲がなく、クレジットが出る静止画。そのクレジットの書体もいつもの格調高いフォントではなく、安いロマンス小説のペーパーバックのようなフォントでのっけから期待できそうな予感が漂います。しかしなんといってもこのエピソードの白眉は配管工に変そうしたホームズがミルバートン家のメイドをたらしこむ一連のシーン。メイド「ねえ、キスして」ホームズ「やり方わからねえんだ」メイド「かわいそうに」最初見た時は気が付かなかったけどこれって変装してなくても本当のことだよね。可哀想なホームズ・・・。(涙)しかもメイドにリードされてちょっと動揺してるし。しかしメイドとはいえホームズとラブシーンを演じる女優なのだからもうちょっと小綺麗な人にしてほしかったなあ。(放送当時、イギリスの大衆紙ザ・サンは「ホームズ、キスをする!」と報道したそうな。えらいセンセーショナル)あと私は基本的に露口さんの吹き替え好きなんだけど変そうしたときのなまりつきの吹き替えはなんだかすっごくお爺さんぽい。そしてその後のベーカー街でのお風呂シーン。ホームズが!お風呂に!!でもお湯が白くて残念・・・。胸毛フェチの私はDVDを停止させてしっかりとチェックしましたがつるつるでしたね、ジェレミーさんは。まあ胸毛ってホームズのイメージじゃないしね。その後大きなタオルにくるまってワトソン君とレモネードを飲むシーンが可愛い。お風呂上りの子どもが麦茶を飲んでいるようです。そしてミルバートンが221Bを訪問したシーン。一触即発か!とちょっとした立ち回りがあり、ホームズがピストルを持ちますが、そのつかの間に007役のオファーを受けていたらこんな感じだったかしら、のジェレミーさんが楽しめます。そして座禅瞑想するジェレミーさん。手は仏像のようなポーズをとっています。大空白時代にチベットで覚えたんでしょうか。ミルバートン家に忍び込む準備をする2人。怪し気な泥棒グッズのなかに忍者がつかう手裏剣が曲がったような形の錨が。なんでそんなものを持っているんだ、ホームズ!あとはダンスをするワトソンくんや、キャバレー(?)でお姉さんに声をかけられてシャイなワトソンくんなどが楽しめます。フランス風キャバレーもかなりパリっぽくて退廃的なのですが、前半に登場するゲイバーもすごくデカダンぽくていいのです。依頼人レディ・エヴァの親友の婚約者がバイセクシュアルでゲイバーの歌手のもと彼にあてた手紙をネタにゆすられるという設定もぶっとび(死語)だし。クリムト風の舞台で妖し気に歌う歌手。お客は美青年カップル。そして婚約者がいるにもかかわらず「アイラブユー」と囁く大佐。結局その歌手がラブレターをミルバートンに売ってしまうのですが、そりゃ女と結婚するって裏切られたら、怒るよなあ。レディ・エヴァの親友にしても立場ないわけだし、ちょっと大佐の自業自得って感じ。 だいたい今回被害にあってる人ってみんな自業自得ぽいんですよね。大佐にしてもそうだし、レディ・ダイアナも夫が仕事で大変なときに浮気してたわけでしょう。「あの高貴な魂が」とか言ってたけど根本の原因は自分が昔したことだし。レディ・エヴァのもと彼にあてた手紙も未来の旦那に許してもらえないほどの内容って・・・。読んでみたいぞ!!(まあ、現代人が見ると別にって感じだろうけど)しかし21世紀に生きる私から見たら昔のラブレターや写真(ボヘミアの醜聞)で結婚がだめになるって凄まじい時代ですなあ。ミルバートンも悪役らしくなかなか死ななかったですね。レディ・ダイアナが至近距離で胸部にズトンと2、3発撃ってもまだ生きてたし。結局7発くらいくらってやっと死にましたね。いや、あっぱれな悪役根性。ミルバートン遺品のオークション。アテナの胸像を彼のエージェントだったフランス人と競って競り落としたホームズ。最初に英語で見た時はむかつくやつの遺品だからぶっ壊していたのかと思ったら「中に何か入っているのかと思った」「6つのナポレオン」のトリックが気に入っていたのかな。お手柄だったし。(注:聖典では「犯人は2人」のほうが「6つのナポレオン」よりも先に起きた事件のようです)上流階級のゴシップを食い物にしているミルバートンはすごく汚い奴だけど、普段恋愛とか女性の浅はかさをバカにしているホームズが今回の事件で正義感を燃やすのがすごく意外でした。親切にもミルバートンの部屋から逃げる時に金庫に入っていた大量の手紙を燃やしてからギリギリで逃げてるし。もしかして隠してあるはずの「わが愛しのホームズ」(注)の原稿がミルバートンに渡っているかも知れないと思ったんでしょうか(笑)(注)「わが愛しのホームズ」というのはイギリスの作家、ロヘイズ・ピアシーが書いたパスティーシュ(贋作)で今風に言うとBL小説です。白水社から93年に出版されていますが現在では入手困難かもしれません。私は大昔に古本屋にて200円でゲット。せつないお話です。↑完全版DVD-BOX 20%OFF
2006.04.28
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あらすじ:1940年代、日本占領下の上海。愛国心に燃える学生チアチー(タン・ウェイ)は同級生ユイミン(ワン・リーホン)に誘われて演劇部に入部する。民族の団結をモチーフにした劇を上演し、大成功を収めた学生たちは特務機関のキーマンであるイー(トニー・レオン)の暗殺を計画する。チアチーはマイ夫人という架空の人物に成りすましイーに接近するが、学生たちの計画は失敗に終わってしまう。三年後、復学したチアチーのもとにユイミンが現れ、再び彼女はスパイとしてイーの懐に飛び込むことに。チアチーはイーの愛人になることに成功するが・・・。 オフィシャルサイト:ラスト、コーション R-18なので、下心から観たい観たいと思っていたのですがベネチアで賞ももらっているし、監督は名作「ブロークバック・マウンテン」のアン・リーということでかなり期待して観に行きました!1人ではちょっと気恥ずかしいので友人の浦鉄さん&あみーごちゃんと一緒に文化村ル・シネマにて鑑賞。客層は熟年夫婦からヤングカップル、女の子グループ、ソロのおっさんと幅広かったですね。 なんといっても新人にして主演のタン・ウェイが素晴らしいの一言。抗日運動に身を捧げ、翻弄される1人の女を熱演していました。学生時代のシーンでの熱に浮かされたような、強い信念の炎が揺らめく瞳が印象的。チャン・ツーイーもヒロイン候補に上がっていたと言うけれども、タン・ウェイの熱演を見られてよかったと思いました。トニー・レオンは花様年華や2046のふにゃっとしたモノ書きの優男の印象が強かったので軍人っぽい役はどうかな?と思ったけど違和感は感じませんでした。 R-18のベッドシーンはエロいとか、センセーショナルとかと言った通俗的な印象はまるでなく、戦いのようでしたね。甘ったるい愛情は一切ない、魂同士のガチンコ勝負みたいな。観ている方も思わず手に汗握る試合って感じで・・・。しかーし、局部はしっかりとボカシ処理されていましたね・・・逆に、画面中央のボカシが気になって、ボカシばかりを追いかけちゃって映画に集中できない!(笑)日本では仕方のないことなんでしょうかね。 ここからネタバレ(反転させて読んでください。携帯の方は機種によって反転できないことがあります。ごめんなさい!) 二人が初めて関係を持つシーンでトニー・レオンは女をベルトで叩き、縛ってしまいます。ここで、「ただの変態じゃ~ん」と思ったけど、後から考えるとこれは彼の立場上仕方のないことだったんですね。常に命を狙われているから、色仕掛けで迫る女スパイがいたというセリフがあったので、情事のときに殺されないようにする彼なりの防衛策だったんだろうと・・・。なんか切ないですよね。これ以後、トニー・レオンはマイ夫人のことを次第に信用するようになるんですが、私はこの二人はたぶん心が通じ合っていないんだろうと思っていました。ヒリヒリとするベッドシーンばかりだったので・・・もっと細やかな愛情表現があったら鈍い私にも分かったと思うんだけど。特殊な事情を持っている極限状態にある男女ってこんなものなのかもしれないんですが・・・。 そんなある日、トニー・レオンはマイ夫人に封筒を渡し、これをある場所へ届けて欲しいと頼みます。何かの罠かと思って警戒するスパイ側ですが、それはプレゼントの宝石を用意してもらう為に合図になった手紙でした。ここで、罠じゃないんだとホッとした私。そして指輪になったその宝石を取りに行くときにトニー・レオンは意外な行動に。いつも付けていた護衛をはずし、彼女と二人だけで車から宝石店に入るのです。ここで、スローモーションになったので「ああ、二人で歩いていることを強調してるんだ。これって特別なことなんだ」と気が付きはしたんです。そして指輪を受け取り、「付けて外を歩くのが怖いわ」というマイ夫人に「私がいる」というトニー・レオン。このセリフ、いいですねえ。頼りにしていいんだって思います(言われてみたいもんです)。ここで、マイ夫人の様子が・・・・具合が悪そうになった彼女は小声で「逃げて」と言ってしまうのです!!! その言葉の意味に気が付き猛ダッシュで店を出て車に飛び乗るトニー・レオン。しかし裏切るとは思っていませんでした。だって、スパイ側にも仲間はいたし、敵の心に入り込むことに成功したのに!今までの苦労が水の泡!が、友人たちは「罠だと思っていたのがプレゼントで、あそこまでされたら心もほだされるだろう」とのこと。ちょっと自分が冷血人間になったようでプチショックでした。 ラスト、彼女のベッドに腰掛けてショックを滲ませるトニー・レオン。そして響く10時の鐘・・・ああ、なんと非情な運命なのでしょう。もしかしたら、この二人は時代と国と立場が違えば幸せなカップルになっていた可能性もあったかもしれないなあと思ったのでした。
2008.03.08
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ババーン!!と人気スパモが勢ぞろい。左からアンジェラ、クリスティ、キャロリン、ケイト、ダリア。昨日、エルジャポン(リンジー・ローハンが表紙の11月号)をペラペラとめくっていたら・・・「何コレ!?」ケイトをはじめスーパーモデルがずらっと勢ぞろいしてポージングを決めている写真が。「???」ようやくベルサーチの広告だということに気がつきました。しかもKATE,CHRISTY,ANGELA,CALOLYN,AND DARIA FOR VERSACEと個人名を出してのクレジットまで。いや~すごい。気合入ってるなあ、ベルサーチ。五人そろってる写真の服はあんまりベルサーチっぽくないけどこのスリットドレスはいかにもベルサーチって感じでレッドカーペット仕様ですね。↓追記:新しい写真をゲットしたので貼っておきます。やっぱ豪華!
2006.09.28
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