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子どもが、不登校や引きこもりになると、
過去に親からされた理不尽なことを、訴えてきます。
「あの時、こうだった!」
「お母さんが、こうしろと言って、反対にひどいめにあった」
「私(俺)の話を全然聞いてない!」
と、言われたことありませんか?
そして、おかあさんは、アタフタヾ(▽ ̄;ヾ) )))...((( (/; ̄▽)/ アタフタ
「ちゃんと、聞いてるわよ」
「ほんとに、そんなことがあったの?どうしてその時言わなかったの?」
「じゃあ、どうしたかったのよ。自分でやればよかったじゃない」
なんて、逆に言葉を返すと、子どもは、
怒り心頭・・・暴れます。
子どもは、表現力がありません。
今のせい一杯の気持ちを言葉に一生懸命しているので
そううまくはありません。
そして。。。 子どもが欲していることは、
言葉を返して欲しいのではなく
自分の気持ちを受け取って欲しいだけなんです。
先ほどの会話ですが、
「お母さんは 俺の話を聞いてない」
これを翻訳しますと、
「お母さんはいつも、俺の気持ちをわかってない。
自分の気持ちだけを俺に押しつけてくる。
勝手に俺の気持ちを判断して、決めつけて、
それが、俺の気持ちとはかけ離れているんだ」
ということだろうと思うのです。
「あの時こうだった」の翻訳。
「あの時、俺はこうしようと思っていたんだ。だけれど、
今までの経験で、とても怖かったんだ。
その怖い気持ちなんか、どうでもいいように扱われて
ただ、お前の考えなんかどうでもいいって言われた気がして、
お母さんのやらせたい事を無理やりやらされて、
俺、もう、ほんとはやりたくなかったんだけど
必死でやったんだよ。がんばったんだよ。
でも、やっぱり無理で、俺なんか、生きてて価値があるのかと
死にたい!って、そこまで、思い詰めてしまったんだよ」
って感じでしょうか。
子どもの言葉の中に、受け取って欲しい大切な感情があることを
知って欲しいと思います。
増え続ける不登校を鑑みて 2011年11月12日