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談話室・北極圏@FC2をはじめてから、色々と考えたのですが、ここ楽天のブログは、現時点で無期限休止とさせて頂きます。北スウェーデンのこと(ただし、プライベートは極力除く)は、談話室・北極圏に、それ以外の雑多なことやプライベートなことは、mixiの方に、(分担)割り振りしました。mixiとここ楽天で、ブログ/日記をコンスタントに書き込むのは面倒くさいし、プライベートは楽天であまり書きたくないなぁ~と思いはじめたのも理由の一つです。なお、・・・お気に入りリンクを張らせて頂いている方のリンクは、FC2の方に頂いていきます。ご了承ください。mixiでマイミクの方は、そちらで今後ともよろしくお願いします。
2009年03月06日
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・・・と言う映画、ずーーーっと前に観ていたのを、思い出しました。と言うのは、土曜日にSVT2(21:05~)で放映されるからです。ドッグヴィル監督は、デンマーク人のラーシュ・フォン・ツゥリーエール(Lars von Trier)。主人公に、ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)。スウェーデンのトロールヘッテン(Trollhätten)~SAABの本社があるところですね!~というところで撮影が行われたのですが、セットが、とにかく異色。脚本・ストーリーも異色ですので、まだ、観られていない方は一見をお薦めです。アメリカを舞台にしているのに、微妙にアメリカ的でなく、むしろ、私はそれまで観ていたエキセントリックなデンマーク映画との共通点を感じました。とにかく、あのセットのお陰で、人間模様に集中できるという、おまけまでついていましたし・・・
2009年03月06日
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本当なら、「8日目」になる筈なのですが、昨日は気温こそマイナス10度程度でしたが、風が強くて、体感気温でマイナス15度(もしくはそれ以下)だったと思われます。・・・と言うことで、お休みしました(^^;)。mixiで昨日の日記の写真を見られた方は、子供達の頬が真っ赤なので、どれほど寒いかったかお分かり頂けたかと思います。その代わり、ニッケルハルパの練習はしっかりやりましたよ!今日は、昨日と今日の風で飛ばされた雪が、トラックに積もって、スケーティングには向いているけど、クラシックにはあまり向いていない日だったので、4km程走って切り上げました。帰りは、おまけに向かい風だったし。私は、スケーティング用のスキーは持っていないし、クラシックでもできるけど、練習をちゃんとしたことがないので、平坦なところでスケーティングしただけ。スターカしようにも、トラックに積もった雪で摩擦が大きくて滑りづらい・・・。今日は、「4km」は妥当なところでした。帰ってから、すっかり忘れていた、娘のお雛様を出して飾り付け、家族みんなで夜のニュースを観ながらセムラ(semla/semlor)を食べました。
2009年03月02日
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以前、楽天フォトがフルになったので、対策を考えていますと述べたことがありますが、その対応策がようやく固まった感じなので、今日はそのお知らせです。多分、私が一番興味を持っているのは、北スウェーデン(プライベートな要素を除く)であって、それをテーマとした(写真付き)ブログは、FC2:談話室・北極圏に移行することにしました。こちら楽天ブログも引き続き使用しますが、北スウェーデンとは関係ないことや、もっとずっとプライベートなことに限定していきます。慣らしのために、FC2のブログにしばらくつきっきりになりますが、また、今後ともよろしくお願いします。また、ブログ村へのバナーは、元々ランキングに参加していたわけではないので、外しました。
2009年03月01日
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昨日1日かかった計算機結果が、私の単純なプログラム選択ミスで破棄になり、只今再計算中。あーあ。◆クロカン・トレーニングの教訓その2シャロットがスウェーデンに"銅"をもたらした!先日、クロカンの世界選手権クラシック・女子リレーで、フィンランド:金、ノルウェー:銀、そして、スウェーデン:銅メダルだったのですが、録画を観ていて、世界選手権レベルのクロカンは、もの凄く速い!スターカにしてもあんな速度どうやって出すの???とひたすら感心しました。・・・と単純な私は、勢い余って、この日のトレーニングは一気に距離を2倍にして臨みました。が、途中で、脱水症状様になって頭痛がしてきた(トレーニング前には、十分に水分を補給しましょう!)、別なところに"まめ"が出来る兆候が感じられた(テーピングはこまめにチェックしましょう!)となり、距離は消化出来たものの、トレーニングを終えたらかなりクタクタ状態。おまけに、トレーニングのストレッチが不十分であったのか、今朝は全身が何となく"筋肉痛"(トレーニング後のクールダウンはしっかり行うこと!)。◆ニッケルハルパの練習ここ最近、ニッケルハルパをコンスタントに練習しております(クロカン・トレーニングの後で)。集中練習の成果で、ハンボ(hambo)の一つ、ホルガロータン(hårgalåtan)が"形"になってきました。夏までには、もっとレパートリーを増やして、ビングフューステンマ(Bingsjöstämma)に出られる!?といいなぁ~と思っています。(さとこさんへ:私一所懸命練習しておきますので、N君も誘って、一緒に行きませんか?)◆家族(主に、子供達のこと)娘のベスティス(bästis、一番仲良い友達)は、ある時点まではミッレ(Mille)君という男の子でした。ある日、2歳までベスティスであったハンナ(Hanna)ちゃんが同じ保育園に戻ってくると、たちまち2人は以前の記憶を蘇らせて、再び、お互いのベスティスに。。。娘:「あのねぇ、ママ。最近、ミッレは私に冷たいんだよ。どうしてかな?」(と、スウェーデン語で)私:「・・・(それは、あなたが一番身に覚えがあることでしょ。。。^^;)」まぁ、女同士の友情は男の女の友情より強いってことですかね!?一方、息子は、まだまだ誰とでも遊んで、それが楽しいみたいです。お姉ちゃんがいれば"お姉ちゃんの真似"をするのが、息子の最近の「遊び」の一つみたいです。まだまだ単語数も多くないのですが、とても、機嫌良く、鼻歌を歌っていることが多い息子。おしゃべり擬も多くなってきて、しゃべる喋る、、、。私個人的には、男は黙って、無口な方がいいんだけど・・・(^^;)。◆仕事書きかけの論文を3つ抱えております。3月中に片付けなかれば!!!それでは、良い週末を!
2009年02月27日
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昨日、保育園に夫婦揃って「親・教師面談」に出てきました。"夫婦揃って"は保育園側からの要請だったのですが、4才児には年1回、5才児には年2回の、親・教師面談が、子供達の通う保育園で設けられています。娘の、知育・体育・食育に関して、4-5才児総括担当の先生と話し合いをしましたが、娘はとにかく食が細いので(母の独り言:でも、体格はどっちかと言うとがっちり型なんだけどなぁ~)、家庭と保育園の両方で対策を考えていきましょうと、なりました。知育・体育に関しては、気になることも問題となることもなく、特に、読み書きは普通より早い感じなので、娘が望めばそちらをもっと伸ばしていきましょう、となりました。(2年前)2歳にして、100ピース以上のパズルを娘より早く完成させた子は今の保育園ではまだいなくて(時によっては5分以内。しかも、裏表にしてもできるそうです^^;)、保育園の教師達の間で"伝説化"しているらしいです!。話すことに関しては、スウェーデン語の方は再入園直後からはずっと進歩していて、スウェーデン人の4才児とほとんど変わらなくなっていると言われ、ホッとしました。(この件で、私が熱くなった日記はこちら)ただ、娘の日本語は、逆に"怪しく"なっています(^^;)。私が喋っていること(日本語)は分かっているみたいなのですが、応える時はスウェーデン語が圧倒的に多くなってきています。私が「ママには日本語で応えてね」と言っても、(パパに向かって)「パパ、あのねぇ~」と話を逸らすことも多々・・・(^^;)。むしろ、こちらの対策を考えなければ。ところで、ここからが実は本題なのですが、娘は想像上のフィギュア(例えば、ムーミンに出てくるMårran/Grokeとか)を極端に怖がる傾向があります。お友達のお昼寝枕にプリントされている、スターウォーズのヨータもその一つ。どれくらい怖がるかと言うと、○保育園登園拒否に至る場合有り○絵本の読み聞かせ中(嫌なフィギュアが出てくると)、弟のいるクラスに一時退避する○夜中に悪夢を見る・・・と言った感じです。こうなった原因に思い当たる節がないので、これから保育園側と一緒に、原因追求と対策を立てていきましょう!となりました。感受性が強いとは、また別の次元の話だと思っていますが、うーん、どういうことなのでしょうか。。。
2009年02月26日
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クロスカントリースキーのトレーニング2日目にして、まめでトレーニング距離短縮。私は、クロカンはもちろん、山スキーの時も、靴擦れが酷く、必ずテーピングをしていたのを、すっかり忘れていました。教訓:靴擦れする前に、テーピングを忘れるな!・・・今日は距離を短縮したとは言え、腕とストックだけを使って、全身を前に押し出すスターカ(staka)の練習にはなったので、トレーニングの一環になりました。おまけに、緩やかだけど、ずーっと上り坂だったし、、、。明日朝、腕がパンパンに張ってなければいいけど・・・(^^;)。*****ようやく、皇太子ヴィクトリア王女が婚約式を迎えられたようですが、お相手のダニエルさん、オッケルボー(Ockelbo)出身とのこと。オッケルボー=スノーモービルのブランド(ただし昔の)のイメージが(私にとっては)強いのですが、スノーモービルに踏みにじられた/滅茶苦茶にされたクロカン・トラックを見ると、スノーモービル廃止してよ!そうでなければ、もうちょっと規制をちゃんとしてよ!とつくづく思うのでした。
2009年02月24日
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昨夜、テレビを観ていたら、ノルボッテン県から出場した女性が、シェイヴァーサ(tjejvasa)で優勝したと出ていました。「あれ?もう、そんな時期だっけ???」、、、と、ちょっと気になった訳ですが。・・・夫の従妹ーー私より5歳下なだけで、1歳半児のママ。凄いスポーツウーマンでヴァーサロペットの参加常連者ーーに対抗したい気持ちがある訳でもないのです。ちなみに、シェイヴァーサは、ヴァーサロペット(Vasaloppet)の、本ヴァーサとは別の、女性だけの参加によるクロカン長距離競走です。別に、将来、ヴァーサロペットに参加したいと思っているわけではなく、来週のスポットローヴ(sportlov、参照は後述注)週間に合わせて、自宅と職場をクロカンで往復(通勤)しようと目論んでいるのです。夫に、「それなら、今週は、クロカンのトレーニングをしなきゃねぇ~。ちゃんとトレーニングしたのって、数年前の話でしょ?トレーニングなしで、片道10km程度とは言え、家と職場の往復はきついぞぉ~~~」と脅されたので、今週から夕方はトレーニングにあてようと思っています。(近くのトラックまでは近いし、気温もちょうどいいマイナス10度前後だし。おまけは、キルナのクロカン・トラックはアップ・ダウンばかり・・・(^^;))そういうわけで、ブログは"まばら書き"になります(1時間のトレーニングでも"クタクタ"、その後"筋肉痛"になること、確実なため)。自宅と職場のクロカン通勤も、実は、イースター山スキーのためのトレーニングです(^^;)。妊娠・出産、そして日本滞在で、すっかり、体が鈍ってしまっているので、イースターに向かって、今から始動します!注:スポットローヴ=スポーツ休暇週、キルナは第10週目がその週にあたっていて、この週は、大学を除く全ての学校で一斉休暇になります。目的は、もちろん、(ウィンター)スポーツをするため。***追記***今日は、トラックを約4km滑ってきました。約30分。トラックに出るまでの往復で10分。帰宅すると子供達が夫と一緒にスパルクで遊んでいたので、それに付き合って10分。従って、外に出ていた時間は1時間弱。トレーニングに初日にしたら、ちょうどいい時間配分でした。
2009年02月23日
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フィーカブルードとは、フィーカ=お茶すること、またはその時間ブルード=パン、ブレッドで、お茶時間のパン、、、ではなく、お茶受けのお菓子やそれ相当(サンドイッチであったりパンであったり)で、まぁ、お茶のお供です。こんなサイトがあります:フィーカブルードのレシピさて、我が家の週末のフィーカは以下のとおりです。週末のフィーカ・ヴァリエーション◆朝おきがけ(朝食前)の、フィーカ◆マッカ(macka、サンドイッチと訳されますが、私個人はちょっとニュアンスが違うと思っていてこの訳には反対!)と、当然、コーヒー(これがないと、シャキッとしません^^;)。◆午前の、フィーカ◆マフィンを作るのに、ヴァニリソッケル(vaniljsocker、ヴァニラシュガー?)を切らしていたのと、Karinさんのブログを見て食べたくなったのとで、急遽、スムールパイ(smulpaj、crumble pie)を作りました。もちろん、コーヒーとともに。我が家のレシピは、こちら。◆午後の、フィーカ◆市販のミクスチャーでですが、シアバッタ(ciabatta)を焼きました。いい加減、冷蔵庫に残っている生イーストを使わなければと思っていたので・・・。焼き立てのシアバッタに、バターを塗ってチーズのスライスを載せただけのものと、ここでも、コーヒーを一緒に。・・・あー、ちょっと食べ過ぎたかもしれません、本日は(^^;)。(と言いつつ、夕飯はギリシャ風パイの予定。うぅ、重・・・)
2009年02月22日
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朝の日記で、「週末の朝は、何て、優雅だぁ~」と言った数時間後には、週に一度の大掃除が待っておりました。124m^2(「京間」計算で、68畳分)もあると、毎日掃除するのは至難の技なので、週末土日のどちらかで大掃除をしますが、掃除機がけで1時間(強)はかかります。原因は、子供部屋の"散らかり具合"。私は、自分の親にも片付け魔と言われたくらい、片付けが大好き"だった"のに、うちの子供達、一体誰に似たのやら・・・(苦笑)。子供達の散らかしぶりに、匙を投げた私。最近では、片付け魔のタイトル返上です。片付けレポートも含めた、今週のダイジェストところで、写真にも出ている鉄道模型は一時退避になりました。今、子供達は、マットレスを出してきて飛んだり跳ねたりして遊んでいます。
2009年02月21日
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昨日、Amazon.co.jpに注文しておいた日本からの書籍(と言っても、漫画単行本です^^;)が届いて、遅くまでそれを読んでいました。夫に「一度に読むと、楽しみが続かないでしょう?ゆっくり読んだら?」と忠告を受けるも、私、それが出来ないのです(苦笑)。本当は、娘と約束していた、日本のアニメ(日本滞在中にハマった、プリキュア・シリーズ)の映画DVDも一緒に届く予定だったのに。。。娘には御免ねぇ~と謝って、好きなお菓子をいつもよりちょっと多めにサービスしたら、あっさり受け入れてくれました(^^;)。それはそうと、今朝の起床は8時。週末って、いいですねぇ~。朝からゆっくりできるから。今週のダイジェスト今朝の、週末版・モロンフィーカ(morgon fika)は写真のとおり、ハンブリエルショット(hamburgerkött)(スライスハムに似ていますが、馬肉です)を載せたマッカ(macka、サンドイッチとは違うけど、そう訳されているので・・・)。一方、外は気温こそ高めのマイナス10度ですが、風が強い。クロカンの練習はもう少し様子を見て、ということで。
2009年02月21日
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どうも、我が家の玄関先の温度計は、マイナス22度より下がらないみたい・・・(^^;)。と言うのは、今朝(8時半頃)、研究所での公式温度は、マイナス37度。おぉ~、あとちょっとでマイナス40度!ここ数年、キルナの街中でマイナス30度いくのは稀だったのに、街中でマイナス25-27度。あと、ひといきでマイナス30度台!それにしても、マイナス30度台後半は、10年近くキルナに住んで、初めての経験。夫は、エスレンジで気球実験に携わった'98か'99に、「マイナス42度だったよ。外気に晒されている鼻が"白くなって"、ちょっと危なかった」と話してました。今日通勤バスで一緒だった同僚が、「いつだったか忘れたけど、ユッカス(イェルヴィ)でマイナス52度になったことがあって、好奇心から車で行ってみたことあるけれど、車のタイヤ(合成)の空気が何かおかしくなってねぇ~。危うく、街の方に帰れなくなるところだった」と話してくれました。マイナス52度って、想像つきません(^^;)ちなみに、今日、キルナで見られた"気象現象"を、写真に撮ってみました。あと、スウェーデンにおける、各月の最低気温記録というものがありますが、ユッカスのマイナス52度は公式記録でないので、載っていません。あしからず。
2009年02月18日
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初めて見たときには、目を疑いました。ちなみに、backhoppningとは、スキージャンプのことです。出元は、NRK(ノルウェー公営テレビ/ラジオ)ですが、見たのはSVT(スウェーデン公営テレビ)です。男性が、徐に、"股間プロテクト"をして、で、スキーをはいて・・・。何で!?股間プロテクトが必要なの???で、ストックを持たずに、ちょっと傾斜があるところを、スキージャンプさながらに滑って、、、落ち着き先(飛びつき先!)は、大ぶりでない白樺の木。木???思わず、夫を呼んで、「何で、このノルウェー人達、"変な"スキーしているの???」と尋ねてしまいました。(夫も、「・・・僕も分からないなぁ~(爆笑)」)以前、知り合いのノルウェー人に「ノルウェー人は、生まれてくるとき、スキーをはいて生まれてくる」と言われたくらい、彼ら(ノルウェー人)にはスキー(クロカンのことです)が日常的らしいですが、それでも、ここまでして、スキーのヴァリエーションを増やす必要、あるのかな・・・!?と思ってしまうくらい、不思議な「スキー光景」でした。・・・私は、普通の「山スキー」で満足します(^^;)。ちなみに、そのスキーを見ていた5歳くらいの男の子がインタヴューを受けていました。「君も、この『木登り』スキーやりたい?」「ハハハ、そんな"クレイジーな"!!!(笑)、見るだけで十分。」・・・はい、私もそう思います(^^;×2)。
2009年02月17日
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今日は、朝のうちと昼過ぎに陽が差して、おまけに気温もちょうどよいマイナス10度となったので、明るいうち(お昼ご飯前)に、子供達と家の前で遊びました。以前、楽天フォトがフルになったと書きましたが、個人HPを再び使うことにし、写真をそちらにアップすることにしました。写真集はこちらからイースターの山スキーにむけて、スキーの練習をそろそろはじめなければと思ったのですが、子供達はスパルク(spark)で遊びたがるし、それに飽きたら、普通に雪で遊びたがったので、練習はお預けになりました(^^;)。
2009年02月15日
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(2月)11日から既に始まっている、キルナの映画祭は今日が最終日。今年は(年)予算の関係で、たった4日しかなく、映画の本数もいつもより半分以下。それでも、今日最終日には、となりのトトロ(Min granne Totoro)が上映されるので、家族揃って観に行く予定です。うちの子達、日常的に日本語に触れている(via 私)ので、観ていてもわかるだろうけれど、スウェーデン人の子達(特に就学前の)はどうするのかな?何故なら、吹き替えなしの字幕だけだから。スウェーデンの映画は、子供向けを除いては、まず、吹き替えなしですから、○英語の映画→リスニングで英語の勉強○非英語の映画→字幕読みでスウェーデン語の勉強になっていいです。・・・ところで、今日は街中で週末市も開かれているようなので、また、mjuk tunn bröd(柔らかい薄パン、サーメ人が作ります。温かいうちがとても美味しい!)や、魚、varm saft(原液をお湯で割って飲む、レモネード)を買ってこようと思っています。あと、子供達の暖かい手編み靴下があったら、それも購入しようっと。尚、昨秋の週末市で購入したものはこんな感じです。
2009年02月14日
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キルナは、街中と研究所のあるところ(中心から7km離れている)、さらに、アイスホテルで有名なユッカスイェルヴィ(中心から約20km離れていて、さらに谷間にある)で、気象条件によって温度差が大きいです。今日みたいな晴れた日だと、街中:マイナス13度研究所:マイナス27度ユッカス:マイナス30度以下(温度観測点がないので目安)と言う風な感じです。これは、純粋に地形と高度の違いによる、大気温度勾配が出来た結果です。今日、通勤のバスに乗ってそんな(↑)ことを夫と話していて、ふと、丘の上に顔を出した太陽を観ていたら、あれ?気のせいか、何か太陽、四角いんですが・・・。でもって、よーく、遠くの丘並(キルナの北・東・南側は、山ではなく丘陵地が広がっている)を見るとそれらの上部・上層が"変"。。。みんな、四角い!。そう、蜃気楼(正確には、"上位"蜃気楼/superior mirage)が出ているのです。冬場、晴れて放射冷却などで大気の温度差が上下で大きくなる(従って、当然密度も変わってくる)と、キルナでは、こうして上位蜃気楼が見られます。でも、今日のは、おまけで"四角い太陽"まで見られて・・・。ラッキー!全く、物理屋と言うのは「安上がりな」職業です(^^;)。蜃気楼見られただけ(蜃気楼に限らず、素晴らしい自然現象であれば何でもOK!)で、何かその日一日幸せな気分になれるのですから・・・。尚、mirageとはフランス語で、同乗していたスコットランド人同僚(大気物理の教授)に「英語で何と言うか、知らないのよねぇ~」と言われました。ちなみに、スウェーデン語では、hägring/ヘーグリングと言います。
2009年02月13日
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毎木曜日は、お昼ご飯の後、同志達が集まって、音楽を奏でることになっています。メンバーのお国柄を反映して、・スコットランド伝統音楽・ロシア民間伝承音楽・スウェーデン伝統音楽を、持ち寄った楽器で演奏するわけですが、私は、ピアノを弾くこともありますが、ほとんどの場合リコーダーを吹いていました。"…吹いていました"と過去形であるのは、今日から、楽器をニッケルハルパに替えたからです!が、それまでピアノやリコーダーと調律・調弦を必要としない(ピアノの場合、プロの調律師さんにお願いしていたし、今自宅にあるのは電子ピアノなので調律の必要まったくなし)楽器だったので、調弦をするのは、初めて!。当然、練習時間の大半が調弦に割かれて、ハハハ、全く練習になりませんでした(^^;、仕方ないので、途中からリコーダーに替えたし)。まずは、stämapparat(英語ではtuner?、日本語では調律器?)を購入しなければ・・・。(夏までには、手元にある楽譜を"滑らかに"弾けるようになりたいです)
2009年02月12日
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「首相」と言っても、ここスウェーデンの首相のことです、まずは。昨日、夫に「ラインフェルト(Fredrik Reinfeldt、こんな方です)が明日、研究所に来るんだって」と教えられて、あら、それならカメラ持っていかなければ!と思い、カメラ持参で本日出勤。それにしても、何故今日、ど田舎・キルナの宇宙物理研究所なんかに、首相が訪問するの?と思って夫に問い質してみるも、「ぼくもよくは知らないけど、研究所で、・研究所と、・エスレンジ(Esrange、スウェーデン宇宙公社(RB/SSC)の実務部門があります)、・アイスキャット(EISCAT)、・ルーレオ工科大学・キルナキャンパス及びEUのSpace Masterと呼ばれている修士課程、そして、・キルナの起業支援会社、のトップ達が、首相と会談するらしいよ。」とのこと。キルナはスウェーデンの辺境にありますが、ヨーロッパ有数の鉄鉱山があり、ヨーロッパ有数の宇宙関連産業(基礎研究から実務ーロケットや気球の打ち上げ・商用衛星トラッキング・中継ーを網羅)を有しているところでもあります。・・・と言うことで、その宇宙に関する会談のために、昨日の滞在先だったブリュッセルから、政府専用機でキルナにいらっしゃったスウェーデン首相。ミーハー根性だして、撮らせて頂きました写真(以下)。ラジオ番組のインタヴューを受けているらしい、スウェーデン首相。場所は、母屋から講堂・レストラン・図書館のある別棟につながるスカイウォークにて。メディアの人に、スケーリングされたターミネーション・ショックのことを説明する、研究所の一教授。ターミネーション・ショックの関連記事はこちら
2009年02月11日
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↑は、日本語でどう訳するのか分かりません。要は、山スキーで(山の)頂上に行き、そこから(当然!)オフピスト・スキーをすることですが、夏山でのトレッキングにも使います。ブログお友達のやっさんのコメントに触発されて、(本)トップ・ツゥール…ナルヴィークーアビスコ編を眺めていたら、キエロン/Kieron(Giron)(地図の下の方、アビスコ国立公園南部に隣接)に行くのもいいねぇ~となっています。今回(計画中)は、最大でも2泊と考えているので、こんな大掛かりな荷物にはならないだろう~と思っているのですが・・・。ちなみに、写真は2002年の、3泊4日(もちろん、テント泊)のイースター・山スキー時のもの。プルカ/pulka/引き橇には食糧。そしてそれぞれの寝袋や下着、防寒着予備はリュックサックに。この時点では、二人お揃いで山スキーセットを購入していました。さらに、ついでに買っておいたクライミング・スキンが、この後大活躍!(でも、これらの話は、別の機会に・・・)ラッポーテンで1泊、キエロンで1泊が、今のところの有力候補です。
2009年02月10日
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今年のイースター(今年は、4月10~13日。ただしイースター休日は4月6日から始まると思います)には、義両親が「遊びに行く。ついでに、孫達のお守りもしてあげるから」と、有り難くも申し出があったので、夫が早速、私達夫婦だけの、春山スキーツアー&テント泊の計画を立て始めました。夫の計画に、私も早速口出し。「私ねぇ、ラッポーテンにリヴェンジしたいんだけど・・・」。ラッポーテン/Lapportenとは、直訳したらラップの門ですが、写真の通り、典型的な氷河によって削られたU字谷 で、サーメ語でシャウナヴァッゲ、スウェーデン対訳で、ゴースダーレン/Gåsdalen、ガチョウ谷です。アビスコ(Abisko)にあります。*****◎アビスコの今/ラッポーテンも見られるウェブカメラ中継はこちら。◎(おまけで、)何故か日本語の案内がある、アビスコSTF山ステーション。*****でも、この谷は、ラッポーテンとして広く知られているので以下も「ラッポーテン」とします。このラッポーテンで、2001年の、やはりイースター休日に、夫と私は春山スキー&テント泊(1泊2日)をやりました。その時も4月でしたが、初日の夕方~夜にかけてマイナス20度を下回り、コンタクトレンズが凍ってしまって次の日使えず、何よりも、本格的な山スキーが生まれて初めてだった私は、山スキーセットではなく、間に合わせで、クロカンセットを使ったために、散々な目に遭いながら(上りは良かったのですが、下りはもういやと言うほど転んで、体中打ち身だらけ!で)山を降りた経緯があります。帰りの電車の中で、「いつか戻ってきて、"優雅に"ここを走破するぞ!」と思ったのを覚えており、そのことが、記憶の底から戻ってきたわけです。ツーリング(=滑ることは主目的でない)山スキーは、それから色んなところに行って経験・練習したので、リヴェンジ準備はOK!あと、当時無我夢中で通り抜けた、凍ったシャウナイェルヴィ(ラッポーテンの谷に横たわる湖)のことを、全くと言っていいほど覚えていないので、今度はちゃんと確かめてきたいと言う思いもあります。その時使ったクロカンスキーは、「滑り止め(=溝)付き」だったので、ワックスもかけられないし、そもそも鋼のエッジがないので、雪が少し被っているとは言え氷上を歩くには、最も不向きなスキーだったのです。イースターの前に、5月にあるコンファレンス(ワークショップ)で発表予定の内容のアブストラクトは提出できる筈なので、今度のイースター、絶対にラッポーテンに山スキーで乗り込んで、リヴェンジするぞ!
2009年02月09日
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今日は、夕飯で手抜きをさせてもらった代わりに、昼食はちゃんと手をかけて作りました。renskavとは、ren=トナカイ、renskav=薄切りトナカイ肉のこと。日本人であっても、トナカイ肉を食べる時はやっぱりジャガイモ。マッシュド・ポテトを作るためにジャガイモを茹でています。写真に写っているのは、溢れ出しを防ぐもの。ダーラナで購入しました。解凍したrenskavは、こんな感じ。軽く焼いたら、もちろん、生クリームで煮込みます。一番上の写真に、製造会社(在キルナ)の名前が出ていますが、スウェーデン国内なら宅配をしてくれるはずです。夫の叔父(ファールン在住)が凄くグルメな人で、よくオーダーしていると聞いていますので。キルナのお店(ICAとかKonsumとか)に、袋のとおりトルネーウスの名で、renskavだけでなく、燻しトナカイ肉(suovas/スオーヴァス)も売っています。・・・楽天フォトがまたフルになってしまったので、写真アップはまた暫くお休みします。或いは、新たにサイトを作るか、HPを置いているサーバーがリニューアルしたのでそこに戻すかもしれません。あしからず。。。
2009年02月08日
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昨年末くらいに、同僚の息子さんに「別の車を入手したけど、この車まだ使えるから」と譲ってもらったSaab(元々は、その同僚の所有!)。80年代後半のモデルで、あの独特の「サーブ・フォルム」をしています。決して、環境考慮型とは言えないものですが、私(と言うか、夫←でも運転免許を持っていない!)がよっぽどのことがない限り車を使わないことにしているので、譲ってもらって自家用車としました。以前から知ってはいましたが、サーブのこのモデルは(今でもそうかも知れませんが)、サイドブレーキがあるところに、鍵穴=エンジンをスタートさせる、があって、もの凄い違和感がありました。しかも、ギアをバックに入れないと、鍵穴から鍵を取り出せない仕組みになっているし。上り坂駐車する時って、矛盾的になると思うのですが、、、どうでしょう?それはそうと、ここ数日の寒さで、エンジン・オイルの粘性が上がって(注:物理的にはあり得ないのですが、凍っているわけではないので、こういう表現にしています)、エンジンのかかりが悪いこのサーブを、クペー・ヴェルメ(モートル・ヴェルメ/motorvärme、とも言いますが、(有効かも知れませんが)エンジンを温めているわけではなく、車内を温めるのが目的なので前者が正しい表現)で十分温めたのち、久々に家族揃って、大買出しに出発!住んでいるところとはキルナの街(中心)を挟んで反対側にある、Coop Forum(呼びは、フォールム)が、その日の目的地。最近は、近所にあるKonsum(同じCoop系、コンスーム)にも、スウェーデン・エコものの代表KRAV(クラヴ)印製品が大幅に増えていますが、Coop Forumはさらに品数が多いこともあって(ほぼ1週間分の買出しを兼ねているし)、そちらに行ったわけです。今回は、割引クーポン(Konsumでは購入全額の10%、Forumでは5%の割引になる)がなかったので、本当に大きな「買出し」になってしまいました(=出費が大きかった!)が、Coop系は、KRAV印製品だけでなく、KRAV+Änglramark(エングラマルク)の抱き合わせで、月刊誌に色んな(割引)クーポンを添付しているので、どうしても高めの買い物になってしまうエコ購入に非常に重宝しています。
2009年02月08日
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スウェーデン以外で、このチーズが入手できるのか知りませんが、、、。ヴェステルボッテン・チーズ(Västerbotten ost)を使った、簡単な料理を一つ。このチーズ、普通にサンドイッチに挟んでも美味しいですが、温かい料理に用いるともっと味と香りが引き立つと思います。サーモンの切り身に、ホワイト・ソース(小麦粉適量を生クリームと牛乳を混ぜたものでといて、塩・胡椒を入れる)をかけて、ヴェステルボッテン・チーズを適量散らす。ホワイト・ソースに、白ワインをちょっと加えるとさらに味が引き立ちます。写真は、今日の昼ご飯に"適当に"作ったものです。この料理もまた、ご飯によく合いますよ!ちなみに、この料理にはちゃんとレシピがあります(尚、↑は私の"適当"料理です、もう一度、念のため^^;)。Lax på Västerbottensvis(ヴェステルボッテン風サーモン)1.8 kg サーモン300g ヴェステルボッテン・チーズサーモンの切り身に、塩・胡椒で下味をつけておく。(オーヴン)フォームにおいたサーモンの上にチーズを散らす。ソース:5調理匙 マーガリン4.5調理匙 小麦粉2個 固形魚ブイヨン1dl(+適量) 白ワイン2dl 水5-6dl 生クリーム小麦粉やブイヨンが塊で残らないよう、すべてをよく混ぜ合わせサーモンの上からかける。225度(温風付きだと200度)で35-40分、オーヴンで焼く。
2009年02月07日
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昨日(木曜)から、ヨックモック(Jokkmokk)市が始まっていますが、今日(2月6日)は、サーメの自立(?)記念日(nationaldagen/national day、ってこの場合、どう訳するのでしょうねぇ~)でもありました。まずは、ヨックモック市。この市が立つ時ってもの凄く寒くなるのですが、今年はその"もの凄く寒くなる"年に当たりました。私は過去2回この市に行ったことがありましたが、最初は"寒い"年で、次は"暖かい"年でした。二度目は、雪が融けて道のあちこちに水たまりが出来ていたくらいです。この市で以前、夫は、木製長スキー(例)を購入しましたが、このヨックモック市では、普通の市や店では購入できない物を扱う出店が出るので(私は過去2回だけですが)行ったわけです。でも最近はメボシイものがないので行っていません。私は最初に行ったヨックモック市で、Lisbeth Monsenの冬帽子を買いましたが、とても気に入って今でも(冬季限定ですが)使っています。特に、寒くなるとかなり重宝しています。デザインも素敵だし。夫の木製長スキーも、キルナのように雪が深く、かつ、トレイルがないところ(例えば、森の中とか)でスキーを使って移動したい時には、かなり重宝するものです。夫のこのスキーは、長さが3mあります。写真をお見せできなくて残念です。ただ、このスキー、(タールを塗るなどの)手入れは面倒くさいのですが。・・・ところで、もう一つの、サーメの自立記念日。奇しくも、ニュージーランドの独立記念日でもあったので、職場では、ニュージーランド出身の同僚が、レストランで写真(スライドショー)の上映会をやっていました。(うーん、サーメ自立記念日とは、全然関係ないですね^^;)ちなみに、ヨックモックはサーメ人の古くからの居住地域であるので、市にあわせて、民衆集会(スウェーデンは、サーメの自主・独立を全然認めていない!の抗議が中心でした)があったようです。・・・追記・・・上記した、夫の木製長スキーの補足です。スウェーデンで、木製長スキーと言えば、テーグネース(tegnäs)ですが、夫のは、Bo Östergrenと言う人が作ったタイガフィーダン(taigaskidan)、もしくはスコーグスフィーダン(skogsskidan)です。結構愛用者が多く知る人ぞ知るです。尚、夫のは3m30cmもの長さがあって、地下倉庫に入れるのにも一苦労しました。タイガスキーは、ヨックモック市で、相変わらず売られているようです。
2009年02月06日
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今日のキルナは、朝の気温がマイナス18度。久々にマイナス15度を下回りました。いつもは、裏なしのゴアテックス(Gore-Tex)ジャケットに、フリースを組み合わせれば十分(そしてたまに、それでも汗をかくくらい)なのですが、さすがに今日は、ダウンジャケットを取り出してきました。尚、キルナは、もの凄~く寒いと思われているかも知れませんが、マイナス30度を下回ることは最近ではかなり稀。温暖化の影響か、マイナス20度近くの気温は今年になって初めてと言うくらい、思ったよりも暖かいのです。・・・さて、久々に取り出してきたダウンジャケットは、さすがに温かいのですが、職場で同僚達と最近の、ダウン事情のことになって、、、「ダウンを採取する業者の、(ダウン源の)鳥の扱いが動物虐待であると暴かれてねぇ~。私は、ダウンはまとわないことにしたの!」とノタマう同僚が数人。え?ダウンって、鳥が営巣で使ったもの(=従って、中古)をもらって、それを空気洗浄か何かして再利用したものではないの???例えば、Ejder(エイデル、ホンワケタガモと言うらしい)の営巣に使われているダウンとか。。。さらに言うと、エイデル・ダウンの輸出は、失業率16%を越えた、国そのものの存亡危機にあるアイスランドの主要産業の一つなのだから、エイデル・ダウンを買って、アイスランドを助けなければいけないでしょ!(と、この辺は、私のファンタジーも多少織り混ざっています^^;。でも、主要産業の一つのクダリは本当。)我が家(夫と私)のHaglöfs(ハーグルーフス)・ダウンジャケットは、グース・ダウンとなっています。。。。。うーん、虐待を受けたグースから採られた羽毛なのだろうか。。。
2009年02月05日
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それは、grädde、グレッデ/生クリーム。スウェーデンにお住まいの人なら、(一部の方は、多分"うんざり"した感じで)そうそう!と相槌を打ってくださるかと思います。初めの頃は、料理に、生クリームを使うなんて!と思っていましたが、10年近くも住んでいるといざと言うときの、生クリームとばかりに調理に多用している始末です。本調子でない(只今、風邪真っ只中)時に作る夕飯ほど、面倒臭いものはありません。今日も、うーん何を作ろうか・・・と思って、冷蔵庫・冷凍庫を眺めてみたら、チキン・フィレと、wok用の冷凍野菜がある。幸い、生クリームがある!と言うことで、今日の夕飯は↓チキン・フィレとwok野菜の、トマト・生クリームソースかけオーヴン焼き・・・としていますが、実は、レシピなしです。幸い、夫には好評で、「レシピは?」は尋ねられましたが、「え!?そんなものないよ。手元にあったもので何とかしちゃった」と答えたら、「それはまるで、カイサ・ヴァリ(Cajsa Warg)の調理本の文句だね!益々、(私の)スウェーデン人化が進んでいるね」と言われてしまいました(苦笑)。レシピが適当なところは置いといて、生クリームは、それでも、スウェーデン料理における、力強い見方です。余談ですが、上の料理はちょっとパサつくくらいのジャスミン米を添えて食べましたが、生クリームを使ったこのソースは、ご飯によく合いますよ!なぜなら、フリューガンデ・ヤコブ(fylgande jacob)の要領と似ているからです。
2009年02月04日
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今日は、夫の講義は午後からなので、午前中は自宅作業。私は風邪で休みをとっているので、午前中のお茶は、自宅にて夫婦水入らずで。で、お茶の話題にあがったのは、ルーリン(Lulin)彗星のこと。・・・と言っても、私が夫に持ちかけたのが正確なところですが。ルーリン彗星の今後の軌道東京午前0時における、ルーリン彗星の見え方夫は、高校で天文学の講義を受け持っていますが、(一部を除くノルボッテン県の)スポーツ休日週(sportlov、10週目:3月2~6日)の前の週に、自宅学習週(distans veckan)があるために、その週の(天文学の)宿題として、彗星のことと、実際のルーリン彗星の、天文台での観測を考えているわけです。ちなみに、自宅学習週間に、ルーリン彗星は地球に最接近します。高校が使える天文台には、望遠鏡の他に、分光器とカメラが備えられているので、「私が高校生達の面倒もみるから、分光器による、彗星の尾の観測をしたい」と提案してみました。私は、自分の天体望遠鏡を持っていたことがありましたが、天文台で観測するのは初めて。軌道周期が数万年以上と言われているルーリン彗星は、初期太陽系中にあった物質から構成されていると考えられているので、核だけでなく彗星の尾を分光観測できたら面白いと、私は考えているわけです。ただ・・・、最大等級でも
2009年02月04日
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夜中2時半をちょっと過ぎた頃、娘がハナをすすりあげ、もの凄くカスレた声で「パパ、一緒に寝ていい?」と、隣に寝ている夫のベッドに潜り込んでいるのに気づきました。すかさず、夫が「うぁ!この子、熱がある」と反応。まだ、家族の中で唯一健康体で、高校での講義スケジュールの関係上風邪を引いていられない夫。私がすぐに「Kちゃん、ママとベッドに戻って一緒に寝よう」と、娘を引き取って子供部屋に戻りました。意識はしっかりしているし、カスレ声でなければ分からないのですが、明らかに高熱が出ています。冷やしてあげなければ寝付けないだろうと思い、氷枕を作ってあげようと即決したのは良いのですが・・・。(冷凍庫に)氷がない!仕方がないので、玄関に出て、エントランス・ポーチに積もっている雪(でも、昨日の暖かさで少し融けて半分氷状になっています)をビニール袋に詰めて、タオルにくるんで、娘に渡しました。体がもの凄く熱くなっている娘、氷状雪の冷たさが気持ち良いのか、両手で抱き込んですぐに寝入りました。掛け布団を剥ぐといけないので、ついでに金物湯たんぽに冷水を詰めて、布団に入れ、布団に熱がこもらないよう整えておきました。・・・外の雪で2回、さきほど、ようやく出来た氷で氷枕に替えてきました。風邪真っ最中の私は、只今不寝番中です。まぁ、どうせ、娘の看病で今日の仕事は休まなければいけないんだから、いいやぁ・・・。ついでだから、ネットで看病保障の手続きをやっておこう、っと。
2009年02月03日
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多分、風邪を引いてしまいました。・・・インフルエンザでなければよいのですが。外に行ってすることがないので、ニッケルハルパの練習でも始めるかな?と思って取り出してきましたが、まだ、きらきら星とさくらさくらを弾くくらいしか出来ません。楽譜を入手して本格的に練習を始めようと思います。我が家の、と言うか、私のニッケルハルパ。夫も興味があるので、試し弾きを・・・。一方、家から見えるスキーゲレンデでは、最近は朝10時~夕方16時までオープンしているようで、スキーヤーを見ることが出来ます。山スキー・ツーリングスキー用にテレマークの練習をまた再開しなければなぁ~。その前に、今シーズンはまだ一度もクロカンをやっていませんので、それが先!?。言い訳ではないのですが、私達の住んでいる居住区は、スノースクーター(日本では、"-モービル"と呼ばれていましたっけ?)のメッカのようなところでして、(クロカン用)トレイル(自宅から数百メートルも離れていないのですが、大きな道に一度出ないといけないので・・・)に出ないと危ないわけです。まぁ、ここ数日は風邪気味+体の節々が痛いので、クロカンどころではないのですが。どちらもピンボケしていますが、右のズームの方の、木立の間に、スキーヤーが見えませんか?
2009年02月01日
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本日は、もう一つ。昨日、昼食の席で、同僚(昼食持参)がおもむろに取り出したのは、トマトソース漬け鯖(缶)鯖のトマトソース味!?何か、、、不味そうなのですが・・・。ウィキペディアで見つけた上の写真の見出しには、北欧とイギリスで人気のある、トマトソース漬け鯖とありました。・・・で、これが本題ではなく、話は、環境問題の方です。スウェーデンでは、(大西洋)鯖(スウェーデン語で、マークリル/makrill)は、妊婦が絶対に避けるべき食べ物に指定されていますが、それは、ボスニア湾(Bothnian Sea/Bottenhavet)やバルト海(Baltic Sea/Östersjön)で取れる鯖に、重金属の体内高濃度蓄積があるとされているからです。かつて、ヨーロッパ最大の銅山と呼ばれたファールンや、他の重金属系の鉱山がいくつかあり、精錬・製鉄場も少なくなかったスウェーデンでは、16世紀から重金属を含んだ排水をボスニア湾やバルト海に垂れ流していたわけで、今だに、漁獲制限はもちろん、取れた魚の摂取も極力少量になるよう規制(自制?)しているようです。最近、ブログお友達のsmultronさんが、エコ電球への切り替え(EU圏全体)に伴う、水銀再回収率への懸念をご指摘されていますが、「水俣病やイタイイタイ病を出しておきながら、未だに、重金属リサイクルの対策が充分に取られているとは思えない国(←日本のことです)の人に、スウェーデンにおける(電球使用の)水銀再回収率が懸念的かも、と言われるのは心外。むしろ、他のEU諸国にその懸念はむけられるべきでしょう。」と夫に反論されてしまいました。ちなみに、夫は一年間でしたが、(主夫として)日本での生活を体験している(分別ゴミ出しも夫の仕事でした^^;)ので、私としては反論の余地なしです。また、夫は今は、成層圏オゾンに関わるトレースガスと呼ばれるものの物理化学を専門としていますが、高校(正確には、日本の高専に相当するコースに在籍)時代に、実務的化学工学を専攻しているので、環境問題に絡む、化学のことにもかなり詳しいわけです。さらに、何故かスウェーデン環境法典にも詳しいし、スウェーデンの自然保護協会(Naturskyddsföreningen、グリーンピースのように過激ではないです^^;)・キルナ支部員として、市役所環境部に色々と注文をつけるし・・・。私も、物理の世界に戻ってくる前に、民間シンクタンクで水環境のコンサルタントとして、環境庁(当時)の水環境・特に富栄養化に関する政策決定支援の、数理的手法による科学コンサルをやっていましたが、夫の守備する環境問題とそれへの関心には、到底敵いません。・・・鯖缶から、自然界に排出される(水銀も含めた)重金属と、それをいかに抑えるか・抑えているかの議論(当然、鯖缶持参のスウェーデン人同僚を巻き込んで!)になって、いつもより時間をかけた昼食になってしまいました。物理屋だからと言って、(特に、スウェーデン人に関しては)、環境問題に疎いなんて、絶対にあり得ません。
2009年01月31日
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娘の、保育園での同じクラスに2人。息子と同じクラスに一人(ただし、こちらはHannahと、古風でも"いまどき"風に)、ハンナちゃんがいます。大きいハンナちゃんの一人は、娘の、年少組からの大の仲良し。小さいハンナちゃんは、息子と同じ2歳とは思えないほど、おしゃべりの上手な、息子のお気に入りの女の子。・・・先日、子供達が保育園に通い始めてから、初めて、(娘のクラスと年長クラスだけですが)園児の住所録を貰いました。娘のクラスは現在13人。クラスの、全てのお友達が、各自一つの住所に住んでいるようですが、対照的なのが、年長クラスの住所録。9人のうち、2つの住所を持っている子供達が、4人も・・・。どういうことかと言うと、両親が別居しているか、離婚していると、パパとママのそれぞれの住所が示されているわけです。小さいハンナちゃんには、年長クラスに通うお兄ちゃんがいて、当然、ハンナちゃんの家族の住所と電話番号が掲載されているわけですが・・・。彼女のお母さんとは結構親しく話をすることがあるのですが、彼女と彼女の夫(もしくはサンボ)は別々の住所。正直、ちょっとショックでした。娘と仲良しのハンナちゃんには、すごーく年の離れたお兄ちゃんがいるらしいと聞いたことがありましたが、妊婦アクアビクス(実は、彼女と私の息子達が約1ヶ月違いの誕生だったのです)に一緒に通っていたハンナちゃんママからは、子供は2人で(ハンナちゃんが初産だった)と聞いていたので、ここにもスウェーデンならではの、複雑な家族構成ががちらりと見えるわけです。ちなみに、こちらのハンナちゃんはパパ・ママともに同じ住所ではありますが・・・。スウェーデンの、複雑な家族形態・構成のことは、いろんなところで色んな形で聞き及んでいますが、たかだか、保育園の園児住所録で、ちょっと複雑な気分になってしまいました。
2009年01月31日
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昨日は、シャルメシュスペックス・ボブ(Chalmersspexet Bob)があったのですが、私は、風邪の兆候があったので、今年も夫だけを送り出しました。このスペックス(spex)は、スウェーデンの大きな大学で、主に工学系(たまに医学系や文系のものもあるらしいですが、元々は工学系のものが始まりとか・・・)の学生達と関係する人々(OBやOG、スポンサーなど)が主催する、学生演劇・劇団のことです。キルナには、ヨーテボリにあるシャルメシュ工科大学(Chalmers tekniska högskola)の、男子学生(だから、Bobで、女子学生から成るのはVeraと呼ばれています)演劇団が、毎年恒例の興行に来ます。私達は毎年学生さん達に宿を提供し、演劇にも割合欠かさず行ってましたが、今年は、既に疲れて寝入っている娘がいる&息子はこの手のエンターティメントに興味がない&私は風邪気味、と言うこともあって、夫だけに行ってもらいました。***さて、今週末はもう一つエンターティメントが。こちらも、毎年恒例のキルナの雪祭り(Snöfestivalen 2009, Kiruna)です。最近は、トナカイ・レースを見るのにも飽きたし、風邪をこじらすと嫌なので、娘や息子が行って見たいと言えば、夫にお願いしようと思っています。雪の彫刻コンテストは、年によっては秀逸なのがあるので、うーん、それらは見たい気もします。
2009年01月30日
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ここ数日、地球を中心に置いた仮想球殻(例えば、地球半径の数倍の半径を持つ)上での、プラズマ(電気を帯びた粒子)・フロー(流れ)を、直感的に(例えば、東西方向とか、南北方向とか)捉えられる表示方法を考えていたら、"やってしまい"ました・・・。今日の昼食での席・・・。食堂で(夫も含めて)数人と談笑しながら食事をとり、食後のコーヒーになった時。夫がコーヒーを取りに行っている間、思わず上(↑)の問題が頭の中で顕在化して、無意識のうちに手が、(仮想的な)球表面上を縦・横に滑るような動きをしていたらしく、席に戻ってきた夫に、「それは、何の(物理)法則かな?」と突っ込まれてしまいました(^^;)。物理屋さんでなくとも、誰でも学校で一度は、磁界と電流と力の"右手則"や、電流の回りの磁界(右手系)を経験したことがあると思いますが、夫が意図したのは、これらと類似の手を使った(手で表現できる)物理法則なわけです。・・・自己弁護するわけではありませんが、電磁気系のヴェクトル量を扱っていると、頭の中だけで構築出来る物理量は限られてくるわけで、どうしても五感(体)を使って、さらに、実空間で三次元的に把握できるよう様々に「工夫」をするわけです。ただ、、、手をくねくねと奇妙に動かしているのが全て、物理屋さんとは限らないので、アシカラズ。
2009年01月29日
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キルナの自宅に戻って、息子に関して気づいたこと。背が伸びている・・・。しかも、5cm近くも!クリスマス休暇から数えると、約1ヶ月で5cmも身長が伸びた!・・・ってこと、あり得るのかしら???どうして分かったのかと言うと、キッチンのテーブルの息子に対する相対的高さ。それに、彼を抱っこすると、明らかに目線の位置が違うし・・・。部屋の1/3近くを占めるようになった鉄道模型と、散乱するレゴ。息子の2歳の誕生日にさらに各パーツが増えて、子供部屋は大変なことになっています。レゴはどちらかと言うと娘のお気に入り。息子は専ら鉄道専門です。ところで、大好きなお姉ちゃん(娘)も戻ってきて、はしゃぎ気味の息子。娘も、弟(息子)をとても可愛がるのですが、遊ぶのは割合「別行動」。息子は、保育園から戻るとすぐに一緒に鉄道模型で遊ぼうと私を誘ってくるのですが、私がいなかった時は一人でさっさと部屋に戻って遊んでいたらしいです。ママが戻ってきて、またすっかりママっ子に戻った息子のそういうところは、変わっていないみたいです。
2009年01月28日
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半年前に「経験済み」だったのに、すっかり忘れていました。子供の体は正直。そして、それ故にジェット・ラグに振り回される。子供だけでなく、大人まで・・・。私は元々朝型人間で、従って、早く就寝(かつ早起き)するのは、ジェット・ラグがあってもあまり変わりないのですが、娘はまともにジェット・ラグの影響を受けていて、そのトバッチリが夫にいっています(^^;)。昨夜、私と息子よりちょっとだけ一足先に就寝した娘。12時(もちろん夜中です)に起床。その時間、講義の準備をしていた夫に、「ねぇ~、パパぁ~。遊ぼうよ!」で、"振り回し"開始。何とか、なだめすかしてベッドに横にならせるも、1時間も立たないうちに、「パパぁ~、お腹空いた!」。これには伏線があって、夕食時間が体内時計で日本時間の真夜中に相当する娘は、当然夕ご飯をあまり食べていませんでした。とにかく、娘に牛乳とバナナを与えた終えた夫は、娘をベッドに再び横にならせて、それから2時間程おしゃべりをしたそうです。で、さすがに2-3時近くになって精魂尽き果てた夫。(娘の)ベッドに倒れ込んだ夫をいくら揺すぶっても起きないと悟った娘、今度は、私と息子に矛先を向けました!そして、、、娘の目論見は見事当たり、私だけでなく、弟まで起こすことに成功。「お腹空いた~」と言う娘に軽食(トースト)を用意しそれを食べさせ、その後、ベッドで3人して横になるも、4時半まで元気いっぱいだった娘と息子。4時半になってようやく、「パパと一緒に寝る」と行って自分のベッドに戻った娘は、やっと寝付いたようで静かになりました。息子もお姉ちゃんが眠ったと分かると、再び寝入りました。・・・そして、今朝。子供達はグズグズと起き出し、夫は半分眠った/くたくた状態で起床しました。今年が保育園初登園の娘。娘の担当の先生に「お昼過ぎたら、突然(スイッチが切れたように)寝入ってしまう可能性があるので、その時は連絡ください」と伝言しておきました。この時間(16時、日本時間で真夜中の24時)になっても連絡がないと言うことは、通常時間に義母が子供達を迎えに行ってくれたのでしょう、、、と信じています。さて、今晩はどうなることやら・・・。
2009年01月27日
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キルナに戻ってきました。あぁ~、やっぱり「我が家」は落ち着きます。ただ、(クリスマス休暇から数えて)1ヶ月以上も家を留守にしていたら、今朝、コーヒーを淹れて、(朝ご飯の)オートミールを作っていたら、違和感・・・。日本滞在中は学食中心、クリスマス休暇中もほとんど台所にたっていなかったので、台所にたつと言うことを忘れていたようです(苦笑^^;)。ところで、昨日の空路によるスウェーデン帰国の旅はひたすら疲れました。行き以上に・・・。大学の宿舎を出たのが、朝7時半(スウェーデン時間で24日の午後11時半)。自宅に到着したのが、26日午前1時。24時間を越える旅。それ以上に、乗り換えで完全に眠り込んだ娘を抱っこして、搭乗したり機を降りたり・・・。息子ならともかく、大柄でない私には娘の抱っこ・おんぶはかなり堪えました。せめて、やっぱり、名古屋ーストックホルム間の直行便があったら・・・と思ってしまった、帰国の旅でした。家に着いたら、夫と義母が寝ずに待っててくれました。しかも、夕食を満足に食べられなかった(娘が完全に眠り込んだため)私達(日本では朝に相当するため、目が覚めて少し元気になった娘も一緒)のために、軽食とデカフェのお茶(紅茶)まで用意して・・・。(持つべきは、夜型の家族ですねぇ~)さて、今日は、私は家で"ぼちぼち"仕事を始める(=ジェット・ラグのリハビリ)ためと、息子一人だけを保育園にやるのはどうかと思い、子供達は揃って家で過ごすために、自宅静養です(子供2人いると、"静養"になりませんが・・・苦笑^^;)。・・・とは言え、静養が必要な程、思ったほどは疲れていないようです。うん、まだまだ若いぞ、自分!
2009年01月26日
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日本滞在もあと数日。スウェーデンに戻ったら、(読み残している--すみません!^^;--)皆さんのブログを拝見に伺います。3週間弱(≒2週間強)の研究滞在でしたが、予定していた2つの論文執筆のうち1つは目処がつきました。もう一つは、「詰め」が必要な箇所があって(スウェーデンに)帰国してから対処することにしました。でも、方向性は大分固まっているので、楽観視しています。仕事しながら、セミナーもこなし、結構充実していました。今月中に、共同研究「継続」申請をしなければいけませんが、こういう仕事のやりかたも悪くないなぁ~と思う一方、正直、日本滞在とはいえ、移動の往復路がしんどい・つらいと思ってしまいました。多分、一人で来たのならそうは感じないのでしょうが、一人で大体何でも出来るとはいえまだ4歳の娘を伴ってきたのが、大きな要因。せめて、ストックホルムー名古屋間の空路直行便があれば・・・とも思っていますが。今週末土曜日はさすがに、ちゃんと休もうと思っています。義母の誕生日が近いので、プレゼントに彼女のお気に入りの(日本製の)香水を買ってきたいと思っていますし、滞在中に娘に与えた折り紙が、娘に盛況だっただけではなく、私自身も"あ、面白い!子供達の保育園に本とともに折り紙を、お土産としてプレゼントしよう"と思っています。ただ、残りの日数、インフルエンザには気をつけなければ。・・・それでは。次は多分、スウェーデンにて再開です。それまで、ご機嫌よう!
2009年01月21日
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日曜日だと言うのに、仕事に出ています。今回、この共同研究で「グローバルCOEプログラムから旅費が出るので、セミナーをお願いします」と言われたので、そのセミナーの準備をやっているわけです。セミナーは、20日(火)に行われます。むこうで考えていたトピックとは、結局違う内容にする予定なので、一からプレゼンを作り直しています。・・・ところで、日本に戻ってみて、相変わらず、国民(主権)不在でワイワイやられている、政治・国会のことがやたらと気になります。特に、最近だと定額給付金。何ですか!これ???もっとやることあるでしょ!(お金の、そもそもの使い道、使い方による配分方法が、全く見当違いも甚だしい!)と、外野ながらも言ってしまいます。暫く、日本を離れている間に、また一段と日本の国政はどうしようもない方向に向かっている気がするのですが、、、いかがでしょうか?
2009年01月18日
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ご無沙汰しております。名古屋、寒~いです(^^;)。ちょーっと雪が舞っているだけで、しかも、プラス気温なのに・・・。今日は、成人式で公休日だと言うのに、仕事をしております(苦笑)。日本人の悪い癖です。でも、研究所には、研究者も学生さんも来てて、ぼちぼち仕事をしています。そう!私だけではありませんよぉ~。休日だから娘と過ごす、と言う解もありましたが、実家の父までこっちに遊びに来ているので、両親に娘を任せて私は仕事、と言うわけです。さて、一応公休日なので、朝はのんびりと宿舎でテレビ(NHKの教育?)を観ていたら、ノベール物理学賞受賞者の小林先生と益川先生が出演されていたので、それをちょっと観てきました。興味を惹かれたのは、ノベール賞のメダルとディプロマ(賞状)。手描きの、ドムヘッレ(domherre、英語ではbullfinch)のつがい。受賞式はクリスマス期間中にあたるので、スウェーデン・クリスマスのシンボルとも言える、この鳥が描かれたのかな?と思いきや、小林先生曰く「オスとメスの色の違いも、自然の"対称性"の破れから由来する、ということだそうです」うーん、物理の基礎理論から、生物学を論じるのは、どうか!?と思いますが、、、。ところで、ノベール化学賞を受賞された下村先生のディプロマには、波が穏やかに立つ、海の絵が描かれたようです。下村先生は、「せめて、クラゲ(受賞対象になったGFPがクラゲから抽出された)が描かれていたら・・・」と残念そうにおっしゃられていましたが、確かに、あの海「だけ」の絵では、ちょっと物足りない感じがしました。・・・それにしても、ノベール賞のディプロマって、コテコテに手作りと言う感じがして、ちょっと親近感がありました。・・・さーて、もうちょっと仕事をして、宿舎に戻ります。
2009年01月12日
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スウェーデンでは、1月2日から仕事を、通常時間で始めますが、今年は2日は金曜日ということで、5日から・・・と言いたいところですが、6日はトレットンデヘリ(Trettondehelg)(クリスマスから数えて、13日目。聖書?ではこの日に東方からの三賢者がイエス・キリストの元に到着した筈?)で、休日になっています。従って、大抵のスウェーデン人の仕事始めは、今年は1月7日の筈。私は、1月6日が「仕事始め」です。しかも、日本で。日本では、3週間仕事をして、その後スウェーデンに戻って、そちらで仕事を再開します。仕事で日本一時帰国ですが、娘を同伴。何か、不真面目に思われそうですが、高校講師と研究所での研究の掛け持ちをする夫に、2人の子供を預けていくのは物理的に無理と夫婦で判断して、各自が子供1人ずつ面倒みることにした結果です。私も夫も、それぞれの母親がアシストに来てくれるので、さらに助かります。3週間ですが、成果が目に見える形で出せるよう、仕事に励んで参ります。それでは行ってきます & 暫くこのブログはお休みします。
2009年01月04日
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写真を撮ったつもりだったのですが、どこかに埋もれていて・・・。2007年1月17日、Hokio Beach/New Zeelandにおいて撮影された、Comet McNaught上の写真は、ウィキペディアから借用しています。私も、息子を出産する1-2日前(=つまり、"直前")に、ベスト・ショットを求めて、ボテ腹で自宅の周辺を歩き回っていました。マクノート彗星に関するウィキペディアの記述はこちらからです。記事を読み直して驚いたのは、発見が近日点接近の半年くらい前と、彗星の地球接近までが半年前まで分かっていなかったこと。非周期彗星だから、ハレー彗星のように76年周期で戻ってくるわけではなく、従って、軌道計算はかなり無理。それでも、2007年の大彗星と言われるくらい、近日点が近かったです。それにしても、息子の誕生日とマクノート彗星近日点接近が1日違いというのは、かなり個人的ですが、歴史的なものを感じて感慨に耽ったのを覚えています。だから、私の手で撮った写真が見つかったら、いつか、息子への誕生日プレゼントとしてあげたいと思っています。***あ、今日(1月4日、こちらではまだ1月3日ですが)の主役は、息子ではなく、夫でした(^^;)。♪~Ja, må han leva!Ja, må han leva!Ja, må han leva uti hundrade år!Javisst ska han leva!Javisst ska han leva!Javisst ska han leva uti hundrade år!~♪
2009年01月04日
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年明け早々、正直、明るい話題ってないですねぇ~。GMショックがカウントダウンと言われている昨今、GMの傘下に入っているSaabだけでなく、Volvも今後の進退が厳しいスウェーデン。関連する失業者数増加が凄いことになっています。失業者数は、継続増加中先週のクリスマス休暇週間だけで、約9000人の失業者新規登録。累計が約190,000人。去年の同じ時期の23,000人を大幅に越えてしまいました。科学研究者といえども安定した職業とは言えないのに、この極寒経済状況の中、今後どうなるかさえ、見通しがつきません。せめて、今年1年、今の仕事が続けられますように!・・・文脈から、全然関係ない(・・・とも言えないかも知れない)のですが。ヴェステロース(Västerås)・メーラレン(Mälaren)湖にて。救助隊出動スウェーデン人でさえ、氷がスケートに堪えうる十分な厚さかどうか、分からないのです。・・・と言うか、遠くへの行楽を差し控えて、近場で楽しめることに移行している傾向はここでも見られます。(十分でないけど)氷結している湖でスケートを楽しもうとした人が殺到し、この日だけで、(写真の湖だけに限って)20人近くも湖に落ちて、救出してもらうハメになったそうです。・・・うーん、暗い話が続いたので、〆は(物理的に)明るい話で。真珠母雲(しんじゅぼうん)。2005年11月15日、職場(研究所)の屋上にて撮影。真珠母雲の生成過程にも諸説があって、まだはっきりしたことが言えません(どちらかと言うと温暖化ガスとの関連が強いと言われています^^;)が、見ているだけで見とれてしまう、綺麗な雲だと私は思います。
2009年01月03日
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別に、マラソンや駅伝のことを書くわけではありません。気づいたら、キルナでの極夜は終わっていました。昨日(元旦)は、日の出:11時27分、そして、日の入り:11時57分。今日のキルナの天気・天文ファクター今日は、16分43秒も日が長くなっています。これって、"体感・実感"できる時間なのです。日本では、元旦のことを別名新春って言いますが、キルナにあると新年を迎えた途端、"春に向かっている"って、名実ともに体験できるので、まさに"新春"だと思っています。どうでしょうか?
2009年01月02日
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夫は年明けた早々に誕生日(アイザック・ニュートン卿と同じ誕生日)を迎えます。それからちょうど1週間後に、息子も誕生日を迎えます。その日で、2歳になります。(しみじみ~と)子供の成長は、本当に早いものです。息子の誕生日には、残念なことに日本にいて、一緒にお祝いをしてあげられません。去年(2008年)の娘の誕生日の時も、日本ではなかったけど、仕事のために独りでキルナに残っていたので、一緒にお祝いをしてあげられませんでした。なんか、酷い母親ですね・・・。3週間の日本滞在が終わってスウェーデンに戻ったら、いっぱい遊んであげようと思います(とにかく、ママっ子なので、私といつでも遊びたがります^^;)もうすぐ2歳になる息子、最近富に、プレ言葉が増えています。以前のように、ぶらぶらと音だけを発していたのが、明らかに"形"になってきています。男の子は、女の子に比べたら言葉が遅いことが多いと言われていたので、音しか発しなかった息子の成長を心配したことはなかったですが、それでも、言葉らしきものを話すのを聞くのはやはり嬉しいことです。義母にも、(私の夫のことで)「2歳を過ぎるまで、言葉らしい言葉は話さなかったのよ。でも、その後は凄い勢いで(言葉の)発達が見られたのよ」と聞かされていました。立っち(ぃ)ボッタ(borta、"無くなった"とか"消えた"の意味)熱っち(ぃ)ファーファー(farfar/ファルファル、父方のおじいちゃんの意味)マーマー(farmor/ファルモル、父方のおばあちゃんの意味、娘も最初は"マンモ"と言ってました)オーオ(åka/オーカ、最近ソリ乗りにハマっているので、"ソリ乗り"のことに特化しています)ばーん(服を脱がす時に"ばんざいして"と言うところから)ばぁ~("いないいない、ばぁ")寝んねないない("片付けした"とか"元に戻した"の意味)オッター(åtta、"8"の意味、もしくは"みつけた!あったー"のつもり?)ティッタ(titta、"見て"とか"ほら!"の意味)・・・まだまだありますが、以上は息子の「(ほぼ)定着してきている」言葉です。私がいない3週間でさらに言葉が増えるような気がしています。それを見逃してしまうのか、、、と思うととても残念です。毎晩、電話かけよっと!
2009年01月02日
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まずは、2009年、明けましておめでとうございます今年もよろしくお願い致します。ところで、、、うーん、まだ鼻詰まりが酷いです。夜更かし(家族に付き合って、gott nytt årを言うため)は良くないですね。・・・さて・・・、今から4年前の大晦日から新年にかけて、和(Yasuragi)・ハッセルウッデン(Hasseludden)(以下、"スパホテル")と言う、日本風スパ(兼ホテル)に滞在したことがあります。当時、ストックホルムはもちろん、スウェーデン全国的に人気と評判があった(or 出て来た?) 徹底的に「日本風旅館」をイメージしたところなわけでしたが、ここへの滞在は、義両親から私達夫婦へのプレゼントとして頂いたものでした。車でないと簡単にアクセスできない場所でしたが、いい場所にあったのは確かです。ところが、スパホテルとしてリニューアルされる前は、どこかの大きな労組が持つ、共産党的なモノトーン(=コンクリート打ちっ放しで、北欧デザインのイメージからほど遠い)の建物だったのを、基礎としてそのまま使っているので、なーんか、旅館をイメージしたという割には違和感がいつまでも拭いきれなかったのを覚えています。しかも、1. 日本式風呂が付属したスパに入るには、事前に風呂の入り方の「説明」を受けなければならない(日本人であっても関係なし!)、2. 大晦日ディナーは"西洋風"(かつ、ゲスト全てが揃ってから始められる形式)なのに、みーんなスパの揃いの浴衣(+スリッパ)を着ている。(何か、異様な感じがしてました)総体的には、いいスパホテルだったと思いますが、ダメ押しは、夫婦共に風邪の兆候があった時にいったので、スパに入ってマッサージを受けたりヨガをしたら、gott nytt år!をして部屋に戻った途端、高熱で2人ともダウン。チェックアウト時刻の直前ぎりぎりまで寝込んでしまいました。・・・風邪をひいている今、花火を見ながら、ふと思い出しました。唯一幸いだったのは、娘(当時6ヶ月)を同伴しなかったことでしょうか。。。夫婦水入らずで過ごせるプレゼントはとても嬉しかったけど、もう、スパは勘弁!(^^;)と思っています。
2009年01月01日
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黄昏のことは、誰そ彼とは知っていましたが、明け方が、彼は誰(かれはたれ)時(どき)と言うのは、初めて知りました。また、明け方=ブルーアワー(blue hour)、黄昏=マジックアワー(magic hour)またはゴールデンアワー(golden hour)とも言うらしいです。数日前に知り合いのやっさんに質問を受けたのですが、まずは、リンクしたサイトをご覧ください。今日のボーレンゲ(Borlänge)、天気・暦ファクターこのサイトにAstronomyと言う項目がありますが、Twilightが日の出前と日没後の両方を指すことも実は初めて知りました。ところで、ここにCivil、Nautical、Astronomicalの3別で日の出・日の入りが記されていますが、アストロノミカルが一番分かりやすく、6UT(universal time)が日の出、18UT(universal time)が日の入り。スウェーデンはイギリス・グリニッジ(UTの起点)より東にあるので、ボーレンゲでは17分早い日の出で、15分早い日の入りを迎えるわけです。微妙な差(2分)は、地軸の傾きによるものです。さて、シヴィルとノーティカルですが、シヴィルと実時刻(actual time)が約1時間ずれていることから、夏冬時間の区別がついていないのは分かります。あと、1時間からのずれが1-2分であることから、観測点の地理(+夏冬時間の1時間差)を考慮した理論的日の出・日の入りだと予想されます。ノーティカル(sea level)ですが、これは文字通り海抜ゼロ・メートル基準から、日の出・日の入り時刻を再算出したものと考えられます。ボーレンゲは内陸にあって明らかに海抜がゼロより上なので、水平線での日の出・日の入りからは遅れる(日の出に対して)・早まる(日の入りに対して)わけです。それにしても、実時刻より1時間近くも早い・遅いなんて、考えたこともありませんでした。***昨日、長距離スケートのことを書いたばかりですが、今から、義父と夫がその長距離スケートに出かけます。日本でいう師走とは違って、暢気な感じですよねぇ~。私は、、、風邪が悪化してしまいました(^^;)。季節と言えば、ブログお友達のぺぱこかさんにも指摘されましたが、ここ数日間、気温が北高南低になる、おかしな状況が続いていました。キルナでプラス気温なのに、上空に高気圧の中心が居座っているダーラナ地方が一番寒い。ダーラナ北西部のセーナ(Särna)で昨日全国最低のマイナス24度でした。こんな寒い中、風邪が治りきらないまま外出したりするから、結局悪化したようです。今日は、大人しく、子供達の室内遊び監督に徹します。***それでは、皆様におきましては、佳いお年を迎えられますよう、心より願っております。Gott Nytt 2009!
2008年12月31日
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日付を見たら、もう、12月30日だったのですねぇ~。いい加減、(年明け早々日本で予定している)仕事の前準備をしなければ・・・。とは言え、今日はどうしても外せない用事があったので、義母と一緒に子供達を連れてKupolenまで買い物に行きました(夫も同伴)。1. 元旦の夕食は、私が作ることになったので、その材料を揃えなければ。数年前に、義両親に和風プレゼントをした時に同時に(スウェーデンで)購入した本:SUSHIの中のレシピを使って、寿司を作ることにしました。2. 1ヶ月くらい前に、携帯電話(夫婦共有。使っていたのは夫でも、名義は私の。)を失してしまったので、年明け早々に誕生日を迎える夫に、新しい携帯電話をプレゼントすることにしました。Nokia18ヶ月の契約電話とすれば、Telia(日本のNTTみたいなものです)間の通話はrefilカードのものより安くなるし、3Gなので日本でも使えると言うことで、年明けから1ヶ月は私が日本に持っていって使うことにしました。夫への誕生日プレゼントなのに、です(^^;)。3. ここまでで"登場"していない義父。家に残って孫達のお守りは御免!とばかり、さっさと友人と連絡を取り合って、私達が買い物に出かける同じ時間帯に長距離スケート(långfärdsskridskor、ロングフェーツスクリー(ド)スコール)に出かけてしまいました。行く先は、もちろん、ルン(Runn)湖。長距離スケート用の靴とスケートこのタイプの靴は、山スキー用の板にも使えるものです。フィギュア・スケーティングやホッケー用とは違いますよぉ~。1週間くらい前に、アビスコ(Abisko)に住む友人が、「トルネ湖(Torneträsk、トルネトレスク)で長距離スケートをしたよ!」と電話をしてきました。うーん、長距離スケート、久々にやりたいぞぉ~!下のリンクは、友人よりも早く、ちょうど10日前にトルネ湖で長距離スケートをやった人のレポートです。ただ、極夜の真っ只中、滑れた時間は2-3時間くらいだった筈。トルネ湖での長距離スケート
2008年12月30日
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最近、スノウ・レーサー(またの名をシェルケ/kälke、プルカ/pulka、ボブ/bobと言います。関連記事はこちらから)にハマっている息子君。おとといは丘・ソリ滑りを1時間やった後で、スノウ・レーサーから降りようとしない息子に、(義両親の)家の廻りをさらに1時間近く、スノウ・レーサー(ソリ)引きをさせられました(苦笑)。ただ単に座っていて何が楽しいのかなぁ~と思っていたら、「デール(där、"あっち"の意味)、ブッブー!」ブッブーは、息子語で車のこと。近所の車庫前に並ぶ、いろんな車を見たかったらしい!息子は、車や電車、飛行機の類がとにかく好きで、当然、クリスマス・プレゼントにBrioのミニチュア鉄道セット(järnvägsystem)をもらいました。夫もミニチュア鉄道・大好き!人間なので、夫の(子供時代の)ものと合わせて、居間全体を占めてしまうほどの量になってしまいました(^^;)。将来、我が家のゲスト・ルームは、子供のどちらかの部屋になるか、ミニチュア鉄道に占められてしまうか、時間との競争になるでしょう・・・。ところで、今日は、SLU(Sveriges lantbruksuniversitet, Uppsala)に勤める夫の従兄弟とそのサンボ(獣医さんの卵)が、彼ら(従兄弟と彼の妹、そして夫)共有のサマーハウスに行く途中に、義両親宅に寄ってきました。2人とも犬にかかわる仕事をしているので、それぞれが各自の犬を持っていて同伴してきましたが、息子の、狂喜したこと!。娘は、中型犬以上には絶対に近づきません。私の実家にいる小~中型の柴の雑種でさえ怖がります。が、息子君、誰に似たのか、例えそれがドーベルマンやボクサーでも、どうにかして撫でたい一心で近づこうとします。私の実家のお隣さんは、警察犬を訓練する訓練士さんなのでシェパード犬を何匹か飼っていますが、(歩き始めて間もなかった)息子は、家を抜け出して触りにいこうとしたらしいです(夫談)。同じママの、姉弟でも、こんなに違うものか!と、子育てをしながらいつも感心しています。(余談:私は犬を飼っていた経験がありますが、夫は無いので、我が家ではまだ当分犬を飼う予定はないです。息子はさぞかしがっかりするでしょう)
2008年12月30日
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クリスマス料理の「デザート」には、さまざまなヴァリエーション、特に、各家族毎に特別なレシピによるものもあるでしょう。デザートに限りませんが、フィーカ(fika、お茶やお茶をする時間)の「お菓子」(特に、ゴーディス/godisと呼ばれるものに限った場合)として、我が家(正確には、義母が得意とする)の代表は、ラディオ・カーカ(radiokaka)です。ラディオ・カーカはこんなものこれは、イース・ショクラード(ischoklad、ice chocolate)の応用形です。チョコレート(か、そのミクスチャー)とヤシ油から作るのがポイントです。名前の由来は、旧き良き時代のラジオの、音が出てくる部分に似ていることによります。材料ヤシ油(固形のあればベター) 250g卵 2個粉砂糖 3dlカカオ 1dlクッキー 例えば「マリー」とか「フィンガー」 適量作り方 1. ヤシ油をゆっくり溶かして、急激に冷やさないよう気をつける。2. 卵と砂糖をよく泡立てる。3. 2.にカカオを混ぜる。4. "人肌"温度になったヤシ油を3.に注いで粗みが残らないようによく混ぜる。5. ケーキ型(パウンド・ケーキのものがベスト)に(漏れがないように)油紙を敷いて、一番下にチョコレート・ミクスチャーを流し込む。6. その上にクッキーを並べる。7. 5.と6.を繰り返す。8. 7.が終わったら、型を冷蔵庫に入れ、出来れば、チョコレート・ミクスチャーが完全に固まるまで1日は冷蔵庫に置いておく。写真のように、カットして盛り付ければ出来上がり。イース・ショクラードは、クッキーを間にはさまないだけで、作り方は一緒です。チョコレート・ミクスチャーを流し込むのは、ケーキ・フォームでなく、アルミ箔カップが良いでしょう。材料さえ揃えば、簡単に出来ます。スウェーデンの伝統的な、クリスマス・デザートを、どうぞお試しあれ!
2008年12月30日
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今日は、子供達を連れて、義両親のサマーハウスがあるルン湖(Runn)・シヴネッベン(Kivnäbben)(注)に行きました。義父が、ルン湖のこの辺りの氷の状態を知りたいのと、一日のうちソリ滑りのために1-2時間だけしか外に出ない子供達を長時間外に連れ出そう、と言うのが目的。義両親の自宅があるところではマイナス4度だったのに、サマーハウスのあるところではマイナス12度!しまった!ズボン下(アンダーウェア)はいてくるんだった!!!と思っても後の祭り。子供達には"暑いかな?"と思うくらい着込ませてきたのは正解で、それは、せめてもの救いでした。ほとりにサマーハウスが建つルン湖とその周辺は、厚さが10-15cm以上のしっかりした氷が張っていて、車をとめた場所からサマーハウスまで、ずっと凍った湖の上を歩いて行きました。息子はソリから動こうとせず、でしたが、娘は完全に氷結した湖が珍しくソリには乗りたがらずずっと歩いていきました。氷上も、場所によってはマイナス12度以下のところがあっても、息子はじーっとソリに座ったまま。たまに、垂れてくる鼻水を何回(トータルで何百回!)拭いても、ソリから動かず。ソリから下りたのは、お姉ちゃんと遊ぶ時と、グスタフ・コルヴ(Gustafkorv、ダーラナでは一般的なソーセージ)を(外で)焼いて食べる時だけ。まぁ、子供達は、氷上遊びに非常に満足したようなので、今日の外出は「成功」だった訳です。注シヴネッベンには、ご近所さんにヴィーカゴーデンス・ヴァンドラールヘム(Vikagårdens Vandrarhem、個人経営のユース)があって、夏などはヨーロッパ各地からの旅行客で賑わっています。
2008年12月28日
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