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2022.04.03
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カテゴリ: 探訪
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総門前 に立ちますと、正面突き当たりの 白い築地塀の前に桜 が咲いています。
1月に訪れた時と雰囲気が一変。「 春風咲万花 (しゅんぷうばんかさく)(資料1)
総門が開いていると、三門までの境内地は自由に拝見できますので、 放生池周辺と三門前の景色を眺めに 入りました。
総門を入ると右側(南側)に「放生池」があります。
今回は池を反時計回りに巡って、三門前に行くことにしました。
放生池の北西側からの眺め

放生池の西辺に立ち、池越しに三門を正面から眺めて


放生池の北東角方向に目を転じた景色
池傍の桜


放生池を南東方向寄りに眺めた景色

放生池から背後を振り返り、 境内の小径と道路に面した築地塀の間にある池と傍の桜

南の方が少し高くなっていて、こちらの小池にせせらぎの水が注がれてきます。


放生池の南西辺からの眺め

放生池の南辺沿いに歩み、南東角を回り込むと、南には 塔頭天真院の門 が見えます。



桜の木の傍が憩い所になっています。 切り株に花々のご接待 。いいですね・・・。


桜を満喫いたしましょう

天真院の山門は、萬福寺の総門と同じ形式です。
延宝7年(1679)にこの場所に建立され、了翁禅師の開基です。 (資料2)
拝観できない塔頭ですが、門前付近は「萬福寺細見」の折にご紹介しています。


桜一木  視点を変えると雰囲気も動きます。


三門の前、放生池の東辺から眺めた景色 
1月には閑散としていた萬福寺にも、桜が咲くと、参拝者か観光客かは定かではありませんが、三々五々、三門を通りすぎます。三門を傍で撮るのをやめました。


三門の北側に位置する 松隠堂の築地塀と屋根を眺めて



人を撮らずに、三門と桜を撮りたいと・・・ ・。

桜の枝を主に、南に天真院の門を眺めて


総門を入り、参道を真っ直ぐに歩めば、この 大きな山内案内図 があります。

            その傍に、 「放生池」の駒札 が立っています。

池の北辺から池の東辺と南辺を眺めた景色

放生池を反時計回りに一周してきました。


最後に、総門の内側に位置する 塔頭萬寿院の山門 を眺めて終わりです。
こちらも延宝3年(1675)この場所に建てられた塔頭で、第2代住持・木庵禅師の開基です。 (資料2)

今回は「萬福寺細見」の折に訪れなかった 萬福寺の周辺に所在する塔頭巡り です。

つづく

参照資料
1)『禅ごよみ365日』 枡野俊明著 誠文堂新光社  p103
2)『最新版フォトガイドマンプクジ』 大本山萬福寺発行 p43

補遺
黄檗宗大本山 萬福寺 ​ ホームページ
放生池 ​ :「コトバンク」
現代の生活に根付く隠元禅師の教えと黄檗文化 ​:「九州と諸外国の交流ストーリー集2019」
了翁道覚 ​ :ウィキペディア
木庵性瑫 ​ :ウィキペディア

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探訪 宇治市 黄檗山萬福寺とその周辺を巡る -1 宇治川岸から萬福寺総門前 へ

こちらもご覧いただけるとうれしいです。
スポット探訪 宇治市 黄檗山萬福寺細見 -1 総門と門前点景
  14回のシリーズでご紹介。




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Last updated  2022.04.03 10:36:08
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