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2023.11.26
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カテゴリ: 観照
=== 2023.11.11 ===
南の空
9時50分過ぎに 撮りました。青空を引き立たせる類の雲が浮かんでいます。
南西方向の空
西方向の空
頭上の空
東方向の空
稜線の上空もいつものどんより感がなく、青空を背景に 様々な雲の姿がいい感じ です。

東方向の空
15時5分過ぎに 眺めると、普段の午前中によく見る感じのどんより感のある曇り空に変化していました。
南の空
            南方向もまた雲が張り出しています。
南西方向の空
西方向の空
頭上の空
しかし、雲の形としてはおもしろさを感じます。まだ青空は少し見えます。

南の空
17時15分頃に 撮りました。はや近くの家々から灯火が見え始める時刻になっています。
日の入りが早くなっています。白鼠色の雲が空を覆い、どんよりとした感じ・・・。
南西方向の空
西方向の空
頭上の空
東方向の空
稜線上の雲の形には大きな変化は見られません。横雲が重なるようにして空を覆い、その色は南の空の雲よりも濃く銀鼠色です。

=== 2023.11.12 ===
南の空
朝から曇り空。講演会の聴講を機会にちょっと探訪を兼ねて早めに出かけましたので、雲を取り忘れました。帰宅後、 16時45分過ぎに 撮りました。朝から変わらず、この時もくもり空が続いていました。
南西方向の空
西方向の空

西の遠くの空では夕焼け が見えます。 ズームアップして部分撮り 。電線が邪魔!

            相対的に近い距離の雲も 一部夕映え が見えます。
東方向の空

くもり一時小雨ありという天気の一日でした。

​=== 2023.11.13 ===​
南の空
9時25分頃に 撮りました。朝から曇り空。
南西方向の空
西方向の空
東方向の空
どの方向も、空一面を雲が覆っています。全体的にメリハリのないのっぺり感のある雲です。

東方向の空
17時過ぎに 撮りました。
南の空
南西方向の空
西方向の空
頭上の空
最近比較的よく見るようになった空模様。 夕暮れ時の空の色合いという感じ です。
雲があるようには見えません。天気は晴れ方向に変化している様に見えます。




さて、雲がたりを続けます。
真民さんの全詩集第4巻に移ります。この巻一冊が詩集「念珠集」です。
                      (参照『坂村眞民全詩集 第四巻』大東出版社)

この詩集は 「詩心決定(ケツジョウ)」と題する詩から始まります 。巻頭の短い詩の引用から始めます。

 たんぽぽや
 四国は詩国
 生きどころ

 へんろ路(ジ)や
 仏島四国
 死にどころ p3

雲が最初に詠み込まれた 詩は「空っぽ」 です。その第一節に出て来ます。第一節を引用します。
その文脈がお解りいただけるでしょう。

 なんでも空っぽなのが
 一番いい
 おなかも空っぽ
 さいふも空っぽ
 そんな時は
 春の雲のように
 軽くなって
 どこへでも
 飛んでゆきたくなる p15

春の雲が軽やかさを象徴しています。この行だけなら意図が通じないことでしょう。

「なんというさわやかさだろう」と題する詩 に、雲が出てきます。

 外は重い雨雲で
 今にも雨が落ちてきそうなのに
 私の心は実に軽く
 さわやかである      こんな詩の文脈で出ています。   p19

「太陽と雲と歌と」と題する詩 の2ヵ所に出てきます。題にも雲が入っています。

 太陽に向かって
 新しい年の雲に叫ぼう
 小さい国だけれど
 大きな夢を持って
 原水爆にけがされた雪を
 地球上から払いのけてしまおう p22

 1964年の喜びの歌をうたおう
 光りたなびく雲に向かって
 平和と幸福とを勝ちとる
 新年の歌をうたおう p22

1964年についてですが、詩の中に 「ことしはアジアで初めてのオリンピックが/ この東海の国で開催される記念の年だ」 という詩句があります。
真民さんは、原水爆の悲劇・悲哀についての詩をいくつも作詩され、平和の希求を詩に託されています。

「柳井田の里」と題する詩 に出てきます。真民さんはこの地で仮り住まいされたそうです。最初に付記されています。

 太陽は麦の穂に光り
 あかねの雲が
 わたしを燃やす p47

「わが詩の心」と題する詩 の冒頭に、雲が詠み込まれています。

 日の出る直前の
 雲の美しさ
 出初めた日の
 ういういしさ p48

「石笛」と題する詩 に出てきます。これは全文引用します。

 石笛の音は
 かすかなり
 かすかに
 天にひびき
 地にひびき
 もろもろの雲を誘いて
 わがもとにきたる
 ああ石笛を吹けば
 われのまわりに
 あの世の人も来たりて
 聞き給うなり
 近くに寄り給え
 冬の夜明けは寒きなり
 寄り給え
 寄り給え p55

全詩集には、石笛を詠んだ歌がけっこう出てきます。石笛を愛用されていたようです。



雲の変化に戻ります。

=== 2023.11.14 ===
南の空
15時25分過ぎに 撮りました。午前中は撮り忘れ。朝から晴れです。
ひつじ雲でしょうか。時折にしか見られない雲の形です。
南西方向の空
西方向の空
頭上の空
東方向の空
稜線間近に横雲が広がってみえますが、その上空は青空が広がっています。

東方向の空
17時10分過ぎに 撮りました。曇り空に変化していました。雲の形は動きを感じさせます。
南の空
南西方向の空
西方向の空
頭上の空
いずれの方向も雲、雲、雲です。

晴れのちくもりの一日でした。

つづく

補遺
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  ​ 坂村真民について
タンポポ ​   :ウィキペデキア

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こちらもご覧いただけるとうれしいです。
    ​ ベランダから見た雲の変化と雲がたり 掲載記事一覧表





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Last updated  2023.11.26 18:22:10
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