2003年11月07日
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【ゴミ箱の中の花】の続き

その後、自分を忙しくして、今日(11/6)の
アブラハムの牧場(男達の聖書勉強会)をサボって
抜けようと思っていた。
(今日の牧場は、こんどの礼拝の奉仕讃美の練習である。)
牧者(牧場の導き人)から電話を頂きながらも・・・
なんだかんだと用事を済ませてゴタゴタと時間を
費やしていた。
そして「もう牛久まで行くのは無理だと(千葉から茨城
までだし)」との自分の納得出来る口実を作ろうとしていた。
約束の時が過ぎる中で長女を長女が通っているプールまで
迎えに行くと娘に「アブラハムに行きなよ」と言われる。
何故かその口調は私の期待を呼び起こす声に聞こえて、
思い切って出かけた。
牛久に行くと何時もの場所は真っ暗で車も無ければ人気も無い
牧者(牧場の導き人)の携帯に折り返すように電話を入れると
「新会堂(アガペーチャペル)で今日はおこなっている。」と
言われた。
(筑波か・・・益々遠い)
Uターンして帰りたい心境(しんきょう)にケジメを付けて
教会(アガペーチャペル)へと車を進める。
暗いハイウェーにハレルヤやと怒鳴りながら、今日の次女の
健気(けなげ)な姿を思い起こして・・・
クシャクシャの古びた新聞紙に包まれた、乾いて色褪せた
(いろあせた)紫の花束を大切そうに抱え込んで、「捨てられて
可哀そうだからゴミ箱から拾ってきたの」と言う・・・
私の心を悟って(さとって)なのか「パパに上げる」と
その枯れて乾いた花束を私に差し出してくる。
その純粋な仕草が私のほこりだらけの薄汚れた心には、
とても受け止められずに辛かった。
水気の無い心には乾いたその花は受け入れる器が無かった。

教会に着きスグに帰る積りだった。
お店に電話を入れると妻と長女が
「こっちは何とかなるからゆっくりしてきなさいよ」と言う。
讃美歌の練習をしていると妻と子供達のそんな優しい
温もり(ねくもり)が暖かく(あたたかく)一つ一つ理解できる
ようで何だかとても微笑ましくも嬉しくなって主に感謝した。
一粒の水滴に気が付き・・・
家に帰り着くとPM11時をもう回って12時になろうというのに
長男四歳が夜更かしして起きていて、玄関口まで飛んできて、
「パパお帰り、美味しいお土産ある???」と
満面の笑み(まんめんのえみ)を浮かべ喜びにクシャクシャの
顔で飛びついてきた。
そして私は「今日の学びは!!!」この家族の「愛」なのだと
悟らされた。
主の導きに感謝して・・・エーメン






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最終更新日  2003年11月14日 19時27分13秒
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