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September 29, 2024
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カテゴリ: 天文
 1.ダイオウイカ釣りに挑む 

  9月に入り曇り空が続きます。そんな中、無謀にもダイオウイカ星雲の撮影に挑戦してみることにしました。挑戦と言っても 1)淡い対象と言われているがどの程度の淡さなのか、2)画角はどの程度になるのか、などの当たりを付けるための予備撮影です。撮影はまだ完了していませんので、途中までの報告になります。

  ダイオウイカ星雲は非常に淡いと言われているので、明るく、集光力の高い Quattro 150P + 専用レデューサー(最終焦点距離 f=518mm, F=3.45)の鏡筒を使うことにしました。焦点距離が大きいので、ダイオウイカ星雲が画角にきちんと収まるかも予備撮影の目的でもあります。 


  使用した機材や、撮影条件は次の通りです。

  ・撮影日時:2024/9/6, 7, 20
  ・撮影場所:南関東市街地・自宅庭
  ・鏡筒:SkyWatcher Quattro 150P + 専用レデューサー(最終 f=518mm)
  ・カメラ:ASi294MM Pro (Gain: 300, 冷却:0℃)
  ・露光時間:420秒
  ・赤道儀:ZWO AM5

  ・ガイドスコープ:SVBONY SV305(f=120mm)
  ・ガイドカメラ:ASi120MM Mini
  ・マウント制御:ASiair Plus


                       使用した機材





 2.総露光時間と釣果の関係 





                     総露光時間に違いによるダイオウイカの解像度



  10時間くらいの露光が必要であることがわかりました。


 3.約13時間露光でのダイオウイカの画像 

  3日間での撮影を画像処理したものが下の写真です。

                 OIIIフィルターでのダイオウイカ星雲
  撮影日:2024/9/6, 7, 20 撮影地:南関東、自宅庭。鏡筒:Quattro 150P + 専用レデューサー ( f=518mm)。マウント:ZWO AM5。カメラ:ASi294MM Pro (Gain: 300、冷却:0℃)。フィルター:2インチ SVBONY OIII (5nm)。ガイド鏡:SVBony SV305(f=120mm)。オートガイド:ASiair Plusを使用。ガイドカメラ:ASi120MM Mini。420秒露光で合計113コマ撮影。画像処理:113コマのライトフレームをPixInsightで処理(FBPP, ABE, HT, NXT, BXT)。






 4.あとがき 


1.何とかダイオウイカの姿を見ることができました。やはり淡くて10時間くらいの露光が必要であることがわかりました。

2.ASi294MM Pro を使う場合、焦点距離が500mmの鏡筒ではダイオウイカ星雲の全体像を捉えるのは難しいこともわかりました。焦点距離は、150-250mmくらいが良さそうです。


























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Last updated  September 29, 2024 04:50:15 PM
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