活き活きPC&園芸三昧

活き活きPC&園芸三昧

Shopping List

今回、ロマネスコの種を探して、IVY様が販売しているダ・ヴィンチにたどり着きました。種まきは、まだなの… [ >> ]
厚手タイプということで購入した。 バイクカバーなので屋外で使用した。 しかし、1年間経過したら、 ・雨… [ >> ]
November 22, 2024
XML
カテゴリ: 天文
 1.超新星が多く生まれる花火銀河を観望し撮影する 

  今回は、ケフェウス座にある、いかにも活火山のように「活発に活動している」ように見える銀河である花火銀河(NGC6946)をライブスタックで観望し、裏で撮影しました。ライブスタックは、5分間露光と長めの露光です。

  使用した機材や、撮影条件は次の通りです。

  ・撮影日時:2024/11/8, 11/11
  ・撮影場所:南関東市街地・自宅庭
  ・鏡筒:SkyWatcher SkyMAX180(最終 f=2,700mm)
  ・カメラ:ASi294MC Pro (Gain: 280, 冷却:-15℃)
  ・露光時間:300秒
  ・赤道儀:ZWO AM5
  ・フィルター:2" Kenko ASTRO LPR Type2

  ・ガイドカメラ:ASi220MM Mini
  ・ガイドおよびマウント制御:ASiair Plus



  撮影の様子は、下の動画にもまとめています。


            花火銀河のライブスタックと撮影(写真をクリックすると動画へ飛びます)






 2.花火銀河のライブスタックと画像処理 


  ライブスタックは期待以上の解像度の良い観望ができた。ASiairでのライブスタックは、バイアスを加えると赤味が強くなる傾向にあります。ASi294MC Proではアンプグローが強く、ライブスタック時にはダークを引く必要があり、ダークを入れるとバイアスが必須となるため、赤味の画像は避けられません。


                   41回スタック後のライブスタック像



  画像処理後の画像は下の様になりました。


                      花火銀河の最終画像
  撮影日:2024/11/8, 11/11。 撮影地:南関東、自宅庭。鏡筒:SkyMAX180 (f=2,700mm)。マウント:ZWO AM5。カメラ:ASi294MC Pro (Gain: 280、冷却:-15℃)。フィルター:2" Kenko ASTRO LPR Type2。ガイド鏡:EVOGuide EDII(f=240mm)。オートガイド:ASiair Plusを使用。ガイドカメラ:ASi120MM Mini。300秒露光で合計82コマ撮影。ダーク:5コマ、フラット:20コマ、バイアス:50コマ。画像処理:82コマのライトフレームをPixInsightで処理(FBPP, ABE, SPCC, HT, NXT, BXT)。






 3.あとがき 

  2023年11月にも花火銀河を撮影していました。その時の機材や条件はほぼ同じ。異なる点は、冷却が -10℃ → -15℃、フレーム数が 41 → 82、Gain が 200 → 280 のみが異なっています。


                   前回撮影の花火銀河
  撮影日:2023/11/19 撮影地:南関東、自宅庭。鏡筒:SkyMAX180 (f=2,700mm)。マウント:ZWO AM5。カメラ:ASi294MC Pro (Gain: 200、冷却:-10℃)。フィルター:2" Kenko ASTRO LPR Type2。ガイド鏡:EDII(f=240mm)。オートガイド:ASiair Plusを使用。ガイドカメラ:ASi120MM Mini。300秒露光で合計41コマ撮影。ダーク:5コマ、フラット:20コマ、バイアス:50コマ。画像処理:41コマのライトフレームをPixInsightで処理(FBPP, ABE, CC, HT, NXT, BXT)。















お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  November 24, 2024 07:42:19 AM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: