バングルスは80年代に一世を風靡した女性4人組のガールズ・バンド。各メンバーが曲作りに参加し、基本的にはスザンナ・ホフスがヴォーカルを取るが、他のメンバーがリード・ヴォーカルの曲もあった。ポップでありながら、ストレートなロックサウンドもあり、どこかサイケな部分を残した曲も多く、とりわけ最初の2枚のアルバム(1984年の『気分はモノクローム(All Over The Place)』、1986年の『シルバー・スクリーンの妖精(Different Light)』)がすぐれているのだが、これらは別の機会に紹介することとして、今回は"一曲集中"で名曲を取り上げたい。