ドン・ヘンリー(Don Henley)は、1947年テキサス出身のドラマー、ヴォーカリスト、ソングライター。イーグルスのオリジナル・メンバーで、ドラムを担当すると同時に「ホテル・カリフォルニア」(この曲の過去記事はこちら、同名アルバムの過去記事はこちら)をはじめとするヴォーカルでも知られる。イーグルス解散後は1982年、1984年と順調にソロ作を発表し、3枚目のソロ・アルバムとして1989年に満を持して発表したのが本作『エンド・オブ・ジ・イノセンス(The End of the Innocence)』であった。今までのところ、彼のソロ作(その後2000年にもう1作リリースしているので計4枚、ベスト盤は除く)のうち最も売れたアルバムでもある。結果的に、1984年に続きこのアルバムでもグラミー賞ベスト・ロック・ボーカル(男性)部門を受賞した。
1. The End of the Innocence 2. How Bad Do You Want It? 3. I Will Not Go Quietly 4. The Last Worthless Evening 5. New York Minute 6. Shangri-La 7. Little Tin God 8. Gimme What You Got 9. If Dirt Were Dollars 10. The Heart of the Matter